はむ!のばんえい多々雑感
まず、2週間前の北斗賞の回顧です。
展開は、第2障害を先に越えたホリセンショウが逃げるところを、インフィニティーが追い、差し馬ホッカイヒカルもしっかりつけていき、この3頭がリードするところに、外から実力馬ギンガリュウセイが追い込み、そして内からはキタノタイショウがものすごい脚でやってくる。特に後から来た2頭の脚色が良く、やっぱり上位馬が強いなと思ったところ、キタノタイショウは斤量がたたってか残り20mで急にスピードダウン。ゴール寸前まで5頭ほぼ一線の大混戦となりました。
最後はホッカイヒカルとインフィニティーがわずかの差で前に出てゴール。この2頭は掲示板が上がるまでどちらが1着かわかりませんでしたが、わずかの差でインフィニティーが先着。浅田騎手とともに記念すべき重賞初制覇となりました。
馬券的にはやはりキタノタイショウを買ったときには来ないという法則により、またまた大ハズレ。困ったもんですね。
はむ!のばんえい予想
2013/07/28-10R 第25回 はまなす賞(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (10)ホクショウユウキ
○ (6)ニシキエーカン
▲ (1)ダイコクパワー
△ (7)ニシキウンカイ
注 (9)コウシュハクィーン
(はむ!の見解)
珍しい3・4歳混合の重賞、はまなす賞。この時期にこのようなレースを行う意味を考えてみたが、なかなかこれというのが見つからない。
3歳馬がクラシック戦線に入るが、ばんえいの場合出走間隔が狭いこともあり、同世代戦ばかりだと番組的にマンネリ化するからというのが理由と一つと思われるが、自己条件のレースなら3歳馬も既に4月から古馬との対戦を行っているので、あえてこのレースがなければならないということはない。もちろん違う世代同士の力比べは楽しく興味のあるものではあるが、ポプラ賞のように、年度総決算の位置づけにあるレースならともかく、今、シーズン途中に3歳と4歳が勝負付けするようなことはなくても良いと思う。そんなこともあり、一時期重賞ではなかった時期もあるようだが、特殊な条件が故に意外に人気のあるレースで、重賞に復活している。
過去の傾向は4歳馬に一日の長があり、上位を占めることが多いが、時々軽量の3歳馬が勝つこともあり、勝った馬は先々大成している馬が多い。
さて、今回もやはり4歳が強いのではと感じている。というか、今年の4歳世代は全体から見てもかなりレベルが高く、むしろ今回出ていないBクラスの馬に古馬をしのぐ強さを見せている馬が多い(ワールドピサ、テンカムソウなど)。
その中で上がり馬ホクショウユウキは柏林賞を勝つなど目下絶好調だ。今回ハンデも柏林賞時と据え置きで、非常に恵まれた。先行力も障害力も持ち合わせており、展開的にも問題はない。大外10番枠ということだけが唯一の不安材料だが、そこはトップジョッキー鈴木恵介騎手の手綱に任せれば大丈夫であろう。
その強い4歳馬のトップを走ってきたのはニシキエーカンであるが、ここ1年ほど常にハンデで苦しんできた。抜群の切れ味とスピードを持っており、もう勝利は間違いないというところまでいきながら、ゴール直前で斤量がこたえあと一歩届かないレースが続いている。今回も一番軽い馬との斤量差が70kgと過酷ではあるが、厳しいレース経験を重ねながら力をつけていることは間違いない。それが近いうちに開花するであろうとして、少なくとも大崩れはあるまい。
上位2頭が抜けている。もちろん他の4歳勢もそれほど劣る訳ではなく、本当は大賞典馬ブラックボスやダービー馬アサヒリュウセイも実力は上位だが、体調が十分ではないのが気になる。特にブラックボスは長期休養前後の調子の落ち込みが激しかった。ただ3週間あいてどこまで回復してきているか。
3歳馬もだまってはいない。まだ力の相対的な位置づけが不明だが、その中でダイコクパワーが力をつけてきた。元々スピードは持っている上、以前のようなふらつきも少なくなってきた。まだ無冠なのが不思議なくらいな馬なので、怪我から帰ってきた松田騎手とともに一発あるかもしれない。
ごちゃついたレースになった場合は、切れ味のある牝馬勢も入着候補には押さえておきたい。4歳牝馬で菊花賞馬ニシキウンカイの調子が戻る兆しがみえてきた。障害でやや苦戦しているため結果には結びついていないが、スピードと粘りはあるので、全く無視はできない。同じ意味で3歳牝馬のコウシュハクィーンも鋭い突っ込みで穴を開けるタイプだ。連下には。
・(はむ!の馬券)
三連単 10→6→総流し
次回はいよいよG1ファン投票選抜のばんえいグランプリ(8/11)
もちろん予想書きますよ。
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