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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年1月26日木曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第27回ヒロインズカップ(2017/1/22)

ばんえい重賞レース回顧
第27回ヒロインズカップ(BG2)-2017年1月22日-10R 200m直 雪 3.1%
  1着 (4)アアモンドセブン(藤本匠)1分32秒3
  2着◎(6)セイコークイン
  3着 (5)ファイトガール
単勝 4 550円 馬単4-6 2,640円 三連単 4-6-5 26,860円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい牝馬古馬の重賞第27回ヒロインズカップは、3番人気のアアモンドセブンが雪の降る軽馬場を生かし、接戦をものにして勝利。重賞は12回目の挑戦で初制覇となった。藤本匠騎手はこのレース4度目の制覇。
  この日はレースが始まったころから雪が降り、レースが進むにつれ馬場が白くなってかなりの軽馬場でスピード対決となった。レースはスタートから各馬勢いよく飛び出すも、高重量戦ということもあり雪馬場にしては比較的ゆったりした流れ。しかし第1、2障害中間では止まる馬はほとんどいなかった。序盤からハナを切っていったのは人気薄のファイトガール。これに内枠からアスリート、外枠からタキニシサンデーあたりが続き第2障害手前までにはセイコークインが追いつく展開。ここまで40秒弱の速い展開。各馬が揃う間もなく、最初に仕掛けたのはファイトガール。坂の頂上付近でストップ。これを見て、タキニシサンデーら外枠の馬が続くがいずれもストップ。その間にファイトガールが障害を越え、その両隣のセイコークインとアアモンドセブンがいずれもひと腰で障害を越えてこれに続き、完全に3頭のマッチレースとなった。先頭を行ったファイトガールが残り10mのところで失速しストップ。その間にアアモンドセブンとセイコークインがかわし、最後は一歩前に出たアアモンドセブンが先にゴールを駆け抜けた。2番人気だったセイコークインは首差程度で惜しくも2着。立て直したファイトガールが3着。その後は離れてアスリート、フェアリードールが続いた。トップハンデのキサラキクは遅れて6着、連覇を狙った1番人気のナナノチカラは障害が上がらず8着に終わった。

次走へのひとことメモ
  アアモンドセブン(1着):重賞はこれまで善戦は多かったが悲願の初勝利。本来ハナを主張するほどの逃げ馬だが、今回はあえて序盤控えて、最後の粘りで勝負した。軽馬場とは言え障害がカギとなったレースで、この馬は障害に自信を持っていたのだろう。馬場状態とこの馬の脚質を生かした藤本匠騎手の職人技の勝利であったともいえる。これでオープン入りで相手は一気に強くなるが大型馬で見劣りはしない。今後は不明だが次の狙いは2月末のチャンピオンカップか。他馬が苦しむような展開になればトップ馬相手でも走れそう。
  セイコークイン(2着):前半無理なく追走し、障害もひと腰で越えて、この馬としては完璧なレース。先行した馬が止まり念願の初重賞制覇が目前のところまできたが、惜しくも勝ち馬に上手く走られてしまった。この後はとりあえず次開催の軽量戦、準重賞スピードスター賞で2年ぶりのスピード王を目指す。
  ファイトガール(3着):持ち前のスピードを生かし果敢に先行する作戦。障害を先頭で抜けた時は一瞬あっと思わせたが、残りわずかなところで失速してしまった。それでも初重賞挑戦で3着は立派な成績。今シーズンの好調さを見せた。この馬もスピードスター賞の出走権を持っている。
  アスリート(4着):馬場を味方に思い切って前に行け、自分のペースで行ければかなり走れる馬であることを見せた。結果は差のある4着ではあったが、この馬としてはある程度満足できる走りだったのではないか。次の狙いは、自己条件は相手が厳しいので年度末の世代戦クリスタル特別あたりか。
  フェアリードール(5着):人気薄ではあったが、重賞勝ちの経験もある馬。しっかり自分のペースで走り、掲示板に食い込んだ。やはり障害の出来も成績につながったのだろう。自己条件のA1は相手が強いが、馬場次第で活躍の場はありそう。
  その他では、実力馬キサラキク(6着)は軽馬場は不得手ではないはずだが、やはりトップハンデと最内枠が応えたか。走りそのものは悪くなかったので巻き返し可能。ナナノチカラ(8着)は障害のタイミングが合わず、末脚も見られなかった。この2頭ともスピードスター賞で心機一転の巻き返しを図る。当欄で注目したタキニシサンデー(10着)らは障害で失敗。やはりこういう軽馬場のレースになるとミスは命取りであることを思い知らされた。

はむ!の予想結果
  セイコークインは頑張ってけど、上位2頭が崩れてしまっては・・。アアモンドからのワイドも安かった。本当に収支だいぶやばくなってきた。今年度の重賞は残り5つ。
  今回収支 -5,280 (配当)320 (投入)5,600
  (今年度累計)-47,070

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)

  次回重賞はまた2週置いて2月12日(日)。明け3歳牝馬重賞、黒ユリ賞(BG2)です。特段のことがない限り前日までには当欄で見解を書きます。

2017年1月21日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2017】第27回ヒロインズカップ(1/22)

はむ!のばんえいコラム
正月疲れ?
  コラムもいろいろ書きたいところですが、筆者のメインパソコンが壊れて、各種作業に手間を取られておりますので今回は端折ります。しかも年末年始の予想ハズレで少しテンション落ち気味ですが、ここは頑張っていきたいところです。
  次の重賞は正月以来3週ぶり、牝馬チャンピオン決定戦、ヒロインズカップ(BG2)です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第27回ヒロインズカップ(BG2)
(2017年1月22日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
キサラキク 牝6 790 藤野俊 金田勇 芦毛 差
  アスリート 牝5 760 大河和 服部義 鹿毛 先
  フェアリードール 牝6 770 長澤幸 岩本利 栗毛 差
  アアモンドセブン 牝6 770 藤本匠 小林長 鹿毛 逃
  ファイトガール 牝7 760 阿部武 坂本東 鹿毛 先
セイコークイン 牝7 780 西謙一 岡田定 鹿毛 差
  センゴクイチ 牝6 760 松田道 平田義 青毛 差
コウシュハクィーン 牝7 760 村上章 槻舘重 栗毛 差
タキニシサンデー 牝5 750 西将太 大橋和 芦毛 逃
10 ナナノチカラ 牝7 780 鈴木恵 小北栄 栗毛 追
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  年間を通して唯一の古馬牝馬重賞ヒロインズカップ。いつも当欄ではJRAのエリザベス女王杯のような位置づけのレースと紹介しているが、その名のとおり年に一度のばんえい女王決定戦と言える。斤量も牝馬としては重い。過去10年の傾向では1番人気馬は(4,1,1,4)とまずまず、但し優勝馬はすべて3番人気以内となっており、伏兵が大駆けすることは少ない。過去の勝ち馬には名牝と言われる馬の名前は並ぶものの、サダエリコ、アンローズの名前がない。出走はしているが敗れている。一方ハイトップレディやフクイズミは複数回優勝しており、馬場や重量適性がポイントになってきそうだ。年齢は幅広いが、10歳以上の勝ち馬もいる一方、5歳馬の活躍も見られる。このあたりはハンデ差もあるか。
  今年は、重賞勝ち馬が5頭出走。最も格上のキサラキク、昨年の覇者ナナノチカラらオープン格の実績馬に対し、勢いのあるアスリートら新興勢力が挑む。牝馬レースらしく個性派が揃った。なお当日雪の予報が出ており、馬場状態には注意。

各馬寸評:
 1 キサラキク:G1を2勝、今年度は古馬一線級と対戦し重賞ドリームエイジカップ勝ちとメンバー中では最も格上。実力でも抜きんでているが、やや気まぐれな面があることやハンデ差、障害のカカリなど不安面もないわけではない。最内枠もどうか。
 2 アスリート:善戦タイプであったが、クインカップではしっかり自分のペースを作って勝利した。その後は古馬戦などに挑戦し壁にぶつかってはいるが、今回の相手ならどうか。障害は調子が悪くなければスムーズに越えられそう。できれば先行したい。
 3 フェアリードール:前々回のクインカップを同世代のキサラキクらを押さえ優勝している馬。その後はハンデ差などもあり成績は平凡だが大崩れは少ない。元々は先行して障害をしっかり越えて粘るタイプ、大きいレースで特に力を発揮する。
 4 アアモンドセブン:昨年のこのレース(7着)以来の重賞出走。但し昨年より一層馬体も大きくなって、古馬一線級との対戦を重ね力を付けている。抜群の先行力で前半から飛ばす。逃げてこそ戦える馬で、あとはどこまで粘れるかがカギ。調子は上向き。
 5 ファイトガール:7歳馬だが重賞初出走。特別戦では常連だけに不思議なほどだ。若馬の頃は華奢で非力な感じだったが、古馬になってメキメキ力を付けてきた。スピードレースに強く障害も苦にしないが、今回いきなりの高重量でどうか。
 6 セイコークイン:オープン格の上位馬との対戦で好走するなど力は十分持っておりながら重賞は未勝利。強い世代の一員としてもそろそろ勝ちたいところ。スピードはあるがやや詰めの甘いところが泣き所か。重量は問題ないが軽馬場なら歓迎。
 7 センゴクイチ:昨年のこのレースで3着に入って以来の重賞出走。障害は上手な方で、他馬がもたついている間にじわじわ引き離していくような走りを見せる。ゴール際での粘りも身上。時折人気薄でも前残りで穴を開けることがある。
 8 コウシュハクィーン:正に百戦錬磨の馬、重賞は3歳時にばんえい大賞典でオレノココロを破って勝っている。近走は今一つ成績は上がっていないが、地力は持っており、古馬上位馬を相手に見せ場を作ることもしばしば。切れ味で勝負する馬。
 9 タキニシサンデー:重賞の常連だがいわゆる古馬重賞は初めて。抜群の先行力を持っており、多少の荷物を背負っても力強く走れる。ただ、切れ味のない馬だけに追い比べになると厳しい。障害もまずまずこなすが時々慌てて膝を折る癖もある。
 10 ナナノチカラ:昨年のこのレースの勝ち馬。連覇を目指す。狙いを絞ってレースに出走するというローテーション。今年も昨年と同様の臨戦過程で来ており、前走9着でも問題はない。あとは自慢の切れ味が今回も炸裂するか。

まとめ:
  それぞろ個性ある馬が揃い、さすがヒロインズカップ、百花絢爛だ。先手を取っていきたい馬が多く馬場が軽くなると前半からペースは速くなりそうだが、そこでいかにエネルギーをセーブしながら射程圏内に収めるかが勝負の分かれ道か。
  当欄では牝馬のトップランナーとして一線級での活躍を続けるキサラキクをこれまでずっと追っている。女王決定戦のこのレースはなんとしても勝ちたいところだろう。実力的には一歩抜けていることは間違いない。しかし790kgのトップハンデの上、今回成績の出ていない1番枠に入ったことが若干の不安要素がある。気性の変化にも注目だ。そこで当欄では7歳馬セイコークインの初重賞の可能性を探ってみたい。一線級で活躍し、スピードとパワーを兼ね備えているが、これまでどうしても他馬に一歩及ばないレースが続いていた。このあたりで重賞タイトルの欲しいところ。走り自体は安定しているので軸にはなるだろう。こちらを本命に置きたい。
  そしてメンバー中最も格上馬のキサラキクの実力を素直に評価し、対抗とした。そして忘れてはならないのがディフェンディングチャンピオンのナナノチカラ。狙ったレースではしっかり勝ってくる。ゆったりしたレースになれば切れ味が生きる。しかし一旦歯車が狂うと勝負にならない時もあり、当欄ではいつも評価を低くしてしまう。今回は相手関係も見て単穴で。実力的には上記の上位3頭が抜けていると見るが、展開次第では当然割って入る馬もいるだろう。 その中で選びたいのは、5歳馬でハンデに恵まれたタキニシサンデー。先行力のある馬、前半食いついて行って障害を越えられれば面白い展開も。逃げ馬ならアアモンドセブンの先行力も侮れない。ジリ貧なところもあるが最近は粘りも増している。しかし穴を狙うなら7歳馬コウシュハクィーンは重賞経験豊富で大きいレースなら力以上のものを見せる可能性も。ここに注マークを付ける。

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  正月にかなりやられていて厳しい収支状況、久々の重賞で立て直したいところだが、個人的に忙しく十分な予想はできていない。しかしそういう方が馬券も当たったりしないものか。
  今回はまず3強をしっかり押さえたい。基本は馬複で。あとは3連単を上位3頭を中心に3着付けとしたい。点数をなるべく抑えて。最近3連系で1頭全く狙っていないのが来てしまい外しているので、そのあたりも注意。キサラキク応援馬券と穴狙いワイドも忘れずに。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  馬複(BOX)6,1,10 合計3通り 各500円
  三連単 6→1,10→1,10,9,4,8,7 合計10通り 各100円
  三連単 6→1,10,9,4→1,10 合計6通り 各100円
  三連単 1,10→6→1,10,9,4,8 合計8通り 各100円
  三連単 1,10→1,10,9,4→6 合計6通り 各100円
  応援馬券(単+複)1 各200円   (はむ!のワイドで勝負!)
   ワイド 9=6,1,10,4 4=6,1,10 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負!

  今回の結果と回顧は、近日アップします。

2017年1月14日土曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第39回帯広記念・第10回天馬賞など(2017/1/2-3)

  筆者のパソコンが壊れたりしていて大変遅くなりましたが、1月2日の帯広記念、3日の天馬賞などの回顧をまとめて行います。

ばんえい重賞レース回顧1

第39回帯広記念(BG1)-2017年1月2日-9R 200m直 晴 2.2%
  1着△(8)オレノココロ(鈴木恵)2分39秒2
  2着 (7)キタノタイショウ
  3着◎(4)ニュータカラコマ
単勝 4 780円 馬単8-7 9,870円 三連単 8-7-4 45,820円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい新年最初の重賞で古馬4大競走の年度最終戦、第39回帯広記念は、4番人気になっていたオレノココロが直線力強く抜け出して快勝。このレースは昨年に続き連覇。重賞はばんえいグランプリ以来12勝目、BG1では5勝目となった。
  天気は穏やかで朝方はこの地方ならではの氷点下10℃以下になるものの昼間はプラス気温へ。馬場は表面はほぼ乾いた状態で普通に時計のかかる馬場であった。レースは高重量戦らしく序盤からゆったりしたレース。各馬小刻みに息を入れながら進む。その中でもホクショウユウキがやや前に行き、1番人気になっていたニュータカラコマ、そしてキタノタイショウあたりも先行するがほぼ横一線のまま第2障害に、ここまで80秒程度。各馬じっくりためた後、最初に障害に挑戦したのはホクショウユウキ。勢いをつけたが膝折、その次に格下馬のサクラリュウが挑戦し一気に障害の天板まで上げた。ニュータカラコマもすぐに続き、この2頭がもうひと腰入れて障害を先に越えた。程なくオレノココロが勢いを付けて2腰目で障害をクリア。先頭は3頭の争いとなるも、オレノココロが切れ味よく駆け抜け一気に先頭へ、そのまま止まらずゴール。結果的には圧勝となった。2着争いはニュータカラコマとサクラリュウとの追い比べになり両馬詰まりながらゴールを目指していたところ、後方7~8番手から脚色良く止まらずに追ってきたキタノタイショウが残り5mのところで止まった2頭を一気にかわして2着に食い込んだ。3着にニュータカラコマが粘りサクラリュウが最後に追ってきた2番人気のフジダイビクトリーを押さえ4着だった。

次走へのひとことメモ
  オレノココロ(1着):この馬の強さはいまさら言うまでもないが、今回が障害の捌きが非常に上手く感じた。始めからひと腰で抜けようとせず、力を十分溜めてからひと腰目は力を使わずに坂の中腹まで上がり、そしてその次で押っつけてここで力を加えて障害を越えていった。降りてしまえばあとは引き離す一方。この馬のセンスと鈴木恵介騎手の絶妙の手綱捌きが感じられたレースであった。この後は3月のばんえい記念初挑戦に向けてどのように調整していくか。
  キタノタイショウ(2着):久々にこの馬らしい直線の追い込みが見られた。いつものように序盤からガツガツ前に行かず、障害でも全く慌てず溜めにためてからチャレンジしていた。後方ではあったが前が止まるのを見越した作戦だったのだろう。やはり高重量戦の方が他馬が苦しむ分しっかり走れる。今シーズンでの引退が決まっており、ばんえい記念で有終の美を飾りたいところ。
  ニュータカラコマ(3着):先行して障害をしっかり上げて最後まで粘る。この馬はこれしかないという走りであった。今回はさらに先に行く馬がいて、やや自分のペースを崩したか。馬場もきつく最後は一杯になっていた。十分な休養で体調は良い様子ではあったが。この後はやはりばんえい記念を目標に休養を挟みながら狙いにいくか。
  サクラリュウ(4着):元々先行馬だが、今回格上相手に積極策を仕掛け見せ場を十分作った。最初に障害の天板まで一気に来たときは、あっと言わせた。最後はさすがに厳しくなったが、それでもゴールまで走りきり4着に粘ったのは立派だ。展開を作れる馬なので、今後も強い7歳世代の一角として重賞挑戦の機会があったときには侮れない。
  フジダイビクトリー(5着):2番人気で、ペースもゆったりしてこの馬に向いていたはずだが、序盤から先手を取っていけなかった。やはりこの馬は端枠では結果が出ていない。最後はこの馬らしい力強い走りを見せていただけにもったいないレースであった。連覇のかかるばんえい記念に向け課題も見つかった。
  その他ではホクショウユウキ(6着)は障害を工夫したが様子だったが、やや中途半端だったか。全体としての走りは悪くなかった。カイシンゲキ(7着)も始め積極的に行こうとしていたがやはりまだこの重量は厳しいか。3番人気だったコウシュハウンカイ(8着)は最初から行き脚が良くなかった。この馬もこの時期はあまり成績が上がっていない。

はむ!の予想結果
  2着にキタノタイショウが来てしまった。来ないだろうと思いつつ保険のためわざわざ枠複まで買っておきながら7-7のゾロ目は買っていない。筆者は枠連しかなかった昔からこういう負け方をしたものだ。本当に焼け石に水のワイド、それも安いのが1点のみ

  今回収支 -5,080 (配当)420 (投入)5,500
  (今年度累計)-41,370


ばんえい重賞レース回顧2

第10回天馬賞(BG1)-2017年1月3日-10R 200m直 晴 2.1%
  1着◎(3)センゴクエース(鈴木恵)1分52秒4
  2着 (5)コウリキ
  3着○(8)キンメダル
単勝 1 120円 馬単3-5 1,090円 三連単 3-5-8 3,830円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい明け5歳のBG1重賞・第10回天馬賞は、断然1番人気のセンゴクエースが障害を抜けて他馬をどんどん突き放して圧勝。2歳時に続き、4歳(明け5歳)でも3冠となった。重賞は通算9勝目となる。
  天気は前日とほぼ同様で、馬場状態も連日の寒さで水分は含んでいるもののほぼ標準的な馬場であった。レースは序盤からほぼ平均ペース。その中でセンゴクエースが押し出されるように前に出る形、バウンティハンター、コウリキあたりが追う。更に2番人気になっていた牝馬シリウスが大外から思い切った先行策を取り始め第2障害では先頭にたった。ここまで60秒弱。各馬が出そろう前にシリウスが先に仕掛けるも三分どころでストップ。そしてそれを横目にコウリキ、バウンティハンター、キンメダルそしてセンゴクエースがほぼ同時に障害をクリア、イノリノチカラがこれに続く。障害を降りてからはセンゴクエースがどんどん加速、キンメダル、バウンティハンターがこれを追うものの脚色が違い差は広がる一方。センゴクエースは最後はほとんど持ったまま先頭で楽々ゴール。着差以上の快勝であった。2着争いはキンメダルが一歩前に出たところを、障害を越えてから一旦遅れを取っていたコウリキが息を吹き返し、残り2~3mのところでかわして2着、キンメダルが3着に残った。後続はスピードが落ちたバウンティハンターをイノリノチカラがかわし4着に入った。牝馬勢は5頭いたがいずれも障害で苦労し、最後伸びてきたアスリートが6着に入ったのが最高だった。
次走へのひとことメモ
  センゴクエース(1着):文句なしの三冠。とにかく障害だけきちんと上げることに徹した。スタートから先行したように見えたのもスピードの絶対値が違うからであり、この馬としては無理のない自然の流れで行けたのが障害もうまくいった要因であろう。これで主要な同世代戦はひととおり終わり、今後は古馬戦線に加わっていくことになるが、どういうローテーションを作っていくのか見物だ。さしあたり3月のチャンピオンカップか4月のオッズパーク杯あたりで初の古馬重賞を狙いに行くか。
  コウリキ(2着):この馬のレースセンスの良さが見えた。流れに乗る形で自然に前に行き、障害で一旦スピードは緩んだものの最後で息を吹き返した。馬体重が15kg増となっていたのが細めのこの馬の体調が上がっていたことを表していたと思われる。今後さらに力を付けて上位で戦える力を付けていきたい。まずは自己条件(A2)クラスの特別戦あたりで勝ち星を上げたいところ。
  キンメダル(3着):堅実に着を確保するようなレースぶりであった。障害は上手なので、結果的に最後でコウリキに差し返されたことを考えると、もっと冒険して前に行っても良かったのではと思わせる。ただ十分力のあるところは見せた。自己条件はA1クラスだが一線級の古馬相手でも互角に戦えており、今後勝負根性を磨き、勝ち星を重ねて上を目指してほしい。
  イノリノチカラ(4着):この馬も着を確保して、そしてあわよくば上位食い込みを狙いたい。といったレース運びであった。ただ有力馬に先に行かれてしまうと厳しい。障害は安定しており堅実な走りができるのは強み。出走した重賞はすべて掲示板に入っているのも特筆もの。今後、自己条件のB1最上位は速い馬が多いのでしっかり自分のペースで走りたい。
  バウンティハンター(5着):いつもは控え目に行く馬だが、重賞となると積極策を取り、それなりの成績を上げている。今回も最後はスタミナ切れとはなったが、見せ場は作った。はまなす賞勝ち後は壁に当たっていたが、じっくり走れるレースになれば好勝負はできそう。
  このレースには牝馬が10頭中5頭出走したが、掲示板内を牡馬が独占するなど、力の差を見せつけられた形になった。その中でクインカップを勝っていたアスリート(6着)が最高位。最後の伸び脚こそ見せたが前半の行きっぷりが良くなかった。一方2番人気になっていたシリウス(10着)は、前半ハナを切りペースを崩してセンゴクのミスを誘うようなイチかバチかの作戦に出たが、第2障害手前でもう力を使い切ったようだった。
はむ!の予想結果
  これまで収支マイナスながらも何かしら入ってたのだが、今回は完全に2着のコウリキにやられた。これまでもコウリキには何度もやられているが、センゴクを頭にする以上有力馬を何かを外さなければならず、どうしてもそれが障害などでやや難のあるコウリキになってしまう。2着に来られると本当に厳しい。ちょっと最近赤字が増えているのでなんとかしなければ。

  今回収支 -5,500 (配当)0 (投入)5,500
  (今年度累計)-46,870

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)

その他
  その他、当欄では1月1日1R予想と2日の全レース予想を行いました。
  まず、1日1RはNHKの正月番組内で生放送されたということで大変盛り上がりました。当欄では実績のあるタナボタチャンを推しましたが、1番人気のハンニバルが勝利。結果はともかく、一般の方にもばんえいの迫力と楽しさが伝わる中継で良かったと思います。
  2日の全レース予想の方は、Twitterなどで御存知のとおりで散々な結果に終わりました。特に後半は惨敗。万一当欄を参考にされた方がいればゴメンナサイ。全体的に1頭狙っていない馬が割り込んできて馬券が大外れというパターンが多いです。軸はをしっかり決めて、その後で手広く流すというのが大事なのでしょう。

  次回重賞は1月22日(日)古馬牝馬の重賞ヒロインズカップ(BG2)です。見解は前日までに書きたいと思います。

2017年1月2日月曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2017】第10回天馬賞(1/3)

はむ!のばんえいコラム
バタバタ
  正月もあっという間に3日。人によっては(まさにばんえいの関係者の方々などは)正月が最も忙しく休みなんてないよという方々も多いでしょうけど、筆者は基本的には普通のサラリーマンなので年末年始は休みだけれど、3が日が過ぎればすぐに仕事です。でもこの年末年始はあまり余裕がなかった感じ。そんな中頑張って予想を書いてたりしたけれど収穫は?今後はもう少し身のあることを効率よくやっていければと思います。
  さて、2日の帯広記念を含むばんえい全レースの予想をアップしていましたが、皆さんの成績はいかがだったでしょうか。筆者は散々でした。もしここの予想を参考にされている方がいれば本当にスミマセン。もう少し詳細について後日アップします。
  それでは一連の年末年始重賞シリーズのフィナーレ、3日は明け5歳の最強馬決定戦・天馬賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第10回天馬賞(G1)
(2017年1月3日(火)16:40発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  アサヒカツヒメ 牝5 740 島津新 林 豊 栗毛 先
  タキニシサンデー 牝5 740 西将太 大橋和 芦毛 逃
センゴクエース 牡5 760 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 先
アスリート 牝5 740 大河和 服部義 鹿毛 差
  コウリキ 牡5 760 藤本匠 久田守 鹿毛 差
バウンティハンター 牡5 760 阿部武 金田勇 栗毛 先
イノリノチカラ 牡5 760 船山蔵 小北栄 青毛 差
キンメダル 牡5 760 藤野俊 小北栄 鹿毛 差
  メムロコマチ 牝5 740 西謙一 西弘美 栗毛 追
  10 シリウス 牝5 740 松田道 長部幸 鹿毛 追
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。
 昨日は印を間違えていたので打ち直しています。(3日13:30現在)

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  ばんえい4歳(明け5歳)3冠路線の最終戦。新年3日に行われ、歴史はまだ浅いが、世代戦のフィナーレを飾る重賞G1としても定着してきている(その後もポプラ賞や世代特別戦はあるが、同世代戦としては実質最後)。ハンデのない定量戦でまさに実力勝負。過去9年で1番人気は(6,1,2,0)と圧倒的。2番人気も5連対とまずまずだが、3番人気は逆に(0,0,2,7)、4番人気も(0,1,0,8)と大苦戦。世代トップの馬は実力どおりの走りを見せるものの、これを負かしに行った馬が自滅してしまうという構図が多いようだ。牝馬では昨年のキサラキクが初勝利している。
  今年はやはりこの世代を大きくリードしてきたセンゴクエースが世代レースの集大成として登場。スターホースとしての飛躍に向け、ここでは負けられないところ。他馬も力は付けてはきているが、センゴクエースにどこまで迫れるか。あるいは初めから2着狙いで行くか。10頭中牝馬が5頭出走しているのもこの世代の特徴。いずれも一発の魅力を持っているのでこのあたりにも注目。


各馬寸評:
 1 アサヒカツヒメ:デビュー時は小さくて力もなかったが、4歳になって急成長。昨年11月に初めて出走した重賞のクインカップでは出遅れたものの粘りを見せ3着に入った。初めてのG1で740kgの高重量はかなり厳しそうだが、自分のレースに徹していけば上位に入るチャンスも。障害は上手。
 2 タキニシサンデー:出走可能な重賞はすべて出ているほどの常連。オークス2着以外は4着くらいに入ることが多く、勝ちきれないが大崩れはない。先行力がこの馬の自慢。ただただ逃げるタイプではなく他馬を引きつけて逃げ切るような展開が勝ちパターン。ただ先行馬にしてはやや膝折グセがある。
 3 センゴクエース:解説が不要なほど力は飛び抜けている。普通に障害を越えられさえすればこのメンバーに敵はいない。ただ誰もが心配するのが障害。抜群のスピードを持つ一方、走りがふらつく場面が見られ、それが焦ると障害でのミスにつながる。ドリームエイジカップで今回より重い荷物を経験済み
 4 アスリート:今シーズン特に力を付けて成績を伸ばしてきた一頭。元々は切れ味勝負の馬であったが4歳牝馬重賞のクインカップでは積極的に前に行き力強く抜け出して勝利。しかしその後は古馬一線級との対戦で壁に当たっている。今回騎手が重賞を勝った時の大河原Jに戻り自分のペースを作れるか。
 5 コウリキ:1年半前の重賞はまなす賞で勝利以降、勝ち星からも遠ざかっている。持ち味は素軽い立ち回りと直線の切れ味。重量の軽い一般戦なら追い込みが決まるが、重賞になり荷物が重くなると障害などで厳しくなることがある。近走また馬体重が減ってきているのも心配。一発の魅力はあるが。
 6 バウンティハンター:今年度のはまなす賞での重賞勝利が光る。元々控える競馬をするタイプだが、この時は序盤から積極的なレース運びをしていた。その後はクラスが一気に上がって古馬の上位馬相手に苦戦。そういう時は障害も厳しくなってしまう。積極的に行ってじっくり溜めて障害を攻めていきたい。
 7 イノリノチカラ:格付けはB1クラスながら柏林賞3着、銀河賞5着と上々の実績。他馬を見ながら差していくタイプではあるが、障害が良くて大崩れは少ないので堅実な成績を上げている。船山騎手はサウスポーでこの馬をお手馬としている。馬体も安定しており穴で一考。重量適性は未知数。
 8 キンメダル:今シーズンは未勝利、特に前半は壁にぶつかっていた感じであったが、銀河賞ではじっくり攻めて2着まで食い込んでいる。障害は悪くなく自分のペースで走れる馬だが、別格の馬が一頭いてどうしても勝てないでいる。チャンスを生かし本当の意味での金メダルが欲しいところ。
 9 メムロコマチ:常に中上位クラスに位置し、重賞や特別レースの経験も豊富。ここにきて連勝を重ね駒を進めてきた。障害はかなりの苦手としているものの、一旦越えてくればじわじわスピードを上げて追いかけていく走りができる。ただ今回の重量は簡単ではない。前半の位置取りがポイント。
 10 シリウス:重賞タイトルを1頭にすべて持って行かれてしまう世代の中では重賞2勝の成績は輝かしい。アキバオーショウ産駒の牝馬らしく後方から一気に追い込める脚を持っている。一方では出足が遅く、障害も全く反応しないほど崩れることがある。大外枠も歓迎ではない。

まとめ:
  怪物とも言われたセンゴクエースも明け5歳。世代戦での総仕上げの時が来た。センゴクが同世代戦で苦しんだのは2度あり、いずれも障害での膝折があった。ばんえい菊花賞では立て直して最後の最後で追い込み勝ち、もう一方は特別戦の山鳩賞で完全に崩れて最下位に沈んだ。この馬が敗れる要素はこの一点のみに絞れると考えて良い。もしこれを負かしにいく馬がいるとすれば自滅するだろう。絶対本命は揺るぎない。
  相手探しだが、こちらはかなりの混戦模様。切れ味ある牝馬も揃ったが、ここではやはり牡馬勢の方が力が上と見る。その中でもキンメダルの安定性は高重量戦で生きてくる。古馬オープン馬とも互角の戦いをしてきており、今後を考えてもここでは2着は確実に死守したいところだろう。鞍上も藤野騎手を配してきた。3番手には実績があり動きの良いコウリキを推すべきところだが、馬体重が減ったりなど不安定要素も多くここでは思い切って他の馬の方に流したい。イノリノチカラはクラスこそ下位だが、障害が良く安定した走りができており、重賞でも掲示板に食い込んでいる。ここは狙ってみたい。バウンティハンターは穴人気していた銀河賞で大崩れの崩れして以降大敗が続いているが、相手が強かったこともありここは一変も。牝馬勢も障害を上手く越えて突っ込んで来そうな馬はいるが、信頼して狙っていける馬は少ない。その中ではやはりアスリートが自分でペースが作れる分有利か。
  その他では切れ味鋭いシリウス、先行力のあるタキニシサンデーらが気になるところだが、見せ場を作るところまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  本当に今回ばかりはセンゴクが敗れる場面が考えづらく、これを頭で行くしかない。オッズをにらみつつ馬複、三連複を絡めるか。馬券なのでセンゴクが負けた場合には・・という色気が出るが、そこは最低限に抑え、あとのサポートはワイドで。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連複 3=8,7=8,7,6,4 合計5通り 各400円
  三連複 8=7=6,4 合計2通り 各200円
  三連単(フォーメーション)3→8,7→8,7,6,4,5 合計8通り 各200円
  枠複 3=7 500円  7=7 200円
  (はむ!のワイドで勝負!)
   ワイド 7=8,6,4,5 2=3,8,7,6 合計8点 100円
  合計5,500円で勝負!

  今回の結果と回顧は、帯広記念など2日の結果と合わせて近日アップします。少し時間をいただくかもしれません。あしからず。そして次回の重賞の予告をいたします。次回は1月22日(日)牝馬重賞ヒロインズカップ(BG2)です。当欄の予想を前日までに行う予定です。

2017年1月1日日曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2017】第39回帯広記念(1/2)

はむ!のばんえいコラム
全国広域発売の帯広記念
  JRAを初め平地競馬ではたいてい新年をもって区切りになりますが、ばんえいの場合は4月の年度替わりが区切りです。リーディングなどの統計も年度で変わります。(平地と合わせる必要のあるアワードなどは年の区切りもあります。)とにかくばんえいは年末年始が最も忙しい時期。特に2日は重賞・帯広記念を含む全国発売の日です。当欄とは別に、特に全国発売を記念して、全レース予想を別記事で書いていますので、こちらもご参照ください。
  それではここでは帯広記念の予想です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
農林水産大臣賞典・第39回帯広記念(BG1) 全国発売
(2017年1月2日(月)16:10発走 帯広9R ダ200m 4歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
フジダイビクトリー 牡9 910 松田道 金山明 栗毛 逃
コウシュハウンカイ 牡7 910 藤本匠 松井浩 栗毛 先
ホクショウユウキ 牡8 890 西謙一 平田義 鹿毛 先
ニュータカラコマ 牡9 910 藤野俊 村上慎 鹿毛 差
  カイシンゲキ 牡6 900 浅田達 槻舘重 鹿毛 先
  サクラリュウ 牡7 890 菊池一 金山明 鹿毛 先
  キタノタイショウ 牡10 890 大河和 服部義 栗毛 追
オレノココロ 牡7 910 鈴木恵 槻舘重 青毛 先
  オイドン 牡9 890 工藤篤 鈴木邦 栗毛 追
  10 フクドリ せん11 890 西将太 平田義 鹿毛 追
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえい正月開催恒例の大レースで4大記念大会の最終戦でもある帯広記念。負担重量も基礎重量が890kgで賞金加算を入れれば有力馬は900kg前後を引っ張る。
  過去10年の傾向を見ると1番人気が(1,0,4,5)で目下8連敗中と苦戦。ここ4年連続で超高配当となっている。一方で8勝までが4番人気以内と力のある軸馬が絡んでいる。9歳以上の高齢馬が上位を占めることが多いが、昨年のオレノココロのように6歳馬でも勝利している場合がある。馬体重やその増減では目立った傾向は出ていない。やはり調子よりも高重量適性がものを言うようだ。
  さて、最近の古馬の図式は、強い世代の明け9歳勢と7歳勢の対決が中心となっている。今年は連覇を狙う明け7歳のオレノココロが920kgのトップハンデだがどうか。ハンデ差が微妙に影響しそうだ。
各馬寸評:
 1 フジダイビクトリー:昨年のばんえい記念を制覇し、今年は秋になって岩見沢記念、北見記念と重賞2勝。高重量の重賞に強いところを見せている。特に他を寄せ付けなかった北見記念の勝利は圧巻だった。その後は特別戦で着外が続いたが調整段階のもの。一息入れてここを目標に仕上げてきているであろう。ただ前走障害で引っかかったように、本来得意なはずの障害で歯車が狂えば思わぬ苦戦も。
 2 コウシュハウンカイ:安定度が売りだったが、北見記念で思わぬ大敗を喫するなど、近走はやや調子を落としているように見える。昨年も最下位だったように例年この時期はあまり調子が良くないようだ。ただ近走敗れたレースは端枠だったりハイペースになったりとこの馬に向かなかったともいえ、力勝負となるこのレースでは巻き返しは十分可能。しっかりついて行けば大敗はあるまい。
 3 ホクショウユウキ:帯広記念は3度目の挑戦。昨年のこのレースでは人気薄で3着に食い込んでおり今年度は長いスランプが続き長いスランプが続き今年度はここまで未勝利。ただ北見記念では5着ながら障害をしっかり越えていくなど、高重量への対応はできている展開次第では大駆けも十分あり得る。前半で無理なく前の方に付けたい。
 4 ニュータカラコマ:帯広記念は4度目の出走、昨年は1番人気に推されたが7着に終わった。今年度は重賞は北斗賞で勝ち2着も3回、ここ10戦は連を外しておらず安定した成績。今回は前走の勝利から1か月あけて余裕のあるローテーションでここに絞ってしっかり仕上げてきている模様。近走は前半から先行して障害を重点に攻めて最後まで粘り込むスタイル。
 5 カイシンゲキ:明け6歳ながら最近めきめき力を付けてきて、ドリームエイジC2着、岩見沢記念3着など好走している。以前は膝の甘さなどがあったがそのあたりは克服してきた。但し、今回の荷物は初めての900kgもの高重量、未知の魅力があるとはいえ、切れ味勝負の馬だけに未経験ではさすがに厳しいか。大一番に強い浅田騎手の思い切った騎乗に期待。
 6 サクラリュウ:出走回避馬が出て、希望枠としてこの馬が手を上げた形になった。重賞は夏のグランプリに出走し10着。自己条件のレースなら持ち前の先行力と障害力を生かした走りを見せるが、いきなりの重賞G1でこの相手はさすがに厳しそう。馬格がある馬で体調そのものは悪くなさそう。雪でも降って相当の軽馬場になれば逃げ粘りの可能性はあるが。
 7 キタノタイショウ:一線を走り続けたこの馬ももう11歳。今シーズンで種牡馬入りの予定。それまでにもうひと花咲かせたいところ。このレースは過去4回走って2着2回、昨年も2着に入っている。障害が大の苦手だが、高重量戦になるとじっくり取り組めこの馬の力を発揮できる場面がある。前半でどこまで力を溜めていけるかも障害での出来に関係しそう。
 8 オレノココロ:昨年は6歳ながら力強く他馬を差し切って優勝。夏のグランプリでも一気の捲りで快勝と大レースには滅法強い。今シーズンはハンデが大きいこともあり厳しいレースが続いているが、大レースならトップハンデでも勝利している例もあり侮れない。この馬も障害で膝を折るなどの甘さがあり、ゆったりした流れでじっくり取り組みたいところ。一旦降りれば他の追随は許さない。
 9 オイドン:強い明け9歳馬の一角だが、このレースは意外にも初出走。スターホースの一頭でありながら、高重量と障害が苦手で、今シーズンは重量の軽い一般レースでようやく1勝のみ。過去の成績だけ見ると厳しいが、どこかで一発大駆けのありそうな風格のある馬でもある。近走は障害をまとめてきており、うまく展開がはまれば切れ味を見せるチャンスはある。軽馬場が望み。
 10 フクドリ:一昨年の勝ち馬で、昨年に続き3回目の出走。大レースには顔を出して時々好走している。長く不調が続いたが、近走は上向きで、前走は軽量戦の地吹雪賞を使い0分57秒の2着と持ち前のスピードが戻って来ている。いきなりの高重量への対応は厳しそうだが、この馬は昨年もこのローテーションで臨んでおり、気合いを入れてチャレンジする意味で好都合かもしれない。

まとめ:
  帯広記念はトップ馬が揃って簡単そうに見えて荒れる要素が多く、全国発売ながらばんえい初心者の方々にはかなり難解なレース。やはり900kg台の高重量戦、微妙なハンデ差などが課題となる。
  当欄ではいろいろ検討したが、そろそろニュータカラコマの勝ち頃ではないかと見て、一応の本命に置いた。いつも人気しながら、逃げ馬に逃げられたり切れ味のある他の馬に差されたりして一歩足りないところがあるが、今回はここに絞って狙って調整してきているとみた。
  対抗には今回人気を落としそうなコウシュハウンカイを推したい。安定した力を出していた馬がここにきてやや歯車が狂ってきているように見えた。季節的なものもあったか。ただ調子が落ちているわけでもなく、この馬の力を普通に出せば勝負になりそう。
  実力馬フジダイビクトリーも当然有力で北見記念の走りを見るとやはり外しづらい。しかし帯広記念ともなると先に抜けたまま逃げ切ることは至難の業で、他馬が絡んでくると厳しいか。単穴というより3番手評価。さらに連覇を狙うオレノココロもここでは侮れない。トップハンデは厳しいだろうが、それでも一旦障害を降りれば走りきる力はある。
  その他では先行できた時のホクショウユウキ、前崩れになればカイシンゲキの突っ込みまでは考慮に入れたい。キタノタイショウもあり得なくはないが、やはり狙って買うのは難しい。

はむ!の馬券狙いどころ:
  この日は全国発売で1日楽しみたいところだが、重賞の収支がだいぶ悪くなっているので、重賞はとにかく馬券を当てて少しでもマイナスを減らしたいところ。最近は印を打っておきながら、連から外してしまい、そこが来てしまうというパターンが続くので、弱気だけどBOXで。そしてなんとか取りガミにならないようメリハリつけて。ワイドの方も前回穴を狙いすぎたのでもう少ししっかりしたところを。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   4,2,1,8(BOX) 合計24通り 各100円
   4,2→4,2,1,8→4,2,1,8,3 合計18通り 各100円
  枠複 4,2,1,7(BOX) 合計6通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 4=1,2,8,3 3=1,2,8 合計7点 100円
  合計5,500円で勝負!

  今回の結果と回顧については、1月3日の天馬賞まで終了した後、数日後にまとめてアップします。
  また、明日は1月3日の明け5歳の重賞・天馬賞(BG1)の予想をアップします。

【はむ!と一緒にばんえい競馬2017】1/2全レース展望!!(全国広域発売向け特設コーナー)

  年が明け2017年となりました。今年も皆様に取って実りある年になるように祈っています。当欄でのばんえい競馬予想を始めてもう5年、馬券は当たりませんが、楽しんで続けてこれています。今年も頑張っていきたいと思います。
  さて、新年1月2日はばんえい競馬のスペシャルデー。BG1の帯広記念と全国広域発売の日です。(購入できる場所はこちら。インターネット(楽天、オッズパーク、SPAT4)でも全レース買えます。)。また、川崎競馬場ではこれも毎年恒例イベントが行われ、ばん馬のミルキーが引く馬車運行や場立ち予想なども行われます。
  さらに、1月2日は昨年に引き続き開催中の園田競馬場やその場外、高知地区などでばんえいの全レース発売、その他全国各地区で帯広記念前後のレースが発売されます。ぜひ全国の競馬ファンにばんえいに触れてできれば馬券も買ってもらいたいものです。
  レース実況は、ネット中継地方競馬ライブで、あるいはスカパー!プレミアムを視聴できる方は1月1日~5日までが無料放送(1月1日が703ch、その他の日は701ch)で見ることができます。普段ばんえいをやらない方々も一緒にばんえい競馬を楽しみましょう。
  今年も1月2日に行われる帯広ばんえい競馬、全レースの見どころ、はむ!の狙い目を簡単に触れていきたいと思いますので、どうぞ参考にされてください。(なお、詳細な情報については、コンビニのコンテンツプリントで「競馬ブック」「ばんえい金太郎」といった専門紙が全国で買えます。)
(9Rの帯広記念は別掲にしています。)

はむ!の2017年1月2日ばんえい全レース展望
  (見解は個人的見解です。印は【はむ!の予想印】(◎本命、○対抗、▲単穴、△入着、注注意)
  買い目は軸馬が左、=は両方にらみ →は左の馬を厚めに、馬単、三連単フォーメーションで。)
  
1R
1R 3歳D-4 発走11:10
 △ 1 ミスズクイン 510 西将太 
 - 2 ワタシノユメ 510 藤本匠 
 注 3 スーパークリヒメ 510 島津新 
 ○ 4 スーパープリンセス 510 藤野俊 
 ◎ 5 タカラモノ 530 船山蔵 
 ▲ 6 アアモンドテンカ 520 菊池一 
 - 7 ミノルブラック 530 松田道 
 - 8 モノクロチャン 510 赤塚健 
 - 9 アカリチャン 510 渡来心 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  明け3歳の下から3番目のクラス。概ねデビュー以来1勝馬が並ぶ。3歳戦は前開催より負担重量が10kg加増している。タカラモノは近走成績は上がっていないが、元々上位で勝負している馬、人気薄だが障害越えれば。スーパープリンセスは唯一の未勝利馬だが2着5回。そろそろ勝ちたい。
【はむ!の買い目】:5=4,6→1→3,7

2R
2R 3歳C-2 発走11:45
 - 1 ゴールドラッシュ 520 島津新 
 ◎ 2 ハゴロモテンクウ 540 西将太 
 ▲ 3 ゼニマルダイジン 540 赤塚健 
 - 4 フタミブルー 540 松田道 
 ○ 5 ホマレウンカイ 520 大河和 
 - 6 ライデンソウル 520 村上章 
 - 7 ホワイトコブラ 540 西謙一 
 - 8 ワンダーミッキー 520 船山蔵 
 注 9 クールス 540 藤本匠 
 △ 10 ユアサンレディ 520 長澤幸 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  明け3歳の1勝から2勝馬でほぼ真ん中のクラス。ハゴロモテンクウはデビュー時圧勝し能力の高さをみせていたが、近走は伸び悩んでいた。障害一つの馬。ホマレウンカイは安定した成績を上げている。昇級のゼニマルダイジンの勢いも押さえたい。
【はむ!の買い目】:2=5,3→10→4,9

3R
3R 3歳B-1 発走12:20
 注 1 ヤマトジャパン 550 藤野俊 
 - 2 ノエルブラン 550 浅田達 
 - 3 メオトクイーン 530 村上章 
 △ 4 フナノギムレット 550 船山蔵 
 ◎ 5 コウシュハノホシ 550 藤本匠 
 ▲ 6 コマノダイジン 550 西謙一 
 ○ 7 プレシャスリン 530 渡来心 
 - 8 エポナビューティー 530 阿部武 
 - 9 クロオビ 550 赤塚健 
 - 10 フェアリースズ 530 長澤幸 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  明け3歳の2勝から3勝馬で上から4番目に位置し上位を狙うクラス。上位2頭の一騎打ちと見るが、コウシュハノホシは上位クラスでの好走実績があり、10kg加増で力を発揮するか。プレシャスリンは休養明け3戦で復調。ここは試金石。
【はむ!の買い目】:5=7→6,4→1,9

4R
4R C1-4 発走12:55
 ▲ 1 サカノセンショウ 650 工藤篤 
 - 2 ノールグランヴォラ 630 阿部武 
 ◎ 3 ヤマトダンサー 640 長澤幸 
 注 4 アレチクオーク 650 大河和 
 - 5 シャイニング 650 船山蔵 
 ○ 6 エアーシップ 650 松田道 
 - 7 テンカレディ 620☆竹ケ茉 
 △ 8 フジコビューティ 630 西謙一 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  4歳から5歳で下位から数えて3番目のクラスで、通算4~5勝の馬で今シーズンはあまり成績が上がっていない馬が多い。ヤマトダンサーはその中でも比較的安定した成績。相手関係から本命視。エアーシップは重賞出走経験がある。
【はむ!の買い目】:3=6→1,8→4,2

5R
5R 木村勝正来場記念 3歳A-3 発走13:30
 - 1 マツノビューティ 545 藤野俊 
 ◎ 2 サカノイサムヒメ 545 工藤篤 
 - 3 ハナノペーソス 545 阿部武 
 注 4 マツカゼウンカイ 565 西将太 
 ○ 5 オレワチャンス 565 松田道 
 ▲ 6 ホクショウゼウス 565 鈴木恵 
 △ 7 サカノバツグン 565 島津新 
 - 8 キンオーザ 565 菊池一 
 - 9 ツガルタイショウ 565 渡来心 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  明け3歳のほぼ3勝馬、3Rの一つ上のクラスで、重賞出走経験馬もいる。サカノイサムヒメは前走重賞ヤングCSで健闘。牝馬ながら全く引けは取らない。オレワチャンスはその重賞出走のチャンスを逃しておりここはリベンジを図りたいところ。
【はむ!の買い目】:2=5,6→7,4

6R
6R 第112回楽天競馬ばんえい応援賞B4-1 発走14:05
 △ 1 サカノタイホウ 655 工藤篤 
 ▲ 2 アアモンドユウシン 640 舘澤直 
 - 3 オーシャンスター 650 西将太 
 ◎ 4 タカラシップ 655 藤野俊 
 注 5 フジダイジャパン 660 島津新 
 ○ 6 フジノウンカイ 630 菊池一 
 - 7 コウシュハアレッポ 630 藤本匠 
 - 8 マツノダイジン 650 鈴木恵 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  このクラスの1組で今シーズン好調の馬が揃う。5歳のフジダイジャパン以外は4歳馬。タカラシップはこのクラスで常に好走しておりここ10戦以上着を外しておらず、頭一つ抜けている。軸に。フジノウンカイはばんえいオークス4着馬。
【はむ!の買い目】:4→→6,2,1→5

7R
7R B3-6 発走14:40
 ◎ 1 ニシキフブキ 670 鈴木恵 
 △ 2 ドルフィン 670 藤本匠 
 ▲ 3 オウショウトップ 670 阿部武 
 注 4 サカノメイホウ 650 工藤篤 
 - 5 シンエイキンタロウ 670 西謙一 
 - 6 ダイホウサク 670 島津新 
 - 7 レットフジ 670 舘澤直 
 - 8 イカヅチタロウ 670 大河和 
 ○ 9 アマゾンプリンセス 650 村上章 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  6Rの一つ上のクラスだが6組は今シーズン1勝程度とあまり調子が上がっていない馬が多い。ニシキフブキは昇級2戦目であるが前走もまずまず走っており今回鈴木騎手に乗り替わり勝ちに来ているか。アマゾンプリンセスは近走調子を上げている。
【はむ!の買い目】:1=9,3,2→4

8R
8R 第10回木下智史のお年玉大作戦B2-4 発走15:20
 - 1 ニシキトモエ 680 舘澤直 
 注 2 アラワシキング 670 鈴木恵 
 - 3 サカノチサト 660 工藤篤 
 ▲ 4 テンカフブ 680 西謙一 
 ◎ 5 コウシュハスパーク 680 浅田達 
 ○ 6 ユウトウセイ 680 阿部武 
 - 7 ホクトシンバ 680 藤本匠 
 △ 8 エーマン 660 大河和 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  古馬の中堅クラス。今シーズン3~4勝程度挙げている。コウシュハスパークは実績上位。自在の立ち回りで一定の成績を収めている。無理のない展開ならば最有力。ユウトウセイも粘りの走りができるタイプ。昇級してきたテンカフブの勢いも侮れない。
【はむ!の買い目】:5→6,4→8→2,1

9R
9R 帯広記念(BG1)4歳以上オープン別定 発走16:10
 ▲ 1 フジダイビクトリー 910 松田道 
 ○ 2 コウシュハウンカイ 910 藤本匠 
 注 3 ホクショウユウキ 890 西謙一 
 ◎ 4 ニュータカラコマ 910 藤野俊 
 - 5 カイシンゲキ 900 浅田達 
 - 6 サクラリュウ 890 菊池一 
 - 7 キタノタイショウ890  大河和 
 △ 8 オレノココロ 920 鈴木恵 
 - 9 オイドン 890 工藤篤 
 - 10 フクドリ 890 西将太 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  帯広記念の詳細予想は別掲にしています。
【はむ!の買い目】:4=2,1,8→3,5

10R
 10R オッズパーク杯 発走16:45
 - 1 メモリアルサマー 660 西将太 
 △ 2 ツガルノウンカイ 680 村上章 
 - 3 ヒノデタイガー 680 工藤篤 
 ○ 4 コウシュハシンザン 680 藤野俊 
 ◎ 5 サイレントカイザー 680 松田道 
 - 6 ヒカルブライアン 680 鈴木恵 
 注 7 グラディエーター 680 阿部武 
 - 8 シンドラー 680 菊池一 
 ▲ 9 オンリーワン 680 長澤幸 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  古馬の中堅クラスで8Rとほぼ同水準。こちらの方が好調馬が揃う。サイレントカイザーは1年の休養明けから復帰して破竹の勢い。自分からどんどん攻めて行くタイプ。コウシュハシンザンは前走これを負かしており、再戦の様相。ここにオンリーワンらが絡む。
【はむ!の買い目】:5=4,9→2→7,1

11R
11R B3-2 発走17:15
 - 1 プリティチヨヒメ 650 島津新 
 - 2 プリンセスサラ 650 西将太 
 ◎ 3 ウンリューゴールド 665 阿部武 
 ▲ 4 スマイルセンショー 655 鈴木恵 
 ○ 5 キタノキャップ 660 西謙一 
 - 6 チヨノシアトル 670 菊池一 
 注 7 オトコギ 660 船山蔵 
 △ 8 テンノイノリ 660 松田道 
 - 9 テシオキャップ 670 村上章 
【見どころ・はむ!の見解】(個人的見解です。)
  8Rや10Rより格付けは一つ下だが、2組は今シーズン5~6勝を挙げている馬で昇級してきた馬が多い。ウンリューゴールドはシーズン前半調子が良く、その後休養などもあったが近走安定した成績。相手は少しひねって昇級2戦目でクラス慣れしてきたキタノキャップ。
【はむ!の買い目】:3→5,4,8→7,2


なお、改めて9R帯広記念の予想などの記事は別掲(こちら)に書いていますので合わせてよろしくお願いします。

結果については総括として、正月開催終了後に書きたいと思います。
それでは、ばんえいを楽しんでまいりましょう。