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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年6月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第48回旭川記念(6/18)

ばんえい重賞レース回顧
第48回旭川記念(BG3)-2017年6月18日-10R 200m直 晴 1.3%
  1着△(4)オレノココロ(鈴木恵)2分01秒6
  2着○(3)コウシュハウンカイ
  3着 (5)ニュータカラコマ
単勝 4 180円 馬単4-3 560円 三連単 4-3-5 1,560円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞の第48回旭川記念は1番人気のオレノココロがゴール直前で差し切り勝ち、重賞14勝目、鈴木恵介騎手はこのレースは初制覇。
  晴れて乾燥し砂ぼこりが上がる馬場、しかし適度に水分が含まれそこそこ時計がかかっていた。前半から各馬互いに牽制しながら速くも遅くもないペースでほぼ横一線で進み、障害手前ではセイコークインあたりが先着するもほとんど差はない。前半50秒強。障害はセイコークインがまず仕掛け、コウシュハウンカイ、ニュータカラコマあたりが続く。各馬が障害でひと腰ふた腰とかかる中で、コウシュハウンカイはひと腰で障害を越え先頭を行く。続いてニュータカラコマが続き、一旦膝を折りかけたオレノココロがやや遅れて3番手、あとはキサラキクなどが続いた。先頭はコウシュハウンカイにニュータカラコマが迫るが、差は詰まらない。残り10mとなってスピードが緩みつつもそのまま2番人気のコウシュハウンカイが逃げ切るかと思われたが、残り10mで2馬身程度離れて3番手でじわじわ前を追っていた1番人気オレノココロが最後に加速して、ゴール直前で逆転。そのまま駆け抜けた。コウシュハウンカイはまた詰めの甘さが出て2着。ニュータカラコマも追いつき切れず3着だった。3番人気のセンゴクエースは障害で完全に崩れて勝ち馬に2分遅れる大差負けで8着だった。

次走へのひとことメモ
  オレノココロ(1着):障害で一旦膝はついたもののその時点で天板まで来ており、落ち着いて処理。あとはまさに本領発揮。じわじわ加速、特に残り10mが強かった。この季節でも馬体や気の緩みがなく充実している。今後も少々のハンデの加増は問題なく中心的存在は間違いない。この後は夏のグランプリに向け一息とも考えられるが、調子が良いので7月の北斗賞も狙いにくるか。
  コウシュハウンカイ(2着):障害をひと腰で越え早々と抜け出した時は3連覇が手中に入ったと思われたが、直前で勝ちを逃した。あえて敗因を探せば10kgのハンデと勝ち馬との切れの差ということになるが、この馬にとって最高の走りをしており、これで負けたのは仕方ないところ。リベンジの余地は十分ある。やはりグランプリを視野に北斗賞を目指すか。
  ニュータカラコマ(3着):この馬もまず障害で崩れることはない。持ち味は十分発揮できた。最後はこれもこの馬らしく緩みが出て強い7歳勢2頭にわずかに遅れを取ったが、納得の馬券圏内。5番人気まで人気を落としていたのが不思議。次は当然、3度目の優勝を狙う得意レースの北斗賞が照準だろう。
  キサラキク(4着):人気は落としていたが、今回は早めの動きで上位を目指した。障害で若干手間取ったことが前に迫れなかった原因であろうが、これぐらいの条件ならオープンクラスでも十分戦えるところは見せた。ムラのあるタイプなので今後も使い詰めた方が良いか。
  フジダイビクトリー(5着):一息ついて若干勝負勘が鈍っていたか、前半から行きっぷりが良くなかった。この馬らしからぬフラフラした走りで端枠ということもあったがまだ調整途上の感があった。掲示板にきちんと入ってくるところはさすが。徐々に回復するだろう。
  その他では牝馬セイコークイン(6着)は先行策は悪くなかったが、障害で勢いがつかなかった。そして3番人気のセンゴクエース(8着)はまたもや障害で崩れて大敗。大外枠だっとはいえ今後に課題が残るレースぶりであった。

はむ!の予想結果
  まず、センゴクがまた崩れてしまい、賭けに出たとは言え、大外枠だしもう少し想定できなかったかというのは反省。それ以外はま、こんなもん。外れたかと思ったら弱気に買ってたのが引っかかっていた。超取りガミだけど。しかしこれは馬券の買い方としてはダメな口。強いて言えば牝馬のどちらかが入ってワイドでも引っかかればそれなりに取り返せたのにというところ。次以降頑張ろう。
  今回収支 -4,040 (配当)1,560 (投入)5,600
  今年度累計 -3,560 (今年度残高96,440)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新しい年度に更新しています。)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  さて、次の重賞は2週間後、7月2日(日)柏林賞(BG3)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2017年6月17日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第48回旭川記念(6/18)

  1ヶ月半ぶりのばんえい重賞は伝統の古馬重賞・旭川記念です。早速予想いきます。
  (今回から予想を先にコラムを後に持っていきます。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第48回旭川記念(BG3)
(2017年6月18日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  フジダイビクトリー 牡9 770 松田道 中島敏 栗毛 逃
キサラキク 牝6 750 阿部武 金田勇 芦毛 差
コウシュハウンカイ 牡7 780 藤本匠 松井浩 栗毛 先
オレノココロ 牡7 770 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
  ニュータカラコマ 牡9 770 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 差
セイコークイン 牝7 750 西将太 岡田定 鹿毛 追
  カイシンゲキ 牡6 770 村上章 槻舘重 鹿毛 先
  アスリート 牝5 750 長澤幸 服部義 鹿毛 先
センゴクエース 牡5 770 大河和 槻舘重 鹿毛 逃
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
旭川記念・傾向と対策?:
  いわゆる4大記念大会の第1弾。2006年まで旭川競馬場でばんえい競馬が行われていたが、帯広単独開催となった現在もその時代を記念して行われているレース。但し、旭川で行われていた時代の「旭川記念」は4歳馬限定のレースであり、現在行われている古馬重賞の旭川記念は当時の「旭王冠賞」というレースの性格を引き継いだもの。
  シーズン序盤で荷物が軽め。ハンデは賞金加増分のみで、ほとんど差はない。従ってやはり実績馬に有利な条件で実際過去勝ち馬には名馬がずらりと並ぶ。しかしながら、このシーズンは大きなレースが少なく各馬一息つく頃で、馬の仕上がり具合に若干差がある時期でもある。過去10年で1番人気は(3,2,2,3)、2番人気にいたっては(0,2,4,4)と未勝利で上位人気馬はやや微妙。逆に3番人気が(5,3,0,2)と強く、下位人気馬はほとんど連対しておらず、ある程度の実力があることは必要だろう。
  今回の注目は、このレース3連覇を目指すコウシュハウンカイ、今年は年度最初の重賞オッズパーク杯にも勝っており荷物が10kg加増となる点がポイント。あとの馬はこのレースに向けどこまで仕上げて来ているかというところ。
各馬寸評:
 1 フジダイビクトリー:3年前のこのレースの勝ち馬。例年スロースタート気味の馬ではあるが、ばんえい記念4着以降、転厩し一息入れた。今年は早めから始動か。
 2 キサラキク:牝馬代表として古馬戦線で奮闘中。重賞勝ちなど十分力はつけてきている。気まぐれな面もあるが、それがこの馬の魅力でもある。障害で早めに動きたい。
 3 コウシュハウンカイ:いつも一歩足りない馬であったが、今年はオッズパーク杯で快勝。3連覇のかかるこのレースは負けられないところ。主導権を握っていきたい。
 4 オレノココロ:ばんえい記念の反動はほとんどみられず、オッズパーク杯も2着にはなったものの十分な走りであった。7分ぐらいの仕上げでも勝負できる力は十分。
 5 ニュータカラコマ:言わずと知れた実力馬。このレースも4度目。一昨年から25戦続けて掲示板に入り非常に安定した成績を上げている。詰めの甘さは課題だが。
 6 セイコークイン:7歳となりこれまでもチャンスはあったが重賞タイトルには縁がない。スピードは十分あり障害も上手い方なので展開次第で大駈けが見込める。
 7 カイシンゲキ:6歳だが昨年から意欲的に古馬重賞に参戦し連対もしている。ばんえい記念にも出走し経験は積んでいる。今シーズンは馬体重を減らしやや疲れが心配。
 8 アスリート:5歳牝馬でまだ力不足感は否めないが、積極的な重賞チャレンジで経験を積み上げている。前半しっかり前について自分の走りができれば善戦可能。
 9 センゴクエース:古馬戦線本格参戦の今シーズン。オッズパーク杯では膝折があり不完全燃焼だったが、その後のレースでは立て直してきている。大外枠は微妙だが。

まとめ:
  前述のとおり、各馬の陣営がどの程度このレースをターゲットにしているかがポイント。実際に伺い知ることは難しいが、条件的にここなら持てる力を十分発揮できるだろうという馬がここを狙ってくるだろう。
  素直にいけばこのレースを3連覇を狙うコウシュハウンカイ、安定性もあり少なくとも連は堅いところ。しかし今回もう一度狙ってみたいのが5歳馬センゴクエース。オッズパーク杯では膝を折るなど、障害でのミスの不安はあるが、シーズンも進んでレース慣れしてくれば立て直しは可能。外詰めの大外枠に入ったのが若干気になるが、序盤で力をキープしてあとは障害さえクリアすれば、切れ味の差でコウシュハら古馬勢に十分逆転可能。相手はやはりコウシュハウンカイ。10kgのハンデはあるがこの程度なら問題ない。障害など安定性は抜群なので外せないところ。単穴には今一度キサラキクを狙いたい。オッズパーク杯では枠順もあって良い所はなかったが、一旦調子に乗るとグイグイ押してくる。そして力のあるオレノココロは五分の仕上がりでも十分走れそう。あとはニュータカラコマの障害での安定性も外し難いし、実力馬で休養明け2戦目のフジダイビクトリーも当然忘れてはならないが、久々の重賞でもスピードのあるセイコークインがこの時期なら一発ありそうな予感。しかし手を広げ過ぎるので入着狙いまで。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年は1年の重賞につぎ込む資金を決めて、それをどこまで持たせられるかということにしている。下手すればシーズン後半の肝心な時に資金無しで馬券が買えないということもありえる。上限を定めることはギャンブルを楽しむための基本だから。オッズパーク杯ではほぼ元返しでとりあえずホッとしているところ。
  今回は結局オッズパーク時と印が同じになった。センゴクやはり勝つか負けるか。大外に入り迷ったが調子は上がっていると見た。コウシュハはやはり外せない。ワイドは牝馬から狙う。
  

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   フォーメーション 9→3,2,4→3,2,4,5,1,6 合計12通り 各100円
   フォーメーション 9,2,4→3=9,2,4,5 合計18通り 各100円
   フォーメーション 3→9,2,4→9,2,4,5,1,6 合計12通り 各100円
  応援馬券(単+複)2 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=9,3,4,6 6=9,3,4 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負! (残高100,480円-5,600円=94,880円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。

はむ!のばんえいコラム
多々雑感
  始めに触れたように、予想をメインにするためコラムを後ろに回しました。
  さて、当欄も5年ほどやっておりますが、自分的に正直マンネリ化していることは否めません。この時期はばんえいの重賞が少ないので、予想を書かなくとも良いのでホッとしている自分もいます。単なるいちファンで、誰に頼まれてる訳でもないのに(しかも予想は当たらない。)こんなこと言ってるのが本当に「コラム」なのか?という疑問もわいてきます。考えれば考えるほど自己矛盾が生まれるわけだが・・でも実際は自分のための日記みたいなものだから肩に力を入れず細々と続けていきたいと思います。