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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年7月6日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第14回柏林賞(7/5)

ばんえい重賞レース回顧
第14回柏林賞(BG3)-2020年7月5日-10R 200m直 曇 1.7%
  1着△(4)メムロボブサップ(阿部武) 1分51秒4
  2着○(8)インビクタ
  3着 (7)サクラドリーマー
   単勝 4 430円(3番人気) 馬複 4-8 1,170円 三連単 4-8-7 11,800円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  4歳世代の三冠レース第一戦、第14回柏林賞は、3歳三冠馬ながら3番人気となっていたメムロボブサップが障害2番手から直線で一気に抜け出して快勝。重賞は昨年のばんえいダービー以来6勝目となった。阿部武臣騎手はこのレースは2008年のホッカイヒカル以来12年ぶり2勝目、通算25勝目。坂本東一調教師はこのレース初制覇で通算12勝目。

レース振り返り
  帯広はこの週はぐずつき気味で、水分を含んでいるものの粘り気もあり、ある程度力の要る馬場であった。
  レースはややバラバラとしたスタートでコマサンブラックとアポロンが出遅れ気味、他の各馬は勢いよく第1障害を越えてた。先にハナを取りに行ったのがダイリンファイター。これに最内のアオノブラックもついていき、メムロボブサップも前に付けた。外からはじわじわインビクタが追いつき、このあたりが先頭集団を形成。各馬刻みを入れて出入りを繰り返しながら第2障害に向かう。そして概ね態勢が変わらないまま第2障害手前へ。ダイリンファイターがわずかにリードを保ちながら先着。ここまで54秒とややハイペース。続いてメムロボブサップ、インビクタ、アオノブラックの順で第2障害に到達した。
  障害はダイリンファイターとインビクタがほぼ同時に仕掛け、踏み込みながら坂の頂上付近へ。しかしダイリンファイターは坂の天板付近で一旦ストップ。その間にインビクタが障害をひと腰で越えてこれが先頭へ。これを見るようにしてメムロボブサップとアオノブラックが障害に挑戦。メムロボブサップは勢いよく障害を越えて、先に降りたインビクタに迫る。一方、アオノブラックはややつまづき加減で、立て直したダイリンファイターと共に一歩遅れて第2障害を越えた。後の馬は大きく離された。
  先頭争いは、インビクタに追いついたメムロボブサップがさらに切れ味を生かし一気に先頭へ、インビクタも付いていくが、メムロボブサップが引き離しにかかり、残り20mで3馬身ほどのリード。インビクタの内からはアオノブラックとダイリンファイターが並走しながら迫って3頭で2番手争い。先頭を行くメムロボブサップは勢いが止まらず快調にゴールに近づく。2番手争いの方はインビクタが粘り、アオノブラックが懸命についていくが脚色が同じになる。ダイリンファイターは失速ぎみ、そうしている間に後方から大きく遅れていたサクラドリーマーが一気にこの集団まで迫ってきた。先頭のメムロボブサップはそれらを尻目に見ながらスピードが緩むことなく、ゆうゆうゴールを駆け抜けた。10秒ほど離れて2着争いはインビクタがスピードは落ちたもののなんとか粘って2着。3着はゴール直前でサクラドリーマーがアオノブラックをかわして入った。1番人気になっていたアオノブラックはわずかに4着。2番人気のダイリンファイターはゴール前でストップし6着に終わった。

次走へのメモ
メムロボブサップ(1着):今シーズンはトップハンデもあって成績は上がっていなかったが、三冠馬の実力をここで見せ、終わってみれば強い勝ち方であった。懸念された障害の苦手意識も全く消えていた。ダービーの時と同様、序盤から攻めて行ったのも余裕を持ってレースを進められたということであろう。この後だが、秋の銀河賞で二冠を目指すことになるが、それまでに、ハンデの重そうなはまなす賞や、場合によっては夏のグランプリにも出走チャンスはありそうだが、どこに合わせてくるか。
インビクタ(2着):もうこれまでの逃げて粘るだけの馬ではなく、力を温存しながらしっかり最後まで押し切るという大関相撲を見せたイメージ。直線でのたたき合いを制したあたりは見応えがあった。レース運びに幅が出てきて、今後他馬にとって怖い存在になりそうだ。次の狙いはやはりはまなす賞だろう、初重賞制覇を目指す。
サクラドリーマー(3着):重賞でもようやく持ち前の目の覚めるような切れ味を見せることはできたが、全体として速い流れになった分遅れを取ってしまった。この馬は障害で時間がかかるのはある程度折り込んでおかなければならない。現状では着に入って良しというところか。自己条件の特別戦で勝ち星を重ねたい。
アオノブラック(4着):この馬としてはミスはなかった。ただ前半から力を使っていて、そこが後半の伸びを欠いた一因になっているように感じられる。トップハンデと最内枠というのが微妙に影響したか。決して力負けではないので立て直しは可能。次の狙いは昨年2着のはまなす賞。勝ちたいレースであろう。
ギンノダイマオー(5着):行き脚も良くなく、障害も何腰もかかっており、まだ復調には遠いイメージだが、それでも最後は掲示板まで入ってくるあたりは元々の力はある証拠。きっかけをつかめば復活は可能であろう。
  その他では、近走の好調から2番人気まで押し上げられていたダイリンファイター(6着)は思い切ってハナを切り見せ場は作ったが、障害でふた腰かかり、最後は一杯になった。しかし力を付けていることは確か。唯一の牝馬ジェイカトレア(7着)は自分の走りをしており障害のミスがなければ掲示板内もあった。重賞入着経験のあるアオノゴッド(8着)は前に行く素振りは見せていたが、全体の流れが厳しく追いつけなかった印象。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複 4-7 3枚 ワイド 7-8 1枚
  やっぱりメムロボブサップ三冠馬。強かった。近走障害を苦しんでいただけにどうかと思っていたが、きちんと立て直していた。アオノブラックは周りの勢いに押されていたね。インビクタはよく粘った。
  ま、狙いを下げたボブサップが来てしまったからしょうがないね。よく枠複とワイドを押さえていたというところか。
  今回収支 -3,180
   (通常分) -2,400  (配当)2,100 (投入)4,500
   (単複・ワイド) -780  (配当)620 (投入)1,400
  今年度累計 +9,660(7/5・柏林賞終了時点)
   (通常分) +9,370 (配当 26,770 - 投入 17,400)
   (単複・ワイド) +290 (配当 5,790 - 投入 5,500)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は2週間後の7月19日(日)、今年からグレードが格上げになる古馬重賞、旭川記念(BG2)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

2020年7月4日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】重賞予想・第14回柏林賞(7/5)

  今週の重賞は4歳三冠路線の第一弾、柏林賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第14回柏林賞(BG3)
(2020年7月5日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
アオノブラック 牡4 720 西謙一 金田勇 鹿毛 差
ダイリンファイター 牡4 690 赤塚健 小林長 青毛 逃
アオノゴッド 牡4 690 村上章 金田勇 栗毛 差
メムロボブサップ 牡4 720 阿部武 坂本東 鹿毛 差
  ジェイカトレア 牝4 670 菊池一 平田義 青毛 先
  コマサンブラック 牡4 690 鈴木恵 金田勇 青毛 差
  サクラドリーマー 牡4 690 藤本匠 今井茂 鹿毛 追
インビクタ 牡4 700 藤野俊 松井浩 青毛 逃
  アポロン 牡4 690 長澤幸 服部義 芦毛 差
  10 ギンノダイマオー 牡4 700 西将太 松井浩 芦毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「柏林賞」の概要と傾向
  ばんえい独自の4歳世代重賞の三冠(柏林賞、銀河賞、天馬賞)の第一弾。「柏林」は、ばんえいの帯広競馬場の近くの「柏林台」の地名から取ったもので、十勝の防風林を形成する木の一つとして柏の木があることからこの名がついたといわれる。
  傾向は、過去10年で1番人気は(2,2,0,6)とかなり苦戦。2,3番人気もそれぞれわずか1勝と芳しくない。一方4番人気が5勝もしているのが特筆もの。三連単が発売されて以降の8年間で6回までが万馬券となっており、全体として波乱傾向のレースと言って良い。これはクラスによるハンデ差が大きいのが波乱要因の一つであると思われる。実績馬が重いハンデを課せられている一方、この時期になってから力を付けてくる上がり馬が軽ハンデを生かして大駈けしてくるといった、複雑な要素が絡んでいるからであろう。騎手別では鈴木恵介騎手が過去4勝と大きくリード。また、槻舘重人厩舎が4連覇中であったが今回は同厩舎からの出走馬はいない。

今回のみどころ
  この世代は、メムロボブサップが3歳シーズンで三冠を獲得し一歩リードしていたが、今年に入って他の各馬もそれぞれ急成長を示している。その第1人者がアオノブラック。ポプラ賞など重賞2勝を挙げているほか、メムロボブサップとも互角の戦いをしている。2強の様相だが、もちろんハンデ差などを生かせば他の馬にもチャンスはある。トライアルのライラック賞を勝ったサクラドリーマーや同2着のインビクタ、特別戦を勝ち上がってきたダイリンファイターらが注目されるところ。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 アオノブラック:重賞では2勝の実績もあるが、2着3回、3着3回と、確実に上位に入り安定感があるのがこの馬。障害もしっかり対応でき、直線では切れ味もある上最後まで粘れる。相手に合わせる傾向にあり後手に回ると追いつけないことも。最内枠は勝った経験ある。
 2 ダイリンファイター:母はオークスなどを勝ったダイリンビューティ。障害が上手で、先行して力強く走りきる馬だった。その仔のこの馬も当初は力不足であったものの、ここにきて特別戦を勝つなど素質の片鱗が見えてきた。母譲りの障害力と先行力で粘りの走りが見られるか。
 3 アオノゴッド:アオノブラックと同一馬主の馬ながら、こちらは目立たぬ存在。しかし重賞などでは人気薄ながら上位に食い込んで高配当を演じることがしばしば。後方待機から、障害を越えればいつの間にかこの馬がいるということがある。切れ味と粘りもある。
 4 メムロボブサップ:昨年度の三冠を含めここまで重賞5勝と、実績は世代no.1。昨年末のダービー勝利以降はハンデ差もあって思うような走りが出来ていない様子だが、一方、古馬一線級相手に互角のレースをしている。障害で若干もたつく傾向があり立て直したい。
 5 ジェイカトレア:昨年度のオークス馬。同世代牝馬では一歩抜けた存在だが、牡馬勢の中に入ると動きの面でやや見劣り感がある。ただ最後まで粘り強く走れるタイプで、障害もある程度こなせるので。好位置につけ前が崩れる展開になれば食い込んでいくことも可能。
 6 コマサンブラック:回避馬が出たため出走権が巡ってきた。重賞出走は昨年末のダービー(7着)が唯一でそれ以来の出走となる。父ウンカイ、母コマクインと活躍馬を両親に持ち素質は十分で、障害力はあるが、直線での切れ味はいま一つ。ただ最後まで粘り強く走れる。
 7 サクラドリーマー:抜群の切れ味を持っていながら、障害で苦戦するなどなかなか生かせないでいる。ただトライアルのライラック賞では目の覚めるような追い込みで他馬をまとめてかわして勝利した。一旦障害を越えられれば、メンバー中随一のスピードが生きる。
 8 インビクタ:逃げてこそ持ち味が発揮できる最近では珍しい個性派。とにかくハナを切って、先に障害を抜けて後はどこまで粘れるか。後続が苦戦すればまんまと逃げ切ることも。ただ障害は得意というわけでなく重賞など重い荷物のときは焦って行くと自滅することも。
 9 アポロン:これまで通算16勝で2着、3着は2回ずつ、着外が24回と極端な成績。流れに乗れればスピードと勝負強さを見せるが、一旦遅れを取ると全く走らない。好不調の波が大きい。ただ馬体は充実してきており、走りの安定度は増している。前に行ければ一発も。
 10 ギンノダイマオー:2歳から3歳にかけて4度の重賞2着に入ったころは、スピードがあり安定した走りを見せていたが、近走は流れに乗れず障害でも力が入らないなど、全体的に伸び悩んでいる印象。トライアルでも見せ場を作れなかった。きっかけをつかみたい。

展開予想
  そこそこの降水があったため馬場状態は軽めに推移か。重量格によるハンデ差があり、特にトップハンデの有力2頭(メムロボブサップ、アオノブラック)がどのような位置取りで行けるかがポイント。何が何でも先行したいのがインビクタ、それにダイリンファイターも前に付けるだろう。あとは好位置狙い。有力2頭もある程度は早めに動くか。インビクタはとにかく先頭で障害を降りて大きく離したい。アオノブラックはどの位置で障害を越えてくるか。メムロボブサップの方は焦ると障害のミスが出ないか。上位がもたつくようだと、サクラドリーマーやアオノゴッドあたりが後方から一気に追い込んでくることも。

【はむ!の見解まとめ】
  3歳三冠馬のメムロボブサップが実績では抜けており注目されるところだが、トライアルでは障害で苦しむなど不安点もある。一方、アオノブラックが力をつけてきておりその差はほとんどない。あとはハンデ差を生かして浮上する馬にも目をやりたい。
  そこで当欄では◎(1)アオノブラックの方を本命にした。安定度で一枚上、障害もしっかりこなせている。最内枠に入ったが特に不利はなさそう。少なくとも連は外さないだろう。
  対抗には、先行逃げ切りを図る○(8)インビクタを持ってきた。最後の粘りも出てきており、斤量的にも前残りの可能性は十分ある。もう一頭狙ってみたいのが▲(2)ダイリンファイター。こちらも先行力があり最近メキメキ力をつけている。前半で力を少しでも温存出来れば先に抜け出すことも可能。
  そして△(4)メムロボブサップだが、最近の調子や障害ミスのリスクを見て入着にとどめた。もちろん力は認めるところ。あとは、大きいレースに強く直線でじわじわ伸びてくる注(3)アオノゴッドも押さえておきたい。切れ味鋭い(7)サクラドリーマーは一発があるが、障害次第ということもあり全面的には狙いづらい。繰り上がってきた(6)コマサンブラックも先に重賞制覇した弟に続けと思い切って攻めてくるか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今シーズンの重賞4本目。ここまでのところはまずまずの収支で推移しているが、なんとかこの調子をキープ、あわよくば増やしていきたい。
  一応アオノブラックから入るが、インビクタとダイリンファイターの荷物の軽い2頭がどこまで先行していくかに注目したい。そしてボブサップが来たらごめんなさいというところか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1→8,2,4→8,2,4,3,7 合計12通り 各100円
      8,2→1→8,2,4,3 合計6通り 各100円
      8,2→8,2,4,3→1 合計6通り 各100円
  枠複 1=7,2 2=7 合計3通り 各500円
     4=7,2 合計2通り 各300円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 700円
  ワイド 8=1,2,7,6 2=1,7,6 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。その際には次年度の方針なども示していければと思います。(コラム欄は休みます)

【コラム】ようやく
   長い長い新型コロナウイルスの影響、この欄もこんなことばかり書かなければならないのが残念です。世の中は少しずつ通常に戻りつつあるものの、東京では連日100人以上の感染者が判明するなど肝心の感染拡大が収まらない状況です。しかしもう4月ごろのように完全な行動自粛というわけにはいかないでしょう。一人一人が新しい生活様式でソーシャルディスタンスを保って感染防止をしながら過ごしていくしかないのかな。というところです。
  スポーツではプロ野球やサッカーなどもようやく開幕、ただ観客が入れるようになるまではもう少しの辛抱、たとえ入れるようになっても当分は入場人数を減らして間を開けながらということになりそうです。そして競馬に関しても、場外での馬券発売は再開しつつあるものの、本場に観客を入れての開催はここまで見合わせ。やはり人が集まると密になりますからね。かといってやはり観客がいてこその競馬。ばんえいは7月6日まで無観客、その後は未発表ですがなんとか観客を入れられないか模索中だと思われます。今後を見守るしかありません。

2020年6月22日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第28回北斗賞(6/21)

ばんえい重賞レース回顧
第28回北斗賞(BG3)-2020年6月21日-10R 200m直 曇 1.5%
  1着△(7)ミノルシャープ(島津新) 1分59秒7
  2着○(1)アアモンドグンシン
  3着◎(8)オレノココロ
   単勝 7 1,540円(6番人気) 馬複 1-7 3,850円 三連単 7-1-8 42,620円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  古馬オープン重賞の一戦、第28回北斗賞は、6番人気の伏兵、6歳馬ミノルシャープが先頭で障害を抜け出し逃げ切り勝ち、重賞は3歳時のはまなす賞、4歳時の銀河賞(2018年)以来3勝目、古馬重賞は初めての優勝となった。島津新騎手は2014年1月の帯広記念をホリセンショウで勝って以来6年ぶりの重賞勝利で通算3勝目、大友栄人調教師はこの北斗賞は5度目の制覇で重賞通算47勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は、前日まで雨が降ったこともあり、馬場は水分を含んでいたが、当日は降水がなく少しずつ乾いていたせいか重くもなく軽くもなくといったところであった。
  レースは、スタート直後から、アアモンドグンシン、メジロゴーリキそしてミノルシャープらが勢いよく飛び出し第1障害を越えて先頭集団を形成、他の馬らもついて行くが、ホクショウマサル、キタノユウジロウ、そして大外のコウシュハウンカイあたりは行き脚が付かず後方からの競馬となった。その後各馬刻みを入れペースが落ち着き、1,2障害中間あたりでは後方の馬も前に追いついた。その中からアアモンドグンシンとミノルシャープがわずかにリードを保ちながら第2障害手前に到着。ここまで64秒と中間ペース。
  障害を最初に仕掛けたのはミノルシャープ、しっかり踏みしめて障害の天板へ。続いてアアモンドグンシンが勢いを付けて障害に挑戦するが天板近くで前膝をついた。さらに続いたメジロゴーリキも膝を折りこちらは転倒。センゴクエース、ミスタカシマ、1番人気オレノココロといったところも障害に挑戦するが、いずれも坂の中腹で立ち止まる。そうしている間にミノルシャープは立ち止まることなく障害を越え先頭で直線へ。キャンターで引き離しにかかった。後続は障害で苦戦が続いたが、先に立て直したアアモンドグンシンが2番手、前半遅れていた外枠のコウシュハウンカイ、コウシュハレガシーの2頭が相次いで障害をひと腰で越え、3,4番手、そしてオレノココロ、ミスタカシマと続いた。センゴクエースは膝を折っていた。
  先頭を行くミノルシャープは直線を快調に飛ばし、アアモンドグンシンが障害を降りた時点で残り30mあたりに達していた。その後もスピードは落ちず、後続を大きく引き離したまま進み、最後までほとんど緩むことなくゴールを駆け抜けた。終わってみれば快勝だった。その後はアアモンドグンシンがそのままのペースで流れ込み2着を確保。3着争いは、コウシュハウンカイがコウシュハレガシーを押さえ前に行くところを、5番手からじわじわと伸びてきたオレノココロが迫り、ゴール直前で逆転して3着に入った。オッズパーク杯を勝ち2番人気になっていたコウシュハウンカイは4着だった。

次走へのメモ
ミノルシャープ(1着):終始自分のペースで行き、障害もしっかり越えて、見事な逃げ切り勝ちであった。馬場もこの馬に向いていたか。ウイークポイントだった最後の詰めも、今回はほとんどスピードを落とさずゴールを駆け抜けた。初の古馬重賞勝ちと共にレースぶりも秀逸で、収穫のあったレースといえよう。先行力はこの馬の強みである。次は当然来月の旭川記念で重賞連覇を目指す。もう少し荷物が重くても十分対応可能。
アアモンドグンシン(2着):障害での膝折はもったいなかったが、リカバリーが早く2着を確保したことは立派だ。前半積極的に攻めて行ったことも、後の粘りにつながったと言える。今後も古馬重賞戦線で互角以上に戦えそう。旭川記念、グランプリとこの後の重賞も、障害をしっかり攻められれば勝てるチャンスは十分にある。
オレノココロ(3着):動きが悪かったわけではないが、今回は若馬勢のスピードに押された形になった。障害ももう少しじっくり攻めたかったところだが、早く仕掛けなければならなくなり、勢いがつかなかった。この馬は夏が苦手と言われているがどう乗り切っていくか。次は4連覇のかかる旭川記念が目標。
コウシュハウンカイ(4着):今回はこの馬としては大きい28kgの馬体重減と、大外枠に入ったことがはっきりした敗因であろう。特にこの馬は大外が相当苦手で成績が上がっていない。このような条件でもしっかり障害を上げ上位争いするのだからやはり力は上の馬だ。次には巻き返し十分可能。
コウシュハレガシー(5着):5歳馬ながら、古馬勢に遅れることなくしっかりついていき、得意の障害もクリアし上位争いを展開。この馬のセンスの良さが見られるレースぶりであった。さらに最後まで勝負ができるように力をつけていくことを期待する。
  その他では、牝馬ミスタカシマ(6着)は一線級のメンバー相手でも臆することなく、この馬らしい走りであった。初騎乗の村上騎手とのコンビも合っていたようだ。センゴクエース(8着)はまたも障害で失敗、焦るとだめなようだ。ホクショウマサル(9着)も出足から遅れを取るなど、ひところの勢いが感じられない。立て直しが必要か。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複 1-7 5枚 ワイド 1-7 7-8 各1枚
  ミノルシャープにまんまと逃げられたね。軽馬場だしある程度粘るとは思って△にはしていたが、さすがに頭までは難しかった。でも、オレノココロと同枠だったので枠複が入って助かったし、あとはワイドに入れていたのが良かった。グンシンとのワイドがそこそこついたから良かった。グンシンもあそこからの立て直しが速かったね。
  レース全体ではわずかなマイナスなんだけど、まあこの配当で、原点に近いところまで戻せたから良しとしよう。
  今回収支 -190
   (通常分) -650  (配当)15,540 (投入)4,200
   (単複・ワイド) +460  (配当)1,860 (投入)1,400
  今年度累計 +13,030(6/21・北斗賞終了時点)
   (通常分) +11,270 (配当 24,670 - 投入 12,900)
   (単複・ワイド) +1,070 (配当 5,170 - 投入 4,100)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は2週間後の7月5日(日)、4歳三冠の第一弾、柏林賞(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

2020年6月20日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】重賞予想・第28回北斗賞(6/21)

  1ヶ月半ぶりの重賞競走は古馬の一戦、北斗賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第28回北斗賞(BG3)
(2020年6月21日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
アアモンドグンシン セン5 770 西将太 小林長 鹿毛 逃
センゴクエース 牡8 770 菊池一 槻舘重 鹿毛 差
  ミスタカシマ 牝5 750 村上章 槻舘重 栗毛 差
  ホクショウマサル 牡9 770 阿部武 坂本東 鹿毛 先
  メジロゴーリキ 牡6 770 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
  キタノユウジロウ 牡5 770 松田道 村上慎 栗毛 差
ミノルシャープ 牡6 770 島津新 大友人 鹿毛 逃
オレノココロ 牡10 770 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
  コウシュハレガシー 牡5 770 藤野俊 平田義 栗毛 追
10 コウシュハウンカイ 牡10 780 藤本匠 松井浩 栗毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「北斗賞」の概要と傾向
  かつて1992年まで岩見沢ないしは北見を中心に実施されていた「地方競馬全国協会会長賞」を引き継ぐ伝統ある古馬重賞。最近は7月に行われ初夏の風物詩的レースとなっていたが、今年から姉妹重賞ともいえる「旭川記念」と時期を入れ替え、6月に行われることになった。前後に重賞が少ない時期でもあり、ほぼオープン一線級が揃う。
  時期が入れ替わったことによりここでは過去の旭川記念の傾向を見ていった方が良いだろう。旭川記念は過去10年で1番人気は(5,1,3,1)とまずまずといったところか。オレノココロが3連覇中でコウシュハウンカイもその前の2年を優勝、その後も2着2回3着1回と、この2頭が永く引っ張ってきている。勝ち馬は4番人気以内に収まっており、2着も3番人気以内で10頭中8頭と好成績、馬券的にもかなり安い配当となっており、かなり本命サイドで決まると言って良い。やはりこの時期はハンデ差が少ないことで実力どおり走れる状況にあるというところか。強いて言うなら3番人気の馬が2勝2着3回と気を吐いており、このあたりを絡めての狙ってみるのがおもしろそう。
  ちなみに、北斗賞としては過去10年で1番人気は(4,1,1,4)とやや不安定になってくる。季節的なものや重賞の端境期ということもありそう。時期が入れ替わって実施される旭川記念がBG2に格上げされるだけに、各陣営にとっては、北斗賞と旭川記念で微妙な力の入れ方の違いが出てくるか。馬齢による有利不利はないが、5歳馬あたりの若馬が思い切ったレースしてきたときは好成績を挙げている。騎手別では旭川記念が藤本匠騎手が5勝と抜けており鈴木恵介騎手が3勝で追っている。北斗賞の方は、群雄割拠の状態で若手騎手の台頭もある。

今回のみどころ
  大きなレースが少なく、狭間となりがちなこの時期ではあるが、それでも古馬オープン一線級が顔をそろえた。まだまだばんえいの盟主の座に君臨するオレノココロ、コウシュハウンカイの双璧に、円熟のセンゴクエース、そして復調を目指すホクショウマサルというところが年長組。一方、ミノルシャープやアアモンドグンシンといった勢いのある5歳、6歳がどこまで絡んでくるか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 アアモンドグンシン:ばんえい記念挑戦後は立て直しにやや苦しんだものの、オープン特別の大雪賞ではしっかり障害を上げ、切れ味鋭く快勝。今シーズンから西将太騎手とのコンビとなり、この馬の持ち味を引き出している印象。このメンバーでも勝てるだけの力はある。
 2 センゴクエース:ばんえい記念(2着)好走後は一息いれた形となったが、出来落ちはしていない。オッズパーク杯では追い込んで3着をキープ。ただ前走のオープン特別のように、速いペースになると慌てて障害でミスというケースもあり、この馬の永遠の課題である。
 3 ミスタカシマ:牝馬の代表格で重賞6勝の実績は堂々たるもの。しかし昨シーズン秋ごろは苦戦が続いた。今シーズンは重賞カーネーションCで復活の兆しの見える2着、オープン特別の大雪賞でも好走、あと一歩のところまできている。本来の先行力が戻ってくれば勝負になる。
 4 ホクショウマサル:日本競馬記録31連勝のあと、ばんえい記念に出して3着と敗れたものの好走。しかしダメージが残ったかシーズン明けは障害で苦しんで崩れている。出足でつまづき前半出遅れる癖も出てきているのも気になるが、本来の調子を取り戻せば走りきれるだろう。
 5 メジロゴーリキ:しばらく重賞から離れて別路線に行っていたため、昨年12月以来の重賞挑戦となる。近走は、本来の先行力が影を潜め全体として動きが固い印象。ただ前走スタリオンカップで粘りの走りで久々勝利した。じっくり構えていければ持ち味を発揮できそう。
 6 キタノユウジロウ:昨シーズンは本格化し、重賞2勝など好成績を挙げているが、ここにきてパッとせず足踏みしている。本来は先行力と安定した障害力が持ち味だが、近走は相手関係もあって、流れに乗れず後方追走で一杯のレースが続く。きっかけをつかんで流れに乗れれば。
 7 ミノルシャープ:オッズパーク杯では珍しく障害膝を折ったが、それでも4着に入るなど力のあるところを見せている。基本的には先行逃げ切りタイプではあるが、近走は、直線での失速も計算に入れて、無理に行かず流れに乗る作戦に出ている。レースを引っ張っていきたい。
 8 オレノココロ:ばんえい記念優勝後、一息いれたもののすぐ持ち直し、オッズパーク杯で障害を切っての2着、その後のオープンのさつき特別でも勢いのある若馬勢を蹴散らして勝利している。馬体重の減は若干気になるが、好調はキープしている様子。意地をみせるか。
 9 コウシュハレガシー:昨シーズンの天馬賞勝ちが唯一にしてひときわ輝く実績。素軽い動きと確実に越えられる障害力がこの馬の武器で、重厚感のある兄メジロゴーリキとは対照的。ただ重賞となると力強さでやや見劣りするイメージ。軽馬場で他を慌てさせる展開になれば。
 10 コウシュハウンカイ:ばんえい記念ではリードしながら重い荷物で失速し4着、一方、年度明けのオッズパーク杯では先行力を発揮し快勝。今回も十分守備範囲のレースだが、ここひと月ほど休ませ、レース勘が戻っているか。若馬のペースに巻き込まれたくないところ。

展開予想
  馬場もこなれてきて、力のある今回のメンバーなら問題なくこなすだろう。あとは各陣営がどのような狙いでくるかにより展開も変わってきそう。序盤はミノルシャープ、メジロゴーリキあたりが先行しそうだが、あまりガツガツとは行かず様子を見ながら中間で前に出るというイメージか。むしろアアモンドグンシンの方が先に前に行くことが考えられる。コウシュハウンカイ、コウシュハレガシーあたりが続くか。センゴクエースとオレノココロは中団待機から障害を重点に攻めてくるだろう。ホクショウマサルは出足がポイントで、そこで大きく遅れるとその後追いついても後半苦しい。後続がもたつくと先行勢がそのまま逃げ切る可能性も。
【はむ!の見解まとめ】
  やはりウンカイ産駒を中心とした実績馬勢の重賞での安定感は抜群。その中で、今回は◎(8)オレノココロの方を本命とした。昨年までこの時期に行われていた旭川記念で3連覇中と、時期的にもこの馬が最も走りやすい頃だと思われる。例年のことだが、ばんえい記念後の崩れも少ない。障害を好位置で降りられれば、他馬を振り切る確率は極めて高い。
  相手には5歳馬○(1)アアモンドグンシンの勢いを取りたい。切れ味勝負の馬だが、先行力もあり、流れに乗って自然に好位置に付けられればこのメンバーでも互角に戦える。あとは障害だけが課題だが最内に入りかえって落ち着いて攻められるか。そして▲(10)コウシュハウンカイ。引き続き安定度は抜群だが、オッズパーク杯勝ちで以降レース間隔が開いたのと10kg加増の荷物がどうか。大外枠もやや苦手にしている、若馬の速いペースに巻き込まれると失速も。
  6歳馬△(7)ミノルシャープは地味ながら確実に走れる。課題のゴール前も最近は粘りを増しており、自分の走りをすれば上位に残れそう。あとは、このレース連覇を目指す注(2)センゴクエースも無視はできない存在だが、相変わらず障害のリスクがあり全面的には信頼しがたいところ。(4)ホクショウマサルは今シーズンに入ってからはばんえい記念の影響が残ってか不調が続いている。出足も遅れ気味。立て直しの気配は見えつつあるので、本来の力を出せれば上位食い込み可能。少し重賞戦線から遠ざかっていた(5)メジロゴーリキも前走あたりで復活の兆しが見えつつある。

はむ!の馬券狙いどころ:
  久々の重賞。筆者もこの間、個人的に馬券から遠ざかっており勘を取り戻したい。まずはプラスキープを目指す。
  やはり困った時は実力馬オレノココロを軸に。アアモンドグンシンの一発にも賭けてみたい。一方、コウシュハウンカイの狙いを少しだけ下げてみたがどうなるか。ワイドは6歳馬2頭で。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8,1→8,1,10,7→8,1,10,7,2 合計18通り 各100円
      8→1,10,7→1,10,7,2 合計9通り 各100円
  枠複  7=1,8,2 合計3通り 各500円 合計 4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 700円
  ワイド 7=8,1,10,5 5=8,1,10 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】再開に向けて
  新型コロナウイルスの感染拡大からもう半年近く経とうとしていますが、いまだ影響が長引き、緊急事態宣言は解除されたものの、日常に戻るにはまだまだ時間がかかる状況です。そんな中、競馬はこの期間も無観客ながらレースは実施されてきました。改めて関係者の方々の努力に敬意を表します。本場や場外で馬券が買えない分ネットによる投票が増加。ばんえいも昨年度比50%増の売上となっています。そして少しずつ光が見えてきました。競輪、競艇などでは既に観客を入れたレースが再開され始めていますし、競馬も一部の場外で馬券の発売が再開しました。ばんえいも今週から直営場外での馬券発売を開始、あとは本場での再開を待つのみです。ただ、完全に感染拡大が収まってはおらず、3密を避けるなど新しい生活様式が叫ばれる中、今後もネットによる投票が中心となっていくことでしょう。でもやはり応援と歓声があってこそのスポーツ、早く競馬場に人が戻ることを祈ってやみません。

2020年5月11日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第13回カーネーションカップ(5/10)

ばんえい重賞レース回顧
第13回カーネーションカップ(BG3)-2020年5月10日-10R 200m直 雨 2.4%
  1着◎(1)ナカゼンガキタ(藤本匠) 1分33秒2
  2着▲(10)ミスタカシマ
  3着△(9)ヤマノホシ
   単勝 1 190円(1番人気) 馬複 1-10 580円 三連単 1-10-9 12,790円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  今年から復活した牝馬重賞、第13回カーネーションカップは、1番人気の6歳馬ナカゼンガキタが障害2番手から直線すぐに抜け出し他馬を引き離して大差勝ち。重賞は3歳時のばんえいオークス以来2度目の制覇となった。藤本匠騎手、松井浩文調教師とも先週のばんえい十勝オッズパーク杯に続く重賞連勝、このレースは初優勝、藤本匠騎手は通算重賞73勝目、松井浩文調教師は通算重賞65勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は、午前中から雨模様で、雨量も増え、馬場は滑りやすい軽馬場となっていた。
  レースは、ややばらついたスタートで、第1障害でサンシルクラポピーとイズミクィーンらが後方に回った。先頭はシンエイボブとジェイカトレアが積極的に行きこの2頭がやや前に、ヤマノホシ、アフロディーテが続き、ミスタカシマも前の方に付いて行く。これら5頭が先頭集団を形成、フェアリースズとナカゼンガキタが中団、あとの馬は遅れ気味。そして、各馬刻みも入れずスピードを上げながら第2障害に向かう。そして4~5頭がバラバラと第2障害手前に到着。ここまで44秒とかなりのハイペース。
  障害手前で一旦止めてからすぐ、最初に障害を仕掛けたのがヤマノホシ、そしてシンエイボブが続く。ヤマノホシは一歩一歩踏みしめて進み先頭で障害を降りた一方、シンエイボブは坂の中腹でストップ。さらにアフロディーテとミスタカシマが坂にさしかかり、そのうちミスタカシマは坂の頂上付近で軽く膝を折りストップ、アフロディーテは力を入れながらなんとか障害を越えた。その間にこれらを見るように最内からナカゼンガキタが障害をスムーズに越え、その勢いでアフロディーテをかわし2番手で前を追った。アフロディーテが3番手、ミスタカシマもすぐに立て直し4番手、同じく立て直したシンエイボブが5番手で降りた。
  先頭争いは、ナカゼンガキタが勢いを付け、先頭を行くヤマノホシにもすぐに追いつき逆転。そしてどんどん差を広げていく。ヤマノホシも前とは離される一方だが、アフロディーテ以下の後続にはわずかにリードを保ちながら進んでいく。先頭のナカゼンガキタがさらに大きく引き離し、スピードも緩まず、最後は10m以上の大差を付けてゴール。圧勝だった。2番手は、粘るヤマノホシに、残り30mあたりでアフロディーテをかわしたミスタカシマがじわじわと外から並びかけ、残り10mでヤマノホシとミスタカシマが全く並び、デッドヒートの末、最後ゴール直前でミスタカシマがわずかに前に出て2着、ヤマノホシが3着、その後はややスピードの落ちたアフロディーテを、追ってきたシンエイボブがかわして4着に入った。アフロディーテは5着、4歳馬ジェイカトレアは障害で遅れ、最後追ったが6着まで。

次走へのメモ
ナカゼンガキタ(1着):終わってみれば圧勝。軽めの荷物に雨降りの軽馬場、この条件を完全に自分のものにして、完璧な走りであった。前半慌てずに中団につけたことで障害もなめらかに対応していたように見える。体調も良さそうでオークスを勝ったころの勢いが戻っていた。これでオープン手前のA1クラスに格付け、今後、当面荷物が軽めで好調が続いている間は特別戦に出走し、もう少し勝ち星を重ねれば古馬重賞に出走するチャンスも。
ミスタカシマ(2着):近走成績が崩れている上に、トップハンデ、端枠そして馬体重減と不安な要素ばかりであったが、膝を折りながらも最後は2着に粘り込むあたり、この馬のポテンシャルの高さを見た。まだ5歳、これから徐々に立て直せれば、牝馬代表として古馬重賞戦線に参戦することも可能。
ヤマノホシ(3着):ハナに行きたかったところだが、軽馬場となって速いペースになったことで無理には前に行かず自分のペースで走った。それが結果的に最後の粘りにつながったといえる。大レースへの対応は年長馬らしさといったところか。自己条件ならまだまだ勝ち星を上げられそう。
シンエイボブ(4着):やはり差し馬には軽馬場は厳しかったか。前半から遅れないようについて行ったが、やはり障害で一歩立ち止まってしまった。直線はこの馬らしくしっかり追ったが、前が速く追いつかなかった。今後もこの馬にとって障害がポイントか。
アフロディーテ(5着):位置取りも悪くなく障害も止まることはなく、この馬の走りはできていたと思われる。ただペースが速くなってしまい追いつくのがやっとだった。5着だったが、2着までは4秒差と大敗した感はなく、今後巻き返し可能。
  その他では、4歳馬ジェイカトレア(6着):は積極的に攻めたものの、やはり馬場が軽すぎて途中で付いて行けず、障害でも立ち止まった。今回は厳しかったが良い経験にはなったのでは。イズミクィーン(7着):も追い込み馬としては前が速くなりすぎた。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 1 6枚  枠複 1-8 5枚 三連単 1-10-9 1枚
  ナカゼンは雨降り馬場も生かして楽なレースを見せたね。牝馬レースは目移りするところだったが、やはり実績+調子の良い馬が来た。そしてミスタカシマもやはり実力のあるところを見せていた。調子が良ければさらにやれるのでは。ヤマノホシもよく粘ってくれた。ほぼ狙ったように来てくれて良かった。
  馬券の方も◎▲△で入ってくれて、三連単で久々の万馬券。1枚だけなので大もうけというわけには行かなかったけど、この後2,3戦遊べそうな資金が出来たのは良かった。重賞は1か月半ほど開くけどプラスを持続したいね。
  今回収支 +10,880
   (通常分) +11,040  (配当)15,540 (投入)4,500
   (単複・ワイド) -160  (配当)1,140 (投入)1,300
  今年度累計 +13,030(5/10・カーネーションカップ終了時点)
   (通常分) +12,240 (配当 21,120 - 投入 8,700)
   (単複・ワイド) +610 (配当 3,310 - 投入 2,700)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新年度バージョンになっています)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回はしばらく間隔が開いて6週間後の6月21日(日)、今年から開催時期が繰り上がった古馬重賞、北斗賞(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

2020年5月9日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】重賞予想・第13回カーネーションカップ(5/10)

  新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が延長され、ばんえい競馬の行われている北海道は13の特別警戒地域に入っています。このことから、ばんえいの無観客競馬は6月1日まで延長されることになりました。つらい日々は続きますが、もうしばらくの辛抱です。なんとか早く競馬場に賑わいが戻ることを願いましょう。さて、今週は、今年から重賞に復活した牝馬の一戦、カーネーションカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第13回カーネーションカップ(BG3)
(2020年5月10日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上牝馬オープン)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ナカゼンガキタ 牝6 670 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
  サンシルクラポピー 牝5 670 松田道 鈴木邦 栗毛 差
テツアズマ 牝5 660 菊池一 松井浩 青毛 追
  シンエイボブ 牝6 670 渡来心 久田守 鹿毛 差
  フェアリースズ 牝6 670 島津新 岩本利 栗毛 先
  イズミクィーン 牝6 660 村上章 小北栄 芦毛 追
ジェイカトレア 牝4 650 藤野俊 平田義 青毛 先
アフロディーテ 牝5 670 西謙一 西弘美 栗毛 逃
ヤマノホシ 牝8 660 赤塚健 長部幸 鹿毛 逃
10 ミスタカシマ 牝5 690 鈴木恵 槻舘重 栗毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「カーネーションカップ」の概要と傾向
  かつて2009年~2年間重賞として行われ、その後は特別戦に格下げされていたが、2018年から準重賞に再格上げ、そして今年から古馬牝馬の重賞として復活した。実施回数は特別戦時代から通しで付され、今回が第13回となる。一旦格下げされていたのは、ばんえい競馬が数年前まで非常に運営が苦しかったことや、馬資源の不足で繁殖牝馬を確保する必要もあって、牝馬自体が少なくなっていたのもあるか。現在まだその状況が劇的に改善されたわけではないが、売上が回復し少しずつ改善の兆しがみえることから今回の重賞復活に至ったと思われる。これまで古馬の牝馬重賞はヒロインズカップしかなかったので、この復活は歓迎すべきところ。
  特別戦時代を含む傾向として、過去10年で1番人気は(5,0,1,4)と勝ち負けがはっきりしている。強い馬は強く連覇も多いが、人気馬が障害などで失敗し大敗するパターンもしばしば見られる。やはりこの時期の牝馬の特徴でもありそう。但し、勝ち馬は全て4番人気以内となっており、下位の馬が逆転することは難しそうだ。今年は重賞となり重量加増となることはさらに上位馬に有利に働くか。年齢別では4歳~8歳以上とそれぞれ2勝ずつと有利不利は少ない。騎手別では鈴木恵介騎手が重賞時代2勝を含む4勝と現役トップで抜けている。

今回のみどころ
  今年重賞に復活したカーネーションカップ。古馬牝馬の一戦で、ヒロインズカップの再戦的位置づけでもあるが、ヒロインズカップより重量が軽く、メンバーも入れ替わっており、また新たな展開が期待される。賞金順で抜けているミスタカシマ、ヒロインズカップを勝ったアフロディーテら5歳馬のイキが良さそう。対する6歳馬勢はフェアリースズ、ナカゼンガキタらに一日の長がある。昨年のオークス馬4歳馬ジェイカトレアの挑戦も注目。新たな歴史の1ページを刻む馬はどれか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ナカゼンガキタ:6歳馬。転厩などもあり3歳でオークスを優勝したことが過去のように思える。昨年も常に安定した成績は上げていたが、今一歩決め手がなく2勝に終わっている。障害力と安定感があり、切れ味も持っているので流れに乗れば。
 2 サンシルクラポピー:5歳馬。重賞勝ちこそないが上位で活躍し存在感を見せている。よく引き合いに出される半兄のオイドン同様、スピード抜群で軽量戦の疾風賞で勝っている。障害は苦手だが、一旦越えてくれば前に届くだけの鋭い切れ味がある。
 3 テツアズマ:5歳馬。昨年のクインカップ(7着)以来2回目の重賞挑戦。切れ味鋭く直線でのスピードは相当のものを持っているが、障害はかなり苦手で特に二の腰が入らない。小柄なこともあって非力感がある。しかし荷物が軽くなれば一変も。
 4 シンエイボブ:6歳馬。重賞勝ちはないが3歳時にオークス2着、柏林賞3着などの実績がある。障害が苦手で全く動けない時も多いが、一旦越えてくると鋭い切れ味と粘りの走りで上位に食い込んでくる。人気薄なら一発の魅力があり侮れない。
 5 フェアリースズ:6歳馬の牝馬ランク1位。地味な存在ではあるが、堅実な走りと障害力でここまで上がってきた。ヒロインズカップでもじわじわ伸びて最後は粘っての3着。馬体もしっかりしている。今回の負担重量も手頃で力も出せそう。
 6 イズミクィーン:6歳馬。人気馬で血統的にも毛色的にも注目されている馬だが、出世が遅れたこともあり今のところ目立った実績はない。障害はこの馬自身が意識していると思わせるほど苦手。降りてからの脚は抜群なだけに、前半流れに乗りたい。
 7 ジェイカトレア:4歳馬。黒ユリ賞、オークスで勝つなど同世代牝馬では実績で一歩抜けているが、古馬との対決が少なく未知数。1月以来休養に入り立て直しを図ってきた。基本は中団に構えての差しタイプだが先行することもある。障害はまずまず。
 8 アフロディーテ:5歳馬。同世代のミスタカシマの後塵を長く拝していたが、BG1ヒロインズカップでは積極的に攻めて逃げ切り勝ち、初重賞制覇で勢いがついている。ここにきて馬体も充実、力強さも出てきた。前に行ければ重賞連覇も。
 9 ヤマノホシ:8歳馬。重賞は過去3戦に出走し、一昨年のヒロインズカップで4着の実績。大型馬で力強く、抜群の先行力がある。障害は越えられるが反応は鈍い。昨年、準重賞であったこのレースで逃げて2着に粘っており、荷物的には丁度よさそう。
 10 ミスタカシマ:5歳馬だが重賞6勝の実績はメンバー随一。しかしヒロインズカップではトップハンデとは言え謎の大敗、ポプラ賞でも大崩れと、ここにきて精細を欠いているのが気になるところ。立て直せていれば実力はずば抜けているはず。

展開予想
  昨年までのこのレースはスピードで押していくことが可能だったが、重賞に昇格して基礎重量が20kg増となり、それなりに力は必要となる。ただ雨の予報が出ており、馬場が軽くなることが考えられるため、各馬の位置取りがポイントになる。先行馬はヤマノホシ、まずはハナを取りに行くだろう。これについて行くのはアフロディーテ、フェアリースズあたりか。ナカゼンガキタ、ジェイカトレアも好位置には付けたい。ヤマノホシは障害もまずまず越えられそうだが、直線どこまで持ちこたえられるか。アフロディーテやナカゼンガキタは越えてくれば直線も伸びてくる。トップハンデのミスタカシマはこれらを見るように行くだろうが、あまり遅れると追いつけない。前が止まれば、シンエイボブ、イズミクィーンあたりが後方から伸びてくる。

【はむ!の見解まとめ】
  メンバー的にはヒロインズカップの再戦かと思いつつ、この季節は馬自身の体調の変化もあり牝馬ならその傾向は顕著、そして荷物が軽くなり今年は雨も降りそうということで、意外な展開も考えられる。4歳馬ジェイカトレアの存在も不気味だ。
  なかなか読めず難解だが、最も安定度が高そうということで、6歳馬◎(1)ナカゼンガキタを本命に推す。存在は地味だが、障害力には定評がありじわじわ伸びてくる脚がある。このレースも2着1回、3着1回と好成績。ヒロインズカップの時は馬体も減っていて体調は万全そうでない中、差のない5着に粘り力のあるところを見せている。近走は調子が上がっており、なお走れる状態にある。軽馬場も歓迎。軸に。   対抗は、いろいろ目移りするところだが、やはり今年のヒロインズカップを勝つなど、力を持っている○(8)アフロディーテにした。この馬も流れに乗ればしぶとい。ここ数戦は大敗しているが、これは相手関係によるところが大きい。牝馬同士なら力は上。そして大御所▲(10)ミスタカシマ。ここ数戦は不本意な成績が続き、体調面でも心配だが、やはり今回のメンバーに入れば格は上。巻き返しは十分可能とみる。パドックも見て判断したいところ。このレースに実績のある8歳馬△(9)ヤマノホシも軽馬場なら無視できない。前半うまくリードを保っていければ前残りも。
  あとは、未知数ながら注目したいのが4歳馬注(7)ジェイカトレア。今回は一線級を相手に胸を借りる立場ではあるが、昨年のオークス馬としてどこまでやれるか。その他では(4)シンエイボブ、そして(6)イズミクィーンら切れ味のある馬らが、一旦障害を越えてくれば怖い存在となる。しかしアテにしづらい面もあり、そのあたりをどうとらえるか。あとの馬も、障害さえ降りられれば鋭い追い込みが見られそうな馬が多く、無視はできない。

はむ!の馬券狙いどころ:
  オッズパーク杯では、安いながらもプラスに持って行けて幸先はまずまず良しということで、このままの調子を維持したい。今回は難しい牝馬重賞だが、なんとか当たってプラスをキープできれば。
  それにしても今回は難解なレース。あれこれ目移りもする。したがってナカゼンガキタを軸にしつつも、一発のある馬も多いので、ここはやや手広くいきたい。漏れた分はワイドでもカバーしたいと思っている。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1,8,10=1,8,10→1,8,10,9,7,4 合計24通り 各100円
      1,8,10 BOX 合計6通り 各100円
  枠複  1=7,8 7=8 合計3通り 各500円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 600円
  ワイド 7=1,8,10,4 4=1,8,10 合計7点 各100円
  合計 1,300円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】ばんえいアワード
  前回、昨年度のリーディングの話をしましたが、ばんえい競馬では、4年前から騎手を含め、昨年度に活躍した馬や関係者などを表彰する制度「ばんえいアワード」(帯広市と楽天競馬などが主催)が実施されています。今年も2019年度の表彰が行われ、ベストホースにはばんえい記念馬のオレノココロ、ベストジョッキーはやはりリーディングの鈴木恵介騎手が選ばれました。そのほか、各年齢別の最優秀馬や最優秀生産者、最優秀厩舎などが選ばれています。(詳細はばんえいアワード結果発表へ。)その中でも、特別賞として、31連勝の競馬の日本記録を打ち立てたホクショウマサル、デビュー23年目で初めて重賞制覇した中山直樹騎手が選ばれたことが特筆ものです。結果を出した馬や人だけでなく、日々の努力に対しても表彰の対象となる制度、これは今後も関係者の方々のモチベーションとして続けていっていただきたいものです。

2020年5月4日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第14回ばんえい十勝オッズパーク杯(5/3)

ばんえい重賞レース回顧
第14回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)-2020年5月3日-10R 200m直 晴 0.8%
  1着◎(5)コウシュハウンカイ(藤本匠) 1分57秒9
  2着△(9)オレノココロ
  3着注(1)センゴクエース
   単勝 5 310円(1番人気) 馬複 5-9 330円 三連単 5-9-1 2,250円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  今シーズン最初のばんえい重賞、第14回ばんえい十勝オッズパーク杯は、1番人気に推された10歳馬コウシュハウンカイが障害を先頭で抜け出し快勝。このレース3度目の制覇で6年連続連対。1月の帯広記念以来通算14勝目。藤本匠騎手も同馬で帯広記念に勝って以来重賞72勝目。松井浩文調教師はこのレース6勝目、通算64勝目。

レース振り返り
  シーズン当初で砂の入れ替えやソリのズリ金が新しくなったことにより力が要る状況になっている上に、帯広は降水が少なくこの日は昼間30℃近くまで気温が上昇、馬場は乾燥して力のいる馬場になっていた。
  レースは、スタート直後からアアモンドグンシンが勢いよく飛び出した一方、ホクショウマサルが立ち後れ最後方。第1障害までにキタノユウジロウ、シンザンボーイもやや後ろから行き、ばらついた展開となった。第1障害を越えてからは後方の馬も少しずつ前に近づき、前と差のない位置へ。先行争いは、アアモンドグンシンにミノルシャープ、これにオレノココロも早めに前に付け、各馬刻みを入れている間にシンザンボーイあたりも先頭に追いついた。コウシュハウンカイ、センゴクエースはこれを見るような形で中団を進んだ。第2障害手前にはミノルシャープ、シンザンボーイあたりが心持ち先に到着するも、後続もすぐに追いつき7、8頭が一線に並んだ。ここまで60秒と平均ペース。
  各馬息を入れた後、障害を先に仕掛けたのはミノルシャープとアアモンドグンシン。しかし天板手前あたりでストップし、その後膝を折った。その間に、コウシュハウンカイ、コウシュハレガシー、オレノココロがほぼ同時に障害に挑戦。そのうち、オレノココロは勢いよく天板まで脚がかかったもののそこでストップ。その間にコウシュハウンカイがしっかり踏み込んで障害を越え、先頭で直線に入った。その他の馬は障害で苦戦、その中でコウシュハレガシーがふた腰ほどかかって障害をクリアし2番手、立て直したオレノココロが3番手、最内で一歩一歩進んでいたセンゴクエースが4番手、一旦膝を折っていたミノルシャープが5番手で障害を降りた。
  先頭を行くコウシュハウンカイは後続をさらに引き離し残り20m付近で7~8馬身差の大きなリード、2番手争いはコウシュハレガシーが失速するところをオレノココロとミノルシャープ並びかけ一団で進む。そこからオレノココロが抜け出し、激しく前を追い、集団の後方にいたセンゴクエースも3番手まで上がって前を追った。しかしながら、前のコウシュハウンカイとは依然大きな差があり、コウシュハウンカイは最後若干スピードは緩んだものの、そのままゴールを駆け抜けた。オレノココロは前には追いつかなかったが2着をキープ、センゴクエースも追ったが前とは脚色が同じになり3着までとなった。ミノルシャープもしっかり歩いていたが勢いはなく4着、なお、3番人気のホクショウマサルは終始後方を進み、障害でも反応が鈍く8着に終わった。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):斤量、馬場ともにこの馬の最大の力を発揮できる条件が揃っていた。障害も実に上手で騎手とともに安心感があった。前半あえて前に行かず中団に控えていたのも障害での自信があってこそだろう。今後だが、この馬は出続けた方が調子をキープできそうなイメージもあるので、ハンデ差が少ない間は、古馬重賞戦線に出走していくだろう。さしあたり6月の北斗賞で追ってくるライバルたちを迎え撃つことになるか。
オレノココロ(2着):前年度のばんえい記念馬がこのレースに勝てないというのがジンクスになりつつある。レース運びには問題なかった。障害では天板まで来ていただけにやや惜しい感じはするが、ただ今回は勝ち馬に完璧なレースをされたというところか。北斗賞では当然巻き返してくるだろう。
センゴクエース(3着):最内に入ったからか、若干恐る恐る走っていた感はある。ただ障害は他馬の流れに巻き込まれなかった分、慌てず崩れなかった。前が速かったので追いつかなかったが、力はまずまず発揮できていた。次の狙いは当然連覇を狙う北斗賞。そろそろ久々の重賞勝ちが欲しい。
ミノルシャープ(4着):今回は障害で膝を折ったのが全て。この馬は障害力があるはずだが時折このようなミスが出る。直線で先頭へ行けないとこの馬の持ち味は半減する。しかし最後まで詰まらずに走りきれたことは粘りが増していることの表れか。流れに乗って行ければ巻き返し可能。
アアモンドグンシン(5着):前半は攻めていったものの障害で崩れてしまった。直線の脚は鋭かっただけに、どうしても障害などに注文がつくのがこの馬の泣き所か。ただ5歳で果敢に挑戦したばんえい記念の影響はかなり薄まったように見える。落ち着いて走れれば上位争いも。
  その他では、コウシュハレガシー(6着):は最後は力負け感はあったものの、障害を2番手で抜け出すなど見せ場は作った。オープン特別あたりではある程度やれそう。そして注目のホクショウマサル(8着):は出足から動きが悪く障害も止まっていた。連勝中の時の勢いが見られず、若干疲れが残っているのか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 5 7枚  枠複 5-8 4枚 三連単 5-9-1 2枚
  コウシュハウンカイやっぱりここでは強かったね。まさに横綱相撲を見せてもらった。オレノココロやセンゴクもさすがというところ、一方ではマサルがやや心配だね。動きが良くなかった。立て直しを期待したい。
  馬券の方は、◎△注だし、配当も安めなので、やや控えめに振る舞いたいところ。もう少し攻められなかったものか。ま、本命の単勝が取れたことと、トータルでプラスということで、幸先良いスタートと言って良いだろう。過去を見てもオッズパーク杯は比較的当たっているレースだと思う。あとはこの勢いを続けていきたい。
  今回収支 +2,150
   (通常分) +1,380  (配当)5,580 (投入)4,200
   (単複・ワイド) +770  (配当)2,170 (投入)1,400
  今年度累計 +2,150(5/3・ばんえい十勝オッズパーク杯終了時点)
   (通常分) +1,380 (配当 5,580 - 投入 4,200)
   (単複・ワイド) +770 (配当 2,170 - 投入 1,400)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新年度バージョンになっています)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は来週5月10日(日)、今年から重賞に格上げとなった古馬牝馬の一戦、カーネーションカップ(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。