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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2014年2月16日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】黒ユリ賞(BG2)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  また3週間ぶりです。続き物を書いていると、いくら間隔が開いていても、それなりにプレッシャーがあるものです。ましてやこれが仕事や普段の生活と直結せず趣味の範囲内となるとなおさらです。逆に言うと追われているから続けられるということもあるのかもしれません。ごく少数だとしても楽しみにしてくださってる方がいるのなら、どんなことがあっても続けたいと思うものです。それは本欄もそうだし、メインのホームページもそうです。気まぐれですがよろしくお願いします。
  この間は、特に関東方面で2週続けて記録的な大雪になりJRAの日程も大きく変更になりました。普段雪の少ないところに住んでいると、たまに雪が降ると楽しいものでしたが、これほど繰り返し降るとさすがにイヤになりますね。何が困るって日常生活が乱れるのがいちばん困ります。日程変更を余儀なくされた競馬関係者の方々の苦労を察します。
  ソチ五輪も盛り上がってきていますね。夜中が中心なのであとで結果を見て知ることが多いのですが、出だしはどうかな?と思ったのですが、スノボの平野選手、平岡選手、ノルディック複合の渡部選手をメダルを取り、そして羽生選手の見事な演技での金メダルでさらに盛り上がりました。一方では、モーグルの上村選手やジャンプの高梨選手などは惜しくも4位。もちろんベストを尽くしての結果だからそれはしょうがないですよね。健闘に拍手です。後半戦も応援いたしましょう。
  さて、少し他の話題もしたところで(こんな調子で書いていくのがこの欄のめざすところです。)ばんえいですが、前回の結果はご存知のとおり撃沈。本命にしたアアモンドマツカゼは4着。この欄で「4着ぐらいにとどまる可能性は大いにあるのだが・・」と書いたのがピッタリ当たってしまいました。一緒にするのも失礼ですが、愛子さんや沙羅ちゃんの気持ちがわかる結果でしたww。
  気を取り直して、次の重賞は3週間ぶり、2月16日黒ユリ賞(BG2)です。明け3歳牝馬の一戦です。では早速見て参りましょう。

はむ!のばんえい予想
2014/02/16-10R 第39回 黒ユリ賞(BG2)(18:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (9)キサラキク
○ (3)アアモンドセブン
▲ (6)アサヒメイゲツ
△ (2)センゴクイチ
注 (4)キタノカツヒメ

(はむ!の見解)
  黒ユリ賞というのはばんえいでもおもしろい位置づけのレースだと思う。明け3歳牝馬の戦いということで、俗に言う「うら若き乙女たちの戦い」だ。こういう表現はJRAでも桜花賞やジュベナイルフィリーズの時などによく使うフレーズで、個人的にはあまり好きな表現ではないが、ばんえいに関しては意外にしっくりくる。ばんえいの場合は平地競馬に比べピークの年齢が高く、3歳になったぐらいではまだ成長途上で非力である。そんな中初めての640kgという普段より100kg程度重い荷物を引っ張るわけだから、相当過酷な条件といえる。
  一方、この時期はまだ力量にそれほど大きな差が出ずに接戦になる場合が多い。今回も抜けた存在の馬がいないため、混戦が予想される。さらに、雪の影響で馬場が軽くなることが予想され、これが混戦に拍車をかけている。
  こういう時は、オッズなどに左右されず、自分の勘を頼りに予想していくしかない。
  中心にはやはりキサラキクを置きたい。牡馬の最上位クラスとの対戦でも常に互角以上に戦ってきており、完成度も高い。先行タイプながら接戦にも強く、障害も苦にしない。今回のメンバーではやはり格上感がある。あとは体調面だが、これまで成長一途であったが、ここ何戦かは馬体重が若干減っているのは少し気になるところ。ただ、極端な減ではないし、ここを本番と見てびっしり追われていると考えれば全く問題ない範囲だろう。安定度ではno.1だ。
  2番手には悩んだがアアモンドセブンという馬の上昇度に期待してみた。成績に若干のムラがあるということは、障害のかかりや展開に左右される傾向にあるため全面的な信頼を置くのは難しいが、2走前、今回のメンバー5頭を含むA-2クラスのレースで他を快勝したように、スンナリ先行できれば他をねじ伏せるようなレースも可能だ。今回はトップジョッキーの鈴木騎手に乗り変わっており、勝ちに来ているとも考えられる。
  前述2頭と逆の脚質の馬がアサヒメイゲツだ。2歳時の牝馬特別戦・白菊賞で鋭い切れ味で圧勝したように、力は非凡なものを持っている。非常に馬格があり、前走時1044kgの馬体重は同世代の牡馬と比べてもかなり大きい。これは高重量戦で力勝負になった時に生きてきそうだ。ただ、障害はやや苦手な面があり、スピードもそれほど持っているわけではないので、展開が向かないと全くの凡走になることも考えられる。この馬の取捨が馬券の勝負どころかもしれない。
  センゴクイチという馬も底を見せていないという意味でおもしろい存在の一頭だ。いわゆる連対率では出走馬中no.1。着外のレースも上位との着差はほとんどなく、負けた相手は牡馬の一線級くらいだ。前述のアアモンドセブンと同タイプで、華奢なせいか出足で若干見劣りがするが、それでも先行力があり障害などでの崩れも少ない。このメンバーなら互角に勝負ができそうだ。あとは決め手勝負になったときにどうか。
  あとの馬も、それぞれ個性があり、どの馬も見限ることはできない。人気になりそうなところでは、デビュー時から上位争いもしてきており切れ味を持っているメモリアルサマー、先行力があり、特別レースのいちい賞で勝つなど大きいレースで強みを発揮しそうなミドリサトなども気にはなるところだが、近走の成績があまり芳しくなく、一変とまでは難しいか。
  それなら、Bクラスに落ちてもしっかり勝ち上がってきたキタノカツヒメあたりの方が勢いがありそうだ。特別戦の経験も積んでおりメンバー中の見劣りは全くしない。
  その他の馬も3着付けなら十分狙える馬ばかりだが、その中で穴狙いをするならば、フェアリードールに未知の魅力を感じる。前走B-2クラスながら、他馬をねじ伏せるような勝ち方が印象的だ。展開がはまれば。

(はむ!の馬券)
  どの馬も気になって、かなり幅広に買わなきゃならないと思ったが、この記事を書いているうちにある程度割り切るしかないと思えてきた。負けたらしょうがない。
 三連単(2頭軸マルチ) 9=3→6,2,4,(5) (18(24)通り)・・( )内は余裕あれば
 三連複 9,3,6,2,4

  次の重賞は3月2日チャンピオンカップです。おそらく次回はその直前までに更新します。3月は毎週重賞があるので今のところ頑張って書くつもりですが、本当にそんな余裕があるのかどうかはわかりません。