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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2013年3月23日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/24ばんえい記念(今年度最終)(3/17ポプラ賞結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  いよいよ今年度も大詰めになり公私ともにバタバタし始めています。今年度はばんえいの話題におつきあいいただきありがとうございました。来年度はどこまでできるかわかりませんがこのブログは続けていきたいと思っていますよ。ばんえいなどの話題で、いちファンとして地方競馬を盛り上げていきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。
  ところで、地方競馬全国協会(NAR)の公式サイト「地方競馬情報サイト」から毎週配信されていた動画コンテンツ「クリック!地方ケイバ」が4年間の配信を終えて中止となるとのこと。ばんえいを含む地方競馬の重賞の最新情報を初め、競馬場案内(ビュースポットやグルメガイドなど)や、馬券作戦、ジョッキー等のインタビュー、その他地方競馬に関する有効なコンテンツがコンパクトにまとめてあってわかりやすく、自分も毎週の更新を楽しみにしていました。浅野靖典、秋田奈津子の両キャスターの親しみの持てる語り口にも好感が持て、このサイトによって地方競馬を身近に感じるようになった人も少なからずいるはず。(少なくとも自分はそう。)事情はわかりませんがとても残念なことです。休止は「しばらくの間」とは言ってましたが、待っていたら復活するのでしょうか。地方競馬発展のためにもその日がすぐに来ることを祈っています。
  さて、この24日は今年度納めの大一番、ばんえい記念(BG1)の季節がやってきました。ばんえいでは最大格のレースで、ばんえいでは唯一の農林水産大臣賞典であり、大臣賞とも言われています。帯広競馬場ではこの日は1日お祭りのようになります。(自分は子に日に行ったことがないのでその雰囲気は想像でしかありませんが。)
  負担重量は最高重量、牡馬1000kg、牝馬980kgと1トンを引っ張るまさに最も力持ちの馬を決定するレースです。勝ちタイムも軽馬場だった去年の2分台を除けば、4分以上かかります。このレースを勝てるのは特別に強い馬のみです。過去を見ても同じ馬が連勝することが多くなっています。また若馬は全く歯が立たず、過去45年間で5歳以下の優勝は一度もありません。6歳馬が勝ったのも3頭のみでここ20年間では1頭もなし、あとは7歳以上です。展開のあやなどは関係なく、本当に力勝負で、最後まで持ちこたえた馬が勝ちというタフなレースで、それだけに見応えは十分です。
  今年はスター馬のカネサブラックやナリタボブサップの引退レースということもあって、有終の美を飾るのか、それとも世代交代があるのかという点も注目です。
  それではばんえい記念の予想です。(3月24日17:15発走。第11レースですので注意しましょう。)

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/24-11R 農林水産大臣賞典第45回ばんえい記念(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (1)カネサブラック
○ (6)キタノタイショウ
▲ (9)シベチャタイガー
△ (5)ギンガリュウセイ
注 (2)アアモンドヤワラ

(はむ!の見解)
  まずはここに出てくることだけでも大変なこと。10頭すべてに拍手を送りたいと思う。各馬持てる力をすべて出して、勝っても負けても悔いのないレースを期待したい。馬券も全部買いたいところだが、そういうわけにもいかないので、一応絞り込み予想しよう。
  本命はやっぱりカネサブラックしかいないだろう。このレースは過去の結果からみても、ちょいと出て勝てるものではない。これまでの実績からしても他の馬とは格が違う。障害力、スタミナ、スピードそれぞれの力のバランスがよく、ばん馬のお手本のような馬だ。近走負けているのは大きなハンデ差があったからで、掛け値なしのばんえい記念では実力どおりの力を発揮すれば勝つ可能性は高い。最内枠でも過去何度も勝っているし、馬場状態もオールマイティ。有終の美を飾れるか。
  一方、カネサブラックが敗れることがあるとすれば、勢いでポンと飛び出た馬が行ってしまった時だけだと思われる。
  その可能性があるのは新鋭キタノタイショウと見る。今年の重賞成績は1着1回、2着1回と4着が7回、最近では6連続4着と、いかにも馬券泣かせな成績となっている。これは勝ちきれないということもあるが、逆に言えばほとんど崩れず好走しているとも取れる。7歳馬で、ばんえい記念としては若く、初の1000kgの重量でどこまでやれるかは全く未知数であるが、正月の帯広記念では910kgで4着に入っているので重量は克服しつつあるのではないか。障害をなんとかうまくクリアして、あとはこの馬ならではの切れ味をゴール前まで持続させることができれば、勝つチャンスがないわけではないと思われる。新しい世代のリーダーの誕生を願って対抗評価にした。
  単穴の3番手評価には、今年度の岩見沢記念3着、北見記念2着と格上挑戦の重賞でいつも好走しているシベチャタイガーを推してみたい。いつも果敢な挑戦ながら、見せ場のあるレースを展開しており、高重量戦が得意であることを伺わせる。900kgを引っ張った正月の帯広記念では9着に敗れたが、このときは障害越えあと少しのところで膝を折ったのが敗因。そこを立て直して、他の馬より先手を取れれば、一気にゴールまで流れ込むこともあり得る。馬主はJRAで昨年度の有馬記念を勝ったゴールドシップと同じ。力は未知数ではあるが夢を買うには十分な馬の1頭である。
  今年度の重賞戦線で特に好成績を上げてきたのがギンガリュウセイ。今年度は1番人気には全くならなかったが重賞2勝。常に人気よりも上位の走りを見せる。帯広記念でも910kgでカネサブラックに迫る好走を見せている。今回は引退予定馬2頭に次いで3番人気くらいになりそうか。この馬の展開はなかなか読めず、どうしても予想の中心に置くのは難しい。ここ何走かは凡走しており、気分が乗らないと力が出ないところがある。逆に言えば自在の脚質で相手なりに走れるということだろうが、この馬も1000kgのばんえい記念は初めて。どこまで自分のペースで行けるかだろう。中枠に入ったのは好材料か。馬券的には押さえで。
  大穴狙いなら、2階級下のクラスながら、昨年に引き続き挑戦してきたアアモンドヤワラを3連複か3連単の連下あたりに置いてみるのも妙味か。この馬は時々とんでもない大穴を演出することがある。接戦になればなるほど底力を発揮できるタイプだ。前回のばんえい記念は6着。しかしそうそうたるメンバーを相手に好走したと言える。乾いた馬場で時計のかかるレースになった時、前でもたつく馬を拾いながら最後まで歩ききれば高配当を演出するかも。
  その他では、穴人気になりそうなのはホッカイヒカル。昨年は4着と好走している。典型的な差し馬もばんえい記念ほどゆっくりしたペースになれば、前を行く馬とは差はなく第2障害までは取り付けるだろう。ただ帯広記念で失速したように、中間で足を使いすぎると最後までもたないこともある。人気するようなら切ってみるのも一つの作戦か。
  それなら、逆にフクドリの方が気になる。軽重量、軽馬場得意のスピード系の馬のイメージがあるが、今年度の岩見沢記念2着、北見記念3着など高重量戦でも粘っている。ここに果敢に挑戦してきたのも自信あってのことだろう。持ち前の勝負強さが出れば。
  カネサブラックとともにもう一頭ラストランとなるナリタボブサップを忘れているのではと言われそうだ。もちろん、人気、実力両面で活躍し一時代を築いたボブサップには敬意を表する。本レースも応援したい。障害のうまさには定評があり、他の馬を引き離してセーフティリードにまで持って行ければ勝つチャンスはあるが、他の馬も黙ってはいないだろうし、接戦になれば最後の脚がないだけに、最近の調子からしても逃げ切りは難しいのではと見ている。
  ホクショウダイヤも切れ味は持っているだけに大駆けの可能性はあり、気になる馬ではあるが、今回は馬場も渋めが予想され、近走の内容からしてもついていくのがやっとではないか。障害を先に越えられるような状況になれば善戦もあり得るが。
  テンマデトドケは近走いいところがなく、いかにも出ることに意義があるという感じではある。昨年12月のドリームエイジカップの内から一気のレースの印象がずっと残るが、今回のような重量を背負ってはそれも困難ではないか。若手長澤騎手のお手馬で思い切った騎乗を期待したいところ。まだ今後の成長の余地はあるのでここで経験値を上げておきたいところだろう。
  ばんえいの最大の祭典、ばんえい記念なので、一応すべての馬にコメントしてみた。本来なら全馬の単勝でも買って現場観戦して、ばんえいの醍醐味を味わいたいところだ。歴史に残るレースが展開されることを期待する。

(馬券)
三連単 1→6,9,5,2→6,9,5,2,7 16通り各200円
三連単 1→6,9,5→6,9,5,7,4 12通り各100円
三連単 6,9,5→1→6,9,5,2,7 12通り各100円
三連単 5,6→5,6,9→1 4通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

  応援馬券で全部の組み合わせを買いたいところだが、そこは競馬。やはり勝負が必要である。今回はカネサブラック1着固定で相手は絞りこんで厚めに、押さえでカネサの2着又は3着固定。しかしその場合は1着の馬を絞り込む。という作戦でいこう。今までの赤字を取り戻すような配当は望めないが(そもそも外れる確率も大きいが)、馬券面においても今年度の締めくくりにふさわしくやっていきたいと思います。あとはレースそのものを楽しみましょう。


  続きまして、前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/17-10R 第34回ポプラ賞(BG3)・・・結果
1着 10 ニュータカラコマ
2着 9 フジダイビクトリー
3着 6 テンカムソウ
単勝 10 1,360円
馬単 10-9 10,850円
三連単 10-9-6 306,750円
でした。(動画) 

(感想)
  今年度9月に銀河賞(BG2)で優勝した伏兵ニュータカラコマが大外枠から差しを決め、ポプラ賞を制した。3連単30万馬券の大荒れだった。
  1番人気はなんと4歳の上がり馬ワールドピサ。トップハンデのオイドンは3番人気と、当初から波乱を予感させるようなスタートであった。レース展開は人気薄のテンカムソウが出足よくダッシュ。第1障害を越えてからは予想通りフジダイビクトリーが前に行く展開。人気のワールドピサもこれについていく。そして内枠からオイドンも早めに前に出ようとする。そして各馬第2障害へ。
  フジダイビクトリーがまず先頭で第2障害をほぼひと腰でクリア。逃げ切り態勢へ。ワールドピサもこれに続く。テンカムソウもやや苦手の障害ながら出足がよかった余裕をもって越えることができ、前2頭を追う。そしてこの3頭のマッチレースの様相となった。しかし、大外10番枠でこちらも近走障害を越えるのに苦労していたニュータカラコマがふらつきながらも障害を4番手あたりでクリア。降りてしまえばスピードは一流のものを持っている馬であり、770kgのばんえい重量もなんのその。前3頭を一気の捲りで追い抜き、そのままの脚でゴールイン。2年前のイレネー記念馬の実力をここで見せつけた。
  2着にはフジダイビクトリーが粘って入った。この馬が負けるとしたら後ろから一気に来る馬と思われ、それはオイドンではないかと予想されたが、逆方向から同じ5歳馬のライバル・ニュータカラコマにやられた。しかし、自分の競馬はできたのではないか。
  結局3着に粘り込んだのは4歳馬からテンカムソウ。この馬も障害が課題で、特に今回のレースは厳しいのではと思われたが、調子もあがってきていたのだろう。外枠2頭の力を上手く利用しながら、障害を上手く越えていった。乾き始めた馬場も味方したかもしれない。時々馬券圏内に入ってきて一発のある馬であるが、ここでその力を発揮した形だ。
  1番人気のワールドピサもさすがに最後は伸びず4着に終わったが、ここでこの走りができたことは、決して力の差はないことを証明した。。
  注目のオイドンは5番手追走が精一杯で、最後はいっぱいになりストップ。そこを後ろからきたブラックパール、ニシキエーカンにかわされ7着。やはりハンデがこたえたか。ただ、10kg少ないだけのニュータカラコマが素晴らしい走りを見せただけにやや残念な結果だ。
  2番人気のブラックパールは展開が向かなかったか。この欄で注目したニシキエーカンも前半から置いて行かれた感じ。しかしこの両頭は最後は鋭い追い込みの脚を見せており、今後さらに力をつけていけば将来が楽しみになりそうだ。
  4歳馬対5歳馬は結局これまでの傾向と同様に5歳馬が勝利。貫禄を見せた。やはりばんえいの場合は齢を重ねる方が力を出せるということだろうか。5歳馬にとっては世代重賞はこれが最後。後は古馬たちとの勝負が待っている。一方4歳馬たちも同世代戦のほか古馬との対戦も増えてくるだろう。今後の各馬の成長に注目したい。

(馬券)
三連単 9=1,8,4,2(軸1頭マルチ) 36通り各100円
三連単 9,1→9,1,8,4→9,1,8,4,2,5 24通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 的中なし

  30万馬券?無理無理。テンカムソウが第2障害を降りた時点で、これは今回あきらめだなと思ったところに、買ってないニュータカラコマまでがやってきて、惜しいどころかかすりもしない馬券になってしまった。ニュータカラコマは力のある馬だと思うし、いつかは来るとは思っていたが、ここで来るか?という感じだ。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/10イレネー記念まで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 ショウチシマシタ 6000 8020 +2020 -53720
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -59720
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  ばんえい記念の前にもう少し戻しておきたかったけど・・・しょうがないね。ばんえい記念頑張りましょう。

  ばんえい記念の結果や今年度の最終結果など次回の記事については、ちょっとバタバタしていますので、少し遅れるかもしれません。次年度開催がは4月14日からですからそれまでには書きたいと思います。

2013年3月16日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/17ポプラ賞(3/10イレネー記念結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  地方競馬発展のためには、かねてからJRAとの相互馬券発売が有効だと思ってきたところですが、この3月23日からホッカイドウ競馬(平場)の場外AibaのほとんどでJRAの全レースの馬券が買えることになりました。 トータリゼーションシステムが整備されて、馬券上での交流が増えることは喜ばしいことなんでしょうけど、今回の正直な感想は、「いきなり全レースですか・・」。今回のことはJRAファンにとっては素晴らしいことですが、JRAと日程が重複するばんえいにとっては、Aibaでの売り上げに少なからず影響が出る恐れがあり、トータルの売り上げ減につながるのではと心配します。
  片方だけじゃダメなんです。その逆(JRAで地方競馬の馬券が買える)も実現できてこそ、真の意味での交流じゃないでしょうか。確かにJRAのインターネット投票システムIPATでは地方競馬の一部レースが買えるようになってきていますが、まだダートグレード競走など一部のレースのみ、ばんえいに至ってはまだ見通しがたっていないようです。
  交流拡大の一里塚になるのならば大いに歓迎したいと思いますが、現状での今回のホッカイドウ競馬でのJRA全レース発売は、何か不安の方が先立つ取り組みに感じます。

  さて、3月第3弾の重賞は、4歳、5歳馬の世代交流重賞・ポプラ賞(BG3)です。ばんえいではこの世代は若馬の部類。ばんえいダービーなどクラシックを戦ってきた4歳馬勢と天馬賞などを戦ってきた5歳馬勢が将来のばんえいの主導権をめぐって相まみえるという平場のレースにはないばんえいならではの特殊なレースです。それだけに興味深いものがあります。
  過去の傾向は、やはり一日の長なのか、5歳馬勢の方がリード。しかしハンデもあるので波乱要素はたっぷりです。
  それではポプラ賞の予想です。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/17-10R 第34回ポプラ賞(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (9)フジダイビクトリー
○ (1)ブラックパール
▲ (8)ワールドピサ
△ (4)ニシキエーカン
注 (2)オイドン

(はむ!の見解)
  このレースはまずオイドンをどう見るかによって予想の傾向が大きく違ってくるだろう。780kgのばんえい重賞はこの4,5歳世代をリードするオイドンであっても初めての重量。しかも最も少ないニシキウンカイ、マリンチャンスとは70kg差。いかにもハンデがきつい。しかしこれぐらいの差でも克服できるくらいの力とスピードは十分持っている。オイドンが来ると予想するか来ないと予想するかで両極端になりそうだ。
  自分は性格上、やはりオイドンは来ない方に賭けたいというのが、正直なところ。しかしそれはオイドンがダメなのではなく、他の馬たちも頑張って大接戦の好レースを期待したいということだ。
  現在の4歳世代と5歳世代を比べると、Bクラスなど下の組ではそれほど力の差はないと思うが、上位クラスになると、重賞やその他の古馬との対戦でも上位に食い込むなど、パフォーマンス的に5歳馬の方が派手な感じがする。
  というわけで、本命には5歳馬からフジダイビクトリーを推してみたい。前走チャンピオンカップでは古馬相手に一瞬勝ったかと思わせるレースぶりを見せた。今回はこの時より30kg減で走れるのは大きい。前にも書いたがこの馬は軽馬場向きという定評だが渋い馬場でも結構走れるタイプ。そうなるとこのメンバーでは力は上。あとは前半から積極的に前の方で競馬ができて、後ろから来る差し馬をシャットアウトするような展開になれば勝利は近いだろう。
  相手はやはり5歳で、ヒロインズカップで強い勝ち方を見せ、チャンピオンカップでも2着に入ったブラックパールか。この馬も力は十分持っているが、他の馬がドドっと前に行くようなレースになるなど展開によっては力を出し切れないところがあるので、どうしてもこの馬一本での馬券は買いづらい。しかし、最近は好調なので相手関係からしてもやはり軸にはなるだろう。最内の1番枠というのもこの馬はかえって得意とするところだ。
  4歳馬からは、目下7連勝中のワールドピサの勢いに注目したい。デビュー時から華奢な馬で、それまで好走はするもののどうしても勝ちきれず、同期の馬たちに遅れをとっていたが、ここに来て馬体も成長してきて一気に追い上げてきた。前々走の4歳戦白雪賞でも堂々の圧勝。今回もスピードで押し切るシーンが考えられる。あとは一線級の相手との対戦でどこまで力を出せるかということと、ハンデをもらっているとはいえ730kgの初重量。雰囲気に飲まれると力を出し切れないこともあるかも。
  昨年のイレネー記念馬で4歳世代のトップを走るニシキエーカンの存在を忘れがちだ。確かに近走あまり結果は出ていないが、これはハンデがあってのもの。古馬一線級のレースに果敢に挑んで力をつけている。あまり早いレースは望まないだろうが、力勝負ならこのメンバーの中でも上位だ。人気薄になるようならぜひ押さえておきたい。
  他ではダービーを制したアサヒリュウセイが、本来の西将太騎手に戻って機を伺っているだろうし、穴では追い込みのすごい脚を持っているマリンチャンスが最軽量を生かして一発狙っていると思われ、このあたりも気になるところだが、馬券的にどこまで絞り込むか。
  様々なファクターがあって、ばんえいファンの推理を競い合うには絶好のレース。楽しいレースを期待したい。

(馬券)
三連単 9=1,8,4,2(軸1頭マルチ) 36通り各100円
三連単 9,1→9,1,8,4→9,1,8,4,2,5 24通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

  競馬というのはやりこめばやりこむほど、気になる馬が増えすぎて、手広くあれやこれや買いすぎて(これを八百屋買いという)結局損をする買い方しかできない。今回もそういうにおいがプンプンする。ま、馬で儲かるとは思ってないから、お楽しみ料ということで。
  今回はフジダイビクトリーに信頼を置いてみたけど、どうなるでしょうか。


  続きまして、前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/10-10R 第44回イレネー記念(BG1)・・・結果
1着 5 ショウチシマシタ
2着 7 ソウクンボーイ
3着 10 コウシュハウンカイ
単勝 5 490円
馬単 5-7 930円
三連単 5-7-10 4,010円
でした。(動画) 

(感想)
  雪の影響もあって、初めての670kgもなんのその、各馬スピードあふれるレースを展開し、勝ちタイムが1分17秒台という高速レースとなった。そこでスピード力を出し切ったのがショウチシマシタだった。ナナカマド賞では勝ったものの1着馬の降着という曰く付きだったが、今回は正真正銘実力で勝ったレースであった。
  この日の当初は雪が降って軽馬場であったが、午後から晴れて馬場が乾き、後半のレースは時計がかかり始めていたので、そこそこ時計がかかるかと思われたが、スタートから非常に速いペースでレースが展開した。
  ショウチシマシタ、ソウクンボーイの有力2頭が前半から飛ばしていく。大外のコウシュハウンカイも積極的なレースで差のない位置、人気薄のセイコークインやフクミツらもついていく。そして第2障害まで35秒程度というハイペース。一息入れてすぐに障害越えへ、ショウチシマシタが先に仕掛け、難なく障害をクリアし一気にゴールを目指す。ソウクンボーイもこれに続き、じわじわ差を詰める。3番手はセイコークインが躓きながらも抜け出すところ、すぐに大外のコウシュハウンカイが障害でやや腰が入りつつもなんとか越えて、3番手に出て前2頭を追う。しかし3頭の位置関係は変わらない。
  最後はショウチシマシタが歩ききって1着でゴール。そして2着はそのままソウクンボーイが流れ込み、3着はコウシュハウンカイが大外の不利があっても実力を感じさせる走りだった。あとは、少し離れて後ろから追ってきたコウシュハクイーンがセイコークインやその前を行ったフクミツ、連れて上がって来たマツリダワッショイらを交わし4着に入った。もう一頭人気のダイコクパワーは速いペースに前半から後手を踏んでしまい、最後まで追いつかなかった。
  結局はスピードに乗った馬が上位を占めた形だが、それでもショウチシマシタもソウクンボーイもバテないタフさも感じさせたほか、各馬、力のあるところを見せており、来年度のクラシック戦線や、古馬との混合レースなどでの3歳馬の活躍が益々楽しみになってくるレースであった。

(馬券)
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,10 18通り各200円
 5→7→10 200円×40.1倍 的中
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,2 21通り各100円
三連単 7,5→7,5→3 2通り各100円
複勝 2 100円
----------------------------------------------
合計 6000円 8,020円 的中

  堅めのレースにしては、少し配当ついてくれたのでなんとかプラスにできた。○と◎は逆だったけど上手く入ってくれた。コウシュハウンカイも強いので怖かったけど大外不利を信じて2着以下と予想できたのもよかった。
  自分で言っておくけど、今年度の2歳(明け3歳)の重賞は、一応全勝。デビューから追っかけてたからね。但し取りガミなどもあって儲けはほとんどありません。もっと馬券の点数絞るべきなんだろうけど、そこができないのが馬券下手の小市民。ま、大負けしなければ御の字ということで。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/10イレネー記念まで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 ショウチシマシタ 6000 8020 +2020 -53720
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 6000
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  泣いても笑ってもあと2つ。なんとか今の負けぐらいで収まれば。

  次の記事は3月24日のばんえい記念前日までには書きます。

2013年3月9日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/10イレネー記念(3/3チャンピオンカップ結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  年度末で急激に忙しくなってきましたので。当面多々雑感は簡略版にします。(また落ち着いたら書きます。)

  さて、4週連続重賞第2弾は、明け3歳最強馬決定戦、G1イレネー記念です。ばんえい競馬の祖ともいえるイレネーをたたえた(帯広競馬場に銅像があります。)ばんえいでも最も格調高いレースで、サラブレッドがダービーを目指すように、ばんえいの馬なら「イレネーを勝つ」ことが最大の夢なのです。
  レース傾向は、JRAの日本ダービーと同じように、強運の馬が勝つといってもおかしくありません。このレースにぴったり照準を合わせて調子のピークを持ってこれて、変わりやすい春先の馬場状態を味方につけた馬が勝つといってもいいでしょう。特にここ数年はライバル対決の構図が多くなっており(ニュータカラコマ(オイドン)、ニシキエーカン(ブラックボス)など)それまで惜しくも負けていた馬が逆転勝ちといった結果になっています。
  今年はどの馬が運をつかむでしょうか。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/10-10R 第44回イレネー記念(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (7)ソウクンボーイ
○ (5)ショウチシマシタ
▲ (6)ダイコクパワー
△ (10)コウシュハウンカイ
注 (2)マツリダワッショイ

(はむ!の見解)
  今年の明け3歳は飛び抜けた馬がいなくて、群雄割拠の様相。ショウチシマシタ、ソウクンボーイの重賞勝ち馬か、無冠の帝王ダイコクパワーや上位常連のコウシュハウンカイらの巻き返しか。それとも回避馬が出たことにより出走権が回ってきたオホーツクノタカラあたりが強運を生かして上位に潜り込むのか。いずれにせよ激しい戦いが広げられそうでこれを予想するのは困難だ。
  本来なら黒ユリ賞の勝ち方が強烈だったナナノチカラがここにも出ていればいい勝負になりそうな気配だったが、ここはさすがに回避。
  そうなると、670kgという重量からしてもやはり実績のある馬から狙うのが定石であろう。
  力量的にはヤングチャンピオン勝ち馬で現在3歳ランキング1位のソウクンボーイがやはり上位。今までスピードで押してきた馬だけに、重量が増えた時に力をどれだけ出せるかは未知数だが、そこは勢いで押していくだろう。雪の予報が出ているのもこの馬には追い風だ。1200勝を達成したばかりの大口ジョッキーもこのあたりで大きな所を狙っているのではないか。
  相手にはナナカマド賞で優勝したショウチシマシタを推したい。繰り上がり優勝であってもその後のレースぶりを見てみれば、フロックではないことは証明されている。凄みは感じないのだが、その場に合わせた自在な走りで一度も掲示板を外したことがない。今回はベテラン大河原騎手に乗り替わりさらに期待はふくらむ。課題はやはり初経験の重量がどうなるかということだけだ。
  そのナナカマドでショウチシマシタに先着したダイコクパワー。力はあるだけになんとか重賞タイトルを手にしたいところ。ここ何戦かは体重があまり増えておらず少し小ぶりな印象があるのが心配だが、前走も体重が減りながらも根性のあるところを見せており、しっかり走りきれば一気に抜け出すことも考えられる。
  コウシュハウンカイも常にトップクラスで勝負してきた実力馬、力も上位馬と互角以上だ。今回は大きなチャンスではあるが、大外の10番枠に入ったのが気になる。落ち着いたレースができれば問題ないが、内側の有力馬が競り合って上位争いをしている時などは、見えないマイナス要因になり得る。しかしその条件を克服してこそ、イレネー記念馬にふさわしい馬になれるだろう。
  以上の馬が上位と見ているが、穴を狙うなら前走勝ってこのレースの出走権を得た上がり馬マツリダワッショイに注目してみたい。1000kgを大きく上回る堂々とした馬格は器用さはないものの高重量戦にはめっぽう強そうだ。成績にムラがあるので信頼はできないが、他の馬が苦戦していれば、大駆けはあり得る。
  他では実績馬オホーツクノタカラや、牝馬でも実力は劣らないコウシュハクィーンなども侮れないが、馬券としては3連単の押さえくらいまでだろう。
  どの馬も一生に一度しかないチャンス、各馬最高のパフォーマンスを見せてもらいたいものだ。

(馬券)
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,10 18通り各200円
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,2 21通り各100円
三連単 7,5→7,5→3 2通り各100円
複勝 2 100円
----------------------------------------------
合計 6000円

頭が決まらないのでソウクン、ショウチシマシタ、ダイコクの3頭を中心に、コウシュハウンカイは2着以下で頑張ってもらおう。マツリダワッショイも絡めたかったが点数増えるので3着までにした。こういう時に限って2着に買ってないのが来るんだよな。


  続きまして、遅くなりましたが前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/03-10R 第34回チャンピオンカップ(BG2)・・・結果
1着 4 ホッカイヒカル
2着 5 ブラックパール
3着 8 フジダイビクトリー
単勝 4 320円
馬単 4-5 1,960円
三連単 4-5-8 18,360円
でした。(動画) 

(感想)
  ばんえいのレースならではの力の入った好勝負だった。レース展開は、大方の予想通りフジダイビクトリーが先手を取っていったほか、キタノタイショウがスタートから積極的に出て前に、その他カネサブラックを初め有力どころもほとんど差がなくついていく。しかしかなり力のいる馬場だったようで、各馬刻みながら中段へ。いつものように最後方からレースをするホッカイヒカルは、他の馬が遅いのを見てか、中盤から早めに前方に取りつき、第2障害では全馬ほぼ横一線。そしてフジダイビクトリーから先に仕掛け、他の馬も続く。しかし全馬障害で立ち止まる。
  先に仕掛けたフジダイビクトリーが先に障害を越えリード。2番手は最内からギンガリュウセイが行くが脚色は良くない。その後はキタノタイショウが障害で軽く膝を折ってややもたつきながらも、なんとか障害を越え一気に前を追う。真ん中からはブラックパールがこれも膝をつき、横のカネサブラックの方によれながらも立て直し4番手。カネサブラックはブラックパールがよれてきた影響もあってか、5番手あたりで追う展開となった。
  終盤はフジダイビクトリーが逃げるところをキタノタイショウがこれをかわす。ブラックパールもこれを追うという展開。カネサブラックはここでハンデが効いたか失速。そこをホッカイヒカルがじっくりためて障害5,6番手あたりから前の馬を見るようにじわじわ追って先団に取り付く。ゴール前のデットヒートはキタノタイショウが抜け出したかと思いきや、ゴール直前でストップ。そこをホッカイヒカルがまとめて差しきった。2着は軽量を生かして付いていったブラックパール。そして3着は逃げたフジダイビクトリーが粘り込んだ。キタノタイショウは結局4着だった。
  勝ったホッカイヒカルは今年度春のオッズパーク杯以来の重賞勝ち。好調をキープしていた上に展開がうまくいった。相変わらず読みにくい馬であることには変わりないが、力はあるのでばんえい記念本番も侮れない存在ではある。
  2,3着の若馬2頭は軽量が生きた感じだが、古馬相手に堂々のレースをしたので今後が楽しみだ。キタノタイショウはやはり障害が課題かな。
  カネサブラックはきついハンデ差でさすがに追いつかなかったが、特に悪いレースをしたわけではないので、ばんえい記念本番でを見据えた良いたたき台になったというところだろう。

(馬券結果)
三連単 3,4,8,1BOX 24通り各200円
三連単 3,4,8,1→3,4,8,1→6(3着固定)12通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 的中なし

  う~ん。狙いどころは悪くないと思うんだけど馬券の買い方がまずいよな。ブラックパールは好きな方の馬なんだけど、馬券の相性は悪く、買えば来ない、買わなければ来る。の繰り返しだ。やはり完全に外してしまうのは失敗だった。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/3チャンピオンカップまで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 6000
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 6000
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  もう大詰め。あと3つでなんとか少しでも取り返せないものか。

  次の記事は3月17日のポプラ賞前日までには書きます。

2013年3月2日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/3チャンピオンカップ(2/17黒ユリ賞結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  3月に入りました。今月は重賞が毎週(4回)あって、そして3/24のばんえい記念を経て、3/25で今年度が終了します。先日2013年度の日程も発表になり、来年度は4月14日から、いきなりナイター開催で、11月中旬までナイターが拡大されます。馬券購入機会も増えるということで好ましいことですが、夜が遅くなるので大変かな。でも来年度もなんとか無事に開催されるということで、ひと安心です。
  来年度は馬券作戦はやるかどうかわかりませんが、この欄そのものは続けていきたいと思っています。いろいろ書きたいネタもあるので。

  さて、4週連続重賞の第1弾は、チャンピオンカップ(BG2)。今年度重賞勝ち馬選抜というユニークな条件で、トップクラスの馬による月末のばんえい記念の前哨戦的な意味合いと、古馬対若馬の新旧対決の意味合いの両方があります。過去はカネサブラックが3連覇するなど、やはり格上の実績馬が強いですが、昨年のホクショウダイヤのように伏兵馬が一発突っ込むこともあります。別定重量によるハンデと春先の変わりやすい馬場状態が、微妙にレースを左右することがあります。今年はどのようになるでしょうか。
  それではチャンピオンカップの予想いきます、

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/03-10R 第34回チャンピオンカップ(BG2)
(はむ!の予想印)
◎ (3)キタノタイショウ
○ (4)ホッカイヒカル
▲ (8)フジダイビクトリー
△ (1)ギンガリュウセイ
注 (6)カネサブラック

(はむ!の見解)
  ばんえいの予想は本当に難しいが、このレースもどう転ぶか全くわからないほど難解だ。カネサブラックからブラックパールまで80kgと大きなハンデ差と読めない馬場状態が特にこのレースを難しくしている。現地は金曜日の時点で雪となっているようだが、当初の予報より早く回復し気温もプラスになりそうということになると、軽馬場にはならず力勝負になりそうか。
  最後の大一番に向け調整に余念がないであろうカネサブラックをはじめとする古馬勢か、オイドンは回避したものの、他にもスピードのある馬が揃った若馬勢か。興味は尽きないところ。
  予想は悩みに悩んだ末、今回の本命はキタノタイショウにしてみた。トップクラスの馬としてどのレースも確実に上位に入っている。近走はどうしても障害で後手を踏んでしまい、勝ちきれないレースが続くが、大崩れはしていない。切れる脚は持っているだけに、相手関係からすれば今回はこそはチャンスか。新旧交代の時期、この馬にかかる期待は大きく、ぜひ見せ場を作って欲しいところ。
  最近好調のホッカイヒカルも当然上位に押さえておかなければならない。典型的な差し馬で展開に注文がつく馬なので、馬場状態などによっては全く力を出し切れない時もあるが、今回はそこそこ重い斤量を引っ張るので軽馬場となってもじっくり競馬ができそう。第2障害手前で他の馬に追いついていれば。圧勝することもあるだろう。
  若馬勢からはフジダイビクトリーを推してみたい。軽馬場でのスピード競馬向きの馬だと思われがちだが、渋い馬場でもきちんと自分の競馬ができる。今回は780kgでカネサブラックと60kg差と斤量に恵まれた。大外ではあるが8頭立てなので外側コースにも余裕があり気にならないであろう。先手を取って上位馬が来ないうちに障害を早く抜けることができれば、大駆けがあり得る。
  ギンガリュウセイも実績馬で重賞で特に力を発揮しており、今回も有力の一頭となりそう。力はこのメンバーでも上位だ。どんな馬場にも対応でき平均ペースで走れるのもいい。ただペースが速くなりすぎると苦しいか。
  さて、大スターホース・カネサブラックは本番のばんえい記念の前に、このレースも勝って重賞21勝の新記録を作りたいところだろう。しかし今回はいかにもハンデがきつすぎる印象だ。もちろんこれを克服できるだけの力は十分持っているが、展開は厳しいものとなるだろう。評価を下げるのはカネサブラックに失礼ではあるが、本番の方に期待することとしたい。
  他ではヒロインズカップで女王に輝いたブラックパールの果敢な挑戦は応援したいところだが、最軽量といえども牡馬トップクラスの大男たちを相手だと厳しいレースになることは必至だ。
  大レースで勝負強いニュータカラコマやドリームエイジカップの勝ち方が鮮烈なテンマデトドケも全くチャンスがないわけではないが、馬券となるとやはり信頼しづらい。
  実績馬が実力を遺憾なく発揮するか、次世代の期待を背負う馬たちが新旧交代の風を吹かせるか、注目である。

(馬券)
三連単 3,4,8,1BOX 24通り各200円
三連単 3,4,8,1→3,4,8,1→6(3着固定)12通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

今回は8頭立てなのでシンプルに。4頭BOXを基本で、カネサブラックにはばんえい記念本番で頑張ってもらうこととして、ここは3着までということで予想したい。
もちろん自信はありません。


  続きまして、遅くなりましたが前回2月17日の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/02/17-10R 第38回 黒ユリ賞(BG2)・・・結果
1着 1 ナナノチカラ
2着 6 クインフェスタ
3着 3 コウシュハクィーン
単勝 1 180円
馬単 1-6 1,830円
三連単 1-6-3 6,070円
でした。(動画) 

(感想)
  見応えのあるレースだった。馬場水分は2.1%で軽くもなく重くもなくというところ。発走直前に2番人気コウシュハクィーンがゲートを飛び出しどうなることやらと思ったが、元に戻って無事に発馬。序盤から有力どころが先手争いをする展開となった。センショウエースだけが控える競馬、中盤は逃げ馬ミドリユーが一旦先頭に立つも、各馬がすぐに追いつき、第2障害ではほぼ横一線となった。
  そこで仕掛けたのがクインフェスタ。浅田騎手の積極策はある程度予想されてはいたが、第2障害をスンナリ乗り切り、他の馬たちが障害でもたつく中リードを広げた。アグリナデシコ、コウシュハクィーンがなんとか障害を越えこれに続くが、脚色が鈍くこれはもしかしてクインフェスタがそのまま行ってしまうかと感じられた。そこにさらに離された4番手くらいで障害を越えてきたナナノチカラが最内から飛ぶような脚色で一気に追ってきた。他の先行する馬をあっさり抜き、あとは前に行くクインフェスタに追いつき、そして最後は2頭のマッチレース。そのままほとんど同時にゴールインしたが、わずかに鈴木恵介騎手のナナノチカラが差しきった。
  マイナス16kgの馬体重減もなんのその、ナナノチカラのスピード・切れ味は飛び抜けており、この脚をもってすれば将来相当活躍しそうだ。イレネー記念もひょっとすると・・・という期待が膨らんでくる。
  惜しくも0.2秒差の2着に入ったクインフェスタは。浅田騎手も初重賞を狙って勝負に出たのだろう、わずかの差で惜しくも敗れはしたが立派な成績だ。
  3着争いはコウシュハクィーンとアグリナデシコ、セイコークイン、後ろからやってきたセンショウエースがそれぞれゴール前何度も止まって苦しいレースとなったが、最後はコウシュハクィーンが粘った。しかし発走直前のアクシデントが微妙に影響したのか力を出し切れなかった感じで、有力馬だっただけに残念だ。アグリナデシコは前に行くレースができ4着に粘り込み、格下ながら穴人気していたセンショウエースは展開をうまく利用して見せ場まで作ったが5着だった。
  3番人気となっていたセイコークインは展開不向きで着外に、ミドリユーなどその他の馬は力の差があったか。
  それにしても現3歳馬はデビューから1年しっかり見てきただけに、このような大舞台のレースは感無量だ。勝った馬も負けた馬も将来を期待したいものだ。

(馬券結果)
馬単 1,3,6 BOX 6通り 各300円 1→6 300円×18.3倍 的中
5490 三連単 1,3,6BOX 6通り各200円 1→6→3 200円×60.7倍 的中
三連単 1=3=6,5,2,4(軸2頭マルチ) 24通り各100円
  1→6→3 100円×60.7倍 的中
三連単 1→6,5,2→6,5,2 6通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 23,700円 的中

  珍しい~。当たっちゃったよ。特に三連単3点ボックスが入ったのが良かった。クインフェスタは一発あるとは思っていたが、本当にうまくはまってくれた。欲を言うなら1着に来てればもっと配当でかかったのに。なんて贅沢は言えませんね。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(2/17黒ユリ賞まで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 6000
3/10 第44回イレネー記念 BG1 6000
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 6000
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  今回当たったとは言っても3回分にも満たないか。
  もちろん当たらないよりずっといいので、この調子で最後まで頑張るぞ。

  次は3月10日のイレネー記念の前日までには書きます。