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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2013年1月26日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】1/27ヒロインズカップ

はむ!のばんえい多々雑感
  3週間のご無沙汰でした。何かつなぎで書きたかったけど、重賞がなかった分、結局当ブログもサボってしまいました。
  この時期のばんえいは、年末年始の連続開催も落ち着いて、年度末の重要なレースに向けて、一息といったところです。ただ、ばんえいの場合は、(通年開催となってからは)放牧や休養というのはあまりなくて、つなぎのレースを使いながら調整していくということが多いようです。(レースあたりの賞金が少ないので常に賞金を稼がなきゃなんないということもあるでしょう。)そういう状況ですから、トップ馬たちも時々登場してきますが、調子は7,8分といったところです。(それでも元々の実力があるので勝つこともあります。)
  一方、下のクラスの馬は、年度末も近いので、それぞれ置かれている立場によって変わってきます。やや上位の馬では重賞や特別レースの出走権を取りたいところだろうし、下の方の馬は、競走馬としての今後がかかる厳しい状況に置かれているので、なんとか勝ってクラスを上げたいところでしょう。
  逆に馬券的には、気候による微妙な馬場状態の変化も含め、いろんな要素が絡み合うので、推理を働かせて予想するには絶好の時期じゃないかと思います。この時期、地方競馬は休みの所も多いですから、その間はばんえいの方にも注目してもらえればなと思います。
  さて、この時期は牝馬の重要なレースが続きます。先週は明け4歳馬によるばんえいプリンセス賞(以前は重賞だったが、現在は特別レース扱い)がありましたし(勝ったのはC1クラスのヒノデイチゴヒメ)、今週が最強牝馬決定戦のヒロインズカップ、そして2月には明け3歳牝馬の黒ユリ賞などがあります。ばん馬の場合、冬は極寒の上に、繁殖を控える時期のせいか、体重も増えて特に力が出る時期のようです。エキサイティングな見所たっぷりのレースが展開されることでしょう。
  それでは、今週の重賞ヒロインズカップの予想です。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/01/27-10R 第23回 ヒロインズカップ(BG2)
(はむ!の予想印)
◎ (10)アグリコトブキ
○ (9)ホクショウシャネル
▲ (8)ブラックパール
△ (7)タケノビジン
注 (2)ユーファンタジー

(はむ!の見解)
  ばんえいを見続けていると、牝馬オープンに出てくる馬などはそれぞれ個性があるので、どの馬にも魅力を感じる。だから予想も非常に難しい。というわけで、勢いのある馬を中心に買うことにした。
  今回登場してくる中では最も若い5歳馬2頭(ブラックパール、アグリコトブキ)は調子もいいし、ハンデ面でも恵まれており、有力だ。
  前走の勝ちっぷりからブラックパールの方がより人気が高いだろうと思われるが、この馬はまれに1番人気になると勝ちきれないことがある。マークされると自分の走りが出来なくなるのかも。あとレース本番で700kg以上を引っ張った経験がないことも心配の種だ。
  そうすれば、ライバルのアグリコトブキの方が大一番では強いと見る。大外は決して有利ではないが、740kgは天馬賞でも経験しているし、ペースも落ち着きそうなので展開面でも問題ない。出来る限り前の方でレースをしたいところ。
  若馬2頭に対し、1歳年上のホクショウシャネルタケノビジンもだまってはいない。特にホクショウシャネルは近走調子も上がってきており、障害力もある。抜け出せば早いかも。トップジョッキー鈴木恵介騎手も特に狙っているだろう。
  タケノビジンの方も昨年3月のポプラ賞を勝ち、一息入れてからも徐々に調子を上げてきている。重い荷物も問題ないのでチャンスは大きいが、ハンデ差が若干不利か。
  以上の4頭が上位と見る。あとの馬は、それぞれ弱点があるため買いにくいが、どの馬も型にはまれば一発あるだけに、全く切り捨てるわけにもいかない。この中では、ユーファンタジー。障害さえうまくいけばの降りてからの切れ味はすごい。他の馬がもたつくようだと一発あるかも。
  軽馬場ならダイリンビューティのスピード、逆に重馬場ならワタシハキレイズキが前に行ければ逃げ粘りも気になる。
  しかし、あまり手は広げられないだろうから、穴狙いするなら決め打ちでいきたいところ。
  12歳馬で本レースに3回優勝しているエンジュオウカンは心情的に応援したいが、さすがに今回のメンバー相手ではスピード的に厳しいか。

(馬券)
三連単 10,9,8,7BOX 24通り各200円
三連単 10→9,8,7,2→9,8,7,2 12通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

  本当は、全通り買いたいぐらいいろいろ目移りしてしまうが、点数だけ増えて良くないので、シンプルに狙っていくことにしました。アグリコトブキは本ブログではいつも上位に予想している馬なので、素直に。だったらアグリコトブキから人気薄に流せば美味しいかも?・・・って雑念はなんとか取り払って。
結果は、次の重賞(2/17黒ユリ賞)の前までには報告します。

2013年1月5日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】帯広記念など年末年始の重賞結果

はむ!のばんえい多々雑感
  最近ちょくちょくTV番組でばんえい競馬が紹介されていて、一般の人にもその存在は知られるところとなって好ましいことですが、正月2日TBS系のTV「負けてたまるかッ」という番組でもばんえいが取り上げられてました。俳優の福士蒼汰(元仮面ライダー)が今井茂雅厩舎で井上真司騎手と寝泊まりをして、アグリステップ(明け4歳C2クラス)の調教などを手伝うというものでした。滞在時間が短く、体験レポートという感じではありましたが、未だに厳しい運営環境と、活躍できない馬は食肉行きという現実にスポットを当てつつ、美化することなく取り上げる姿勢が、短いコーナーながらばんえい競馬が伝えたいことを端的に伝えてあって良かったのではと思いました。コメンテーターの徳光和夫の「馬券でばんえいを盛り上げていきたい」という、ギャンブルに造詣の深い人だからこそのコメントも的確でした。
  個人的には、ばんえいの振興は、もちろん世界唯一の文化として広く一般の人に知ってもらうのも大事ですが、やっぱりたくさんの馬券を買ってもらうのが最も必要なことだと思っています。だからといって「ギャンブルはちょっと」という人に無理に買っていただくのは逆効果なので、むしろ普段から中央競馬や競輪・競艇あるいはパチンコなどをやっている人にばんえいの馬券も買ってもらえるような仕組みが必要だと思っています(IPATで購入できるようにすることや全国発売レースの拡大など)。これについては運営側でも検討されていることでしょうから、自分たちとしては、それを期待して、そしてこういうところで書くことによって後押ししていきたいと思います。

  さて、年末年始の重賞結果をまとめてお送りします。結果は・・・ま、情けないやら・・・

はむ!の重賞予想大作戦
2012/12/30-10R 第14回 ヤングチャンピオンシップ(BG2)・・・結果
1着 1 ソウクンボーイ
2着 7 アグリナデシコ
2着(同着) 8 ヨシムネ
単勝 1 350円
馬単 1-7 3,960円 1-8 1,670円 
三連単 1-7-8 23,990円 1-8-7 20,860円
でした。(動画) 

(感想)
  ばんえい競馬はコースが滑りやすくなればなるほどスピードが出る(いわゆる軽馬場)ものであり、この日は、雪降りで馬場水分6.8%という超軽馬場。この日の早い時間のレースでは0分40秒台も出るようなハイスピード競馬の日だった。このような状態の場合、ダッシュ力と出足のタイミング、あとは一瞬の緩みがないかが勝負の分かれ目になってくる。
  レースは、前で競馬をしたいナナカマド賞馬ショウチシマシタがダッシュを決めて先手を取ったが、コース状態もあってか中間ややスピードが緩んだ。そこをソウクンボーイが内枠を生かしてするすると抜け出し、第2障害手前でリード。ノンストップで障害を越え逃げ込み態勢へ。続いてショウチシマシタと、外からは1番人気のダイコクパワーも障害をクリアして追うが、やや後手に回ったか。むしろその隣の枠のヨシムネが元々のスピード力を生かして先団に取り付き、さらにやや後方からアグリナデシコが牝馬ならではの切れ味で追いつく。そして接戦となるが、最後はそのままの態勢でソウクンボーイが逃げ切って1分2秒でゴールイン。2着争いはヨシムネとアグリナデシコが並びながらゴール。写真判定の末2着同着となった。ダイコクパワーとショウチシマシタは差はなかったもののスピード負け。コブラウンカイをはじめとするあとの馬たちはハイスピードについて行けなかった。
  スピード競馬では騎手の腕もさらに重要になるのだろう。ソウクンボーイはサウスポーの大口騎手で最内枠なら他の馬の動向を見ながら競馬ができるので、そのあたりも勝因の一つかもしれない。人気薄のアグリナデシコの菊池騎手はナナカマドで勝ったショウチシマシタをトップジョッキーの鈴木騎手に譲ったにも関わらず上位に入りしてやったりの気持ちだろう。ヨシムネの山本騎手もベテランらしい騎乗で上位に食い込んだ。
いずれにしても見応えのあるレースだった。

(馬券結果)
三連単 1,6,9,4 BOX 24通り各200円
三連単 1,6,9→1,6,9,4→8 (3着固定)9通り各100円
馬単 1,6,9→8 (2着固定)3通り各100円
   1→8 100円 × 16.7倍 的中
----------------------------------------------
合計 6000円 1,670円 的中

  まず言い訳から。後出しみたいになって申し訳ないのだけど、予想の時に「馬連」と書いてましたが、正確には「馬単」でした。予想の時も矢印マークを書いていたので馬単のつもりでした。今後紛らわしくないように馬番連勝複式を買った場合(はむ!は最近は滅多に買いませんが)は「馬複」と書きます。
  ソウクンボーイが頭、注にヨシムネとここまではよかった。あとアグリナデシコも気にはなって予想には書いていたんだど、馬券まではいかなくて、結局取りガミに終わってしまいました。それでも外れるよりましかな。


はむ!の重賞予想大作戦
2012/1/2-9R 第35回 帯広記念(BG1)・・・結果
1着 2 カネサブラック
2着 4 ギンガリュウセイ
3着 10 クロフネオーザン
単勝 2 240円
馬単 2-4 1,670円 
三連単 2-4-10 146,070円
でした。(動画) 

(感想)
  スタートからキタノタイショウが飛び出し第1障害を越えればカネサブラック、ナリタボブサップと有力どころが前に行く展開。そしてカネサブラックが楽な手応えで積極的に前に。カネサブラックがレースの主導権を握るような展開となれば本来持っている実力はやはり上。第2障害もふた腰ぐらいで越え終始リード。2番手には障害をうまくまとめたギンガリュウセイが抜け出し、カネサブラックにも迫る勢いで追いかける。3番手は格下からの挑戦のクロフネオーザンが大外から上手く障害を越えて他の馬がもたつくのを横目に前2頭についていった。結局その3頭で他を離してゴール。カネサブラックの強さが光ったレースだった。ギンガリュウセイもさすが力のあるところを見せ、クロフネオーザンは高重量に適性がある感じだ。
  やはりこのレースは第1障害から第2障害にかけてがポイントだったかもしれない。後方から行くホッカイヒカルが早めに第2障害にたどり着き、春のオッズパーク杯を勝ったレースを思い出すような展開だったが、中盤で足を使いすぎたか、一杯になってしまった。キタノタイショウも軽馬場とみて前に行ったが、もう少しじっくり構えられる展開にしたかったのでは。穴で狙ったシベチャタイガーも第2障害手前までは手応えよくあっと言わせる場面もあるかと思ったが、障害もう少しのところで残念ながら崩れてしまった。むしろエンジュオウカンがマイペースで行け最後のまで脚色良く走っていた。次のヒロインズカップでの連覇のチャンスも見えてきたか。テンマデトドケはこの重量ではまだ力不足のように感じる。
  ボブサップはカネサより前に行けなかったのが敗因か。得意なはずの第2障害でまるで力を出せなかった。
  さすがに900kg台の荷物ともなると力と力のぶつかり合い。全国の皆さんにばんえいの醍醐味を味わってもらえるレースにはなったのではないか。

(馬券結果)
三連単 2=6=9,3,10(軸2頭マルチ) 18通り各200円
三連単 2=6→総流し(軸2頭流し)16通り各100円
馬連 2,6,9,3,10→3,10 8通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 的中なし

  うーん。終わってみれば何とでも言えるけど、やっぱりここではカネサブラックかなと思ったまではよかった。しかし、もっと信じてもよかったよな-。クロフネオーザンがもう少し頑張って2着にでも入ってくれればおもしろかったけど。ギンガリュウセイは予想でも全く触れなかったように今回はないと思ってたんだよな。脱帽。やっぱりG1馬は押さえとかなきゃなんないね。


はむ!の重賞予想大作戦
2012/1/3-10R 第6回 天馬賞(BG1)・・・結果
1着 7 オイドン
2着 3 フジダイビクトリー
3着 5 アグリコトブキ
単勝 7 130円
馬単 7-3 470円 
三連単 7-3-5 3,680円
でした。(動画) 

(感想)
  オイドンの強さが光るレース。中盤までは軽馬場も味方につけ無理なく2,3番手につけ、障害を越えてからはほとんど持ったままで他を大きく離して圧勝。タイムも1分36秒と天馬賞としては過去最速だった。ハンデなしとなれば同世代では他を寄せ付けない強さを見せつけた。
  2着には軽馬場巧者のフジダイビクトリー、この馬は展開がはまればよく走る。今回はさすがにオイドンにはかなわなかったものの、障害をトップで越えるなど自分のペースで前に行けたのが好走の原因か。3着は9番人気の牝馬アグリコトブキ、オークス馬でもともと地力もある。今回は特にハナを奪うレースで積極的なレースを仕掛けたのが良かった。ライバルの牝馬アアモンドマツカゼも好走したがアグリコトブキに一歩遅れたのが痛かった。レットフジは最内からいい足で中盤まで行っていたが、ちょっと他馬を意識しすぎたか。もう一頭の実力馬ニュータカラコマは後手に回って追走に手一杯。この馬はゆったりした流れの方が向いているようだ。あとの馬はやはり力の差があった。
  明け5歳馬たちは、この後3月にポプラ賞などはあるものの、基本的にはこれからは古馬との対決がほとんどとなる。上の世代に早く追いついていい勝負を見せてもらいたい。オイドンも一旦休養に入るということだが、近い将来の重賞での古馬トップ馬たちとの勝負が楽しみだ。

(馬券結果)
三連単 7=2=5,6,10(軸2頭マルチ) 18通り各100円
三連単 7=2→総流し(軸2頭流し)16通り各100円
三連単 7→3,5,6,10→1,2,3,5,6,8,10 24通り各100円
   7→3→5 100円 × 36.8倍 的中
単勝 5 100円
複勝 5 100円   5 100円 × 4.7倍 的中
----------------------------------------------
合計 6000円 4,150円 的中

  安っ。アグリコトブキ3着にきて会心の一撃だと思ったのにな。ま、オイドン頭だから仕方ないね。ニュータカラコマは飛んだけどこれが来てたら余計安かったから結果的には良かったのかも。折角アグリコトブキの複勝勝ってるんだったらドーンと500円ぐらい買っておくべきだった。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(1/3天馬賞まで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 6000
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 6000
:

  馬券下手をさらしまくってます。笑ってやってください。

  次は少しあいて1月27日のヒロインズカップ(BG2)。前日までには予想アップしたいと思います。(つなぎの記事を一つぐらい書ければいいけど・・・この間はメインのブログの方を頑張りたいので期待しないでくださいね。)

2013年1月1日火曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】1/2帯広記念・1/3天馬賞

はむ!のばんえい多々雑感
  新年あけましておめでとうございます。2013年もばんえいを初め地方競馬、頑張りますよ!(地方競馬中継のふるやっちのポーズで)
  さすがに正月で暇がないので、早速予想に入ります。まずは、帯広記念から。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)・・・帯広記念(1月2日)
  先にも話したように、帯広記念はばんえい競馬の唯一の全国発売レースです。地方競馬の馬券の買えるところならたいていの場所で買えます。1年のスタートは金杯からとか決めている競馬ファンの皆さんも、ぜひばんえいの馬券から挑戦してみては?
  3歳以上オープン古馬の重賞で、ばんえいのレースの中では、3月のばんえい記念に次いで2番目に重い荷物を引っ張るレースです。格的にもトップクラス。今年の運試しには最適です。第9レース16:10発走です。

2012/12/30-9R 第35回 帯広記念(BG1)(全国発売)
(はむ!の予想印)
◎ (2)カネサブラック
○ (6)キタノタイショウ
▲ (9)ナリタボブサップ
△ (3)シベチャタイガー
注 (10)クロフネオーザン

(はむ!の見解)※あくまで個人的な見解です。
  全国発売にふさわしい、ばんえいのスター馬が揃った。どの馬も実力に不足はない。あとは展開と時の運と言ってよい。全国の人々にばんえいの楽しさを知ってもらえるようなレースを期待したい。
  ばんえいのトップランナーカネサブラック。調子も上がってきており力は出せそうな状況だが、もう明け11歳。今回トップハンデで昨年よりさらに10kg増ということもあり、どうしても馬券的には他の馬に目が行ってしまいそうだ。しかしばんえい重量も900kgを越えてくるとごまかしはきかない。ここはカネサブラックが実力馬としての貫禄を見せるのではということで、本命にした。最近は1歩遅れて先行馬に先着を許すようなレースも見られるので、なるべく前に行きたいところだろう。
  2番手評価にはキタノタイショウを持ってきた。近走はやや期待はずれの成績が続いているが、これは最近の軽馬場傾向でどうしても差しが届かない展開になっているからと思われる。しかし今回のような高重量戦ではしっかり腰を据えてレースが出来るので、チャンスは大きいと見ている。差し馬ではあるが、焦る展開になると障害で引っかかることもあり得るので、やはり心持ち前でレースをしたいところだろう。世代交代の期待もこめて。
  前哨戦のホワイトクリスマス賞で快勝したナリタボブサップ。もしかしてこちらの方が1番人気になるかもしれない勢いだが、この馬はしばしば最後のところで脚色が鈍ってしまうというリスクがある。先に得意の障害を駆け抜け相手を引き離す展開になれば楽勝も考えられるが、他の馬との追い比べになれば厳しいか。高重量戦を苦にするタイプではないが、他馬も全力で来るだろうから前回のようにうまくいくかは疑問である。1着か着外かというところで単穴評価とした。
  あとの馬もそれぞれチャンスがありそうなので、絞り込むのは難しく、決め打ちで行くしかない。
  そこで入着候補として、下位クラス馬2頭を挙げてみた。シベチャタイガーは岩見沢記念3着、北見記念2着と高重量戦で善戦しており、時計のかかるレースだと、他がもたついている間に前の方に取り付くことが考えられる。
クロフネオーザンは9歳にして初重賞挑戦。スロー出世ながら、地道に戦ってきてこの位置まで上がって来た馬であり、主戦は騎乗機会が少なめの藤島騎手。心情的に応援したいところである。主に特別レースで好走しており、時計のかかる高重量戦はこの馬にとって得意とするところかもしれない。
  その他、前回勝ったドリームエイジカップと同じ1番枠に入り抜け出しを図るテンマデトドケ、最後方から行く極端なレース展開ながら最後までしっかりペースを守るホッカイヒカルらも気になる存在ではあるが、ここまで狙うと手広くなりすぎそうか。

(馬券)
三連単 2=6=9,3,10(軸2頭マルチ) 18通り各200円
三連単 2=6→総流し(軸2頭流し)16通り各100円
馬単 2,6,9,3,10→3,10 8通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

懲りずに三連単中心です。自分的にはカネサ頭でシベチャ、クロフネのいずれかが突っ込んで来てくれればおもしろいなというところ。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)・・・天馬賞(1月3日)
  続いて1月3日に開かれる4歳馬(明け5歳馬)限定のG1天馬賞についてです。こちらは全国発売ではありませんが、正月の名物レースとして浸透しつつあります。明け5歳馬としては、これがほぼ最後の同世代同士のレース。あとは古馬の仲間入りです。(ばんえいの場合は平地より年齢のピークが遅いので4歳ぐらいだとまだこれからというところです。)そういう意味でもぜひ勝ってその世代をリードする馬になりたいところでしょう。
  歴史は浅いですが、かなりタフなレースが展開されており、見どころ十分です。

2012/12/30-10R 第6回 天馬賞(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (7)オイドン
○ (2)ニュータカラコマ
▲ (5)アグリコトブキ
△ (6)アアモンドマツカゼ
注 (10)タカノテンリュウ

(はむ!の見解)※あくまで個人的な見解です。
  この世代はずっとオイドンが引っ張ってきた。高重量戦は未知数だし、古馬との対戦は力不足なところをみせており、ローテーションも決して順調とは言えないが、やはり同世代相手で定量戦となると力もスピードも上。厩舎サイドもこのレースを目標に仕上げてきていると思われるし、枠的にも他の馬と歩調を合わせて走れるので展開面でも問題ないだろう。軸は外せないだろうと見ている。
  相手はやはりライバルのニュータカラコマ。こちらも近走の成績が良くないが、3走前の古馬オープンクラス相手のレースでは好走するなど、レース経験ではオイドンを上回っている。ペースが速くなると追いつけない可能性があるが、じっくり構えられるレース展開になれれば、切れ味はあるだけに一気にということもありえる。
  あとの馬たちもそれぞれのクラスではそこそこ活躍しているが、どうしても一長一短ある。それならば、一発のある牝馬勢の方を狙うのがおもしろい。ブラックパールの回避は残念だが、他にも個性のある馬が揃っている。穴人気しそうなのは近走絶好調のアアモンドマツカゼ。スピードはあるが、乗り替わりでもあるし、重賞ともなると役者不足なところがある。それなら、オークス馬で今年の重賞でも好走しているアグリコトブキの方が、分があるか。前を行く馬に競り合いながらついて行くような展開になれば。
  もう一頭の牝馬マリンチャンスは追加出走権のラッキーさを生かして、追い込みが決まればおもしろいが、さすがにここでは力不足だろう。
  牡馬では重賞2勝のフジダイビクトリーが当然力は上位であるが、展開に注文のつく馬。自分のペースに持ち込めないと凡走することがある。それなら近走調子を取り戻しつつあるタカノテンリュウあたりを狙ってみたい。

(馬券)
三連単 7=2=5,6,10(軸2頭マルチ) 18通り各100円
三連単 7=2→総流し(軸2頭流し)16通り各100円
三連単 7→3,5,6,10→1,2,3,5,6,8,10 24通り各100円
単勝 5 100円
複勝 5 100円
----------------------------------------------
合計 6000円

素直にオイドンから行きます。あとはニュータカラコマを入れつつも手広く。ヒモ穴が突っ込んでくれるとおもしろいかな。

ま、2013年の運試しということでやります。当たったら運気上昇。当たらなかったら平和な日々。いずれにしてもポジティブ思考で頑張っていきましょう。結果は先週のヤングチャンピオンシップと併せて1週間後以内には書き込みたいと思います。