ばんえいは5月2日から2歳新馬戦が始まります。今年も参考データをまとめましたのでアップします。先物買いの参考にどうぞ。(PDFファイルです。)
・平成27年度第1回能力検定タイム順一覧表
(父母、毛色、生産地、調教師、馬主等のデータも記しております。)
new・5月2日~4日2歳新馬戦登録データ(レース別)
(能検タイム・順位のほか父母、毛色等のデータも記しております。)
(印刷向き)
はむ!の注目2歳馬
4月11日に行われた第1回能力検査(能検)は軽馬場だったこともあり、179頭(昨年は86頭)と合格馬が続出。2歳馬戦は3日間で13レースも組まれるなど相当賑やかな2歳馬戦となりそう。
1番時計はホクショウディープ。軽馬場とはいえ1分16秒9のタイムは相当速い。(5月4日(月)4R出走予定)。コウシュハルパンも1分20秒2と速かった。(2日(土)5Rに出走予定)。その他ではキタノリュウキ(4日(月)5R3R)、ホクセイキカンボ(3日(日)4R)、オトコノココロ(4日(月)5R)といったところが勝ち抜けを目指す。
牝馬では牝馬1番時計のニューミミ(2日(土)3R)、新種牡馬ニシキダイジン産駒のマルシンナナ(4日(月)2R)、他ではセレブ(2日(土)2R)、ブルーオーシャン(3日(日)5R)、スーパーハヤブサ(2日(土)3R)あたりに注目。
話題の注目馬としては、珍しい粕毛ながら総合8位の好時計をマークしているダイキチマル(2日(土)4R)、新種牡馬トウリュウ産駒のツバサ(3日(日)4R)といったところが挙げられる。
なお、ぶち毛のエンジェルガガの弟ブチオなどは今週の出走はなし。また輸入馬ユネスコドテューレの仔ジャンボヒメは合格していたが登録抹消となっている。
上記の新馬登録データは枠順などが出れば逐次更新します。最新のブログ記事をごらんください。
2015年4月29日水曜日
2015年4月25日土曜日
【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第9回オッズパーク杯(4/26)
はむ!のばんえい重賞予想
2015年度シーズンが始まりました。スカパーやネット観戦では、今年度からハイビジョン中継になりさらに臨場感あふれるレースが見られています。(一部に)御好評の当欄のばんえい重賞予想、今年も頑張ります。ただ昨年はちょっと掘り下げすぎて記事を書くのが大変になったので(しかも馬券は当たらない)、もう少しシンプルにまとめたいと思います。
【出馬表及びはむ!の予想印】
※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
年度最初の重賞オッズパーク杯は、昨年度1年間の賞金上位馬のレース。3月のばんえい記念の余韻もかすかに残る中、ばんえい記念に出場した実力馬と勢いのある若馬あるいは別路線組が交わり、年度初めにふさわしい興味あるレースとなっている。
シーズン終盤に比べ荷物も軽くなり、若馬勢もチャンスありかと思いきや、過去の傾向としては、カネサブラックはこのレースに4度優勝するなど、ばんえい記念出場馬が疲れも見せずに実力を遺憾なく発揮する場合が多い。先日ばんえい記念を優勝したばかりのキタノタイショウが過去連覇しており、今年は3連覇がかかる。
各馬寸評:
1 イッキフジ:格上挑戦だが抜群の先行力があり、ハンデ差を生かし、この馬自身が逃げるような展開に持ち込めれば一波乱あるかも。
2 オレノココロ:チャンピオンカップで古馬勢をねじ伏せて以降、一息入れて、今回はいわゆる叩き2走。障害も最近は崩れていない。
3 インフィニティー:ばんえい記念3着後も順調に来ている。この馬の持ち味である先行力は健在で障害の崩れもほとんどない。課題は決め手。
4 オイドン:力は十分持っていながら調子の波があり成績が安定しない。重賞は2年以上勝てていない。荷物が軽めの今の時期はチャンスなのだが。
5 セイコークイン:抜群のスピードを持っており、牝馬らしい切れ味もあるが、今回の相手はオープン一線級。どこまで通用するか。
6 コウシュハウンカイ:成績は非常に安定しており崩れることはほとんどないが、今年に入って2着5回と勝ちきれないのが課題。前で競馬したい。
7 キタノタイショウ:悲願のばんえい記念を制して1か月。反動は前走の馬体重減など見ても少なからずありそうだ。しかしオッズパーク杯も3連覇がかかっており、立て直しを図る。
8 フジダイビクトリー:ばんえい記念で先頭に抜け出したシーンは目に焼き付いているところ。障害力は抜群で安定性がある。今回はハンデ差も少なくチャンスか。
9 フクドリ:帯広記念で勝利して以降は、掲示板にも入れないほどの大敗続き。障害へのチャレンジも後手に回っている。まずはレース勘を取り戻したい。
10 ニュータカラコマ:上位での戦いに備え、切れ味勝負一辺倒から障害力、先行力で粘り込むレースを意識しているようだ。前走は本来の切れ味も見せた。
展開予想:(晴れ、乾の予想)
前半:インフィニティー、軽量のイッキフジあたりがハナを切り、キタノタイショウも早めに前に行くか
障害:フジダイビクトリー、インフィニティーあたりが障害の上手さを生かし、コウシュハウンカイあたりも続く。
後半:上記の先行馬に続き、ニュータカラコマあたりが仕掛け最後はどこまで粘れるか。キタノタイショウ、オイドンが障害を2,3発以内で越えて、先行馬が残り30mより手前にいれば差しきれるか。
予想まとめ:
イッキフジ以外大きなハンデ差はなく、実力どおり走ればキタノタイショウの3連覇は濃厚であるが、ばんえい記念の反動が心配され、先週はまだ体調は戻っていなかった感があるが今週はどうか。
前哨戦のスプリングカップで勝ったニュータカラコマは今回も同じ大外枠。この馬はこの枠は揉まれないのでむしろ歓迎か。しかし馬券的な妙味としてはコウシュハウンカイの安定性にかけてみたい。切れ味タイプではなく一定のスピードで走れるため崩れないが勝ちきれないことが多いが、今年度から導入されたワイドなら3着までの組み合わせで狙えるのでチャンスかも。さらにはチャンピオンカップで見せたようなオレノココロの抜け出し、そしてオイドン。前走は障害でピッタリ反応しなかったが、時計のかかる馬場で流れが落ち着けば巻き返しを図れるか。
はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
昨年度は当たらないか当たってもガミるかどっちかなので、今年からはもっと絞ることにした。そして今年度から発売のワイドで勝負をしてみたいと思う。今回コウシュハウンカイは1着の軸にはしづらいが、3着までの軸ならなんとかなるのでは。あと実力馬が同枠に入った枠複などもおもしろい。
今回の結果回顧はレース数日以内にアップしたいと思います。
2015年度シーズンが始まりました。スカパーやネット観戦では、今年度からハイビジョン中継になりさらに臨場感あふれるレースが見られています。(一部に)御好評の当欄のばんえい重賞予想、今年も頑張ります。ただ昨年はちょっと掘り下げすぎて記事を書くのが大変になったので(しかも馬券は当たらない)、もう少しシンプルにまとめたいと思います。
【出馬表及びはむ!の予想印】
第9回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2) (2015年4月26日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 (展開目安) |
1 | イッキフジ | 牡5 | 700 | 西謙一 | 西弘美 | 栗毛 逃 | |
△ | 2 | オレノココロ | 牡5 | 720 | 鈴木恵 | 槻舘重 | 青毛 差 |
3 | インフィニティー | 牡9 | 720 | 尾瀬馨 | 金田勇 | 鹿毛 逃 | |
注 | 4 | オイドン | 牡7 | 720 | 山本正 | 鈴木邦 | 栗毛 追 |
5 | セイコークイン | 牝5 | 700 | 西将太 | 岡田定 | 鹿毛 差 | |
◎ | 6 | コウシュハウンカイ | 牡5 | 720 | 藤本匠 | 大友人 | 栗毛 先 |
▲ | 7 | キタノタイショウ | 牡9 | 720 | 大河和 | 服部義 | 栗毛 先 |
8 | フジダイビクトリー | 牡7 | 720 | 松田道 | 皆川公 | 栗毛 先 | |
9 | フクドリ | せん10 | 720 | 安部憲 | 皆川公 | 鹿毛 差 | |
○ | 10 | ニュータカラコマ | 牡7 | 720 | 藤野俊 | 村上慎 | 鹿毛 追 |
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ) 三連単 6,10,7→6,10,7,2→6,10,7,2,4 合計27通り 枠複(BOX)6,7,8 応援(単勝+複勝)4 (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 6=10,7,2,4 |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
年度最初の重賞オッズパーク杯は、昨年度1年間の賞金上位馬のレース。3月のばんえい記念の余韻もかすかに残る中、ばんえい記念に出場した実力馬と勢いのある若馬あるいは別路線組が交わり、年度初めにふさわしい興味あるレースとなっている。
シーズン終盤に比べ荷物も軽くなり、若馬勢もチャンスありかと思いきや、過去の傾向としては、カネサブラックはこのレースに4度優勝するなど、ばんえい記念出場馬が疲れも見せずに実力を遺憾なく発揮する場合が多い。先日ばんえい記念を優勝したばかりのキタノタイショウが過去連覇しており、今年は3連覇がかかる。
各馬寸評:
1 イッキフジ:格上挑戦だが抜群の先行力があり、ハンデ差を生かし、この馬自身が逃げるような展開に持ち込めれば一波乱あるかも。
2 オレノココロ:チャンピオンカップで古馬勢をねじ伏せて以降、一息入れて、今回はいわゆる叩き2走。障害も最近は崩れていない。
3 インフィニティー:ばんえい記念3着後も順調に来ている。この馬の持ち味である先行力は健在で障害の崩れもほとんどない。課題は決め手。
4 オイドン:力は十分持っていながら調子の波があり成績が安定しない。重賞は2年以上勝てていない。荷物が軽めの今の時期はチャンスなのだが。
5 セイコークイン:抜群のスピードを持っており、牝馬らしい切れ味もあるが、今回の相手はオープン一線級。どこまで通用するか。
6 コウシュハウンカイ:成績は非常に安定しており崩れることはほとんどないが、今年に入って2着5回と勝ちきれないのが課題。前で競馬したい。
7 キタノタイショウ:悲願のばんえい記念を制して1か月。反動は前走の馬体重減など見ても少なからずありそうだ。しかしオッズパーク杯も3連覇がかかっており、立て直しを図る。
8 フジダイビクトリー:ばんえい記念で先頭に抜け出したシーンは目に焼き付いているところ。障害力は抜群で安定性がある。今回はハンデ差も少なくチャンスか。
9 フクドリ:帯広記念で勝利して以降は、掲示板にも入れないほどの大敗続き。障害へのチャレンジも後手に回っている。まずはレース勘を取り戻したい。
10 ニュータカラコマ:上位での戦いに備え、切れ味勝負一辺倒から障害力、先行力で粘り込むレースを意識しているようだ。前走は本来の切れ味も見せた。
展開予想:(晴れ、乾の予想)
前半:インフィニティー、軽量のイッキフジあたりがハナを切り、キタノタイショウも早めに前に行くか
障害:フジダイビクトリー、インフィニティーあたりが障害の上手さを生かし、コウシュハウンカイあたりも続く。
後半:上記の先行馬に続き、ニュータカラコマあたりが仕掛け最後はどこまで粘れるか。キタノタイショウ、オイドンが障害を2,3発以内で越えて、先行馬が残り30mより手前にいれば差しきれるか。
予想まとめ:
イッキフジ以外大きなハンデ差はなく、実力どおり走ればキタノタイショウの3連覇は濃厚であるが、ばんえい記念の反動が心配され、先週はまだ体調は戻っていなかった感があるが今週はどうか。
前哨戦のスプリングカップで勝ったニュータカラコマは今回も同じ大外枠。この馬はこの枠は揉まれないのでむしろ歓迎か。しかし馬券的な妙味としてはコウシュハウンカイの安定性にかけてみたい。切れ味タイプではなく一定のスピードで走れるため崩れないが勝ちきれないことが多いが、今年度から導入されたワイドなら3着までの組み合わせで狙えるのでチャンスかも。さらにはチャンピオンカップで見せたようなオレノココロの抜け出し、そしてオイドン。前走は障害でピッタリ反応しなかったが、時計のかかる馬場で流れが落ち着けば巻き返しを図れるか。
はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
昨年度は当たらないか当たってもガミるかどっちかなので、今年からはもっと絞ることにした。そして今年度から発売のワイドで勝負をしてみたいと思う。今回コウシュハウンカイは1着の軸にはしづらいが、3着までの軸ならなんとかなるのでは。あと実力馬が同枠に入った枠複などもおもしろい。
今回の結果回顧はレース数日以内にアップしたいと思います。
2015年4月18日土曜日
【はむ!のばんえい応援2015】新年度開幕!今年度の見どころ
年度替わりでばんえい一休みとともに当欄もしばしお休みしておりましたが、そろそろ再始動したいと思います。ばんえいは4/18から新年度がスタート。今年度も応援していきます。
はむ!のばんえい多々雑感
まずは、2015年度、新シーズンのばんえいのトピックから。
昨年度は売上が前年度比13%増と帯広単独開催となって以降最高となり好調なばんえい競馬でしたが、今年度もこの調子を維持あるいはさらなる売上増を期待したいところです。ここで今年度の注目点を挙げてみましょう。
・ワイド馬券、枠複の導入
1-3着に入る2頭の組み合わせを当てる「ワイド(拡大馬番号二連勝複式)」馬券は、地方競馬で唯一ばんえいのみが導入されていませんでしたが、いよいよ今年度から発売になります。馬券の選択肢が増えることは良いことだと思います。配当は低めですが1着3着や2着3着という組み合わせでもいいので当たりやすく、初心者にも楽しめそうです。また、ばんえいは絶対的本命が圧勝するようないわゆる鉄板レースが少ないので、他の地方競馬のように100円元返しが連発するようなことも少ないと思われる上、ばんえいの場合、ゴール直前で順位が変わることもしばしばなので、エキサイティングに楽しめそうです。
一方、三連単などが導入された時に一旦廃止になった「枠複(枠番号二連勝複式)」(JRA風に言えば枠連)が復活しますが、ばんえいは最高でも10頭立てなので、馬複との違いが少なく、あまり大きな意味は感じられません。他の競馬場と合わせるのが主目的でないかと思われます。しかし同枠に2頭有力馬がいる場合などは狙えるかもしれませんし、馬複とオッズを比較して高そうな方を買うなんてことはあるかもしれません。(余談ですが、昔枠連しかなかった時代、八卦で使う八角サイコロを転がして買い目を決めていたような予想屋なのか占い師なのかわからない人が競馬場(又は競輪場だったかも)にいたような記憶が・・・。そんな人の需要に応えられるかもw)
・競馬場の施設リニューアル
レースには直接関係ありませんが、現地観戦する人しかわかりませんが、帯広競馬場のスタンドの裏にあるポニーなどのいるふれあい動物園などの施設がリニューアルされて、なお一層家族連れなどが来たくなる感じになると思われます。そんな人たちにも少し馬券を買ってもらいたいところ。あと、ナイター向けにコースのイルミネーションがリニューアルされました。地元のデザイン学校の生徒の作品を投票で選んだということで、これはテレビ観戦の人にも楽しめそうです。なかなか一気にというわけにはいきませんが、こういう地道な努力の積み重ねによりさらに広くばんえいの裾野が広がることを願います。
またレース関係での注目点がいくつか。
・賞金の増加
今年1月あたりから、売上増にともなって、レースの1着賞金(馬主、調教師、騎手、厩務員向け)が微妙にアップされていました。この4月からは少し減りましたが、それでもここ数年よりかはやや高い賞金水準となっています。これは馬主や生産者保護という意味でも大切なことでしょう。
・重賞の開催時期の一部変更
重賞の日程はほとんど昨年と変わっていません。3,4歳混合のはまなす賞(BG3)と3歳クラシック第1弾のばんえい大賞典(BG3)の日程を7月と8月で入れ替えたこと(はまなす賞の位置づけを夏の3歳4歳の対抗戦という意味合いを明確にしたという感じでしょうか。)と、あとは昨年度より1週間ほどずれて開催されるが数レースある程度です。あとは詳細がまだ不明なのでわかりませんが、レース体系に大きい影響はないでしょう。
・その他(砂の入れ替え、組替えなど)
その他の注目点はいつものことですが、新年度でコースの砂の入れ替えが行われているほか、クラス替えにより組み合わせが変わりました。特に3歳馬は初めて古馬との対決が待っており、力関係はいかにというところです。早速、初日18日の8Rで2歳時に活躍したタキニシサンデーが、古馬勢と初顔合わせ、どのような走りをするか注目されます。そしてあの9戦9勝のセンゴクエースはどこで出てくるのでしょう。
古馬勢ではばんえい記念で勝ったキタノタイショウを初めとして、上位馬はどんな走りをみせるか。一方ではファーストスターのように3年間の活躍がなかったため、一気にB4組まで降格した馬もいます。ばんえいではそういった馬が下位で活躍してまた上位に戻ってくるということがよくありますので(昨年度ではライデンロックなど)、そういった奮起も期待されます。
そして新たにデビューする2歳馬。今年は能力検査で軽馬場も味方して大量合格したので、賑やかな2歳馬戦となりそうです。2歳馬のデビューは25日の週から順次。当欄では昨年同様2歳馬の能検タイム等を整理をしておりますので、ご参考にどうぞ。
平成27年度第1回能力検定タイム順一覧表
はむ!のばんえい応援ブログ・今年度の方針と次回予告
当欄としては、今年も昨年のスタンスを踏襲して、重賞予想を中心に、時々コラムや気が向いたら一日予想などをやっていきたいと思います。さらに、読者の皆様にも楽しんでいただけるようなスペシャル企画も考えています。(今は考えているだけです。)一方では筆者は本業などが結構忙しく、あまりゆっくり書いていられない日もあると思いますのでその節は御容赦願います。
さしあたり次回記事は24日あたりにアップ予定です。次回は2歳馬デビュー戦の注目、そして重賞BG2オッズパーク杯の予想などを行う予定です。それではまたお会いしましょう。お楽しみに。
はむ!のばんえい多々雑感
まずは、2015年度、新シーズンのばんえいのトピックから。
昨年度は売上が前年度比13%増と帯広単独開催となって以降最高となり好調なばんえい競馬でしたが、今年度もこの調子を維持あるいはさらなる売上増を期待したいところです。ここで今年度の注目点を挙げてみましょう。
・ワイド馬券、枠複の導入
1-3着に入る2頭の組み合わせを当てる「ワイド(拡大馬番号二連勝複式)」馬券は、地方競馬で唯一ばんえいのみが導入されていませんでしたが、いよいよ今年度から発売になります。馬券の選択肢が増えることは良いことだと思います。配当は低めですが1着3着や2着3着という組み合わせでもいいので当たりやすく、初心者にも楽しめそうです。また、ばんえいは絶対的本命が圧勝するようないわゆる鉄板レースが少ないので、他の地方競馬のように100円元返しが連発するようなことも少ないと思われる上、ばんえいの場合、ゴール直前で順位が変わることもしばしばなので、エキサイティングに楽しめそうです。
一方、三連単などが導入された時に一旦廃止になった「枠複(枠番号二連勝複式)」(JRA風に言えば枠連)が復活しますが、ばんえいは最高でも10頭立てなので、馬複との違いが少なく、あまり大きな意味は感じられません。他の競馬場と合わせるのが主目的でないかと思われます。しかし同枠に2頭有力馬がいる場合などは狙えるかもしれませんし、馬複とオッズを比較して高そうな方を買うなんてことはあるかもしれません。(余談ですが、昔枠連しかなかった時代、八卦で使う八角サイコロを転がして買い目を決めていたような予想屋なのか占い師なのかわからない人が競馬場(又は競輪場だったかも)にいたような記憶が・・・。そんな人の需要に応えられるかもw)
・競馬場の施設リニューアル
レースには直接関係ありませんが、現地観戦する人しかわかりませんが、帯広競馬場のスタンドの裏にあるポニーなどのいるふれあい動物園などの施設がリニューアルされて、なお一層家族連れなどが来たくなる感じになると思われます。そんな人たちにも少し馬券を買ってもらいたいところ。あと、ナイター向けにコースのイルミネーションがリニューアルされました。地元のデザイン学校の生徒の作品を投票で選んだということで、これはテレビ観戦の人にも楽しめそうです。なかなか一気にというわけにはいきませんが、こういう地道な努力の積み重ねによりさらに広くばんえいの裾野が広がることを願います。
またレース関係での注目点がいくつか。
・賞金の増加
今年1月あたりから、売上増にともなって、レースの1着賞金(馬主、調教師、騎手、厩務員向け)が微妙にアップされていました。この4月からは少し減りましたが、それでもここ数年よりかはやや高い賞金水準となっています。これは馬主や生産者保護という意味でも大切なことでしょう。
・重賞の開催時期の一部変更
重賞の日程はほとんど昨年と変わっていません。3,4歳混合のはまなす賞(BG3)と3歳クラシック第1弾のばんえい大賞典(BG3)の日程を7月と8月で入れ替えたこと(はまなす賞の位置づけを夏の3歳4歳の対抗戦という意味合いを明確にしたという感じでしょうか。)と、あとは昨年度より1週間ほどずれて開催されるが数レースある程度です。あとは詳細がまだ不明なのでわかりませんが、レース体系に大きい影響はないでしょう。
・その他(砂の入れ替え、組替えなど)
その他の注目点はいつものことですが、新年度でコースの砂の入れ替えが行われているほか、クラス替えにより組み合わせが変わりました。特に3歳馬は初めて古馬との対決が待っており、力関係はいかにというところです。早速、初日18日の8Rで2歳時に活躍したタキニシサンデーが、古馬勢と初顔合わせ、どのような走りをするか注目されます。そしてあの9戦9勝のセンゴクエースはどこで出てくるのでしょう。
古馬勢ではばんえい記念で勝ったキタノタイショウを初めとして、上位馬はどんな走りをみせるか。一方ではファーストスターのように3年間の活躍がなかったため、一気にB4組まで降格した馬もいます。ばんえいではそういった馬が下位で活躍してまた上位に戻ってくるということがよくありますので(昨年度ではライデンロックなど)、そういった奮起も期待されます。
そして新たにデビューする2歳馬。今年は能力検査で軽馬場も味方して大量合格したので、賑やかな2歳馬戦となりそうです。2歳馬のデビューは25日の週から順次。当欄では昨年同様2歳馬の能検タイム等を整理をしておりますので、ご参考にどうぞ。
平成27年度第1回能力検定タイム順一覧表
はむ!のばんえい応援ブログ・今年度の方針と次回予告
当欄としては、今年も昨年のスタンスを踏襲して、重賞予想を中心に、時々コラムや気が向いたら一日予想などをやっていきたいと思います。さらに、読者の皆様にも楽しんでいただけるようなスペシャル企画も考えています。(今は考えているだけです。)一方では筆者は本業などが結構忙しく、あまりゆっくり書いていられない日もあると思いますのでその節は御容赦願います。
さしあたり次回記事は24日あたりにアップ予定です。次回は2歳馬デビュー戦の注目、そして重賞BG2オッズパーク杯の予想などを行う予定です。それではまたお会いしましょう。お楽しみに。
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