以前も同じようなことを書いているのですが改めて・・。
当サイトは、御存知のとおり、少しばんえいに軸足を置いた一競馬ファンが重賞の予想と自分が買う馬券を独り言のように書いているというもので、それ以上のものでもありません。
しかし、ネットというものは恐ろしいもので、こんなサイトでもそれなりのアクセスをいただいています。きっと題材がマニアックだからでしょう。それは嬉しいことです。本当に競馬の予想の参考にしていただいている方もいるかもしれませんが、それは期待外れかもしれません。でもネットに載せているということはやはり見てくれる人がいることを意識しているというのは正直なところです。だからなんとか読者に楽しんでいただけるものをいろいろと作りたいという気持ちがあります。
但し、当方は(多数の皆さんと同じように)それで食ってるわけじゃなく、別に本業があるので、趣味の範囲を超えることはできません。自分の同業者の人の中には、仕事に関係する事柄についてサイト発信している人もいます。プロだなと思い尊敬しますね。ただ自分にはそれは無理です。それこそ気が滅入ります。仕事とプライベートは完全に分離する、これは当サイトすべてにおいてのポリシーです。幸いなことにある程度仕事と趣味を両立できる環境にあったのでこのサイトも細々ながら続けられるわけです。ただ最近はやや心身が仕事の方に食われている傾向にはありますね。
そんなわけですが、なんとかサイトの方も頑張っていきたいと思いますので、今後もアフター5の居酒屋談義的なものとして当サイトと付き合っていただければ幸いだと思っています。
それでは今週のばんえい重賞予想いきます。今週7月31日(日)はばんえいの3歳クラシック第1弾、ばんえい大賞典(BG3)です。なお、いつもと違い第9レース、19:35発走となるので注意が必要です。
はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第41回ばんえい大賞典(BG3) (2016年7月31日(日)19:35発走 帯広9R ダ200m 3歳オープン別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 |
注 | 1 | プレザントウェー | 牡3 | 670 | 渡来心 | 久田守 | 鹿毛 先 |
◎ | 2 | マルミゴウカイ | 牡3 | 670 | 藤本匠 | 槻舘重 | 鹿毛 先 |
3 | サクラダイチ | 牡3 | 670 | 阿部武 | 金山明 | 青毛 先 | |
4 | ツルイテンリュウ | 牡3 | 670 | 大河和 | 山田勇 | 鹿毛 差 | |
5 | アアモンドヒューマ | せん3 | 660 | 松田道 | 金山明 | 栗毛 追 | |
6 | ホワイトドラゴン | 牡3 | 670 | 菊池一 | 大友人 | 芦毛 差 | |
○ | 7 | ムサシブラザー | 牡3 | 670 | 赤塚健 | 久田守 | 鹿毛 逃 |
▲ | 8 | キタノリュウキ | 牡3 | 670 | 工藤篤 | 村上慎 | 鹿毛 差 |
△ | 9 | グレースゴールド | 牝3 | 650 | 西将太 | 長部幸 | 栗毛 差 |
10 | アラワシキング | 牡3 | 670 | 鈴木恵 | 西邑春 | 鹿毛 追 | |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
平地競馬なら中央も地方も3歳馬はやはり晩春に行われるダービーが最大目標で、そして主催者ごとに若干違うが、3歳三冠レースいわゆるクラシックというものがある。ばんえいにも、ダービーを含むクラシック三冠がある。三冠路線で平地と大きく違うのはダービーが暮れに開催されることである。これはばんえいの場合明け3歳にイレネー記念という格式の高いレースがあるので、ダービーがシーズン後半に回り、3歳馬の最終目標という位置づけになった。とにかく、そのクラシックの第1弾のレースが今回のばんえい大賞典である。前述のようにダービーが最終目標とすれば、夏のこの時期のレースはいささか中間的な位置づけだ。
そういう背景のせいか、このレースの傾向はかなり特殊である。まず1番人気が7連敗中。過去10年間で牝馬の優勝が5回、さらに特徴的なのは、フジダイビクトリーやオレノココロ、カイシンゲキなど、2歳時にはあまり活躍できなかった馬がこのレースをきっかけに開花している例が多いことである。一方、2番人気の馬は4勝とそこそこの成績を上げている。つまりここは牝馬や最近力をつけてきた上がり馬に十分注意をしておく必要がありそうだ。
今年の3歳世代は、力が伯仲しており飛び抜けた馬がいない状況。その上に、フウジンライデン、ホクショウディープ、ブルーオーシャンと重賞を勝っている上位3頭がいずれも今回出走せず、それがさらに混戦に拍車をかけている。1番人気連敗中とは言っても、今回何が1番人気になるかもわからない。実績ではキタノリュウキ、アラワシキングといったあたりが上位だが・・
当欄の本命は今回思い切って上がり馬を取ってみた。マルミゴウカイはB3クラスに上がったばかりでまだ格下の身ではあるが、最近急成長を遂げている馬。オレノココロ、センゴクエースら最強馬が並ぶ槻舘厩舎の隠し球と言ってもいい。スピードタイプで切れ味があり、前走B4クラスながら今年度好調の馬が揃う1組のレースで捲りを決めて快勝。重賞初出走で重量も未経験など不安点はあるが、障害は悪くなく前半しっかりついて行ければチャンスは十分あるだろう。
相手は、ムサシブラザー。こちらは重賞経験もあり実績も積んでいる。先行力と障害力は確かなものを持っている。体質なのかあまり馬体が大きくならないのが力勝負になったときに苦しい面が出るかもしれないが、その分立ち回りは上手なのでこなせるだろう。軸には置けそう。
キタノリュウキも地力のある馬だ。1100kg前後の馬格を誇り見た目からも力強さが見える。障害も全く問題ない。ただややエンジンの掛かりが遅い面があり、ペースが速くなると追走に手一杯になることもあるのが心配。但し大崩れはないだろう。
高配狙いなら紅一点グレースゴールドを狙ってみるのはどうだろうか。前走は軽量戦の天の川賞を使い1分10秒台で3歳馬最先着の成績を上げるなど、スピードはかなりのものを持っている。障害がポイントの馬で、重賞や特別戦など重量を背負うと厳しい面があるが、前走の勢いで一気に前に行ければ上位食い込みもあり得る。過去にこのレースを優勝した牝馬はいずれも人気薄だったというデータも頭に置いておきたい。
あとは、前哨戦で好成績を収めているプレザントウェー、イレネー記念2着馬で追い込みの脚にかけるアラワシキング、切れ味に定評があるツルイテンリュウあたりを押さえたいところ。
はむ!の馬券狙いどころ:
マイナス街道に入りつつある状況をなんとか打破したい。混戦の時は本線を狙えというのは良く言われることだが、穴目からの狙いで久々に三連単BOX中心で、どうなることか。無印にしたアラワシキングが恵介騎手が乗ってきて怖いところだが・・・
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連単(BOX) 2,7,8,9 合計24通り 各100円
三連単(マルチ) 2,7,8→2,7,8→1,2,7,8,9,10 合計24通り 各100円
(はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=7,8,9,10,1,4 合計6点 100円
合計5,400円で勝負!
今回の結果と回顧は、近日アップします。