はむ!のばんえい多々雑感
ここのところちょっと忙しいので、やや短めに。
2週前の2歳馬重賞・ナナカマド賞は、7番人気の伏兵ホクショウメジャーが一気に差しきって優勝しました。伏兵とは言っても、強いホクショウ軍団の一角でこれまでも勝ってきている馬なので、優勝しても不思議はないところですが、他にも有力馬がいて馬券としては難しいなと言ったところでしょうか。2歳馬戦線はこの後、産まれた地区ごとに「産駒特別」が開かれ、上位2着までが暮れのヤングチャンピオンシップの出走権を得るといういわゆる「ばんえい甲子園」が始まります。この世代はまだまだ勝負付けがすんでいない感があり、今後どのような展開になるか楽しみです。
さて、ばんえいは今週から3週連続重賞です。気合い入れて参りましょう。
まずは今週10月27日(日)の古馬重賞・北見記念(BG2)から。
はむ!のばんえい予想
2013/10/27-10R 第34回 北見記念(BG2)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (3)ギンガリュウセイ
○ (6)ホッカイヒカル
▲ (7)ホリセンショウ
△ (8)シベチャタイガー
注 (4)トレジャーハンター
(はむ!の見解)
1か月前の岩見沢記念に続く、古馬四大大会の一つ「北見記念」。岩見沢記念とはメンバーはほぼ同じでもなぜか勝ち馬の傾向が変わるのが不思議だ。岩見沢記念より30~40kg重い荷物、そして秋が深まり天候も微妙に影響しているのだろう。北見競馬場で行われていた時代の伝統を引き継いでいる感じかもしれない。
その北見記念を現在2連覇中、その前も2着と非常に得意としているのが、今年も出走するギンガリュウセイだ。しかも昨年まではカネサブラックなど強い馬がいてもそれを退けてきた。今年は相手関係にも恵まれており、調子も上がって来ている。ここで勝たなければいつ勝つのかという感じだ。今回は本命でしょうがないだろう。展開としてはやはり先手を取って障害を1番手で越えたいところだろう。
しかし相手が難しい。ニュータカラコマが出ていれば最有力になるだろうが、今回は回避。やはり実績馬ということになるだろう。そうするとやはり一番にはホッカイヒカルの名前があがる。この馬は勝ち味に遅く、今回は荷物も重くなるので馬券的に嫌う人も出てくるだろう。しかし障害はきちんと越えて最後まで崩れることもなく走りきれる馬なので、常に頭にはおいて置きたい。馬場が軽くなっているのも有利な点だ。
あとは、重量戦に強そうなホリセンショウとシベチャタイガーを馬連の相手に狙いたい。両馬とも自分のペースで走れるタイプだが、勝負強さとスピードならホリセンショウ。粘りならシベチャか。
勝負はともかく、今回注目したいのがトレジャーハンター。前走は500kgの軽量戦・疾風賞で1分を切るタイムでライバルのホクショウバトルに勝ってきた馬だ。スピードタイプなので、いきなりこの重量戦はどうかと思われるが、特別戦では上位馬相手に大駆けすることもあり、軽馬場も生かせそうだ。勢いのある今ならチャンスがあるかもしれない。
あとはキタノタイショウの復活がいつも期待されるところだが、近走の成績から見ると今のところ狙いづらいか。
(はむ!の馬券)
いつも八百屋買いでかえって損をするパターンなので、今回は点数を少なめにして今後の重賞に資金を残しておきたいところ。頭をギンガリュウセイに絞っていきたい。
三連単フォーメーション 3→6=7,8,4(2,3着を裏表に)
馬単 3→6,7,8,4
次の重賞は1週間後、11/3ばんえい菊花賞です。この週は平場でJBCもあるのでそちらの方もやりたいところ。それではまた来週!
2013年10月26日土曜日
2013年10月12日土曜日
【はむ!のばんえい重賞予想】ナナカマド賞(BG3)予想など
はむ!のばんえい多々雑感
前回のばんえい協賛と現地応援の様子の記事など、多くの方にご覧いただきありがとうございます。今後も遠くに住みながらも、当サイトなどを通じ微力ながらばんえいを応援していきたいと思います。
さて、世間は秋晴れの3連休ですが、それぞれいかがお過ごしでしょうか。
競馬界の方も段々盛り上がってきました。先日のフランス凱旋門賞ではオルフェーブルとキズナが日本馬として大きな期待がかけられました。結果は惜しくも2着と4着でしたが、それぞれが最高の走りを見せて、たいへん感動的なレースだったと思います。一つ言えることは、日本馬は他の外国馬と全く力の差はないということ。それ以上に日本は生産、育成から調教、騎乗などすべてにおいて世界のトップレベルにあるということだと思います。凱旋門賞だけが世界最高のレースではありませんが、近い将来この格式高いレースに日本馬が必ず優勝するだろうと思います。今後も期待しましょう。
その日本の競馬界ですが、JRAでは2週前のスプリンターズSを皮切りに今週の秋華賞、菊花賞、天皇賞やジャパンカップなどから暮れの有馬記念に至るまで秋のG1シリーズが始まりました。どれを取っても目の離せないレースばかりです。
一方、これを下支えする地方競馬も秋が最も盛り上がる季節です。今週はJpn1マイルチャンピオンシップ南部杯がありますし、そして来月は今年初めて金沢で開催されるJBC。暮れの東京大賞典まで競馬ファンにはこたえられない季節です。
(ちなみに、今週のG1戦線のはむ!の注目馬は、秋華賞はデニムアンドルビーが強いと思いつつも、伏兵でティアーモあたりを狙ってみたい。南部杯の方はやっぱりホッコータルマエかな。ここで負けて欲しくない。)
そして、地方競馬の一員である、ばんえいの方も重賞戦線はこれからです。
2週前の古馬重賞・岩見沢記念では、大方の予想をひっくり返し、ニュータカラコマが障害を軽々越えて圧勝。これまで力不足に思われてきましたが、いよいよ本格化かと思わせる存在感を見せました。同じ世代ではオイドンもそろそろ復帰の構えをみせており、レースが益々楽しみになってきました。
今週は、新しい世代2歳馬最初の重賞「ナナカマド賞」があります。昨年はダイコクパワーが1位入線しながら、進路妨害で降着。勝ったのはショウチシマシタで人馬とも重賞初制覇でした。さて今年はどうなるでしょう。
それでは10月13日(日)の重賞・ナナカマド賞の予想です。
はむ!のばんえい予想
2013/10/13-10R 第36回 ナナカマド賞(BG3)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (8)ホクショウマサル
○ (7)ハクタイホウ
▲ (2)ゴールデンフジ
△ (5)ヒカルセンショウ
注 (6)オオゾラシンスケ
(はむ!の見解)
2歳馬にとって初めての重賞、ナナカマド賞。3月の最高峰レース・イレネー記念に向けたスタートでもある。過去の勝ち馬を見てみると、特にここ4年間は、テンマデトドケ、オイドン、ブラックボス、ショウチシマシタ(1位入線はダイコクパワー)と、その時点で最強と言われて期待されたが、その後調子を崩したりしてあまり活躍できていない馬が並んでしまっている。これはばんえいでは2歳のこの時期はまだまだ成長途上で、人間で言えば中学生ぐらい。そういう点からみて、成長が早く完成度の高い馬がナナカマド賞では上位争いに加われる要素であるだろう。
さて、今年のメンバーは、牝馬勢が回避して、現時点でトップの8頭の牡馬が集まった。この中ではハクタイホウが既に6勝しているので1番人気になるだろう。しかしこれまでのレースは組み合わせや馬場状態も微妙に違うため、まだ現時点では勝負付けはすんでいないと見ている。そう考えるとどの馬にも勝つチャンスがある大混戦模様だ。
素直にいけばやはりハクタイホウということになるだろう。前走は障害で2腰かかってしまい、最後まで息が続かずゴール線上で止まってしまうなど敗因ははっきりしている。今回はそのあたりは修正しているだろう。ただ、過去6勝も圧勝は少なく、障害ミスなどがあれば流れに乗れない可能性も考えておかねばならない。いきなり他馬と10kg差のハンデを背負うのも不安材料だ。それでも着を外すほどの大負けは考えにくいが。
そこでハクタイホウを対抗評価にした上で、本命を探すという狙いにしてみた。そうなるといろいろ目移りはするが、勝つ馬ということで、前哨戦の青雲賞で勝ったホクショウマサルを本命に持ってきた。いわゆるホクショウ軍団の一頭であるが、最後まで走りきれる脚を持っているのがこの馬だ。オイドン、ブラックボスと同じエビスカチドキ産駒というのもレースとの相性という点で期待が持てる。大外枠だが外側にスペースが残るコースとなるので思い切ったレースができそうだ。
ゴールデンフジも侮れない一頭だ。当初は障害など心許ないレースもあったが、前々走の青雲賞では接戦に持ち込み差の無い2着、前走は今回出走のA1のメンバーを振り切って勝利するなど力をつけてきた。今回良いレースをすれば今後特に有望な一頭だと思われる。
最近の成績など意外に穴人気しそうなのがヒカルセンショウ。前走は一つ下のA2クラスだったが快勝で走破タイムが良かった。それまでも上位に入り大崩れはしていない。馬券の押さえには。
穴党にはオオゾラシンスケがおもしろい。既に馬体重は1000kgの大台で完成度は高い。障害さえ克服すれば粘り込みが考えられる。今回リーディングJの鈴木恵介騎手に乗り替わり、混戦の時は騎手で買うというのは鉄則だ。
その他、ホクショウメジャー、ブラックニセイ、コウシュハゴールドらはいずれも最上位のA1クラスで勝っているなど力のある馬ばかりで見限るわけにはいかないが、絞り込まないと全通り買わなければならなくなるので、近走調子があがっていない馬を見送るしかない。しかし流れによっては当然上位に入ってくることもあり得る。それくらい混戦だ。むしろ、今後の2歳路線を占う一戦として観戦していくのがいいだろう。
・(はむ!の馬券)
混戦なので、何かに決め打ちして負けたらしょうがないぐらいのつもりで臨むのが良いのだろう。やはり崩れの少ない馬を軸に持ってきたい。
三連単フォーメーション 8,7→8,7,2→8,7,2,5,6
馬単 8,7→8,7,2,5,6
次の重賞は、10/27北見記念です。その後は重賞が続く時もあるので気合いをいれていきたいと思います。
前回のばんえい協賛と現地応援の様子の記事など、多くの方にご覧いただきありがとうございます。今後も遠くに住みながらも、当サイトなどを通じ微力ながらばんえいを応援していきたいと思います。
さて、世間は秋晴れの3連休ですが、それぞれいかがお過ごしでしょうか。
競馬界の方も段々盛り上がってきました。先日のフランス凱旋門賞ではオルフェーブルとキズナが日本馬として大きな期待がかけられました。結果は惜しくも2着と4着でしたが、それぞれが最高の走りを見せて、たいへん感動的なレースだったと思います。一つ言えることは、日本馬は他の外国馬と全く力の差はないということ。それ以上に日本は生産、育成から調教、騎乗などすべてにおいて世界のトップレベルにあるということだと思います。凱旋門賞だけが世界最高のレースではありませんが、近い将来この格式高いレースに日本馬が必ず優勝するだろうと思います。今後も期待しましょう。
その日本の競馬界ですが、JRAでは2週前のスプリンターズSを皮切りに今週の秋華賞、菊花賞、天皇賞やジャパンカップなどから暮れの有馬記念に至るまで秋のG1シリーズが始まりました。どれを取っても目の離せないレースばかりです。
一方、これを下支えする地方競馬も秋が最も盛り上がる季節です。今週はJpn1マイルチャンピオンシップ南部杯がありますし、そして来月は今年初めて金沢で開催されるJBC。暮れの東京大賞典まで競馬ファンにはこたえられない季節です。
(ちなみに、今週のG1戦線のはむ!の注目馬は、秋華賞はデニムアンドルビーが強いと思いつつも、伏兵でティアーモあたりを狙ってみたい。南部杯の方はやっぱりホッコータルマエかな。ここで負けて欲しくない。)
そして、地方競馬の一員である、ばんえいの方も重賞戦線はこれからです。
2週前の古馬重賞・岩見沢記念では、大方の予想をひっくり返し、ニュータカラコマが障害を軽々越えて圧勝。これまで力不足に思われてきましたが、いよいよ本格化かと思わせる存在感を見せました。同じ世代ではオイドンもそろそろ復帰の構えをみせており、レースが益々楽しみになってきました。
今週は、新しい世代2歳馬最初の重賞「ナナカマド賞」があります。昨年はダイコクパワーが1位入線しながら、進路妨害で降着。勝ったのはショウチシマシタで人馬とも重賞初制覇でした。さて今年はどうなるでしょう。
それでは10月13日(日)の重賞・ナナカマド賞の予想です。
はむ!のばんえい予想
2013/10/13-10R 第36回 ナナカマド賞(BG3)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (8)ホクショウマサル
○ (7)ハクタイホウ
▲ (2)ゴールデンフジ
△ (5)ヒカルセンショウ
注 (6)オオゾラシンスケ
(はむ!の見解)
2歳馬にとって初めての重賞、ナナカマド賞。3月の最高峰レース・イレネー記念に向けたスタートでもある。過去の勝ち馬を見てみると、特にここ4年間は、テンマデトドケ、オイドン、ブラックボス、ショウチシマシタ(1位入線はダイコクパワー)と、その時点で最強と言われて期待されたが、その後調子を崩したりしてあまり活躍できていない馬が並んでしまっている。これはばんえいでは2歳のこの時期はまだまだ成長途上で、人間で言えば中学生ぐらい。そういう点からみて、成長が早く完成度の高い馬がナナカマド賞では上位争いに加われる要素であるだろう。
さて、今年のメンバーは、牝馬勢が回避して、現時点でトップの8頭の牡馬が集まった。この中ではハクタイホウが既に6勝しているので1番人気になるだろう。しかしこれまでのレースは組み合わせや馬場状態も微妙に違うため、まだ現時点では勝負付けはすんでいないと見ている。そう考えるとどの馬にも勝つチャンスがある大混戦模様だ。
素直にいけばやはりハクタイホウということになるだろう。前走は障害で2腰かかってしまい、最後まで息が続かずゴール線上で止まってしまうなど敗因ははっきりしている。今回はそのあたりは修正しているだろう。ただ、過去6勝も圧勝は少なく、障害ミスなどがあれば流れに乗れない可能性も考えておかねばならない。いきなり他馬と10kg差のハンデを背負うのも不安材料だ。それでも着を外すほどの大負けは考えにくいが。
そこでハクタイホウを対抗評価にした上で、本命を探すという狙いにしてみた。そうなるといろいろ目移りはするが、勝つ馬ということで、前哨戦の青雲賞で勝ったホクショウマサルを本命に持ってきた。いわゆるホクショウ軍団の一頭であるが、最後まで走りきれる脚を持っているのがこの馬だ。オイドン、ブラックボスと同じエビスカチドキ産駒というのもレースとの相性という点で期待が持てる。大外枠だが外側にスペースが残るコースとなるので思い切ったレースができそうだ。
ゴールデンフジも侮れない一頭だ。当初は障害など心許ないレースもあったが、前々走の青雲賞では接戦に持ち込み差の無い2着、前走は今回出走のA1のメンバーを振り切って勝利するなど力をつけてきた。今回良いレースをすれば今後特に有望な一頭だと思われる。
最近の成績など意外に穴人気しそうなのがヒカルセンショウ。前走は一つ下のA2クラスだったが快勝で走破タイムが良かった。それまでも上位に入り大崩れはしていない。馬券の押さえには。
穴党にはオオゾラシンスケがおもしろい。既に馬体重は1000kgの大台で完成度は高い。障害さえ克服すれば粘り込みが考えられる。今回リーディングJの鈴木恵介騎手に乗り替わり、混戦の時は騎手で買うというのは鉄則だ。
その他、ホクショウメジャー、ブラックニセイ、コウシュハゴールドらはいずれも最上位のA1クラスで勝っているなど力のある馬ばかりで見限るわけにはいかないが、絞り込まないと全通り買わなければならなくなるので、近走調子があがっていない馬を見送るしかない。しかし流れによっては当然上位に入ってくることもあり得る。それくらい混戦だ。むしろ、今後の2歳路線を占う一戦として観戦していくのがいいだろう。
・(はむ!の馬券)
混戦なので、何かに決め打ちして負けたらしょうがないぐらいのつもりで臨むのが良いのだろう。やはり崩れの少ない馬を軸に持ってきたい。
三連単フォーメーション 8,7→8,7,2→8,7,2,5,6
馬単 8,7→8,7,2,5,6
次の重賞は、10/27北見記念です。その後は重賞が続く時もあるので気合いをいれていきたいと思います。
2013年10月6日日曜日
【2013/9/15】はむ!とAKIEの第2回ばんえい協賛と現地応援の様子
はむ!のばんえい多々雑感
今回は、先日9月15日の第2回ばんえい協賛及び現地応援の様子を書きます。
今回は台風通過と重なり帰れなくなったことなど、いろいろ出来事がありすぎて、それを一つ一つ書き出すと物語になってしまいそうです。
書きたいことはいろいろあったのですが、そうしているといつ記事をアップできるかわからなくなるので、文章などは端折ります。
基本的にはサブブログ(このブログ)ではばんえい協賛及び現地応援の様子を、メインブログでは、今回の旅行にあたってのハプニングについて書きます。双方参照いただけるとお楽しみいただけると思います。
ばんえい観戦及び個人協賛について
帯広競馬場へは昨年以来2度目の観戦となりました。我々的にばんえい競馬がすっかりライフワークの一つになっており、かねがね今年も現地に応援しに行きたいと思っていたところ、自分の本来の仕事の都合などいろいろあって、その期を伺っていたところでした。そして、今回この9月前半の3連休が行けるタイミングになりました。
ばんえい競馬の魅力そのものについては、実際に現地でもTVなどでもいいので見てください。きっとわかると思います。そして、さらに我々を引きつけるものとしては、
・馬や騎手などとファンの間が非常に近いこと。
・競馬というギャンブルというより観光・文化資源としての側面が強いこと。
・個人協賛やネット(馬券購入やコミュニティ作り)などでファンも運営に参加できること。 ・レースは馬場状態や馬の調子、展開などによって波乱が起きやすく、馬券的にも楽しめること。
などが挙げられます。
JRAなどのサラブレッド競馬も、スピードや美しさなど、それはそれで魅力はたくさんありますが、特に上に挙げたことはばんえいならではの魅力だと思います。それが我々が万障繰り合わせてわざわざ帯広に向かう理由です。
ま、ウンチクは今後もこのページでいろいろ話していきます。
さて、現地の様子です。
14日午後に帯広入り。宿泊先のホテル(ドーミーイン帯広)にチェックイン後、帯広で隠れた名物となっているカレーの「インデアン」で腹ごしらえ。その後競馬場に向かい、前日の予行演習として数レース観戦と、隣接するとかちむらや、場内のみやげ屋など、競馬場内めぐりで過ごしました。


帯広と言えば豚丼という人は初心者? 玄人ならカレーのインデアンだ。味を一言で言うのは難しいが、一度食べたら癖になるまったりとしたルーと値段の安さ。人気で行列ができ、店がルー不足になるほどだ。
夜は、昨年に引き続き、帯広中心部の屋台村、十勝乃長屋にある山本正彦騎手のご夫人の店「駿香」で焼肉のセットで舌鼓。はじめお客さんで満員でしたが、折角だからということで、他の店を探しつつも席が空くのを待って、駿香に行きました。おかみさんも我々のことを覚えてくださっていました。

上富良野産の美味しい肉を炭焼きでいただける。豚さがり、トントロなどをひととおり食べられる「駿香セット」がおすすめ。
そして翌日15日。本番の日。ナイター開催なので開門は午後からとなることや、台風の影響でかなり強めの雨であまり出歩けないので、午前中はあまり出歩かずホテルにとどまり競馬新聞で馬券の予想などしておりました。
昼になってから出発、まず競馬場となりの観光センターとかちむらで軽くスイーツを食べてから、競馬場に入場。事務所に立ち寄って、協賛競走の記念品などを預けたあと、同時に予約してあったラウンジに向かいました。

とかちむらスイーツのスコーン。


われわれの協賛競走名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」の記述が所々に。


競馬場の様子。やはりばんえいの魅力はライブだ。

【決定的瞬間!!】おまけ的画像。馬場水分の表示を替えているところ。ばんえい通の方には笑える画像かも。
我々の個人協賛競走は7レース(レース名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」)。そこまで時間があるので、いわゆる競馬そのものを楽しみました。はじめは大雨が降っていたのでスタンドから、雨が小やみになったときには降りてパドック前やコース前に行って応援していました。
今回は、twitterで現地の状況をつぶやきながら、予想もやって馬券も買うということをやろうとしていましたが、ノートPCを持って行っていたものの、写真をツイートできる環境になかったので、そもそも欲張ってなんでもやろうと思うと大変で、結局当初の企画は中途半端になりました。それでも、いろいろ試みました。今年からJRAのレースを発売するJ-Placeというコーナーを覗き馬券を買ったり(しかし帯広ではJRAはあまりなじみがないせいか人は少なかった。)
別のレースでは、AKIEが前日駿香で焼肉を食べた勢いで、山本正彦騎手の単勝・複勝を購入。それが見事1着に入り、単複ゲットしたりしていました。はむ!の方はまったりと全レース馬券を買い、負けたり勝ったり。そうしているうちに協賛競走の時間が近づいてきました。

AKIEが勝った山本騎手の応援馬券

勝ったキタノサムライ。ちなみに山本騎手は50後半にさしかかる大ベテラン。
周りもすっかり暗くなってきて、ナイターの雰囲気が出てきました。我々の協賛は7レース18:20発走。レース直前に下に降りてスタート地点に。幸いなことに雨はほとんど止みました。個人協賛は昨年に一度やっているので、緊張はそれほどありませんでしたが、誰が勝つんだろう、表彰式ではどのように振る舞おうかとドキドキしていました。
そして発走。馬たちの奮闘を横目に見ながら、我々も一緒に歩き出しました。第2障害までほとんど横一線の激しいレースでしたが、勝ったのは一番人気のヤマノウンカイ。4歳馬の中でも力のある馬の一頭でした。騎手は松田道明騎手。名馬カネサブラックの主戦を務めるなどばんえいではトップクラスの実力で、あこがれの騎手の一人でした。
レース後事務所に行き、説明を聞きつつ待機。その時思わぬハプニングが。事務所になんと今日のレースを終えて普段着に戻った山本正彦騎手(通称マサ兄)が何かの用事でやってきたのです。(はじめ普通のオジサンに見えましたが・・失礼w)自分は思わず「山本騎手だ」と声を上げたら、山本騎手も気がついて、しかも「店に来てた人だよね」と、我々のことを知っていてくださっていました。店ではお会いしたことないんだけどな。そして少し会話後「応援してます。頑張ってください。」と握手。AKIEもベテランながら頑張るマサ兄を若手騎手以上に応援しているだけに特に感激した様子でした。
そうしているうち、時間がきて、ウィナーズサークルに向かい表彰式に望みました。馬主、調教師、騎手、厩務員にそれぞれ些少の協賛金と記念品(置物と奈良みやげ、勝った馬ヤマノウンカイ号にニンジン8本)を贈呈。表彰式には松田騎手と、管理する皆川厩舎の代理人の方が来られました。(手渡しの際には何か口上を述べるつもりでしたが、一言は発したものの、あまり気の利いたことは言えませんでした。)そして、松田騎手のサインをいただいたあと、記念撮影(いわゆる口取り)を行い、無事協賛競走は終了しました。


レースの様子と勝ったヤマノウンカイ号。(本当は口取り写真とかお見せしたいところですが顔映りまくりなのでネット上ではゴメンナサイ)

協賛競走の副賞

松田道明騎手のサイン
協賛競走が終わってほっとしたところで、売店で記念のばんえいグッズなどを買ったりしました。
その後はスタンドに戻って、ゆっくりこの日の特別競走・いちい賞、重賞の銀河賞などを観戦。この日1日の競馬場過ごしを堪能しました。

9R・2歳特別のいちい賞の様子。(勝ったのはミドリサト)

重賞の時先導馬となるミルキー号


4歳オープンの重賞・銀河賞(BG2)、この世代はニシキエーカンが強かったが、ここに来てホクショウユウキが急激に力をつけて上がってきた。銀河賞もホクショウユウキが圧勝。(銀河賞のレース動画をスタンドから撮ってますので、近々アップします。)
最終レースは20時40分と遅くなるので、馬券を買わずに発走地点に降りて観戦。レース終了後、帯広駅行きの送迎バスに乗り込んで、今回のばんえい協賛及び現地応援を終え競馬場を後にしました。
夜はドーミーインの無料夜鳴きそばを食べ、大浴場で汗を流し、翌日朝イチの帰りに備え就寝。
今回はこの後の話が長い(台風による欠航で、家に帰り着くまで30時間遅れ)のですが、これについては、メインブログの方に記事を書いてますのでこちらでどうぞ。
今回の協賛などでなおいっそう、今後もばんえいを応援していきたいという気持ちが強くなりました。今後ともいろいろ書いていきますのでよろしくお願いします。
今回は、先日9月15日の第2回ばんえい協賛及び現地応援の様子を書きます。
今回は台風通過と重なり帰れなくなったことなど、いろいろ出来事がありすぎて、それを一つ一つ書き出すと物語になってしまいそうです。
書きたいことはいろいろあったのですが、そうしているといつ記事をアップできるかわからなくなるので、文章などは端折ります。
基本的にはサブブログ(このブログ)ではばんえい協賛及び現地応援の様子を、メインブログでは、今回の旅行にあたってのハプニングについて書きます。双方参照いただけるとお楽しみいただけると思います。
ばんえい観戦及び個人協賛について
帯広競馬場へは昨年以来2度目の観戦となりました。我々的にばんえい競馬がすっかりライフワークの一つになっており、かねがね今年も現地に応援しに行きたいと思っていたところ、自分の本来の仕事の都合などいろいろあって、その期を伺っていたところでした。そして、今回この9月前半の3連休が行けるタイミングになりました。
ばんえい競馬の魅力そのものについては、実際に現地でもTVなどでもいいので見てください。きっとわかると思います。そして、さらに我々を引きつけるものとしては、
・馬や騎手などとファンの間が非常に近いこと。
・競馬というギャンブルというより観光・文化資源としての側面が強いこと。
・個人協賛やネット(馬券購入やコミュニティ作り)などでファンも運営に参加できること。 ・レースは馬場状態や馬の調子、展開などによって波乱が起きやすく、馬券的にも楽しめること。
などが挙げられます。
JRAなどのサラブレッド競馬も、スピードや美しさなど、それはそれで魅力はたくさんありますが、特に上に挙げたことはばんえいならではの魅力だと思います。それが我々が万障繰り合わせてわざわざ帯広に向かう理由です。
ま、ウンチクは今後もこのページでいろいろ話していきます。
さて、現地の様子です。
14日午後に帯広入り。宿泊先のホテル(ドーミーイン帯広)にチェックイン後、帯広で隠れた名物となっているカレーの「インデアン」で腹ごしらえ。その後競馬場に向かい、前日の予行演習として数レース観戦と、隣接するとかちむらや、場内のみやげ屋など、競馬場内めぐりで過ごしました。


帯広と言えば豚丼という人は初心者? 玄人ならカレーのインデアンだ。味を一言で言うのは難しいが、一度食べたら癖になるまったりとしたルーと値段の安さ。人気で行列ができ、店がルー不足になるほどだ。
夜は、昨年に引き続き、帯広中心部の屋台村、十勝乃長屋にある山本正彦騎手のご夫人の店「駿香」で焼肉のセットで舌鼓。はじめお客さんで満員でしたが、折角だからということで、他の店を探しつつも席が空くのを待って、駿香に行きました。おかみさんも我々のことを覚えてくださっていました。

上富良野産の美味しい肉を炭焼きでいただける。豚さがり、トントロなどをひととおり食べられる「駿香セット」がおすすめ。
そして翌日15日。本番の日。ナイター開催なので開門は午後からとなることや、台風の影響でかなり強めの雨であまり出歩けないので、午前中はあまり出歩かずホテルにとどまり競馬新聞で馬券の予想などしておりました。
昼になってから出発、まず競馬場となりの観光センターとかちむらで軽くスイーツを食べてから、競馬場に入場。事務所に立ち寄って、協賛競走の記念品などを預けたあと、同時に予約してあったラウンジに向かいました。

とかちむらスイーツのスコーン。


われわれの協賛競走名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」の記述が所々に。


競馬場の様子。やはりばんえいの魅力はライブだ。

【決定的瞬間!!】おまけ的画像。馬場水分の表示を替えているところ。ばんえい通の方には笑える画像かも。
我々の個人協賛競走は7レース(レース名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」)。そこまで時間があるので、いわゆる競馬そのものを楽しみました。はじめは大雨が降っていたのでスタンドから、雨が小やみになったときには降りてパドック前やコース前に行って応援していました。
今回は、twitterで現地の状況をつぶやきながら、予想もやって馬券も買うということをやろうとしていましたが、ノートPCを持って行っていたものの、写真をツイートできる環境になかったので、そもそも欲張ってなんでもやろうと思うと大変で、結局当初の企画は中途半端になりました。それでも、いろいろ試みました。今年からJRAのレースを発売するJ-Placeというコーナーを覗き馬券を買ったり(しかし帯広ではJRAはあまりなじみがないせいか人は少なかった。)
別のレースでは、AKIEが前日駿香で焼肉を食べた勢いで、山本正彦騎手の単勝・複勝を購入。それが見事1着に入り、単複ゲットしたりしていました。はむ!の方はまったりと全レース馬券を買い、負けたり勝ったり。そうしているうちに協賛競走の時間が近づいてきました。

AKIEが勝った山本騎手の応援馬券

勝ったキタノサムライ。ちなみに山本騎手は50後半にさしかかる大ベテラン。
周りもすっかり暗くなってきて、ナイターの雰囲気が出てきました。我々の協賛は7レース18:20発走。レース直前に下に降りてスタート地点に。幸いなことに雨はほとんど止みました。個人協賛は昨年に一度やっているので、緊張はそれほどありませんでしたが、誰が勝つんだろう、表彰式ではどのように振る舞おうかとドキドキしていました。
そして発走。馬たちの奮闘を横目に見ながら、我々も一緒に歩き出しました。第2障害までほとんど横一線の激しいレースでしたが、勝ったのは一番人気のヤマノウンカイ。4歳馬の中でも力のある馬の一頭でした。騎手は松田道明騎手。名馬カネサブラックの主戦を務めるなどばんえいではトップクラスの実力で、あこがれの騎手の一人でした。
レース後事務所に行き、説明を聞きつつ待機。その時思わぬハプニングが。事務所になんと今日のレースを終えて普段着に戻った山本正彦騎手(通称マサ兄)が何かの用事でやってきたのです。(はじめ普通のオジサンに見えましたが・・失礼w)自分は思わず「山本騎手だ」と声を上げたら、山本騎手も気がついて、しかも「店に来てた人だよね」と、我々のことを知っていてくださっていました。店ではお会いしたことないんだけどな。そして少し会話後「応援してます。頑張ってください。」と握手。AKIEもベテランながら頑張るマサ兄を若手騎手以上に応援しているだけに特に感激した様子でした。
そうしているうち、時間がきて、ウィナーズサークルに向かい表彰式に望みました。馬主、調教師、騎手、厩務員にそれぞれ些少の協賛金と記念品(置物と奈良みやげ、勝った馬ヤマノウンカイ号にニンジン8本)を贈呈。表彰式には松田騎手と、管理する皆川厩舎の代理人の方が来られました。(手渡しの際には何か口上を述べるつもりでしたが、一言は発したものの、あまり気の利いたことは言えませんでした。)そして、松田騎手のサインをいただいたあと、記念撮影(いわゆる口取り)を行い、無事協賛競走は終了しました。


レースの様子と勝ったヤマノウンカイ号。(本当は口取り写真とかお見せしたいところですが顔映りまくりなのでネット上ではゴメンナサイ)

協賛競走の副賞

松田道明騎手のサイン
協賛競走が終わってほっとしたところで、売店で記念のばんえいグッズなどを買ったりしました。
その後はスタンドに戻って、ゆっくりこの日の特別競走・いちい賞、重賞の銀河賞などを観戦。この日1日の競馬場過ごしを堪能しました。

9R・2歳特別のいちい賞の様子。(勝ったのはミドリサト)

重賞の時先導馬となるミルキー号


4歳オープンの重賞・銀河賞(BG2)、この世代はニシキエーカンが強かったが、ここに来てホクショウユウキが急激に力をつけて上がってきた。銀河賞もホクショウユウキが圧勝。(銀河賞のレース動画をスタンドから撮ってますので、近々アップします。)
最終レースは20時40分と遅くなるので、馬券を買わずに発走地点に降りて観戦。レース終了後、帯広駅行きの送迎バスに乗り込んで、今回のばんえい協賛及び現地応援を終え競馬場を後にしました。
夜はドーミーインの無料夜鳴きそばを食べ、大浴場で汗を流し、翌日朝イチの帰りに備え就寝。
今回はこの後の話が長い(台風による欠航で、家に帰り着くまで30時間遅れ)のですが、これについては、メインブログの方に記事を書いてますのでこちらでどうぞ。
今回の協賛などでなおいっそう、今後もばんえいを応援していきたいという気持ちが強くなりました。今後ともいろいろ書いていきますのでよろしくお願いします。
登録:
投稿 (Atom)