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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年7月20日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第27回北斗賞(7/21)

  今週のばんえい重賞は古馬の一戦、北斗賞です。早速予想いってみましょう。(いつものコラムは記事の後ろ側に持っていきます。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第27回北斗賞(BG3)
(2019年7月21日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
オレノココロ 牡9 800 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
ミノルシャープ 牡5 790 阿部武 大友人 鹿毛 逃
  マルミゴウカイ 牡6 790 藤野俊 槻舘重 鹿毛 差
センゴクエース 牡7 790 菊池一 槻舘重 鹿毛 差
  ゴールデンフウジン 牡5 790 西将太 今井茂 青毛 追
  ソウクンボーイ 牡9 790 村上章 西邑春 鹿毛 追
  アアモンドグンシン セン4 780 長澤幸 小林長 鹿毛 先
メジロゴーリキ 牡5 790 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
コウシュハウンカイ 牡9 790 藤本匠 松井浩 栗毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「北斗賞」の概要と傾向
  7月盛夏の古馬重賞。北斗賞自体は第27回だが、かつて行われていた「地方競馬全国協会会長賞」を引き継いでおり伝統ある重賞である。1か月前の旭川記念と出走条件が変わらず、負担重量が基礎重量が20kg増加するのみ。出走メンバーもほとんど変わりなく「旭川記念」「北斗賞」は双子関係のレース。しかし旭川記念と北斗賞を連覇した馬は2008年のナリタボブサップ以来10年間ゼロである。過去10年間では1番人気は(5,1,1,3)とまずまずだがここ数年は勝ちきれないことも多い、一方、2番人気から5番人気までの馬がまんべんなく勝っており、このあたりが注目か。また、旭川記念2着の馬が5勝していることも特筆もの。もちろん同レースのリベンジを果たすこともあるが、旭川記念を優勝した馬が、ハンデが加増となるということもあるだろう。あとは、翌月のBG1ばんえいグランプリとの兼ね合いも微妙に影響している可能性がある。例えば、重賞23勝のオレノココロがこのレースに勝てていないのもこのあたりが原因か。牝馬の優勝は帯広開催になってからは一度もない。現役の騎手では鈴木騎手、藤野騎手、松田騎手がそれぞれ3勝を挙げている。

今回のみどころ
  春から夏にかけての古馬重賞戦線は、シーズン当初にオッズパーク杯、6月に旭川記念、7月の北斗賞と続いて、8月に大一番のグランプリがある。各レースの出走メンバーはあまり替わらないが、レースごとに順位は微妙に変わってくる。各重賞で勝てば負担重量が加増となりハンデとなることもあり、古馬トップクラスはどのレースに照準を合わせていくかもカギとなってくる。今年は次のばんえいグランプリまでの間が3週間と短くそのあたりもポイントか。オッズパーク杯、旭川記念を連覇したオレノココロはさすがにここは一息入れてくるだろう。そうなると、同じ9歳でこのレースの連覇を狙うコウシュハウンカイが中心となるだろうが、巻き返したい7歳馬センゴクエースや、メジロゴーリキらイキの良い5歳勢も黙ってはいない。どの馬がこのレースを強く勝ちたい気持ちになっているかだろう。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:重賞23勝で自己記録を更新中、今シーズンも絶好調で重賞連覇ととどまるところを知らない充実ぶり。今回もハンデはわずか10kgであっさり重賞3連覇も考えられる。ただ照準は翌月のグランプリか。
 2 ミノルシャープ:5歳馬ながら旭川記念では持ち前の障害の上手さと粘りの走りで2着に食い込んだ。先行力と障害力はレース運びの自信にもつながっている。あとは最後の詰めが課題だが、近走は粘りの走りを見せている。
 3 マルミゴウカイ:昨年の岩見沢記念勝ちなどかつては勢いがあったが、最近は障害で手間取るなどパッとしない成績が続く。一方、軽めの特別戦あたりでは好走しており、きっかけをつかめばスルスル抜け出す場面もある。
 4 センゴクエース:ばんえい記念馬も今シーズンは期待されながら未勝利。障害で手間取る場面も目立っている。馬体は充実しており、降りてからの脚取りは確かなので、流れをしっかりつかめば十分勝ち負けできるはず。
 5 ゴールデンフウジン:強い5歳馬の一角。切れ味が身上の馬でオッズパーク杯では障害を降りて一旦は先頭を伺うほどであった。課題は前半の位置取りと障害の不安定。ここを克服すれば強い一線級相手でも互角に戦える。
 6 ソウクンボーイ:9歳世代の一角。今回も繰り上げで出走権を得てきた。重賞の常連だが、近走は後手に回ることが多く、本来のスピード感ある走りが影を潜め大敗が続いている。少しでも前に行ければチャンスはあるはず。
 7 アアモンドグンシン:4歳馬ながら旭川記念に挑戦するなど意欲的。世代重賞の柏林賞では障害のミスで敗れたが、むしろペースが落ち着く古馬重賞の方が合っているか。流れに乗ればこの相手でも十分見せ場は作れそう。
 8 メジロゴーリキ:すっかり古馬重賞戦線の常連となり、しかも見せ場を作っている。抜群の先行力がモットー、馬場も重量も重くなればなるほど本来の力が発揮できる。切れる脚はない分だけいかに前でさばけるかがカギ。
 9 コウシュハウンカイ:先行力と安定した走りで必ず上位は確保する馬だが、旭川記念あたりでは若干引っかかる面も見られた。前走も2着ながらやや淡泊な走り。今回はハンデもなく、本来の力を出せればこのレース連覇も。

【はむ!の見解まとめ】
  やはり注目はばんえい最強馬オレノココロ。今シーズンは絶好調。今回もハンデは10kg程度、普通なら、3週間後のBG1ばんえいグランプリに照準を合わせ、ここではさすがに緩めてくるのではと考えられるところ。しかしそれでも勝ちきってしまうほど充実している。最内枠もオッズパーク杯で勝っているなどむしろ得意な枠。外詰めなので内側が空くのも良い。3連続重賞制覇の可能性は限りなく大きい。
  しかし、やはりそれで決まると面白くないので、当欄ではやはり他馬にも奮起してもらいたいという気持ちを込めて逆転の可能性を探ってみた。なかなか難しいが、5歳馬◎(8)メジロゴーリキの逃げ切りに期待。力は十分。走りの安定感もある。重量も800kgのチャンピオンカップで古馬相手に勝利しており、全く問題ないだろう。自分で展開を作れるのが強み。最後の粘りもあり、軸にはなり得る。ただあまり速い展開になると厳しいか。
そして、○(1)オレノココロは対抗とした。極端な軽馬場になって、遅れを取るなど余程のことがない限り負けることは考えにくいが、そこは競馬なので番狂わせも期待して。
  そして、そろそろ奮起してほしいのが▲(4)センゴクエース。近走は一歩遅れ、障害でのミスも時折見られ全面信頼はしづらいが、そこはばんえい記念馬のプライドもあるだろう。今回は中枠に入り、本来の力を存分に発揮できる条件は揃った。
  さらには、もう一頭、旭川記念で2着に粘った△(2)ミノルシャープも押さえておきたい。障害力の良さは抜群。最近は粘りも出てきた。負担重量が重くなると厳しくなりそうだが、馬場的にもまだ許容範囲だろう。そして、注(9)コウシュハウンカイ。当欄でオッズパーク杯、旭川記念と2回同馬を本命にしながら、オレノココロにやられている。ただ大敗しているわけでなく、ここでも大きく崩れることは考えにくい。しかし、今一つ決め手に欠ける上に、今回は苦手としていた大外枠に入り、厳しいレースになると見て注意程度までに評価を下げた。
  あとは、そろそろ復活劇を見たい(3)マルミゴウカイ。最近は障害で苦しみ成績は上がっていないが、流れが落ち着けばいつかは大駆けもあり得る。(5)ゴールデンフウジンの爆発力も見逃せないが、現状ではやはり差があるか。
  展開だが、馬場はそれまでの雨の影響でやや軽めに推移か。それらを考慮に入れてもほぼこれまでと同様平均ペースで、メジロゴーリキ、ミノルシャープが前に行き、コウシュハウンカイが追走、センゴクエース、オレノココロが中団に控えるといった構図だろう。あとは障害がポイント。先行の2頭は早めに抜け出すだろう。コウシュハウンカイもこれに続きそう。あとは後続がどのポジションで障害を越えていけるか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今シーズンのまだ重賞は今回で4レース目だが、馬券的には今年も最初からパッとせずズルズルとマイナスが増えつつある。この辺で断ち切りたいのだが。
  今回は予想上ではメジロゴーリキを本命にしたが、馬券ではいつもやられているオレノココロの方を中心に、そして2回続けて狙ったコウシュハウンカイの評価を下げてみた。こういう時は往々にして逆の結果が出るものだ。しかし両方狙うとまた中途半端になるので、今回は素直に連はオレノココロを中心にいってみたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1=8,4,2(1頭軸マルチ) 合計18通り 各100円
      1→8,4,2,9→8,4,2,9 合計12通り 各100円
      8,4→8,4,2,9→8,4,2,9 合計12通り 各100円   8,4→9→1 合計2通り 各100円 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 500円
  ワイド 8=1,4,2,9 2=1,4,9 合計7点 各100円
  合計 1,200円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】場外馬券売り場(1)
  (今年度に入ってまたコラム欄が記事の冒頭に来ましたので、記事の後ろに戻します。)   競馬好きの人なら、場外馬券売り場で馬券を買う人も多いでしょう。中央競馬ならWINS(ウインズ)、そして地方競馬にも各地に場外馬券売り場があります。(但し、競輪や競艇に比べ、人口の多い場所に偏っており地方には少ないように思います。また長野県と沖縄県のように公営ギャンブルが一切ない県もあります。)
  ところで、競馬場はかつていわゆるおじさんたちが血眼になって馬券を握りしめるグレーな場所でした。ここ20~30年で特に中央競馬はそういう雰囲気はほどんどなく、若者グループやカップルや家族連れなどがレジャーとして楽しむ場所になっています。地方競馬ではまだ昔の雰囲気が残っているところも多いですが、それでもずいぶん明るくなりました。一方、場外馬券売り場は、やはり馬券を買うのが目的の場所ということで、いわゆる鉄火場(ギャンブル場)の感じは抜けていません。客層も9割方はオジサンのままです。そんな場所には足が向きにくいとは思いますが、それでも筆者的にはネットで画面の馬券を買うくらいなら、場外に行って紙の馬券を買いたいと思うのです。この話はまた次回以降。

2019年7月9日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第13回柏林賞(7/7)

ばんえい重賞レース回顧
第13回柏林賞(BG3)-2019年7月7日-10R 200m直 晴 1.1%
  1着注(10)ミスタカシマ(鈴木恵) 2分03秒4
  2着 (5)コウシュハレガシー
  3着 (3)オレノタイショウ
   単勝 10 600円(4番人気) 馬複 5-10 1,550円 三連単 10-5-3 31,650円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳三冠第一弾、第13回柏林賞は、4番人気の牝馬ミスタカシマが外枠から最後の直線で抜け出して快勝、重賞はばんえいオークス以来で5勝目となった。このレースの牝馬の優勝は初めて。槻舘厩舎はこのレース4連覇。鈴木恵介騎手はこのレース連覇で4勝目、今年度重賞3連勝で通算77勝となった。

レース振り返り
  帯広は週の半ばに雨が降ったものの、その後は天気も回復し、砂煙の上がる渋めの馬場状態であった。
  キタノユウジロウが競争除外で9頭の争い。レースは序盤から落ち着いたペースで、カネサダイマオーが第1障害からやや遅れをとったものの他の馬はほぼ横一線。各馬頻繁に刻みを入れながら出たり入ったりの競馬。最内のオレワチャンピオンが心持ち前に出て、これにコウシュハレガシー、ジェイコマンダー、アアモンドグンシンらが続いた。そして大外のミスタカシマも全体のペースが遅くなっていると見て中盤から前に追いつき、5~6頭が一線で第2障害手前へ。ここまで64秒とややスローペース。
  第2障害を先に仕掛けたのはコウシュハレガシーとミスタカシマがほぼ同時、これにジェイコマンダー、オレワチャンピオン、アアモンドグンシンと続いた。先に仕掛けた2頭はいずれもひと腰で障害を越えたが、特にミスタカシマの動きがスムーズで、先に障害を降りた。コウシュハレガシーは踏み込んだ分一歩遅れたがすぐに障害を越えてミスタカシマに並びかける。後続はジェイコマンダーが両前脚を踏ん張りながらひと腰で障害をさばき、前の2頭を激しく追う。オレワチャンピオンとアアモンドグンシンは障害で手間取った。その間に後方待機のオレノタイショウが障害を越え、立て直したオレワチャンピオンと並んで4番手で追った。アアモンドグンシンの方は天板で膝を折り更に遅れた。
  先頭争いは、直線に入ってからコウシュハレガシーがミスタカシマを一瞬かわし前に出たが、ミスタカシマもしぶとくついて行く。さらに3番手につけた1番人気ジェイコマンダーも必死に前に近づこうとするが差はわずかに縮まる程度。そして、残り20mを切ったころ、コウシュハレガシーが少しずつ緩むところを外のミスタカシマが加速し再逆転。その勢いは衰えずそのままゴールを駆け抜けた。コウシュハレガシーも最後はいっぱいになりながら2着を確保。3着には前を追っていたジェイコマンダーが詰まり、後方から来たオレノタイショウにかわされた。オレノタイショウがそのまま3着、ジェイコマンダーはゴール前でも立ち止まり、最後はアアモンドグンシンにもかわされ5着に終わった。

次走へのメモ
ミスタカシマ(1着):前哨戦では序盤から全く走らなかっただけに、その時と同じ大外枠、そして実質トップハンデと今回も厳しいかと思われたが、取り越し苦労であった。体調も戻っていたようだ。結果を見れば実力馬が実力どおり走ったということか。障害の上手さも光る。それでもまだ8割のデキに見え、今後さらに調子を上げれば相当活躍が期待される。次の選択肢が広がるが、はまなす賞→秋の銀河賞というところか。ファン投票いかんによってはグランプリも考えられるが厩舎的には見送るだろう。
コウシュハレガシー(2着):前半から積極的にペースを作り障害をしっかり越え直線で走り切る、この馬としては完璧なレース運びであった。除外明けの心配もあったが走りには影響はなかった。今回は勝ち馬が強かったというところか。ただ力は着実に付けてきており、今後が楽しみだ。次はやはり8月末のはまなす賞が狙いか。
オレノタイショウ(3着):重賞初挑戦ながら堂々たる走りであった。相手を見て序盤は自重したが、全体のペースが遅くなったこともあり、しっかり溜めて障害をクリア。最後の直線で爆発した形だ。走りから見て高重量でもやれそうなイメージ。今後に向けて好調を維持し重賞出走権確保のためしっかり賞金を稼ぎたい。
アアモンドグンシン(4着):トップハンデでも走りそのものは悪くなく、実力のあるところは見せたが、障害でのミスが痛かった。膝折も時折見られこれが癖にならなければ良いが、調子さえ取り戻せば巻き返しは可能。重賞でも軽視はできない。
ジェイコマンダー(5着):ライラック賞の走りなどから、結局は1番人気を背負うことになり、展開が難しかったか。位置取りが難しく、直線も無理をした形になったのが最後の失速につながったように見える。このあたりはまだ力の差か。
  その他では、オレワチャンピオン(6着)は最内枠はあまり得意でないのか、先行したものの淡泊な走りで見せ場は作れなかった。マツノタイガー(7着)は前半にもう少し積極的に行けていれば障害は越えていただけに上位に食い込むチャンスもあったか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 ワイド 3-5 1本のみ (その他・除外による返還あり)
  まず予想は大外れ。ミスタカシマは注意はしていたものの勝ちきれるとまでは思っていなかったし、コウシュハレガシーにいたっては今回ノーマーク(両馬ともそれまで追っておきながらここで見限ったから痛い目にあった)ただ、保険的に勝ったワイドが引っかかり、あとキタノユウジロウ除外の返還があったので、最小限の傷ですんだ。悪運が強いというか。でも当たったわけではないので、やはり気分は晴れない。次また頑張ろう。
  今回収支 -1,550
   (通常分) -2,000  (配当)0(返還)2,500 (投入)4,500
   (単複・ワイド) +1,450  (配当)1,650 (返還)200 (投入)1,400
  今年度累計 -7,870(7/7・柏林賞終了時点)
   (通常分) -6,920 (配当等 6,280 - 投入 13,200)
   (単複・ワイド) -950 (配当等 3,250 - 投入 4,200)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後の7月21日、古馬重賞の北斗賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。

2019年7月6日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第13回柏林賞(7/7)(一部改)

道外ファンとして
  我々北海道外に住む競馬ファンとしては、ばんえい競馬の存在は知っていても、かつてはそれを目にすることはほとんどありませんでした。しかし最近はスカパーやネット中継で全国いつでもどこでもばんえい競馬を観戦することが可能となりました。筆者もスカパーでチャンネルを回し回し見ていて中継にたどりついたのもばんえいを本格的に見るきっかけの一つです。
  そしてもう一つ、ネットで馬券が買えるようになったのも大きなことです。でもやっぱり現地で観戦して馬券を買うのが最も好ましいことでしょう。しかし現在九州に住んでいる筆者のように遠くに住むファンからすれば、帯広は相当遠く簡単に行けるものではありません。そんな時でも馬券が買えるネットは本当に便利なものです。一方、道外のファンがライブ感をもって馬券が買える方法として場外馬券売り場があります。当欄では今後この話題にも時折触れていきたいと思います。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第13回柏林賞(BG3)
(2019年7月7日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
オレワチャンピオン 牡4 700 菊池一 中島敏 栗毛 逃
マツノタイガー 牡4 690 島津新 小北栄 鹿毛 差
  オレノタイショウ 牡4 690 渡来心 久田守 鹿毛 先
  カネサダイマオー 牡4 690 長澤幸 松井浩 青毛 追
  コウシュハレガシー 牡4 700 西謙一 平田義 栗毛 先
ジェイコマンダー 牡4 700 西将太 槻舘重 青毛 差
  ハマノダイマオー 牡4 690 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
アアモンドグンシン セン4 720 赤塚健 小林長 鹿毛 逃
除外 キタノユウジロウ 牡4 710 松田道 村上慎 栗毛 差
10 ミスタカシマ 牝4 700 鈴木恵 槻舘重 栗毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「柏林賞」の概要と傾向
  ばんえいでは、平地競馬に比べ馬が力を出せるピークの年齢が高く、ばんえい記念の勝ち馬に見られるように6~7歳くらいになってようやく本格化する。したがって4歳はまだまだ若馬の部類。そこで4歳馬による世代重賞の三冠(柏林賞、銀河賞、天馬賞)が整備されている。柏林賞はその第一弾。ちなみに「柏林」は、ばんえいの帯広競馬場の近くの「柏林台」の地名から取ったもので、十勝の防風林を形成する木の一つとして柏の木があることからこの名がついたもの。
  傾向は、過去10年で1番人気は(3,2,0,5)とやや怪しい。下位人気でも連に絡むことも多く、飛び抜けて強い馬がいる時以外は、かなり波乱気味のレースと見て良い。クラスによるハンデ差が大きいことや、晩成型の馬が伸びてきて既に実績を挙げている馬としのぎを削ることなどが要因か。臨戦過程的には、シーズン当初に行われる世代特別戦すずらん賞、ライラック賞などが参考になるものの、いずれも成績が結びついておらず(過去10年ですずらん賞勝ち馬2勝、ライラック賞勝ち馬1勝のみ)、かなり難解なレースの一つとなっている。
  牝馬の優勝は一度もなく牡馬有利。2着に入ることは時折あるので連狙いまでか。騎手では鈴木恵介騎手が3勝でトップ、現在槻舘厩舎が3連覇中である。

今回のみどころ
  今年の4歳世代は、ばんえいオークスや菊花賞など重賞を3勝している牝馬のミスタカシマがランキング1位に君臨、これに、ダービー、大賞典に勝ったセン馬のアアモンドグンシンが続く。その他はオレワチャンピオンやカネサダイマオーといった重賞勝ち馬がいるが、基本はミスタカシマとアアモンドグンシンの上位2頭が世代を引っ張っている。ただこの2頭はタイプが違い、相反するイメージ。流れや馬場状態を味方につけた馬が勝つチャンスが大きい。もちろんこれらに続くキタノユウジロウら中堅どころもタイトルを狙ってきているだろうし、そして、ジェイコマンダーやマツノタイガーら最近の上昇馬も不気味な存在。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレワチャンピオン:重賞は2歳時のヤングCSで勝っているが、3歳時は休み休み使ったこともあり1勝もできなかった。高重量も得意ではなさそう。先行力はあるので、軽い馬場や荷物になると一変も、調子も上昇傾向。
 2 マツノタイガー:重賞はダービー、菊花賞と繰り上がりで出走したものの力の差があった。今年に入って勝ち星を重ね、堂々と賞金で出走権を得た。父ダイエーヒーローはマルミゴウカイなどを出しており、勢いに乗れば。
 3 オレノタイショウ:重賞初出走、特別戦も2歳時の青雲賞(8着)のみだったが、今年に入って力を付け、前走ゴールドトロフィーで事実上の出走権争いを制してきた。元々先行力はあるが、障害も最近はこなせている。
 4 カネサダイマオー:イレネー記念を勝った頃はかなりの素質を感じさせたが、その後は動きが重く大敗が続いている。本来なら鋭く伸びる末脚がモットーで怖い存在のはずだが、まずは馬が走る意欲を見せることが必要か。
 5 コウシュハレガシー:重賞は3着が4回と、力はあるが今一歩爆発力に欠ける。よく兄のメジロゴーリキと対比され、安定感は似通っているが、体が大きくない分やや非力に見える。自在に動けるので流れが向けばチャンスも。
 6 ジェイコマンダー:デビュー当初はヤングCS2着など勢いがあったが、3歳の重賞では苦しい成績が続いた。今シーズンに入り前哨戦のライラック賞で直線抜け出して勝利するなど調子を上げてきた。自在に動けるタイプ。
 7 ハマノダイマオー:重賞では常連だが最高でも4着と成績は上がっていない。相手に合わせて自在に走れるタイプだが、決め手に乏しく見せ場のないまま終わることも多い。近走は障害でも苦しんでおり、きっかけが必要。
 8 アアモンドグンシン:昨年のばんえいダービー馬。昨シーズンは破竹の勢いで世代トップとなったが、ダービー勝利以降はハンデ差や相手関係もあって障害が越えられず苦しいレースが続いた。近走は巻き返しの兆しが見られる。
 9 キタノユウジロウ同馬は競争除外となりました。実力は上位だが、ダービーなど重賞では2着3回とまだタイトルはない。障害もこなせて、降りてから確実に走れる脚はあるが、出足で一歩遅れるなど勝ちきれないレースが続いている。前半がカギか。
 10 ミスタカシマ:オークス、菊花賞勝ちなど牡馬も含め世代トップにいる。ただ今シーズンはハンデ差もあって苦しい戦い。前走も序盤から遅れを取った。但し障害はしっかり超えており、一息入れてどこまで立て直せているか。

【はむ!の見解まとめ】
  先にも述べたように、この世代は重賞複数勝ちの2強(ミスタカシマ、アアモンドグンシン)に、重賞常連の上位馬が並び、それに最近の上がり馬が絡んできている。ただ、トライアルのすずらん賞(優勝:コウシュハレガシー)やライラック賞(優勝:ジェイコマンダー)の成績はハンデ差もあって、柏林賞に直結するとは考えにくい。実績を取るか、調子を取るかが悩みどころ。
  展開の読みも難しく、例えば、切れ味勝負のアアモンドグンシンが序盤から先頭を伺ったり、先行力のあるはずのミスタカシマが後ろから行ったりすることもあり予測がつかない。確実に前に行きそうなのはオレワチャンピオンくらいか。馬場が軽めが想定されるので、障害がやや不得手な馬が序盤から飛ばし、じっくり溜めてから障害に挑戦するという展開も考えられる。
  当欄ではかなり迷ったが、今年度に入り絶好調の◎(6)ジェイコマンダーの勢いを買いたい。2歳時に活躍するなど元々力は持っている馬、自在に動けるタイプで、やや苦手だった障害も近走は切れてきている。このレース4連覇を目指す槻舘厩舎の隠し球ともいえる。軸の中心として。
  対抗には、念願の重賞タイトルが欲しい○(9)キタノユウジロウを押さえたい。切れ味が鋭く、障害力もあるので上位は確実に狙える馬だが、何か一歩足りないものがあり、重賞や特別戦でも2着続きとなっている。そろそろ爆発しても良い頃だが。そして、地力で勝る▲(8)アアモンドグンシン。今年に入って苦しいレースは続いているもののハンデ差や相手関係があってのもの。前走は古馬重賞の旭川記念に挑戦し重い荷物を経験した。早めに仕掛けてくればあっさり勝ちきる可能性も。
  馬場が軽いままなら△(1)オレワチャンピオンが内から抜け出してしぶとく逃げ粘るような展開も想定しておきたい。自分で展開が作れるのも強み。そして注目されるのが、世代ランクトップの注(10)ミスタカシマ
。実績のある女傑だが、前走は全く走らず、今回はその時と同じく大外枠、臨戦過程的にも不安要素は多くあり、中心としては狙いにくい。しかしやはり持っている力は上位。どこまで立て直せているか。
  その他では、トライアルのすずらん賞で快勝した(5)コウシュハレガシーは前走除外の影響などが気になるが、流れに乗れば力のある一頭。さらに、前走、ライバル対決を快勝し一気に頭角を現してきた(3)オレノタイショウなどにも目を配りたいが、馬券的にはどこまで手を広げられるか。
  なお、キタノユウジロウは競争除外となりました。

はむ!の馬券狙いどころ:
  当欄は手広く買ってどこかで引っかかってくれれば、というのが基本的スタイルで、筆者の性格上それはやむを得ないのだが、当たらないか当たってもプラスにならないことが多い。高配当が狙える組み合わせも買っている今回あたりスカッと当てて、プラス街道を余裕で歩きたいものだが・・・。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 6,9,8→6,9,8,1→6,9,8,1,10 合計27通り 各100円
  馬複 6,9,8,1BOX 合計6通り 各200円
  枠複 6,8,1BOX 合計3通り 各200円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 500円
  ワイド 5=6,9,8,1,3 3=6,9,8,1 合計9点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 
  後日追記:当欄で○としていたキタノユウジロウが競争除外となったため、これに関係する馬券は払い戻しを受けることとし、買い直しはいたしません。
  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2019年6月26日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第50回旭川記念(6/23)

ばんえい重賞レース回顧
第50回旭川記念(BG3)-2019年6月23日-10R 200m直 晴 2.2%
  1着注(2)オレノココロ(鈴木恵) 1分55秒8
  2着△(5)ミノルシャープ
  3着◎(3)コウシュハウンカイ
   単勝 2 270円(2番人気) 馬複 2-5 2,970円 三連単 2-5-3 11,210円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞の一戦、第50回旭川記念は、2番人気の9歳馬オレノココロがトップハンデをもろともせず差し切り勝ち。旭川記念は3年連続の優勝となった。重賞通算は23勝で自己の持つ最多重賞勝利記録を更新した。鈴木恵介騎手もこのレース3連覇で3勝目、重賞通算76勝となった。

レース振り返り
  帯広は前日にかなりの雨が降ったが、当日晴れたこともあり、極端な軽馬場にはならなかった。
  レースは5歳馬メジロゴーリキが好スタートを決めハナを切って行く。後続は1番人気コウシュハウンカイが第1障害でややつまづきながらも前を伺う。あとはミノルシャープ、ゴールデンフウジンといった5歳勢が続く、オレノココロは先頭集団のやや後ろ、急遽騎手変更のあったセンゴクエースは後方待機といった展開。各馬刻みで出入りはあったもののほぼ同じような体勢で第2障害手前へ。ここまで58秒とまずまずの平均ペース。
  第2障害もメジロゴーリキが先に仕掛け、コウシュハウンカイ、ミノルシャープがすぐに続く。メジロゴーリキは力強く登って坂の天板まで来たがそこで一旦ストップ。そしてコウシュハウンカイは坂の7分どころで立ち止まった。一方ミノルシャープは障害をひと腰で越え、一瞬の切れ味もあり先頭へ。メジロゴーリキもすぐに立て直して2番手。コウシュハウンカイもふた腰目で立て直し、前に続くが、その時には十分溜めを効かせたオレノココロがふらつきながらも勢いで障害を越えて来て早くも並びかけてきた。後続は障害で苦しみ、シンザンボーイが5番手で降りたもののあとは大きく離された。
  先頭争いはミノルシャープが2馬身ほどの差で逃げ、メジロゴーリキにコウシュハウンカイ、オレノココロが並びこの3頭で前を追う。その中でもオレノココロはやはり脚色が良く、抜け出して前のミノルシャープにじわじわ近づく。ミノルシャープもしぶとく粘り逃げ切りを図るが残り10mを切ったところでオレノココロに捕らえられ、そしてオレノココロが先頭でゴールした。ミノルシャープは脚色は鈍ったものの後続は振り切り、先頭と半馬身差の2着。コウシュハウンカイも追っていたが前と脚色が同じになり3着。メジロゴーリキが差のない4着だった。当欄で対抗に狙ったゴールデンフウジンは障害で手間取り8着に終わった。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):10kg程度のハンデ差と軽馬場、この馬には不利な条件もあったが、ほとんど問題にならなかった。強いて言えば、想定されたより馬場が乾いたことや、両隣が先行馬で有力馬だったので良い目標になったというところが有利に働いたか。いずれにせよ強く、運も持っている感じだ。この後は来月の北斗賞もあるが、夏のグランプリに向けてさすがに一息入れるか。
ミノルシャープ(2着):まさにこの馬らしいレース運びであった。各馬障害で苦しむ中、一腰で越えて来るなど、先行力・障害力は天下一品。最後の残り10mはいつものように課題だが、今回はかなりしぶといところを見せた。軽馬場も味方したか。価値ある2着と言える。次の狙いはもちろん北斗賞だろう。
コウシュハウンカイ(3着):全体的にはいつもの走りは見せていたが、レース間隔が開いたことが、障害の捌きなどに多少影響があったか。第1障害からややつまづき、第2障害でも立ち止まる場面があった。勢いのある5歳馬の存在も自分のペースを作れない原因か。北斗賞では巻き返し必至だ。
メジロゴーリキ(4着):この馬にはこれしかないという走り。序盤からレースを引っ張ってどこまで粘れるかといったところ。第2障害では天板まで足がかかっていただけに、悔やまれるレースであった。力は付けてきており、今後さらに荷物が重くなればこの馬の出番だ。
センゴクエース(5着):前半から後手へと回ってしまい、障害も余裕がなかった。騎手変更の影響も考えられるが、代役でも活躍実績のある島津騎手には特に問題はなかったように思える。落ち着いたレースに持ち込めれば次回重賞でも巻き返し可能。
  その他では、シンザンボーイ(6着)は馬体重が回復し、着順こそ上がらなかったものの、先頭集団に近いところで勝負できたことは、今後につながりそう。マルミゴウカイ(7着)もどうも勢いが感じられず、障害も相変わらず課題になっている。何かきっかけがほしい。有力な5歳馬の一頭ゴールデンフウジン(8着)も序盤攻めて行ったものの苦手な障害の克服には至らなかった。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 ワイド 2-5, 3-5 2本のみ
  オレノココロ、今度こそ眠っておいてくれというのが、馬券的には正直な気持ちだったが、そうはいかなかった。やはり強い。脱帽だ。ミノルシャープが2着に来たので、結局はワイドが保険になった格好。ワイドだけというのはやはり当たりとは言えないなぁ。それから単勝が当たらないのも悩みどころ。こんな調子でズルズルといかないようにだけは気をつけたい。
  今回収支 -4,400
   (通常分) -4,500  (配当)0 (投入)4,500
   (単複・ワイド) +100  (配当)1,400 (投入)1,300
  今年度累計 -6,320(6/23・旭川記念終了時点)
   (通常分) -4,920 (配当 3,780 - 投入 8,700)
   (単複・ワイド) -1,400 (配当 1,400 - 投入 2,800)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後7月7日、4歳馬の三冠第1戦重賞・柏林賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。

2019年6月22日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第50回旭川記念(6/23)

史上最高の・・・
  史上最高の・・・とはいっても競馬の記録ではなく、気温の記録です。ひと月近く前の話ですが、先日5月26日に北海道では道東を中心に異常な高温に見舞われ、オホーツク海側の佐呂間で39.5℃と全国でも5月の史上最高記録、そしてばんえいの行われている帯広でも38.8℃と(真夏を含めた)史上最高となりました。しかもその前日の最低気温が10℃を下回っており、その気温差の激しさも異常です。筆者は遠く離れたところに住んでいますので実感がわきませんが、現地では人も馬も大変だったことに違いありません。その後も天候不順は続いているようで、この異常気象、地球温暖化の影響なんでしょうか。
  さて、しばらく間のあいたばんえい重賞でしたが、約1ヶ月半ぶりの重賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第50回旭川記念(BG3)
(2019年6月23日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  メジロゴーリキ 牡5 770 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
オレノココロ 牡9 780 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
◎  コウシュハウンカイ 牡9 770 藤本匠 松井浩 栗毛 先
  シンザンボーイ 牡8 770 渡来心 坂本東 栗毛 差
ミノルシャープ 牡5 770 阿部武 大友人 鹿毛 逃
  ソウクンボーイ 牡9 770 村上章 西邑春 鹿毛 追
  マルミゴウカイ 牡6 770 藤野俊 槻舘重 鹿毛 差
ゴールデンフウジン 牡5 770 西将太 今井茂 青毛 追
  アアモンドグンシン セン4 760 赤塚健 小林長 鹿毛 先
10 センゴクエース 牡7 770 菊池一 槻舘重 鹿毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「旭川記念」の概要と傾向
  ばんえい競馬は、2006年以前には4競馬場(北見、岩見沢、帯広、旭川)で開催されていたが、当時から、それぞれの競馬場において「記念競走」が行われていた。そして帯広単独開催となって以降も、その競走名が引き継がれ、毎年、いわゆる「4大記念大会」として、以前の競馬場名をしのんだ古馬重賞が開かれている。旭川記念はその第1弾である。
  古馬オープンで賞金ランク上位順に出走権を得る。つまり現時点でのトップ10が揃う形になる。シーズン序盤なので、負担重量は古馬重賞としては軽め。しかも賞金加増が少なく、ハンデ面でも大きな差は生じない。従って実績上位の馬が有利で、過去勝ち馬にも名馬がずらりと並ぶ。また連覇が多いのもこのレースの特徴。2009年以降、連覇した馬が実に4頭いる。過去10年で1番人気は(5,1,2,2)と強い。一方で2番人気は(0,4,3,3)と未勝利となっている。下位人気の馬は連対すらままならず、過去10年で5番人気以下では勝ち馬ゼロ、2着も1回のみとなっている。この時期は重賞など大きなレースが少ないので、馬によっては調整段階の場合も多いと思われるが、前述のとおり荷物が軽くハンデ差が少ないので、実力のある馬がやはり普通に力を出せるといったところか。臨戦過程としては、年度当初のオッズパーク杯を勝った馬は過去10年2勝と芳しくなく、10kgのハンデ加増が微妙に影響か。年齢は基本は古馬有利だが、5歳、6歳といった若馬も軽量を生かして健闘している。騎手では藤本匠騎手が5勝と抜けている。

今回のみどころ
  最近の古馬重賞戦線の構図は、ばんえい界を引っ張るオレノココロ、コウシュハウンカイの9歳馬2頭が双璧をなし(両横綱)、中堅どころ(大関格)として、昨年度末のばんえい記念を勝ったセンゴクエースらが控えているが、それらに加えメジロゴーリキらの5歳馬勢(「花の2014年生まれ組」とでも言おうか)のイキが良く、古馬重賞でも活躍、次を担うことが期待されるホープとなっている。これまではまだまだ実績馬が上位ではあるが、若馬の成長も著しく、その差は埋まりつつある。今回はその力関係を量る一戦でもあるだろう。久々にフルゲートとなり盛り上がりにも期待。また、前日から雨が降っておりその影響にも留意する必要がある。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 メジロゴーリキ:5歳馬ながら抜群の先行力と障害力で上位でも互角に戦っており、オッズパーク杯でも差のない3着に入っている。自分でペースを作れる強みがあり、切れる脚はないもののゴール前での粘りもある。
 2 オレノココロ:レースを絞りながら調整しており、年度初めの重賞オッズパーク杯でも、障害を軽く越え快勝するなど極めて順調に来ている。旭川記念3連覇に向け視界は良好。ハンデも10kg程度なら問題なさそう。
 3 コウシュハウンカイ:オレノココロと双璧をなす実力馬も昨年度末あたりはやや成績を落としていたが、今シーズンに入り本来の走りを取り戻してきた。斤量的にも適鞍で、ライバルからのタイトル奪還を目指す。
 4 シンザンボーイ:重賞もすっかり常連となり出走すればそれなりに好走している。先行力は持っているが、他馬に押されあまり目立たず、一旦後手に回れば不完全燃焼に終わることも多い。しっかり流れに乗りたい。
 5 ミノルシャープ:今勢いのある5歳勢の1頭。この馬も先行力と障害力があり、一瞬の切れ味もある。ただゴール前で急激に甘くなるのが泣きどころ。しかし他馬が苦しむような展開になるとまんまと逃げ切ることも。
 6 ソウクンボーイ:9歳世代の一角。ばんえい記念以来の重賞出走。上位常連ではあるが勝ち味に遅く下位争いに甘んじている。本来は重量適性と鋭い切れ味を持ち、重賞でも十分活躍できる余地はあり、積極的に攻めたい。
 7 マルミゴウカイ:昨年秋ごろは上位の実力馬勢をしのぐ勢いがあったが、近走は障害での動きが悪く成績を落としていた。しかし前走の特別戦・大雪賞では障害をしっかり切って快勝、巻き返しのきっかけとなったか。
 8 ゴールデンフウジン:抜群の切れ味がこの馬のモットー。オッズパーク杯でも障害を降りて一旦は先頭を狙うほどの勢いを見せた。あとは前半の位置取りと障害をいかにスムーズにクリアできるかがカギ。一発はある。
 9 アアモンドグンシン:昨年のダービー馬で4歳ながら果敢にここに挑戦してきた。スピード、切れ味を兼ねており粘りもあるが障害は苦手な方。照準は2週後の柏林賞で、古馬の胸を借りつつ自分の走りを確かめたい。
 10 センゴクエース:ばんえい記念優勝後はその反動もあってかややリズムを崩し、障害でもたつく場面が見られた。前走のスタリオンカップでは立て直してきており、本来の調子なら持ち前の切れ味で好勝負できる。

【はむ!の見解まとめ】
  オレノココロ、コウシュハウンカイにセンゴクエースが加わったこれら実力馬に5歳勢らがどう挑むか。展開は、雨の影響をどう見るかによっても変わってくるが、基本的にはオッズパーク杯と同じような流れになるだろう。前半は、やはりメジロゴーリキ、ミノルシャープら5歳勢が前に行って、コウシュハウンカイはこれらに差がなく付いていくだろう。オレノココロが続き、センゴクエースらはさらに後ろといった展開か、前半で各馬がどこまで力を温存できるかが障害のカギとなるだろう。ゴールデンフウジンの位置取りにも目を配っておく必要はある。
  そして、当欄では今一度◎(3)コウシュハウンカイを狙ってみたい。近走の成績からみると例年のような順調さには欠けるものの、やはり安定度はナンバー1。オッズパーク杯の走りから見てもデキ落ちはない。軽馬場で5歳馬のペースに巻き込まれる心配はあるが、少なくとも軸には信頼でき、3年ぶりの優勝のチャンスも大きい。
  そして対抗だが、若馬勢からそろそろ○(8)ゴールデンフウジンが上がってこないか。抜群の切れ味を持っていながら障害のもたつきなどで勝ちきれないレースが続いている。特に同世代のライバル・メジロゴーリキには常に苦杯をなめている。ただ上手く流れれば一発の魅力は十分。今年のばんえい記念馬▲(10)センゴクエースも一息ついていたが、そろそろエンジンがかかってきた頃だろう。馬場が軽くなれば十分走れそう。印象の良くない大外枠に入り障害の不安は残るもののやはり切れ味は上位。
  雨の影響を重視するなら、先行力のある△(5)ミノルシャープが気になるところ。ペースによっては逃げ切りも。そして、最多重賞勝利記録を更新した注(2)オレノココロ、普通に走れば当然実力上位の馬だが、今回は10kgのハンデと、軽馬場必至であることから今回は思い切って軽視したい。ただ思い切って序盤から前に行くことも考えられ、全く外してしまうのも危険だが。あとは、どんどん力をつけてきた(1)メジロゴーリキも有力馬の一頭ではあるが、重馬場向きの馬で、決め手でも不安がある。良くて押さえまでとしたい。
その他では、前走で復活の兆しが見えた(7)マルミゴウカイなども軽馬場で一変の可能性はあるが、障害など不安点も多く、大穴を狙いに行くのでなければやはり買いづらいところ。

はむ!の馬券狙いどころ:
  1ヶ月半ぶりの重賞で、勝負勘はどうか。リフレッシュできていればいいが。まだシーズン序盤ではあるが、なるべく守りに入らず、攻めていきたいところ。
  今回は軽馬場を意識するかどうか。下手すれば裏返って大敗も考えられる買い方だが、ここはしっかり勝負していきたい。ワイドも少し大きいところを狙う。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 3,8,10→3,8,10,5→3,8,10,5,2 合計27通り 各100円
      3,8,10→3,8,10,5→3,8,10,5 合計18通り 各100円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 3 600円
  ワイド 5=3,10,2,7 7=3,10,2 合計7点 各100円
  合計 1,300円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2019年5月6日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第13回ばんえい十勝オッズパーク杯(5/5)

ばんえい重賞レース回顧
第13回ばんえい十勝オッズパーク(BG2)-2019年5月5日-10R 200m直 晴 1.1%
  1着▲(1)オレノココロ(鈴木恵) 1分58秒8
  2着◎(4)コウシュハウンカイ
  3着○(3)メジロゴーリキ
   単勝 1 260円(2番人気) 馬複 1-4 260円 三連単 1-4-3 1,890円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの今年度最初の重賞、第13回ばんえい十勝オッズパーク杯は、2番人気の9歳馬オレノココロが貫禄勝ち。重賞通算22勝となり、カネサブラックの持つ最多重賞勝利記録を更新した。オッズパーク杯は3年ぶり3度目の優勝。鈴木恵介騎手はこのレース2勝目で重賞通算75勝目。
レース振り返り
  新しいシーズンで砂の入れ替えが行われた上に、帯広は数日雨もなく晴れが続いており風も強く、基本的には時計のかかる重めの馬場であった。
  レースは、序盤からメジロゴーリキ、ゴールデンフウジンなど5歳勢が積極的に前に出て、これに1番人気コウシュハウンカイ、オレノココロの有力9歳勢も離されないようについて行く展開。マルミゴウカイ、ミノルシャープらが追うがついて行くのがやっとの様子。中間からややペースが落ち着いたものの、第2障害手前まで63秒と馬場条件にしては速いペースとなった。
  第2障害を先に仕掛けたのはメジロゴーリキ。しっかり踏みしめながら坂を越えて行く。しかしコウシュハウンカイとオレノココロがこれを見るように軽々と障害を越えて早々とメジロゴーリキに並びかけ、3頭での先頭争い。これに障害にひと腰かかったゴールデンフウジンが一歩遅れるも激しく前の3頭を追う。先頭は残り30mあたりからやはり実力馬2頭が抜けてきた。特にオレノココロはこの位置で降りれば強い。コウシュハウンカイも粘ったものの、最後はオレノココロが1馬身半程度離して先頭でゴールを駆け抜けた。3連覇を狙ったコウシュハウンカイは2着。3着争いは、2頭から離されたメジロゴーリキにゴールデンフウジンが激しく追って一旦前に出かけたが、最後にメジロゴーリキが差し返して3着に入った。ゴールデンフウジンが4着。5着以下は大きく離された。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):改めてこの馬の強さを見せつけた勝利。若馬のペースに戸惑うこともなく、むしろ勢いを利用するような走りで、障害も極めてスムーズに運んだ。先頭に同時に越えられれば、最後の直線勝負では力の差を見せるのみ。最内枠もむしろ得意とするところ。ばんえい記念からの回復も早く、調子も良かったようだ。大きな目標は先ではあるが、当面、3連覇のかかる来月の旭川記念も当然狙ってくるだろう。
コウシュハウンカイ(2着):走りに全く問題はなく、この馬のレースには徹していた。あれだけオレノココロに上手く上がられては脱帽というところだろう。強いていえば5歳馬勢にペースを作られてしまい、序盤に主導権を握れなかったというところか。展開のアヤであろう。次走の旭川記念はオッズパーク杯とは逆の立場で、3年ぶりのタイトルを奪還したいところ。
メジロゴーリキ(3着):若馬らしい積極的なレース運びで、障害は先頭で降りるなど見せ場は十分であった。ただ全体のペースが速くなり、追い比べで引けを取ってしまったというところだろう。それでも同世代ライバル相手の3着争いで最後に差し返すあたりは、勝負根性もなかなかのものを持っている。今後重賞経験を積めば相当強くなりそう。
ゴールデンフウジン(4着):序盤から意欲的に前に行って、障害に賭けた。ひと腰はかかったものの、直線の切れ味はさすが。一時は先頭集団に追いつくほどで、最後は急な追い込みで緩んだものの、重賞でこのメンバー相手でも十分勝負になるところを見せた。ライバルのメジロゴーリキには勝ちたいところだが。
カンシャノココロ(5着):序盤からペースについて行けず後方からの競馬になったが、慌てず自分の走りに徹していたことで、最後に後方集団を捕らえて掲示板内に入れたというところか。9番人気でこの成績は善戦。自己条件に戻れば中心的存在になるだろう。
  その他では、シンザンボーイ(6着)も出足から遅れを取り、最後は着を拾いに行ったイメージ。不完全燃焼に見える。有力馬ではマルミゴウカイ(8着)はやはり障害が課題として残った。立て直しにもう少し時間がかかりそうか。有力5歳馬ミノルシャープ(9着)もここ数戦重賞での障害ミスが出ているのが課題として残った。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 1-4-3 2本のみ
  ▲◎○でほぼ的中しながらも、定番の取りガミ。今年度も相変わらずのスタートとなった。もうちょっとだけ点数を絞れていれば・・・と思うが。ま、今年度も始まったばかりだし、当たらないよりかは良いと考えるしかない。ただもう一工夫はしたいところ。それにしても、オレノココロはやはり強いし、恵介騎手もやっぱり上手い。脱帽。
  今回収支 -1,920
   (通常分) -420  (配当)3,780 (投入)4,200
   (単複・ワイド) -1,500  (配当)0 (投入)1,500
  今年度累計 -1,920(5/5・オッズパーク杯終了時点)
   (通常分)  -420 (配当 3,780 - 投入 4,200)
   (単複・ワイド) -1,500 (配当 0 - 投入 1,500)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新年度バージョンになっています。)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は1か月半ほど間があいて6月23日、古馬4大記念競走の第1戦・旭川記念です。予想はいつもどおり前日までには書きますが、その間に時間があれば何か書ければと思っています。

2019年5月4日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第13回ばんえい十勝オッズパーク杯(5/5)

今年度本格スタート
  さて、今シーズン最初、つまり令和最初のばんえい重賞は、ばんえい十勝オッズパーク杯です。今年も、当欄では今までどおりのマイペースで予想を書きつつ、馬券も頑張っていきたいと思います。さらにはtwitterなども活用しながら、読む方にできる限り楽しんでもらえるようやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第13回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
(2019年5月5日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
オレノココロ 牡9 720 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
ゴールデンフウジン 牡5 720 西将太 今井茂 青毛 追
○  メジロゴーリキ 牡5 720 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
コウシュハウンカイ 牡9 720 藤本匠 松井浩 栗毛 先
  マルミゴウカイ 牡6 720 藤野俊 槻舘重 鹿毛 追
  カンシャノココロ 牡8 710 渡来心 坂本東 鹿毛 差
ミノルシャープ 牡5 720 松田道 大友人 鹿毛 先
  シンザンボーイ 牡8 720 阿部武 坂本東 栗毛 差
  フナノクン 牡6 710 船山蔵 松井浩 栗毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえい十勝オッズパーク杯」の概要と傾向
  ばんえいの年度シーズン最初の重賞。2007年に帯広単独開催となり開幕が4月になって以降創設された重賞で、今年で13回目。前年度1年間の賞金上位馬とやや特殊な出走条件で、基本は重賞勝ちのあるトップクラスの馬中心だが、ランク下位の馬でも前年度の勝ち星を重ねた馬には出走のチャンスがある。(今年は前年23連勝とばんえいの記録を立てたホクショウマサルがA2クラスながら賞金的に出走権があり注目されたが回避している。)
  傾向については、過去10年で1番人気は(4,4,1,1)とまずまずといったところ。一方、勝ち馬は全て3番人気以内に入っており、それ以下の人気の馬が絡んでくるのは苦しい。上位馬は、ばんえい記念の1か月後でその反動が心配されるが、過去のデータではばんえい記念出走組が強く、実力馬が力どおり走っているイメージだ。但し、その年のばんえい記念優勝馬のこのレースの優勝は過去10年で1勝のみとなっており(今回センゴクエースは不出走)、やはり体調面を考慮する必要がありそう。前哨戦のオープン特別(スプリングカップ)での走りに注目。

今回のみどころ
  ばんえい記念出走のトップクラスの馬に対し、別路線組の有力馬が参戦。それぞれの力関係、ばんえい記念組は激走の反動、そして今回の(軽めの)荷物への対応など、各種要素が絡み合い、各馬がどんな走りを見せるのか注目。今年のばんえい記念を勝ったセンゴクエースは前哨戦で競走中止となり出走権がない。そうなると、惜しくも同レース3連覇は逃したものの力を見せたオレノココロと、オッズパーク杯3連覇を目指すコウシュハウンカイの実績馬が強そうだが、いずれも9歳馬。軽めの荷物など、今回の条件なら若馬勢も侮れない。メジロゴーリキらの5歳馬が勢いがある。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:ばんえい記念ではセンゴクエースにしてやられたものの、存在感の大きさは変わらず、この馬がばんえい界のトップホースであることは揺るぎない。前哨戦では重量の変化などに戸惑いもあったようだが、体調面での崩れは見られず、3年ぶりのこのレース優勝も狙えそう。
 2 ゴールデンフウジン:重賞勝利は2歳時以来離れているものの、常に見せ場を作っている。直線での鋭い切れ味がこの馬の武器。但し、障害では安定しないこともあって時折アクシデントに見舞われる。ただ、リカバリーの早さで上位に食い込んでくる。ここ2戦連勝し調子も上がってきた。
 3 メジロゴーリキ:今年に入って古馬重賞を含む重賞3勝と勢いを持ってここに駒を進めてきた。抜群の先行力と障害力があり、直線では他馬を引きつけて突き放す強い勝ち方を見せる。軽いと流れに乗れないこともあるので、前に出てレースを引っ張りたい。同世代には負けられないところ。
 4 コウシュハウンカイ:このレース3連覇を狙う。ばんえい記念では自分なりの走りはしていたが、やはりこの馬はやや軽めの馬場と重量の方が得意なように見える。その意味でも今回は最も適した条件と言える。前哨戦のスプリングカップでも積極的なレース運びで調子の良さを見せている。
 5 マルミゴウカイ:昨年度は古馬重賞戦線に本格参戦し、岩見沢記念で勝利するなど特にシーズン前半は活躍した。その後は障害で苦戦するなどやや厳しいレースが続いているが、ペースが合わなかった様子で大崩れしているわけではない。例年春から夏にかけて活躍するタイプ。流れに乗りたい。
 6 カンシャノココロ:重賞は繰り上がりなどで時折顔を出しているが、成績は上がっていない。切れ味はあまりなく、全体的には平凡な走りではあるが障害は一歩一歩着実に登ってくる。初挑戦のばんえい記念ではさすがに荷物が重く苦しいレースになったが良い経験にはなったであろう。
 7 ミノルシャープ:勢いのある5歳馬の一角。この馬も先行力とまず崩れることのない障害力を持ち合わせているが、最後の10mで緩み逆転を許すことがしばしば。昨年の銀河賞で勝った時のように第2障害を越えた時点でセーフティリードを取りたい。前哨戦でも上手く逃げて好走している。
 8 シンザンボーイ:ばんえい記念ではかなり苦しんだ上での5着。前哨戦の走りを見る限り、まだ本調子に回復していないように思えた。マイペースで先行して行くのがこの馬の型。緩いペースになればチャンスが出てくる。重量的にも今回くらいが適当か。ただ切れ味のある若馬勢に押される可能性も。
 9 フナノクン:回避馬が出た関係で、この馬にチャンスが巡ってきた。重賞は一昨年の銀河賞以来2走目。この時は果敢に大逃げを打って場内を湧かせた。その後も人気薄の時に好走するなど存在感を見せている。サウスポーの船山騎手との相性も良い。今回は相手が強いが決して引け目はない。

【はむ!の見解まとめ】
  前年度最終のばんえい記念の勝ち馬は、新年度最初の重賞オッズパーク杯になかなか勝てないというジンクスがあり、今年もセンゴクエースがそのジンクスに引っかかった。やはりばんえい記念で激走した馬はその反動が大きく、体調面でどこまで立て直せているかががカギ。
  展開予想だが、逃げよりも好位置に付けたい馬が多く、牽制しながらの展開となるか。フナノクンあたりが大逃げを打つようなことがなければ、前に行くのはメジロゴーリキ、ミノルシャープの5歳勢か。コウシュハウンカイもこれらを見るように前についてくるだろう。オレノココロ、マルミゴウカイあたりは相対的に後ろからという展開になるか。各馬第2障害でどこまで力を温存できるかがカギ。
  これらを踏まえ、やはり意欲的にこのレースを狙ってきているであろう馬を取り上げたい。当欄の本命はやはり9歳馬◎(4)コウシュハウンカイが一日の長で。前哨戦の走りを見れば、やはりこのあたりではまだまだ格上。自分の走りに徹すれば、まず崩れることはないだろう。ハンデ差もほとんどなく有利。軸に。
  一方、相手には、5歳馬で重賞3連覇中の勢いがある○(3)メジロゴーリキを取った。あまり軽い馬場は好まないが、砂の入れ替えもあってかなり力のいる馬場になっており、この馬の粘りが見られそう。自分で展開が作れるのも好印象。あとは実力馬▲(4)オレノココロ、降りてから走れるし、ばんえい記念以降の立て直しも早そう。逆転もありの単穴とした。おそらくこの3頭が抜けており、あとは展開次第でどこまで食い込めるか。
  入着候補として、△(7)ミノルシャープは詰めの甘さは心配だが、今回の重量なら上手く先行できれば逃げ粘りも。その他では、勢いのある5歳馬注(2)ゴールデンフウジンが注目、初の古馬一線級相手で持ち前の切れ味が発揮できるか。当欄では相手関係から流れが厳しくなるのではと、押さえまでとしたが。(5)マルミゴウカイが近走若干ピリッとしない状況で手が回らなかった。ただ障害を越えてくれば勝負になりそう。

はむ!の馬券狙いどころ:
  年号も新しくなったことだし、今年こそは年間プラスを目指して頑張っていこう。まずはスタートダッシュを決めていきたいところ。それから、なんとか買い目を絞っていくことにも取り組みたい。もちろん夢は捨てずに。
  今回も、上位は堅そうなのでいかにいかに絞りこめるかがカギだろう。(一見買い目多そうですが、メリハリを付けるため重複して買っているということで)

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 4,3,1→4,3,1,7→4,3,1,7 合計18通り 各100円
      4,3→4,3,1→4,3,1,7,2 合計12通り 各100円
      4,1→4,3,1→4,3,1,7,2 合計12通り 各100円 合計 4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 4 800円
  ワイド 2=4,3,1,5 5=4,3,1 合計7点 各100円
  合計 1,500円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。