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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年9月24日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第26回銀河賞(9/23)

ばんえい重賞レース回顧
第26回銀河賞(BG2)-2018年9月23日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着注(9)ミノルシャープ(阿部武) 1分48秒3
  2着△(10)メジロゴーリキ
  3着 (1)カネサスペシャル
   単勝 9 380円(2番人気) 馬複 9-10 480円 三連単 9-10-1 8,610円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳重賞今年の第2弾、第26回銀河賞は、2番人気のミノルシャープが障害を先頭を抜け出した後は粘りの走りで逃げ切って優勝。重賞は昨年のはまなす賞以来2勝目。阿部武臣騎手は銀河賞は2002年にキタノコクホーで当時初めて重賞を制して以来16年ぶり2勝目で重賞は通算17勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は晴れ間が多かったものの前日にしっかり降った雨の影響で水分を含んでおり、時計も出る軽めの軽馬場だった。
  レースは各馬勢いよく飛び出し、第1障害を越えたところまでほぼ横一線、そこからはそれぞれ刻みを入れてペースが落ち着いた。その中で前に出たのは1番人気に推された先行馬メジロゴーリキ、そして重賞初挑戦のノエルブランも息を入れず前に行く。あとは最内枠のカネサスペシャル、ウンカイタイショウあたりが早めに行く。第2障害手前まではメジロゴーリキがややスピードを上げて到着。ここまで43秒の速いペース。先行馬勢とミノルシャープ、ゴールデンフウジンあたりが第2障害手前に到着したころ、最初に障害に挑戦したのはメジロゴーリキ、ややもたれながらも止まることなく越えた。続いて内枠からノエルブランが障害にチャレンジし一歩ずつ踏みしめながら止まらずにクリア。それを見るようにしてミノルシャープが勢いを付けて障害を軽く越え、降りてからすぐに切れ味を生かし、前の馬をかわし先頭に立つ。後はカネサスペシャルが続いたが、その他の後続の馬は離された。
  ミノルシャープが先頭に立ってからはじわじわ後続を引き離しにかかる、メジロゴーリキ、ノエルブラン、カネサスペシャルがほぼ一線となって追うが残り20m付近で2馬身くらいの差。そしてミノルシャープにとって課題の残り10m、スピードが緩みじわじわ3頭が迫ってきたが、ミノルシャープもなんとか粘りを見せて、ゴールを先頭で駆け抜けた。激しい2着争いは3頭の中からノエルブランがやや遅れをとり、メジロゴーリキとカネサスペシャルの内と外の戦いになったが、メジロゴーリキがかろうじて前に出て2着。カネサスペシャルが3着、ノエルブランは4着だった。当欄で狙ったゴールデンフウジンは後方に回った上に障害で時間を要し、最後追い込んだものの離れた5着に終わった。

次走へのメモ
ミノルシャープ(1着):軽馬場を十分に生かし、前半の位置取りから障害の対応、最後の粘りとこの馬の想定どおりの走りができたのではないか。いつも甘くなる残り10mも今回は粘り切れるという自信を持った走りに見えた。障害が上手いのもこの馬の強みだ。これでオープン入り。次の狙いは当然三冠目の天馬賞だが、ドリームエイジカップあたりに出て古馬勢にチャレンジするのも面白い。素軽い走りで他馬を惑わす場面も期待できそう。
メジロゴーリキ(2着):決してこの馬向きの馬場ではなかったし、珍しく障害で引っかかったところを見ても大外枠はやはり厳しかった。そんな不利な条件の中、この馬らしく積極的に前に行き、持ち味を生かせる走りを見せられたのではないか。1番人気になったのはこの馬の安定感か。今後さらに様々な場面で持ち味を生かす場面が出てきそうだ。次の目標はもちろん天馬賞、強さを見せてほしい。
カネサスペシャル(3着):障害は他馬の力を利用して上手く越え、最内からスルッと抜け出して、最後まで押し切って上位入線。時折伏兵的活躍は見せるこの馬、今回は積極的に行って上手く流れをつかんだ形。障害を確実に越えられるのもこの馬にとっては強み。存在感を示していきたい。
ノエルブラン(4着):重賞初出走ではあったが、もともと先行力に自信があった馬、ようやく舞台が用意されこの馬の最大のパフォーマンスを見せられたのではないか。しかし最後は経験の差が出たか。今後自己条件(B-1クラス)でしっかり勝って再チャレンジを期待。
ゴールデンフウジン(5着):当欄では軽馬場でチャンスありかと見ていたが、他馬も速く流れを作れなかった印象。障害もひと腰目で行き脚がつかず、課題が残った。最後の直線の脚どりは確かだっただけに、その持ち味を生かせずもったいない。
  その他では、マツカゼウンカイ(6着)はハンデがすべて。それでも脚取りは確か、定量戦の天馬賞では当然優勝争いの軸に加わるだろう。シンエイボブ(7着)は早めに障害を越えたので見せ場あるかと思われたが、息が続かなかった。やはり牝馬勢にはこのレースは厳しいか。柏林賞馬ジェイワン(10着)は3番人気まで推されたが、障害で大きく遅れ、見せ場を作れなかった。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,200   (配当)0 (投入)4,200
  (単複・ワイド)今回 -640    (配当)1,160 (投入)1,800
  今年度累計 -12,040 (9/16現在)
    通常  -9,140 (配当 28,760 - 投入 37,900)
   単・ワ  -7,240 (配当 7,060 - 投入 14,300)
  今回は本命をゴールデンフウジンという一か八かの馬で狙ったため、これが外れるのは想定内だったが、あとの狙いが中途半端だった。ミノルシャープとかこれまでも狙っておきながらなぜ今見捨てるのかという感じ。またもや焼け石に水のワイドが引っかかり溜飲を下げる。しかし手を広げてこの程度なのでなんとなくモヤモヤ感は残る。次の重賞まで少しあるので、もう少し納得のいく作戦を練りたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週あいて3週間後の10月14日、ばんえい2歳世代の最初の重賞・ナナカマド賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。なお、この日は花火大会のため薄暮開催となりますので主催者が発表する発走時刻に注意する必要があります。

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