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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年2月11日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第44回黒ユリ賞(2/10)

ばんえい重賞レース回顧
第44回黒ユリ賞(BG2)-2019年2月10日-10R 200m直 晴 2.3%
  1着 (6)ジェイカトレア(西将太) 1分59秒4
  2着▲(4)ハイトップフーガ
  3着 (2)ワンポイント
   単勝 6 940円(6番人気) 馬複 4-6 1,490円 三連単 6-4-2 78,350円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け3歳牝馬の重賞、第44回黒ユリ賞は、6番人気のジェイカトレアが障害2,3番手から切れ味良く抜け出し重賞初優勝となった。西将太騎手は昨年度のばんえいオークス以来1年半ぶりの重賞制覇で通算5勝目。

レース振り返り
  帯広地方は連日氷点下20℃を下回る非常に寒い気候、晴れたものの数日前に降った雪が解けない状況で、水分もそこそこ含んで平常からやや軽めの馬場であった。
  レースは、スタートから各馬勢いよく飛び出し第1障害越えまでほぼ横一線、そこから早めに刻む馬も出て、各馬牽制しながら出たり入ったりの流れになりペースが落ち着いた。1,2障害中間あたりからハイトップフーガが心持ち前に出て、ワンポイント、ジェイカトレアあたりがこれに付いて行く、外枠からはサクラユウシュンが差なく追いかけ、ヒメトラクイーンがこれに続く。内枠のヤマサンブラックもじわじわ前へ。その中でハイトップフーガが抜け出し、第2障害手間に先着。ここまで66秒とペースは落ち着いた。
  ヒメトラクイーンがぐっと脚を伸ばして2番手に続き、さらに差がなく3,4頭が続く。これらを見るようにハイトップフーガが障害を先に仕掛ける。グイグイと力が入り天板までスムーズに上がった。これを見るようにジェイカトレアとワンポイントが障害にチャレンジ、3頭ともひと腰で障害を越えて行ったのに対して、後続は大外のサクラユウシュンが一旦膝を折るなど苦戦、障害をなんとか越えた馬も勢いはなかった。
  先頭争いは、先に障害を降りたハイトップフーガに対し、切れ味よく追いかけてきたジェイカトレアが迫る。そしてさらに加速し、残り30mあたりで先頭に立ってからは引き離しにかかる。ハイトップフーガも粘るが、その差は広がる一方。結局ジェイカトレアは最後5馬身ほど離してゴール。終わってみれば快勝だった。2番人気ハイトップフーガもスピードは落ちず後続の追随は許さず2着、さらに障害3番手で下ろして前に付いて行ったワンポイントがそのまま3着に粘った。1番人気サクラユウシュンは障害でのミスで最後方からの競馬、それでもものすごい脚で追い込みを見せたが4着まで。当欄で狙ったヤマサンブラックは障害はなんとか4番手で越えたが、そこから伸びず7着に終わった。

次走へのメモ
ジェイカトレア(1着):見事な勝利であった。これまでは後方追走一辺倒であったが、今回は重賞でペースが落ち着くとにらみ、逆に序盤から積極的に前に行く作戦に出てこれが功を奏した。早めに動いていたので障害も落ち着いて対処。障害を降りれば確実に走れる馬なので自信があったのだろう。前を行ったハイトップフーガも良い目標になった。終わってみれば勝つべくして勝ったという結果になった。馬体のある馬なのでこれからも大きいレースで強みを発揮しそうだ。イレネー記念の出走権も取ったがどうか。そこそこやれるのでは。
ハイトップフーガ(2着):上位人気馬総崩れの中で、特に気を吐いた一頭。ある程度前に行くかと思われたが、思い切ってハナを奪いに行った。障害もしっかり切れたことも他の馬を慌てさせる流れになったのではないか。逆に勝った馬にうまく標的にされた形になったが、この馬の走りはしっかりできたと思われる。こちらもイレネー記念出走の権利はあるが、無理はしないか。
ワンポイント(3着):8番人気の3着、こちらも持ち前の先行力と障害力を生かし、他馬に関せず自分のペースで行けたことが好走の要因であろう。父のイーグルもそうであったが、爆発力はないものの地味な存在ながらどんな流れでもしっかり走ってくる安定感がある。ゆったりした流れがよさそうで、次の狙いは3月のやはり荷物が重めの福寿草特別か。
サクラユウシュン(4着):他馬のペースに惑わされ障害で引っかかる。この馬が敗れる典型的なパターンに嵌まってしまった。元々フワフワしたイメージがあっただけに大外枠もかなり影響したか。直線の追い込みの脚がものすごかっただけに惜しい感じがする、今後の気性面での成長に期待。
クイーンヴォラ(5着):こちらも10番人気ながら最後じわじわ伸びて掲示板内に入った。スピードは持っているが無理に行かず、障害に集中して後は着を拾うという流れで今後につながる走りだったと言える。自己条件なら十分持ち味を発揮できるだろう。
  その他では、ヒメトラクイーン(6着)は隣の1番人気サクラユウシュンの方をマークしていった結果、自分の走りが出来なかったイメージ。若干の立て直しが必要か。当欄で本命に狙ったヤマサンブラック(7着)は前半から行き脚は良くなく、障害はひと腰で越えたものの、息が続かなかった。元々大きくない馬体にマイナス26kmの馬体重減がこたえたか。3番人気のキタノヒバリ(8着)も障害でふた腰かかり後手に回った。あまり重い荷物は得意ではなさそう。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,500   (配当)0 (投入)4,500
  (単複・ワイド)今回 -1,500   (配当)0 (投入)1,500
  今年度累計 -11,680 (2/10・黒ユリ賞終了時点)
    通常  -20 (配当 88,480 - 投入 88,500)
   単・ワ -11,660 (配当 20,840 - 投入 32,500)
  見事にボウズ。また完全マイナス街道に逆戻り。予想自体が的外れだったのでこれはどうしようもない。ジェイカトレアは動きが重いとみて軽視してしまった。素晴らしい走りだった。ワイドぐらいなんとか引っかかってないかと思ったが、それも違う方向だった。こういうこともあるから、前回のように予想どおりの時にしっかり馬券を取っておかなければこういうことになる。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次の重賞は2週間後、2月24日、古馬の今シーズン重賞優勝馬が集う、チャンピオンカップ(BG2)です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2019年2月9日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第44回黒ユリ賞(2/10・帯広10R)

  今週は明け3歳牝馬の重賞、黒ユリ賞です。第44回を数える伝統ある重賞でもあります。次の世代のニューヒロインはどの馬になるのでしょうか。(なお、今回も発走時刻が少し早いので注意。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第44回黒ユリ賞(BG2)
(2019年2月10日(日)18:00発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ヤマサンブラック 牝3 640 長澤幸 岩本利 青毛 先
父カネサブラック
  ワンポイント 牝3 640 菊池一 金山明 栗毛 先
父イーグル
  サカノハルヒメ 牝3 640 工藤篤 村上慎 青毛 差
父カネサテンリュウ
ハイトップフーガ 牝3 640 西謙一 松井浩 栗毛 先
父ウンカイ
キタノヒバリ 牝3 640 松田道 村上慎 鹿毛 差
父カネサテンリュウ
  ジェイカトレア 牝3 640 西将太 平田義 青毛 追
父トカチタカラ
  クイーンヴォラ 牝3 640 阿部武 坂本東 栗毛 先
父シベチャタイガー
  マンテン 牝3 640 村上章 服部義 芦毛 逃
父トウリュウ
ヒメトラクイーン 牝3 640 藤本匠 松井浩 鹿毛 差
父ナリタボブサップ
10 サクラユウシュン 牝3 640 鈴木恵 金山明 栗毛 逃
父ウンカイ
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「黒ユリ賞」の概要と傾向
  ばんえいの明け3歳牝馬の重賞・黒ユリ賞。1975年創設以降、4場開催時代から一貫して帯広で行われている伝統ある重賞で、JRAで言えば桜花賞と阪神ジュベナイルフィリーズを足して2で割ったような位置づけ、格付けはBG2ながら格調高いレースの一つである。過去の勝ち馬にはハイトップレディ、サダエリコ、フクイズミ、最近ではナナノチカラ、そして現役のキサラキク、昨年のミスタカシマなど名牝といわれる馬の名前が並んでいる。定量戦で実力がそのまま出るレースではあるが、まだ各馬の勝負付けが済んでいない時期でもあり思わぬ馬が勝つ場合もある。過去10年で1番人気は(4,2,2,2)、8勝までが3番人気以内と上位人気馬はなかなかの成績を上げているが、6番人気以下の連対も多い。ただ人気薄同士で決まることも少なく、人気馬+穴馬の組み合わせが妙味だ。臨戦過程的には重賞や牝馬特別戦で好走又は勝っている必要はなく、その時点で好調な馬を探したい。各馬初体験の重さで時計はそれなりにかかっており、後方からの差し馬が届く印象。馬体重は1000kg以上の馬、800kg台の馬いずれからも優勝馬が複数出ており目立った傾向にはなっていない。騎手では現役では鈴木恵介Jの4勝がトップ、若手騎手は苦戦している。
今回のみどころ
  いわゆる若き乙女たちの戦いと言われ、重賞に初めて出てくるような馬がほとんどだが、将来にわたって活躍する馬もこのレースから世に出てくる馬も多く、それだけに毎年興味深く、そして推理する楽しみがあるレースである。これまで重賞に出た馬はヒメトラクイーン、サクラユウシュン、ヤマサンブラックの3頭で、これらが実績は上位だが、果たして最初にこの世代の女王になるのはどの馬か?北海道方面は寒波が来ており馬場状態にも留意。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ヤマサンブラック:3歳牝馬賞金ランク5位。南北海道産駒特別で2着に入り、重賞ヤングチャンピオンシップにも出走している。この時は8着であったが上位と戦ったことをきっかけに更に力を付けてきた。先行力があり気合いを入れられるごとに伸びていくイメージ。粘り強さもある。障害もしっかりしている。
 2 ワンポイント:3歳牝馬賞金ランク6位。特別戦はいちい賞に出走し7着。デビュー当初は引退した山本正彦騎手が主戦であった。周りのペースに惑わされることなく安定して自分のペースで走れる。障害も巧者の部類。切れる脚というよりじわじわ伸びてくるタイプで、勝負根性もあり、混戦になれば強みを発揮する。
 3 サカノハルヒメ:3歳牝馬賞金ランク7位。秋に入ってからのデビューで当初は非力さが目立ったが、ここにきて急成長。勝ち星を上げてここに駒を進めてきた。中団に控え、直線の切れ味で勝負するタイプだが、これまで特別戦どころか上位馬との対戦がなかったこともあり、底を見せてはいないものの力不足感がある。
 4 ハイトップフーガ:3歳牝馬賞金ランク4位。特別戦は白菊賞4着、いちい賞3着とまずまずの成績を上げているが十勝産駒特別には出走できなかった。同世代では牡馬も含めて最も体重のある大型馬。先行力があり動きも力強いが、体を持て余している面があり、切れる脚はない。走りは安定しており力勝負なら。
 5 キタノヒバリ:3歳牝馬賞金ランク9位。重賞、特別戦とも未経験、8月になって初勝利を上げ、この冬に入ってから連勝し出走権圏内に入ってきた上がり馬。未知な点は多いが、実績のあるカネサテンリュウの仔で一発素質開花の可能性は秘めている。脚質は好位につけて粘り込むタイプ、大敗も多いが枠順による。
 6 ジェイカトレア:3歳牝馬賞金ランク3位。特別戦は白菊賞6着、十勝産駒特別7着。近走成績は上がっていなかったが、前走は大外ながら鋭い追い込みで勝利。大型馬で力強い走りを見せる馬であり、荷物が重くなってゆったりしたペースになった方が良いが、障害などでは自分の体重に脚がついていかないことも。
 7 クイーンヴォラ:3歳牝馬賞金ランク8位。特別戦は釧路産駒特別のみだが、この時は最下位人気ながら、後に重賞ヤングCSで優勝するアオノブラックらを相手に直線で一旦先頭に立つなど見せ場たっぷりの走り。普段は非力さが目立ちジリ脚のまま終わる場合も多いが、軽馬場で流れに乗れば一気に大駆けも。
 8 マンテン:3歳牝馬賞金ランク10位。特別戦はいちい賞と十勝産駒特別に出走しているがいずれも大敗している。先行力は抜群で、この馬がハナを奪う場面も見られるか。しかし障害は得意ではなく、崩れないものの二の腰が入らず苦戦している場面も見られる。これが軽馬場になればスムーズに走り切ることが可能。
 9 ヒメトラクイーン:3歳牝馬賞金ランクは目下1位。近走着順は上がっていないが最上位クラスで戦っており、重賞ナナカマド賞では鋭い追い込みで4着に食い込んでいる。牝馬同士では白菊賞で勝ち、いちい賞は2着と力は上位。切れ味はあるが出足が遅い面があり速い流れになるとどうか。障害はこなせている。
 10 サクラユウシュン:3歳牝馬賞金ランク2位。重賞はナナカマド賞6着、牝馬特別戦では白菊賞2着、そして、いちい賞では他馬を引き離して快勝している。出足が良く、牡馬のトップクラス相手でも先行してペースを作れる。障害も近走は軽くこなせている。道中ソラを使う場面がありしっかり走れるかがカギ。

【はむ!の見解まとめ】
  昨年のミスタカシマのように飛び抜けた力の馬はおらず、全体的に小粒感は否めない。しかし、個性的な馬は揃っている印象で、磨けば光りそうなダイヤの原石が眠っていそうだ。重賞経験のある馬や、白菊賞、いちい賞の牝馬特別上位の馬がランク的にも上だが、下位の馬にも目を配っておきたい。馬場状態だが、帯広は木曜日にまとまった雪が降りその後強い寒波が来ている。従って軽めに推移と思われるが各馬に影響があるほどではないか。
  展開は、先行して力の出せる馬は多いが、何が何でも前に行きたい馬がいるわけではないので、各馬牽制し合いながらの走りになりそう。サクラユウシュン、マンテンあたりが前に行きヤマサンブラック、ハイトップフーガあたりがこれについて行く展開になるか。有力馬のヒメトラクイーンは中団から前を伺う形になりそうか。各馬初めての重量で直線でも詰まり合いになる可能性もあり、最後まで粘り切れるスタミナも要求される。
  勝ち馬予想だが、当欄では◎(1)ヤマサンブラックを本命に持ってきた。当初目立たない馬だったが、ヤングCS出走前後からレースセンスを身につけてきたイメージ。自在に立ち回れて障害も上手。さほど切れる脚はないものの最後まで緩まずしっかり走れる。前走A-2クラスでも7着とはなったものの、牡馬の実力馬相手に見せ場は作った。父がカネサブラックということで大レースにも強そう。混戦必至の中、軸馬として信頼できる一頭とみている。相手には○(10)サクラユウシュン。こちらが1番人気になるか。いちい賞での勝ち方が強くその印象が残る。先行力と切れ味両方持ち合わせており、平常心で走れればこちらの方が上か。しかしこれまでのレースでは道中フワフワする面もあり、力を出し切れるかが課題。大外枠に入ったのも気になる。リスク面を考え対抗とした。そして牝馬のランキングトップを行くヒメトラクイーン。切れ味がありA-1クラス相手でも善戦できる力は持っているが、近走はやや置かれている感が出ているのが気になる。それなら大型馬で力強い走りを見せそうな▲(4)ハイトップフーガの方が頼もしい感じがする。ややズブいイメージがあり後手に回ると障害などでも厳しいが、先行して行ければ粘り強さを発揮しそう。単穴に。そして△(9)ヒメトラクイーンは入着までとした。あとは、勢いのついてきた上がり馬注(5)キタノヒバリはうまく流れに乗れれば。切れ味勝負になれば(6)ジェイカトレアの追い込み、軽馬場になればスピード馬の(7)クイーンヴォラ、時計がかかれば粘りのある(2)ワンポイントが浮上する可能性も。

はむ!の馬券狙いどころ:
  馬券作戦は今年度はここまで善戦。しかしヒロインズカップでは会心の予想をしながら馬券プラスに結びつかなかった。年度末に向けなんとかしっかり当てたいところ。黒ユリ賞は実績の浅い3歳牝馬戦ということもあり予想は難しいが、それだけに予想のしがいがあるというもの。ヤマサンブラックと人気サイドのサクラユウシュンを中心に3頭目を幅広に狙っていきたい。ワイドも買い方を工夫して。取りこぼしの少ないように。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 2頭軸マルチ 1=10=4,9,5 合計18通り 各100円
   1,10→1,10,4,9→1,10,4,9 合計12通り 各100円
   1→10→5,6,7 合計3通り 各100円
  枠複 1=8,4,5 4=8 各300円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 600円
  ワイド 1=4,5,6,7 7=10,9,4,5,6 合計9点 各100円
  合計 1,500円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

ばんえい連勝記録
  純粋なばんえいの話題を。ばんえい競馬の連勝記録は、記録が残っている限りにおいて、サカノタイソンが1997年から3年間にわたり記録した19連勝が最高です。サカノタイソンはこの連勝記録だけでなくばんえいの歴史でも指折りに入るくらいの強い馬で、ばんえい記念2勝を含む通算50勝を挙げています。歴史的名馬といえるでしょう。そして今週この不滅の大記録に挑む馬がいます。それが先週まで18連勝を挙げているホクショウマサルです。元々はイレネー記念やばんえいダービーなどを勝った実力馬。その後体調不調が続き、古馬としては最低のB4クラスまで降格、そして復帰してからこの連勝街道が始まったというわけです。相手関係もありますから、連勝には重賞なども含まれるサカノタイソンの記録とはその価値を単純に比較することはできませんが、とにかく数字として歴史に残る記録を塗り替える場面がやってきたということで注目したいと思います。注目のレースは、2月10日、黒ユリ賞の一つ前のレース、第9レースに組まれています。

2019年2月4日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第29回ヒロインズカップ(2/3)

ばんえい重賞レース回顧
第29回ヒロインズカップ(BG1)-2019年2月3日-10R 200m直 曇 1.6%
  1着▲(6)タイキン(菊池一) 2分34秒1
  2着◎(5)キサラキク
  3着○(2)ナカゼンガキタ
   単勝 6 880円(5番人気) 馬複 5-6 870円 三連単 6-5-2 10,700円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい牝馬チャンピオンの重賞、BG1の第29回ヒロインズカップは、5番人気の伏兵で6歳馬タイキンがゴール前の激しい攻防を制して優勝。重賞初勝利となった。菊池一樹騎手は昨年末のヤングチャンピオンシップに続き重賞今季2勝で通算4勝目。

レース振り返り
  帯広地方は雪の予報も出ていたものの、レース前までは雪が降らず、日中はプラス気温で、水分以上に乾燥した時計のかかる馬場であった。
  レースは。飛び出しはコウシュハローヤルが早かったが、第1障害を越えてから、先行すると予想されたヤマノホシ、ナカゼンガキタにキサラキク、セイコークインが徐々に前に出て先頭集団をを形成。各馬小刻みに息を入れながらゆっくり進み、ペースが落ち着いた。1,2障害中間点あたりからは、最内のセイコークインが積極的に先頭に出て、ヤマノホシ以下が続く展開。第2障害手前にはセイコークインが先着、ここまで74秒のスローペース。ヤマノホシがこれに続き、一歩遅れてキサラキク、ナカゼンガキタがほぼ同時に到着した。障害を先に仕掛けたのはヤマノホシ。一歩ずつ踏み込みながら登っていき、天板まで登るがそこで膝をつく、その間にセイコークインが挑戦するも坂の中腹でストップ、これを見るようにナカゼンガキタ、そしてキサラキクと相次いで障害にチャレンジするがいずれも7分どころでストップ。その間にヤマノホシが立て直し、先頭で障害を越えた。先に仕掛けた馬たちがもたつく中、障害をひと腰で上げてきたのが、中団に控えていたタイキン。立て直したナカゼンガキタと同時に障害を降りるが、楽に坂を上がった分タイキンの脚色が良い。さらに一歩遅れてキサラキク。その後は大きく離された。先頭争いは、先行したヤマノホシは勢いがなく、これをかわしてタイキンが先頭へ、2番人気ナカゼンガキタとそして1番人気のキサラキクが勢いを付けて追う。残り20mあたりではタイキンが約2馬身のリードがあったが、キサラキクがじわじわ追ってくる。残り10mで約1馬身差、キサラキクが迫る中タイキンが必死に粘る。そしてゴール線手前で両馬ともストップ、一歩遅れたナカゼンガキタも並びかけ、激しい争いになったが、わずかに先に立て直したタイキンが先頭でゴール。そしてキサラキクはナカゼンガキタにかわされかけながらもギリギリ立て直し2着、ナカゼンガキタが3着に入った。先行したヤマノホシが少し遅れて4着に入った。

次走へのメモ
タイキン(1着):大金星のようだが、元々力は持っていた馬。それが今回はペースが落ち着きこの馬の流れに持ち込めた。それが、各馬障害で苦しむ中もひと腰でクリアできた要因だろう。最後も、ゴール線上で止まっても立て直しが早かった。デビューからほぼ一貫して乗り続けた菊池騎手がこの馬を知り尽くした走りを見せたというところだろう。今回の勝利でオープン入り、チャンピオンカップの出走権も得たが、いきなり相手が強くなるので、ここはクラス再編成後のシーズン明けまで待って再始動というところか。
キサラキク(2着):好位につけ、この馬が予定した展開にはなっていた。障害でふた腰かかることも想定の範囲内であっただろうが、勝った馬に完璧に走られてしまったというところ。しかしさすが力のあるところは見せた。強いて言えばトップハンデと、シーズン途中で体調を崩し馬体重が減っていてもう一歩の力が出なかったというところか。次のレース選択が難しい。今シーズンのこの馬が出られる重賞はばんえい記念くらいだが・・
ナカゼンガキタ(3着):好位をキープしながらも惜しくも3着に終わったが、接戦に持ち込み、5歳馬としては堂々たる走りだった。初めての高重量もどうかと思われたが、問題なくこなし、最後まで走り切った。次回には障害もひと腰で越えて行けるようになるだろう。今後に自信の付く経験だったと言える。今シーズンはポプラ賞などの出走権がなく、大きな目標は当面ないので自己条件で地道に力を付けていくか。
ヤマノホシ(4着):3番人気まで押し上げられていた。逃げ宣言をして想定どおり前に行ったが、相当馬場が重かったのであろう。前半でかなり消耗した感じだ。障害は天板まで上がっていただけにそこで膝折になったのは惜しかった。それでもジリジリ引き下がらず大きく差の無い4着に粘れたのはこの馬の力か。今後、軽馬場になれば逃げ切るチャンスも。
ヒメマルクィーン(5着):後方での展開とはいえ、障害をひと腰で越え、5着に入り賞金を得たのは善戦と言える。小柄で非力なイメージの馬であったが、ここにきて小さな花を咲かせた。8歳で今年度での繁殖入りが噂されているが、最初で最後のチャンスにこの馬としては最高のパフォーマンスを見せた。残りのレースも頑張って欲しい。
  その他では、セイコークイン(6着)は前半果敢に攻めてハナを奪いに言ったがやはり障害が上がらなかった。次週の準重賞スピードスター賞で雪辱を果たす。タナボタチャン(7着)は出足から後手に回ってしまった。最後の脚がしっかりしていただけに惜しい感じがする。一昨年の覇者アアモンドセブンは障害を上れず競争中止となった。馬体も減っていたし体調が十分でなかったのだろう。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -350   (配当)4,350 (投入)4,700
  (単複・ワイド)今回 -560   (配当)740 (投入)1,300
  今年度累計 -5,680 (2/3・ヒロインズカップ終了時点)
    通常  +4,480 (配当 84,000 - 投入 88,480)
   単・ワ -10,160 (配当 20,840 - 投入 31,000)
  今回も▲◎○で入っておきながら3連単の組み合わせを買っておらず、馬複、枠複、ワイドでなんとかカバーというところ。タイキンとか結構狙っておきながら買えないところが馬券ベタというところか。こういうのをきっちり取っておかないと、また負ける時に傷口が広がるパターン。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  重賞は2週続き、2月10日、今度は明け3歳の牝馬重賞、黒ユリ賞(BG2)です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2019年2月2日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第29回ヒロインズカップ(2/3)

  正月開催以降1か月ぶりの重賞は、今年からBG1に昇格した牝馬チャンピオン決定戦、ヒロインズカップです。ばんえいの真の女王はどの馬がなるでしょうか。(なお、発走時刻がいつものメインより少し早いので注意が必要です)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第29回ヒロインズカップ(BG1)
(2019年2月3日(日)18:00発走 帯広10R ダ200m 4歳以上牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  セイコークイン 牝9 790 西将太 中島敏 鹿毛 差
ナカゼンガキタ 牝5 770 藤野俊 西康幸 鹿毛 逃
  アアモンドセブン 牝8 770 藤本匠 小林長 青毛 差
  ヒメマルクィーン 牝8 760 村上章 長部幸 栗毛 先
キサラキク 牝8 790 阿部武 金田勇 芦毛 差
タイキン 牝6 770 菊池一 大橋和 鹿毛 先
  タナボタチャン 牝6 760 渡来心 坂本東 栗毛 追
ヤマノホシ 牝7 770 鈴木恵 長部幸 鹿毛 逃
  コウシュハローヤル 牝6 770 工藤篤 松井浩 鹿毛 先
10 フェアリースズ 牝5 760 島津新 岩本利 栗毛 先
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ヒロインズカップ」の概要と傾向
  年間で唯一の古馬牝馬の重賞、JRAでいえばエリザベス女王杯に匹敵するレース。今年からはBG1に昇格し名実ともに女王決定戦の様相を呈してきた。過去の勝ち馬にはもちろん名牝と言われる馬の名前が並ぶが、サダエリコやアンローズといった名前がないのが不思議なところ。連覇・リピーターも多いが、ここ6年は毎年勝ち馬が変わっている。過去10年で1番人気は(3,1,1,5)とやや微妙。一方で2番人気が(4,3,0,3)、3番人気も(3,2,1,4)となかなかの成績で勝った馬はいずれも上位3番人気以内、従って配当的に荒れることは少ない。このことからも2,3番手あたりをしっかり狙ってみるのが良いか。また、過去に牝馬重賞(黒ユリ賞、ばんえいオークス、クインカップ)で2着以内の実績があるのも勝つ条件の一つになっている。年齢は8歳以上の高齢馬が強い時期もあったが、ここ6年は7歳以下が勝っており、若馬の勢いも侮れない。ただ4歳馬は出走自体が少ないが、かなり苦戦(今回も不出走)。騎手では、現役では藤本匠Jが4勝とトップ。藤野騎手がこのレースに勝っていない。
今回のみどころ
  メンバーを改めて見ると、キサラキクら実績のある古馬もいるが、初出走でイキの良い若馬の名前や久々に登場してきた名前などが並び、全体的にフレッシュなイメージだ。実績のある古馬が意地を見せるか、あるいは世代交代となるのか、BG1になって初めての女王の座を巡って激しい展開が予想される。クラス・年齢により若干の別定ハンデが設定されており、このあたりが勝負を左右する可能性も。馬場状態もポイント。なお、出走権のあった馬からミスタカシマ、シンエイボブ、メヂカラが回避、繰り上がり出走馬がいるので留意。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 セイコークイン:ヒロインズカップは実に5度目の出走で一昨年の2着が最高成績。今年で明け9歳となり、これまで重賞は数多く出走しているがまだ一度も勝てていない。準重賞では多数勝利しているだけに不思議なところ。近走は障害が上がれておらず苦戦続き。軽量戦では敵無しの抜群のスピードを持っているだけに、流れをつかみ念願の重賞勝ちを目指したい。
 2 ナカゼンガキタ:明け5歳、ヒロインズカップ初出走。昨年度(一昨年)のオークスの勝ち馬である。その後の重賞や特別戦ではハンデもあって苦戦しているものの、今年度は特別戦のカーネーションカップ2着、直近のレディースカップで優勝するなど、牝馬戦になれば強みを発揮する。先行力と障害力があり、崩れはほとんどない。ただ流れに乗れないと凡走も。
 3 アアモンドセブン:一昨年のこのレースの優勝馬、明けて8歳となりキサラキクと同世代。ヒロインズカップは4度目の出走。実力馬だが、調子の良し悪しがはっきりしているタイプで、近走は大敗続き、体重も落ちており体調面での不安がある。ただ昨年も同じような状況から2着に粘り込んでいる。出足が決まれば走れるが一旦遅れを取るとジリ脚で終わることも。
 4 ヒメマルクィーン:回避馬が出てチャンスが回ってきた。8歳馬だが重賞初出走。特別戦の出走も数えるほど。デビュー時は馬体重700kg台前半とばんえい馬としてはかなり小柄で、非力さが目立った。今も900kg台と小柄だがじわじわ力をつけ、なかなかの先行力・障害力と勝負根性を見せている。今シーズンで引退とのこと。相手は強いが胸を借りたい。
 5 キサラキク:ヒロインズカップは4度目、昨年に続き連覇を目指す。永く牝馬トップの座に君臨しておりキャリアは十分だが、最近は特別戦でも元々得意でない障害で苦しんでいる。気分転換にスピードレースの地吹雪賞にも出たが、こちらもかつてのスピードが見られなかった。馬体重も減り気味で体調面も気になる。しかしここでは格が違う。女王の意地を見せるか。
 6 タイキン:6歳牝馬ランク最上位。重賞は2歳時のヤングCSと4歳時のクインカップに出ているが掲示板内には入っていない。下位条件で勝ち負けを繰り返していたが、古馬になってじわじわと力を付け、牝馬ベスト10圏内まで上昇してきた。先行力と障害力が持ち味であるが、相手に合わせた自在の走りが可能。軽馬場ならスムーズに抜け出し粘り込むことが可能。
 7 タナボタチャン:6歳牝馬。淡い栗毛でファンの多い馬、今回は繰り上げで久々に出走のチャンスを得た。重賞は牝馬戦に3度出走。2歳時の黒ユリ賞では2着に入っている。馬体も大きく力のある馬であるが、気性面もあって成績にはムラがある。脚質は中団後方に控えて、直線の切れ味で勝負する追込みタイプ。最近は障害でも苦労しているが、高重量で巻き返しも。
 8 ヤマノホシ:出走馬中唯一の7歳馬。最後の切符を得て出走してきた。重賞は4歳時のクインカップ(7着)のみ、その後は自己条件のB1~B2あたりで戦ってきた。今年度は準重賞のレディースカップなどで3着と好走。先行馬の多いメンバーの中でも特にハナを切って行きたいタイプ。障害も上手いがあとは直線でどこまで粘れるか。鈴木恵介騎手の手綱捌きにも注目。
 9 コウシュハローヤル:6歳馬。重賞は世代戦に3レース出走しているが、特に3着に入った3歳時のオークスが特筆される。その後もAクラスやBクラス上位で勝ち負けを繰り返し、ようやく出走権を得てきた。本来ならかなりのスピードの持ち主で、しかも最後まで粘り強く走れるタイプだが、近走はやや動きが重く、障害も上がれない時がある。軽馬場なら一変も。
 10 フェアリースズ:明け5歳、重賞は3歳時オークスと4歳クインカップに出走。クインカップでは姉妹制覇の期待もあってか1番人気に推されている(3着)。近走はクラスが上がって壁に当たっている印象だが、牝馬同士のここなら戦えそう。この馬も先行力と障害力はあるが、同型が揃っており、相対的には控える形になるか。切れる脚はないが平均して力は出せる。

【はむ!の見解まとめ】
  実績のある古馬か、勢いのある若馬か。ばんえいでは牝馬限定戦のレースが少なく、互いに相まみえる期間が少ないのでなかなか力関係を推し量るのは困難。そんな中、前哨戦のレディースカップあたりが参考になりそう、この時は1着ナカゼンガキタ、2着キサラキクと若馬の勢いが勝った形にはなったがハンデ差30kgあった。今回は20kg。この差は埋まるか。この2頭以外の馬は着差以上に力の開きはあったイメージだが重賞の重量になってどうか。
  展開は、前に行きたい馬が揃っており、それなりに速くはなりそう。ヤマノホシがハナを切り、ナカゼンガキタあたりが続くか。キサラキクも早めに詰めていくことが予想される。いずれにせよ荷物が重いので、無理に先手を取りに行くと後が厳しくなりそう。そんなところから総合するとやはり実績馬有利となるか。
  当欄でも、ここは一日の長で◎(5)キサラキクを本命とした。近走は障害がひと腰で上がれていないし、降りてからもかつての切れ味が影を潜めており、不安な点が多いが、そこは牝馬ナンバー1を続けてきた馬。実績が違う。牝馬同士なら引き下がれない。出足はともかく、第2障害手前あたりではきっちり先手を取りに行くのではないか。たとえ障害で引っかかっても十分追いつきそうだ。対抗にはやはり○(2)ナカゼンガキタを挙げたい。先行力があり障害が上手いので安定感がある。キサラキクに勝てるとするならこの馬が逃げ切るパターンか。前半の位置取りも大事だが、どこまで粘りきれるかがカギ。3番手評価が迷うところだが、ここに来て充実してきた6歳馬(6)▲タイキンを抜擢したい。同レベルのライバルが顔を並べるが、先行力と障害力で一歩リードしている。あとは相手関係のみ。特に前走自己条件(A2)戦で見せたような力強い走りが見られれば一発も。入着候補には、ハナを切って行きそうな△(8)ヤマノホシがおもしろそうだ。楽に先行できれば、最後の粘りにつながりそう。鈴木恵介騎手の手綱加減がポイント。
  あとは、ハンデ面で有利な注(10)フェアリースズ。やや人気先行感があるが、しっかり走れそう。外枠は苦にしない。ただ前に行きたい馬が多いこのレースでどこまで自分のペースで先団に取り付けるか。他では、9歳馬で実力上位の(1)セイコークインが念願の初重賞をめざす。しかし近走は勢いを失いつつあるし障害が上がれていない。衰えたわけではないので全く無視はできないが、この馬は次週の準重賞スピードスター賞の方に照準か。さらには、このレース優勝経験のある(3)アアモンドセブンもここでは一変の可能性はあるが、近走の成績からは狙いづらい。その他の馬はやや力の差がありそう。

はむ!の馬券狙いどころ:
  年始めの重賞、特に帯広記念で上手く嵌まって、珍しく現時点でプラスまであとわずかのところまできた。ここで一気にプラス街道に入っていきたいところだが。そしてBG1に昇格したヒロインズカップ。やはり当欄で注目し続けてきたキサラキクを軸にしたい。格が違う。負けるとすればキサラキク自身のミスだろう。それを踏まえて今回は馬複ないしは枠複を多めに、相手に若馬勢を並べればそこそこの配当はつくか。ワイドはタイキンと無印にした実績馬セイコークインから。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 
   5,2→5,2,6→5,2,6,8,10,1 合計16通り 各100円
   5→2,6,8→2,6,8,10,1 合計12通り 各100円
  枠複 5=2,6,8  各300円
  馬複 5=2,6,8 2=6,8 各200円
  合計 4,700円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 5 600円
  ワイド 6=5,2,8,1 1=5,2,8 合計7点 各100円
  合計 1,300円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

平成最後の・・
  ついこないだ新年を迎えたかと思えば、あっという間に1か月が経ちました。そして今年は5月に皇位継承により新しい年号が始まります。あと4か月です。そしてあちこちでよく聞かれるのが「平成最後の・・」。「平成最後の正月です」とか、「平成最後の有馬記念です。」とか。筆者などは昭和の時代もそこそこ過ごしているので、ひとくくりに「平成」といっても、それがことさら特別な時代だったとは思いませんが、少なくとも筆者が競馬を本格的に始めたのがいわゆる第2次競馬ブームの平成に入るか入らないかのころ。その間ずっと競馬しかやってなかったわけではありませんが、当欄的には「平成」といえば「競馬」だといえるのかもしれません。現在はばんえい中心ではありますが、ネタがないときは今後そんな競馬の思いで話でもここでするかもしれないのでよろしくお付き合い願います。

2019年1月4日金曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第41回帯広記念(1/2)及び第12回天馬賞(1/3)

  正月の重賞、帯広記念と天馬賞の結果回顧を合わせて行います。

ばんえい重賞レース回顧
第41回帯広記念(BG1)-2019年1月2日-9R 200m直 晴 1.2%
  1着◎(7)オレノココロ(鈴木恵) 2分48秒0
  2着○(3)センゴクエース
  3着注(1)フジダイビクトリー
   単勝 7 200円(1番人気) 馬複 3-7 1,460円 三連単 7-3-1 7,460円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞、BG1の第41回帯広記念は、1番人気のオレノココロが大接戦の末わずかの差で差し切り勝ち。帯広記念の勝利は2年ぶり3度目、これで重賞通算21勝となり、カネサブラックの持つ最多重賞勝利記録に並んだ。鈴木恵介騎手はこのレース4勝目で重賞通算73勝目。

レース振り返り
  帯広地方は年末からほとんど雨雪が降っておらず、かなり乾燥した馬場で、高重量ではソリの滑りが特に重く、非常に力のいる馬場であった。
  レースは、まずセンゴクエースが勢いよく飛び出し、続いて、ソウクンボーイ、そして他の各馬も第1障害をスムーズに越えた。しかしそこからは各馬1,2歩進んでは刻むという高重量戦ならではのゆったりした流れになった。各馬前に出たり止まったり出入りを繰り返しながらゆっくり進む。序盤はセンゴクエースが心持ち前に行ったものの、1,2障害中間あたりからは、最内からフジダイビクトリー、外からオレノココロ、そしてコウシュハウンカイといった有力馬が少し前へ、ソウクンボーイやシンザンボーイも続き、ホクショウディープが大きく置かれた以外はほぼ横並びの展開。第2障害手前にはフジダイビクトリーとコウシュハウンカイが先着したが、ほとんど差がない。ここまで94秒のスローペース。
  7頭中6頭が揃ったところで、まず最初に障害を仕掛けたのはフジダイビクトリー。しかし坂の中腹あたりでストップ。これを見るようにコウシュハウンカイとオレノココロがほぼ同時に障害に挑む。コウシュハウンカイはいつものように力強く障害を上がろうとするが天板で膝をつき、必死に崩れまいと立て直す。オレノココロも軽く膝を折りながらストップ。続いてソウクンボーイも挑戦するがこちらも中腹で止まり二の腰が入らない。さらにじっくり溜めたセンゴクエース、シンザンボーイが挑戦し、センゴクエースは膝をつきながらもふた腰めでクリア、シンザンボーイは障害をひと腰で捌き、立て直したフジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、オレノココロと共に5頭がほぼ同時に障害を降りるという激しい展開になった。
  障害を越え最初に先頭に立ったのがシンザンボーイ、しかし隣のセンゴクエースの切れ味が良く、程なくこれをかわし先頭へ、シンザンボーイもついて行く。残り30m手前ではこの2頭が1~2馬身ほどリード、遅れた3頭からはオレノココロがじわじわと出て前を追う、コウシュハウンカイはこれに続くが勢いがない。フジダイビクトリーはさらに遅れたが一歩ずつ前を追う。先頭争いは残り20mでセンゴクエースが前に出て逃げ切りを図るが、大外からオレノココロがじわじわ近づき、シンザンボーイはやや失速。残り10m地点でほぼ並んで一騎打ちの様相、オレノココロがかわそうとするがセンゴクエースも粘る。勝負はゴール前までもつれ込み、最後は数cmの差でオレノココロがかわしてゴールイン。センゴクエースがわずかの差で2着。3着争いは、シンザンボーイが止まったところをマイペースでじわじわ伸びてきたフジダイビクトリーがかわして3着に入った。連覇をめざしたコウシュハウンカイは最後失速し5着に終わった。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):着差はわずかだったが、改めてこの馬の強さを示す勝ち方であった。重い馬場での大外枠とかなり厳しい条件であったが、今回は隣に入ったライバルのコウシュハウンカイをマークしながら無理なく進み、障害も初めから2,3発はかかることを想定した動きで、落ち着いてさばいていた。同厩舎のセンゴクエースに思いのほか上手く走られたがそれでも最後でしっかりかわすあたりはやはり貫禄といったところか。1番人気不利のジンクスをも吹き飛ばした。この後は、ばんえい記念3連覇に向け調整というところか。その過程でチャンピオンカップも使って、そこであっさり重賞の過去最多勝の記録を塗り替えることも考えられる。
センゴクエース(2着):大善戦という表現は正しくないのであろう。本来この馬が持っている力をようやく発揮できたというところか。ペースが落ち着き、序盤で力をセーブすることができたことが、障害のクリアと切れ味の発揮につながったのではないか。最後は王者にかわされわずかに及ばなかったが、将来的にも期待の持てる走りであった。次の狙いだが、チャンピオンカップに行きたいところだが出走権がなく、オープン特別を使いながらばんえい記念初挑戦を視野に、といったところか。
フジダイビクトリー(3着):実にこの馬らしい走りであった。出足の遅いのもいつものこと、むしろスムーズに走れていた方だろう。最後の直線も一旦遅れてもじわじわ伸びてくるあたり、ハンデが味方したとはいえ11歳となってもまだまだ力が出せるところを見せた。次の狙いはは当然ばんえい記念。3年ぶりの優勝でもうひと花咲かせることができるか。
シンザンボーイ(4着):直線で一度は先頭に立つなど見せ場はあった。今回出走のメンバー中唯一障害をひと腰で越えてきたことは特筆もの。序盤の好位につける展開も悪くなかった。最後の直線での粘りは課題ではあるが、まだ伸びしろはありそうだ。初めてのばんえい記念出走を目指してほしいところ。
コウシュハウンカイ(5着):案外な成績のようだが、やはり今回は重い馬場に930kgという荷物がポイントだったのであろう。障害もいつものように上手く越えたかに思われたが荷物に脚を取られたイメージ。ばんえい記念が最大目標だが、その前のチャンピオンカップで勝ち味を取り戻したいところ。
  その他では、ソウクンボーイ(6着)は、積極的な攻めは悪くなかった。障害はまだ課題は残るが、大崩れはせず最後はコウシュハウンカイを追い詰めるほどであった。ホクショウディープ(7着)は大きく離されたが、出走も厳しかったところ完走できたことは今後につながるであろう。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 +25,640   (配当)29,840 (投入)4,200
  (単複・ワイド)今回 +2,160   (配当)3,760 (投入)1,600
  今年度累計 -6,770 (1/2・帯広記念終了時点)
    通常  +1,630 (配当 76,430 - 投入 74,800)
   単・ワ -8,400 (配当 20,100 - 投入 28,500)
  通常分がまさかのプラ転(1日だけだけど)!◎○注とはいえ三連単を合計4本も我ながらよく買えてた。オレノココロの本命もそうだけど、センゴクを見限らなかったことと、コウシュハはハンデが厳しいんじゃないかという見立ても悪くなかった。この勢いで年間プラスを目指そう。


第12回天馬賞(BG1)-2019年1月3日-10R 200m直 晴 0.0%
  1着△(1)メジロゴーリキ(西謙一) 1分57秒9
  2着◎(3)ゴールデンフウジン
  3着 (8)マツカゼウンカイ
   単勝 1 760円(4番人気) 馬複 1-3 1,470円 三連単 1-3-8 10,380円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け5歳の重賞、BG1の第12回天馬賞は、ダービー馬ながら4番人気となっていたメジロゴーリキが接戦の末、わずかに差し返し優勝。重賞はばんえいダービーに続き2勝目。西謙一騎手はこのレース初優勝、重賞は昨年度のばんえい菊花賞(コウシュハサマー)以来6勝目となった。

レース振り返り
  帯広地方の今年は雪が少なくコース外も地肌が見えるほど、年末年始もほとんど降水はなく乾燥が続いていた。馬場の方も乾いており、脚抜きは良くなっているもののそこそこ時計がかかる状況であった。
  レースは、スタートからシンエイボブが外によろけるなどばらついたスタート、第1障害を越えたあたりでバラバラの展開となった。序盤から前に出たのが内からメジロゴーリキ、ゴールデンフウジン、ミノルシャープ、これにジェイワンあたりが続く展開。先頭集団は刻みながら後続とは差を付けて第2障害手前へ向かう、。そして第2障害手前にはメジロゴーリキが先着、それにゴールデンフウジン、後ろの集団から詰めたウンカイタイショウ、ミノルシャープ、ジェイワンの順で到着した。ここまで60秒の平均ペース。各馬十分溜めて、あと2,3頭が揃ったところで、最初に障害を仕掛けたのがゴールデンフウジン。しかし坂の7分どころでストップ、続いてメジロゴーリキとミノルシャープがほぼ同時に仕掛けた。このうちミノルシャープは天板近くまで上がったのものそこで膝を折った。崩れはしなかったものの立て直すのに一呼吸かかった。後の各馬も障害を仕掛けるがいずれも坂の中腹で一旦止まる。そしてそれらを見るようにメジロゴーリキが一歩一歩踏みしめながら止まらずに障害を越え、先頭に立った。続いて、立て直したミノルシャープ、3腰目で越えたゴールデンフウジン、後方待機からひと腰で上げてきたマツカゼウンカイ、じっくり溜めて2腰目で上げたウンカイタイショウが障害を越え、先頭争いはこの5頭に絞られた。直線ではメジロゴーリキが逃げるところをゴールデンフウジンとミノルシャープが追い、マツカゼウンカイが続く展開。脚色がいいのがゴールデンフウジンでメジロゴーリキが逃げるところを残り20mあたりで捕らえた。ミノルシャープの方は徐々に失速し、前とは離されて、後ろからマツカゼウンカイが並びかける。先頭はゴールデンフウジンが一旦前に出る場面もあったが、メジロゴーリキもしぶとく粘り、差し返してほとんど並んだままゴール線上へ、ソリの後端が達するところで、メジロゴーリキが数センチわずかに前に出ており、先着。ゴールデンフウジンは惜しくも2着だった。3着にはマツカゼウンカイがそのまま入った。その後について行ったウンカイタイショウが4着、1番人気のミノルシャープは道中立ち止まる場面もあり6着に終わった。

次走へのメモ
メジロゴーリキ(1着):先行して、障害をしっかり越えて、最後まで粘るこの馬の理想的なレース運びであった。ゴールデンフウジンに一旦差されかけたが最後で差し返した粘りはこの馬の強さであろう。ばんえいダービー馬としての意地を見せた。今シーズン未勝利、転厩初戦、最内枠と厳しい条件が重なり若干人気を落としていたが、定量戦で本来の実力を発揮。マイナス24kgの馬体重は体を絞った結果で、力を出せる状況にあった。今後、古馬戦線に入って荷物が重くなっても十分対応できそうだ。2月のチャンピオンカップの出走権を得たので、ぜひ古馬勢にチャレンジしてほしい。
ゴールデンフウジン(2着):最後はいわゆるハナ差、悔しい2着であったが、場内を湧かせることはできたのではないか。苦手だった障害も、焦らずひと腰ずつチャレンジし、しっかり越えて行った。直線の切れ味にかけ、一瞬勝ちが見えたかに思えたが、勝ち馬に最後粘られた。今回の2着でオープン入り。今後、相手は強化されるが、今回の走りなら十分通用可能。勝ち星を重ねて重賞に顔を出す存在になってほしいところ。
マツカゼウンカイ(3着):軽馬場向きの馬かと思われたが、最後までしっかり走れていた。障害をひと腰でクリアできたことで好勝負につながったのではないか。この馬も重賞勝ち馬であることを主張できたといえる。馬体重が増えていたのも好材料であった。今後古馬戦線でも、展開次第ではあるが、十分戦えそう。
ウンカイタイショウ(4着):近走成績が上がっていなかっただけに、今回は好走であったといえる。先行力を生かしつつも無理のない走り、障害でのエネルギーの消耗も最小限に抑え、最後の直線での粘りにつなげた。今後の浮上のきっかけをつかめたのでは。
ジェイワン(5着):やはりこの馬には馬場が重かったか。仕掛ける前に有力馬に先に行かれてしまう展開で、直線での切れ味を見せる場面に至らなかった。それでも落ちて来たミノルシャープを拾って掲示板内に入るあたり勝負根性はあるところを見せた。
  その他では、1番人気に推されたミノルシャープ(6着)だったが、最後の失速はある程度計算の上であったが、今回は障害での膝折も出て、全体的に流れに乗れなかった。この馬も軽馬場の方が得意そう。巻き返しを期する。ナカゼンガキタ(7着)ら牝馬勢も重馬場で追走一杯であった。時期的なものもありそう。なお、今回出走取消となったカネサスペシャルが出ていればまた違った展開になったかもしれない。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 +3,200   (配当)7,700 (投入)4,500
  (単複・ワイド)今回 -1,200   (配当)0 (投入)1,200
  今年度累計 -4,770 (1/3・天馬賞終了時点)
    通常  +4,830 (配当 84,130 - 投入 79,300)
   単・ワ -9,600 (配当 20,100 - 投入 29,700)
  実に惜しい。ゴールデンフウジンが来てくれたらいよいよ完全プラス街道に突入できたのに。って言ってられるのが平和なこと。今回は枠複だけでプラスに持って行けたのも良しということで。2月以降の残り6レースでプラスをキープできることが目標。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  この後の重賞は1か月ほどあいて、2月3日、今年からBG1に昇格した牝馬チャンピオン決定戦のヒロインズカップ(BG1)です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思いますが、間があくのでそれまでにも何か書くことがあればと思っています。

2019年1月2日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第12回天馬賞(1/3)

  正月シリーズのばんえいは2日連続の重賞。3日は明け5歳の世代最強決定戦、天馬賞です。粒ぞろいのメンバーが揃いました。(なお、帯広記念の結果回顧は後日まとめて行います。また、コラムはお休みにします。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第12回天馬賞(BG1)
(2019年1月3日(木)16:40発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
メジロゴーリキ 牡5 760 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
ジェイワン 牡5 760 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 差
ゴールデンフウジン 牡5 760 藤野俊 今井茂 青毛 差
  ナカゼンガキタ 牝5 740 西将太 西康幸 鹿毛 逃
  ウンカイタイショウ 牡5 760 渡来心 久田守 青毛 先
取消 カネサスペシャル 牡5 760 島津新 村上慎 青毛 差
ミノルシャープ 牡5 760 阿部武 大友人 鹿毛 先
マツカゼウンカイ 牡5 760 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
  ホクショウムゲン 牡5 760 松田道 村上慎 鹿毛 追
  10 シンエイボブ 牝5 740 赤塚健 久田守 鹿毛 追
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「天馬賞」の概要と傾向
  正月恒例のばんえい2日連続重賞の第2弾は、4歳(明け5歳)三冠の最終戦、天馬賞。帯広単独開催後創設され12回目と歴史は浅いが、この時期のレースとしてすっかり定着している。過去10年で1番人気が(7,1,2,0)と安定している。2番人気は(1,4,1,4)とこちらもなかなかのもの。やはりハンデのない定量戦ということで、実力どおり決まるというところか。一方、3番人気になると(0,0,2,8)と振るわない。おそらく世代トップの馬に挑んでいって自滅するというパターンか、穴を狙うなら三連系の馬券が狙い目か。実績では前年度のダービー馬が(6,1,1,1)と強い。4歳の2冠目の銀河賞勝ち馬は(5,0,1,3)と、強い馬がいるときは強いが混戦になっている時はアテにならない場合がある。柏林賞勝ち馬は(3,2,0,5)と微妙。ここ2年はセンゴクエース、マルミゴウカイと3冠馬が誕生するなど、やはり抜けた馬がいるかどうかによって様相は変わってきそう。牝馬の優勝は一昨年のキサラキクの1頭のみ。騎手では鈴木恵介騎手が5勝とこのレースを得意としている。 今回のみどころ
  いつもの年なら1頭強い存在がいてその馬から入れば、というところだが、今年のこの世代は重賞レースごとに勝ち馬が変わる大混戦状態。出走馬10頭中8頭が重賞勝ち馬。過去のデータもあまり参考にならないのではないか。ダービー馬はメジロゴーリキだが今年度は未勝利。最近ではミノルシャープが銀河賞に勝った後、古馬相手の重賞でも勝利目前まで行く善戦(3着)を見せるなど勢いがある。しかし他にも虎視眈々とここを狙っている馬は多く、どの馬が勝ってもおかしくはない。なお、この世代でばんえい菊花賞を勝った牝馬コウシュハサマーは帰らぬ馬となった。同世代としてその弔い合戦でもある。なお、カネサスペシャルは出走取消となりました。
各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 メジロゴーリキ:3歳時ばんえいダービーに勝利。しかし昨年ははまなす賞、銀河賞で2着など善戦はしたものの、特別戦、平馬戦を含め1勝もできなかった。ペースが速くなると厳しい。但し掲示板内には入っており安定感はある。大きな馬体とそこから出るパワーがこの馬の特徴。先行して障害を力で持って行き最後まで粘るという流れが理想。
 2 ジェイワン:デビュー時は常に期待されていたが、3歳時は障害名などで苦しみスランプに、ただ3着に食い込んだダービーなどで力のあるところは見せていた。4歳になってから素質が再開花。柏林賞で鋭い切れ味で勝利した。その後も存在感は見せていたが、障害への苦手意識もあり、勝ちきれない時も多い。軽馬場の方が良さそうか。
 3 ゴールデンフウジン:2歳時のナナカマド賞馬。その後ブランクがあったりして伸び悩んでいたが、4歳になってからそのスピードと切れ味が戻って、柏林賞2着など善戦している。ただ障害があまり得意ではなく、そこで手間取って最後に脚を持て余す場面も多い。馬場は軽いに越したことはないが、全体が速すぎると追いつかないことも。
 4 ナカゼンガキタ:ばんえいオークス馬。今シーズンは世代重賞では見せ場なく敗れているが、古馬戦では意外に善戦、レディーズカップでは一線級を押さえて優勝した。牝馬としては先行力と障害力のある馬で、自分のペースに持ち込めば強みを見せるが、流れが向かないとそのままのこともある。重めの馬場で時計がかかった方がよさそう。
 5 ウンカイタイショウ:重賞は常連だが、いずれも着外に沈んでおり、成績は上がっていない。平馬戦ならレベルの高い相手でも好勝負ができるのだが。特に軽馬場ならスピードが生かせる。障害はこなす程度。脚質は前に行ったり中団に控えたりと一定していないイメージが、基本は先行してこそ力が出せる馬。前半から積極的に行けば見せ場も。
 6 カネサスペシャル同馬は出走取消となりました。3歳時にばんえい大賞典で勝利している。4歳時にも善戦この馬のモットーは障害力。前半は控えて、障害をさっと切り、直線は最後まで粘りきる。というのがこの馬の流れ。他馬がもたつくところを1枚ずつ拾って上位に食い込む。大崩れも少ない。近走は前半から積極的に行くなど脚質転換も模索しているようだ。
 7 ミノルシャープ:重賞は銀河賞と3歳時のはまなす賞と2勝している。ドリームエイジカップではオレノココロなど古馬一線級を相手にゴール10m前まで先頭に立った。ウイークポイントはその最後の詰めの部分。ゴール直前でスタミナが切れる。先行力と障害力、一瞬の切れ味は申し分ないだけに、最後までいかに頑張りきれるかがカギ。
 8 マツカゼウンカイ:4歳時のはまなす賞に勝っている。その他ではばんえいダービー2着などの実績が光る。脚質的には好位差しといったところ。障害はまず無難にこなすというレベル。大崩れは少ない。近走はハンデ差もあってやや置いて行かれるレースが続いているが、定量戦のここでは十分巻き返し可能だろう。接戦になれば粘りを発揮する。
 9 ホクショウムゲン:2歳から3歳にかけては最強の存在でイレネー記念など重賞2勝。しかしその後は大スランプ。障害が全く上がれなくなり大敗が続いた。4歳になってからは一時復活の兆しも見せたが、その後長期休養。7月以来半年ぶりの出走となる。いきなりは厳しいと思われるが、体調が戻っていれば、潜在能力の高さを見せる可能性も。
 10 シンエイボブ:重賞は優勝こそしていないものの、3歳時にオークス2着、4歳時で柏林賞3着などの実績がある。今回は世代ランク11番目だったが出走権のあったメヂカラに代わり出走のチャンスを得た。このような時こそ好走している。切れ味がモットーだが、じわじわ伸びてくるタイプ。障害は得意ではなく近走はやや苦しんでいる。
【はむ!の見解まとめ】
  明け5歳の天馬賞は世代重賞のラスト。本当の意味での世代最強決定戦ともいえる。しかし大混戦のこの世代、未だにどの馬が最強なのか全くわからない状況。天候や馬場状態によっても大きく変わってきそうだ。ここ1週間以上は気温は低いもののまとまった降水もなく乾燥した馬場となっている。しかし脚抜きが良くなっているのか時計はそこそこ出ている。
  大混戦で、どの馬を狙うか迷った上、一通り予想した後にカネサスペシャル出走取消の報が入り予想をし直す必要があった。そして、熟考し、当欄では、もう一度◎(3)ゴールデンフウジンを本命として狙ってみたい。銀河賞の時も期待したが、障害でのカカリが良くなくて5着となった。それでも最後の切れ味は素晴らしいものがあった。この馬の末脚は古馬一線級相手でも十分通用するもの。多少出遅れてもカバーできるほどのものを持っている。課題の障害だが、近走はしっかり上がれておりその勢いを生かしたい。そして前半から自分のペースに持ち込みたいところ。レースに集中できるかもポイントになる。
  相手にはやはり○(7)ミノルシャープ。実績面からこの馬が1番人気になるのでは。先行力、障害力とも申し分なく、スムーズに運べばこの馬が逃げ切る可能性が強い。前開催でスピードレースの地吹雪賞を使い0分50秒台で走った勢いもある。ただ、最後の10mでどこまで我慢できるかがポイント。大崩れはないので軸としては信頼できる。そして当初、近走上り調子のカネサスペシャルを単穴に考えていたが、直前出走取消になったので、切れ味が鋭く一発の魅力のある▲(2)ジェイワンを浮上させた。障害が課題だが、重賞となりじっくり取り組めそう。崩れなければ前に追いつくことは可能ではないかとみた。あとはダービー馬△(1)メジロゴーリキも大きいレースになればもちろん外す訳にはいかない。先行力と力強さはあるので、他馬が苦しむ状況になれば浮上する。ただ今年は未勝利(2着5回)で、決め手に欠ける部分があるのでそのあたりをどう修正してくるか。新馬戦以来実績の上がっていない最内枠、そして今回転厩初戦でどう出るか。
  その他では、実績馬注(8)マツカゼウンカイも定量戦なら無視できない。しかしいわゆる無難なタイプで決め手に欠けるイメージ。馬場ももう少し軽い方が良いか。牝馬勢も侮れず、(4)ナカゼンガキタは序盤から攻めてきそうだが、それで全体のペースが押し上げられると逆に苦しくなるか。調子は上げてきているが。(10)シンエイボブも重賞では好走するタイプだが、大外枠だし近走の成績から厳しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  重賞の中でも最も堅いと言われるレースだが、今回は様相が違う。何が1番人気になるかもわからず、どこからでも入れそうだが、そういう時こそしっかり軸を決めて狙いに行きたいところ。出走取消馬も出て買い目が一層難しくなったが、当欄で推した上位2頭を軸に攻めて行きたい。枠複を混ぜて。特にゴールデンフウジンは配当的にも一発を期待したいところ。ワイドの方でジェイワンと、無印にしたナカゼンガキタ絡みを押さえる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 3,7→3,7,2→3,7,2,1,8,4 合計16通り 各100円
  三連単 3,7→3,7,1→3,7,2,1 合計8通り 各100円
  枠複 3=7,2,1 合計3通り 各500円
  枠複 3=7 2=7 合計2通り 各300円
  合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 3 500円  
  ワイド 2=3,7,1,4 4=3,7,1 合計7点 各100円
  合計 1,200円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、帯広記念の結果と併せて年明け第1週までには報告したいと思います。

2019年1月1日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第41回帯広記念(1/2)

  2019年になりました。そして平成最後の正月でもあります。今年はどんな年になるのでしょうか。さてばんえい競馬は元旦から開催、そして2日は正月恒例の帯広記念。古馬のBG1です。このレースは全国の地方競馬施設で発売される「全国発売」レースとなっています。また翌日3日には同じくBG1の天馬賞があります。ここでは2日帯広記念の方から触れていきます。(コラムについては、追いつかないので2日、3日は休みます。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第41回帯広記念(BG1) 全国発売
(2019年1月2日(水)16:05発走 帯広9R ダ200m 4歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
フジダイビクトリー 牡11 890 菊池一 中島敏 栗毛 先
  ソウクンボーイ 牡9 890 村上章 西邑春 鹿毛 差
センゴクエース 牡7 910 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
シンザンボーイ 牡8 900 阿部武 坂本東 栗毛 差
  ホクショウディープ 牡6 890 島津新 服部義 青毛 差
▲  コウシュハウンカイ 牡9 930 藤本匠 松井浩 栗毛 先
オレノココロ 牡9 920 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「帯広記念」の概要と傾向
  ばんえい古馬重賞、いわゆる4大記念大会の最終戦。3月のばんえい記念に次ぐ格調高いレースで3月のばんえい記念とともに農林水産大臣賞典レースとなっている。基礎重量は890kgだが、ほとんどが賞金加算となり900kgを越える高重量戦である。
  しかし、正月に行われるレースとしては荒れることで有名であり、過去10年は1番人気がなんと(0,0,5,5)と大苦戦。実力馬が顔をそろえている中で、七不思議の一つと言っても良いほどである。9番人気の馬が(1,1,1,7)と好成績をあげているなど人気薄でも狙える。ただし過去10年で8勝までは2~4番人気の馬で占めており、初めから人気薄ばかり狙っていくと痛い目にあうかも。勝つ馬はそれなりに裏付けはあると思われる。一つ考えられるのが重量適性。つまり重賞以下の軽めのレースでスピードについていけなくても、900kg程度の高重量ならじっくり走れるという馬が好走しているのではないか。あとは天候もあるだろう。勝ち星が挙がらずに人気を落としているが、この条件なら戦える、そういう馬を探したい。年齢では基本的には実績のある高齢馬が強いが、出走してくれば意外に好走しているのが6歳馬。オレノココロや11年前のナリタボブサップなどはここで素質開花した。臨戦過程は高重量の北見記念を使っていることがベスト。牝馬は9年前にフクイズミが連覇しているが、最近は出走自体が少ない。タイムは2分30秒あまりの決着が多い。

今回のみどころ
  今回もオレノココロ、コウシュハウンカイのばんえい界を引っ張るライバル2頭が注目で、他馬を引き離している。互いに明け9歳になるが、まさに脂がのっている頃で、元気いっぱい。どちらが1番人気になるのかも注目。但し、上述のように1番人気が勝てないジンクスもある。果たして今回は割って入れるような馬はいるのか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 フジダイビクトリー:過去4回このレースに出走、3着2回が最高成績だがいずれも掲示板内に入っている。明け11歳になるがまだまだ衰えを知らない。特に高重量戦になると確実に力を発揮する。今回はハンデ有利。年を重ねるごとにズブさが出て、出足や第1障害で出遅れる場面もしばしば見られるが、障害は一歩一歩踏みしめて上がってくる。
 2 ソウクンボーイ:強い明け9歳馬の一角。デビュー直後はオレノココロやコウシュハウンカイよりも上を行っていた。その後障害などで苦戦し伸び悩んでいたが、昨年度末のばんえい記念での好走をきっかけに、ようやく古馬重賞で戦える位置まで上がって来た。成績こそ上がっていないが、直線の脚はしっかりしており、障害が上がれば見せ場も。
 3 センゴクエース:素質馬であるが、ここに来て伸び悩みの様相。今年は重賞未勝利。荷物の軽い特別戦などでは圧巻の走りを見せるが、重賞では障害がひと腰で上がらず、出遅れる場面がしばしば見られる。やはり軽馬場のスピード馬の印象で、高重量は厳しいのかも。ただ障害さえ越えられれば、多少遅れても前に追いつくだけの切れ味はある。
 4 シンザンボーイ:昨年このレースに出走し今年で2度目。昨年は出ることに意義がありの位置だったが、その間、力を十分につけ、重賞でもグランプリ3着、ドリームエイジカップ2着など上位馬と堂々渡り合っており、満を持しての挑戦。堂々勝ち負けが出来るほど力を付けてきた。障害も上手なのであとは高重量戦で流れに乗れるかどうか。
 5 ホクショウディープ:明け6歳馬でこのレース初出走。若馬のころは、今回出ていないマルミゴウカイとライバル関係でしのぎを削っていたが、体調を崩し馬体重も大幅減。復活後もほとんどまともに走れていない状況で馬体も完全には戻っていない。元々スピード、パワーを兼ね備えており、ここでも十分やれるはずの馬。まずは体調の復活がカギ。
 6 コウシュハウンカイ:オレノココロと双璧をなすトップ馬。今年度は特に絶好調で重賞3勝を含む9勝、着外はばんえいグランプリの4着が一度あるのみ。ここ2走は特別戦で大きなハンデを与えながらも快勝しており、本来の安定性のみならず凄みも出てきている。障害も鬼の部類。あとは接戦にもつれ込んだ時の最後の詰めをしっかりしたい。
 7 オレノココロ:ばんえい界を代表するトップ馬。通算重賞勝利数20勝で、カネサブラックの記録にあと1勝と迫っている。今年はばんえいグランプリなど重賞3勝。余裕のあるローテンションで臨んでいるが調整過程とみられたドリームエイジカップでも快勝。力の差を見せている。極端にペースが速くならなければ障害も軽くクリアできそう。

まとめ:
  今回は7頭立て。正月の大一番だけに寂しい感じがする。下位の馬でも手を挙げてくれるといいのだが。荒れるレースではあるが、少頭数となったためその傾向に注目。その分初心者の方には取り組みやすくなったかも知れない。
  やはり現在のばんえいを引っ張るオレノココロとコウシュハウンカイの一騎打ちの様相ではあるが、いかにもハンデが大きい。特にコウシュハウンカイはばんえい記念以外では過去にも例を見ない930kgの荷物での出走となり、この馬にとってもかなり酷ではないか。雨雪の予報もなく馬場も厳しくなりそう。当欄では当初、近走の充実ぶりからこの馬を本命にすることを考えていたが、状況を踏まえ変更してみる。
  そこで、当欄では◎(7)オレノココロを本命に持ってきた。このレース鬼門の1番人気になる可能性は強いものの、やっぱり力は上。この馬は一昨年トップハンデでも優勝、枠は外詰めで端コースに入るが、この馬は大外でも勝ったこともあり問題にしないだろう。今回ライバルのコウシュハウンカイより10kg軽く出られるのも好都合だ。隣同士に並んで目標もできた。その他の馬とはさらに力の違いが出るのではないか。
  2番手に今度こその○(3)センゴクエースに期待したい。この馬にとって初めての重さの荷物、決して重量戦は得意ではないように思えるが、父母から見ても、ここで素質開花ということも考えられる。とにかく障害を切っていければチャンスはある。そして▲(6)コウシュハウンカイは単穴とした。いつものように障害を上手く上げてそのまま逃げ切ることも考えられるが、最後の詰めでハンデが効いてくるとみている。あと、入着候補に馬券的な妙味を含めて△(4)シンザンボーイを入れておきたい。高重量は未知数でやや不安面もあるが、目下リーディングの阿部武ジョッキーが上手く力をセーブしながら流れに乗せれば入着も。そして、注(1)フジダイビクトリーは軽ハンデが魅力ではあるが、それでも890kgは相当重い。崩れることはないだろうが、以前のようにスムーズにいくのかどうか。内枠だが外詰めなので右側が開くのは好都合かも。このあたりは差はなさそう。
  あとは、一発長打のありそうな(2)ソウクンボーイもいるが、障害も切れていない状況でもあり、入着圏内までは遠いか。(5)ホクショウディープは近走成績が上がっておらず、様子を見たい。

はむ!の馬券狙いどころ:
  新年最初の重賞だし、ここはズバッと当てていきたい。帯広記念は荒れるレースで有名だけど、今年は少頭数で少し落ち着くか。もっとも少頭数は荒れるというジンクスもあるし。オレノココロを中心に本命サイドから入りつつ、やはり色気を出してちょい荒れぐらいは狙いたい。そのカギを握るのがセンゴクエース。単勝・ワイドも絞っていく。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 
   7→3,6→3,6,4,1 合計6通り 各300円
   3,6→7→3,6,4,1 合計6通り 各200円
   7,3→7,3,6→7,3,6,4,1 合計12通り 各100円
  合計 4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 7 800円
  ワイド 3=7,6,4,1 合計4点 各200円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、天馬賞の結果と併せて年明け第1週までには報告したいと思います。