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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年12月5日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回ばんえいオークス(12/2)

ばんえい重賞レース回顧
第43回ばんえいオークス(BG1)-2018年12月2日-10R 200m直 晴 1.0%
  1着◎(2)ミスタカシマ(鈴木恵) 1分55秒6
  2着○(5)アフロディーテ
  3着 (9)クイーンドリーマー
   単勝 2 120円(1番人気) 馬複 2-5 260円 三連単 2-5-9 10,750円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳牝馬最強決定戦、第43回ばんえいオークスは、単勝1.2倍の圧倒的1番人気に推されたミスタカシマが他馬を大きく引き離して圧勝した。ばんえい菊花賞に続き重賞4勝目、鈴木恵介騎手はこのレース4勝目、2週連続の重賞勝ちで重賞通算72勝目。

レース振り返り
  暖かい晩秋が続いた後、ようやく北海道各地で本格的な雪の便りが聞かれはじめていたが、帯広では雪はほとんど降っておらず、乾燥した晴天。馬場は夜になって若干時計は出始めていたものの、基本は重馬場で推移していた。
  レースは、スタート直後からはややばらけた展開。第1障害を越えたあたりからミスタカシマとサトクィーンが先行し、これらをプランセス、アフロディーテ、カネササクラあたりが追うが、2頭がリードを広げる。1,2障害中間からはサトクィーンがやや前に出てミスタカシマが少し控えたが、他馬とは4.5馬身引き離していった。ハナを切ったサトクィーンは第2障害手前に先着、その後まもなくミスタカシマが追いついた。ここまで58秒と重馬場にしては速いペース。
  他馬の到着を待つまでもなく障害を先に仕掛けたのがサトクィーン、しかし2,3歩上がったところでストップ、そしてこれを見るようにしてミスタカシマが障害にチャレンジ、こちらはほとんど歩くように軽々と軽く坂を登り、障害を越えてからは全くの一人旅であった。サトクィーンの方は2腰目も膝をついて進めない。その後に続いたアフロディーテがひと腰で障害を越えてこれが2番手、その後カネササクラ、センリョウバコ、センショウブルーと続きサトクィーンが降りたのはその後となった。
  先頭を行くミスタカシマは2番手のアフロディーテが降りたころには既に残り30m地点にさしかかっており、大差のリード、鈴木恵介騎手もほとんど手綱を持ったまま、しかしスピードは緩むこともない。後続との差も全く詰まらず10馬身程度差を付けたままゴールを駆け抜けた。後続は、2番手に付けた2番人気アフロディーテがしっかりした脚取りで歩き、3番手のカネササクラがじわじわ近づくもののその差をキープしたまま2着に入った。3着争いはカネササクラが行くところを、最下位人気のクイーンドリーマーが障害8番手の後方から鋭い脚で伸び、残り20mを切ったところで前に出て、そのまま3着に入った。カネササクラは最後でセンショウブルーにもかわされ5着。逃げた3番人気のサトクィーンは結局最下位の10着に終わった。

次走へのメモ
ミスタカシマ(1着):2着の馬とは約15秒も開き、文句の付けようがない快勝、もともと他馬とは力の差があった上に、この馬にもってこいの流れになった。ペースが速くもなく遅くもなく、先に行ったサトクィーンが丁度よい標的となった。障害の脚取りも軽く頭を下げる場面も全くなかった。自信の走りだったと見える。体調も完璧だったようだ。次はばんえいダービーへの出走を公言しており、史上5頭目のオークス、ダービー連覇を目指す。今日のような走りができれば、牡馬相手のダービーでも勝つ可能性は非常に高い。
アフロディーテ(2着):障害はひと腰でクリア、他馬を引きつけておいて抜け出すレース運び、この馬としては完璧な走りだったのではないか。勝った馬が次元が違っただけで、黒ユリ賞に続いての2着は十分立派な成績である。この後だが、ダービー出走権が微妙な位置にいる。どこまでやれるかは見てみたいが。いずれにせよ、もう少し馬体が大きくなって力を付けていってほしい。
クイーンドリーマー(3着):障害などでの課題があった馬だが、一旦降りれば脚がある、今回は後方待機で障害も溜めにためて完全に末脚一本にかけていたようだ。それで最下位人気ながら3着に入れたことは大成功だったのではないか。これでC1からB4に昇格、自己条件で勝ち星を重ねて、また大きいレースに出られることを期待。
センショウブルー(4着):当欄でも密かに狙っていた馬、9番人気で4着は立派、中団で目立たなかったが障害をひと腰でクリアし混戦の中最後までしっかり伸びていった。3着に入ったクイーンドリーマーには展開と切れ味の差で敗れたが、この馬も切れ味はある方。最後まで走る力はあるので、上手く流れればそこそこやれそう。
カネササクラ(5着):この馬らしく、好位に付けて差すような競馬を見せた。障害3番手で降りて、前を追っていくこの馬の形には持って行った。ただ馬場や荷物が重かったか、最後はお釣りのない走りとなり、先頭集団のほか後方から来た2頭ほどにもかわされ5着に終わった。まだ伸びしろはありそう。
  その他では、センリョウバコ(6着)もこの馬の流れには乗せていたが、爆発力のないタイプだったので、切れ味のある馬たちにかわされての着外。当欄で単穴で狙ったプランセス(7着)サンシルクラポピー(8着)は障害でのミスがたたった。大崩れではないので今後の立て直しは可能だろう。逃げたサトクィーン(10着)はミスタカシマを負かしに行ったのが自滅する原因となったか。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,000   (配当)0 (投入)4,000
  (単複・ワイド)今回 -500   (配当)1,200 (投入)1,700
  今年度累計 -32,210 (12/2現在)
    通常  -21,290 (配当 41,010 - 投入 62,300)
   単・ワ -11,920 (配当 12,680 - 投入 23,600)
  1着、2着を◎○と当てながら、三連単しか買ってなくて3着に買ってないのが来るという、あるあるダメダメパターン。わずかに元返し覚悟で特券で買った単勝が1.2倍もついたことだけが救いか。勝負師なら単勝5000円とか、馬複で3点くらいに絞るとかそういう買い方をすべきなんだろうが、どうしてもあれもこれもとなってしまう。年末年始は重賞4連発が待っているので、しっかり立て直さなければ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次の重賞は3週後の12月23日、いよいよ3歳三冠の最終戦、ばんえいダービー(BG1)です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。そして、その後は年末年始にかけて重賞は目白押しです。12月29日ヤングチャンピオンシップ、1月2日帯広記念、3日天馬賞、ばんえいが盛り上がる時ですので応援して参りましょう。

2018年12月1日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第43回ばんえいオークス(12/2・帯広10R)

レジェンド
  先週11月25日、ばんえい現役最年長騎手であった大ベテラン山本正彦騎手(愛称:マサ兄)が43年の騎手生活を終え引退しました。とにかく1975年のデビューということで、さすがに筆者もばんえいどころか競馬もほとんど知らない時期です。そんなにわかファンがレジェンド・マサ兄の功績について述べるのもどうかと思いますので、それはめいめいお調べいただくとして、とにかくお疲れ様という言葉で済ませることはできないほど様々な思いが詰まった43年間だったのだろうと思います。それがインタビューの時のマサ兄の涙に表されているようでした。今後は調教師に転身ということで、またいろんな個性的な馬を出てくることが期待されます。
  さて、今週の重賞はBG1のばんえいオークス。第43回を数えますが、ちなみに山本騎手は第2回のオークス(当時のレース名は「ばんえい優駿牝馬」)で優勝しています。そんな歴史に思いをはせながら、今年のオークスを応援してまいりましょう。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回ばんえいオークス(BG1)
(2018年12月2日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  サンシルクラポピー 牝3 670 村上章 鈴木邦 栗毛 追
父 ハマナカキング
ミスタカシマ 牝3 670 鈴木恵 槻舘重 栗毛 先
父 ウンカイ
プランセス 牝3 670 赤塚健 久田守 青毛 差
父 キングファラオ
  センリョウバコ 牝3 670 菊池一 大橋和 鹿毛 追
父 ヤマノミント
アフロディーテ 牝3 670 西謙一 西弘美 栗毛 先
父 ニシキダイジン
センショウブルー 牝3 670 藤本匠 岩本利 黒鹿毛 追
父 カネサテンリュウ
サトクィーン 牝3 670 阿部武 大友人 青毛 逃
父 ニシキダイジン
  カネササクラ 牝3 670 松田道 村上慎 鹿毛 差
父 カネサテンリュウ
  クイーンドリーマー 牝3 670 藤野俊 今井茂 栗毛 差
父 キタノドリーマー
  10 ウィナーキララ 牝3 670 西将太 大友人 青毛 先
父 カネサブラック
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえいオークス」の概要と傾向
  ばんえいの3歳牝馬の重賞。帯広単独開催以降は毎年初冬のこの時期に行われている。今年度からヒロインズカップがBG1に格上げされるが、それまではばんえいオークスが唯一の牝馬のBG1レースであった。負担重量は定量でハンデ無し。正に牝馬の世代最強を決めるレースである。過去10年で1番人気は(3,2,0,5)と連対か大敗かという極端な傾向を示している。まれに一昨年のホクトノホシのように人気薄が突っ込んでくることもあるものの、2着は全て5番人気以内の馬が入るなど、基本は上位人気の馬が優勢。その中で2番人気は(4,2,2,2)となかなかの好成績を上げており、そのあたりを狙うのが妙味か。明け3歳の黒ユリ賞の勝ち馬が4勝するなど、同世代レースで好走していることがポイント。いわゆるトライアルレースがないため臨戦過程で判断するのは難しいが、自己条件ででもある程度直近に勝ち星を上げてきている方が成績が上がっている。馬場状態や障害の巧拙などにより結果を左右されることも多い。騎手別では全体に分散しているが、鈴木恵介騎手の3勝がトップ。

今回のみどころ
  とにかく今年の3歳牝馬はミスタカシマの実績が飛び抜けており、2歳時ナナカマド賞では20年ぶりに牝馬優勝、ばんえい菊花賞でも牡馬勢を寄せ付けない強さだった。もちろん黒ユリ賞も勝っており、既に重賞3勝。定量戦のここでは普通にいけばミスタカシマが突出しているが、そこは競馬なので、何が起こるかわからない。2歳時の十勝産駒特別ではまさかの障害ミスで最下位に沈んだようなこともある。他の馬たちはこのミスタカシマを負かしに行くのか、それとも無理せず2着狙いでいくのか。そのあたりで流れが変わってきそう。なお、黒ユリ賞ではアフロディーテが2着、サンシルクラポピーが3着となっている。また2歳時の白菊賞ではプランセスがミスタカシマに勝ったことがある。また重賞が初めての馬もおり、それらは未知の魅力がある。ホクトノホシのように彗星のごとく現れるような馬はいるか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サンシルクラポピー:重賞は黒ユリ賞3着の実績。その後の福寿草特別でも追い込んでの3着。出足は控えめだが障害を降りてからの切れ味が鋭い。最後まで粘りきれる脚も持っている。今年度に入って馬体が大きく成長しさらに力を付けてきた。時折障害でのミスが見られカギになっている。前々走は直線で膝を折った、しかし翌週は立て直して快勝。
 2 ミスタカシマ:ここまで重賞3勝、2歳時のナナカマド賞では20年ぶりの牝馬制覇を果たしたし、ばんえい菊花賞では他馬を引きつけて引き離す強い勝ち方で牡馬勢を蹴散らした。他にも華々しい成績を上げている。先行力があり障害もほぼ問題ない。強いて言えば流れに乗れず追走する展開になった時、切れ味のある馬に脚元をすくわれることも。
 3 プランセス:重賞は黒ユリ賞のみ出走、この時はそれまでの成績から2番人気に推されていたが、力を出し切れず6着だった。2歳時は特別戦の白菊賞勝ちなど4連勝して期待された時期もあったが、順調に出走できず伸び悩んでいた。近走ようやく力が出せるようになってきている。脚質は好位差し、障害はまずまず。まだ秘める力が眠っているはずだ。
 4 センリョウバコ:重賞は黒ユリ賞のみ出走。当時最下位人気ながら最後の直線で追い込み、掲示板内の5着に食い込んだ。その後は特別戦にも出ていない。黒ユリ賞時のように、後方待機から、他馬が落ちてくるところを拾いながら順位を上げて行くタイプ。一瞬の切れ味よりも長い脚を使える。障害もこなす。ここにきて馬体が充実し好調をキープ。
 5 アフロディーテ:重賞は黒ユリ賞のみ出走し、当時人気薄ながら最後の直線で接戦を演じ2着に入っている。その後の福寿草特別でも2着。デビュー時は小さく、いかにも非力な馬の印象だったが、馬体の成長とともに力も付けてきた。脚質は自在からやや控えめで他馬の様子を見ながら行くタイプ、ただ障害力は抜群で、降りてからの切れ味もある。
 6 センショウブルー:重賞はヤングチャンピオンシップのみ出走。この時は強力な牡馬勢を相手に自分の走りを貫き、差の無い6着と善戦。他にいちい賞4着の実績もある。障害は得意ではなく2走前に完全に崩れて競争中止、しかしその次のレースでは慎重に障害をクリアし先頭で抜け出して快勝。降りてからの切れ味が鋭く、流れに乗せて行ければ。
 7 サトクィーン:重賞出走は黒ユリ賞(8着)のみだが、同世代の特別戦は常に顔を出している。その中では4歳の実力馬も揃っていた7月の天の川賞での2着が光る。スピードには自信を持っており、ハナを切ってこそ持ち味が出る。逆に前に行けない時はずるずると後退することもある。今季はほとんど掲示板以内に入っており安定。最後の粘りが課題。
 8 カネササクラ:重賞は初出走。特別戦では福寿草特別(5着)などに出走、まずまず好走している。今年度に入って急成長、馬体重も増えてきた。脚質的には好位差しタイプだが、先行馬にうまく付けて最後でかわすようなレースがこの馬の型のようだ。障害は上手ではないが崩れないで一歩ずつこなす方か。軽馬場で前半楽に行ければ粘りを見せそう。
 9 クイーンドリーマー:重賞は黒ユリ賞のみ出走だが終始後方の9着。特別戦も福寿草特別などに出走しているがいずれも大敗している。好不調がはっきりしているタイプで、鋭い切れ味とスピードで強さを見せる時がある一方、道中ソラを使って持っている力を出せない時もある。障害が苦手なわけでもないので、集中さえできれば上位争いも可能。
 10 ウィナーキララ:重賞初出走、特別戦も全く経験がない。今年度秋のシーズンに入ってから3勝して、オークス出走権の10番目に滑り込んできた。好位差しで競り合いに持ち込めば粘りを発揮。障害はあまり得意でないようだ。父カネサブラック、母父サカノタイソンと名馬の血を受け継いでおり、未知の魅力がある。きっかけをつかめば大化けも。

【はむ!の見解まとめ】
  ばんえいオークスは世代最強牝馬を決める定量戦でありながら、1番人気が敗れたり下位人気が活躍することがしばしば見られる。これは例年この時期の3歳牝馬世代は力が拮抗していることが多いこともある。しかし今年は飛び抜けた馬が一頭おり、展開的にも過去のデータはあまりアテにならないかもしれない。
  ◎(2)ミスタカシマは実績を取っても走りの安定性を取っても他の馬とは全く次元が違う。特に今シーズンに入り馬体も成長して強さに磨きがかかっている。どうとらえても本命を外すのは無茶だ。もちろん競馬なので何があるかわからない。唯一、この馬の2歳時、十勝産駒特別で障害で引っかかり10着に沈み重賞出走権を逃した例がある。この時は軽馬場で、勝った馬の時計が1分10秒台と完全にペースを崩されていた。ほぼアクシデントの範疇、普通に走ればまず勝つことは間違いないだろう。
  一方、2番手以降が混戦。各馬のそれぞれのクラスで戦っているため、力関係も複雑で予想が難しい。素直に狙うなら、黒ユリ賞2着などの実績を持つ○(5)アフロディーテだろう。安定した走りと障害力が定評。ミスタカシマを無理に負かしにいかず自分のペースで行ければ2着の可能性は高いところ。単穴としては、2歳時にミスタカシマを破ったことのある▲(3)プランセスがようやく調子を取り戻してきた。若干集中力に欠ける面があって持っている力を十分発揮できていないところがあるが、障害までに良いポジションに付けられば最後の追い比べで力のあるところを見せられそう。入着候補には△(7)サトクィーンに注目。出足が良くスピードもある。天の川賞の1分6秒台の走りは侮れない。最後のスタミナは課題だがハナを奪いに行くと思われ、軽馬場なら特に狙いたい。
  その他では、黒ユリ賞3着など実績があり穴人気しそうな(1)サンシルクラポピーだが、1着か着外か好不調がはっきりしているタイプ、切れ味があり一発の魅力は秘めているが、障害でのリスクもありアテにはしづらい。同じリスクがあるならこちらも切れ味鋭い注(6)センショウブルーの方に妙味があると見て、こちらに印を入れた。あとは3着狙いというところで、成長の跡がみえる(8)カネササクラあたりを押さえるか。
はむ!の馬券狙いどころ:
  取りガミもイヤだけど、前回のようにまるで当たらないのも辛い。今回は一頭飛び抜けて強い馬がおり、ここから狙うならかなり絞って厚めに買わないと取りガミは確定的、しかしやはり当てたいという気持ちの方が強いので、ミスタカシマを軸にしつつも適当に散らしていきたいと考えている。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 2→5,3,7,6→5,3,7,6 合計12通り 各200円
      2→5,3→5,3,7,6,8,1 合計10通り 各100円
      5,3→2→5,3,7,6 合計6通り 各100円
  合計 4,000円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 2 1,000円
  ワイド 3=5,7,6,1 1=5,7,6 合計7点 各100円
  合計 1,700円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年11月26日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第9回ドリームエイジカップ(11/25)

ばんえい重賞レース回顧
第9回ドリームエイジカップ(BG3)-2018年11月25日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着 (1)オレノココロ(鈴木恵) 2分10秒9
  2着▲(4)シンザンボーイ
  3着 (9)ミノルシャープ
   単勝 1 450円(2番人気) 馬複 1-4 2,010円 三連単 1-4-9 25,440円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい馬齢別対抗重賞、第9回ドリームエイジカップは、2番人気の実力馬オレノココロがトップハンデながら、残り10mで差し切り勝ち。オレノココロはこのレース3年ぶり2勝目、重賞は通算20勝目。カネサブラックの持つ最多重賞勝利21勝まであと1勝となった。鈴木恵介騎手はこのレース4勝目で重賞通算71勝目。

レース振り返り
  帯広は先週に遅い初雪が降ったが1cm程度の弱い雪、湿り気は残っていたものの、日曜日は晴れ、ロードヒーティングも効いて、力のいる馬場となっていた。
  レースは、スタート直後からフジダイビクトリーやキサラキクがやや遅れを取り後方追走。他の馬も時計のかかる馬場を意識してか、早めの刻みを入れ、前半からかなりゆったりしたペース。その中で押し出されるように最内からオレノココロ、大外からコウリキが前に行き、その内側のマルミゴウカイ、ミノルシャープあたりが追走、中枠の馬たちが後方から行くという変則的な展開となった。その後中枠のシンザンボーイやセンゴクエースらも少しずつ近づくが、同じような流れで第2障害手前まで。ここまで71秒。
  各馬十分溜めた後、最も先に障害に挑戦したのはマルミゴウカイ、続いてオレノココロ。しかしいずれも坂の中腹でストップ、これを見るように他の各馬も障害に挑戦。その中で先に障害を越えたのはシンザンボーイとミノルシャープ。ほぼ同時に抜け出し直線へ、一瞬の切れ味でミノルシャープが前に出て、シンザンボーイがこれを追う。後続は各馬障害に苦しみ、マツカゼウンカイ、そしてセンゴクエースらは膝を折った。その中でオレノココロが3,4発ほどで障害を抜け出しこれが3番手、これにマルミゴウカイ、フジダイビクトリーあたりが続いた。
  先頭は、ミノルシャープが快調に飛ばし、最大3馬身差ほど離れてシンザンボーイが追走、そして後方からオレノココロがじわじわと迫ってくるという展開。ミノルシャープは残り10m手前あたりまで来たがそこから急激に失速、シンザンボーイが少しずつ詰めるが、それ以上に脚色がいいのがトップハンデのオレノココロ。残り10mを切ったところでミノルシャープが一旦立ち止まり、そこにシンザンボーイが並びかけたが、そこで最内から一気にオレノココロがまとめてかわし、そのままゴールを駆け抜けた。2着争いはシンザンボーイと立て直したミノルシャープが再び並びかけるがわずかにシンザンボーイが粘って2着、ミノルシャープが3着。後続からはマルミゴウカイらも一団で追いついてきたが届かなかった。1番人気となり当欄でも狙ったセンゴクエースは障害で崩れ離れた8着に終わった。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):この馬の本当の意味での強さを見せたレース。そしてそれを十二分に引き出した鈴木恵介騎手の好騎乗もあった。トップハンデや枠順はこの馬にとってほとんど問題ではなく、自分の走りがしっかりできるかどうかというところだろう。今回は流れを見ながら、各馬の動きが重いとみると、自分から前に出てペースを作りに行った。そして障害も悪いなりにしっかり踏み込んで対処していた。今後への展望と課題が見いだせるレースぶりであった。次の狙いはもちろん正月の帯広記念。ライバルのコウシュハウンカイからのタイトル奪取に挑む。
シンザンボーイ(2着):好位に付け、障害をひと腰でクリアし、最後まで粘るというこの馬の形に持ち込めた。強いていえばもう少し馬場が軽ければ最後まで走り切れたかもしれないが、この馬の持ち味は十分に出せたのではないか。賞金も加算してこの次の狙いの帯広記念の出走権もほぼ確実、これまでも経験を積み上げてきており、このまま好調を持続すれば勝ち負けできるところまで上がってきた。
ミノルシャープ(3着):良い面も悪い面も含めてこの馬らしいレースであった。抜群の障害力と降りてからの切れ味、リードも広げて、今度こそはやったと思わせたが、残り10mで落とし穴があった。この馬にとってゴール前は鬼門とも言えるほど課題となっている。ただ見せ場は作ったし、4歳馬としては健闘と言えるのではないか。次の狙いはもちろん天馬賞。最後まで粘り切れるか。
マルミゴウカイ(4着):当欄で対抗に狙っていた。走りそのものは安定していたが、障害で二の腰が入らない状況がここ何戦か出ていたところ、今回もそれが出てしまい、最後の直線も一歩遅れを取った形になった。次の狙いは、少し軽いところで障害などの立て直しを図ると見られ、正月の金杯から2月のチャンピオンカップといった路線か。
コウリキ(5着):序盤は自分のペースを守り、流れをつかんで、直線の切れ味で5着まで食い込んだ。苦手な障害もしっかり踏み込んで2,3発でクリア。自分の力を確かめるようなレースぶりであった。重馬場に対処できたのも大きい。今後は自己条件のA1クラスで勝ち星を重ね再び重賞出走のチャンスをうかがう。
  その他では、フジダイビクトリー(6着)は、序盤の出遅れが若干影響したか本来の先行力が見られなかった。ただ障害はひと腰で切っておりまだまだ走れるところを見せた。マツカゼウンカイ(7着)も流れに乗れなかったか。珍しく障害でも引っかかっていた。当欄本命のセンゴクエース(8着)は懸念されていた障害での崩れが出た。前半から自分のペースで行けなかったこともミスにつながった原因か。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -3,600   (配当)0 (投入)3,600
  (単複・ワイド)今回 -1,800   (配当)0 (投入)1,800
  今年度累計 -27,710 (11/25現在)
    通常  -17,290 (配当 41,010 - 投入 58,300)
   単・ワ -10,420 (配当 11,480 - 投入 21,900)
  何も引っかからず完全ボウズ。なんとなく悪い予感はしたのだが・・。センゴクがあそこまで崩れてしまうとは。それにしてもオレノココロには恐れ入った。というか、過去にこういう不利な条件でも勝ってきている馬なんだけど。人気が落ちていた今回は狙い目だった。それがわかっておりながらワイドででも馬券につなげられないのはやはり情けないところだ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次の重賞は2週連続の12月2日、今度は3歳牝馬の最高峰の戦い、ばんえいオークス(BG1)です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年11月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第9回ドリームエイジカップ(11/25・帯広10R)

信頼回復
  前回のこの欄でも触れたように、このほど地方競馬界を揺るがす2つの大きな出来事(不祥事)がありました。一つは門別競馬における順位取り違え事件、もう一つが岩手競馬の禁止薬物陽性馬発生事件です。前者の門別競馬の方は、写真判定の確認不足によるミスであり、もちろんあってはならないことではありますが、対応策も発表され(一部では救済しきれない被害者も出るかもしれませんが)真摯な対応により影響は最小限に収まりそうな気配です。
  一方、後者の岩手競馬の方は深刻です。今年すでに1週間の開催中止、そして再度陽性馬が出たことにより全頭検査のためさらに中止。一時はいつ再開できるかもわからない状況に陥りました。岩手競馬は10年前には廃止寸前までいって関係者の努力でようやく存続し、持ち直してきたもの。現在でも赤字に陥れば即廃止の約束になっており、首の皮一枚でつながっています。今回の不祥事は存続への努力が水の泡となりかねない事態です。
  今週なんとか再発防止策が整ったということで、岩手競馬11月24日から3週間ぶりに再開となりました。ただ、なぜこのような禁止薬物陽性馬が出てしまったのか?ファンには真相がよくわからないままです。さらなる真相究明と再発の防止を望みます。
  いずれにしても、ばんえいを含む地方競馬は、ファンのみならず全ての人の信頼によって成り立つものです。厳しい修羅場を乗り越えてきているからこそ地方競馬に頑張ってほしいのです。ファンとしてこれからも応援していきます。
  さて、ばんえいは今週から2週連続の重賞。今週は馬齢別選抜のドリームエイジカップです。なお、今週から準ナイターとなり時刻が変更になっているので注意が必要です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第9回ドリームエイジカップ(BG3)
(2018年11月25日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上馬齢選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  オレノココロ 牡8 790 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
マルミゴウカイ 牡5 770 藤野俊 槻舘重 鹿毛 差
  ホクショウディープ 牡5 760 島津新 服部義 青毛 追
シンザンボーイ 牡7 770 西謙一 坂本東 栗毛 先
  キサラキク 牝7 740 菊池一 金田勇 芦毛 先
マツカゼウンカイ 牡4 760 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
センゴクエース 牡6 780 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
フジダイビクトリー 牡10 760 西将太 中島敏 栗毛 逃
  ミノルシャープ 牡4 760 阿部武 大友人 鹿毛 先
  10 コウリキ 牡6 750 松田道 長部幸 鹿毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ドリームエイジカップ」の概要と傾向
  ドリームエイジカップは今年で9回目の開催。4歳から8歳以上まで年齢別に賞金上位2頭から選抜される世代別対抗戦重賞で、ばんえい独自の出走条件となっている。負担重量がこの時期にしては軽めの上にハンデ差が非常に大きく、毎年のように波乱のレースが展開される。過去8年で1番人気は(2,2,1,3)で苦戦傾向、6番人気以下が4勝しており、2着以下も人気薄がきて大万馬券になることもある。一方では昨年のように比較的堅く収まる時もある。トップハンデの馬は第1回に勝ったのみで、その後は7連敗中。年齢は5歳馬が4勝するなど若い馬が活躍する傾向にある。但しさすがに4歳馬は苦戦。牝馬は出走自体が少ないが、一昨年にキサラキクが勝っている。1分40秒前後の重賞としては速い勝ち時計で、4大記念競走のように重い荷物ではないので、非力な馬でもスピードで押していくことができる。実力馬よりもこのレースに照準を合わせてきた馬を狙いたい。騎手は鈴木恵介Jが3勝。

今回のみどころ
  これまでばんえい界に君臨した最強の馬たちが年齢を重ねて「8歳以上」にひとくくりにされたことにより、例えばコウシュハウンカイが通算獲得賞金の差でこのレースに出られないなど、今年は各世代で出走権をめぐるドラマが生まれている。メンバーもいつもと違い新鮮だ。その中で特にオレノココロ、センゴクエース、マルミゴウカイら各世代のトップが貫禄を見せるか、あるいは隠れていた実力馬がここで開花するか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:重賞19勝と歴代最高にも迫る記録を持つばんえい界のトップランナー。今シーズンはBG1ばんえいグランプリで快勝。実力は当然ナンバーワンだが、前走障害が上がらなかったように、照準はあくまで帯広記念か。
 2 マルミゴウカイ:4歳3冠後、古馬戦線に参戦、岩見沢記念で勝利するなど、最も勢いのある馬。他馬に合わせた自在のレースができ、今のところ重量もこなしている。障害も悪くはないがここ2~3走はやや力が入らない場面も見られた。
 3 ホクショウディープ:長期休養を経て復帰後6戦出走したが、今のところ本来の力がほとんど出せていない。かつてマルミゴウカイと互角に渡り合った馬。馬体重は戻りつつあるので、本来のスピード豊かな走りを見せてもらいたいところ。
 4 シンザンボーイ:時折重賞に顔を出し、今シーズンもグランプリ3着、北見記念5着などなかなかの成績を上げている。オープン格に上がっても好走が続いており前走も逃げて快勝、悲願の重賞初制覇のチャンスをうかがう。障害力には定評。
 5 キサラキク:一昨年のこのレースの勝ち馬。古馬重賞は常に顔を出していたが、脚元不安があったようで岩見沢記念以来重賞から離れていた。前走から復帰したが馬体重も減って本調子でないようだ。元々苦手な障害でも力が入っていない。
 6 マツカゼウンカイ:4歳馬。今年はまなす賞に勝って重賞制覇を果たしている。安定した走りで障害も上手、崩れることがほとんどない。相手なりに走れて先行しても良し、控えても良しの脚質。切れる脚はないので決め手には欠けるが。
 7 センゴクエース:成績は安定しているが重賞になると勝ちきれないレースが続いていた。降りてからの脚は確かだがどうしても障害で一歩遅れてしまう。今回は斤量的にもチャンスだが、前走の特別戦で久々に障害膝折りが出たのは心配。
 8 フジダイビクトリー:重賞10勝の実績馬だが、重賞勝ちは2年近く遠ざかっているし、今シーズンはまだ1勝、最近は得意だった障害で苦労することも多い。衰えではないだろうが。適度な負担重量のこのレースで巻き返せるか。
 9 ミノルシャープ:4歳馬。重賞2勝の実績馬。先行力と障害力はかなりのものを持っているが、最後で緩むなどスタミナに課題がある。銀河賞ではセーフティーリードからぎりぎり粘りきった。古馬相手にハンデを生かして逃げ粘れるか。
 10 コウリキ:出走権争いでキンメダルを破って登場。重賞は天馬賞でセンゴクエースの2着に入って以来2年ぶり、特別戦の常連だが古馬重賞は不思議にも初出走。障害が苦手だったが、最近は脚質転換で積極的に攻めるレースで勝っている。

【はむ!の見解まとめ】
  先週、帯広も遅い初雪が観測され、ようやく冬が到来。それとともに馬場状態の変化がより注目される。寒くて雪でも降れば軽馬場になるが、一方でロードヒーティングやハローがけの効果でフカフカの馬場になった場合、時計がかかることも考えられる。当日の天気と馬場状態は十分見極めたい。負担重量もポイントで、今回は4大記念競走のような重い荷物ではないが、それでも重賞、それなりの重量、また世代等によってハンデ差もあり、そのあたりの見極めも重要。
  今年は、実績のある古馬たちも気にはなるものの、やはりディフェンディングチャンピオンの6歳馬センゴクエースと今年の岩見沢記念に勝ち力をつけてきた5歳馬マルミゴウカイの同厩舎の両雄が実力的には一歩リードか。その中で、当欄では◎(7)センゴクエースの方が今度こそ意地を見せる番とみて、今回も本命とした。斤量や馬場的にも今回がチャンス。前半スムーズに付いていって障害をしっかり越えられれば上位は堅い。そして○(2)マルミゴウカイ。障害力もあり安定度ではこちらの方が上。斤量もセンゴクより10kg少ない。普通ならこちらの方を頭にしたいところ。しかし前走あたりは障害で止まっているように、流れ一つで変わってきそう。一日の長でセンゴクを本命、マルミを対抗とした。
  2頭ががとび抜けているとみるが、そこは競馬。簡単に決まらないことも考えられる。そこで次にひとひねり面白そうなところということで、前走の特別戦で勝利するなど近走好調の▲(4)シンザンボーイを単穴に狙ってみた。重賞出走経験も積んできており、障害力はもともとあるので、上手く流れをつかめれば食い込みも。他では百戦錬磨の△(8)フジダイビクトリーは軽めの馬場でも力が出せる。ハンデ有利で逃げ粘りも。
  そして実績ではナンバー1の(1)オレノココロ、3年前にこのレースを優勝している。ただこの馬はここが本番ではないと思われ、しかもトップハンデ、流れが向けば持ち前の力で食い込みもありえるが今回は押さえまでとしたい。それなら4歳馬ではあるが注(6)マツカゼウンカイの安定した走りが侮れない。同じ4歳馬の(9)ミノルシャープと共にもう少し力を付けてからという考え方もできるが、ここはついて行けそうなマツカゼの方に注意マークをつけておきたい。あとは、一昨年の勝ち馬(5)キサラキクは不調が続くが、ここは適鞍。流れに乗って障害が切れれば見せ場はあるか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  全然取り戻せてはいないものの、クインカップで久々のプラスだったことは、気持ち的にも楽になる。ここは勢いに乗って、2週続く重賞っを取って行きたいところ。
  今回はとにかくセンゴク、マルミの2頭が強いと見て、そこから数頭に流してなるべく絞っていきたい。印を打った馬と、オレノココロを少々。他の穴目はワイドで押さえ。キサラキクの応援馬券は続けたい。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 7=2=4,8,6(マルチ) 合計18通り 各100円
      7,2→7,2,4→7,2,4,8,6,1 合計16通り 各100円
      7,2→1→7,2 合計2通り 各100円
  合計3,600円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 7 700円
  応援馬券(単+複)5 各200円
  ワイド 4=7,2,8,6 6=7,2,8 合計7点 各100円
  合計 1,800円で勝負!

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告します。

2018年11月13日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回クインカップ(11/11)

ばんえい重賞レース回顧
第43回クインカップ(BG3)-2018年11月11日-10R 200m直 曇 1.9%
  1着◎(9)メヂカラ(工藤篤) 1分59秒9
  2着注(4)キタノサカエヒメ
  3着○(2)フェアリースズ
   単勝 9 490円(4番人気) 馬複 4-9 1,020円 三連単 9-4-2 4,450円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳牝馬の重賞、第43回クインカップは、4番人気のメヂカラが、大外枠で障害5番手から差し切って勝ち、重賞初制覇。工藤篤騎手はこのレース初勝利、先週のばんえい菊花賞に続き2週続きの重賞制覇で通算6勝目。父トウリュウの産駒としても初の重賞獲得となった。

レース振り返り
  この日の帯広は金曜日から土曜日にかけて降った雨で湿り気は残っていたものの、ロードヒーティングが使用開始、ロータリーハローもかけられ、フカフカして、やや時計のかかる馬場であった。
  ばんえいオークス馬で今回賞金最上位だったナカゼンガキタが直前で故障し回避し、人気が割れる形になった。レースは、スタートからほぼ平均ペース。まず第1障害からマツノビューティが勢いよく飛び出し、先頭に出てレースを引っ張る展開。その他の各馬はそれぞれがペースを測りながら進み、その中で1番人気フェアリースズが前について行く。1,2障害の中間からはキタノサカエヒメ、イズミクィーンあたりが刻みながら少しずつ前に近づく。一歩遅れて2番人気シンエイボブらが続き、メヂカラはこの時点ではさらにその後方にいた。第2障害手前にはマツノビューティがリードをキープしながら先頭で到着、ここまで63秒とゆったりしたペースに落ち着く。程なくフェアリースズが到着し、一歩遅れてキタノサカエヒメ、イズミクィーンそしてシンエイボブが相次いで到着。各馬じっくり溜めたあと、マツノビューティが先に障害を仕掛け、フェアリースズも続く。さらにキタノサカエヒメとシンエイボブも続いて挑戦。最初に仕掛けたマツノビューティは障害をスムーズに登り、勢いを付けて障害を駆け下り先頭へ、フェアリースズもひと腰でしっかり越え前を追う。続くキタノサカエヒメがひと腰かかる間にシンエイボブがグイッと踏み込み3番手で障害を越え、キタノサカエヒメが4番手で追う。その後、溜めにためていたイズミクィーンが仕掛けるがこちらは坂の中腹でストップ、その間に後ろから来た大外のメヂカラが力を込めて障害をひと腰でクリアし5番手で障害を降りた。先頭争いはマツノビューティにフェアリースズら後続が迫り、残り30m手前あたりではほぼ横一線。そこに後方からものすごい脚色でメヂカラが近づいてくる。先頭集団はまずマツノビューティが詰まり、その間に集団で脚色の良かったキタノサカエヒメが一旦前に出たかと思われたが、まもなく大外からメヂカラが迫り、残り20mで並びかけることなくそのまま抜き去って先頭へ、あとはそのままの勢いでゴールまで駆け抜けた。最後は3馬身ほどの差をつけ快勝だった。キタノサカエヒメがそのままの態勢で2着に入った。3着争いはシンエイボブが一杯になり残り10mでストップ。その間にフェアリースズが抜け出すがこちらも脚色が厳しく、立て直したマツノビューティが再度迫り、ゴール板を並んで通過した。写真判定の結果、フェアリースズがわずかの差で3着に残った。シンエイボブはその後もゴール直前でストップし最後は7着に終わった。
次走へのメモ
メヂカラ(1着):このレースは追い込みが決まることが多いことは当欄でも予想の際に述べていたが、その傾向を裏付ける形になった。鮮やかな差し脚を見せ印象に残る勝ち方であった。有力馬が内枠に集まり、大外枠といえども、外側が開いて、課題のあった障害にも楽に挑めたことが、最後の直線の切れにつながったともいえる。今回賞金クラスがB2からA2に2ランクアップ。相手は強くなるが、実力馬たちにとってもこの馬の切れ味は脅威になるだろう。天馬賞やヒロインズカップなどBG1級の重賞に出走できるチャンスもあり、是非挑戦してもらいたいところ。
キタノサカエヒメ(2着):先行馬をマークしながら前につけ、最後の直線は切れ味で前に出るというこの馬の型どおりのレースで、持てる力は十二分に発揮できたと言える。強いて言えば障害でもう一歩だったことが悔やまれるか。いずれにせよ、今回は勝ったメヂカラの切れ味が嵌まる流れだったということで、2着は力負けではない。クラスはB1に上がるがしっかり流れに乗れれば十分戦えそう。
フェアリースズ(3着):最終的には1番人気に推され期待された。この馬自身の走りはスムーズだったが、今回は差しが決まる馬場状態と展開であったということだろう。先行力と障害力はこの馬の持ち味で、今後の自己条件戦でも十分戦えるだろう。現時点で、ヒロインズカップの出走権のボーダー上にあるので、出走いかんに関わらず勝って賞金を積み上げておきたい。
マツノビューティ(4着):もともと鋭い出足とスピードの持ち主であったところ、ベテラン藤野騎手がこの馬の持ち味を生かし積極果敢に前に行き他馬を引っ張るような展開に持ち込んだ。結果、3着争いの写真判定にまでもつれ込み、最後まで見せ場十分だった。自己条件のB3クラスでは普通に勝てるだろう。更にその上をめざしたい。
ライデンメルテイ(5着):トライアルの時は果敢に先行して障害でミスをしていたが、今回は前半から自重して、障害をしっかり上げることに専念していた。それが最後に掲示板内に粘りこむ結果となった。自分のペースで行ければ十分戦えるだけの力を見せた。自己条件で勝ち星を重ねたい。
  その他では、サカノイサムヒメ(6着)はパワー不足で前半からついて行くのが精一杯。しかし最後は伸びてきており、軽いレースになれば一変も。シンエイボブ(7着)は自分の走りはしていたが、やはり詰めの甘さの上に最後はハンデ差がのしかかった。注目のイズミクィーン(8着)はやはり障害がポイントで、今回は特に反応が悪かった。直線の脚は確かなだけに、出世の上での課題となりそう。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 +50   (配当)4,450 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 +1,050   (配当)2,450 (投入)1,400
  今年度累計 -22,310 (11/11現在)
    通常  -13,690 (配当 41,010 - 投入 54,700)
   単・ワ -8,620 (配当 11,480 - 投入 20,100)
  本命メヂカラが1着に来て今度こそスマッシュヒットと思いきや、2着に薄めにしていたキタノサカエヒメが来て、3連単がなんとか引っかかったものの、あんまり美味しい状況ではなかった。それでも当欄で久しぶりに+(プラス)という記号が書けたことは良かったと思うべきだろう。ドン底からは抜け出しつつあると思う。あとは、暮れに向けてなんとかもう少しマイナスを減らせていけるようにがんばろう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次の重賞は11月25日、馬齢選抜というばんえいならではの重賞・ドリームエイジカップです。各世代が激突、年下の馬の勢いが勝つか年上の馬が貫禄を見せるか、興味深いレースです。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。なお、その次の週にも重賞があります。

2018年11月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第43回クインカップ(11/11・帯広10R)

水を差す出来事
  先週、初めてJRAの京都競馬場で行われたJBC3競走、非常に盛り上がりました。結果に触れ始めると長くなるので省略しますが、スプリントのキタサンミカヅキなど地方馬も健闘。今回の試みは地方競馬の祭典、そして競馬のお祭りの日として普段中央競馬しかやらない人々にも一定のアピールになったのではないでしょうか。(筆者もまずまずのプラス収支で満足です。)来年は地方に戻って、こちらも初めて浦和競馬場で開催されます。今までの勢いを保っていければ良いなと思います。
  と、今回はこの程度の文章で収めようと思ったら、先週から今週にかけ地方競馬を揺るがす大きなニュースがありました。一つは11月1日に門別競馬場で行われたダートグレード競走・北海道2歳優駿で、1着2着を逆に発表し確定した誤審。そして、岩手競馬では競走馬から禁止薬物が検出、それも今年3度目で、当面岩手競馬は開催中止という衝撃的なものでした。それぞれについて、また当欄でも触れたいと思いますが、折角盛り上がってきた地方競馬に水を差す出来事です。まず徹底した真相究明はもちろん、ファンが安心して競馬を楽しめるよう事後の策もしっかりお願いしたいところです。
  それでは本来のばんえい予想の方へ。今週は3週続いた重賞のラストを飾る4歳牝馬の一戦クインカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回クインカップ(BG3)
(2018年11月11日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  サクラニシキヒメ 牝4 680 松田道 金山明 鹿毛 差
フェアリースズ 牝4 690 島津新 岩本利 栗毛 先
シンエイボブ 牝4 700 菊池一 久田守 鹿毛 差
キタノサカエヒメ 牝4 690 鈴木恵 中島敏 芦毛 先
  マツノビューティ 牝4 680 藤野俊 長部幸 鹿毛 逃
イズミクィーン 牝4 680 西謙一 小北栄 芦毛 追
  サカノイサムヒメ 牝4 690 長澤幸 服部義 鹿毛 差
  ライデンメルテイ 牝4 680 村上章 岡田定 黒鹿毛 逃
メヂカラ 牝4 690 工藤篤 西邑春 鹿毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「クインカップ」の概要と傾向
  4歳牝馬限定の重賞。ばんえい独自の出走条件のレースだが、その歴史は意外にも長く今年が43回目。過去の勝ち馬には、かつて名牝と呼ばれた蒼々たるメンバーが名前を連ねる一方、懐かしの個性派の馬の名前もちらほら見え、このレースの興味をかき立てる。過去10年間では1番人気は(6,1,0,3)となかなかのもの。2,3番人気はやや怪しいが、極端に人気薄の馬は厳しい。トライアルと位置づけられる紅バラ賞の勝ち馬がこのレースで4勝するなど成績が比較的連動している。実績よりもその時の勢いや調子がポイント。4歳牝馬は馬にとっても微妙な「年頃」というところか。牝馬重賞完全制覇したナナノチカラ(2014年)のように、牝馬同士のレースになると意地を見せる馬や、そのナナノチカラのほかユーファンタジー(2009年)やマリンチャンス(2012年)のように極端な追い込み馬が差しきり勝ちするなど個性派も多い。

今回のみどころ
  ここに出走してくるメンバーは、重賞で活躍する馬もいるが、それぞれのランクで存在感を示している。賞金ランク的には昨年のばんえい菊花賞を制したコウシュハサマーが最上位だったが登録抹消、昨年のばんえいオークス馬ナカゼンガキタも直前で回避ということで、どの馬が勝っても重賞初制覇になる。メンバーではシンエイボブが最も格上だがトップハンデ。それ以外の馬はランク的には下となっているが、勝ち星を重ねて上がって来たフェアリースズ、トライアルの紅バラ賞を勝利したメヂカラ、そして父母が名馬のイズミクィーンら勢いのある馬も多く、展開によっては下克上もあり得る。馬場の巧拙もあり天気もポイント。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サクラニシキヒメ:2歳時は最高でもCクラス。重賞はばんえいオークスのみ経験しているが最下位の10着。体も小さく力不足が目立つ。直線でも厳しく大敗も多いが、軽馬場になれば一変しスピードのあるところを見せる。成長の兆しはある。
 2 フェアリースズ:重賞はばんえいオークスのみ経験、当時は力不足だったが、その後力を付けて勝ち星を重ねた。この秋も人気薄での3連勝など勢いがある。3歳年上の姉にこのレースを勝ったフェアリードールがいる。先行力と障害力で勝負。
 3 シンエイボブ:重賞は常連で、勝利まではあと一歩だが、ばんえいオークス2着、今年の柏林賞で3着と善戦。直線の切れ味が抜群、最後で追い込むタイプではなく、好位につけて直線で抜け出すスタイル。障害は得意ではないが崩れは少ない。
 4 キタノサカエヒメ:重賞は黒ユリ賞2着、オークス3着の好成績を残している。一瞬の切れ味というより、長くしっかり走りきれる脚を持っており重馬場、高重量も歓迎。障害はあまり得意ではないが、前走で快勝するなど調子は上向いている。
 5 マツノビューティ:前走勝って最後の切符を手にした。重賞はオークスを経験(9着)。この時も最後に出走権を得るなど強運の持ち主。馬格があり、スタートの出足は一流。ハナを奪いに行くか。障害も上手だが一旦遅れるとジリ脚になる。
 6 イズミクィーン:父カネサブラック、母フクイズミというばんえいのスターを両親に持つこの馬、ついに重賞に出走できる位置にやってきた。むろん重賞初出走。前哨戦の紅バラ賞で怒濤の切れ味を見せ大器の片鱗を見せた。障害がポイント。
 7 サカノイサムヒメ:重賞は2歳時にYCと3歳時のオークスに出走。世代の特別戦を含め見せ場は作っている。元々は先行力とスピードを持っている馬だが、体が小さいこともあり揉まれると弱い面もある。障害は上手な方で流れに乗れれば。
 8 ライデンメルテイ:重賞はオークス(6着)のみ経験。出足の良さがこの馬の持ち味、先行してこそ力を発揮する。トライアルの紅バラ賞では果敢に先頭を切り見せ場を作った。障害でミスが出たが元々苦手ではない。自分のペースで行ければ。
 9 メヂカラ:重賞は黒ユリ賞3着、オークスは5着の成績。世代牝馬特別戦では2勝しており、いずれも脅威の切れ味を見せ鋭く差し切り勝ち。しかし障害は気まぐれで動かないことも。重めの馬場でペースが落ち着いた方が持ち味が生きそう。

【はむ!の見解まとめ】
  ナカゼンガキタの回避は拍子抜けだったが、改めて出走表を見ると4歳牝馬世代はこんなにも活躍馬がいたのかという印象。しかも出走馬9頭中7頭が前走勝利、残る2頭も2着と、好調の馬が揃い激しいレースが期待される。出足の素晴らしい馬や鋭い切れ味を持つ馬など、いずれも個性的な馬が並んでおり、どの馬が流れに乗って勝利につかめるのか非常に興味深い。なお、今週からコースのヒーティングのため砂障害が撤去されている上、金曜から土曜にかけてまとまった雨で軽めの馬場が想定される。
  その中で非常に迷った末、当欄では◎(9)メヂカラがトライアルの紅バラ賞で見せた鋭い切れ味が再現されることを期待し本命とした。障害でのリスクはあるものの崩れてしまうタイプではない。それ以上に多少遅れても挽回できるほど切れ味は鋭くしかも長く保てる。平坦となったゴール前にはもってこいだ。外枠に入ったが、ばんえいプリンセス賞では大外から一気に差し切ったレースもあるし、内詰めなので左側のレーンが開いて余裕を持って走れそうだ。
  対抗には○(2)フェアリースズを持ってきた。母ハタノダイヤは次々重賞勝ち馬を産みだしている。もともと先行力と障害力がある馬だが、近走はさらに力をつけ安定性を増してきた。切れ味はあまりないものの、しっかり先頭グループをキープして抜け出すようなレースができれば。メンバー中実績上位の▲(3)シンエイボブもそろそろ重賞タイトルが欲しい一頭だろう。良い面も悪い面も父のナリタボブサップを受け継いでいるイメージ。一旦抜け出せば非常に強い勝ち方をするが、一方では直線でいっぱいになるなど脆い面も。10kgのハンデもポイント。そして注目を浴びそうな△(6)イズミクィーン。まだランクは下だが当欄ではそこそこやれるとみて入着の印を打った。障害がかなり苦手だったが最近は克服しつつある。ペースが落ち着いてしっかり障害を越えられれば、親譲りの最後の追い込みを見せられそう。テン乗りの西謙一騎手がどう乗るかも注目。そして、鈴木恵介騎手がどの馬を取るか注目されたが注(4)キタノサカエヒメに乗ってきた。実績はある馬で大きいレースに強い。ここ2戦の勝ち方は強かったがそれまでは障害で苦戦続きだった。トライアルの紅バラ賞を使っておらず他の馬との力関係の比較が難しいが、評価的には押さえまでというところか。
  他では、(8)ライデンメルテイが紅バラ賞で見せた積極的なレースを再び展開し、障害を上手くクリアすれば前残りも、最後の1枚のチケットを取ってきた(5)マツノビューティの鋭いダッシュも見もの。

はむ!の馬券狙いどころ:
  最近は当たってもマイナス、いわゆる取りガミのことが多く、本気で馬券の買い方を考えなければ。と、いいつつ今のスタイルを変える気持ちも薄い。しっかりやっていればまたいずれ大きなヒットが出るだろうという気持ちだ。今回はまた難解な牝馬重賞。ただ上位馬は絞れそうなので、なんとか収支改善につながる買い方をしていきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 9,2,3,6 BOX 合計24通り 各100円
   9→2,3,6,4=2,3,6,4 合計12通り 各100円
  枠複 8=2,3,6 2=3 合計4通り 各200円
 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 9 500円 6 100円 複勝 5 100円 
  ワイド 6=9,2,3,8 8=9,2,3 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年11月6日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回ばんえい菊花賞(11/4)

ばんえい重賞レース回顧
第43回ばんえい菊花賞(BG2)-2018年11月4日-10R 200m直 晴 1.2%
  1着◎(5)ミスタカシマ(工藤篤) 1分55秒2
  2着○(7)アアモンドグンシン
  3着△(2)コウシュハレガシー
   単勝 5 190円(1番人気) 馬複 5-7 240円 三連単 5-7-2 1,650円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳重賞、3冠レースの第2弾、第43回ばんえい菊花賞は、1番人気の牝馬ミスタカシマが、第2障害を先頭で降り他馬の追随を振り切って快勝。この馬の重賞はナナカマド賞、黒ユリ賞に続き3勝目、工藤篤騎手はこのレース初勝利で、重賞は通算5勝目。このレースは昨年に続き牝馬の優勝となった。
レース振り返り
  この日の帯広は快晴、昼間は気温も上がり乾燥、ただ、馬場のコースの脚抜きは良さそうで時計はそこそこ出ていた。
  レースは前半から4,5頭がダッシュで先手を取りに行き、先頭集団と後方から追う馬がばらける展開となった。特にアアモンドグンシンとコウシュハレガシーの勢いがよく、先頭争い。続いてオレワチャンピオン、ミスタカシマと続く。徐々に各馬刻みを入れ溜めを作っていくものの、速い流れのまま第2障害へ、アアモンドグンシンがやや先行し障害手前に先着、ここまで51秒。続いてオレワチャンピオン、ミスタカシマ、コウシュハレガシーが到着した。4頭が揃ったところで、十分溜めにためた2番人気アアモンドグンシンが、最初に障害にチャレンジ、しかし7分どころでストップし次の一歩が出ない。それを見ながらミスタカシマとコウシュハレガシーが障害に挑戦、ミスタカシマは軽く引っかけながらも勢いよく障害を登りきり先頭で最後の直線へ。コウシュハレガシーも一歩遅れながらもひと腰で障害を越え、ミスタカシマに迫る。続いて障害に挑戦したオレワチャンピオンは天板でストップ、後ろから来てひと腰で障害をさばいたキタノユウジロウやミノルシンザンとほぼ同時に障害を降りた。アアモンドグンシンはさらにそれらに遅れて障害を越え巻き返しを図った。そのころ先頭は残り30mあたりまで進み、ミスタカシマにコウシュハレガシーが激しく迫る展開となっていたが、並びかけるまでが精一杯。残り20mあたりからはミスタカシマが徐々に引き離していく。最後スピードは緩んできたものの後続がついて来れず、最後は2馬身半ほど離して先頭でゴールを駆け抜けた。2番手を走っていたコウシュハレガシーはさらに厳しくなり、後ろから立て直して激しく追ってきたアアモンドグンシンやキタノユウジロウに迫られ、最後はアアモンドグンシンがもうひと伸びして2着、かわされたコウシュハレガシーはキタノユウジロウにも迫られたがなんとか押さえて3着に入った。上位3頭は1,2,3番人気の順で堅い決着となった。

次走へのメモ
ミスタカシマ(1着):障害力はこの馬の武器とも言える。ややオーバーペース気味とも思える速い展開だったが、しっかり障害を越えて、それも余力を残して、最後までしっかり走りきった。強い馬を立て続けに出している槻舘厩舎ということで仕上がりも万全だったのだろう。まだまだ成長の余地もありそうで、今後が楽しみだ。次の狙いは、12月初めに行われるBG1ばんえいオークス。ライバルとなりそうな馬がほとんど見当たらず、余程のことがない限り勝つ可能性が高そうだ。さらにはダービーとのW制覇も視野に入れる。
アアモンドグンシン(2着):良い感じで先行したが障害で力が入らなかった。この馬は障害がポイントと言われていたが、その懸念されたことが出た形。それでも崩れなかったのが最後の鋭い追い込みにつながった。最後の直線の脚色を見ると、かなりの力を感じる。前半若干出遅れても逆転可能で、逃げ一辺倒より脚質に幅をきかせることが可能だろう。次の狙いは当然暮れのばんえいダービー、ハンデ面での有利を生かしたい。
コウシュハレガシー(3着):この馬としては完璧なレースであった。しっかり先行馬について行き、前走で失敗した障害も今回はじっくり対応しひと腰で越え、直線での切れ味も見せて勝ち馬に追いすがった。最後はさすがに一杯になって後続にも追いつかれたが、見せ場を十分出せた走りであった。次の狙いのダービーでも展開が向けばチャンスが巡ってくるだろう。
キタノユウジロウ(4着):レースでは好位につけ、障害もひと腰で越えたが、いかんせん序盤のペースが速く前に行った馬とは離されすぎていた。自慢の切れ味もやや不発気味。逆に後ろの馬に差し返される形になった。しかし障害での対応は収穫。常に上位で戦える力は見せたといえる。
ミノルシンザン(5着):序盤は中団あたりにいて目立たなかったが、障害をひと腰で越えられたのが、最後の粘りにつながった。上位争いに食い込むにはまだ課題はありそうだが、今後も戦っていける自信はついたのではないか。ダービー出走権もほぼ手中にしたか。
  その他では、ジェイコマンダー(6着)は5着にも相当離れての入線。序盤から展開が厳しかったようだ。そして、重賞勝ち経験のあるオレワチャンピオン(9着)は馬体は再上昇傾向だったが、先行馬が障害に手間取っては勝ち目はなかった。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -1,290   (配当)3,110 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -250    (配当)950 (投入)1,200
  今年度累計 -23,410 (11/4現在)
    通常  -13,740 (配当 36,560 - 投入 50,300)
   単・ワ  -9,670 (配当 9,030 - 投入 18,700)
  さすがの女傑ミスタカシマが勝って、当欄も◎にした馬が久しぶりに1着に来たものの単勝1番人気で1倍台、2着、3着も結局人気どおり。◎○△なら三連単もう1枚くらい買っておけなかったものかと後悔しきり。でも、ま、的中したので、なんとか良い方向には行っているのではないかと思おう。それと、同日に行われたJRAのJBC3競走は珍しく3レースとも何らかの形で一応的中、特にスプリントでまずまずの配当の3連単が当たったので、気分的には楽になっている。来週も重賞あるので勢いをつけて行こう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次は、11月11日、3週連続の重賞の3つめ、4歳牝馬の重賞・クインカップです。好調馬が多く激しいレースが期待されます。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。