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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2021年2月27日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第42回チャンピオンカップ(2/28)

  今週の重賞は、今年度優勝馬によるいわゆるグランドチャンピオン決定戦、チャンピオンカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第42回チャンピオンカップ(BG2)
(2021年2月28日(日)18:25発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
メムロボブサップ 牡5 850 阿部武 坂本東 鹿毛 先
天馬賞ほか
メジロゴーリキ 牡7 820 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
北見記念
  ミノルシャープ 牡7 830 島津新 大友人 鹿毛 先
ばグランプリほか
アオノブラック 牡5 820 藤野俊 金田勇 鹿毛 差
ドリームエイジC
  フェアリースズ 牝7 800 長澤幸 岩本利 栗毛 先
ヒロインズカップ
コウシュハウンカイ 牡11 830 藤本匠 松井浩 栗毛 先
オッズパーク杯ほか
オレノココロ 牡11 850 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
帯広記念
  ジェイカトレア 牝5 760 菊池一 平田義 青毛 追
クインカップ
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「チャンピオンカップ」の概要と傾向
  ばんえいの1年単位は4月から始まり3月で終わるいわゆる年度となっているが、その年度における重賞で勝った馬による一戦、いわゆる当該年度のグランドチャンピオンを決める一戦がこのチャンピオンカップだ。したがって成績上位の馬でも重賞に優勝していない馬は出走権がない。
  過去10年で1番人気は(4,2,0,4)でまずまずといったところ。ここ5年は連対している。一方下位人気でもそれなりに善戦している傾向がある。但し、時期的なものもあって出走が少頭数にとどまることが多く、馬券的にはちょい荒れといったところか。年齢的には、8歳、9歳が上位だが、5歳馬が善戦し現在連勝中、過去10年でも3勝している。天馬賞などの勢いがあることと、若馬はハンデが有利であることなどが挙げられる。一方では年度末のばんえい記念に向けたたたき台として臨んで勝ちきる例も多い。牝馬は厳しく、14年前の2007年フクイズミまで遡る。連対も過去10年で1回のみ。騎手別では松田道明騎手が4勝、鈴木恵介騎手が3勝などとなっている。

今回のみどころ
  年度末が近づき、最大の大一番ばんえい記念が近づいているこの時期。その本番に向け調整を続ける実力馬に対し、ここを本番と考える陣営、特に勢いのある若馬が挑み、少頭数ながら興味深い戦いが展開されそう。ばんえい記念4勝目を狙うオレノココロは、このレースも過去3勝しており、今回も決して手抜きはしないだろう。永遠のライバル、コウシュハウンカイもこの条件では負けられない。一方、3歳、4歳(明け5歳)と2年連続で三冠を獲得したメムロボブサップ、そのライバルでドリームエイジカップを勝ってきたアオノブラックなど5歳馬勢も勢いがありそうだし、その中間で最強世代と言われるメジロゴーリキ、ミノルシャープら7歳勢もここを狙ってきていると考えられ激しい争いとなりそう。面白いことに、5歳馬、7歳馬、11歳馬の3つの世代だけが揃った。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 メムロボブサップ:今年度の4歳三冠馬(柏林賞、銀河賞、天馬賞)3歳時にも三冠を獲っており、世代では抜けた存在。古馬との対戦でも特別戦で最上位のメンバーにほぼハンデ差なしで勝利。また直前の軽量戦スピードスター賞では44秒2という驚異的なタイムで優勝。自在の脚でここでも十分戦えそう。荷物は重いが。
 2 メジロゴーリキ:7歳馬。一昨年のこのレースの勝ち馬。当時は5歳だったが勢いがあり、大逃げから障害をしっかり越えて最後まで粘って勝利した。最近はこのころの勢いは見られず、障害も怪しい時もあったが、その中でも北見記念でトップクラスを相手に押さえきったのは大きい。帯広記念でも善戦。楽に先行できれば。
 3 ミノルシャープ:今年度は、北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリに勝ち、シーズン前半は破竹の勢いであった。その後体調を崩し、少しずつ復活の兆しは見え始めているものの、まだ十分戻っていない印象。本来なら、先行力と障害力に切れ味もあって、課題であった最後の粘りも増していた。流れをつかめれば。
 4 アオノブラック:5歳馬で今期はドリームエイジカップで古馬勢相手に直線抜け出して重賞勝利している。メムロボブサップとは永遠のライバルであるが、世代三冠戦ではいずれも勝ちを譲っている。前走軽量戦のスピードスター賞では44秒4と激走したがまたもやボブサップに一歩及ばなかった。リベンジを期する。
 5 フェアリースズ:7歳牝馬。前走BG1のヒロインズカップでは、障害2番手から直線での粘りあいを制して、7歳にして重賞初優勝、牝馬チャンピオンとなった。安定した走りと障害力がモットー。重量も対応できる。今回は初めてのオープントップクラスが相手で厳しいが、自分の走りに徹してついていければ着拾いも。
 6 コウシュハウンカイ:これまで重賞15勝と百戦錬磨の10歳馬、今シーズンはオッズパーク杯と岩見沢記念の重賞2勝。抜群の安定性と障害力で、オレノココロとともにばんえい界を引っ張る存在。もちろん目標はその先のばんえい記念だが、ここは斤量的に勝てる条件が揃っている。このレースは初優勝をめざす。
 7 オレノココロ:ばんえい界のトップ馬、当然目標は年度末の大一番ばんえい記念だが、このレースも得意で過去3勝。本番に向けた良いたたき台としての位置づけもあるが、しっかり狙ってきている。脚質は中団あたりから直線で一歩一歩迫っていく差し馬タイプ。帯広記念ではゴール前の粘り合いを制して勝利した。
 8 ジェイカトレア:5歳牝馬。今年度のクインカップ勝ちなど世代の重賞では負けなしと抜けた存在。好位から直線で抜け出し引き離す展開が理想。ただ牡馬勢や古馬相手だと勢いがそがれ後手に回ってしまうことが多い。馬格はあり力自体はありそう。軽ハンデを活かし前半から離されずついていければ、直線で粘り込みも。

展開予想
  この時期にしてはやや軽めの荷物であり、馬場も落ち着くと考えられるため各馬が持ち味を存分に出せる状況にあるといえる。やはり飛び出すのは5歳馬メムロボブサップか。ただ今回はハンデ差で荷物が重い。そうなるとライバルのアオノブラックが意識的に前に行くか。先行馬メジロゴーリキは5歳馬勢の様子を見て行く形になるか。本来ならミノルシャープあたりも行きたいところだがまだ本調子ではなさそう。あとはコウシュハウンカイあたりがついて行くか。オレノココロも勝ちに行くならこの集団にはつけたい。第2障害をメムロボブサップとアオノブラックが先に越えるようだとそのまま一騎打ちに入るか。もたつくようだと、コウシュハウンカイ、オレノココロら古馬勢らが突っ込んでくる。障害は各馬問題ないだろう。降りた時点での位置取りが重要。

【はむ!の見解まとめ】
  今回のポイントはやはり荷物の重量とハンデ差。この時期の重賞としては軽めだが、今年は賞金が大きいからか、上位馬はそこそこ荷物を背負わされる。年度末の大一番ばんえい記念を見据えた古馬勢に対し、今特に勢いのあるのはメムロボブサップ、アオノブラックら5歳勢だが、力関係に加え、斤量が微妙に影響しそう。
  いろいろ総合的に考え、当欄ではもう一度11歳馬◎(6)コウシュハウンカイを狙う。帯広記念ではゴール前での悔しい逆転負けを喫したが、斤量が比較的軽くなるここでは粘り切れる可能性は大きい。巻き返しのチャンス。このレースはこれまで相性は悪かったが、それはトップハンデを背負わされてのもの。今回は丁度良いハンデ差で最大の力を出せるとみて本命とした。
  対抗には、今シーズン北見記念に勝ち、帯広記念も2着に入った○(2)メジロゴーリキを推したい。着順だけをみるとあまり実力を出せていないように見えるが、高重量戦では好走。自分でレースを作りに行ける強みがある。障害も立て直してきた。前走軽量戦を使ったことにより、動きがさらに軽くなることにも期待。そして5歳馬▲(4)アオノブラックを単穴にした。820kgは重くはあるが、北見記念では850kgを経験しており、ライバルのメムロボブサップが重量未経験であることを考えると、ここでも力を出せる状況にある。しっかり走って経験を積み上げたい。そしてあわよくば上位進出も。△(7)オレノココロも相対的にこの位置の評価となったが、この斤量でも全く苦にしない。目標は先だがここでもたたき台としてしっかり走ってくるだろう。最後でハンデ差がこたえるかも知れないが、大崩れはなさそう。
  あとは、注目の注(1)メムロボブサップだが、さすがに850kgの荷物とハンデ差だと上位進出は厳しいか。ある程度エネルギーをセーブして、最後の粘りを見せれば上位のチャンスはあるが、入着までか。5歳牝馬(8)ジェイカトレアは負担重量760kgと最上位馬と90kgものハンデ差をもらっているが、それでもタイム的にはまだ遠い。実力馬(3)ミノルシャープは復活の兆しは見えつつあるものの現時点ではまだ厳しいか。先行できれば強いが、現状ではついていくのがやっと。(5)フェアリースズはヒロインズカップ勝ち馬ではあるがやはり800kgは重い。

はむ!の馬券狙いどころ:
  黒ユリ賞でうまく引っかかってくれて、珍しく現時点でプラス収支。しかし風前の灯、年度末まであと4レース。もう一本決められればトータルプラスも夢でない。
  今回は安定度でコウシュハウンカイから。少頭数なのでなるべく絞って。そしてここのところ単勝で取れていないので、このあたりでしっかり取りたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 6=2,4,7→2,4,7,1 合計18通り 各100円
      6→2,4,7→2,4,7,1(追加)合計9通り 各100円
      2,4,7→2,4,7→6,2,4,7 合計12通り 各100円
  馬複  6=2,4,7 合計3通り 各200円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 700円
  ワイド 2=6,4,7,1 4=6,7,1 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2021年2月17日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】回顧・第46回黒ユリ賞(2/14)

ばんえい重賞レース回顧
第46回黒ユリ賞(BG2)-2021年2月14日-10R 200m直 曇 1.4%
  1着▲(10)イオン(鈴木恵) 2分00秒8
  2着◎(9)ミソギホマレ
  3着注(7)ミラクルクイーン
   単勝 10 240円(1番人気) 馬複 9-10 270円 三連単 10-9-7 12,810円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け3歳牝馬による重賞、第46回黒ユリ賞は、1番人気に推されたイオンが障害を先頭で降りてから最後まで粘って優勝。この世代の牝馬チャンピオンとなった。鈴木恵介騎手はこのレースは2018年ミスタカシマ以来5勝、重賞は今年の帯広記念に続き今期2勝で通算81勝目。槻舘重人調教師もミスタカシマ以来このレース3勝目で重賞通算65勝目。

レース振り返り
  帯広はこの時期らしい冬の天気が続き、馬場は乾燥気味で、そこそこ力の必要な馬場状態であった。
  レースは、ほぼ一斉のスタートから第1障害までは勢いよく進み、各馬問題なく第1障害はクリア、第1障害を越えてからは、大外からイオン、最内のサクラヒメが飛び出し、ミススマイルそしてアバシリサクラが続いた。一度刻んでからは、各馬もまた横並びの態勢となり、全体的にペースが落ち着いたまま1、2障害の中間へ。イオンとサクラヒメが心持ち前に行くが、各馬はまだ横一線。そのままの態勢で第2障害に向かう、ジェイマリア、ニュクスそしてミソギホマレあたりもやや前を伺うが、ほとんど差はない。先頭を行くイオンは第2障害のかなり手前で刻み、その間にニュクス、ミソギホマレが第2障害手前に到達。ここまで62秒とまずまずのペース。
  そこでイオンが第2障害手前では立ち止まらず障害の坂に直行。勢いをつけて坂の頂上まできて、そのまま障害を越えた。これを見るように、ニュクスとミソギホマレが障害に挑戦、しかしニュクスは膝を折ってくずれ、ミソギホマレも坂の上で立ち止まる。続いてアバシリサクラとシンデレラナイトが障害に挑戦、苦労しながらも障害をクリアし、これが2,3番手、もう一度力を入れたミソギホマレが4番手で障害を越えた。あとの馬は障害に苦戦し、遅れて、後方から仕掛けたミラクルクイーンが5番手で障害を降りた。
  そうしている間に、先頭のイオンはすでに残り30mに達し一人旅、10馬身以上大きく離れてアバシリサクラ、シンデレラナイトが続き、ミソギホマレが追う展開。イオンは逃げるが、徐々にスピードが落ち、残り20mを切ったところで一度止まった。その間に後続の集団が近づくがまだリードはあった。その中ではアバシリサクラが止まり、シンデレラナイトが2番手に出て、ミソギホマレが続いていた。再び動き出したイオンが残り10mを切ったところでもう一度ストップ。そこでシンデレラナイトが追いつき、ミソギホマレも1馬身差に迫った。シンデレラナイトは一旦先頭に立ちかけたが、ゴール直前でストップ、その間にまた立て直したイオンが、最後ギリギリになりながらも歩ききってゴールを駆け抜けて優勝した。続シンデレラナイトはまだ動けず、その後ろのミソギホマレがこれもゴール前でストップしながらも再び動き出し2着に入った。シンデレラナイトはようやく動き出したが、力が残っておらずゴール線上で再びストップ。その間に止まっていたアバシリサクラ、後方から追っていたミススマイル、ミラクルクイーンが近づき、これらも我慢比べになったが、最後まで走り切ったミラクルクイーンがわずかに抜け出し3着に入った。シンデレラナイトが4着。3番人気で当欄でも対抗にしていたニュクスは障害の失敗が響き8着に終わった。

次走へのメモ
イオン(1着):前半はなるべく力を使わず自然体に進み、障害もかなり手前から勢いをつけて登るなど、最後の失速も想定しての展開だったように見える。このような流れを作ったのはさすが鈴木騎手といったところ。最後は粘って突き放した。結果的には持ち味を十分出しての優勝。この馬のポテンシャルの高さを見せたレースであった。馬体も立派で、今後走りが安定してくればさらに強くなりそうなイメージ。今後だが、今年の牝馬のレベルからするとイレネー記念でも1番人気になりそうな気配だが、その先の来シーズンを見据えていくことも考えられる。
ミソギホマレ(2着):この馬としては、全くミスのない走りであった。強いて言えば障害のところで勝ち馬に出し抜かれ、隣で崩れた馬がいた影響もあってか、2,3腰かかってしまったのが一歩遅れを取った原因であろう。それでも最後は接戦まで持ち込んでいるので力のあるところは見せたといえる。こちらもイレネー記念に行くかどうか。
ミラクルクイーン(3着):最下位人気となっていたが、全体のペースに巻き込まれず、自分のペースで走れたことが、最後の追い込みと粘りにつながったといえる。接戦は十勝産駒特別などでも経験しており、父ホリセンショウ譲りのレースセンスもあった。更に馬体が成長すれば上位でも好勝負できそう。
シンデレラナイト(4着):動きの良さや障害の上手さはこの馬の持ち味。それを存分に発揮したといえる。ゴール手前で一旦先頭に立つ場面もあり、十分見せ場を作った。小柄なこともあり、最後はスタミナ切れとなってしまったが、将来成長してくれば相当強くなりそうな気配がある。
ミススマイル(5着):直前Bクラスで勝ち最後の切符での出走、切れ味はあるものの力的にはどうかと思われたが、父ライデンロックを彷彿とさせる追い込みを見せ、今後に期待がもてるレースを展開した。自己条件では中心的存在となるだろう。
  その他では、ジェイマリア(6着)は、やはり障害は厳しかったものの最後は追い込んできており、展開次第では無視できない存在となりそう。アバシリサクラ(7着)は、完全なスタミナ切れ、マイナス25kgの馬体重が示すように体調が良くなかったように見える。それでも走りはしっかりしており、体調が戻れば再び活躍するだろう。当欄で対抗に狙ったニュクス(8着)は障害で崩れてしまったのがすべて。前半も余裕がなかったか。しかし障害を修正すれば立て直しは可能。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単10-9-7 1枚 枠複8-8 5枚 ワイド 7-10 9-10 各1枚
  ゴール直前の我慢比べで最後までハラハラする大接戦で見応えがあった。イオンはやはりスピードがあったね。最後はいっぱいになっていたけど、押し切った感じ。今後成長すればさらに強くなりそうだね。ミソギホマレもよく頑張っていたが及ばなかった。馬券的には注意で押さえていたミラクルクイーンが突っ込んできてくれたので、三連単もワイドも美味しい結果になった。これでまたなんとか今シーズンプラスに持ってこれた。この時期でプラスは久しくなかったんじゃないかな。あと4レース。なんとか押し切りたい。
  今回収支 +13,010
   (通常分) +9,860 (配当)14,260 (投入)4,400
   (単複・ワイド)+3,150 (配当)4,550 (投入)1,400
  今年度累計 +6,500(2/14・黒ユリ賞終了時点)
   (通常分) +15,080 (配当 112,280 - 投入 97,200)
   (単複・ワイド) -8,580 (配当 24,520 - 投入 33,100)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次の重賞は2週後、2月28日(日)、今年度の重賞優勝馬による一戦、チャンピオンカップです。予想は前日までにアップしたいと思っています。

2021年2月13日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第46回黒ユリ賞(2/14)

  今週の重賞は、明け3歳牝馬による一戦・黒ユリ賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想

【出馬表及びはむ!の予想印】
第46回黒ユリ賞(BG2)
(2021年2月14日(日)18:25発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  サクラヒメ 牝3 640 中山直 今井茂 鹿毛 先
父キタノイチオク
  ミススマイル 牝3 640 赤塚健 小北栄 青毛 追
父ライデンロック
  ホクセイサクラコ 牝3 640 西謙一 今井茂 鹿毛 差
父ミタコトナイ
  ジェイマリア 牝3 640 藤本匠 今井茂 青毛 追
父ジャングルソング
アバシリサクラ 牝3 640 島津新 金田勇 青毛 差
父トカチタカラ
  シンデレラナイト 牝3 640 西将太 鈴木邦 青毛 先
父スギノハリアー
ミラクルクイーン 牝3 640 松本秀 坂本東 栗毛 差
父ホリセンショウ
ニュクス 牝3 640 藤野俊 松井浩 鹿毛 差
父レットダイヤ
ミソギホマレ 牝3 640 阿部武 坂本東 鹿毛 逃
父フジカチドキ
10 イオン 牝3 640 鈴木恵 槻舘重 青毛 先
父カネサブラック
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「黒ユリ賞」の概要と傾向
  ばんえい明け3歳の牝馬による重賞。「黒ユリ」は帯広市の市花で、1975年創設以降、4場開催時代から一貫して帯広で行われている伝統あるレースとなっている。JRAで言えば桜花賞と阪神ジュベナイルフィリーズを足して2で割ったくらいの位置づけ。過去の勝ち馬にはハイトップレディ、サダエリコ、フクイズミ、最近ではナナノチカラ、キサラキク、現役のミスタカシマなど名牝といわれる馬の名前がずらりと並ぶ。また、今年新設された翔雲賞と対をなすレースになっている。
  傾向としては、1番人気の馬は過去10年で(4,0,3,3)とやや微妙なところ。6番人気以下も3勝しており、2017年には三連単で200万円馬券が飛び出すなど、波乱含みである。定量戦ではあるが、まだ各馬は成長途上で、力の差がはっきりしていないことなどが考えられる。重賞や特別戦の経験はあまり影響していない。流れに乗れることや、接戦に強いことが求められる。騎手では鈴木恵介騎手が現役4勝でリードしている。

今回のみどころ
  非常にレベルが高い今年の明け3歳牝馬勢。前開催で牡馬の翔雲賞があったが、今回出走する牝馬勢どれをとっても十分戦える力がある。実績では重賞勝ちのあるアバシリサクラが力もスピードも抜けているが、ここにきて他馬も急追。特に破竹の勢いで上がってきたのがイオン。鋭い切れ味で追い込んでくる。さらには特別戦に勝っているニュクスやミソギホマレも上位争い、あるいは優勝まで狙ってきているだろう。もちろんランク下位でも一発の魅力を持っている馬が揃っており、まだまだ成長途上であることから一気に開花する馬も出てくるだろう。熱戦を期待したい。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サクラヒメ:能検は第3回で合格、6月にデビューしたがまだ体ができあがっておらず、実際は夏を過ぎてから本格的に出走、ただレースセンスは良く、すぐに勝ち星を重ねていった。特別戦の釧路産駒特別では大敗したが、その後も好走し、前走A-2クラスで2着に入りここへの出走権を得てきた。積極的に前に行くタイプ、あとは最後のスタミナが課題である。
 2 ミススマイル:直前B-1クラスで直線一気の脚を見せ優勝し、このレースへの最後の切符をつかんできた。能検やデビュー時は力不足で障害にも苦労していたが徐々に力をつけ勝ち星を重ねている。特別戦は白菊賞(8着)と十勝産駒特別(5着)に出走。父ライデンロック譲りの脚で、直線では飛ぶほどの鋭い切れ味を持っている。ただ障害はまだ課題がありそう。
 3 ホクセイサクラコ:特別戦はいちい賞(6着)と十勝産駒特別に出走している。十勝産駒では強豪を相手に直線で一度は先頭に立つ場面があったが、最後にかわされ、その時点での重賞出走は逃している。比較的小柄な馬でその分動きが軽く、スピードも抜群だが力勝負にもつれ込むと分が悪い。障害力は持っているので、序盤からある程度前には詰めていきたい。
 4 ジェイマリア:特別戦は南北海道産駒特別にのみ出ているが直線不発で7着に終わっている。脚質的には中団待機から直線で伸びていくタイプだが、まだ定まっていないイメージ。調子が良い時は前に行くこともある。障害はあまり得意ではなくミスが出ることもある。父ジャングルソングの性質を受け継いでいるのか、人気薄で連勝した時もあり一発の魅力は十分持っている。
 5 アバシリサクラ:重賞ナナカマド賞勝ち馬。この時は中団後ろから障害を攻めて、直線では鋭い切れ味を見せ快勝した。それ以前のレースでも連勝中だったアルジャンノオーに土をつけるなど、高いレベルでの力を持っている。しかし近走はハンデ差や馬場状態もあってか成績は今一つ、馬体重もデビュー以降あまり増えていないのも気がかり。ここで本来の力を見せたい。
 6 シンデレラナイト:特別戦はいちい賞5着と十勝産駒特別4着の実績。いずれも先頭グループにつけてのレース運びであった。デビュー戦勝利後しばらく立て直してから徐々に力をつけてきたイメージ。父スギノハリアーの動きの良さを受け継いだか、まだ馬体は小柄だが、素軽い動きで先行力もあり障害も上手にこなす。切れ味はあまり鋭くはないが、最後まで粘れる。
 7 ミラクルクイーン:特別戦は白菊賞、いちい賞と北央産駒特別に出走している。特に北央産駒特別では直線で一旦先頭に立つ場面もあったが、最後でかわされ3着となりヤングCSへの出走権を惜しくも逃している。中団待機から鋭い切れ味で勝負するタイプ。障害は苦手ではないが得意でもなさそう。切れ味に頼りすぎると最後で息が上がるので好位にはつけたい。
 8 ニュクス:能検2番時計で華々しくデビューしたがやや気まぐれな面があり、好不調の波がはっきりしている印象。特別戦では牝馬限定の白菊賞で障害4番手から前に詰めて、最後逆転して勝っている。脚質は差しから追い込みで、中団から前に取り付いて最後の直線で勝負する。切れ味の鋭さというよりも、じわじわ伸びてきて最後までスピードを緩めず粘り込む。
 9 ミソギホマレ:能検やデビュー時は目立った存在ではなかったが、徐々に勝ち星を増やし、牝馬限定の特別戦いちい賞では接戦を制して優勝している。坂本厩舎の馬でこれまで複数の騎手が手綱を握っているが、これまで5勝はいずれも阿部武臣騎手が騎乗した時となっている。先行力と障害力がモットーの馬だが自在に動けるタイプで、好位から抜け出す展開に持ち込みたい。
 10 イオン:ここにきて一気にクラスを駆け上がってきた昇り馬。障害を降りてからの切れ味の鋭さは相当なもので後方からでも一気に追い込んでくる。障害自体も今のところはこなせている。特別戦は牝馬限定のいちい賞で直線の切れ味を生かして2着に入ったのが目立つ程度。直線ゴール前で失速することが多く課題となっている。楽に前の方に詰めていきたい。

展開予想
  馬場状態によって大きく展開は変わりそう。天気傾向からすると重くもなく軽くもなくといったところか。このメンバーはまだ展開の予想もつかないが、これまでの流れからするとどちらかというと前半自重して直線勝負に持ち込みたい馬が多い。その中で、ハナを切るのはミソギホマレか。スピードのあるイオンもどんどん前に行きたいだろうが、後半での失速が多いことを考えると、あまり無理して行かず自重する可能性も。あと前に行きたいのはサクラヒメ、シンデレラナイトあたりか。アバシリサクラはどの辺に位置どるか。調子が良ければ押し出されるように前に行く可能性も。障害はミソギホマレやイオンは軽く越えられるだろう。あとはどこまで持ちこたえるか。その時点で、アバシリサクラ、ニュクス、ホクセイサクラコあたりが好位につけていれば直線勝負で抜け出しも、前がもたつけば、ジェイマリア、ミラクルクイーン、ミススマイルが切れ味鋭く追い込んでくる可能性も。

【はむ!の見解まとめ】
  一開催前のA-1戦にここのメンバーの多くが出走。また昨年のいちい賞などで、だいたいの力関係は見えてきている。もちろん、展開や最近の調子、成長度合い、馬場状態でかなり条件が変わってきそう。本来ならナナカマド賞馬のアバシリサクラの力が抜けているはずだが、近走どうも調子があがっておらず、この馬の扱いが難しい。
  当欄では、安定度で◎(9)ミソギホマレを本命にした。先行力で常に上位をキープ。障害もしっかり対応できている。切れ味勝負の馬ではないので、一発のある馬に出し抜かれる危険性はあるが、それでも安定した走りで軸として信頼できる。
  相手には、○(8)ニュクスが不気味だ。活躍中のレットダイヤ産駒で一発がある上に、混戦模様なら勝負強さが生きそう。課題の負担重量だが、これは他の馬にも同じように条件が付されるので、それなら力がありそうなこの馬を狙ってみていいだろう。スピード抜群の▲(10)イオンは、勝てば圧勝しそうな勢いだが、どうも詰めの段階で遊んでしまう傾向にある。ゴール板を先に駆け抜けることができるか。
  重賞実績のある△(5)アバシリサクラはこの位置の評価とした。重賞勝ち以降はハンデがあったものの大きい着順が続き、前走も取消と、あまり順調に来ていない。実力はあるだけに、粘りは見せそうだが、勝ちきるにはややインパクトに欠ける。その他では注(7)ミラクルクイーンという馬の切れ味に注目したい。父ホリセンショウは自在に立ち回った馬、重量がある方が活躍できそう。(3)ホクセイサクラコも上位で戦ってきているが、小柄な馬で重賞では力的にめいっぱいか。それなら( 4)ジェイマリア(2)ミススマイルあたりの方が一発があるか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  3週連続重賞最終戦。当欄では、最初の翔雲賞でうまくいったと思ったが、ヒロインズカップで完全にやられた。そして黒ユリ賞。しかし、明け3歳牝馬で実力伯仲、どこからでも狙える難解なレース。高配当をズパッと当てたい気持ちもあるが、とにかくしっかりつなぎたい。そこで最も安定性の高そうなミソギホマレから狙う。本当はアバシリサクラの方を買いたいが調子が心配。いずれにせよ、少しでも当てて年度末の大一番まで資金を温存したいところ。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 9,8,10→9,8,10,5→9,8,10,5,7 合計27通り 各100円
  枠複 8=7 700円 8=8 5=8 各500円 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 9 700円
  ワイド 7=9,8,10,4 4=9,8,10 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。(コラム欄はお休み中です)

2021年2月9日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】回顧・第31回ヒロインズカップ(2/7)

ばんえい重賞レース回顧
第31回ヒロインズカップ(BG1)-2021年2月7日-10R 200m直 曇 1.9%
  1着 (7)フェアリースズ(島津新) 2分12秒7
  2着▲(10)アフロディーテ
  3着◎(4)ミスタカシマ
   単勝 7 670円(3番人気) 馬複 7-10 1,010円 三連単 7-10-4 5,670円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの牝馬重賞の最高峰、第31回ヒロインズカップは、3番人気の7歳馬フェアリースズが障害を2番手から抜け出して優勝。重賞初制覇をBG1のこのレースで達成した。島津新騎手はヒロインズカップ初制覇、今シーズンは絶好調で今期重賞7勝、通算9勝。岩本利春調教師もヒロインズカップは初優勝、重賞勝ちは5年ぶり(2016ナナカマド賞・ゴールデンフウジン)で通算8勝目。

レース振り返り
  帯広は前日まで降水はなかったが、当日小雪が降ったりやんだりで馬場水分はやや上がっていた。やや軽めだがそれなりに力のいる馬場状態であった。
  レースは、スタートから落ち着いた流れで、追い込み脚質のサクラユウシュンやサンシルクラポピーといったところが出足が良く第1障害まで一歩前に出たが、その他は横一線。第1障害を越えてからは、各馬早めに刻みを入れゆったりした流れに落ち着き、各馬ほとんど離れずに進んだ。1,2障害の中間に向けては、フェアリースズ、アフロディーテ、ミスタカシマが徐々に抜け出し、スタートの良かったサクラユウシュン、サンシルクラポピー、そしてマオノクイーン、イズミクィーンあたりがついて行くが、前の3頭がじわじわと抜け出し、第2障害に向かう。第2障害手前には大外のアフロディーテの方が先に到着し、フェアリースズとミスタカシマとが程なく続いた。ここまで72秒と、ゆったりしているが、重量などを考えればまずまずのペース。あとは続々と各馬が続いた。
  障害を一番先に仕掛けたのはアフロディーテ、一歩ずつ踏みしめつつもほぼひと腰で坂の頂上へ、続いてフェアリースズとミスタカシマが挑戦。勢いは付けたがミスタカシマは坂の頂上で脚元がふらつきストップ、一方、フェアリースズはしっかり踏み込んで坂を越え、先に降りたアフロディーテを追う。後の馬は各馬障害で苦戦。崩れる馬も数頭いた。その間にミスタカシマが立て直し、前とは離れた3番手で前を追う。その後ろはマオノクイーンやイズミクィーンがなんとか障害を越えていた。
  先頭争いは先を行くアフロディーテにフェアリースズがじわじわ迫り、残り30m手前で並びかけた。そして徐々にフェアリースズの方が前に出て、残り20m付近へ。ここからは両頭ともややスピードが落ち、粘り合いへ。3番手のミスタカシマも追うが10mほどの大差があり、前を目指すよりも後ろから来る馬の方が気になるような状況。先頭はフェアリースズが半馬身~1馬身差を保ったままゴールまで粘り込んで優勝。アフロディーテも懸命に追ったが2着。3着争いは1番人気ミスタカシマが、追ってきたイズミクィーンを押さえて3着、ラストランのイズミクィーンは4着、もう一頭のトップハンデ、シンエイボブは中団から追ったが最後は苦しくなり5着だった。

次走へのメモ
フェアリースズ(1着):力がありながら重賞では結果を出せていなかったが、今回は前半からスムーズに行けて、特に絡んでくる馬もいなかったため、自分のペースに持ちこめたのが大きい。走りや障害は安定しており、力を十分に出した上での快勝であった。今シーズン重賞勝ちを重ねる島津新騎手の勢いもあったようだ。大きな賞金を加算しオープン入り。今後は不明だが、とりあえずチャンピオンカップの出走権を得たので、挑戦するかをにらみつつ、来シーズンのカーネーションカップが狙いか。
アフロディーテ(2着):さすがに連覇はならなかったが、勝ち馬によく食らいついていたし、ライバルのミスタカシマにはしっかり先着したので、この馬としては満足の走りだったのではないか。大外も問題なかったし、やはり先行力、障害力はこの馬の強みでもある。こちらもオープン入りだが、上位馬に胸を借りつつ、次の目標カーネーションカップに照準を合わせる。
ミスタカシマ(3着):流れは悪くなかったが、ややぎこちない動きで、障害で引っかかり、それが最後まで尾を引いた。トップハンデも厳しかったか。このレースの勝ちはまた来年へお預け。実力馬が勝てないのも条件が厳しい。やはりこの馬はじっくり走って後続を突き放すようなレースが得意。来シーズンの古馬重賞あたりが狙いか。
イズミクィーン(4着):このレースがラストランだった。障害が苦手になってしまったことで大成は遅れたが、最後は本来この馬が持つ切れ味と力の片鱗を見せたレース運びであった。もう少し上位に入りたかったところだろうが、仕方ない。精一杯戦った。繁殖牝馬としてその素質を次の世代に受け継いでほしい。
シンエイボブ(5着):やはり800kgは厳しかったか。序盤から動きが重かったし、最後の切れ味も不発だった。思いのほか軽馬場でペースが速くなってしまったのも不利に働いたか。ただ障害はしっかり越えており、展開次第で力を発揮できる場面もあるだろう。
  その他では、追加参戦のマオノクイーン(6着)は隣の動きに惑わされず自分の走りに徹していた。障害もしっかり越えていたし、今後の自信につながったのではないか。5歳馬ジェイカトレア(7着)も、この馬本来の走りはできていたようで、将来に向けたいい経験が積めた。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 なし
  フェアリースズか。上手く走ったね。もちろん実力は十分ある馬だと思ったけど、展開的にどうかと思い無印にしてしまった。雪が降ったことも、後ろの馬が届かない展開でちょっと予想が狂ったかな。ラストランのイズミクィーンだけでもと思ったがこれも届かず、完全ハズレ。仕方ない。いいレースが見られたのだから良しとしよう。
  今回収支 -6,200
   (通常分) -4,500 (配当)0 (投入)4,500
   (単複・ワイド)-1,700 (配当)0 (投入)1,700
  今年度累計 -6,510(2/7・ヒロインズカップ終了時点)
   (通常分) +5,220 (配当 98,020 - 投入 92,800)
   (単複・ワイド) -11,730 (配当 19,970 - 投入 31,700)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  来週も重賞、2月14日(日)に行われる明け3歳牝馬によるBG2の黒ユリ賞があります。予想は前日までにアップしたいと思っています。

2021年2月7日日曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第31回ヒロインズカップ(2/7)

  今週の重賞は、古馬牝馬の女王決定戦でBG1のヒロインズカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第31回ヒロインズカップ(BG1)
(2021年2月7日(日)18:25発走 帯広10R ダ200m 4歳以上牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
シンエイボブ 牝7 800 藤本匠 久田守 鹿毛 差
  サクラユウシュン 牝5 760 西将太 金山明 栗毛 差
  ジェイカトレア 牝5 770 菊池一 平田義 青毛 先
ミスタカシマ 牝6 800 鈴木恵 槻舘重 栗毛 差
  サンシルクラポピー 牝6 780 藤野俊 鈴木邦 栗毛 追
イズミクィーン 牝7 780 村上章 小北栄 芦毛 追
  フェアリースズ 牝7 780 島津新 岩本利 栗毛 先
  ジャスミンガール 牝6 760 渡来心 大友人 鹿毛 先
マオノクイーン 牝5 750 阿部武 松井浩 鹿毛 逃
10 アフロディーテ 牝6 790 西謙一 西弘美 栗毛 逃
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ヒロインズカップ」の概要と傾向
  ばんえいの古馬を含む牝馬の賞金上位馬による重賞。JRAでいえばエリザベス女王杯にあたるレースで。2019年からBG1に昇格しており、正にばんえいの女王決定戦となっている。
  レース傾向だが、過去10年で1番人気は(3,2,1,4)とやや微妙。BG1になっても別定重量が設定されていることもあり、最強馬といわれる馬がハンデに泣くことも多く、古くはサダエリコ、アンローズなど名牝と言われる馬が勝てていない。昨年もミスタカシマがトップハンデで1番人気の7着に敗れている。かと言って、人気下位の馬が勝てている訳ではなく、2、3番人気あたりの馬が好成績を挙げていることから、実力上位の馬か一昨年のタイキンのように好調でここに臨んでくる馬あたりが狙い目か。年齢ではかつては高齢馬が勝っていたこともあるが、最近8年はいずれも5歳~7歳で勝っており、5歳馬3勝、6歳馬3勝、7歳馬2勝となっている。また、オークス、クインカップなどに出走している馬が上位に入っており、実績も重視、今年度から春に同様のメンバーでカーネーションカップという重賞が創設されており、このあたりがどのような傾向を見せるか。騎手では藤本匠騎手が4勝と現役ではトップ。藤野騎手がこのレースに勝っておらず、鈴木騎手も9年前に1勝したのみ。

今回のみどころ
  今年の女王はどの馬か。牝馬としては過酷な重量への対応もポイント。実績面ではミスタカシマが格段上位。昨年は惜しくも優勝を逃しここは再チャレンジ。一方、昨年のこのレースに勝ったアフロディーテはミスタカシマと同じ6歳のライバル。常に陰に隠れていたが、重賞連覇で改めて存在感を示すか。1つ年上の7歳馬勢も負けられない。シンエイボブらは、重賞出走は常連だがタイトルには手が届いておらずここは悲願達成なるか。ランク下位の馬たちもそれぞれ必死に戦ってきており、それぞれが花を咲かせる時。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 シンエイボブ:7歳馬。重賞は世代戦を中心に活躍、ばんえいオークス2着、柏林賞3着などの実績がある。ヒロインズカップは2回目の出走、前回は6着。最近では今回と同様のメンバーの準重賞レディースカップで、好位から抜け出し優勝している。脚質は差しから追い込みに近いタイプで、障害を越えれば直線で切れ味と粘りを発揮する。障害自体は苦手な方だったが、最近は対応できている。重量や端枠が微妙。
 2 サクラユウシュン:5歳馬。重賞は世代の牝馬戦には一通り出ているが、黒ユリ賞の4着が最高、この時も1番人気に推されながら障害で失敗し、最後追い込んだものの遅れは取り戻せなかった。この馬も障害が苦手でこれがポイントとなっている。一方では軽量戦の疾風賞でトップクラス相手に0分50秒で駆け抜け2着に食い込むスピードを見せている。また、激しく追うとゴール前で詰まることも。流れをつかみたい。
 3 ジェイカトレア:5歳馬。黒ユリ賞、オークス、クインカップと同世代の牝馬重賞はすべて優勝したが、牡馬勢も含めると善戦どまりとなっている。古馬相手では春先に行われたカーネーションカップに出走、積極的に先行グループに取り付いたが、ついて行くのがやっとであった。現在はさらに馬格も大きくなり、力も付けてきている。どこからでもレースはできるが、なるべく前につけて直線で抜け出すレースがしたい。
 4 ミスタカシマ:6歳馬。重賞6勝はメンバー中でも飛び抜けた実績。今シーズンは古馬重賞にも挑戦し、岩見沢記念では2着に食い込んでいる。しかし全体としては相手強化とハンデ差に苦しみ、ここに来て体調も崩して馬体重を大きく減らしていた。オーブン特別を叩いて、どこまで調子を取り戻せているか。しかし本来の力はやはり上位。重量経験も積んでおり、障害力も抜群。好位置でスムーズに進められれば。
 5 サンシルクラポピー:6歳馬。重賞は世代の牝馬戦を中心に出ているが、黒ユリ賞とクインカップの3着が最高成績である。とにかくスピードが自慢の馬で、軽量戦ではトップクラスの走り、0分50秒台でコースを駆け抜けた。これが重量レースでも直線の抜群の切れ味に生きている。但し、障害は大の苦手で一旦立ち止まると2の脚が出ない。立派な馬格を誇る馬だが、自分の体重が障害の足かせになることも。
 6 イズミクィーン:7歳馬。重賞はこれまで3戦に出場しているが、いずれも7~8着と目立った成績は上がっていない。父カネサブラック、母フクイズミと名馬を両親に持ち素質は十分だが、障害が特段苦手で、気まぐれな面もあって、親に並ぶような成績は上げられていない。今シーズンで引退、繁殖上がりの予定であるが、ここあたりで今後の実績に花を添えたい。障害を越えてくれば直線の切れ味は抜群。
 7 フェアリースズ:7歳馬。ヒロインズカップは3度目の出走。昨年のこのレースでは中団から直線で伸びて3着に入っている。他の重賞は出走はしているが、成績は上がっていない。前哨戦の準重賞レディースカップでも終始後方からの競馬で伸びなかった。走りは安定しており、障害も得意でミスはほとんどないが、決め手に欠けるので、目立たないままジリジリと後方で終わることもある。流れについて行きたい。
 8 ジャスミンガール:6歳馬。回避馬や失格馬が出たことにより出走権が回ってきた。重賞は4歳時のクインカップにのみ出走、この時は先頭集団から障害をしっかり越え、強豪が並ぶ中4着に粘った。先行力と障害力には定評があるが、切れ味はあまりないので追い比べになると見劣りする。ただ安定性があり、近走は馬体重も増加しさらに力をつけてきるイメージ、じっくり攻めて流れに乗れれば粘り込みも。
 9 マオノクイーン:5歳馬。牝馬賞金ランキングでは19番目の馬だが、出走枠に空きが出たため手を挙げてきた。重賞は今年度のクインカップに出走。第2障害を先頭集団で越え、最後は切れ味のある馬たちに差されたものの5着に粘っている。その前の特別戦紅バラ賞では人気薄ながら逃げ切って勝利している。先行できる力があり障害もしっかり越える。重量は未知数だがハンデ差のアドバンテージは生かせそう。
 10 アフロディーテ:昨年に続き連覇を狙う。それまでは同世代にミスタカシマがいるため、常に同馬の影に隠れていたが、昨年勝利したときは、積極的に前半から押して障害も軽く越えて逃げ切っている。先行力を活かした走りで障害も上手。あとは直線でどこまで粘れるか。スピードでグイグイ押すタイプではなく、じっくり構えてじわじわ伸びていく。軽馬場などで前半が速くなりすぎると取り残されることも。

展開予想
  寒さの最中のこの時期なので馬場自体は水分を含んでいるが、最近はロードヒーティングやロータリーハローがけなど整備が行き届いていることもあり、レース中に雪でも降らない限り完全な軽馬場にはなりにくい。今回は牝馬にとってはかなりの高重量戦。逃げたい馬も少なく、展開はかなり落ち着きそう。
  先行するのは連覇を狙うアフロディーテだろう。追加参戦してきたマオノクイーンも軽ハンデを生かして前に行くか。ミスタカシマも調子さえ戻っていれば勝ちを意識して前に行くだろう。シンエイボブも早めに付けるか。その他フェアリースズ、ジェイカトレアにジャスミンガールあたりも上位狙いなら前の方にはついておきたい。イズミクィーン、サンシルクラポピー、サクラユウシュンといったところは後方から行きそうだが、こちらも自慢の末脚を生かすためには第2障害まで無理なく付けられているかがカギ。障害はどの馬もひと腰では難しそうなので、二の腰が使える馬が抜け出しそう。すんなり行けば先行馬勢が有利か。
【はむ!の見解まとめ】
  牝馬はどうしても好不調の波が大きいこともあり、実力どおり決まらないこともしばしば。そのあたりが予想を難しくしている。実績では飛び抜けているミスタカシマだが調子の方はどうなのか。そこがポイントとなってくる。
  当欄では悩みに悩んだあげく◎(4)ミスタカシマを本命にした。不安要素は多々あるが、やはり810kgの荷物で2着に入った岩見沢記念などトップクラスのレースを経験しているのは大きい。今回は慌てずに行けそうで、そうなればやはり力は数段上か。このメンバーなら軸に信頼。
  相手には経験豊富な○(1)シンエイボブを持ってきた。年を重ねるごとに安定感が増している。先行して障害もしっかり対応できており、悲願の重賞初制覇も見えてきている。高重量、端枠は歓迎ではないが力でねじ伏せるか。連覇を狙う▲(10)アフロディーテも強い。こちらも先行力があり、さらに力をつけている。ただ昨年より荷物が重く、他馬に絡まれると切れ味の差で遅れることも考えられるが、崩れることは少なそう。
  さらには、追い込み脚質の馬たちも魅力があるが、障害次第なところもあり狙いづらい。その中で△(6)イズミクィーンは年齢を重ねて踏み込みがしっかりしてきた。期待された素質馬、最後にひと花咲かせたい。あとは、追加参戦してきた注(9)マオノクイーンは先行力があり軽ハンデを生かした逃げ粘りも。切れ味トップクラスの(5)サンシルクラポピーも気にはなる。重量がポイントだが勢いで食い込みも。(2)サクラユウシュンも切れ味期待だが、未経験の荷物を運びきれるか。前に行きそうな(7)フェアリースズらはやや決め手に欠けるイメージだが展開次第で一変も。

はむ!の馬券狙いどころ:
  先週は予想は外れたが枠複が引っかかって、ちょいプラスといういつもと違うパターン。ここはしっかりつないで、終盤でプラスに持って行けるよう頑張りたい。
  牝馬戦はどの馬も良くて目移りするところだが、ここは女王ミスタカシマを信頼。そして相手も実績馬勢から狙いたい。個人的にはイズミクィーンに花道を飾りたいところ。久々の応援馬券で。ワイドは追加参戦のマオノクイーンと一発のサンシルクから。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 4,1,10=4,1,10→4,1,10,6,9,5 合計24通り 各100円
      4,1,10 BOX 合計6通り 各100円
  枠複  4=1,8 1=8 合計3通り 各500円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 4 600円
  応援馬券(単+複)6 各200円
  ワイド 9=4,1,10,5 5=4,1,10 合計7点 各100円
  合計 1,700円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2021年2月3日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】回顧・第1回翔雲賞(1/31)

ばんえい重賞レース回顧
第1回翔雲賞(BG2)-2021年1月31日-10R 200m直 曇 2.5%
  1着▲(1)タカナミ(船山蔵) 1分40秒6
  2着 (7)マサタカラ
  3着注(3)カイセキングオー
   単勝 1 770円(4番人気) 馬複 1-7 4,720円 三連単 1-7-3 62,840円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎等は、はむ!の当初予想印)

  今年から新設されたばんえい明け3歳牡馬の重賞、第1回天馬賞は、4番人気のタカナミが障害3~4番手から切れ味を見せて先頭に立ち、ゴール線上で止まったがかろうじてゴール板を通過し、このレースの初代優勝馬となった。船山蔵人騎手は2012年ヒロインズカップをエンジュオウカンで優勝して以来、9年ぶりの重賞制覇で通算2度目。金山明彦調教師は2017年チャンピオンカップのフジダイビクトリー以来久々の重賞制覇となった。

レース振り返り
  帯広は前々日にかなりの降雪があって水分はかなり含んでいるものの、当日は晴れ。直前に小雪が降ったが、馬場の表面は乾燥、それなりに時計のかかる状態であった。
  レースは、スタート直後からほぼ横一線の展開。第1障害も各馬ほとんど並んだ状態で越えた。障害を越えたあたりから最内のタカナミ、ネオキングダムが勢いをつけて心持ち前を進む。これにイワキダイヤ、カイセキングオーがついていく展開。1,2障害中間まで各馬軽く刻みを入れつつも、スムーズに進み、やや様子を見ていた外枠の馬たちも追いついて、10頭がほとんど並んだ状態で第2障害に向かう。この中ではネオキングダムがややリードをつけて第2障害手前に到着。後続も続々と追いついた。ここまで53秒とこの世代のレースとしてはまずまずのペース。
  第2障害を先に仕掛けたのはネオキングダム。勢いをつけて坂を登りスムーズに障害を越えた。あとは、ジェイスター、カイセキングオー、ホクセイジョーカーそしてアルジャンノオーあたりが一斉に障害にチャレンジ。この中ではジェイスターが一旦膝を折った。その他の馬は一歩ずつ踏みしめながら坂を上がり、アルジャンノオーとカイセキングオーがほぼ同時に障害を越える。そして程なく、やや溜めていたタカナミと大外のシュトラールが障害を降りた。
  直線ではネオキングダムが先頭で抜け出そうとするところ、3,4番手で障害を降りてきたタカナミが、キャンターで駆けて、カイセキングオーやアルジャンノオーを軽くかわしたあと、ネオキングダムをもかわして一気に先頭に出た。タカナミはそのままさらに勢いをつけ、後続を3馬身、4馬身と離して行く。2番手争いはネオキングダムにカイセキングオー、アルジャンノオーがついていくところ、後方の障害6番手あたりから、鋭い切れ味で追ってきたマサタカラが一気に並びかけ、残り20m付近で前に出て単独2番手へ。一方、先頭を行くタカナミは残り10m近くにさしかかってもセーフティリードを保ちゴールへ向かい、そしてゴール線まで達するが、ゴール線上微妙なところでストップ。その間に2,3馬身差まで詰めていたマサタカラがそのままゴールを駆け抜けた。しかしタカナミがわずかにゴール線を越えており、優勝。マサタカラは惜しくも2着だった。その後、3番手を進んでいたネオキングダムがゴール線上でストップし、その間にカイセキングオーが抜けて3着、アルジャンノオーの方は直線で緩んで大外からきたシュトラールにかわされ、シュトラールが4着、ヤングチャンピオンシップの勝ち馬アルジャンノオーは5着、1番人気となっていたネオキングダムは立て直したが6着に終わった。

次走へのメモ
タカナミ(1着):昇り調子の勢いそのままに重賞タイトルをゲット。終わってみれば体重が大きい馬が上位、荷物が重くなってさらに力を発揮したイメージだ。最後はゴール線上でヒヤリとしたがレースでは十分勝っていた。しかし、障害を降りてからこれほど鋭い切れ味を持っているとは新たな発見。今後さらに走りが安定してくればかなりの力を見せそう。次の狙いは当然年度末のイレネー記念。今回同様に自分の走りができれば最有力であることは間違いのないところだろう。
マサタカラ(2着):人気薄であったが、あわやゴール逆転のところまで迫り、パフォーマンスは十分見せた。障害を降りてからの切れ味は、勝ったタカナミをも上回る勢い。鈴木騎手の攻め方も絶妙であった。重賞どころか特別戦も出ていなかったが、ここで素質開花したイメージ。じっくり晩成型の父インフィニティーの性質も受け継いでいるか。障害も良く、今後も侮れない。
カイセキングオー(3着):無理なく先頭グループにつけ、障害もこなし、前回失速した直線も最後まで粘るというこの馬としてはほぼ完璧なレース運び。今回は勝ち馬らの決め手にやられたというところ。しかし有力勢には先着しており、今後さらに走りが安定してくれば優勝も狙えるだろう。
シュトラール(4着):動き自体は悪くなかったが、序盤から流れに乗れなかったイメージ。障害はしっかり越えたものの、直線での伸びも欠いた。大外枠が影響したか。それでも差のないところまでは詰めてきており、力はあるので、今後展開次第では逆転も可能。
アルジャンノオー(5着):この馬も序盤から流れに乗れていなかった印象。前に行けず、やはりもう少しペースが落ち着いて欲しかったところ。負担重量加増も5kgとはいえ動きに影響したか。定量戦のイレネー記念では一変も。
  その他では、1番人気ネオキングダム(6着)、逃げ作戦に出たことは悪くなく、動きも良かったが最後お釣りがなくなった。展開のアヤがあり力負けではないが、勝ち星がほしい。ホクセイジョーカー(7着)も直線勝負に賭けようとしたが、序盤から遅れをとってしまった。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複 1-7 5枚
  大混戦模様だった翔雲賞だったけど、タカナミは勢いがあったね。馬格もあるし今後怖い存在になりそう。それ以上に船山騎手の久々の重賞勝ちが嬉しいね。フクイズミとの女王対決に勝ったエンジュオウカンで初優勝して以来もう9年たつのか。早いものだ。当欄でも気になっていて単穴まで推したけどもう一押しが足りなかった。マサタカラはノーマークだったけど後から思えば、障害上手で鈴木騎手なら押さえで一考できたよな。でもアルジャンノオーと同枠だったので、枠複で恩恵を受けた。なんかずるいけど、これまで逆パターン(予想で当たっても馬券はハズレ)でことごとくやられてるからたまにはこういうことがあってもいいね。なんとか食いつなげた。
  今回収支 +1,500
   (通常分) +2,900 (配当)7,400 (投入)4,500
   (単複・ワイド)-1,400 (配当)0 (投入)1,400
  今年度累計 -310(1/31・翔雲賞終了時点)
   (通常分) +9,720 (配当 98,020 - 投入 88,300)
   (単複・ワイド) -10,030 (配当 19,970 - 投入 30,000)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  重賞は3週連続、次は2月7日(日)。牝馬のチャンピオン決定戦、BG1のヒロインズカップです。予想は前日までにアップしたいと思っています。

2021年1月30日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第1回翔雲賞(1/31)

  今週の重賞は今年新設された重賞、明け3歳牡馬による重賞・翔雲賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第1回翔雲賞(BG2)
(2021年1月31日(日)18:20発走 帯広10R ダ200m 3歳牡馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
タカナミ 牡3 640 船山蔵 金山明 鹿毛 逃
父マルニセンプー
  イワキダイヤ 牡3 640 島津新 小林長 鹿毛 差
父コマローレンス
カイセキングオー 牡3 640 西将太 坂本東 栗毛 追
父テンマビュウテイ
ネオキングダム 牡3 645 阿部武 坂本東 青毛 差
父シベチャタイガー
  ジェイスター 牡3 640 菊池一 今井茂 鹿毛 差
父ミタコトナイ
  ホクセイジョーカー 牡3 640 西謙一 西弘美 栗毛 追
父シズユタカ
  マサタカラ 牡3 640 鈴木恵 金田勇 鹿毛 先
父インフィニティー
アルジャンノオー 牡3 645 藤野俊 松井浩 芦毛 逃
父レットダイヤ
  ショウリノホシ 牡3 640 松田道 村上慎 鹿毛 先
父インフィニティー
10 シュトラール 牡3 645 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
父レットダイヤ
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「翔雲賞」の概要と傾向
  今シーズン新設された重賞。これまで2歳(明け3歳)の重賞戦線は、ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップ(以下当欄では「ヤングCS」または「YCS」と略します。)、そして3月のイレネー記念の3冠のほか、牝馬限定の黒ユリ賞があったが、牡馬の重賞(いわゆるJRAでいうところのフューチュリティステークス)は設定されていなかった。このたび2歳戦線の充実のため新たに牡馬限定の翔雲賞を創設、そして3月の上旬に行われていたイレネー記念をばんえい記念の前日に移行し、年度末に向けたレースの盛り上げが図られた。翔ぶ雲のごとくはばたく若馬のレースを期待したい。
  新設重賞でこれまでもこれに当たるレースがなかったため、データがなく傾向を測るのは難しい。これまでの重賞ナナカマド賞やヤングCSの成績、平場戦の最上位Aクラスのレースの状況、それから牡馬同士の対戦としては8月に青雲賞という特別戦が行われているが、このあたりが参考になるか。

今回のみどころ
  第1回、しかも牡馬限定ということで、どういったレースが展開されるか、全くの未知数。力も拮抗しており接戦が予想される。一応実績ではヤングCS勝ちのアルジャンノオーが頭一つ出ているが、これに対し、ナナカマド賞、ヤングCSでいずれも2着に食い込んでいるネオキングダム、ヤングCSでゴール前まで接戦に持ち込んだカイセキングオー、重賞初出走ながら勢いで上がってきたタカナミらが注目されるところだろう。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 タカナミ:3回目の能検で合格、デビュー後も順調ではなかったが、元々馬格があり素質の片鱗は見せていた。唯一特別戦の十勝産駒特別では速いペースについていったが直線で伸びを欠いた。しかしその後連勝で一気に上がってきた。やはり時計のかかる力勝負の方がよさそう。脚質的には先行タイプだがハナにはこだわらず好位から伸びる。
 2 イワキダイヤ:重賞は初出走。能検は3回目での合格、デビュー後は障害も上がれず力不足は顕著だったが、秋頃から馬体が急成長し、力をつけてきた。釧路産駒特別では荷物の加増もあってか6着に終わったが、前走、事実上の出走権争いのA-3クラスで軽馬場を生かして接戦勝ち。基本は先行、好位付けで障害もまずまず。軽馬場なら。
 3 カイセキングオー:重賞はヤングCSに出走、この時は、ゴール直前で一旦先頭に立つ場面もあったが、ゴール線上で詰まって惜しくも3着となっている。当初は走りが安定していなかったが、近走は終始しっかり走れており、上位に入っている。中団に位置取り直線で伸びていくタイプ。あまり速いペースだとついていけないことも。
 4 ネオキングダム:重賞はナナカマド賞、ヤングCSともに2着。いずれもわずかの差で涙をのんでいる。トータルでは既に6勝しており、力強く安定した走りで常に上位に入っている。先行力と障害力もあるが、切れ味のある馬にやられることもある。父シベチャタイガーで重量が増えて落ち着いた流れになればさらに力が出せそう。
 5 ジェイスター:重賞はヤングCS4着の実績、その前の十勝産駒特別で強豪相手に接戦で勝利している。そのことからヤングCSでは2番人気になっていた。デビュー時はまだ体ができておらず非力感があったが、徐々に体も大きくなり力をつけてきた。走りのセンスは良く、自在に構えて、障害力と素軽さで上位に食い込んでくる。
 6 ホクセイジョーカー:能検3番時計で、デビュー後も新馬戦から連勝とかなり期待されたが、その後障害に苦手意識を持ったか大敗が続いた。北央産駒特別では見事な差し切りを見せ、ヤングCSに臨んだがまたも障害で立ち止まり8着に終わった。とにかくこの馬は障害の出来いかん。坂を越えさえすれば鋭い切れ味とスピードで一気に来る。
 7 マサタカラ:重賞どころか特別戦にも出ておらず、いきなりの大舞台。能検も1回目で合格したものの平凡なタイム、デビュー後も6戦目で初勝利するなどスロースターター。しかし徐々に力を付けてここに駒を進めてきた。接戦で前に出て粘り込む父インフィニティーと同じようなレース運びを見せる。障害は十分対応できる。じっくり攻めたい。
 8 アルジャンノオー:ヤングCS勝ち馬。能検1番時計でデビュー直後は勢いがあったが、ナナカマド賞で失速してから、自信を失ったのか走れくなった時期があった。その後徐々に立て直し、ヤングCSではトップ抜けから最後の接戦を制して優勝。本来の走りを取り戻した。基本は先行して逃げ込むタイプ。障害は問題なくこなす。
 9 ショウリノホシ:直前A-2クラスのレースで逃げ粘り最後の出走権を確保してここに進んできた。重賞はヤングCSに出走し6着となっている。父インフィニティーの性質を受け継いでいるか、基本は先行力と障害力で勝負するタイプ。降りてからの切れ味と粘りもある。ただ前半で流れに乗れないと追走一杯で終わることもある。軽馬場なら。
 10 シュトラール:重賞はナナカマド賞4着。この時は好位から先頭争いに加わっていたが最後やや失速した。デビュー後3連勝など勢いがある時期と、障害で立ち止まるなど走れない時期が交互に現れる。上手く流れれば人気薄でも突っ込んでいくこともある。今年ブレイクしたレットダイヤ産駒、持ち前のでスピードで押して粘り込みたい。


展開予想
  天気によって展開は大きく左右されそう。金曜日にかなりの降雪があり、軽馬場は必至か。逃げたいタイプの馬は見当たらないが、出足の良さそうなのはタカナミで、これが前に行きそう、これにアルジャンノオー、シュトラールといったところがついて行くか、マサタカラ、ショウリノホシといったところも先行したい馬だが、力的にあまり無理しないか。先行馬勢は障害も苦労せずに行きそうで、後半にかけるネオキングダム、カイセキングオーあたりも早めにはついておきたい。ジェイスターは控えても良いが障害がカギ。

【はむ!の見解まとめ】
  この世代は、まだ飛び抜けた存在はなく、また有力馬とされる馬も凡走する場面も多い。大混戦模様で、、一発の馬にも魅力はあるがリスクは大きい、こういう時はやはり安定度の高い方を取りたい。
  そういう意味でここでは◎(4)ネオキングダムを取りたい。障害力、走りの安定感はやはりこの馬、各馬が直線で詰まるような展開になれば、最後までしっかり走り切れそうなこの馬に強みがある。荷物も重い方がじっくり攻められそう。馬場が軽くなりすぎると心配だが、軸には信頼できる。
  ヤングCSの勝ち馬○(8)アルジャンノオーも大一番には強い。前走は着順こそ最下位であったが、雪の超軽馬場でハンデもある中、差は10秒程度に収まっており度外視してよさそう。あとは荷物への対応か。単穴には上がり馬▲(1)タカナミに注目した。出足が良く、持ち前の先行力で押していければ、後続を封じ込めて逃げ切ることも可能。馬格があり他馬にも見劣りがしない。荷物が重くなるのは歓迎。ゴール線上で勝利を逃した前走のリベンジを果たしたい。
  接戦になれば△(10)シュトラールも強い。自在の脚で動きが軽く、障害も最近はあまり不安はない。好位置で障害を降りられればゴール前での接戦に加われそう。但し外枠は割引か。さらに、ヤングCSでゴール直前まで先頭に立っていた注(3)カイセキングオーもリベンジを図る。レースセンスは良いが、この馬も位置取りと最後どこまで粘れるかが課題。
  あとは、障害を上がってきた時の(6)ホクセイジョーカーの鋭い追い込みにも警戒はしておく必要があるだろう。(5)ジェイスターも力はつけてきているが、スピードに乗れないと上位馬に取り残される心配もあり、押さえまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  年末年始は、暮れに盛り返したものの、年初で連敗し元の鞘に。それ以来約1か月ぶりの重賞。これから3週間連続の重賞が今年度の成否を占う。新設重賞なので新しい気分で臨み、得意レースにしたいところ。
  しかし難しい明け3歳戦。気持ち的には実績のあるアルジャンノオーを応援したいが、馬券としてはネオキングダムか。この2頭を軸に、上がり馬のタカナミ、動きの良いシュトラールを絡めたい。穴狙いならホクセイジョーカーあたりが面白そうだが、馬券にどう絡めるか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 4=8=1,10,3 マルチ 合計18通り 各100円
      4=8→1,10,3,6 合計8通り 各100円
      4,8→1,10=1,10 合計4通り 各100円
  枠複 4=7,1 1=7 合計3通り 各500円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 4 700円
  ワイド 1=4,8,10,6 6=4,8,10 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】しばらくお休みします
  筆者めいっぱいにつき、コラム欄はしばらく(恐らく今シーズンいっぱい)お休みにします。楽しみにされていた方(いないとは思うけど)ごめんなさい。

2021年1月5日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】回顧・第14回天馬賞(1/3)

ばんえい重賞レース回顧
第14回天馬賞(BG1)-2021年1月3日-11R 200m直 晴 1.1%
  1着○(1)メムロボブサップ(阿部武) 1分47秒1
  2着◎(5)アオノブラック
  3着 (8)ジェイエース
   単勝 1 160円(1番人気) 馬複 1-5 130円 三連単 1-5-8 2,230円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け5歳馬の重賞、今年度の4歳世代の三冠最終戦、第14回天馬賞は、1番人気のメムロボブサップが終始先頭を維持し、後続を離しての貫禄勝ち。3歳三冠に続き、4歳三冠も達成した。4歳三冠は3頭目、3歳、4歳両方の三冠を獲得したのは2017年センゴクエース以来2頭目。重賞は8勝目。阿部武臣騎手は天馬賞初優勝、今季は銀河賞で同馬で勝って以来重賞3勝、通算27勝。坂本東一調教師はこのレース初制覇で今季重賞3勝、通算14勝。

レース振り返り
  帯広は前日に引き続き雪は降らないまま乾燥していた。ただ気温が低く最低気温がマイナス18℃台、日中も氷点下で推移。開催も進んだので、重馬場ながら前日よりかは走りやすそうな馬場であった。
  レースは、スタートから勢いよく第1障害へ。第1障害の時点からメムロボブサップが飛び出し、これにアオノブラックも差なく追いかけインビクタも付いて行く。一歩遅れてコマサンエース、外側からジェイカトレアが続いた。あとはややばらけた展開となった。各馬刻みを入れた後1,2障害中間に向けてもメムロボブサップが前に行き、アオノブラックが追いかける開。インビクタ、コマサンエースも付いて行くが、2頭が他を引き離し、この時点で1,2番人気の両馬の一騎打ちの様相。そしてそのまま第2障害手前にも2頭がほぼ同時に先着。ここまで61秒と平均的なペース。しばらく遅れて、インビクタ、コマサンエース、外側からギンノダイマオー、コマサンブラックが相次いで第2障害手前に到着した。
  5~6頭が揃ったところで、最初にメムロボブサップが障害を仕掛け、アオノブラックもすぐに対応。両方ともしっかりひと腰で坂を越えたが、メムロボブサップの方が一歩先に降り、アオノブラックが追いかける展開。後の馬も障害に挑戦したが苦戦、時間をかなりかけてインビクタが坂を越え、後の馬は坂の頂上でストップ、後ろから仕掛けたジェイエースが4番手で坂を降りたころには、前は既に残り30mに達していた。
  先頭争いは、完全に2頭の一騎打ちとなり、メムロボブサップが逃げ込みを図り、アオノブラックが必死に追うが1馬身半ほどの差が詰まらない。そしてその態勢のままゴールへ。メムロボブサップはしっかり最後まで同じペースで走りきってゴールを駆け抜けた。アオノブラックも追ったがそのままの着差で2着。後は大きく離れて3着争いを展開。インビクタが前に行くところをジェイエースが迫り、そして後ろからコマサンエース、後方から脚色良く追ってきたアオノゴッド、外からコマサンブラックも追いかけ、5頭による激しい競り合いになった。その中ではインビクタのスピードが鈍ったところ、アオノゴッドが最も勢いよく進み前に出る、ジェイエースも追い、内からコマサンエースもスルスルと前に付け、コマサンブラックは一歩後退。そしてアオノゴッドがゴール線にさしかかったところでストップし、その間にジェイエースが抜けてゴールし3着、さらにコマサンエースが続き、その後にアオノゴッドが入った。3番人気で当欄で単穴としたコマサンブラックは競り合いに敗れ7着に終わった。

次走へのメモ
メムロボブサップ(1着):ここ一番の強さを見せつけたイメージ。スタートから先手を奪って終始主導権を握り、ライバルのアオノブラックを完全に封じ込めた。障害もスムーズで最高のレース運びだった。馬体重が28kg減っていたが、それまでが余裕残しで、その後びっしり追われてこのレースに臨んだ結果と思われる。それほど三冠にかける意気込みもあったということだろう。今後古馬重賞戦線でも中心的存在になっていくことが期待される。さしあたり2月のチャンピオンカップは重量的にも狙いたいレース。
アオノブラック(2着):この馬としては持てる力は十分発揮したが、メムロボブサップに先に行かれ、導権を握られてしまいどうしても並んで行かなければならないような展開になってしまった。もう少し馬場が軽ければ切れ味で追いつけたかもしれないが、これが精一杯だった。しかしこのような厳しい展開になっても最後まで崩れなかったことは収穫。この馬もチャンピオンカップの出走権があるので、リベンジを果たしたい。
ジェイエース(3着):これまで障害で苦しんでいたが、近走になって調子を上げ坂越えのイメージをつかんでいた。今回は前のペースに巻き込まれず進み、障害をひと腰でさばき、その後も慌てて追わず落ち着いて前に進んで最後で着を拾った。元々は重賞でも好走していた馬、本来の力を出せたというところ。今後も上積みは期待できる。自己条件での特別戦などは中心的存在になるだろう。
コマサンエース(4着):思い切ってハナを切ることも予想されたが、さすがに王者に先に行かれてしまい、ついて行くのがやっとであった。しかし、ここで無理に行こうとせず、落ち着いて障害をさばいたことで、最後の抜け出しにつながった。新人の金田騎手の落ち着いたプレーぶりであったとも言える。今後も人馬ともさらなる成長が期待される。
アオノゴッド(5着):前半はマイペースで進んで後半他馬が苦しむところをかわしていくという、この馬としては狙いどおりの展開だったが、あまりにうまく行きすぎたのか直線早めに出てしまった。それが最後のゴール前での詰まりにつながったか。しかしこの馬らしさは十分に出せたと思われる。   その他では、インビクタ(6着)はハナにはこだわっていなかったとは思われるがやはり2強の後手に回ってしまった。馬場が重かったのもこの馬には大きく不利だったといえる。コマサンブラック(7着)も、近走までとは違い、やはり流れが厳しかったといえる。伸び脚も不発だった。自己条件で立て直したい。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複 1-5 5枚
  まずメムロボブサップ連続3冠おめでとうございます。アオノブラックも追いすがったが、終始先頭を譲ることはなかった。きっちり狙ったレースを勝つ、それが本物の強さだね。この馬の今後が楽しみ。馬券の方は妙味を狙ったのでこの結果は仕方ない。しかし3着はアオノゴッドが来てたのでやったと思ったが、前日同様またまた直前で入れ替わってしまった。ジェイエースはやっぱり外してたと思うのでこれは完敗。折角ヤングCSでプラスに持って行ったのに、この2レースで吐き出してしまった。ま、魔を払ったと思って今後頑張ろう。
  今回収支 -4,950
   (通常分) -3,350 (配当)650 (投入)4,000
   (単複・ワイド)-1,600 (配当)0 (投入)1,600
  今年度累計 -1,810(1/3・天馬賞終了時点)
   (通常分) +6,820 (配当 90,620 - 投入 83,800)
   (単複・ワイド) -8,630 (配当 19,970 - 投入 28,600)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は、1月31日(日)今年度から新設される明け3歳牡馬の重賞、翔雲賞です。その後また3週間重賞が続きます。予想は前日までにアップしたいと思っています。

2021年1月4日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】回顧・第43回帯広記念(1/2)

ばんえい重賞レース回顧
第43回帯広記念(BG1)-2021年1月2日-10R 200m直 晴 1.2%
  1着△(6)オレノココロ(鈴木恵) 2分50秒9
  2着○(8)メジロゴーリキ
  3着注(4)キタノユウジロウ
   単勝 1 190円(1番人気) 馬複 6-8 1,010円 三連単 6-8-4 9,450円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい今年度最初の重賞、第43回帯広記念は、1番人気のオレノココロが障害4番手から追いゴール直前で逆転して2年ぶり4度目の優勝。重賞は昨年のばんえい記念以来25勝目で自己の持つ最多重賞勝利記録を伸ばした。鈴木恵介騎手は帯広記念5勝目、重賞は昨年ばんえい記念以来で重賞通算80勝目、

レース振り返り
  新年となっても帯広は雪がほとんど降らず、乾燥して、馬場は相当力の必要な重馬場となっていた。
  レースは、スタート直後からゆったり進み、第1障害はミノルシャープが先に行き、ソウクンボーイ、メジロゴーリキあたりが続いた。センゴクエースがやや躓き加減、キタノユウジロウと共に第1障害は後ろから遅れて行く展開。各馬は早くから刻みを入れて非常にゆったり流れる展開。遅れていた馬も追いつき出たり入ったりで進む。1,2障害中間あたりからは内からコウシュハウンカイ少しずつ前に出て、遅れていたキタノユウジロウも積極的に進む。オレノココロも早めに付け、ミノルシャープらと共に4頭程度が先頭集団を形成。第2障害に向けてはキタノユウジロウが少し前に出て、そのまま障害手前に先着、差がなくコウシュハウンカイ、オレノココロと続き、ミノルシャープ、センゴクエースが続いた。ここまで91秒の超スローペース。
  各馬溜めにためて10秒ほど息を整えてから、障害を先に仕掛けたのはキタノユウジロウ。勢いを付けて上がったが坂の5分どころでストップ、続いてオレノココロも続いたが、これも7分どころで立ち止まった。これを見るように最内のコウシュハウンカイ1歩1歩力強く踏みしめて障害を止まらずに越えて先頭に立った。その間にキタノユウジロウ、オレノココロは再び力を入れて少し上がるがまだ坂の天板手前くらいまででもう一度止まる。その間に、ミノルシャープら各馬も障害に挑戦するが、それぞれ苦戦。その中で大外のメジロゴーリキがひと腰で障害を越えこれが2番手、立て直したキタノユウジロウが3番手、ひと腰かかっていたミノルシャープが続き、差がなくオレノココロが続いて前を追った。
  先頭はコウシュハウンカイが5,6馬身ほど離して逃げ込みを図る。メジロゴーリキが外から追い、半馬身ほどの差でキタノユウジロウとミノルシャープが並んで進み、さらに一歩遅れてオレノココロが追う展開。残り20mくらいまでは同じような態勢で進むが、コウシュハウンカイが徐々に緩みはじめ、後続がじわじわ迫ってきた。その中ではメジロゴーリキが進み、キタノユウジロウが追いさらにはオレノココロも2番手に並びかけてきた。ミノルシャープはここで失速。残り10mを切ってコウシュハウンカイは更にスピードが落ちるがなんとか粘ろうとする。しかしメジロゴーリキとオレノココロがほぼ並んで迫ってくる。そしてゴール直前、ソリがゴール上に達したところで2頭がコウシュハウンカイを逆転。最後にわずか10cm程度オレノココロが前に出てゴール。メジロゴーリキも2着に入った。コウシュハウンカイはソリの後端があと10cm程度の所でストップ、その間に1馬身ほど遅れて追っていたキタノユウジロウがゴールに入り3着、コウシュハウンカイは4着だった。2番人気になっていたセンゴクエースは、障害で時間がかかり最後追い込んだものの5着に終わった。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):やはりこの馬は強い。単に力強いだけでなく、もうダメかと思わせるような場面で最後できっちり差し切るところが素晴らしい。展開的にはまず想定された流れ。重馬場だったので前半からじっくり攻めることができたのも大きい。障害も初めから無理せず2,3腰で上げることを狙っていたか。崩れることもなく負担もかからなかったのが最後の逆転につながったと思われる。鈴木騎手共々ようやく今シーズンのエンジンがかかってきたところか。あとは最終目標のばんえい記念に向けて万全の態勢。2月末のチャンピオンカップの出走権も得たので丁度良い調整レースになるか。
メジロゴーリキ(2着):重量戦でこの馬の持ち味が生きることが改めて証明された。前走に軽量戦を使っているので前に行きたいところだったが、西謙一騎手がそこを十分に抑えた前に行かず控えて行って、そして障害をひと腰で上げて最後の追い比べに持ち込んだ。負けた相手は強かったが、最後の粘りは堂々たるものだった。いよいよばんえい記念にチャレンジか。その前のチャンピオンカップも勝ちたいレース。
キタノユウジロウ(3着):明け6歳馬ながら堂々としたレースぶりであった。スタート直後は出遅れたものの、その後道中は積極的に攻めて、障害も力を上手く分散しながら上げていった。最後は置いて行かれそうになったが、しっかりついて行って、最後はコウシュハウンカイをかわして3着。今後が楽しみな存在になった。
コウシュハウンカイ(4着):昨年と同様に、障害力を行かして逃げ切り態勢。リードが大きかったので逃げ切れるかと思われたが、やはりハンデ差と重い馬場で最後の最後でスタミナ切れとなってしまった。昨年のばんえい記念と同様悔しい負け。次のばんえい記念では最後の力を振り絞ってほしい。
センゴクエース(5着):好調に推移し馬体も戻して、今度は期待されたが、やはり障害がネックだった。崩れるリスクもあったので大事に上げようとしたように見えたが、その分勢いがつかなかった。重馬場で脚が前に進まなかったか。しかし崩れなかったので今後に向けての展望は開けたか。
  その他では、ミノルシャープ(6着)はだいぶ体調は戻してきていたが、それでも15kg減。苦しい状況でも障害を上手く越えたのはこの馬のセンスの良さが見えたが、息が続かなかった。ただ立ち直りのきっかけはつかめたか。ソウクンボーイ(7着)は攻める姿勢は見えたが、やはり馬場が重すぎたか。シンザンボーイ(8着)もここでは厳しかったか。ばんえい記念には出てほしいが。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 ワイド 6-8 4-9 各1枚
  コウシュハウンカイが抜け出しやったと思ったが、ゴール線上でストップ、それでも3着までとどまってくれれば良かったけど、そこから動けず馬券圏外の4着。あと一歩だったのに。ばんえいならではの悔しい結果となってしまった。メジロゴーリキとかも狙って2着まで来ただけに、馬複ぐらい買っておけなかったのかと反省。しかし、この状況でも勝ちきるオレノココロはやはりすごい馬だ。いよいよ伝説の領域だね。恐れ入った。2着のメジロゴーリキもあとわずかだったね。これからが楽しみな馬だ。
  今回収支 -5,500
   (通常分) -4,500 (配当)0 (投入)4,500
   (単複・ワイド)-1,000 (配当)400 (投入)1,400
  今年度累計 +3,140(1/2・帯広記念終了時点)
   (通常分) +10,170 (配当 89,970 - 投入 79,800)
   (単複・ワイド) -7,030 (配当 19,970 - 投入 27,000)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  天馬賞の回顧は明日お送りします。その後、今後の予定をアップします。

2021年1月2日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第14回天馬賞(1/3)

  年末年始重賞シリーズの最終戦は、4歳(明け5歳)の三冠最終戦、天馬賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第14回天馬賞(BG1)
(2021年1月3日(日)16:40発走 帯広11R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
メムロボブサップ 牡5 760 阿部武 坂本東 鹿毛 先
  コマサンエース 牡5 750 ☆金田利 金田勇 鹿毛 先
アオノゴッド 牡5 760 村上章 金田勇 栗毛 差
インビクタ 牡5 760 藤野俊 松井浩 青毛 逃
アオノブラック 牡5 760 西謙一 金田勇 鹿毛 差
  ギンノダイマオー 牡5 760 西将太 松井浩 芦毛 先
ジェイカトレア 牝5 740 菊池一 平田義 青毛 差
  ジェイエース 牡5 760 鈴木恵 坂本東 鹿毛 追
コマサンブラック 牡5 760 島津新 金田勇 青毛 先
  10 サクラドリーマー 牡5 760 藤本匠 今井茂 鹿毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。
  なお、ギンノダイマオー号は松田道→西将太に騎手変更されています。

「天馬賞」の概要と傾向
  ばんえい独自の4歳(明け5歳)世代の三冠(柏林賞、銀河賞、天馬賞)の最終戦でBG1格付け。正月3日に実施され、この世代のチャンピオン決定戦として名物レースと一つとなっている。
  過去10年で1番人気は(6,2,1,1)と強い。定量戦であり実力馬が遺憾なくその力を発揮できる場合が多い。配当も堅く収まる場合が多いが、昨年、一昨年と3連単で万馬券が出ており、伏兵にもチャンスはある。戦績ではダービー馬や銀河賞の勝ち馬がこのレースでも有利になっている。牝馬は出走数は多いが、優勝は2016年のキサラキクのみである。騎手では鈴木恵介騎手が5勝とリードし、藤本匠騎手が3勝で追う。

今回のみどころ
  いよいよメムロボブサップが史上3頭目の3歳、4歳連続三冠に挑む。日に日に力をつけ馬体も大きくなり頼もしい。しかしここにきて、ライバルのアオノブラックが急成長、古馬も交えたドリームエイジカップではメムロボブサップに土をつけているし、前走の平場戦でも勝利している。天馬賞が最後の勝負、果たしてどちらが勝つのか。あるいはコマサンブラックなど急激に力をつけてきた馬がこれらに割って入ることはできるか。世代戦最後の大勝負である。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 メムロボブサップ:いよいよ三冠チャレンジ。ここまで重賞は3歳クラシック三冠を含め7勝。全体でも重賞は10戦に出て全て3着以内に入っている。今シーズンも柏林賞以降は10連続連対と非常に安定。一時期は障害が怪しい時期もあったが、近走は非常にスムーズ。2歳時は小柄だった馬体も大きく成長して前走では1100kg台。親譲りの風格が出てきた。あとは自分の走りをするだけ。
 2 コマサンエース:重賞は初めて出走した銀河賞のみ、この時はついて行くのがやっとだったが、障害を越えてしっかり前を追い掲示板内に食い込んだ。その後さらに先行力を身につけ、B1からA2クラスに上がっても力強い走りを見せ、勝ち星を重ねて出走にこぎつけた。障害力もある。そして前走からデビュー間したばかりの新人・金田利貴騎手が手綱を取り、ここで重賞初挑戦。思い切って行けるか。
 3 アオノゴッド:重賞は過去4レースに出走。3歳時のばんえい菊花賞では2強に続く3着に食い込んでいる。同一馬主の僚馬アオノブラックの陰に隠れて目立たぬ存在で、レーススタイルも後方から行くタイプだが、ノーマークにしていると障害を越えてからじわじわ最後まで伸びてきて前の馬に迫ってくる。重い荷物で前がもたつけば脅威になるが、ペースが速くなると後方のまま置いて行かれることも。
 4 インビクタ:世代賞金ランクでは3番目に位置する。重賞も常連だが3歳時までは先行しても直線で失速するなど成績が上がっていなかった。しかし4歳になってからは粘りが増し、ポプラ賞と柏林賞でいずれも2着に粘っている。当初は逃げ一辺倒だったが、近走は控える競馬も覚え、その分最後まで走りきれるスタミナが身についてきている。前走は古馬オープンに胸を借り敗れたものの流れを身につけた。
 5 アオノブラック:2歳時からメムロボブサップの最大のライバルとして君臨。世代重賞では惜しい競馬で2、3着が多いが、時折チャンスをつかんで勝利しており、これまで重賞3勝。古馬一線級と対戦したドリームエイジカップでは好位置から抜け出して快勝。存在感を見せた。中団から前の馬をマークする位置につけ、直線の切れ味で差し切っていくような展開が得意。障害はこなすが時折失敗することも。
 6 ギンノダイマオー:重賞は常連、2歳時は、メムロボブサップ、アオノブラックにこの馬も入って3強時代を築き、3レースでいずれも2着に入るなど活躍していたが、3歳以降は大きなスランプに陥り、障害も全く動けなくなる時があった。4歳になり復活の兆しが見えてきたが、それでもなかなか前に行けず歯がゆいレースが続いている。本来は先行力があり動きも軽い。軽馬場になれば一変のチャンスもある。
 7 ジェイカトレア:世代の牝馬重賞は黒ユリ賞、オークス、クインカップと完全制覇。世代の重賞戦線にもほぼ孤軍奮闘で参戦している。牝馬としては馬体も大きくどっしりと構えて力強い走りを見せる。脚質的には中団から障害力で押して直線でじわじわ伸びる差しタイプ。この世代は牡馬勢が非常に強くいつも胸を借りる立場だがしっかりついて行っている。その後のヒロインズカップを目標にここでも善戦したい。
 8 ジェイエース:能検1番時計の馬でデビュー時から注目されていたが、障害が大の苦手ということもあり本格化が遅れていた。重賞は時折顔を出し、ダービー3着などある程度の成績は上げているが、この馬の能力からするとまだまだ物足りないイメージ。度重なる転厩による環境の変化も成績が安定しない要因か。ただ近走の平場戦では強い勝ち方を見せており、自分のペースに持ち込めばこの中でも十分戦える。
 9 コマサンブラック:2歳から3歳にかけてはあまり勝ち星に恵まれず、全弟で重賞勝ちもあるコマサンダイヤに比しても出世が遅れていたが、4歳になって徐々に本領発揮、特別戦を中心に自在の走りで勝ち星を重ねてきた。重賞は銀河賞の4着が最高成績。この時は勢いで2番人気まで押し上げられていた。先行力があって障害も上手いが、決め手よりもじわじわ伸びるくタイプで、一発の魅力には欠けるイメージ。
 10 サクラドリーマー:重賞の常連ではあるが、近走は障害でかなり苦しむなど着外が続いている。賞金ランクもギリギリ10番目に残ってなんとか天馬賞の出走権を確保した。本来は抜群の切れ味で勝負するタイプで、春の世代特別戦では一気に差し切って勝利した場面もあったが近走は不発続き。やっと障害を上げて追い込んでも、ゴール手前で息切れし失速するような場面も見られる。まずは道中スムーズに行きたい。

展開予想
  引き続き乾燥した気候、ただレースを使い詰めしているので馬場は徐々にこなれてきているか。それでもある程度力の要る馬場にはなりそう。先行したいのはやはりインビクタ。最近は控えて行く競馬も見せているが、上位に入るには前に行っておきたい。最内枠に入ったメムロボブサップも自分のペースで行けば自然と前に出るだろうし、アオノブラックの方もこれをマークするように前に付けるだろう。あと、注目されるのがコマサンエース。元々先行タイプの馬に、重賞初騎乗の金田騎手が乗り、思い切って前に出ることも考えられる。僚馬もコマサンブラックも比較的前の方で行くか。障害はどの馬も問題なさそう。そこでメムロボブサップとアオノブラックの一騎打ちとなるか。直線では相手より先に出たい。その他の馬が食い込むには、前述の先行馬が飛ばして大きく逃げるような展開になったり、ジェイエースやサクラドリーマーあたりがひと腰で障害を上げるような展開にでもなれば変わってきそうだが。
【はむ!の見解まとめ】
  メムロボブサップとアオノブラックの2強の態勢はどうみても揺るぎそうにない。両馬とも非常に充実してきている。タイミング一つで勝ち負けが決まりそう。もちろんメムロボブサップも3冠のシーンを見たいところだが。。。
  当欄でも迷ったが、ここは好枠に入った◎(5)アオノブラックの方に1票を投じたい。ドリームエイジカップでは完全にメムロボブサップをマークし一瞬の切れ味で逆転して勝利した。前走の平場戦も調整とはいえしっかりライバルを押さえる走り。北見記念では850kgもの荷物も経験しており、今回定量戦になっても問題ない。隣に逃げ馬のインビクタもいるのでその力を借りたい。
  ○(1)メムロボブサップももちろん持てる実力どおり走れば三冠の可能性は大きい。ハンデがないのも有利に働きそう。最内枠も疾風賞でスピード馬相手に逃げ切るなど全く苦にしないだろう。あとは、ライバルのアオノブラックとの位置取り次第。追い比べになっても最後で差し返す力もあり、最後まで熱いレースを見せてくれることを期待。この2頭に割って入るのは至難の業だろう。むしろしっかり3着をキープする方を狙ってくるか。その中では▲(9)コマサンブラックが充実してきている。徐々に力をつけA1クラスの特別戦を連勝。動きもよく、自分のペースで走れる。無理に前を潰しに行くような走りをしなければ3着は狙えるだろう。
  △(4)インビクタも粘り強い。もう少し軽馬場を望みたいが前半スムーズに流れれば逃げ込みも。あとは前が崩れるようなことがあると注(3)アオノゴッドがじわじわ伸びてくることも。(2)コマサンエースも新人の金田騎手で面白いがさすがに今回は相手が厳しく難しいか。思い切った騎乗を期待したい。(8)ジェイエース(10)サクラドリーマーあたりも切れ味は鋭いが、やはり障害のリスクは大きいし、急激に追い込むと最後のスタミナにも課題が生じる。

はむ!の馬券狙いどころ:
  昨年のこのレースは伏兵が来て、枠複で高配当、前日の帯広記念でコテンパンにやられていたので取り返した感じ。今年はこの記事を書いている時点で帯広記念の収支がわからないが、同じようにプラスになれれば。2強で決まりそうな気配が強く、少しでも高配当を狙うなら、ボブサップよりアオノブラックの方を頭にして買うか、あとは絞ってドカンと勝負するか。ワイドはコマサンの2頭を狙ってみる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 5=1→9,4,3 合計6通り 各300円
      5→1=9,4,3 合計6通り 各100円
      1→5=9,4,3 合計6通り 各100円
  枠複 5=1,8 合計2通り 各500円 合計 4,000円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 5 700円
  ワイド 9=5,1,4,3,2 2=5,1,4,3 合計9点 各100円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

コラムは今回休みます。

2021年1月1日金曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第43回帯広記念(1/2)

  新年最初のばんえい重賞は、古馬の重賞で4大記念競走の最終戦、帯広記念です。このレースは全国の地方競馬の馬券発売所で馬券が発売されるいわゆる全国発売レースとなっています。第10レースですのでレース番号に注意。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回帯広記念(BG1)
(2021年1月2日(土)16:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
コウシュハウンカイ 牡11 920 藤本匠 松井浩 栗毛 先
  ミノルシャープ 牡7 920 島津新 大友人 鹿毛 先
  ソウクンボーイ 牡11 890 村上章 西邑春 鹿毛 追
キタノユウジロウ 牡6 890 松田道 村上慎 栗毛 差
  シンザンボーイ 牡10 890 渡来心 鈴木邦 栗毛 追
オレノココロ 牡11 910 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
センゴクエース 牡9 900 長澤幸 槻舘重 鹿毛 差
メジロゴーリキ 牡7 900 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「帯広記念」の概要と傾向
  ばんえいの4大記念競走の最終戦。今やただ1カ所で開かれるようになったばんえい競馬場である帯広競馬場の記念レースとなっており、BG1格付けの古馬重賞では3月のばんえい記念に次ぐ大きなレースである。農林水産大臣賞典の冠が付くのもばんえい記念とこのレースのみ。毎年正月2日に行われ、全国発売となっており、普段ばんえいの馬券を発売しない各地の地方競馬場や場外馬券発売所でも発売され、風物詩となっている。
  荷物の重さもばんえい記念に次ぐ高重量で基礎重量が900kg前後。この重さになると成績より適性がものを言う。そして、過去10年1番人気が(1,1,3,5)と大苦戦。1番人気が10連敗していた時期もあった。人気薄でもしばしば連対し、全国発売にしてはハードルの高い難解レースとなっている。しかし、2~4番人気の馬は必ず絡んできており、軸はしっかり見定めたい。
  高重量戦だけあって、高齢馬が有利で9歳以上の馬が7勝している。牝馬はかつてフクイズミなどこのレースに強い馬もいたが、ここ7年間出走がない。騎手別では鈴木恵介騎手が4勝(うちオレノココロで3勝)と現役最多、藤野俊一騎手、藤本匠騎手が3勝で続く。

今回のみどころ
  例年正月2日のお楽しみレース。今年はなかなかお祭り騒ぎというわけにはいかないが、今年こそは競馬でも楽しめる日々が来ることを願って。
  年が明けて、各馬年齢が1歳加えられ、オレノココロ、コウシュハウンカイといった常連はもう11歳になる。しかしまだまだ現役、それどころか今でも中心的存在である。特に年を重ねてこそ味の出る高重量戦。このレースそれぞれ複数回優勝しているオレノココロ、コウシュハウンカイの両雄に、どの馬が立ち向かっていくか。そろそろ本気を出したいセンゴクエース、そして明け7歳勢のミノルシャープ、メジロゴーリキあたりが十分力をつけてきており、熱いレースを期待したい。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 コウシュハウンカイ:百戦錬磨のこの馬もいよいよ明けて11歳。帯広記念は過去4回出走し、2018年と昨年2020年の2回優勝している。特に昨年優勝した時と今回は臨戦過程がほぼ同じ。920kgも同じ斤量。今年はドリームエイジカップなどでは敗れているが、ハンデ差が大きかったのと調整段階で100%の力ではなかったというところ。若馬勢が引っ張るペースにしっかりついていければ、あとはこの馬の力でゴールまで持って行きそう。
 2 ミノルシャープ:昨年に続いて2回目の帯広記念。昨年は最初に障害を仕掛けたが、さすがに重い荷物に苦労し、最後はスタミナ切れとなり、6着だった。その後、今シーズンは特に前半に重賞3勝の大活躍。荷物が軽めだったここともあるが、元々の先行力に最後の粘りも増し、強さを見せた。秋以降は体調を崩したようで、本来の走りができず大敗が続いているが、大きく減らしていた馬体重は徐々に回復し徐々に取り戻している。じっくり追えれば。
 3 ソウクンボーイ:この馬も明け11歳。帯広記念は4度目の出走。昨年は後方からじっくり追って、最後は3着に食い込んでいる。普段は自己条件のオープン下位クラスあたりでも若馬のスピードについていけず、障害も上がれず苦戦しているが、重賞、それも重量戦になるとひょっこり顔を出しては見せ場を作っている。脚質は完全に追い込みタイプ。特に重量適性があるというわけではなさそうで、マイペースの走りで、最後落ちてきた馬たちを拾っていく。
 4 キタノユウジロウ:明け6歳馬でメンバー中最も若い。帯広記念は初挑戦。これまでも850kgの北見記念が最重量で今回の890kgは全くの未知数。しかし北見記念では重い荷物ながらも積極的に攻めて、直線で一旦先頭に立つなど見せ場を作った。最後は5着だったが、勝ち馬に1秒5差の僅差。障害力には自信をもっており、もし今回の重さで積極的に行って、スムーズに坂を上げてくるようだと大駆けもあり得る。最後の粘りもありそう。
 5 シンザンボーイ:明け10歳になる。帯広記念は4度目の挑戦。これまでは一昨年の4着が最高成績。重賞は昨年の北見記念1勝だが、時折重賞に顔を出しては存在感を示している。秋は種牡馬になるための検査や、転厩など、馬にとって環境の変わりレースに集中できなかった部分があるようだ。前走もマイナス32kgの馬体重であった。体調が戻っていれば、落ち着いて走れるここならある程度勝負にはなりそうだが。控えてじっくり攻めたい。
 6 オレノココロ:ばんえい界の盟主もいよいよ明けて11歳。帯広記念は過去5回出走し3度優勝と実績は抜群。今シーズンは夏を完全休養に充て、レースを絞っていることもあり、重賞こそ未勝利だが、それでも着外に沈むことはないし、特別戦では力を見せている。少なくとも年齢による衰えは全く見えない。ただそろそろ勝ちたいところだろう。最近は直線でも走れる馬が多いので遅れると逆転は厳しい。障害を上げるタイミングがものをいいそう。
 7 センゴクエース:帯広記念は3度目の出走。一昨年の2着が最高成績。若馬時分からその素質が期待されていたが、障害が苦手とということもあって伸び悩んでいた。しかしここ数戦は障害もしっかり上げてきており調子は良さそう。ただ馬体重が漸減しているのは気がかり、動きが軽くなったとも言えるが、重量戦のこのレースで力は出せるのか。障害で崩れなければ多少遅れても立て直すことは可能なので、立ち後れても落ち着いて対応したい。
 8 メジロゴーリキ:帯広記念は初出走。元々力は持っている馬と思われるが、これまでやや調子を崩していたこともあり重量戦は回避してきた。今年度も成績は上がっていなかったが850kgの北見記念で逃げ切り勝ち、そしてここで満を持して出走してきた。直前に軽量戦の地吹雪賞に出走し5着ながら0分57秒で疾走、いきなり400kgもの荷物の増量になるが、今回に向けての調整ともいえよう。思い切って攻めれば、逃げ切りのチャンスも。

展開予想
  重賞としてはいつものメンバーという感じだが、キタノユウジロウとメジロゴーリキが初出走。いずれも勢いがあり、これらを含め展開がどうなるか。前に行きそうなのはメジロゴーリキとミノルシャープだが、ミノルシャープは本来の体調がどこまで戻っているか。それによって控えて行くことも。そうすればメジロゴーリキがスピードに乗って単騎で行くことになりそう。楽に逃げられるようだと後の粘りが生きる。ペースが落ち着けばコウシュハウンカイ、そしてオレノココロ、センゴクエースも前に詰めてくるか。馬場が渋いので、障害をひと腰で越えられる馬は限られそう。コウシュハウンカイは止まらずに押し切りたい。オレノココロやセンゴクエースは崩れないことに徹するか。いずれにしても、前半楽に行けた馬が後半での追い比べで残りそう。

【はむ!の見解まとめ】
  昨年あたりは実績馬と若馬の力の差はあったイメージだが、今年はかなり力は接近してきていると見る。ただ900kg前後の荷物ともなると、やはり経験値がものを言うか。しかし波乱も多いレース、どうしても一ひねりしたい。
  そこで本欄では◎(1)コウシュハウンカイをもう一度狙いたい。どうしても決め手やハンデで不利に思われがちだが、このレース2勝の実績は伊達ではない。昨年も全く同じ条件で勝利しているし、渋めの微妙な馬場なら、安定した走りできるこの馬を軸にできる。
  対抗には、こちらも思い切って○(8)メジロゴーリキを持ってきた。北見記念での逃げ切りはやはりこの馬が力を持っているところを見せた。前走スピードレースを使って、弾みを付けてここに臨んでくる。障害力もあるので一発ありそう。▲(7)センゴクエースもここにきて充実してきた。障害には相変わらず不安は残るが、じっくり時間をかけて攻めれば多少遅れてもここは高重量戦、じわじわ前に追いつくことは可能だ。落ち着いて行ければ。
  △(6)オレノココロもここまで評価を下げる状況では全くなく、その強さは認めるところであり、この馬の本来の走りをすればあっさり勝ちそうだが、それでも今シーズン勝ちきれないのはやはり若馬の流れに乗れていないからと見る。着外になることは考えにくいので、軸の押さえに。あとはミノルシャープがどこまで戻っているか。本来の走りをすれば先行逃げ切りの勝ちパターンに入るが、ハンデもキツい。それなら、さらに1歳下の注(5)キタノユウジロウ方が気楽に走れる分大駆けの可能性もある。(2)ミノルシャープはさらにその次の評価とした。
はむ!の馬券狙いどころ:
  ようやくヤングチャンピオンシップでプラスに持って行けたので、年明けのこのレースでしっかりつないでいきたい。決して欲張らずに。
  8頭立てなので絞っていきたいが、波乱含みのレースならどの馬から入るのも冒険のような感じがする。コウシュハウンカイを軸に印を打ったものから手広く。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1=8,7,6 1頭軸マルチ 合計18通り 各100円
      1→8,7,6→8,7,6,5,2 合計12通り 各100円
  馬複 1=8,7 8=7 合計3通り 各500円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 700円
  ワイド 8=1,7,6,5 5=1,7,6 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、3日に行われる天馬賞の終了後合わせて数日後に報告したいと思います。

【コラム】2021年ばんえい
  昨年は本当に厳しくつらい年でした。そんな中、ばんえい競馬に関しては関係者の皆さんの努力があって、人数を絞りながらも観客を入れてレースを実施することができ、そして全国のファンの支えにより史上最高の売上となりました。苦しいころから見ている筆者としては、感無量です。一方、個人的には、筆者のまわりも厳しい状況が続き、なかなかゆっくり競馬を楽しめる状況ではありませんでした。今後早くこのような状況が改善し、日常が戻ることを願うのみです。筆者も頑張りますので、ばんえいファンの皆さんもめいめいの生活がうまくいきますように。