header2

 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2013年11月30日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ばんえいオークス(BG1)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  もう今年も12月、世間は非常に慌ただしい時期になってきました。しかし一方、競馬界は平地もばんえいもビッグレースが目白押し。忙しいところではありますが、7億円の年末ジャンボなどともあわせて、夢を追う気持ちの余裕も大事なのではないでしょうか?
  今週はJRAでは地方競馬の重賞でもおなじみのダート馬が阪神競馬場に一斉に集う「ジャパンカップダート」があります。JBCなど地方重賞総ナメの強さを誇るホッコータルマエがその実力を見せつけるか、ベルシャザールなどの中央でしっかり勝ち上がってきた馬が意地を見せるか、あるいは外国馬代表としてアメリカから参戦のパンツオンファイアが正に黒船のようにおそってくるか。地方競馬ファンとしても注目のレースです。はむ!の予想としてはタルマエには頑張って欲しいが、2連覇を狙うニホンピロアワーズ、JBCで好走したワンダーアキュート、そしてスプリントで勝ち今年で引退が予定されるエスポワールシチーあたりが狙い目かなと考えています。それから世界のトップジョッキーが集まるワールドスーパージョッキーズシリーズもありこちらも注目です。

  ばんえいの方は薄暮開催2週目、今週はいよいよBG1・ばんえいオークスがあります。その前に、前回のドリームエイジカップについてですが、人気薄の6歳馬トレジャーハンターが先頭に立った勢いで、後続の追い込みを断ち切ってそのままゴールしました。この馬、大勝負に強いタイプなのか時々やってくれます。これからさらに力をつけてくれば重賞戦線の脅威になりそうです。優勝した浅田騎手もその前のばんえい菊花賞のクインフェスタでの敗戦の悔しさを晴らしたことでしょう。
  馬券としてはトレジャーを穴として押さえておきたいということろまで読みましたが、馬券に絡めるところまではできなかった感じです。気を取り直して今週のG1レースでがんばりましょう。
  それでは12月1日(日)のばんえいオークス(BG1)の予想です。(薄暮開催で発走時刻が変わっているので注意)

はむ!のばんえい予想
2013/12/01-10R 第38回 ばんえいオークス(BG1)(19:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (9)セイコークイン
○ (5)アグリナデシコ
▲ (10)コウシュハクィーン
△ (3)クインフェスタ
注 (6)ナナノチカラ

(はむ!の見解)
  3歳牝馬の最高峰といえばオークスだが、ばんえいの場合はJRAのように桜花賞や秋華賞にあたるレースがないため、オークスが3歳牝馬にとって唯一の大舞台となっている。G1の定量戦であり、過去をみてもやはり名牝と言われる馬たちが優勝馬に名を連ねている。
  今回の出走馬は上位5頭は重賞競走などで牡馬や古馬とも互角の戦いをしているほどの実力馬が揃っているが、下位5頭はCクラスで重賞どころか特別競走も未経験の馬が多く、力の差が歴然としている。やはり優勝争いは上位の馬からということになるだろう。
  その中で特に充実しているのがセイコークイン。重賞・特別戦を含むここ12戦ですべて3着以内と安定度抜群だ。自在のレースができるのも強みだ。ばんえい菊花賞では惜しいゴール前でのストップがあったが、今回の相手だとしっかり走りきれるのではないか。この馬は軸から外せないだろう。
  対抗にはばんえい大賞典の時当欄でも狙ったアグリナデシコをもう一度狙ってみたい。現在3連勝中だが勝ってきた相手が1組の好調馬。前走ではライバルのクインフェスタをシャットアウトしている。重賞でもヤングチャンピオンシップ2着など実績があり、この季節の軽馬場なら一気に抜け出すことも考えられる。
  ばんえい大賞典馬コウシュハクィーンも力上位であることは間違いない。この馬も長くいい脚が使える馬で、前の方に行ければ、混戦にもつれても勝負強さを見せるだろう。ただ今回は大外枠に入ったことが気になる。負けるときは見せ場無く負けることもあり、馬券の軸にはしづらいかもしれない。
  今回特に注目される馬は、菊花賞で目前で勝利を逃したクインフェスタ。主戦の浅田騎手とともに悔しい思いをしたことであろうが、その浅田騎手は前回の重賞で人気薄をきっちり勝っており、今回も今度こその意気込みで臨むことだろう。切れ味鋭いので追い込み馬のようなイメージがあるが、実は中盤前につけてレースをするタイプ。それが最後のところで詰めの甘さが出てしまうところがある。それが決め手勝負必至のこのレースの場合どう出るか。
  そしてさらに注目は、黒ユリ賞馬ナナノチカラが満を持して登場してきたことだ。実績はNo.1。出走したレースでは圧巻のスピードを見せており、この馬が順調に来ていれば大本命間違いなしだろう。もちろん今回もかなりの人気は集めそうだ。しかしその順調とはいえない臨戦過程が気になるところ。ばんえいの場合はそれでも実力があればカバーできる部分はあるが、いきなりの660kgでやや苦手の障害をクリアして最後の鬼脚を見せられるのか。スンナリ行けば圧勝もあり得るがそのあたりは賭けでもある。
  あとの馬たちもG1に出てくるぐらいであるので相応の力はある馬ばかりだが、いかにも上位5頭とは差がありすぎる。近走好走が続いているセンショウパワー、前について行けそうなキューチャンあたりが見せ場までは作れるかもしれないが、やはり善戦までというのが妥当な評価だろう。もちろん競馬だから何が起こるかわからない。

(はむ!の馬券)
  上位5頭はそれぞれ個性派でそれぞれが持ち味を発揮すればいいレースが期待できそうだ。ただ5頭の中でも絞らないと配当的にはあまりつかないので、そこは賭けということで、絞っていきたい。
 馬単・三連単 BOX 9,5,10  三連単(マルチ) 9,5,10=9,5,10=3,6

  次の重賞は3週間先の12/22。ばんえいダービー(BG1)です。そして年末年始の重賞シリーズも始まります。次の書き込みはその前ぐらいに。

2013年11月23日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ドリームエイジカップ(BG3)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  先週の月曜日、帯広競馬場には「JRAジョッキーDAY」として内田博幸騎手や戸崎圭太騎手ら関東のJRAジョッキーがやってきて、ばんえいのエキシビションレースや協賛レースなどが行われました。このイベントは既に第7回目となるわけですが、今年は例年とは違い、晩秋の月曜日に行われたことから来場者は少なかったものの、スタジオでのインタビューもあり、また、メインとメイン前の2レースではグリーンチャンネルなどでおなじみの古谷剛彦氏による久々のパドック解説やスタジオでのレース予想などもあって、非常に盛り上がった様子でした。(筆者は後日ビデオで番組を軽く確認する程度のつもりが結構じっくり見ていました。)
  景気がちょっぴり回復しているからか、JRAも地方競馬も収支が少し持ち直しているという話も聞かれます。今後さらに発展するためには、馬券を買えることはもちろんのこと、楽しいイベントなどで、少しでも多くの客を集めるということも積極的にやって欲しいものです。

  ばんえい重賞予想の方に戻って、まず前回のクインカップはカネサマドカが楽勝で重賞初制覇という結果でした。軽馬場で全体にペースが速くなり、自分のペースに持ち込めた馬が上位に入った感じです。狙ったマゴコロはそのペースに置いて行かれた感じであまりいいところはありませんでした。馬券的にも(いつものように)ダウン。
  さて、重賞戦線は今週がドリームエイジカップ。そして来週がいよいよG1のばんえいオークスと2週連続です。最近は楽しみつつも、馬券的にはパッとしない感じなので、ここいらでビシッと予想も当てていきたいものです。年末には重賞目白押しなので勢いをつけていきたいものです。
  それでは11月24日(日)のドリームエイジカップ(BG3)の予想です。(薄暮開催で発走時刻が変わっているので注意)

はむ!のばんえい予想
2013/11/24-10R 第4回 ドリームエイジカップ(BG3)(19:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (5)オイドン
○ (7)ニュータカラコマ
▲ (3)ニシキエーカン
△ (6)トレジャーハンター
注 (10)ギンガリュウセイ

(はむ!の見解)
  4歳から7歳までと8歳以上の各世代の賞金上位馬2頭ずつが出走する企画レースだが、例年だと結局はいつものオープン馬のレースになる。今年も似たような感じではあるが、今年は特に若い世代にイキのいい上がり馬が多く、世代交代も見据えた興味あるレースになりそうだ。昨年はそれまで振るわなかったテンマデトドケがするっと内から抜け出して接戦勝ち。その後不幸に見舞われ残念なことにはなったが、このレースの意義を証明するレースとなった感じだ。
  今回はやはり若馬たちに勢いを感じる。夏の間休養していた5歳馬オイドン。まだ復活途上ではあるが、それでもここ2戦はこの馬の持っている素質で勝ちきった。重賞でやや荷物は重くなるが、まだ対応できる範囲内だろう。それ以上に上昇度が期待できる。将来が期待されてきた馬だけに、この辺ではしっかり勝って存在感をアピールしておきたいところ。障害を無難にさばけば。
  オイドンはデビュー時からライバルのニュータカラコマも岩見沢記念を圧勝するなど4連勝で本格化してきている。スピードは非凡なものがあり、最近は障害のもたつきも少なくなってきた。ただ、今回は相手もスピードがある馬が多く、中間でじっくり構えらなかった時には、焦りが出る可能性もあるかもしれない。
  4歳勢はおそらく重賞3連勝中のホクショウユウキが注目されるところだが、今回はさすがにハンデが重い。このあたりでも好走すれば先々楽しみであるが。それなら同じ4歳のニシキエーカンに期待したい。勝利からは1年以上遠ざかっているが、安定した走りは見せている。今回は出場馬の中でも最軽量で出場でき、しっかり障害がクリアできればチャンスは十分にありそうだ。
  6歳馬のトレジャーハンターも一発の魅力がある馬だ。もともとスピードのある馬だが、ここにきてしっかり走りきれるようになってきており、前走は粘り強さも見せている。今回も接戦になれば食い込みがあるか。
  年上の実績馬たちももちろん黙ってはいない。北見記念を3連覇したギンガリュウセイは出走馬の中でも最も格上の馬。力勝負になれば若馬たちもかなわないだろうが、今回は激しいレースになりそうで、しかも大外枠となると置かれてしまう可能性がある。押さえまでか。
  あとの馬、特にキタノタイショウあたりも無視はできないが、今回はこのレースの趣旨に沿って次の世代の勢いにかけてみたい。

(はむ!の馬券)
  5歳馬2頭は甲乙つけがたい。これに期待をこめて4歳馬エーカンを入れて、基本はこの3頭のBOX。あとは数頭を混ぜて三連単というところか。当てに行くなら5歳馬2頭を固定して総流しなんて方法もあるかな。一応は次のとおりの馬券を基本に、あとは財布と相談して買い足すかどうか。
 三連単マルチ 5,7,3=5,7,3→5,7,3,6,10

  次の重賞は翌週12/1。いよいよBG1のばんえいオークスです。次の書き込みはその前ぐらいに。

2013年11月9日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】クインカップ(BG3)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  前回の書き込みはばんえいから離れてJBC特集でした。予想は本命に考えた馬がことごとく負けたりして、馬券的にはトータルでマイナスでしたが、JBCは地方競馬のお祭り、3つのG1レースはやはりエキサイティングで印象的で存分に楽しめました。金沢競馬場も相当の盛り上がりを見せた様子です。こんな感じで地方競馬が盛り上がっていくといいですね。
  さて、ばんえいに戻って、今年のナイター開催は来週まで、次の週からは今年いっぱいは薄暮開催となります。とはいうものの最終レースが1時間繰り上がるだけなので、夕暮れが早い今の季節ならナイターとほとんど変わりない感じです。これから帯広方面から雪の便りも聞かれ、周りが白い中でのナイターレースはクリスマスにピッタリかも。これからは大きなレースも多く、ばんえいを見るのが楽しい季節がやってきた感じです。
  それでは3週連続の重賞の3つめ。11月10日(日)のクインカップ(BG3)の予想です。

はむ!のばんえい予想
2013/11/3-10R 第38回 クインカップ(BG3)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (8)マゴコロ
○ (10)キュートエンジェル
▲ (5)カネサマドカ
△ (6)フレグランス
注 (9)ヒノデイチゴヒメ

(はむ!の見解)
  4歳牝馬の重賞と平地レースにはない形態。牝馬の4歳というと、ひととおり走り、平場ならそろそろ繁殖への道も視野に置くような年ごろであるが、ばんえいの場合は、ここからがむしろ体重も増えてさらに力をつけていく時期だ。ここをステップに大成する馬も多い。
  過去の傾向を見ると、実力・実績のある馬がその力を出せず、一昨年のキタノサクラヒメ、昨年のマリンチャンスのように人気薄の馬が勝つことが多い。実力・実績よりもその時点で好調な馬の方が良い成績をあげているようだ。
これは、ハンデということもあるが、体調の変化が激しい牝馬のレースならではの特徴であろう。
  今年も大混戦で超難解なレースになっている。人気も相当割れそうで一番人気になる馬を予想することも難しいくらいだ。単勝オッズも10倍以下がずらりと並ぶような状況になるのではないか。実績で挙げるなら重賞を勝っているニシキウンカイやタカラハヤヒメというところだろうが、近走の成績が振るわない。
  この中を予想するのは非常に困難ではあるが、ここは何が勝つかをそれぞれの解釈でもって好き勝手に予想すればいいので、通向きのレースといえる。そんな中展開面からの予想を考えてみると、今回は7,8頭が先行したいタイプ。先行争いをしのぎつつも第2障害までどれだけエネルギーを残せるかがポイントとなるだろう。
  一応の本命に持ってきたのは、切れ味はないがしっかり走り切れそうなマゴコロにした。重賞や特別レースでは常に好走しており障害も問題ない。勝ち味に遅い感じなのが気になるところだが大崩れはないだろう。
  キュートエンジェルのスピードも侮れない。ゴール前まで一団の大接戦も予想されるので、この場合はこの馬が外から一歩抜け出すような勝負強さも持っている。あとは未経験の荷物だ。
  カネサマドカも好調な馬の一頭だ。もしかして1番人気になるかもしれない勢いだ。近走は特別レースで同世代をさばいて勝ったレースなどもあるし、重賞を戦った経験もあるので実績で見劣りすることはない。ただ華奢な感じはあるので、斤量が増えるとどうか。
  今回は出走権争いも激しかった。フレグランス、ヒノデイチゴヒメがそれぞれの条件戦で勝って最後のチャンスを生かした一方、前哨戦の紅バラ賞で2着に入ったセタナセンプーが涙をのんだ。その中でフレグランスは、常にその素質が期待されながら実力を発揮しきれないでいた感があったが、ここにきてようやくチャンスが巡ってきた感じだ。自分のレースができれば逆転までありうる。ヒノデイチゴヒメも同世代の特別戦(ばんえいプリンセス賞)で見事な抜け出し勝ちを果たしたようなレースができれば一発ある。幸運を生かすチャンスか。
  あとの馬たちもほとんど差はない。ベニコマは差し脚の鋭さでは一番であろう。あとは位置取りが重要か。
  実績馬たちの方もだまってはいない。昨年の菊花賞馬ニシキウンカイはハンデ差とやや苦手な障害を克服したいところ。昨年のオークス馬タカラハヤヒメもここにきて調子が回復してきた。重賞の常連で善戦続きのカツダイヤや、黒ユリ賞馬で末脚にかけるハイカラサンも勝つ可能性はゼロではない。ただ、やはり勢いがあるのはB2クラスでしのぎを削っている前の方に書いた馬たちの方か。
  実力が拮抗して予想が実に難しいレースだが、それだけどんなレースになるのか楽しみだ。馬券は当日の馬体重やパドックなどにも注目しながら買っていきたいものだ。
(はむ!の馬券)
  人気が割れそうなレースで、こういう場合、思わず点数を多く買ってしまう割には配当が低いというようなパターンに陥ることが多々ある。今回も同じで、なんとか絞り込みたい。そのためには思い切って外す馬をどれぐらい作るかが勝負だ。一応マゴコロを軸に。
 三連複(または三連単マルチ)8=10,5,6,9=10,5,6,9,2

  次の重賞は2週間後、11/24ドリームエイジカップです。次の書き込みはその前ぐらいに。

2013年11月3日日曜日

はむ!のJBC2013予想など

はむ!のJBC多々雑感
  ここはほとんどばんえい専門のブログになっていますが、ここを始めた時はもっと幅広に、競馬全般のみならずスポーツ一般について記事を書くつもりでした。その気持ちは変わっていませんが、今はあまり行動範囲を広げられないので結果としてばんえいぐらいしか書けていないという状況です。
  そこで今日はばんえいを少し離れて、11月4日(月・休)に開かれる地方競馬の祭典JBCの予想をしたいと思います。(JBC予想は昨年もやっているし、地方競馬には変わりないのでほとんど変わってない感じですが・・)
  JBCとは「Japan Breeding farms Cup」の略で、アメリカのブリーダーズカップを模した生産者サイドのお祭りで、1日にたくさんの重賞(Jpn1)レースが行われ、競走馬のチャンピオンを距離別・性別・年齢別に決め、競走馬や血統などの価値を測るというものです。
  しかしながら、日本の競馬はJRAの芝のスピードレースが主流であるため、実際はそちらのG1レースを勝った馬が最強に位置づけられます。一方、本当に強い馬というのは、どんな場所でも砂を巻き上げながら走りきる馬という考え方もできます。
  JBCは後者の考え方にたって、地方競馬持ち回りで開催してその年の競走馬の王者を決めるというものになっています。しかし実際には能力の高いJRAのダート適性のある馬が強く、そういった馬にはジャパンカップダートなどの舞台も用意されており、輸送などを嫌って登場しない馬もいるので本来の意図する目的にかなっているかは何とも言えない部分もあります。
  いずれにせよ、地方競馬の祭典であることには間違いありません。今年2013年は初めて金沢競馬場で開催されることやJpn1(ジーワン≠G1)が3レースも組まれているなど、話題も豊富です。
  ばんえいファンとしても、同じ地方競馬ファンの一員として、このお祭りに馬券などで参加したいものです。(実際、帯広競馬場を含む全国各地でJBC関連イベントが開かれます。)
  それでは11月4日(月)のJBCの3つのレースの簡単な見解です。

はむ!のJBC予想
2013/11/4-金沢8R 第3回 JBCレディスクラシック(Jpn1)(14:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (10)サマリーズ
○ (2)メーデイア
▲ (11)アクティビューティ
△ (6)クラーベセクレタ
注 (8)ハードデーズナイト

(はむ!の見解)
  過去このレースはJRAミラクルレジェンドが連覇しているが、昨年は2,3着に地方馬が入り善戦している。しかし、今年からJpn1に昇格し地方馬には厳しい条件になってきている。金沢は地方競馬の中では広い方で、JRAの馬も走りやすいと思われる。
  大方の予想としてはメーデイアが実績no.1で1番人気しそうだが、3歳馬サマリーズの逃げ粘りの方に期待したい。前走の負けが気になるところだが、前走は重め残り。スタートからの直線を利用してスムーズに前に行って自分のペースに持ち込めば、巻き返しはあると見た。メーデイアの死角はほとんど見つからないが、競馬なので何が起こるかわからないという期待と、金沢というコース、そして1500mの距離が未知数な点に逆期待を込めて。
  アクティビューティは末脚にかける。キモンレッドは距離がやや長いか。トシキャンディは近走の成績がよくない。 地方馬ではやはり昨年2着の船橋のクラーベセクレタや勝負強い愛知のピッチシフターに期待したいが、今回の相手は強い。しかし、なんとか食い込んでほしい。
(はむ!の馬券)
  上位2頭は堅いだろう。ただ頭は変わるかもしれない。点数を絞って。
 三連単 10=2→11,6,8

2013/11/4-金沢9R 13回 JBCスプリント(Jpn1)(14:55発走)
(はむ!の予想印)
◎ (1)タイセイレジェンド
○ (10)テスタマッタ
▲ (6)セイクリムズン
△ (3)セイントメモリー
注 (7)ドリームバレンチノ

(はむ!の見解)
  ここのレースを繁殖入りへの花道にする予定だった地方競馬の星ラブミーチャンが直前で骨折・そのまま引退となり寂しい限りだ。地方競馬ファンとしては大井のセイントメモリーあたりにはなんとか地方馬代表としてJRAに食い込んでもらいたところ。しかしJRA勢もダート短距離のスペシャリストが揃った。
  ここでは南部杯に勝った後短距離のこちらに回ってきたエスポワールシチーをどう見るかがポイントだ。実力・実績ともにno.1であることには間違いないが、大外の分だけ脚を使えば最後伸び悩むことも考えられる。もちろん自信があるからこそここに出てくるのだろうが、悪い言い方をするとこの馬に負けてもらった方が馬券的には美味しい。
  エスポワールを外したとしても、地方場所で強いところを見せるJRA勢がやはり中心となるか。その中でも最内に入ったタイセイレジェンドがスムーズに前に行けると考え本命にした。テスタマッタは末脚にかける。コースの広い金沢ならなんとかなるのでは。セイクリムズンも調子が上がってきたがややムラ駆け傾向にあるか。
  さらに注目は高松宮記念でロードカナロアの2着に入るなど芝で好走してきたドリームバレンチノがここに挑戦してきたことだ。初ダートでその適性が未知数ではあるが、勝てなくても上位に食い込むことがあれば路線の切り替えも考えられる。
  地方馬は前述のセイントメモリーが前走オーバルスプリントでタイセイレジェンドを封じたようなレースができれば馬券圏内への食い込みも。あとは勝負を度外視して、文字通り百戦錬磨の笠松のトウホクビジンが無事に走ってくれるところを見守りたい。
(はむ!の馬券)
  馬券よりも、個性を持った馬たちがそれぞれどんな走りをするのかが注目されるレースだ。馬券を取りに行くなら、エスポワールは外せないが、そこそこの配当を望んで思い切って外して買ってみて、走りを見守るというのも競馬の楽しみ方だと思う。
 三連単BOX 1.10.6,3

2013/11/4-金沢10R 第13回 JBCクラシック(15:40発走)
(はむ!の予想印)
◎ (12)ワンダーアキュート
○ (1)ホッコータルマエ
▲ (11)クリソライト
△ (2)ソリタリーキング
注 (10)グランシュバリエ

(はむ!の見解)
  力はJRA勢が大きく抜けており、地方馬は南関東あたりの有力馬があまり出てこず小粒感が否めない。
  強いJRAの中でも、帝王賞まで重賞5連勝のホッコータルマエの実力が圧倒的であることは間違いのないところ。前走の南部杯は久々だったことと、距離適性でエスポワールシチーに合っていたことが2着に甘んじた理由であり、今回は万全の態勢である。軸は不動だ。
  ただ唯一タルマエが負けるとすれば、それはJBC、そして競馬に住む魔物であろう。その魔物を呼び起こしそうなのが、ワンダーアキュートと武豊だ。JBCは持ち回りで毎年開催される競馬場が変わるにもかかわらず、このクラシックの勝ち馬はなぜかすべてが連覇するというジンクスがある。昨年の勝ち馬ワンダーアキュートは馬体重減ながら最後の直線で鋭く伸びて勝っており、このジンクスを引き継ごうと狙っている。あとは名手武豊のマジックが見られるか。
  ホッコータルマエは最内枠に入ったが、ハナには行きたくないタイプ。その外のソリタリーキングなどに前をかぶせられるような展開になると、脚を持て余したまま、最後の直線でワンダーアキュートに追いつかないというようなことが考えられる。ごくレアなパターンであろうが。
  ジャパンダートダービーを圧勝した3歳馬クリソライトも可能性を秘めた一頭だ。斤量も恵まれている。コーナーを上手くさばいて、最後の追い比べになれば接戦に持ち込まれることも考えられる。
  安定性と地方コースの適性ではソリタリーキングそしてハタノヴァンクールも全く引けを取らないが、逆に言うとパフォーマンスに欠ける部分があり、押さえに回したい。
  地方馬は大きく離されているが、GDRの常連・高知のグランシュバリエ、愛知のサイモンロードあたりの走りに注目したい。
(はむ!の馬券)
  いくら死角を見つけたとしても、ホッコータルマエが馬券圏外に沈むようなことはよほどのアクシデントがない限り考えづらい。あとは魔物を信じて、逆張りを狙っていくぐらいが楽しみか。取りガミは覚悟で。いずれにせよJBCというお祭りを満喫したいところ。
 三連単マルチ 1→12,11→12,11,2,9,10

はむ!のばんえい多々雑感
  さて、いつものばんえいの方に戻って、先ほど行われたばんえい菊花賞の結果です。
  ばんえいの歴史でもまれに見るであろうゴール前のどんでん返しでした。第2障害を最初に越えたのはなんとクインフェスタ。軽いばんえい重量でしかも切れ味鋭い差し脚を持つこの馬が最初に降りてくるとなると、最高の展開。そして残り10mを過ぎてもリード、9分9厘この馬で決まりと思われました。しかし、ゴール線の実に微妙な所でストップ。アナウンサーも絶句。しかもそのすぐ後ろまで追いかけてきていたセイコークインもまた同じようなところで止まりました。結局わずかの差でゴールに到達しておらず、さらにその横につけていた1番人気コウシュハウンカイがすり抜け1着、2着には内からオレノココロが流れ込んでいて、わずかに立て直しが早かったセイコークインが3着。クインフェスタは4着でした。
言葉なんかよりVTRを見ていただいた方がいいと思います。
  ばんえいシアター・ばんえい菊花賞のVTRをクリック(期間限定かも)
  結果としては堅くおさまり、馬券的には取りガミとなってしまいましたが、それ以上に手に汗握るばんえいの醍醐味を味わえるレースでした。

  次の書き込みは1週間後、11/10クインカップの前日を予定しています。

2013年11月2日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ばんえい菊花賞(BG2)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  さて、今週は、JRAはG1がないものの、4日月曜日には地方競馬最大の祭典JBC(G1が3レース)が金沢で開かれます。当サイトでも当日、簡単な予想をしたいと思います。
  ばんえいの方は、3週連続重賞の2週目、日曜日に3歳クラシック第2弾の「ばんえい菊花賞」があります。やはり重賞があると盛り上がりますね。
  その前に先週の北見記念についてですが、ギンガリュウセイが本命で3連覇。2着には重量戦の適性を見せたシベチャタイガーが粘り込み、3着には夏好調だったインフィニティーが前残りで3着に入りました。馬券としては、後で三連単を厚めにつぎ込んだため、収支はダウン。やっぱり初志貫徹が大事ですね。
  その他の注目はアオノレクサスが5着に入り重量戦でもやっていけるめどがついたということでしょうか。芦毛が映える馬だけに今後も活躍して重賞戦線を賑わしてほしいものです。
  それでは11月3日(日)のばんえい菊花賞(BG2)の予想です。

はむ!のばんえい予想
2013/11/3-10R 第38回 ばんえい菊花賞(BG2)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (5)コウシュハウンカイ
○ (2)オレノココロ
▲ (6)コウシュハクィーン
△ (7)セイコークイン
注 (4)ダイコクパワー

(はむ!の見解)
  このレースの傾向は、実力馬が人気どおり勝つときもあれば、牝馬がスピードを見せることもある。やはり未経験の重量になってくると、馬場状態によっても成績はからり変わってくるようだ。
  今回も天候は微妙ではあるが極端な軽馬場にはならないと見て実力馬の方を取ってみた。その中で一番手はやはりコウシュハウンカイだろう、実力がありながら未だ重賞を勝ったことがないのが不思議なくらいだ。切れ味というより粘りタイプ。もちろん足元をすくわれることもあるが、大崩れすることもないだろう。馬券としてはやはり外せない。
  オレノココロも力のある馬の一頭だ。特に今年度に入って馬体重の増とともに力をつけてきており、1着8回、着外は2回という安定ぶりだ。あとは接戦になったときの勝負強さが欲しいところだが、上位争いにいる可能性はかなり高い。
  ばんえい大賞典に勝ったコウシュハクィーンも侮れない。その成績からもしかして1番人気になることも考えられる。牝馬でありながら切れ味よりも力で勝負するタイプだ。
  牝馬を狙っていくなら当然セイコークインも忘れてはいけない。特別勝ちもしていながら格付けはまだ他の有力馬より低いB3にいるため、軽いばんえい重量で走れるのも魅力だ。長く脚が使えるタイプで前の方で競馬できればチャンスは十分にある。
  穴を狙うならダイコクパワー。この馬が穴馬になるのは今年前半までの活躍を見れば信じられない感じもする。障害や走りに不安定なところがあるのがこの馬の力をそいでいる感がするのだが、逆に言うとスムーズに行けば力は非凡なものを持っている。
  あとは、セイコークインのライバルクインフェスタも怖いが、荷物が重くなった場合その切れ味が生かせるのか。オホーツクノタカラなども常連だが、やはり脇役感がぬぐえない。
(はむ!の馬券)
  上位を占めだろう馬は絞っていきたいが、1着にきそうな馬が絞れない。したがって今回は久々にBOXを狙ってみようかと思う。馬単ならそれほどつかないかもしれないが。
 馬単BOX 5,2,6,7
 三連複 5,2,6=5,2,6=7,4

  次の重賞は1週間後、11/10クインカップですが、その前に11/4JBCの予想を当日朝までに当欄で書き込みたいと思っています。(時間があれば)