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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年12月9日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第44回ばんえいオークス(12/8)

ばんえい重賞レース回顧
第44回ばんえいオークス(BG1)-2019年12月8日-10R 200m直 曇 2.3%
  1着◎(6)ジェイカトレア(藤野俊) 1分57秒6
  2着 (4)クイーンヴォラ
  3着 (8)アアモンドラッシュ
   単勝 6 150円(1番人気) 馬複 4-6 2,750円 三連単 6-4-8 48,700円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの3歳牝馬女王決定戦、第44回ばんえいオークスは、1番人気のジェイカトレアが障害を先頭で降りてそのまま押し切って快勝。黒ユリ賞に続いて牝馬重賞を制覇し世代女王の座を守った。藤野俊一騎手は2006年ウィナーサマー以来3度目のオークス優勝。重賞は昨年岩見沢記念以来で通算53勝目。平田義弘調教師はこのレース初優勝。

レース振り返り
  帯広は12月に入り冬らしい気候となり、特に当日は小雪が舞う天気。馬場は表面は乾いているように見えるものの気温が低い分、水分が残っており、重くもなく軽くもなくといったところであった。
  レースは、一斉のスタートから第1障害もほとんど差がなく全ての馬がクリア。その後も各馬は刻みを入れながらもほとんど差は開かずに進む。第1障害を越えて心持ちヒメトラクイーンとアアモンドラッシュがやや前に出て、これに1番人気のジェイカトレアと最内のサクラユウシュンが差なく追う。その後も各馬出たり入ったりを繰り返しながら進み、ジェイセリナがやや遅れた以外はほぼ横一線のまま第2障害手前へ。ここまで61秒と平均ペース。
  各馬が障害に並んだところで、まずジェイカトレアが障害を仕掛け、一歩一歩力強く越え先頭でクリアした。続いてサクラユウシュン、アアモンドラッシュあたりが障害に挑戦するがストップ。サクラユウシュンは天板で膝を折った。その後も各馬次々と障害に挑戦。苦戦する馬が多い中、じっくり攻めたクイーンヴォラが一腰で越え、一旦天板で止まったアアモンドラッシュと、やはり一腰でまとめたハイトップフーガが続き、さらに遅れてヤマサンブラック、アアモンドノースが相次いで障害を越えた。
  しかし、後続が障害を降り始めたころには先頭で降りたジェイカトレアは残り30m手前あたりを快調に歩く。4,5馬身離れてクイーンヴォラ、これにアアモンドラッシュが少しずつ差を詰め、並走していたハイトップフーガがやや置かれた。先頭のジェイカトレアはそのままリードを保ちながらゴールに近づき、緩みそうになっても藤野騎手が気合いを入れて最後は余裕でゴールを駆け抜けた。2番手はクイーンヴォラが粘るところアアモンドラッシュが更に追うが差が縮まらず、クイーンヴォラが2着、アアモンドラッシュが3着に入った。後方も同じような脚色でハイトップフーガが続き4着、2番人気のヤマサンブラックも切れ味が出ずにそのままの脚色で5着に入った。当欄で対抗に狙ったヒメトラクイーンは障害で崩れ9着に終わった。

次走へのメモ
ジェイカトレア(1着):1番人気ということもあって、藤野騎手は今回はかなり慎重に歩を進めていたように見える。それでも中間は無理なく前に出ることができた。障害はいたってスムーズで最後の直線もしっかり歩いていた。また、しっかり仕上げられていた様子も見え、7kg減の馬体重がそれを現していた。やはりこのメンバーでは力と経験値が上であった。次はおそらくばんえいダービーに挑戦か。相手は強いが流れにしっかり乗れれば好走は可能。さらにその後はヒロインズカップ、チャンピオンカップ、ポプラ賞と出走権を得ており、経験を積むには絶好の機会となりそう。
クイーンヴォラ(2着):中段待機から障害をひと腰で越え2着まで食い込んだ。これまで黒ユリ賞でも好走しており決して意外な結果ではない。渡来騎手の手綱で、位置取りも含めしっかり自分のレースを展開した結果であろう。また、前開催が霧で取り止めになった分だけしっかり体を作ってプラス34kgと、元々小柄な馬がここにきて力をつけてきていたともいえる。父シベチャタイガーは晩成型、今後が楽しみである。当面は自己条件で勝ち星を重ねたい。
アアモンドラッシュ(3着):9番人気であったので3着は好走。先行馬ではあったが力関係で前に行けるか懸念されていた。しかし相手にかかわらず積極的に行ったことが結果的には最後の粘りにつながったといえる。障害もひと腰ではなかったもののしっかり対応できていた。これでBクラスに昇格、自己条件なら連勝できるだけの力はつけてきている。
ハイトップフーガ(4着):これも8番人気なのでまずまずの好走といえる。ただ黒ユリ賞2着の馬なので、まだまだ上位を狙えたのではというイメージは残る。先行してレースを引っ張っていけるかと思われたが、前に行ききれなかった。ただ障害は上手なところを見せていた。この馬もB4クラスに昇格、どこまで戦えるか。
ヤマサンブラック(5着):全体としてなんとなく淡泊なレースだったように見える。2番人気と期待されていただけにもう少し攻めてほしかった感がある。障害は立ち止まったものの崩れてはおらず、レースの組み立て自体は悪くなかった。ダービーの出走権が微妙な位置にいるが、そこは狙わず自己条件で賞金を稼ぎに行くか。
  その他では、最下位人気だったドルバコ(6着)は、格下でしかも今回は大外枠と条件的には不利であったが、気楽に走れたか、直線での追い込みの鋭さを見せており、今後チャンスがあれば狙い目となりそう。アアモンドノース(7着)は連勝の勢いで3番人気まで推されたが力の差があった。サクラユウシュン(8着)は攻めたが課題の障害でミスが出た。ヒメトラクイーン(8着)は障害でストップ、序盤から後手にまわり流れが向かなかったか。ジェイセリナ(10着)は始めから流れについて行けていなかった。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 6 7枚 のみ
  ジェイカトレアはやはり一枚上だった。そこは想像できたのだが、逆転もあり?と色気を出してしまった。いつもは本命が1着に来ずというパターンが多いのだが、今回は単勝しか当たらないという情けなさ。それも安めの。2着、3着に人気薄が来ているのだから、ここでワイドの大きいところでも入ってくれればいいのだが、そうもいかない。なんともチグハグな馬券でした。ヘコみ加減のまま年末年始に突入だが、ここらで挽回といきたいところ。
  今回収支 -4,650
   (通常分) -4,100  (配当)0 (投入)4,100
   (単複・ワイド) -550  (配当)1,050 (投入)1,600
  今年度累計 -21,390(12/8・ばんえいオークス終了時点)
   (通常分) -12,520 (配当 52,380 - 投入 64,900)
   (単複・ワイド) -8,870 (配当 13,730 - 投入 22,600)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  さて、重賞は年末年始までひと休み、そして年末年始は稼ぎ時、今年は年末に2本、年始に2本と重賞は4開催日連続で行われます。まず12月29日に3歳クラシックのばんえいダービー、翌30日には2歳の産駒地区選抜重賞ヤングチャンピオンシップが行われます。その後、1月2日に古馬の重賞、帯広記念、3日には明け5歳の重賞、天馬賞があります。当欄の予想ですが、その時の状況によって変更しますが、ダービーの前日までに年末の重賞2レース分を、1月1日までに年始の重賞2レース分をそれぞれまとめてアップしたいと思います。

2019年12月6日金曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第44回ばんえいオークス(12/8)

  今週のばんえい重賞は、3歳牝馬のチャンピオン決定戦、ばんえいオークスです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第44回ばんえいオークス(BG1)
(2019年12月8日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
サクラユウシュン 牝3 670 阿部武 金山明 栗毛 追
父 ウンカイ
  ハイトップフーガ 牝3 670 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
父 ウンカイ
ヒメトラクイーン 牝3 670 西将太 松井浩 鹿毛 差
父 ナリタボブサップ
  クイーンヴォラ 牝3 670 渡来心 坂本東 栗毛 差
父 シベチャタイガー
  ジェイセリナ 牝3 670 鈴木恵 平田義 栗毛 先
父 ミスタートカチ
ジェイカトレア 牝3 670 藤野俊 平田義 青毛 先
父 トカチタカラ
ヤマサンブラック 牝3 670 藤本匠 岩本利 青毛 差
父 カネサブラック
  アアモンドラッシュ 牝3 670 松田道 小林長 鹿毛 先
父 アアモンドケイジ
アアモンドノース 牝3 670 長澤幸 小林長 芦毛 差
父 トウリュウ
  10 ドルバコ 牝3 670 菊池一 大橋和 鹿毛 差
父 ヤマノミント
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえいオークス」の概要と傾向
  ばんえいの3歳牝馬の重賞。いわゆるクラシックレース「オークス」のばんえい版で、帯広単独開催以降は毎年初冬のこの時期に行われている。ハンデのない定量戦で真の世代最強を決めるレースである。
  過去10年の傾向を見ると1番人気は(3,2,0,5)と定量戦の割には苦戦気味、むしろ2番人気の方が(4,3,2,1)と好走している。人気馬に何らかの盲点があるのか、あるいは実力がありながらあと一歩だった馬がここで力を発揮するというところか。同じ世代重賞の黒ユリ賞勝ち馬が4勝と同世代レースで好走していることは重要なファクターの一つであろう。上がり馬なら自己条件での近走の走りにも注目しておきたい。騎手別では鈴木恵介騎手が過去4勝でトップ。
今回のみどころ
  夏のグランプリ以来のBG1。今年の3歳牝馬は、一つ上のミスタカシマのような牡馬をも凌駕するような存在がおらず、未だ力関係がはっきりしない部分が多い。一応は、黒ユリ賞馬のジェイカトレアが稼ぎ頭となっておりそこそこ活躍しているが、改めて一堂に会した時に実績どおり走れるか。あとはヤマサンブラック、ヒメトラクイーン、サクラユウシュンあたりが上位で活躍している。一方、下位の馬たちも激しい出走権争いを制してきており、その中にも3年前に優勝したホクトノホシのようにダイヤの原石が眠っているかもしれない。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サクラユウシュン:デビュー時から期待されており、いちい賞などで勝利、重賞はナナカマド賞で6着、そして黒ユリ賞では1番人気に推されたが結果は4着。この時は障害でのミスが出ていた。抜群の切れ味を持ち、動きは素軽いがやや走りが不安定。強い勝ち方で連勝することもあれば、障害などで大きく崩れることもしばしば。この夏は馬体重も減って苦戦したが取り戻しつつある。
 2 ハイトップフーガ:黒ユリ賞2着馬。重賞はこのほかイレネー記念にも出ており7着に入っている。実績馬だが、今シーズンは序盤に休養。復帰後はなかなか勝負勘が戻らず1勝のみで、このレースもようやく最後の出走枠に残ったところ。元々は先行力と力強い走りがモットーで、黒ユリ賞ではハナを奪って逃げるレースを展開した。やや動きが重い面もあるので高重量になって力を発揮か。
 3 ヒメトラクイーン:重賞は黒ユリ賞(6着)のほか、ナナカマド賞に出走しこの時は4着と善戦した。デビュー時から完成度が高い馬で最初の特別戦白菊賞で勝つなど将来性が期待されたが、その後は若干伸び悩んでいた。障害で崩れることは少ないが、前半に流れに乗れないと後手に回り追走で一杯というパターンも見られる。一旦障害を降りればじわじわ伸びていく脚を持っている。
 4 クイーンヴォラ:重賞は黒ユリ賞で5着に入っている。この時は後方待機から直線で伸びて接戦にもつれ込んだ。特別戦は釧路産駒特別、福寿草特別と出走、結果は出ていないが崩れはしていない。小柄な馬だが素軽さがあり、自在に立ち回れる。父シベチャタイガーは晩年になって力を発揮した馬。この馬も成長途上で非力な面があるが、苦手だった障害は自分から動いて克服しつつある。
 5 ジェイセリナ:重賞は初出走。特別戦は十勝産駒特別と福寿草特別に出走しておりいずれも6着に入っている。特に福寿草特別では最後方から直線一気の鋭い脚が見られた。父ミスタートカチ譲りのスピードど鋭い切れ味がこの馬のモットー。障害はかなり苦手で崩れてしまうこともしばしばあるが、一旦越えれば直線で鋭く加速してくる。流れが落ち着く重賞なら追い込みの脚も決まるか。
 6 ジェイカトレア:黒ユリ賞馬でむろんメンバー中唯一の重賞勝ち馬。その他重賞にも積極的に参加しており、はまなす賞4着など好走している。3歳としてはかなりの馬格があり力強い走りを見せる。どちらかというと直線の切れ味で勝負する馬だが、相手に合わせて先行することもある。父トカチタカラはじっくりタイプだったが、同様に多少高重量のゆったりした流れの方がよさそうだ。
 7 ヤマサンブラック:重賞は黒ユリ賞のほかヤングCSにも出走しているがいずれも大敗。しかしその後の世代牝馬戦福寿草特別では直線で抜け出して勝利している。自己条件でも上位人気ながら勝ちきれないレースも多かったが、前走軽馬場のレースでは圧勝した。力はあり障害もしっかり上げられるが、先行したり後方から行ったり気分次第のところがあり、流れに乗れないと凡走もある。
 8 アアモンドラッシュ:前開催のレースで快勝し出走権を得てきた。重賞は初出走。特別戦は白菊賞と福寿草特別に出ているが、いずれも離れた9着と大きく敗れている。父アアモンドケイジは現役時代は小柄な馬で全て最下位、種牡馬としてもほとんど実績はない。この馬も親同様小柄だったが、今シーズンに入り馬体が急成長し力を付けている。真面目に走れるタイプで障害もこなせる。
 9 アアモンドノース:出走権をめぐって賞金ランク10位が2頭並んだが、直前で3連勝したこの馬が今年度獲得賞金の差でマオノクイーンを抑え最後の切符をつかんだ。重賞はナナカマド賞に出走し9着。まだ気性的に若い面が見られ、レース中もソラを使いながら走る傾向にある。障害も力が入らず上がらないことも多いが、直線の切れ味は鋭く一気に追いつくだけのスピードを持っている。
 10 ドルバコ:重賞は初出走、特別戦も北央産駒特別のみ出走し大敗している。小柄で非力なイメージだが、父ヤマノミントの性質を受け継いでか、素軽い動きで自在に立ち回れる。特に近走は動きが良く、上位に食い込み賞金を加えて出走権を確保した。障害も特段上手ではないが立て直しが早く巻き返しが可能。全体の流れが速くなる軽馬場より、重馬場でじっくり攻めて他馬のミスを待ちたい。

【はむ!の見解まとめ】
  このメンバーの中では、ジェイカトレアが黒ユリ賞に勝っている上他の重賞にもほとんど出走しており、実績面では数段上。ただ牝馬同士のレースになった場合、伏兵が登場してくることはないのか。
  まず展開を予想してみると、黒ユリ賞で先行したハイトップフーガが今回も前半から前に行くか。他に先行力がありそうなのはアアモンドラッシュぐらいで、他はそれほど速くない。それならやはり前半からジェイカトレアが押し出されるように先頭に立つことになるか。他の有力馬ではヤマサンブラックやサクラユウシュンは勝ちに来るなら前について行きたいところ。ヒメトラクイーンは中団か。他の馬も障害を越えれば切れ味のある馬が多いので、もしジェイカトレアが何らかでもたつく場面があるとゴール前でもつれることもあり得る。
  それでも◎(6)ジェイカトレアは現時点で力は抜けており、定量戦のこのレースはやはり本命にせざるを得ない。ただ不安点としてはクラスが違うためこのメンバーでの対戦が少なく、想定外の展開にでもなれば一気に流れが変わってくることもある。かといって崩れることも考えづらく、一応軸には置きたい。
  相手だがこれは大混戦。サクラユウシュンは黒ユリ賞で1番人気になったが流れに乗れなかった。今シーズンも4連勝した時期もあるが一方では障害で引っかかり人気を裏切ることも多々見られ、それだとなかなか中心には狙いづらい。それならじわじわ力を出していける○(3)ヒメトラクイーンの方を取りたい。流れに乗れないと伸びてこない時もあるが、混戦になれば勝負根性は上。わずかながら逆転の可能性もあると見ている。流れに乗れれば怖い存在が▲(7)ヤマサンブラック。やや走りに不安定な面はあるものの動き自体は良い。大レースに強いのは父親のカネサブラック譲りか。ただジェイカトレアまで届くかは微妙で、単穴で。そして△(1)サクラユウシュンは、前述の理由によりリスクもあって、4番手評価とした。ただスピードの絶対値は違うのでやはり流れにのればそのまま押し切ることも。
  下位クラスからは直前で連勝し出走権を得てきた注(9)アアモンドノース(8)アアモンドラッシュのアアモンド勢、特にノースの方は直線の鋭い切れ味が出せるタイプで、一発の魅力がある。ラッシュもしっかりレースを作れるタイプでいずれも台風の目となるか、(2)ハイトップフーガは黒ユリ賞2着の実績があり逃げ切れる展開になれば。ただ現状の力関係からすれば抑えまでか。鈴木恵介騎手が乗ってきた(5)ジェイセリナも障害を越えられれば一発あるタイプ。

はむ!の馬券狙いどころ:
  いよいよBG1のばんえいオークス。実績上位のジェイカトレアをどこまで信頼するか。逆転もありと見るがその候補はいろいろ目移りしそう。これでも絞ったつもりなのだが。ワイドあたりも手広く狙いたい。なんとか勝って年末年始の重賞シリーズに向けてもここはしっかり資金を確保しておきたいところ。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 6,3,1→6,3,1,7→6,3,1,7 合計18通り 各300円
      6→3,1,7→3,1,7,9 合計9通り 各100円
      3,1,7→6→3,1,7 合計6通り 各100円
  枠複 6=3,7,8 3=7 合計4通り 各200円 合計 4,100円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 700円
  ワイド 3=1,7,9,5,2 9=6,1,7,5 合計9点 各100円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】BFG(ばんえいフルゲート)その3
  前回までBFG(ばんえいフルゲート)の話をしていました。そして各レースはBFGに満たないレースが多いという話をしていました。その話を突き詰めると、理由として、ばんえいを含む地方競馬は綿密なクラス分けがされていて、そのクラスに応じて出走できるレースが決められているというシステムであるということにあります。
  例えばJRAなら御存知のとおり(主に1着の)獲得賞金に応じて、未勝利、1勝クラス(今年度まで500万円下)、2勝クラス(1000万円下)、3勝クラス(1600万円下)、オープンとかなり大雑把に分けられ、それぞれの各クラスには何百頭(場合によっては1000頭以上)といて、所属するクラスから開催場、距離や芝、ダートによって分けられた何種類ものレースを選んで出馬投票し、フルゲートを越えれば抽選で出走するというシステムになっています。(今年から一度上がれば降級することはなくなりました。)
  一方、地方競馬は主催者によって若干違いますが、過去数年の獲得賞金に応じてA(オープンを含む)、B、Cとランキングされその中でも賞金順にA1、A2・・・のように細分化、要するに上位馬はともかく、下位の馬はそのランクで決められた範囲のレースにしか出ることができません。要するに、中央に比べて、選択の幅が狭いのです。(登録馬や条件のバリエーションが少ないことと、ランクを細分化しないと、力の差が大きすぎて競馬が成り立たないからでしょう)
  ばんえいの場合は、2歳馬は獲得賞金順に全部並べて、9頭~10頭ずつA1、A2、A3(クラスの中の数は頭数によって決まる)、B1、B2・・・ときて、最後はDまでクラス分け、3歳馬以上は過去3年間の獲得賞金により格付け(例えば470万円以上ならオープン、それ未満で360万円以上ならA1、それ未満300万円以上ならA2,その後は、B1~B4ときて、5歳馬以上ならB4が最も下位ランク、3歳~4歳ならさらにC1,C2)され、またその格の中で組み分けがされる。というシステムになっています。
  文字で書いてもさっぱりわからないでしょうから、それをまとめた表は主催者の公式ホームページなどで確認いただくとして、つまり何が言いたいかというと、ばんえいば場合は、出走できるレースがしっかり決められて、選択の余地はほとんどないため、その馬の調子などで出走回避が出た場合、その分だけ頭数が減ることからBFGになりにくいという状況があるということです。もう少し馬に選択肢があればいいのですが、全体の頭数が少ないので難しいのかもしれません。

2019年12月2日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第10回ドリームエイジカップ(12/1)

ばんえい重賞レース回顧
第10回ドリームエイジカップ(BG3)-2019年12月1日-10R 200m直 曇 1.5%
  1着△(9)アアモンドグンシン(長澤幸) 1分52秒3
  2着 (10)センゴクエース
  3着注(1)オレノココロ
   単勝 9 1,020円(5番人気) 馬複 9-10 8,420円 三連単 9-10-1 137,320円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの4歳~8歳以上の世代別重賞、第10回ドリームエイジカップは、4番人気のアアモンドグンシンが障害を先頭で抜け出し他を引き離して快勝。4歳馬として初めてこのレースを制した。この馬自身は昨年のばんえいダービー以来重賞3勝目、長澤幸太騎手は、このレースは2012年のテンマデトドケ以来2勝目、通算では一昨年のばんえいダービーをメジロゴーリキで制して以来4勝目。小林長吉調教師も昨年のばんえいダービー以来の重賞勝ちで通算9勝目。

レース振り返り
  帯広周辺はここ一週間はわずかな降水があったものの天気は概ね晴れ、しかし気温が低くコースにやや水分が残っている状況。馬場状態はやや重めといったところであった。
  レースは、メジロゴーリキとミノルシャープの5歳勢がスタートから勢いよく飛び出し、第1障害を越えてこの2頭が先行。これに4歳馬アアモンドグンシン、キタノユウジロウがついて行き、コウシュハウンカイとコウリキあたりその後に付けた。各馬小刻みに息を入れつつ、1,2障害の中間あたりではメジロゴーリキが前に出て、ミノルシャープが続くところをその外のアアモンドグンシンが積極的に前に出て行った。アアモンドグンシンはそのまま勢いをつけて進み、するすると抜け出して先頭に立った。そして第2障害手前に先着。2番手以下メジロゴーリキ、ミノルシャープがほどなく追いつき、他の各馬も続いた。ここまで57秒と馬場にしては少し速いペース。
  各馬十分息を入れたあと、ミノルシャープとアアモンドグンシンが同時に障害を仕掛け、ミノルシャープは中間で一旦止まった。一方アアモンドグンシンはしっかり歩を進めひと腰で障害をクリア、先頭に立った。他の馬も障害に挑戦するがそれぞれ天板あたりでストップ、オレノココロあたりは一旦膝を折っていた。しばらくして2腰目で力を入れたミノルシャープが2番手で障害を降り、そして十分溜めたキタノユウジロウが3番手、天板で一旦止まったメジロゴーリキが続いた。1番人気コウシュハウンカイは前半でやや遅れた上に障害でも止まり、立て直したオレノココロとともに5,6番手からの競馬となった。
  そうしている間に、先頭を行くアアモンドグンシンはスピードに乗って他を5,6馬身と大きく離して一人旅状態。ミノルシャープが2番手で追うが差は縮まらず、そのままの状態でゴールへ。最後は20mほど離してゴール線を駆け抜ける圧勝であった。2番手争いは、前を追っていたミノルシャープが残り20mあたりで立ち止まり、追っていたキタノユウジロウ、メジロゴーリキが近づくところ、後方7番手あたりで障害を越えていたセンゴクエースが、大外から一気に追い込み、逆転して2着に入った。ミノルシャープはその後立て直したが、その後最内から追い込んできたオレノココロにゴール直前でかわされ、オレノココロが3着、当欄で本命にしていたミノルシャープは4着だった。1番人気のコウシュハウンカイは遅れを取り戻せず7着。2番人気のメジロゴーリキも追いつけず6着に終わった。

次走へのメモ
アアモンドグンシン(1着):軽ハンデを生かして前半から積極的に前に行くレース、十分溜めることができ、課題のあった障害も楽に越えることができた。降りればこの馬のもの。あとはスピードで押しきった。前に行くことが命題であるような5歳勢に比べプレッシャーもなく余裕を持った走りができたことが大きい。挑戦者の強みといったところか。この馬の次の目標は正月の天馬賞となるが、今度はマークされる立場。今回ハンデの重かったキタノユウジロウや今回回避したミスタカシマらライバルは強力で本当の正念場になりそう。
センゴクエース(2着):まともに行ければ、これくらいの成績は当たり前に上げられる馬。今回は勝ちにこだわらず、とにかく障害をしっかり上げることに徹し、それが上手くいった形になった。大外で他馬に紛れることがなかったのも好都合だったか。苦手な障害も焦らなければ対応できるだろう。そのきっかけを作ったレースであった。次の狙いは高重量の帯広記念。いよいよこの馬の出番だ。今回同様じっくり攻めたい。
オレノココロ(3着):馬体重は1200kgを越え体調は戻っていた。障害で膝を折りかけたのがやはり気になるところだが、すぐに立て直しており、一応今後に目処の付いたレースにはなった。直線でしっかり歩ききり、最後で3着に潜り込んでくるあたりはさすがと思わせた。今後斤量が重くなると本来の力を最大に発揮することになるだろう。帯広記念では中心的存在となるか。
ミノルシャープ(4着):本来は前に行きたかったが、隣のアアモンドグンシンに先に行かれやや焦ったか。直線で甘くなることは想定内でそれ以上に粘りは見せていたものの、前半にややエネルギーを使った分だけ最後お釣りがなくなった形になった。全体としてはこの馬らしいレース運びで力を付けているところは見せたといえる。この後は帯広記念に行くのか、金杯の方に回るか。
キタノユウジロウ(5着):4歳馬で初めての770kg、上位馬ともハンデ差のない過酷な条件であったが、積極的に前につけ障害をひと腰でさばくなど、この馬の最大の力を発揮したといえる。馬体も充実してきており見えるほどに力をつけてきたイメージである。次の狙いはもちろん天馬賞。アアモンドグンシンから逆転を狙う。
  その他では、メジロゴーリキ(6着)は、やはり第2障害手前で先手を取れず後手にまわってしまったことが敗因か。相手次第では流れも変わるだろう。帯広記念ではさらにチャレンジしてほしい。コウシュハウンカイ(7着)も前半から前につけようとしたが、動きが重く障害でも立ち後れた。トップハンデが応えたか。全体的に動きが良くなく調子も下降気味に見えるのが気がかり。他の馬はここでは力の差がありすぎた。それぞれに適鞍があるはずで巻き返しに期待。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 ワイド 1-9 1枚 のみ
  これは馬券の買い方というより予想が甘かったとしか言いようがない。グンシンも気になっていたので△までは打っていたが、4歳馬不利というデータに頼ってしまって、その勢いとスピードを見限ってしまったというところか。さらにはセンゴクエース。当欄では比較的ひいき目に見て何らかは勝っている馬なのだが、今回はワイドすら買っていないという状況でこれも裏切ったことで逆に痛い目に遭わされた結果だ。信じることは重要。
  今回収支 -5,110
   (通常分) -4,300  (配当)0 (投入)4,300
   (単複・ワイド) -810  (配当)590 (投入)1,600
  今年度累計 -16,740(12/1・ドリームエイジカップ終了時点)
   (通常分) -8,420 (配当 52,380 - 投入 60,800)
   (単複・ワイド) -8,320 (配当 12,680 - 投入 21,000)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  重賞は2週連続、次回12月8日は、3歳牝馬の最高峰、ばんえいオークス(BG1)です。予想はいつもどおり前日までには書く予定です。

2019年11月30日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第10回ドリームエイジカップ(12/1)

  今週のばんえいは世代別の対抗重賞、ドリームエイジカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想

【出馬表及びはむ!の予想印】
第10回ドリームエイジカップ(BG3)
(2019年12月1日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上馬齢選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
オレノココロ 牡9 780 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
  コウリキ 牡7 770 西将太 長部幸 鹿毛 差
コウシュハウンカイ 牡9 790 藤本匠 松井浩 栗毛 先
  タカラシップ 牡6 760 阿部武 岩本利 鹿毛 先
メジロゴーリキ 牡5 770 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
  キタノユウジロウ 牡4 770 松田道 村上慎 栗毛 差
  フナノクン 牡6 760 船山蔵 松井浩 栗毛 先
ミノルシャープ 牡5 770 島津新 大友人 鹿毛 逃
アアモンドグンシン セン4 750 長澤幸 小林長 鹿毛 先
  10 センゴクエース 牡7 770 菊池一 槻舘重 鹿毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ドリームエイジカップ」の概要と傾向
  4歳から8歳以上まで馬の年齢別にそれぞれ賞金上位2頭が選抜されるばんえい独自の出走条件で今年で10回目の開催。それ以前にも「オールスターカップ」という馬齢別選抜のレースが行われていた時期もあったが、2010年以降はグレード格付けされた重賞レースとして確立している。同時期の古馬重賞に比べ負担重量が軽いこと、ハンデ差が大きいレースであることから例年波乱を呼ぶレースである。
  過去9年で1番人気は(2,2,1,4)と苦戦傾向。6番人気以下が4勝で連対数も多く大波乱もしばしば見られる。しかし優勝馬の名前を並べると名馬と呼ばれる馬が多く、ハンデ差などが原因で負けが込んで人気を落としていた実力馬というのが狙い目か。若馬が善戦で5歳馬が過去4勝している。さすがに4歳馬は厳しい。牝馬は出走自体が少ないものの、3年前にキサラキクが勝っている。したがって非力ながらスピードのある馬が四大記念競走では厳しくてもこのレースならチャンスがあるというところか。騎手では鈴木恵介騎手が4勝と抜けている。

今回のみどころ
  今シーズンの古馬重賞戦線は、前半はオレノココロやセンゴクエース、夏はコウシュハウンカイが台頭、そして前回の重賞北見記念では適性を生かしてシンザンボーイが優勝。これらにメジロゴーリキやミノルシャープらの5歳馬勢が好走し、存在感をみせている状況。今回は古馬重賞の中でも負担重量が軽いこと、ハンデ差があることなどがどのように影響するか。特に近走障害での苦戦が続くオレノココロやセンゴクエースが軽くなって一変できるかが注目。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:ばんえいのトップランナー。今シーズン前半は強さを発揮していたが、その後は若干体調を崩した影響か全体的に動きが悪く苦戦している。前走の特別戦の狩勝賞では8番人気と屈辱的であったが障害は改善してきている。一息入れそろそろエンジン始動か。
 2 コウリキ:7歳馬。昨年のこのレース以来の重賞出走。昨年は直線の切れ味を見せ、勝ち馬とは約6秒差の5着に入った。かつて障害は苦手だったが、近走は前半から積極的に攻めて行き、障害も時間はかかるもののしっかり踏みしめて上がってくる。前半で流れに乗れれば。
 3 コウシュハウンカイ:昨年は好調を維持しながらこのレースの出走権がなく涙をのんだが、今年は文句なく出走。夏は絶好調でグランプリなどで強い勝ち方を見せたが、前走の北見記念では珍しく障害で止まるなど本来の力が出せなかった。重量的には適鞍で立て直しを図る。
 4 タカラシップ:6歳馬。重賞は一昨年のポプラ賞以来で4度目の出走。特別戦では常連だが、今シーズンはあまり成績が上がっていない。先行力がこの馬の持ち味だが、同タイプの馬が多い中でどこまで行けるか。障害は時間はかかるが崩れない。ペースが落ち着けば。
 5 メジロゴーリキ:5歳馬勢の中でも世代トップを行き、今シーズンは古馬トップ馬相手に全て4着以内と安定した成績を上げている。先行力と障害力には自信を持っており、レースを引っ張っていけるだけのものは持っている。最後の粘りは課題だが、今回の条件ならチャンスか。
 6 キタノユウジロウ:4歳馬。ミスタカシマが回避したためこの馬にチャンスが回ってきた。世代重賞では常連だが古馬重賞は初めて。重賞も善戦止まりだったが、ここにきてはまなす賞、銀河賞と連勝し勢いをつけている。安定した走りで自在の展開に対応。障害もこなす。
 7 フナノクン:6歳馬ではマルミゴウカイが登録抹消となり、この馬が世代筆頭となった。重賞は3度目の出走で今回は出走権を最初から取ってきた。切れ味があり粘りも持っているが、今シーズンは行き脚が悪く障害でも手間取るなど伸び悩んでいる。重賞なら巻き返しも。
 8 ミノルシャープ:5歳馬として古馬重賞戦線にも果敢に挑戦。旭川記念や北見記念ではいずれも2着に粘っている。スピードと障害力で押して行ってどこまで粘れるかというのがこの馬の型。以前はジリ貧な面もあったが近走は馬体重も増え最後まで力を出せるようになってきた。
 9 アアモンドグンシン:4歳セン馬。重賞は昨年のダービー以来遠ざかっている。今シーズン前半は障害が上がれず苦戦が続いたが、秋になり充実してきている。北見記念では840kgながら力を見せ5着に粘った一方、その後のオープン戦では軽馬場を味方につけ快勝した。
 10 センゴクエース:7歳馬。今年は3月にばんえい記念勝利後、障害が全く上がらず崩れるシーンが多く苦戦している。夏前には体調も崩しそれ以降は復活の兆しも見えていない。馬体重自体は減っておらず、障害をクリアできれば必ず伸びてくる、あとは気持ち次第。

【はむ!の見解まとめ】
  若馬か実績馬か。特に力のある実績馬がここまで順調とはいえないだけに、若馬にもチャンスは出てくる。
  展開だが、前の方で勝負したい馬が多く、牽制しあいながらもペースは速くなりそう。その中でもミノルシャープ、メジロゴーリキの5歳馬2頭はハナが速く、これらが引っ張る展開か。タカラシップあたりも前に行きたいだろうがついて行けるか。コウシュハウンカイも早めには行きたいが極端に速くならなければ焦る必要はないか。アアモンドグンシン、キタノユウジロウの4歳勢、コウリキ、フナノクンあたりも流れによって前に出て行くことも考えられる。オレノココロやセンゴクエースは必然的に後方からとなりそう。荷物も軽めで早めに行った馬が粘り込むことが考えられ障害の巧拙はかなりものを言いそう。
  そして予想だが、全体の流れを見て、今回は思い切って5歳馬◎(8)ミノルシャープを本命に置いた。しっかり先行し確実に障害が越えられる。昨年は4歳ながら3着の実績。ウィークポイントは最後の詰めだが、最近は力をつけしぶとさも増している。他馬をリードして直線に入れればそのままゴールまで粘り込む展開が考えられる。
  相手だがこちらも5歳馬○(5)メジロゴーリキ。力は十分持っており安定感もあるが、近走は障害を含めやや動きが固いように見える。ただ今回の斤量ならスムーズに動けるか。抜群の先行力はあるが決め手のない分対抗に回した。実力馬▲(3)コウシュハウンカイも北見記念ではまさかの失速だったが、ここでは負けられないところ。しかし流れが速くなれば追走一杯になることも考えられる。ハンデも微妙。展開に左右されそうで安定性のあるこの馬としては珍しく単穴評価とした。
  一発を狙うなら4歳馬△(9)アアモンドグンシン。北見記念での好走を見れば力で見劣りすることはない。障害さえ上手く降りれば最も切れ味のあるのはこの馬だろう。4歳馬不利のデータもハンデ差が生きれば。そして実績馬注(1)オレノココロがどこまで復調しているか。流れ的には不利には見えるが、この馬の本領が発揮されれば最後の末脚は確かだろう。本番は先だが、昨年も優勝しており無視はできない。その他では繰り上がり出走の4歳馬(6)キタノユウジロウの勢いも侮れない。目下絶好調。重量も対応できる。ただ先行馬が強力なのでついて行けるか。そして問題は(10)センゴクエース。障害で苦しんでおりまだ復活まで時間がかかりそうか。たとえ立て直せても、今回は若馬の方が勢いがありそうで、今は見送りが賢明か。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今シーズンの収支はなんだかんだ持ちこたえてはいるものの、これから重賞は年末年始に向けて佳境に入ってくる。このへんでスカッとクリーンヒットを打ちたいところ。
  今回の本命は思い切ってミノルシャープ。でも馬券的にはメジロゴーリキとコウシュハウンカイと無難なところを混ぜて、結局手広くなってしまった。枠複あたりでなんとか取りたいところ。ワイドは4歳馬から狙ってみる。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8,5,3→8,5,3,9→8,5,3,9,1 合計27通り 各100円
  枠複 7=5,3,8,1 合計4通り 各400円
  合計 4,300円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 500円
  ワイド 9=8,5,3,1,6 6=8,5,3,1 合計9点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】BFG(ばんえいフルゲート)その2
  1か月前の北見記念の時に書いた話の続きです。ばんえい競馬において、全てのゲートが埋まるレースをばんえいフルゲート(BFG)と呼んでいるという話をしました。少頭数のレースも馬券を当てやすいとか、それぞれの馬をじっくり見られるというメリットはありますが、やはり全ての馬がゲートに揃うレースの方が面白いし、本当の意味での勝負といえるでしょう。それでは1日でどの程度がBFGとなるのでしょうか。概ね11レース中4~5レースくらいが平均、その中でも2歳戦が多く、古馬戦では全部揃わないことが多いです。昔は頭数も多くフルゲートで行われることが多かったようです。最近は8~9頭立てになることが多く、最近では7月のビッグウェイトカップで直前の取消・除外馬が相次いで出た関係で3頭立てという寂しいレースもありました。
  このようなことになるのは、レース番組の組み方によるところが大きいと思われます。(その詳細についてはまた別の機会に)もっとも、他の地方競馬やJRAでも出走可能頭数まで馬が揃っていないレースの方が多いので、ばんえいだけことさら問題視することはないのですが、元々の出走可能頭数が少ない(10頭)わけですから、せめてゲートが埋まるBFGのレースが見たいものです。

2019年11月18日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第44回クインカップ(11/17)

ばんえい重賞レース回顧
第44回クインカップ(BG3)-2019年11月17日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着◎(8)ミスタカシマ(鈴木恵) 2分05秒0
  2着○(6)アフロディーテ
  3着▲(1)サンシルクラポピー
   単勝 8 150円(1番人気) 馬複 6-8 160円 三連単 8-6-1 760円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳牝馬重賞の第44回クインカップは、1番人気のミスタカシマが第2障害を先頭で越え、追いすがる後続を振り切って勝利。重賞は柏林賞に続き6勝目。この世代の牝馬重賞を全て勝利した。鈴木恵介騎手はクインカップは2014年ナナノチカラ以来5年ぶり4度目、今シーズンは柏林賞以来で4勝目通算78勝目。槻舘調教師はこのレース初制覇。

レース振り返り
  この週から帯広競馬場のコースはロードヒーティングが稼働、ゴール前の砂障害が撤去され、冬仕様に変更になった。この週の帯広は金曜日に雪が降り馬場はある程度水分を含んだ状況。ただロータリーハローもかけられており、ややハードな馬場状態であった。
  レースは、揃ったスタートから大外のカイセリュウキ以外ほぼ横一線で第1障害へ。第1障害を越えたあたりから、先行すると予想されたサトクィーンが前に出て、アフロディーテ、ジャスミンガールあたりが先頭集団へ、これにプランセス、最内からサンシルクラポピーと続き、ミスタカシマはこれらを見るようについて行く。各馬小刻みに息を入れながら、同じような態勢で第2障害手前へ。このころにはミスタカシマも追いつき、4,5頭が一線に並び第2障害に到達。ここまで59秒とほぼ平均ペース。
  各馬じっくり溜めたあと、第2障害はまずサトクィーンが仕掛けるが坂の中腹で力が入らずストップ。これを待つように、アフロディーテとミスタカシマがほぼ同時に障害に挑戦、いずれも一歩ずつ力強く障害を越え、2頭ほぼ同時に障害を降りた。後続はかなり離れて、障害をふた腰ほどでまとめたジャスミンガールが3番手、一旦膝を折って立て直したたサンシルクラポピーが4番手、その他は更に障害で苦しんだ。
  先頭争いはアフロディーテとミスタカシマの2頭の完全なマッチレースとなり、全く並んでデッドヒート。しかし残り30mを切ったあたりから徐々にミスタカシマが前に出る。アフロディーテも懸命に追うがじわじわ差が広がっていく。残り10mあたりでは1馬身半差まで広がった。ゴール前ではミスタカシマも緩みかけアフロディーテも食らいつくが、その差は縮まらず、そのままの態勢でゴール。ミスタカシマがトップハンデをものともせず1番人気に応えた。アフロディーテが2着に入り、3着争いは直線でジャスミンガールが粘るところをサンシルクラポピーがかわして3着、ジャスミンガールは後続にも迫られたが4着に入った。4番人気となっていたプランセスは障害が上がらず最下位の10着に終わった。

次走へのメモ
ミスタカシマ(1着):順当勝ちであった。特に今回は遅れを取らないよう前半から先頭集団をぴったりマークするなどかなり攻めていた。それが結果的に逃げ切りという流れになったということであろう。着差は大きくつかなかったように見えるが、逆転の余地もなく、トップハンデなどを考慮すればやはり快勝であった。むしろ併走したアフロディーテがこれ以上ない力を出しても届かないほど強かったと言える。次の狙いは当然BG1の天馬賞だろう。牡馬も含めた世代最強の座をしっかり手にしたいところ。その後は同じくBG1のヒロインズカップで全世代女王をめざすか。
アフロディーテ(2着):先行して障害はひと腰、最後まで粘ってミスタカシマを追い続け差のない2着。この馬としては最高のレースができていたのではと思われる。これで世代重賞はいずれもミスタカシマの2着と結果を見れば残念だが、十分力を付けてきたように感じられる。今後古馬戦線の中に入って特別戦などで活躍しそうだ。賞金を加算したので天馬賞に出走するチャンスも広がり、出られれば面白い存在になりそう。
サンシルクラポピー(3着):心配された障害での崩れが出たが、すぐに立て直せたことで直線の切れ味で3着まで食い込んだ。ペースが落ち着いたことも功を奏したのであろう。このあたりは兄のオイドンを思い出させる力強い動きであった。アフロディーテ同様に天馬賞の出走権が微妙だがやはり出たいところだろう。自己条件でしっかり賞金加算したい。そのためにも障害の克服が課題。
ジャスミンガール(4着):この馬の持ち味である先行力と障害力で果敢に攻めていった。最後は一杯になって、なんとか4着に残った形にはなったが、初めての重賞としては好走といえる。経験値を加えたことで、更に自信を付けたのではないか。自己条件で勝って、また上位で戦えることが期待される。
ウィナーキララ(5着):自分のレースをすることに徹して後方待機、障害も崩れず、最後は掲示板内に入り4着にもあとわずかのところまで迫った。最下位人気であったことを考慮すると好走といえよう。やはりオークスなどを経験していることも作戦上有利になったか。今後にも生かせそう。
  その他では、最後の切符を得て出走してきたカイセリュウキ(6着)は先行することも想定されたが、作戦だったのか出遅れたのか後方からの競馬であった。最後は押し上げての6着だが前に行っていれば展開は違ったかも。テツアズマ(7着)も前回ほどではなかったが障害で苦しんだ。今後のこの馬の課題となりそう。穴人気になっていたプランセス(10着)は障害で崩れた。やはりこの馬は軽い方が力を出せるタイプか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 8-6-1 5枚 単勝 8 9枚
  これは安い。◎○▲で当たってプラスにならないなんて。1,2,3番人気だからしょうがないけど。当欄では完全本命できてしまうとプラスにならない仕組みなんだ。でも1点買いとかできないしね。当たったから良しということで。それにしてもミスタカシマはやはり強かった。でもアフロディーテもよく頑張ってた。しかし4歳牝馬世代は結構存在感あるね。またそれぞれのレースでこの世代の馬が出れば狙わせてもらう。
  今回収支 -850
   (通常分) -600  (配当)3,800 (投入)4,400
   (単複・ワイド) -250  (配当)1,350 (投入)1,600
  今年度累計 -11,630(11/17・クインカップ終了時点)
   (通常分) -4,120 (配当 52,380 - 投入 56,500)
   (単複・ワイド) -7,510 (配当 12,090 - 投入 19,600)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後の12月1日、4歳~8歳以上の馬齢別選抜重賞、ドリームエイジカップカップです。予想はいつもどおり前日までには書く予定です。

2019年11月16日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第44回クインカップ(11/17)

  3週続きのばんえい重賞、今週は4歳牝馬の重賞、クインカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第44回クインカップ(BG3)
(2019年11月17日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
サンシルクラポピー 牝4 700 村上章 鈴木邦 栗毛 差
  ウィナーキララ 牝4 680 西将太 大友人 青毛 差
テツアズマ 牝4 690 菊池一 松井浩 青毛 追
  ブレークスルー 牝4 690 藤本匠 長部幸 鹿毛 逃
  ジャスミンガール 牝4 690 渡来心 大友人 鹿毛 先
アフロディーテ 牝4 700 西謙一 西弘美 栗毛 先
プランセス 牝4 690 赤塚健 久田守 青毛 差
ミスタカシマ 牝4 720 鈴木恵 槻舘重 栗毛 先
  サトクィーン 牝4 690 阿部武 大友人 青毛 逃
  10 カイセリュウキ 牝4 680 松田道 坂本東 鹿毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「クインカップ」の概要と傾向
  ばんえいの場合は4歳世代にも三冠(柏林賞、銀河賞、天馬賞)があるが、さらにこの世代の牝馬重賞として、クインカップが行われている。その歴史は意外に長く44回目。過去の勝ち馬には名牝と呼ばれる実力馬もみられるが、どちらかというと個性派でかつ人気のあった懐かしい名前が並ぶ。成熟した牝馬たちの華やかなレースで興味深い。
  過去10年間では1番人気は(6,1,1,2)と好成績を挙げている。一方、2,3番人気は合わせて1勝と芳しくない。一方、6番人気以下の勝利もなく、基本的には大荒れは少ない。ばんえいオークス馬の勝利は過去10年では1頭(ナナノチカラ)のみ。一方、前月に行われる同条件の特別戦「紅バラ賞」の勝ち馬は5勝しており、実績より調子の良い馬が優先というところか。別定重量によるハンデがあるが、極端な重量差があるときに多少影響する程度。現役騎手では藤野俊一騎手と鈴木恵介騎手がそれぞれこのレースを3勝している。
今回のみどころ
  この世代の牝馬はとにかくミスタカシマが一頭大きく抜けている。牡馬を含めて世代トップの座におり、柏林賞でも有力牡馬勢を抑えて快勝。ここでは格が違いすぎる。唯一ポイントがあるとすればハンデ差のみ。しかし重賞の場合のハンデ差はわずか。打倒ミスタカシマの一番手は、黒ユリ賞、ばんえいオークスでいずれも2着だったアフロディーテ。調子も上がってきている。その他上位常連のサンシルクラポピーや、ここにきて上昇してきた馬も何頭かいるが、ミスタカシマが中心となることは仕方のないことだろう。どんな走りを見せるか注目。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サンシルクラポピー:重賞は過去2度の出走で黒ユリ賞3着の実績。スピードが自慢で、2走前の軽量戦・疾風賞ではトップクラスのスピード馬を完封して快勝。障害がポイントだが、何腰かかかっても早めに立て直せれば追いつくだけの切れ味はある。
 2 ウィナーキララ:重賞はばんえいオークスのみに出走。この時は追走一杯で9着。トライアルの紅バラ賞ではほぼ最後方から前の馬を拾って5着まで押し上がった。父カネサブラックと母父サカノタイソンという注目の血統。重量があれば素質開花か。
 3 テツアズマ:デビュー後は素質はあったものの体も小さく力不足感があった。その後徐々に力をつけ、近走は小気味よい切れ味のある走りで上位に進出してきた。障害は得意とは言えない。紅バラ賞では久々の特別戦で戸惑ったせいか最下位に沈んだ。
 4 ブレークスルー:重賞初出走。目立った実績はなかったが、今シーズンあたりからは馬体も充実して好走パターンも多く、2走前の疾風賞では古馬一線級のスピード馬を相手に3着に入り素質の片鱗を見せた。障害は課題だが越えられれば一発も。
 5 ジャスミンガール:重賞は初出走。準重賞のばんえいプリンセス賞で8着、トライアルの紅バラ賞で7着と目立った実績はない。先行力があり直線も切れ味はないがしっかり走りきれるタイプなので、流れに乗れれば粘り込みも。障害もある程度こなせる。
 6 アフロディーテ:重賞は黒ユリ賞、ばんえいオークスともに2着。世代2番手の牝馬という位置づけである。但し自己条件なら滅法強くトライアルの紅バラ賞ではハンデ差も生かして逃げ粘った。ただ逃げ馬というより好位差しタイプ。障害もこなす。
 7 プランセス:2歳時からスピードと勢いがあり期待されたが、重賞は黒ユリ賞6着、オークス7着と、今一つ成績が上がらなかった。しかし4歳になり馬体増も含めて落ち着きが出てきた。障害が苦手というわけではないが、流れによりミスが出ることも。
 8 ミスタカシマ:ここまでばんえいオークスのほか、ナナカマド賞、ばんえい菊花賞、柏林賞といずれも牡馬勢を抑えて優勝。終始安定した走り、そして馬格的にも世代トップの風格がある。あとはハンデのみだが今回の条件なら問題ないだろう。
 9 サトクィーン:世代の牝馬の上位リストには常に入っており、重賞は黒ユリ賞とオークスに出走。しかしいずれも大きく敗れている。先行力がありハナを奪いに行くこともしばしば、障害力もあるが、直線ではスタミナ切れの傾向。軽馬場なら一変も。
 10 カイセリュウキ:激しい出走権争いの末2走前に接戦を勝って最後の切符をつかんできた。重賞出走は10着だった黒ユリ賞以来。当時より馬体も大きく成長し力を付けてきている。先行できるタイプではあるが障害はさほど得意ではない。時計がかかれば。

【はむ!の見解まとめ】
  とにかく実力だけならミスタカシマが何枚も上、あとは自身の大きなミスが出るかくらいしか逆転の要素がないだろう。トライアルの紅バラ賞では40kgのハンデ差でようやくアフロディーテが逃げ切れたが、今回のハンデ差は20kg。普通に考えてミスタカシマが何歩も抜けていることは否めない。
  展開予想だが、ハナに行きたいのはサトクィーン。この馬は前に行けないとまず勝ち目はない。アフロディーテもできるだけ先行してくるだろう。少なくともミスタカシマより前で競馬をしたいところ。ミスタカシマはそれほど慌てることはないが、自然と前に出て行くことになるだろう。それで他馬が慌てると思うつぼ。あとはスピード馬のサンシルクラポピーやブレークスルーあたりも、障害のことを考えると前に行きたいところ。その他ジャスミンガール、カイセリュウキなど先行したい馬が多く必然的に全体的にペースが速くなりそう。
  そして、当欄の見解だが、やはり◎(8)ミスタカシマには逆らえないだろう。ハンデはあるものの経験している重量だし、そもそも力が違いすぎる。勝てる可能性の大きい銀河賞を回避してでもここに合わせて調整してきており、余程のミスが出ない限り他馬が逆転する余地はほとんどないだろう。
  相手も堅いところで○(6)アフロディーテ。ミスタカシマを本気で負かせに行くかどうかで展開は変わってくるが、無理に行くと自滅も。先行力と障害力があり他馬より安定度が高く、着実に2着狙いに徹してくると、やはり重量2着2回のこの馬が強いだろう。一発を狙うなら、障害のリスクがあっても切れ味のある馬を狙いたい。そうすると▲(1)サンシルクラポピーが浮上する。軽量戦の疾風賞で勝つなどスピードは抜群だが、障害に難があり、特に大きいレースでは力を出し切れていない。しかし今回の相手で流れを上手くつかんで障害を越えれば食い込んでくる。若馬のころはかなり期待されていた△(7)プランセスもようやく安定した力が出せるようになってきた。粘り合いに持ちこめれば上位のチャンスも。
  その他では、上がり馬注(3)テツアズマは紅バラ賞では自分の走りができなかったが、持ち味の素軽さが出て障害を上手く切って来れればチャンスも。あとは先行力で階段を駆け上がってきた(10)カイセリュウキ、スピードのある(4)ブレークスルーあたりの走りには注目したいが、上位進出まではどうか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  さすがに3週連続は金銭的にもきつい。菊花賞では3頭目がなんとかうまく引っかかってくれたもののまだ心許ない。ここでしっかり当てて年末に向けた資金を確保したいものだ。今回はミスタカシマが堅いがアフロディーテも好調なので、この2頭は表裏と攻めたい。裏が来てくれればそこそこ配当付きそうだが。あとはどれだけ絞れるか。たくさん買っているようだが重み付けにしている。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8=6→1,7,3,10,4 合計10通り 各200円
      8=6→1,7,3 合計6通り 各100円
      8→6,1,7→6,1,7,3 合計9通り 各200円 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 900円
  ワイド 3=6,1,7,10 7=6,1,10 合計7点 各100円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】ばんえい8年ぶりの新人騎手
  先日14日にばんえい競馬にとって久々の朗報がありました。本年度の騎手免許試験の合格者が発表され、ばんえい競馬では2011年に舘澤騎手がデビューして以来8年ぶりの新人騎手が誕生することになりました。新しい合格者は現在小林厩舎に所属する林康文(はやしやすふみ)厩務員です。同人は1981年生まれの38歳。兵庫県出身で元漁師という異色の経歴の持ち主。詳細はまたデビュー以降インタビューなどで明らかになっていくことでしょう。プロ選手というカテゴリーでは特別の遅咲きではありますが、逆にいうとチャレンジする気持ちさえあればチャンスは生じるということでしょう。大いに活躍を期待したいものです。11月現在ばんえいの騎手はわずか18人。この8年相次いで引退・廃業となった騎手はいたものの、新たな騎手の誕生がなく本当に危機的な状況でありました。そしてまだ厳しい状況は続きます。引き続きばんえい騎手を目指す馬好きの志士の挑戦が待たれるところです。

2019年11月12日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第44回ばんえい菊花賞(11/10)

ばんえい重賞レース回顧
第44回ばんえい菊花賞(BG2)-2019年11月10日-10R 200m直 晴 0.9%
  1着○(6)メムロボブサップ(阿部武) 1分43秒8
  2着◎(2)アオノブラック
  3着 (7)アオノゴッド
   単勝 6 180円(1番人気) 馬複 2-6 180円 三連単 6-2-7 4,800円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳重賞クラシック第2弾の第44回ばんえい菊花賞は、1番人気のメムロボブサップが序盤から主導権を握り後続を断ち切って快勝。これでばんえい大賞典に続き3歳二冠を達成。重賞は通算4勝目となった。阿部武臣騎手はばんえい菊花賞初制覇。今季は先週の北見記念に続き重賞3勝目で通算23勝目。坂本調教師もこのレース初制覇で通算重賞10勝目。

レース振り返り
  この週の帯広は降水がほとんどなかったが気温が低く推移、馬場は乾燥していたものの脚抜けが丁度良く、水分表示に比して時計の出る馬場であった。
  レースは、スタートから各馬勢いよく飛び出しキャンター気味に第1障害まで駆ける。第1障害を越えたあたりからメムロボブサップが積極的に前に出て、外からインビクタ、そしてアオノブラックも前に並びかける。第1障害の中間手前あたりまでは各馬刻まずに勢いをつけて行き、そこからは小刻みに進み始めた。各馬出たり入ったりを繰り返すものの基本的にはメムロボブサップ、インビクタ、アオノブラックが先頭集団を引っ張り、これに最内からジェイエースが付いていく展開。第2障害手前には、わずかにメムロボブサップが先着、程なく3頭も到着した。ここまで前半53秒とやや速いペース。
  そして第2障害はインビクタが先に仕掛け、すぐにメムロボブサップそしてアオノブラックが続く。いずれも障害をしっかり越えたが、降りてすぐメムロボブサップが勢いよく先頭へ、そしてアオノブラック、インビクタが追う展開となった。後続は少し間があいてジェイエースが障害に挑戦、苦しみながらも崩れずになんとか越えた。その間にアオノゴッドが一腰で障害を切り、こちらの方が勢いを付けて4番手、ジェイエースが5番手。さらに後続は障害で取り残された。
  先頭争いは、メムロボブサップが2,3馬身リードを保ちながら進み、アオノブラックが激しく追う。しかしその差は縮まらない。インビクタは前の2頭に徐々に置いて行かれた。残り20m近くではアオノブラックがさらにギアを入れて迫ろうとするが、その前を行くメムロボブサップも脚色は鈍らず、1馬身半差程度まで詰めたところでもうゴール線へ。そしてメムロボブサップはそのままゴールを駆け抜けた。アオノブラックは届かなかったがそのままの脚色で2着でゴールした。3着争いは、インビクタの勢いが落ちたところを、アオノゴッドがじわじわ伸びて残り20m手前で逆転し3着に入った。2着からは10秒遅れとなった。なお、当欄において単穴で期待した牝馬ジェイカトレアは序盤から前に行けず7着に終わった。

次走へのメモ
メムロボブサップ(1着):今回は前半から積極的に前に出て行き自分からレースを引っ張る形。障害を軽く越え、最後の直線も全くスピードを落とさず終始先頭をキープしてゴール。他の追随を許さない完璧なレースであった。馬体重も増え、全体的に走りが安定。かつてのフワフワ感も見られなくなった。730kgとトップハンデで快勝したことも大きい。年末のばんえいダービーで三冠を目指すが、今日の勝ち方を見ると視界は極めて良好だ。
アオノブラック(2着):この馬としては最高のコンディションで、馬体重もプラス34kgと充実した状態でこのレースに臨んでいた。そして今回はその調子の良さに任せ思い切って前に行き、唯一課題だった障害もしっかり越えた。しかし勝ち馬にそれ以上の完璧なレースをされてしまった。次はダービーで巻き返しを図る。ボブサップの三冠を阻止できるのはこの馬しかいないだろう。しっかり状態をキープすればチャンスは巡ってくる。
アオノゴッド(3着):アオノブラックの僚馬でいつも影の存在だが、今回は軽ハンデでチャンスを生かし、持ち前の直線での伸びを見せて3着に食い込んだ。もっともイレネー4着などの実績からすると決して珍しい成績ではない。今回は勝ち馬の隣の枠で、前半から上手く流れに乗れたのも功を奏したか。障害もスムーズであった。今回に賞金を加算できたことでダービーの出走権もほぼ手中、今後また台風の目となる予感も。
ジェイエース(4着):この馬は大体このあたりの着順が定位置。重賞になると力を発揮するものの一歩足りない部分がある。今回も前を目指して進み障害もなんとかクリアしたが、その後の勢いが足りず、最後にインビクタをかわして4着に入るのが精一杯。ウンカイ産駒でまだこれから強くなる余地は大いにある。
インビクタ(5着):馬体重もようやく1トンに乗せ調子自体は悪くなさそうであったが、とにかく上位馬の勢いがすごく、序盤から逃げ切れなかったのが敗因といえる。今後、馬場状況次第ではまた展開も変わってくるかもしれない。
  その他では、サクラドリーマー(6着)は障害で手間取り、立て直した時には既に各馬前に行っていた。このような流れの中では一旦障害で滞るとやはり厳しい。流れが向くときも来るだろう。ジェイカトレア(7着)も序盤から上位馬の勢いに押され前に行けなかったことがすべて。アポロン(8着)は最下位ではあったが、流れには付いていっており長いトンネルからは抜け出しつつある。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 6-2-7 2枚 ワイド 7-2 7-6各1枚
  無印のアオノゴッドを最後で押さえていたので、ワイドを含めてなんとかプラスに持って行けたが、予想的にはスッキリとまではいかない感じ。でもまあ当たったから良しとしよう。この勢いでプラスまで持って行けたら。それにしても、やはりボブサップが強かった。アオノブラックも頑張って追ったが届かなかった。そのままダービーで三冠となるのか。馬券予想ではひねりたい気持ちもあるがその余地あるのか。楽しみ。
  今回収支 +5,690
   (通常分) +5,200  (配当)9,600 (投入)4,400
   (単複・ワイド) +490  (配当)2,290 (投入)1,800
  今年度累計 -10,780(11/10・ばんえい菊花賞終了時点)
   (通常分) -3,520 (配当 48,580 - 投入 52,100)
   (単複・ワイド) -7,260 (配当 10,740 - 投入 18,000)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は11月17日、4歳牝馬の重賞、クインカップです。予想はいつもどおり前日までには書く予定です。