ばんえい重賞レース回顧
第10回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)-2016年5月1日-10R 200m直 曇 2.6%
1着◎(3)オレノココロ(阿部武)1分42秒2
2着○(8)コウシュハウンカイ
3着注(6)オイドン
単勝 3 210円 馬単 3-8 430円 三連単 5-6-10 5,140円
※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)
  ばんえい今年最初の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯は、1番人気の6歳馬オレノココロが接戦を制し快勝。このレース連覇。重賞は通算10勝目となった。
  馬場状態は数日前の雨の影響でやや湿り加減。時計はある程度出る状況であった。
  レースは序盤から有力馬が前に行き前半40秒台のかなりのハイペース。障害を先に仕掛けたのはコウシュハウンカイ、続いてカイシンゲキ。カイシンゲキは坂の途中で止まりコウシュハウンカイが先に抜け出す。続いて早めに前に詰めたオイドンが苦手の障害をひと腰で切り、コウシュハに迫る勢い。次に3番手でオレノココロが続き前を追う。そして残り30mあたりからは3頭のデッドヒート。コウシュハウンカイは突き放しにかかり、オイドンがすがり、内からじわじわオレノココロが迫る。そして最後はオレノココロがコウシュハウンカイを差しきってゴール。コウシュハウンカイが2着。オイドンは差のない3着だった。
次走へのひとことメモ
  オレノココロ(1着):今回は阿部武騎手への急遽乗り替わりで、障害を特に意識してか一歩遅れたかに見えたが、降りてから最後まで歩ききる脚は確かだった。今後はハンデと相談しつつ夏のグランプリあたりを目標にローテーションを組んでいくことになるだろう。
  コウシュハウンカイ(2着):今回は勝ちを相当意識して積極的に攻めて行った。障害も上手い。切れ味の面でどうしてもライバルに勝ちきれないのがこの馬の泣き所だが、持ち味は発揮した。次はやはり連覇のかかる旭川記念が目標か。
  オイドン(3着):第2障害をおっつけながら2番手で越えたときはしてやったりと思われたが、この馬にしては早めに詰めた分だけ、6歳馬勢に勢いで敗れる結果になった。しかし苦手の障害を克服したのは今後に展望の持てる展開であった。
  ニュータカラコマ(4着):障害も最後の直線もこの馬なりにしっかり走っていたが、展開が速すぎて追走に手一杯だった。最内枠と主戦騎手でなかったことも響いたか。
  カイシンゲキ(5着):人気薄だったがほぼ先頭で障害を仕掛けるなど積極的なレースを意識していた。結局障害でひと腰かかったため遅れをとったが、それでもこの馬としては良い動きができた。
  その他では、キタノタイショウ(6着)、フジダイビクトリー(7着)あたりの古馬勢は展開の速さに戸惑ったようだ。当欄で単穴で狙ったキサラキク(9着)も速いペースについて行けなかった。
はむ!の予想結果
  まずはなんとか当たり、基本は上位2頭を軸にしていたので、焦点を絞った買いが良かったか。オイドンが頭まで来てくれればさらに配当は大きかったのに・・って欲を出せばキリがないね。今シーズンの幸先良い勝利ということで。
  今回収支 +4,580
  (配当)5,140x2 (投入)5,700
  (今年度累計)+4,580
今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)
次回重賞は大きく空いて6月19日旭川記念。当欄では前日までに見解を書きたいと思います。それまでの間にも何か書ければ・・
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