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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年7月16日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第26回北斗賞(7/15)

ばんえい重賞レース回顧
第26回北斗賞(BG3)-2018年7月15日-10R 200m直 曇 1.9%
  1着○(8)コウシュハウンカイ(藤本匠) 1分41秒9
  2着▲(5)マルミゴウカイ
  3着 (1)フジダイビクトリー
   単勝 8 210円(1番人気) 馬複 5-8 1,500円 三連単 8-5-1 15,050円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞の一戦、第26回北斗賞は、1番人気のコウシュハウンカイが障害2,3番手から残り10mで逆転し差し切り勝ち。オッズパーク杯に続いて今季重賞2勝目、通算9勝目。藤本匠騎手はこのレースは10年ぶり2勝目、重賞は通算66勝目。

レース振り返り
  この日は朝から雨で、午後は小降りとなったものの、馬場としてはかなりの軽い馬場でこの日の2歳戦Aクラスでは1分10秒を切る速い時計が出ていた。
  レースは序盤から各馬勢いを付けダッシュ。有力馬はほぼ横一戦で進んだものの、第1障害時点で数頭はやや後方に置かれた形となった。第1障害を越えてからは軽馬場を生かしてキサラキクが果敢に先頭を行く。これをマルミゴウカイが追い、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリーがついて行く展開。キサラキクは第1,2障害の8分目まで刻まずに行き、第2障害手前も先頭へ、ここまで46秒。これらについて行った3頭が続く。そして、後続の馬たちが到着するころにはキサラキクから第2障害に挑戦。天板近くまで上げたが9分どころでストップ。ほぼ同時に挑戦していたフジダイビクトリーと一呼吸置いて続いたマルミゴウカイとコウシュハウンカイが続いて障害に挑戦し、これらはひと腰でクリア、その中でマルミゴウカイが一瞬の切れ味で先頭へ、フジダイビクトリーとコウシュハウンカイが並んで追う。後方はキサラキクがなんとか障害を越え、その後にトレジャーハンターそしてオレノココロがやや躓きかけながら障害を越えていった。センゴクエースはさらにその後ろでふた腰かけで障害を越えた。その時点で先頭のマルミゴウカイは残り30m地点で1馬身半くらいのリード。しかしそこからじわじわとコウシュハウンカイが前に迫り、残り20mで半馬身差くらいまで詰め寄り、残り10mでかわし先頭へ、マルミゴウカイも粘るがコウシュハウンカイの勢いが勝り、そのままゴール。最後はソリ一つ分くらいのリード。マルミゴウカイが2着に入り、3着争いは、フジダイビクトリーが一旦前2頭から離されかけ、後方からは激しく追ってきたセンゴクエースやオレノココロが近づいてきたものの、最後までしっかり走って3着を守った。3番人気センゴクエースは4着、2番人気のオレノココロは5着と追いつけなかった。キサラキクが6着だった。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):軽めの馬場は元々得意としていたところ。不安点は全くなかった。序盤は速いペースに惑わされずしっかり前に付き、障害は難なくクリア、最後の直線では勢いのあるマルミゴウカイに先に行かれるもじっくり追いついて最後に逆転と、正に横綱相撲であった。馬体重もマイナス9kgながら絞れており、体調も良かったようだ。次の目標はやはり夏のばんえいグランプリ。今の調子を維持できれば勝利の可能性は極めて高い。
マルミゴウカイ(2着):障害を越え先頭に立ったときは、もしやと思わせた。この馬の持ち味を最大に生かして大善戦と言えよう。最後はコウシュハウンカイに差されたがこれは相手が強かった。軽馬場であったとはいえ力のあるところを見せた。まだ5歳馬なのでさらなる上積みに期待。荷物は重くなるがグランプリでも当然期待される。
フジダイビクトリー(3着):この馬は以前から雨降り馬場は得意にしていたところ、今回も最後までしっかり走りきって3着粘り込み。10歳馬でもまだまだ元気なところを見せた。今後荷物が重くなればさらに本領発揮できそう。優勝経験もあるグランプリでは侮れない存在になりそう。
センゴクエース(4着):軽馬場でチャンス到来かと思われたが、速すぎるペースに戸惑った上に、障害で止まってしまうなどミスが目立った。最後の追い込みは鋭く3着まであとわずかまで迫っただけにもったいない。グランプリで巻き返したい。
オレノココロ(5着):馬体重が減り気味だった上にさらにマイナス14kg。やはり万全な態勢ではなかったと思われる。障害でも躓きそうな場面があったし、最後の直線もこの馬らしい鋭さがみられなかった。それでもグランプリまでには立て直してくるだろう。
  その他では、キサラキク(6着)が序盤果敢に前に行きレースを引っ張った。障害がもう一歩上がっていればさらに見せ場はあったかもしれないが、この馬としてはきっかけがつかめたのではないか。カンシャノココロ(7着)はマイペースに徹していた。経験は積めたようだ。ソウクンボーイ(9着)は今回は序盤から流れに乗れず障害でも苦しんだ。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,400   (配当)0 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -1,160    (配当)440 (投入)1,600
  今年度累計 -12,040 (7/15現在)
    通常  -9,410 (配当 7,590 - 投入 17,000)
   単・ワ  -2,630 (配当 4,070 - 投入 6,700)
  狙ったセンゴクエースが届かず4着、これが全て。3連単中心で狙っている以上、中心馬が来ないのなら仕方ない。ただ1着2着が○▲でわずかなワイドしか取れないというのも情けない。やっぱりなんとかできなかったのかという気持ちだ。もう早くもマイナスが1万円超え。こんなマイナスの報告ばかりでは読者が逃げる一方だろう。なんとかスカッと当てたいのだが。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の7月29日、ばんえい3歳クラシック第1弾・ばんえい大賞典です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年7月14日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第26回北斗賞(7/15)

異常気象
  西日本では先週大雨による甚大な災害が発生。今更ながらですが被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。もともと災害の多い日本ですが、近頃はその度合いが多く、そして激しくなっているように思います。温暖化の影響もあるのでしょうか。心配な状況です。
  異常気象といえば、ばんえいが行われる北海道も本来梅雨がないはずなのに、まるで梅雨のような天候のすぐれない日々が続いているようです。そんな中ですがもちろん競馬は開催されております。予報では帯広は日曜日は雨予報。そうなると波乱も予想されます。災害に遭われた方のことを考えると、なかなかそういう気分にもなれない状況かもしれませんが、競馬を楽しめる人は楽しんでいけること、つまり普段どおりに過ごすことも大事なことではないでしょうか。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第26回北斗賞(BG3)
(2018年7月15日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  フジダイビクトリー 牡10 790 西将太 中島敏 栗毛 逃
  キサラキク 牝7 770 阿部武 金田勇 芦毛 差
  カンシャノココロ 牡7 790 赤塚健 坂本東 鹿毛 先
ソウクンボーイ 牡8 790 村上章 西邑春 鹿毛 追
マルミゴウカイ 牡5 790 藤野俊 槻舘重 鹿毛 追
  トレジャーハンター 牡11 790 西謙一 金田勇 鹿毛 逃
オレノココロ 牡8 800 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
コウシュハウンカイ 牡8 800 藤本匠 松井浩 栗毛 先
センゴクエース 牡6 790 工藤篤 槻舘重 鹿毛 先
  10 ホクショウユウキ 牡9 790 松田道 村上慎 鹿毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「北斗賞」の概要と傾向
  古馬の一戦。かつて行われていた「地方競馬全国協会会長賞」を引き継いだ伝統ある重賞で、「北斗賞」としては26回目の開催。1か月前の旭川記念と出走条件が変わらず、負担重量が基礎重量が20kg増加するのみ。出走メンバーもほとんど変わりなく「旭川記念」「北斗賞」は双子関係のレースといえる。しかしながら、旭川記念と北斗賞を連覇した馬は2008年のナリタボブサップ以来9年間出ていない。不思議なデータとして、過去10年旭川記念2着、4着の馬がそれぞれ4度優勝している。昨年は3着の馬が優勝。 過去10年1番人気は(5,1,1,3)だがここ6年では1勝にとどまる。1か月後にばんえいグランプリ(BG1)という大一番があることもあり、この時期に開かれる北斗賞は、そのトライアルととらえるのか、あくまでこのレースを狙ってくるのか。陣営により調教の度合いも変わってくるだろう。牝馬の優勝は過去25回で2度のみ。帯広開催になってからは未勝利。なお、北斗賞は、今年のばんえい記念でレース中の事故で帰らぬ馬となったニュータカラコマが非常に得意としていたレースで過去3回優勝している。

今回のみどころ
  今年度に入っての古馬重賞戦線は、オッズパーク杯がコウシュハウンカイ、旭川記念がオレノココロと、8歳馬の両雄2頭が優勝を分け合っている。現時点において2強の状況。但し、重量加増もある中、夏のグランプリを控え、このレースにはどのように臨んでくるのか。これに続くセンゴクエースあたりは2頭にどこまで迫っていけるか。天候不安定な季節に入り、日曜日も雨予報。どこで降り出すのか。馬場状態も考慮に入れつつ、そしてどのような展開になるのかが注目。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 フジダイビクトリー:10歳になり同世代のライバルもいなくなり、この馬も衰えが指摘される場面があったが、前走の特別戦あたりは全くそれを感じさせない快走。先行力と粘りは健在。軽馬場も対応可能。
 2 キサラキク:力のある牝馬で本来なら重賞オープンでも十分戦えるはずだが、近走は特に障害が厳しい。道中も追走一杯。これが軽馬場なら前走のように一変できるのだが。とにかくきっかけをつかみたい。
 3 カンシャノココロ:旭川記念に引き続き繰り上げ出走。前回は持ち前の先行力で前を目指したが、オープンの力上位の馬たちに付いていくのがやっと。障害はしっかりしているので重賞レースに慣れれば好走も。
 4 ソウクンボーイ:重賞も常連になってきた。旭川記念では自分のペースを守って、直線で切れ味を見せ掲示板内に食い込んだ。今回は繰り上げ出走の身ではあるが、前走も快勝するなど調子は上がってきている。
 5 マルミゴウカイ:槻舘厩舎3頭の若頭。今シーズンから古馬戦線に参戦、オッズパーク杯では見せ場を作って3着に粘り込んだ。前半でスムーズに行ければ、障害や最後の脚は確かなものがあり、見せ場も。
 6 トレジャーハンター:長く重賞戦線から離れていたが11歳になって舞い戻ってきた。北斗賞は5年ぶりの出走。先行力と粘り腰は健在だが、最上位クラスだとさすがに追走で一杯。軽馬場になれば大逃げも。
 7 オレノココロ:トップの座に君臨するこの馬がここにきて絶好調。速いペースでも旭川記念あたりでは積極的に前に行くなどレース運びに幅が出てきた。障害も課題ではない。次の大一番に向け調整度合いがカギ。
 8 コウシュハウンカイ:実力があり安定度抜群、今シーズンはオッズパーク杯の快勝などさらに充実。旭川記念ではライバル・オレノココロにハンデの分だけ差されたが、今回は同斤量で引き離しにかかる。
 9 センゴクエース:充実の6歳。古馬2強がいるので目立たないがここ16戦連続で3着以内と成績は極めて安定。障害は得意ではないが崩れることはない。障害越えでなんとか上位2頭より前でさばければ。
 10 ホクショウユウキ:4歳時三冠馬ながらその後長く低迷、昨シーズン後半ごろから調子を取り戻してきていた。ばんえい記念後は体調を崩したようだが、どこまで戻せているか。好位抜け出しがこの馬の型。

【はむ!の見解まとめ】
  上述のように、1か月後に夏の大一番、ばんえいグランプリを控えていることもあり、それに向けた各馬の調整度合いが、展開を読む上でのポイントと考えられる。しかしばんえいトップの実力馬たち、多少の不利は問題ではない。むしろこのレースの負担重量や馬場状態などが適している馬が好走の条件だろう。その中で今回こそは◎(9)センゴクエースの走りに期待したい。もちろん現在の実績は2強(オレノココロ、コウシュハウンカイ)が抜けているが、この2頭はいずれもこのレースを勝っていない。あくまでグランプリを本番と見据えたるなら、この時期は目一杯の仕上げではないとも考えられる。馬場状態もポイント。ハンデもポイント。そんな中、2強に迫れるとすればやはりセンゴクが筆頭だろう。障害も安定してきており切れ味もある。あとは展開次第、障害を降りた時点で2頭より前に行けていれば勝機は十分。最近は馬券圏内を外しておらず軸としても信頼できそう。そしてやはり2強は外せない。そのうち○(8)コウシュハウンカイは安心感がある。特に今シーズンは充実しており、そのまま逃げ切る可能性も。対抗でも十分過ぎる。高配狙いならオッズパーク杯3着の▲(5)マルミゴウカイを再度注目したい。だいぶクラス慣れしてきている上、出るレースを絞り込んで狙いを定めている。今後のことも考えると、斤量的にもこのあたりで一発のチャンス。他馬がもたつけば浮上も。単穴に。そして△(7)オレノココロ。少し間隔が空いたこともあり、雨で軽馬場となり時計が速くなることを考慮すれば、相対的な評価で入着までとしたが、決して勝つ可能性が低くなったわけではない。どこからでも下ろして最後までしっかり走りきれるだけの脚を持っている。
  適度な湿り気なら繰り上がってきた注(4)ソウクンボーイがおもしろそうだ。上がりの脚はメンバー中最上位クラス。序盤で上手く前につければ。さらには(1)フジダイビクトリーもまだまだやれそう。雨降りは意外に好成績。ただ端枠はどうか。牝馬(2)キサラキクは障害さえ越えられれば戦えるのだが、その障害で苦戦中。ただ軽馬場になれば一変も。
はむ!の馬券狙いどころ:
  また早くもマイナス街道中。傷口が広がらないうちにスパッと取りたいのだが。
  今回はやはり馬場状態がポイント。一応晴雨兼用の予想をしたが。センゴクあたりはここで勝たなければどこで勝つ?というところでセンゴクを中心に少し広く構える。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 軸1頭マルチ 9=8,5,7 合計18通り 各100円
      9→8,5,7→8,5,7,4,1 合計12通り 各100円
      8→9,5→9,5,7,4 合計6通り 各100円
  馬複  9=8,5,7,4 合計4通り 各200円
 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 9 500円
  応援馬券(単+複)2 各200円
  ワイド 4=9,8,5,7 5=9,8,7 合計7点 各100円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年7月3日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第12回柏林賞(7/1)

ばんえい重賞レース回顧
第12回柏林賞(BG3)-2018年7月1日-10R 200m直 曇 2.3%
  1着注(8)ジェイワン(鈴木恵) 1分36秒0
  2着 (6)ゴールデンフウジン
  3着 (5)シンエイボブ
   単勝 8 490円(4番人気) 馬複 6-8 790円 三連単 8-6-5 58,890円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳馬三冠レースの第1弾、第12回柏林賞は、4番人気のジェイワンが障害後方から追い込んで混戦の先行馬勢をまとめて差し切って重賞初制覇。鈴木恵介騎手は旭川記念に続く重賞勝ちで通算69勝目。

レース振り返り
  本州で梅雨が本格化したころ北海道といえどもこの時期は雨が多く、当日も朝から雨模様。軽馬場でかなり速い時計が出ていた。
  レースは序盤からかなり速いペース。第1障害ではほぼ横一戦だったが、先行馬のメジロゴーリキが押し出されるように前に、ゴールデンフウジン、ジェイワンあたりも意識的に前に行き、これにナカゼンガキタやミノルシャープあたりもついて行く。刻みを入れる馬もいたが、ゴールデンフウジンら先行勢はそのまま止めずに進む。そして第2障害手前にはゴールデンフウジンが先に到達、メジロゴーリキらが一歩遅れて到着。ここまで40秒の速いペース。障害もゴールデンフウジンが先に仕掛けるが坂の7分どころでストップ。これを見てナカゼンガキタ、メジロゴーリキ、ミノルシャープが仕掛け、少し遅れてカネサスペシャル、シンエイボブも仕掛ける。この中ではメジロゴーリキが最も先に障害を越え、ナカゼンガキタ、シンエイボブが続く、さらに続いて越えてきたカネサスペシャルの勢いが良く、障害を降りてから先頭へ。外からミノルシャープも続き切れ味良く前を追う。その後方は、ゴールデンフウジンがこれらの馬に遅れ、そしてジェイワンはさらにこれらを見るように進み、6,7番手あたりで障害を越えた。
  残り30mあたりではメジロゴーリキ、ナカゼンガキタは勢いがなく後退、先頭を行くカネサスペシャルをミノルシャープが追いこの2頭が先頭争い。しかしこの2頭も徐々にスピードが緩む。そこをシンエイボブが吹き返し、後方からジェイワン、ゴールデンフウジンがものすごい脚で追ってくる。残り20mあたりでは6~7頭がほぼ横一戦に並ぶ大接戦。その中からジェイワンの脚色が良く頭一つ抜け出す、ゴールデンフウジンも追うが、最後はジェイワンが半馬身の差で振り切り優勝。1番人気となっていたゴールデンフウジンが2着に入り、さらに半馬身ほどの差でシンエイボブとカネサスペシャルが競り合って最後はシンエイボブがわずかの差で3着に入った。当欄で本命にしていたマツカゼウンカイは前半で遅れ、後半追いついたものの5着まで。2番人気だったウンカイタイショウも速いペースについて行けず見せ場なく9着に終わった。

次走へのメモ
ジェイワン(1着):華麗な復活劇。長いスランプから脱し調子が戻りつつあったところに、今回の軽馬場、軽ハンデ、そして鈴木恵介騎手を迎えて、勝てるチャンスが巡ってきていた。先行馬についていって、障害は溜めにためた上で最後で差し切るという勝ち方はやはり第一人者・鈴木騎手の見事な手綱さばきによるところが大きく感じる。馬としても勝ち味を覚えて、先々が楽しみだ。次の大きな目標は秋の銀河賞だが、その前に3,4歳重賞はまなす賞があり、ハンデもにらみながら力を入れるレースを選択していくことになるだろう。
ゴールデンフウジン(2着):こちらも2歳時のナナカマド賞勝ち以来久々の重賞好走。1番人気に押し出されただけに、障害のカカリの部分で引っかかったのがやや惜しまれるが、直線のスピードはこの馬の非凡さを見せた感じだ。今後も特に軽いところでは相当やりそうだ。軽量レースも視野に選択肢が広がる。
シンエイボブ(3着):繰り上げ出走であったが、全く臆することはなかった。軽馬場を十分に生かし、前半から障害へとうまくまとめて、最後の追い比べまで脚を残し、9番人気ながら3着に食い込んだ。障害さえクリアできれば勝ち負けになる。人気薄なら特に怖い存在になりそう。
カネサスペシャル(4着):切れ味で勝負するこの馬が、障害越えですぐ先頭に立った時点で勝ちが見えた一瞬もあった。その後もこの馬なりの走りはできていたが、上位入線した馬の馬場適性が勝ったっというところか。重量・馬場ともに重い方がこの馬の持ち味を出せそう。
マツカゼウンカイ(5着):結果としてやはり軽馬場と大外枠に泣かされた。それでも後方から5着まで押し上げた粘りは立派で、序盤にもう少し前について行けていれば、見せ場があったかもしれないが、このレースで見限る状況ではない。巻き返しは可能。
  その他では、メジロゴーリキ(6着)はやはり馬場適性の差か、意識的に先行したが後続を離しきれなかった。ミノルシャープ(7着)は軽馬場で期待され、一瞬の切れ味も見せたが、どうも競られると弱い面が見られる。ウンカイタイショウ(9着) は連勝の勢いで2番人気となっていたが、前半から全く見せ場をつくれずジリ貧となった。端枠も影響したか。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,400   (配当)0 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -1,090    (配当)410 (投入)1,500
  今年度累計 -6,480 (7/1現在)
    通常  -5,010 (配当 7,590 - 投入 12,600)
   単・ワ  -1,470 (配当 3,630 - 投入 5,100)
  ワイドの一本だけ入りボウズは逃れたものの大敗。軽馬場となってやばいと思いつつもここで先に買い目を公表している以上変えるわけにもいかず(変えても当たらないが)、そこは天気が読めなかったのが反省点。
  早くもマイナスが膨らみ落ち込み気味ではあるが、なんとか盛り返していきたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の7月15日、古馬の重賞・北斗賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年6月30日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第12回柏林賞(7/1)

ドラマチック
  サッカーW杯が盛り上がってきていて、寝不足になりそうです。日本代表は強豪を相手に大健闘、そして最後は「フェアプレーポイント」の差で決勝リーグ進出と、劇的な展開。勝負は正に表裏一体で、その中でも戦略が当たって、運をつかみ取ったチームが勝利をものにしており、改めて奥の深さとドラマを感じます。
  一方、競馬もスポーツの一つとしていろんなドラマがあり、一つの要素だけでは勝敗は決まりません。実力だけでなく展開、そして運と、さまざまな要素が絡み合って勝敗が決まります。一つとして同じ結果はありません。そしてそれを予想をして、馬券で参加できるいうのが競馬の楽しみだと思います。もちろんばんえいも然りです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第12回柏林賞(BG3)
(2018年7月1日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ウンカイタイショウ 牡4 700 渡来心 久田守 青毛 逃
メジロゴーリキ 牡4 710 長澤幸 岡田定 鹿毛 逃
  ナカゼンガキタ 牝4 680 西将太 西康幸 鹿毛 先
カネサスペシャル 牡4 700 島津新 村上慎 青毛 差
  シンエイボブ 牝4 670 菊池一 久田守 鹿毛 追
  ゴールデンフウジン 牡4 690 藤野俊 今井茂 青毛 差
ホクショウムゲン 牡4 710 船山蔵 服部義 鹿毛 追
ジェイワン 牡4 690 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 差
▲  ミノルシャープ 牡4 710 阿部武 大友人 鹿毛 差
10 マツカゼウンカイ 牡4 700 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「柏林賞」の概要と傾向
  ばんえいの場合は馬のピーク年齢が平地に比べ高く、4歳ではまだ若馬の部類。そのために独自に4歳馬の重賞が設けられている。最近はその体系が整えられ、3歳に続き三冠レース設けられている。ダービーを始めとする3歳戦線の再戦となるわけだが、晩成型の馬ならこのあたりから頭角を現してくる馬もいる。柏林賞はその4歳世代3冠の第一弾となる。過去10年の傾向だが、1番人気は(3,1,0,6)。時期的なものもあってか、3年前までは1番人気あるいはダービー馬が勝てない傾向にあり、荒れる傾向が大きかったが、ここ2年はセンゴクエース、マルミゴウカイと飛び抜けた力の馬がトップハンデをもろともせず連勝している。その年の出走馬の力関係によるところが大きいといえる。2013年のホクショウユウキのようにこのレースから出世した馬もおり、同世代の中での充実度の高さがカギとなるだろう。なお、牝馬の優勝は一度もなく、2着が3回。勢いで食い込む馬はいるが基本的には不利な状況。

今回のみどころ
  今年の4歳世代は大混戦。これまでも同世代戦のレースごとに勝ち馬が違っている。ダービー馬メジロゴーリキ、イレネー記念馬ホクショウムゲンあたりが実績上位だが、今年度に入ってからのトライアル(すずらん賞、ライラック賞)では新勢力のマツカゼウンカイ、ウンカイタイショウがそれぞれ勝っており、侮れない。クラスごとの別定重量でその微妙なハンデ差も展開を左右しそう。


各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ウンカイタイショウ:重賞の常連ながら結果は出ていなかったが、ここにきて、トライアルのライラック賞で先手を取って粘り勝ち。その後の特別戦でも逃げ切り勝ちと勢いがある。前に行ければ粘り強い。
 2 メジロゴーリキ:言わずと知れたダービー馬。1200kgに届こうかという大きな馬体も大物を感じる。抜群の先行力が持ち味、切れ味に欠けるがじっくり走れる重賞なら。ハナを奪いに行きたいところ。
 3 ナカゼンガキタ:昨年のばんえいオークス馬。牝馬で馬体重もあまり増えず非力に見えるが、先行力と粘りは相当なもので型にはまれば怖い。どこからでも抜け出してくる。牝馬にしては障害力もあり堅実。
 4 カネサスペシャル:昨年のばんえい大賞典馬。トライアルのすずらん賞、ライラック賞といずれも2着と健闘。前半じっくり溜めて後半じわじわ差してくる。障害も問題ない。他馬が苦しめばチャンスが来る。
 5 シンエイボブ:牝馬らしく切れ味勝負の馬、重賞はオークス2着が最高でそれほど目立たないが、常に見せ場は作っている。障害は可もなく不可もなくといったところ。最後のところでスタミナ切れが心配。
 6 ゴールデンフウジン:2歳時ナナカマド賞馬。前走自己条件のB1クラスを勝って最後の切符をつかんだ。重賞はイレネー記念(6着)以来1年半ぶり。直線の切れ味で勝負の馬だが同型のライバルも揃う。
 7 ホクショウムゲン:2歳時はトップに君臨しイレネー記念なども勝ったがその後は障害に大きく苦しんだ。障害を越えさえすれば鋭い脚を持つのだが。、前走古馬トップに善戦するなど復活の兆しはある。
 8 ジェイワン:重賞でも常に上位争いをしてきた馬だが一歩足りなかった。昨年は障害でも手間取る場面が見られたが、ここにきて自己条件を連勝するなど調子は上向き。切れ味を生かして食い込めるか。
 9 ミノルシャープ:昨年のはまなす賞勝ち馬。勝ちっぷりが良く常に上位人気となるが結果はもう一歩。障害を降りてから鋭い切れ味を見せるのだが、最後の詰めで差し返される場面が多い。馬体成長に注目。
 10 マツカゼウンカイ:地味な存在ながらダービー2着の実力馬。その後もほとんど崩れはなく、トライアルなどでも確実に上位に食い込んできている。自在の立ち回りが持ち味で障害も上手。積極的に行きたい。

【はむ!の見解まとめ】
  もともとこの世代は重賞ごとに勝ち馬が変わる実力伯仲の状況。2歳時はホクショウムゲンが2冠、3歳時のダービーはメジロゴーリキが勝つなど代表的な馬は一応いるが、一昨年の、昨年のような絶対的な存在ではない。先にも述べたように新興勢力の台頭もあり、正にどの馬が勝っても全くおかしくない。超難解なレースとなっている。つまり当たればそれなりの配当が望めるのでしっかり狙いを定めていきたい。しかし天気にも大きく左右されそうで、当日の馬場状態を読む必要がありそう。
  当欄ではその中で、ダービー2着の◎(10)マツカゼウンカイの安定力を取りたい。同世代戦のみならず古馬との戦いでも自分のペースをしっかりつかんでいる、障害も上手い。現役最多勝の藤本Jの手綱もさえる。余程の軽馬場にでもなって早いペースに巻き込まれない限りは、勝ちきれなかったとしても連軸としては有力だろう。相手選びも難解。切れ味の素晴らしい馬が揃う。その中ではばんえい大賞典馬で前哨戦連続2着に入ってきた○(4)カネサスペシャルが追い比べになればしぶとい。他馬の様子を見ながら仕掛けていつの間にか前に付けているというレース展開が目に浮かぶ。とりあえず対抗に。そしてスピードに勝る▲(9)ミノルシャープもやはり注目しておきたい。スタミナ面で課題があり危険な面もあるが、流れに乗ればそのまま行ってしまうことも。△(2)メジロゴーリキのダービー馬の実力も侮ってはいけない。先行力を生かして他馬のペースを乱すような展開になれば地力を発揮する。穴として狙ってみたいのが注(8)ジェイワン。元々上位の馬で特に大レースに強い。一時期スランプもあったがここにきて立て直してきている。テン乗りで鈴木恵介騎手が乗るのも勝負に来たか。
  その他では3連勝中と勢いのある(1)ウンカイタイショウが渡来騎手の初重賞制覇なるかでも注目されそう、確かに勢いはあるが、重賞ともなると荷物などのの課題があるとみて当欄では手が回らなかった。それなら上り調子の(6)ゴールデンフウジン、課題の障害を越えた時の(7)ホクショウムゲンの方が怖い。(3)ナカゼンガキタ(5)シンエイボブの牝馬勢はデータ的には厳しいとみている。

はむ!の馬券狙いどころ:
  マイナス街道はまだ入口付近。そして今回のような難解なレース。スカッと取っていければ、当分楽しめるのだが。
  今回は、どの馬が一番人気になるのかすら予想がつかないほど難解。マツカゼウンカイを軸において、手広く。ワイドも広めに買って拾えたら。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単    10=4,9,2,8=4,9,2,8(マルチ) 合計36通り 各100円
   10=4,9,2,8→7,6 合計8通り 各100円  合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 10 500円
  ワイド 9=10,4,2,8 8=10,4,2 6=9,8,10 合計10点 各100円
  合計 1,500円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年6月21日木曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第49回旭川記念(6/17)

ばんえい重賞レース回顧
第49回旭川記念(BG3)-2018年6月17日-10R 200m直 曇 1.3%
  1着◎(1)オレノココロ(鈴木恵) 1分49秒3
  2着▲(9)コウシュハウンカイ
  3着○(6)センゴクエース
   単勝 1 180円(1番人気) 馬複 1-3 180円 三連単 1-3-7 510円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞の一戦、第49回旭川記念は、1番人気のオレノココロが障害2番手から前を行くコウシュハウンカイを差し切って優勝。このレース連覇で重賞は通算18勝目。鈴木騎手もこのレース連覇で2勝目、重賞は同馬で勝ったばんえい記念以来通算68勝目。

レース振り返り
  6月に入り帯広は天候が不安定で、前半は最高34℃の猛暑かと思えば、ここ数日は10℃以下の日が続いていた。火曜日にまとまった雨が降ったものの、その後は乾燥。馬場は水分の低さ以上に脚抜きが良くそこそこ時計が出ており、オッズパーク杯の時とほぼ同様であった。
  サクラリュウが出走取消となり8頭での出走。レースは、オッズパーク杯勝ち馬でトップハンデの2番人気コウシュハウンカイが今回もスタートダッシュを決めすぐ先頭へ、第1障害ではコウシュハの他キサラキク、センゴクエースあたりが早かった。オレノココロはこれを見る形であったがそれほど離されずについていく。全体として速いペースになり、各馬刻みは入るもののスピードは落ちない。1,2障害の中間あたりからは本来の先行馬トレジャーハンターやフジダイビクトリーがすっと前に出て第2障害手前へ、ここまで51秒(中継より)。障害を最も先に仕掛けたのは大外のフジダイビクトリーだったが中腹でストップ、すぐ次にトレジャーハンターとコウシュハウンカイが挑戦し、トレジャーは中腹で止まったがコウシュハウンカイはひと腰で力強く越えた。オレノココロはこれらを見ながらじっくり溜めて、その他の各馬と同時に障害を仕掛ける。オレノココロは勢いを付けながら障害に挑みスムーズに越えた。そして前のコウシュハウンカイを追う。3番手以降はふた腰かかったフジダイビクトリーとセンゴクエースが続くがやや離され気味。先頭を行くコウシュハウンカイが必死に逃げるがオレノココロの脚色が良い。じわじわと迫っていき、残り20mを切ったところで並びかけ、そのままかわして逆転。先頭のままゴールを駆け抜けた。コウシュハウンカイはさらに後続で勢いよく追ってきたセンゴクエースにも迫られたがなんとかかわして2着を確保、降りてからの勢いが良かったセンゴクエースが3着、そしてしっかり走ったフジダイビクトリーが4着に入った。1着から4着まで全くの人気順の決着となった。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):時計の出ている馬場とみて前半からしっかり前につけ、唯一の課題の障害はしっかり溜めてから勢いをつけて挑んで、全くのノーミスでクリア。この馬にこんなにスムーズに行かれては他馬になすすべはなかった。余程体調も良かったようだ。最内枠も、右にスペースの空いて他馬の影響も受けず、かえって好都合だったのかもしれない。この後は夏のグランプリに向けてゆるやかに調整するか。好調の勢いで他の軽いレースに出るか。
コウシュハウンカイ(2着):先行してレースを引っ張り障害もひと腰、この馬にはこれしかないという走りを見せた。今回は勝ったオレノココロに上手く走られたということだろう。切れ味で劣勢なので今後もなんとか前半で引き離して行きたい。次の狙いはやはり夏のグランプリを最大目標に、ハンデをにらみながらというところか。
センゴクエース(3着):勢いで虎視眈々と逆転を狙っていたが、やはり強い8歳勢にはいま一歩のところで届かなかった。今回は第2障害で立ち止まるシーンもあり、まだこのあたりに課題が残る。今後経験を積んで力をつけていきたい。北斗賞で巻き返しを目指す。
フジダイビクトリー(4着):ひところのように障害でもグイグイ攻めていくような勢いはさすがに見られなかったが、それでも自分のペースでしっかり走りきり4着に入った。今後荷物が重くなってじっくり構えていければまだまだ力は出せそう。
ソウクンボーイ(5着):今回は無理して前に行かず、この馬のペースで走ることに徹していたようだ。障害を越えてからの勢いは相変わらず素晴らしいので、中間でいかに上手くさばけるか。どこか自己条件戦あたりで勝ち癖をつけたい。
  その他では、キサラキク(6着)は今回積極的に攻めて行って、障害も前回重賞よりは良かったがやはりまだ力が入りきっていなかった。繰り上げ挑戦のカンシャノココロ(7着)、11歳馬トレジャーハンター(8着)はそれぞれ持ち前の先行力を見せていたが、上位馬が序盤からその前を行っており力の差が出た。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -1,650   (配当)2,550 (投入)4,200
  (単複・ワイド)今回 -180    (配当)1,620 (投入)1,800
  今年度累計 -990 (6/17現在)
    通常  -610 (配当 7,590 - 投入 8,200)
   単・ワ  -380 (配当 3,220 - 投入 3,600)
  早くもマイナス街道へ。しかも5枚当たっていながら取りガミという情けない状況。数点に絞ってズバッと当てたいところだが、それが出来ないのが馬券ベタなところ。
  ま、堅いとはいえ予想はしっかりできており、単勝で買ったオレノココロが強みを見せたところは良かった。当たりグセをつけていくことは大事。でもやはりプラスに、それも数回は遊べるぐらいに持って行きたいところだが。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の7月1日、4歳馬の重賞三冠第1弾柏林賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年6月16日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第49回旭川記念(6/17)

盛り上がり
  サッカーW杯ロシア大会が始まりました。盛り上がりはどうかと思われましたが、開幕が近づくにつれ熱気が上がってきています。日本の活躍はもちろん、世界のスーパープレイを見るのが楽しみです。さて、競馬の方も賑やかな季節で、中央に続き地方でも各地のダービーなどで盛り上がっています。そして地方競馬では大井の大ベテラン的場文男騎手が日本最多勝利まであとわずか。落馬負傷などもありましたが、そう遠くない時期に記録達成となるでしょう。地方競馬ファンとして応援したいものです。
  一方、ばんえい競馬も重賞戦線は一段落しているものの、2歳の新馬がデビューしたり、新たなクラス分けで若馬と古馬が力比べをしたりとこの時期はこの時期で盛り上がっています。そして6月、1ヶ月半ぶりの重賞は旭川記念。このあとほぼ一週おきに重賞があります。応援してまいりましょう。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第49回旭川記念(BG3)
(2018年6月17日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
◎  オレノココロ 牡8 770 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
トレジャーハンター 牡11 770 藤野俊 金田勇 鹿毛 逃
コウシュハウンカイ 牡8 780 藤本匠 松井浩 栗毛 先
  キサラキク 牝7 750 阿部武 金田勇 芦毛 差
取消 サクラリュウ 牡8 770 菊池一 金山明 鹿毛 逃
  カンシャノココロ 牡7 770 西謙一 坂本東 鹿毛 先
センゴクエース 牡6 770 工藤篤 槻舘重 鹿毛 先
  ソウクンボーイ 牡8 770 村上章 西邑春 鹿毛 追
フジダイビクトリー 牡10 770 西将太 中島敏 栗毛 逃
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「旭川記念」の概要と傾向
  2006年以前、ばんえい競馬が4競馬場(北見、岩見沢、帯広、旭川)で開催されていた時代を記念して、いわゆる「4大記念大会」開かれている。旭川記念はその第1弾。
  古馬オープンで賞金ランク上位順に出走権を得る。つまり現時点でのトップ10が揃う。シーズン序盤なので、負担重量は古馬重賞としては軽め。しかもハンデ面でも賞金加増が少ないので大きな差は生じない。従って実績上位の馬が有利で、過去勝ち馬にも名馬がずらりと並ぶ。また連覇が多いのもこのレースの特徴。過去10年で1番人気は(4,1,2,3)とまずまず。一方で2番人気は(0,3,4,3)と未勝利となっている。下位人気の馬は連対すらままならず、過去10年で5番人気以下では勝ち馬ゼロ、2着も2回のみとなっている。この時期は重賞など大きなレースが少ないので、馬によっては調整段階の場合も多いと思われるが、前述のとおり荷物が軽くハンデ差が少ないので、実力のある馬がやはり普通に力を出せるといったところか。なお、年度当初のオッズパーク杯を勝った馬は過去10年2勝と芳しくない。ハンデ加増が微妙に影響か。年齢は古馬が有利だが、5歳、6歳も健闘している。

今回のみどころ
  オッズパーク杯以来1ヶ月半ぶりの重賞、古馬トップクラスは本来の力関係の上に、めいめいの調整過程、そして負担重量とそれぞれの要素がどのように影響するか注目。このレース連覇を目指すオレノココロは、昨年同様、ばんえい記念勝ちから一息入れて早くもエンジンがかかってきた様子。これに対してライバルでこのレース2勝しており今年最初の重賞オッズパーク杯に勝ったコウシュハウンカイも更に充実。あるいは6歳馬のセンゴクエースは古馬戦線にも慣れてきていよいよ本領を発揮できるか。これらの一角に割って入る馬がいるのか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:ばんえい記念連覇後、馬体重を急激に落とすなどその反動が懸念されたが、すぐに立て直し特別戦2連勝。課題のあった軽めの馬場でもしっかり対応しており。死角が見当たらない。
 2 トレジャーハンター:このレースは実に5年ぶりの出走。11歳になるが勢いに陰りは全く見られず元気いっぱい。先行力と安定した障害力で、自分でペースを作れるのが強み。最後の粘りで前残りも。
 3 コウシュハウンカイ:このレース2回優勝。昨年は10kgのハンデの分2着に甘んじた。今シーズンもオッズパーク杯に勝ったため昨年と同条件。しかし充実度は昨年以上か。障害も自信持っている。
 4 キサラキク:7歳牝馬。近走は障害でかなり苦労している。序盤から流れに乗れていない感じもある。力もスピードも持っているので、きっかけさえつかめれば一変もあり得るが。軽馬場ならさらに良い。
 5 サクラリュウ同馬は出走取消となりました。重賞もすっかり常連、常に掲示板内を確保している。先行力と障害力はこの馬の持ち味。近走はやや回りを気にするところを見せ、今回も隣にキサラキクがおりどこまで集中できるかがカギ。
 6 カンシャノココロ:回避馬が出たため繰り上がり出走。重賞は1月の帯広記念以来。その時は自分のペースを守り切り6着に入った。障害はじっくり確実に越えてくるタイプ。時計がかかれば浮上も。
 7 センゴクエース:次世代の期待を背負うこの馬も一線級の壁に立ち向かい、あと一歩のところまで来ている。先行力と切れ味を持ち合わせており、障害の崩れもほどんどない。あとは決め手のみ。
 8 ソウクンボーイ:強い8歳世代の一角だがこのレースは不思議にも初出走。一時期障害が越えられず伸び悩んでいたが、近走は克服し持ち前である切れ味を発揮。前半でうまく流れに乗りたいところ。
 9 フジダイビクトリー:4年前のこのレース優勝馬。百戦錬磨の実力馬も近走多少勢いに陰りが見えているように見えるが、元々スロースターターで、衰えというわけではない。ペースを取り戻せれば。

【はむ!の見解まとめ】
  1ヶ月半ぶりの重賞で、シーズン的に若干狭間にある時期。ただ大きく組み合わせが変わらない上に、ハンデ差も少ないのでやはり素直に実力馬から狙っていきたいところ。コウシュハウンカイの10kg加増だけが微妙。
  その中でばんえい記念馬◎(1)オレノココロが早くも順調に推移しており、旭川記念連覇に向け視界良好。軽めの重量と馬場がどうかと思われたが、近走2走の特別戦はいずれも1分30秒前後で勝利し、十分対応してている。2走前のエメラルド特別では2歳下の若馬のホープ・センゴクエースに対し、併走を許しても最後で突き放すというまさに横綱相撲。最内枠に入ったが外詰めで右側のレーンは開くので問題ないだろう。勝つ可能性は相当高いとみて当欄でも本命とした。
  そして対抗には○(7)センゴクエース。あと一歩のところではあるが常に上位に入っており、14戦続けて馬券圏内と成績は安定。課題の障害も勢いで越えてきている。脚元もしっかりしてきた感じ。オレノココロより前に行ければ逆転も。そしてオッズパーク杯を圧勝してきた▲(3)コウシュハウンカイ、この馬も非常に充実しているが、接戦にもつれ込むとオレノココロやセンゴクエースに比して決め手が弱く、わずか10kgといえどもハンデが微妙に影響してきそう。先に抜け出す展開が作れるかがカギ。
  他の馬は上位3頭とは若干開きがあるように感じる。先行力のある馬が多いので、上位に食い込むためにはそれぞれの持ち味を生かして展開を作っていきたい。軽い荷物なら11歳馬△(2)トレジャーハンターの先行力と、最後の粘りに妙味がありそう。そして10歳馬注(9)フジダイビクトリーも他馬が苦しめば粘り込みも。その他では、繰り上がりながら自信を持って挑戦してきた (6)カンシャノココロなど展開次第では食い込むチャンスはないわけではないが現状で力の差がありそうか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  シーズン最初の重賞はギリギリプラスに持ち込んで、まずまずのスタート。まだこれからだがなんとかプラスをキープしていきたいところ。
  今回は、オレノココロとセンゴクの頭を中心になんとか絞り込んで。コウシュハウンカイの頭は薄めに。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1,7,3 BOX 合計6通り 各300円
      1,7→1,7,3→1,7,3,2,9 合計12通り 各100円
      1,7→1,7,3,2,9→1,7,3 合計12通り 各100円 合計4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 800円
  応援馬券(単+複)4 各200円
  ワイド 7=3,2,9 9=1,3,2 合計6点 各100円
  合計 1,800円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告します。

2018年4月30日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第12回ばんえい十勝オッズパーク杯(4/29)

ばんえい重賞レース回顧
第12回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)-2018年4月29日-10R 200m直 晴 0.9%
  1着◎(5)コウシュハウンカイ(藤本匠) 1分51秒3
  2着○(9)センゴクエース
  3着▲(6)マルミゴウカイ
   単勝 5 180円(1番人気) 馬複 5-9 250円 三連単 5-9-6 1,680円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいシーズン最初の重賞、第12回ばんえい十勝オッズパーク杯は、1番人気のコウシュハウンカイが終始先行して他馬を突き放して快勝。このレース連覇で重賞は通算8勝目。藤本騎手もこのレース連覇で2勝目、重賞は3月のポプラ賞以来65勝目。

レース振り返り
  シーズン替わりで砂の入れ替えが行われた上、帯広は春の暖かい晴天が続き乾燥。コースは砂ぼこりが上がるほどであった。馬場状態は重めではあるが乾燥している分やや脚抜きが良くなっていたというところか。
  ホクショウユウキが競走除外となり8頭でのスタート。レースは序盤からコウシュハウンカイが意欲的な飛び出し、第1障害を越えて先頭でレースを引っ張る。これにソウクンボーイ、センゴクエースそしてじわじわサクラリュウが後を追う。その他の馬もあまり離れずについて行った。コウシュハウンカイは小刻みに息を入れながらも終始先頭をキープ。そして第2障害手前にも先頭で到着。ここまでスタートから57秒(中継による)。後続も程なく到達しほぼ横一戦に並んだ。そして一息溜めたコウシュハウンカイが先に障害に挑戦、勢いよく坂に取り付きしっかりひと腰で越え、降りてからも勢いをつけて先頭を行く。後続も数秒おいてほぼ一斉に障害にチャレンジする。その中ではサクラリュウがひと腰で越えたが、他の馬は坂の中腹で一旦立ち止まった。その中には今年のばんえい記念馬で今回は3番人気になったオレノココロもいたが、坂の頂上付近で膝をついた。3番手にクリアしたのは5歳馬マルミゴウカイ、そして大外の2番人気センゴクエースが続いて、オレノココロは、フジダイビクトリーに続いて6番手ぐらいの位置で障害を越えた。その時点で先頭のコウシュハウンカイはすでに残り30m付近を行き、2番手で追うサクラリュウにも5,6馬身近く離して独走態勢。その差は縮まるどころか離れて行く。そして砂障害に入っても勢いが衰えることなくそのままゴールを駆け抜け、圧勝となった。2着争いは残り20mあたりでややスピードが落ちたサクラリュウを3番手で追っていたマルミゴウカイがかわし前に出るが、さらにその後ろにセンゴクエースが迫ってきて残り10mを切ったところで逆転。センゴクエースが最後は後続に1馬身程度の差で2着、マルミゴウカイが3着、サクラリュウは4着に残った。オレノココロは最後詰めたが5着だった。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):完璧なレース運びで快勝。最初からハナを奪って自分のペースに持ち込み、障害も楽々越え、そして最後の詰めもしっかりしていた。重量も馬場もこの馬向けだったのだろう。当面はこの馬の天下となりそう。今後は、まず王座奪還を目指す旭川記念などを経て、当面の目標は夏のグランプリとなるだろう。勝ちこめばハンデも重くはなるが、多少のハンデ差は問題ないだろう。あとは他馬の巻き返し次第だ。
センゴクエース(2着):この馬らしい展開、今回は大外ということもあって決して動きが良い感じではなかったが、障害の崩れはなく、しっかり追えて最後は2着まで食い込んだ。ただ勝ちきれなかったのでファンは満足していないだろう。そろそろ古馬重賞でも勝ちに行きたいところ。やはり次の重賞の旭川記念がターゲットか。
マルミゴウカイ(3着):前半無理なくついて行き、後半もしっかり前を追って見せ場を作った。最後は厳しくなったものの粘って3着に残った。5歳馬としては上々の走り。展開に恵まれた面はあるもののこのメンバーでも十分通用するところを見せた。今後も経験を積みつつさらなる力を付けていくことを期待。
サクラリュウ(4着):前走気の悪いところを見せたため今回はブリンカーを装着。その効果がある程度出たのか、隣の枠が競走除外でその横が牝馬と気の散るような場面でも本来の走りには近づいていた。もう一歩。またレースを使うごとに集中力もついてくるだろう。障害力の良さは今後生きそう。
オレノココロ(5着):マイナス44kgの馬体重が示すようにやはり体調が万全でなかったようだ。障害も力が入らずこの馬の癖でもある膝折が見られた。昨年もそうであったがやはりばんえい記念の激走から一息ついている段階と見える。時期が進めば立て直してくるだろう。
  その他では、ばんえい記念2着馬のフジダイビクトリー(6着)はしっかり走れてはいたが、やはり切れがなく淡泊な走りとなった。このレースはやはり時期的に苦手なようだ。また時期が進めば。ソウクンボーイ(7着)は積極的には行ったが障害が厳しかったか。上がりの脚が鋭かっただけにもったいない感じだ。自己条件で勝ち癖をつけたい。キサラキク(8着)は障害の苦手意識が強くなっている。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回収支 +1,040   (配当)5,040 (投入)4,000
  (単複・ワイド)今回収支 -200    (配当)1,600 (投入)1,800
  今年度累計 +840(通常 +1,040 単・ワ -200) (4/29現在)
  ◎○▲の順に当たるのは自分でも珍しい。配当は安かったけど、まずは当たったことが大事、そして何よりプラスでスタートできたことが良かった。ただ強いていうならもうちょっと絞りたかった。それは今後の課題。
  コウシュハウンカイはさすが強かった。そして今回のハイライトはやはりマルミゴウカイ。一瞬2着もあるかなと思った(その場合はもう少し高配当だったのだが・・)。なかなか良いレースであった。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞はしばらく間が開いて、6月17日旭川記念です(もちろんばんえい自体は毎週やっています)。旭川記念の予想はいつもどおり前日までには書きますが、それまで間があくので何か(例えば2歳馬の話でも)書ければと思っています。

2018年4月28日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第12回ばんえい十勝オッズパーク杯(4/29)

今年度本格スタート
  さて、4月20日からシーズンが始まったばんえい競馬。29日は早速、今シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯です。前回にお知らせしたとおり、当欄では今までどおりのペースで予想を書きつつ、馬券も頑張っていきたいと思います。さらにはtwitterなども活用しながら、読む方にもできる限り楽しんでもらえるようやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第12回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
(2018年4月29日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  サクラリュウ 牡8 720 菊池一 金山明 鹿毛 逃
  ホクショウユウキ 牡9 710 松田道 村上慎 鹿毛 差
  キサラキク 牝7 700 阿部武 金田勇 芦毛 差
オレノココロ 牡8 720 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
コウシュハウンカイ 牡8 720 藤本匠 松井浩 栗毛 先
マルミゴウカイ 牡5 720 藤野俊 槻舘重 鹿毛 追
フジダイビクトリー 牡10 720 西将太 中島敏 栗毛 逃
  ソウクンボーイ 牡8 710 村上章 西邑春 鹿毛 追
センゴクエース 牡6 720 工藤篤 槻舘重 鹿毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえい十勝オッズパーク杯」の概要と傾向
  ばんえいの年度シーズン最初の重賞。2007年に帯広単独開催となり開幕が4月になって以降創設された重賞で、今年で12回目。出走条件は前年度1年間の賞金上位馬とやや特殊で、トップクラスの馬中心だが、ランク下位の馬でも前年度の勝ち星を重ねた馬には出走のチャンスがある。(2010年優勝のナカゼンスピードなど)傾向については、過去10年で1番人気は(3,4,2,1)とまずまず。一方、勝ち馬は全て3番人気以内となっており、それ以下の人気の馬は苦しい。ばんえい記念の1か月後でその反動が残っていそうだが、結局はばんえい記念出走組など上位馬が強く、実力馬が実力どおり走ってくるイメージだ。但し、その年のばんえい記念優勝馬のこのレースの優勝は過去10年で1勝のみとなっており、体調面も考慮する必要がありそう。

今回のみどころ
  ばんえい記念出走のトップクラスの馬に対し、別路線組の有力馬が参戦。それぞれの力関係、ばんえい記念組は激走の反動、そして今回の(軽めの)荷物への対応など、各種要素が絡み合い、各馬がどんな走りを見せるのか注目。ばんえい記念連覇のオレノココロも前回除外であったが、疲れなどはどうか。ばんえい記念組では他にコウシュハウンカイ、フジダイビクトリーらが力を発揮するか、これにセンゴクエースやマルミゴウカイら新興勢力がどこまで迫れるか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サクラリュウ:強い8歳世代の一角。この馬は6歳になってから本格化。持ち前の先行力で重賞でも好走。直近のばんえい記念も差のない4着に食い込んでいる。今年は更に期待。新年度緒戦のスプリングCではやや気の悪いところを見せたが、レース慣れしてくれば力を発揮するだろう。
 2 ホクショウユウキ:ばんえい記念7着以来で、今年はこのレースから始動。狭間の世代と言われる9歳馬で、しかもこの馬の過去の栄光からすると衰えも指摘されるところだが、決して昨年の成績は悪くない。元々は先行力も切れ味も持っており、久々の軽い荷物の重賞なら一変もあり得る。
 3 キサラキク:円熟の7歳牝馬。昨年度はヒロインズカップ勝ちなど牝馬では名実ともにトップ。スピード、切れ味とも抜群。ただ牡馬トップクラスとの一戦となると今一歩のところがある。特に近走は障害で手間取ることが多くそこが課題。馬格もあり十分力もあるのできっかけをつかめれば。
 4 オレノココロ:このレースは一昨年とその前年に連覇しているが、その時はばんえい記念に出走していなかった。ばんえい記念に優勝した昨年は2着。ばんえい記念連覇後の今年はどうか。シーズン明け緒戦は右前肢跛行で除外となっており、やはり大レース後の反動と体調が心配。
 5 コウシュハウンカイ:このレース連覇を狙う。今年のばんえい記念では1トンの荷物を引っ張りながらも障害をひと腰目で九分どころまで上げ、一旦は他馬を引き離す展開まで持って行った。タフな馬で激走の反動も少なく、シーズン緒戦の特別戦も粘り勝ち、充実している。荷物も丁度いい。
 6 マルミゴウカイ:昨年度の4歳(明け5歳)三冠馬がいよいよ古馬戦線に本格参戦。鞍上に百戦錬磨の藤野騎手を迎え新たなスタート。シーズン緒戦のスプリングCではトップクラスの古馬相手に前半様子見だったが最後しっかり脚を伸ばして3着に食い込んだ。流れに乗れば見せ場も。
 7 フジダイビクトリー:百戦錬磨の10歳馬。同世代のライバルたちも数少なくなる中まだまだ頑張る。今年のばんえい記念ではさすがの脚取りで2着に食い込んだ。このレースは今年で4度目の出走となるが過去いずれも5着以下とあまり相性の良いレースではない。流れをつかみたい。
 8 ソウクンボーイ:重賞勝ちは2歳時のYCだけで、その後も長く不調が続いていたが、今年に入って化けてきた。障害が切れていている。ばんえい記念では7秒差の5着と大健闘。シーズン明け緒戦も快勝した。立ち回りが上手で切れ味もあるのでリズムに乗れば好勝負可能。強い8歳馬の一角。
 9 センゴクエース:期待の6歳馬。昨年は古馬重賞(ドリームエイジカップ)も初制覇し今後に注目。馬体もたくましくなってきた。若干疑問点のあった障害も近走は安定しており十分力を出せる状況。ただ若干ズブさが見られるようになり、前哨戦のスプリングCなどはその分勝ちきれない場面も。

【はむ!の見解まとめ】
  その年のばんえい記念の勝ち馬はこのレースになかなか勝てないというジンクスがあるが、やはりレースの反動や体調面などがあるのだろう。そういう意味で今回はオレノココロは厳しいのではないか。一方、同じばんえい記念で見せ場を作った◎(5)コウシュハウンカイはシーズン明けも元気なところを見せている。課題の詰めの甘さも最近の充実ぶりなら粘り込み可能。今回の重量も歓迎。連覇の可能性は大きいと見る。相手は○(9)センゴクエース。近走障害が安定。端枠だが内詰めで外側が開いており、この馬にはむしろ好都合か。ばんえい記念には出ておらず体力も温存。焦りさえ出なければ。
  上位2頭でかなり堅いとみているが、注目は5歳馬▲(6)マルミゴウカイ。いよいよ古馬戦線に参戦、前哨戦スプリングカップでなかなかの末脚を披露。まだ格的には力不足感もあるが、それでも勢いがあり展開によっては見せ場も。△(7)フジダイビクトリーはばんえい記念激走の反動があるせいかこのレースとの相性は良くないが、それでも力はあり重めの馬場なら無視できる存在ではない。注(4)オレノココロは万全の態勢ではないが、力は上位で、当然食い込んでくることはある。
  その他では(1)サクラリュウが気の悪いところを見せた前走からどこまで立て直せるか。うまく先行できれば怖い存在だが。上り調子の(8)ソウクンボーイあたりも気になるところだが勝ちきるまではどうか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  前回記事で書いたように、今年は買い方を工夫して取り組んでいきたい。当たることも大事だが、取りガミも減らせるように。目標はあくまでも年間プラス。
  今回は、上位2頭を軸にどこまで絞っていけるかというところだが。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 マルチ 5=9=6,7,4 合計18通り 各100円
      5=9→6,7,4,1,8 合計10通り 各100円
      5→9,6,7,4→9,6,7,4 合計12通り 各100円 合計 4,000円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 5 700円
  応援馬券(単+複)3 各200円
  ワイド 9=6,7,4,8 8=5,6,7 合計7点 各100円
  合計 1,800円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年4月16日月曜日

【はむ!と一緒にばんえい競馬2018】4/20~ばんえい2018年度新シーズン開始!

はむ!のばんえいコラム
ばんえい2018年度新シーズン開幕
  いきなりコラム欄復活!・・といっても新年度なのであいさつのみです。今後も気が向いたときだけ書きたいと思います。
  さて、新年度が始まり、ばんえいも4月20日から新しいシーズンが開幕します。昨年も同じことを書きましたが、近年ばんえいの売上は右肩上がりを続けています。地方競馬全体にも言えることですが、ネット投票の拡大(特に昨年のばんえいはSPAT4の本格導入が大きかった。)は大きな要因で、これがファン層の裾野が広がったといえるかどうかははっきりはわかりませんが、全国から注目をされるようになったということは間違いのないところで、とにかく一時期の危機的状況から脱しつつあります。これは関係者の方々の努力があってこそでしょう。これからもばんえいや競馬全体の盛り上がりを期待していきましょう。一方、昨年度のばんえい記念のニュータカラコマの事故のように、注目を浴びることが多くなる反面リスクや課題点も見えてきます。こういった部分もきちんと受け止め改善すべき所は改善すべきだと思います。ファンの一員として意見、提案していきたいものです。

  そして当欄はついに7年目突入です。今年も重賞予想中心のスタンスは変えないつもりですが、筆者は本州在住でかつ別に本業のある身ですので、一ファンとして読んでくださる皆さんと一緒にあまり肩肘張らずやっていきたいと思います。ただ、あまりばんえいをやらない人にばんえいの良さを知ってもらいたいというのがあるので、興味を引く書き方が出来ればなあと思います。あと、例年馬券成績がひどいので、今年はもう少しきちんと収支を考えながらやっていきます。今年の新たな趣向として、当欄では通常の三連単中心の勝負に加え、単勝・ワイドの勝負を別財布でやってみたいと思います。
  (今年度の馬券ルール)25本のばんえい重賞について、1レース6000円以内(通常4000円、単勝・ワイド・応援馬券2000円)。歯止めをかける意味で、昨年同様、年間の赤字が10万円を越えた時点で馬券は終了(予想は最後まで続けたいと思います。)。但し計算がややこしいので残高制はやめて、黒字(または赤字)額のみとします。
  まあそんなわけで、よろしくお願いします。

  ところで、新年度なので新に2歳馬たちがデビューします。これに先立ち、先日4月8日第1回能力検査が開かれました。これに合格して初めてレースに出走することができるわけです。今年第1回は193頭のフレッシュなばん馬たちがその検査に挑戦し164頭が合格しました。今回、筆者独自で合否別・タイム順一覧表(父母、毛色、生産地などの情報入り)を作ってみましたので参考にしてください。

  ・2018年 2歳馬・第1回能検(4/8)合格・タイム順一覧表

  さて、次回は、4月29日(日)に今年度最初の重賞、ばんえい十勝オッズパーク杯があります。いつもの重賞予想は前日までに書きます。

それでは、今年度もばんえいを楽しんでまいりましょう。

2018年3月31日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第50回ばんえい記念(3/25)

ばんえい重賞レース回顧
第50回ばんえい記念(BG1)-2018年3月25日-9R 200m直 晴 0.9%
  1着◎(6)オレノココロ(鈴木恵)3分59秒3
  2着 (4)フジダイビクトリー
  3着○(8)コウシュハウンカイ
単勝 6 170円 馬単 6-4 620円 三連単 6-4-8 2,530円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい競馬の最高峰、第50回ばんえい記念は、1番人気のオレノココロが障害3番手あたりから力強く差し切り、このレースの連覇を果たした。鈴木恵介騎手は2年連続3度目のばんえい記念制覇で重賞通算67勝。また、このレースで10年連続のリーディングジョッキーを確定した。
  帯広は当日朝に1ミリ以下の弱い降水(雪)があったものの、その後は晴れで気温も上がり、かなり乾燥した馬場となって、この日の各レースでそこそこ時計がかかっていた。
  スタートからばんえい記念らしいゆったりした展開。第1障害から各馬腰が入る。ニュータカラコマが第1障害でやや手間取ったがその他の各馬はほぼ横一線。少し進んでは刻んで、を繰り返す。心持ちトレジャーハンター、コウシュハウンカイの両脇の馬が前に行くものの全馬の差はほとんどない。遅れていたニュータカラコマも追いつき、一進一退。前の方にはサクラリュウあたりもついていく。そしてその態勢のまま第2障害手前へ、ここまで129秒。各馬じっくり溜めた後、障害を最も先に仕掛けたのがニュータカラコマ。しかし坂の中腹でストップ、その後も脚が出ず苦しんだ。続いて3,4頭が一斉に障害を仕掛ける。その中でコウシュハウンカイがひと腰目で障害の天板までやってきた。その他の馬はそれぞれ中腹で止まり何発もかけて立て直しへ、その間に2番人気コウシュハウンカイが障害を越えて先頭へ出た。しばらくしてから障害を越えてきたのが5番人気フジダイビクトリー、そして1番人気オレノココロもしっかり越えて前を追う。これにサクラリュウ、ソウクンボーイが続く。この時点でコウシュハウンカイは残り30mまで来ており、逃げ込みを図る。しかしその後脚色が鈍くなり一旦止まったところを、フジダイビクトリーとオレノココロが急追。その中でもオレノココロの脚色が良い。残り20mを切ったところあたりで並びかける。しかしオレノココロもストップ、今度はコウシュハウンカイが前に出るがこれも苦しい。後続も近づくがそれぞれがストップ。激しいサバイバルレースの様相。そして残り10mとなったところで、オレノココロが勢いを付けて前に出て、最後でもう一度詰まったものの、すぐに立て直し、先頭でゴールを駆け抜けた。タイムは4分を切った。そして2番手争いはコウシュハウンカイが再三詰まるところをすぐ後ろに来ていたフジダイビクトリーがかわし2着に駆け込んだ。コウシュハウンカイが最後苦しくなりさらに後ろのサクラリュウも迫ってきたが、なんとか3着を死守。サクラリュウは惜しくも4着。さらに差がなく付いてきていたソウクンボーイが5着に入った。3番人気のニュータカラコマは障害で苦しんだ後、最後の直線にはいてから途中で力尽きて転倒、競走中止となった。

  オレノココロ(1着):馬体重が20kg以上減っていたので心配されたが、この減はしっかり稽古して仕上げてきたためであり、全く問題なかった。全体のペースが落ち着いたことから前半無理なく追走ができ、障害も練習の成果があったか崩れずに行けたことで余力を残せたのが最後のひと踏ん張りが効く結果になったのであろう。改めてこの馬の底力を見せたレースであった。重量適性云々よりもレースセンスの良さが勝利につながった印象だ。今後は3連覇に向け、同厩舎の強力な馬たちと兼ね合いながらプランを立てていくことになるだろう。夏のグランプリあたりまではスローペースの調整か。
  フジダイビクトリー(2着):持ち味を生かし粘り走りで勝ち馬と2秒台差の2着。前半は控えたのか行けなかったのか、そして障害も腰を入れながら踏みしめて一歩ずつ上がるタイプなので、この馬としては前に行けずに不利な態勢と思われたが、降りてからの脚どりがしっかりしていた。やはりこのレースは経験と適性が物を言う、といったところか。10歳馬で同世代たちが姿を消していく中、もうひと花咲かせられるか。北斗賞あたりが適鞍と見るが。
  コウシュハウンカイ(3着):障害を一気に九分あたりまで上げて大きくリードした時は、これはやったと思わせた。しかし残り30mを切ってからが長い旅であった。前半ペースが遅くなった分、他の馬にも届く位置に付けられたのが最後差された原因か。馬場ももう少し軽ければと惜しい要素はいろいろある。来年こそリベンジを果たしたいところ。年度明けは連覇を狙うオッズパーク杯から早速始動か。
  サクラリュウ(4着):まさにトップクラスの馬の一頭としての走り。さすがにハナを奪いには行かなかったものの終始好位置につけ、障害もしっかり越え、最後は3着にわずかのところまで迫った。勝ちきるまではいかず経験の差が出たような形だが、先頭までもわずか6秒差とタイム差を詰め、この馬のパフォーマンスは十分見せていた。来年度は重賞戦線の常連としての活躍に期待。
  ソウクンボーイ(5着):強い8歳勢にはこの馬もいるぞというところを十分に見せた。初のばんえい記念で出走であったが気後れすることなく積極的に攻め、障害も数歩でしっかり越えていった。上位馬にしっかりついて行き、5着ながら勝ち馬とわずか7秒差。調子の良さもあったが潜在能力がようやく開花したというところか。来年度は久々の重賞制覇へのチャレンジにを期待する。
  トレジャーハンター(6着):前半は思い切って行ったものの、第2障害手前の時点でもうスタミナ切れ。障害も厳しく、最終的には5着との差が1分以上開いてしまった。やはりこの馬は軽めの荷物で駆け抜けるタイプ、重量や馬場への適性の問題だろう。11歳馬だが年齢的な衰えは感じられず最後までしっかりゴールを目指していた。来年度はどのあたりまで頑張るか。
  ホクショウユウキ(7着):今シーズンようやく好調に推移していたが、ばんえい記念ではやはり力不足か。前半からやや遅れ気味の上に、障害が特に厳しかった。最後の直線はしっかりした脚取りだっただけに全体として不完全燃焼気味。来年度は自己条件でしっかり勝って、久々の重賞制覇も目標に調整していってほしい。
  ニュータカラコマ(中止):第1障害の時点で引っかかるなど初めから行き脚がおかしく、調子が悪かったように見える。しかしいつものように真面目に前に付けようと頑張っていた。帰らぬ馬になってしまったが、イレネー記念、グランプリのBG1の2勝を含む7度の重賞制覇など、この馬が残した功績は大きい。

はむ!の予想結果
  まず、やはりばんえい記念は感動的なレースだ。ニュータカラコマの不幸があり残念であったが、やはりこのレースを見ずしてばんえいを語ることなかれ、という感じだ。馬券の収支など問題外・・・とはいいつつも、やはり馬券結果は気になる。今回は本命のオレノココロはしっかり勝ってくれたし、フジダイは無印にしていたもののなんとか2着付けを2枚買えていたので助かった。しかしワイドも含めて結局は50円の取りガミという自分らしい結果になってしまった。
  さて、今年の収支は以下のとおりで、結局約6万7千円の負け(ま、わずかだがネット投票のポイント還元とかで少しは返ってくるかな)。許されるなら来年また頑張りたいと思います。

  今回収支 -50 (配当)5,850 (投入)5,900
  今年度累計 -67,460 (今年度残高32,540) (今年度最終)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  このほか、ばんえい記念dayで全レース購入したが、的中は4本くらい。安いけど本命が11レース中7レース来てくれてまずまずだった。しかし相手探しが下手で、安い配当も多かったので、収支はやはり赤字だった。

  さて、ばんえい記念をもって今年度の重賞戦線は終了。新年度は4月20日から開幕、その前に新たな2歳馬の能力検査が8日にあります。そして最初の重賞は4月29日(日)ばんえい十勝オッズパーク杯です。当欄も来年度ももちろん続けます。重賞予想は前日までに書きます。ただ取り組み方針については現在考え中ですので、開幕前後には当欄で記事を書きたいと思います。

2018年3月25日日曜日

【はむ!と一緒にばんえい競馬2018】3/25ばんえい記念Dayの全レース予想(狙い目)

  3月25日はばんえい記念Day。1日お祭りの日です。筆者も現地に行きたいところですが、この時期はなかなか行けないのが悩みです。従って自分はスカパーとネット馬券で参加ですが、現地帯広に行ける方は是非現地で、そして行けない人はスカパーの「地方競馬ナイン」かネット中継で参加しましょう。最近はネット中継が充実していて、「地方競馬ライブ」のほか、youtubeのライブ、USTREAMなどで視聴できます。
  なお、ニコニコ生放送でも放送されており、コメントで盛り上がっていますが、じっくり楽しむにはプレミア会員になる必要がありそうです。
  馬券の方はネット投票(オッズパーク楽天競馬)で買えます。まだ登録していない人もネットの口座を持っていれば、ほとんどの場合30分もあれば登録できます。

  参考までに3月25日ばんえい記念dayの全レースについて、筆者はむ!の本命と買い目だけお知らせします。
  それではご一緒にばんえい記念dayを楽しみましょう。(時折twitter(はむ!@hamuwin)でリアルタイムにつぶやくかもしれません)

はむ!の2018年3月25日ばんえい全レース予想
  (見解は個人的見解です。買い目は軸馬が左、=は両方にらみ →は左の馬を厚めに、馬単、三連単フォーメーション。◎は本命、☆は一発穴?)

1R B4-1(12:15)
軸不動
◎(1)イズミクィーン
1→→5=2

2R B3-1(12:45)
上位拮抗
◎(8)コマノダイジン
8→9,☆2,5,(6)
☆(2)カネショウ

3R B1-3(13:20)
小波乱
◎(5)スーパータイホウ
5→8,2,6,☆7,(4)
☆(7)ハマツネ

4R A2-3(13:55)
混戦
◎(8)カクセンキング
8=5,4,7,(1,2)

5R 福寿賞特別(3歳牝馬)(14:30)
惑星注意
◎(1)プランセス
1=☆2,5,10,(3)
☆(2)ウィナーサラ

6R 若草特別(3歳牡馬)(15:10)
軸堅い
◎(8)オレワチャンピオン
8→9,5,☆7→(3,6)
☆(7)フレイムゴールド

7R クリスタル特別(4歳)(15:50)
波乱
◎(7)マツカゼウンカイ
7→3,☆5,6→(2,9)
☆(5)ナカゼンガキタ

8R スターライト特別(5歳)(16:30)
順当
◎(7)マルミゴウカイ
7→3,6=1,(4)
注目(4)ブチオ

9R ばんえい記念(BG1)(17:15) 詳細はこちら
頭固い
◎(6)オレノココロ
6=8→7,2,(5),4

10R 大平原特別 B2-1 (17:55)
混戦
◎(3)ノエルブラン
3=4,6,1→7,(9)
☆(1)ホクトウォーカー

11R 蛍の光賞 B1決勝 (18:30)
上位拮抗
◎(2)サクラダイチ
2=☆8,7→6,(1)
☆(8)センリョウボス


結果については、後日、勝敗のみ簡単に報告する予定です。
それでは、ばんえい記念dayを楽しんでまいりましょう。

2018年3月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第50回ばんえい記念(3/25)

  今年度のばんえい競馬の締めくくり、ばんえい記念が今年もやってまいりました。200mの距離に2つの障害、そこを1トンの荷物を引っ張っていくレース。そこを最も先に駆け抜ける今年一番の力持ちはどの馬でしょうか。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第50回ばんえい記念(BG1)
(2018年3月25日(日)17:15発走 帯広9R ダ200m 4歳以上選抜定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  トレジャーハンター 牡11 1000 阿部武 金田勇 鹿毛 先
サクラリュウ 牡8 1000 菊池一 金山明 鹿毛 逃
  ソウクンボーイ 牡8 1000 村上章 西邑春 鹿毛 追
  フジダイビクトリー 牡10 1000 西将太 中島敏 栗毛 逃
ホクショウユウキ 牡9 1000 松田道 村上慎 鹿毛 差
オレノココロ 牡8 1000 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
ニュータカラコマ 牡10 1000 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 先
コウシュハウンカイ 牡8 1000 藤本匠 松井浩 栗毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  今年度のばんえい競馬のクライマックス、ばんえい記念。負担重量1トンを引っ張り全てにおいて最高峰のレース。ばん馬にとってばんえい記念に出るということ自体が非常に栄誉なことであり、たとえ最下位であっても完走した馬には暖かい拍手が送られる。さらに世界で唯一開かれるばんえい競馬において、このレースを優勝することは世界最強の力持ちの馬と言える。この日は1日お祭りのようになる。
  レースの傾向だが、過去10年で1番人気が(7,1,1,1)とやはり強い。そして特筆すべきはリピーターが多いということ。ここ3,4年は勝ち馬が変わっているものの、それまでは連覇したり2回以上優勝する馬が極めて多く、レースへの適性が最も重要なポイントといえる。展開うんぬんよりも重い荷物を引っ張ってしっかり最初から最後まで走れる力を持っていることが必須。臨戦過程としてはこのレースに準ずる帯広記念が注目されるが、過去10年で2勝にとどまっている。また直前重賞のチャンピオンカップの勝ち馬は0勝と、ばんえい記念とは直結しないと言える。
  今年はフルゲートには届かなかったものの、現役では最強と言えるメンバーが揃った。注目はなんと言っても連覇を目指すオレノココロ。今シーズンも前哨戦の重賞でも快勝し万全の態勢。これに対し、BIG4(オレノココロの他にコウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー)と称される強力ライバルたち、さらに新興勢力も加わりハイレベルのレースが期待できそうだ。

各馬寸評:
 1 トレジャーハンター:ばんえい記念は2年ぶり3度目の出走。過去2回はいずれも7着。メンバー中最高齢の11歳、いつの間にか同世代のライバルたちも引退していなくなる中、オープンクラスで勝ち負けを続けるなど奮闘している。スピードスター賞で0分56秒で駆け抜け3着に入るなどスピードには自信を持っている一方、最後の直線では詰まってしまうことが多くスタミナが課題。これらを考慮に入れ引き離して逃げていきたいところ。
 2 サクラリュウ:昨年に続き2度目のばんえい記念。重賞初出走が6歳になってからという遅咲き型で、昨年は経験が少ない中で粘りの6着。その後は今年度の1年間ですっかり重賞の常連として顔を連ねるようになり、帯広記念では高重量を背負いながらひと腰で障害を越えの2着に入るなどBIG4にも全く引けを取らない存在となっている。この馬の持ち味は先行力だが、最後で巻き返せるほどの粘り強さもある。他馬を慌てさせるような展開になれば。
 3 ソウクンボーイ:メンバー中唯一のばんえい記念初出走。重賞タイトルは2歳時のヤングチャンピオンシップのみ。ただ、強い8歳世代の一頭として常に存在感は示してきており、ここに来て4連勝など勢いもついてきている。立ち回りの器用さがこの馬の持ち味で、先行しても最後方からでも競馬ができる。正月の帯広記念の走りから見て高重量は厳しいと思われているが、未知な面も多くあり、ここに出るからには稽古も十分で見限るのは早そうだ。
 4 フジダイビクトリー:ばんえい記念は4度目の出走。一昨年の優勝馬。実績は申し分なく、レース適性も十分だが、今年度は不思議にも重賞未勝利。10歳となり、衰えではないだろうが障害で立ち止まることがしばしば見られる。グイグイ押して上がる力強さが持ち味なだけにやや心配な面はある。しかしここを目標に仕上げてきているはずで、先行して主導権を握って行ければ、当然他馬を押さえ込むような力を発揮できるだろう。
 5 ホクショウユウキ:ばんえい記念は3年連続3度目の出走。一昨年5着、昨年8着。若馬時は4歳三冠など破竹の勢いであったが、その後伸び悩み今年度はオープンから降級、1年間重賞に出走する機会すらなかった。しかし近走は準重賞のウィナーズカップでサクラリュウなどを押さえ快勝するなど、調子を取り戻している。この馬も先行力と障害力がモットーであり、元々地力のある馬なので流れに乗れれば。狭間の世代と言われる9歳馬の意地を期待。
 6 オレノココロ:ばんえい記念は初めて出走し優勝した昨年以来2度目。昨年は特に障害を越えてからが強く、しっかりした脚色で差し切り、最後は突き放して勝利した。この馬は特に重賞に強く、1200kg前後の悠々とした馬体を生かした力強い走りを見せる。あえて弱点を探せば、速いペースになると後手に回ったり障害で時々膝を折りかける場面があることだが、すぐ立て直せる柔軟性もあり、ばんえい記念のペースなら全く問題ないだろう。
 7 ニュータカラコマ:10歳馬でばんえい記念は5回目と今回メンバー中最多。過去2着2回3着、4着が1回ずつと非常に安定した成績を上げている。全体でも実に2年以上にわたり41戦連続で掲示板内の5着以内に入っており、崩れがほとんどない。というのもこの馬の抜群の障害力がなせる技である。切れる脚がないことと、スタミナが課題ではあるが、自分のペースを貫けば展開次第で逃げ切りの場面も。まずは先頭で障害を降りたい。
 8 コウシュハウンカイ:3回目のばんえい記念への挑戦。6歳時に初挑戦で3着に粘り込んだレースは見せ場十分であった。昨年は直線で重い馬場に苦しんだがそれでも5着。しかし今年は昨年以上に力をつけて来ており、ばんえい記念に次ぐ高重量戦の帯広記念でハンデを与えながら快勝した。その後の3戦は大敗しているがこれは極端なハンデによるもの。ただ馬体重も減っていたのでその馬体がどこまで回復しているかがカギ。勝つ力は十分ある。

まとめ:
  何度も述べているように、ばんえい記念はばんえい競馬の最高峰のレースであり、特別なお祭りでもある。まずはレースをじっくり堪能したい。出走馬は全部最後まで応援する。そして馬券買いはこの素晴らしいイベントへの参加料のようなものだ。
  その中で予想まとめだが、やはりここは素直にオレノココロから入ってみたい。力は上述のとおりで全く申し分ない。第2障害を越えた時点でもう無理かもという位置からでも差し切ってくる力は並みではない。あえてあら探しをするなら、1か月前のチャンピオンカップで勝った馬はばんえい記念に勝てないというジンクスがあることぐらいだが、この馬に関してはそれを論じるまでもないだろう。勝ちタイムは4分丁度ぐらいを予想する。
  対抗にはコウシュハウンカイを持ってきた。力強く安定した走りに定評があるものの高重量戦の力量は未知数であった。しかし今年正月の帯広記念ではトップハンデの920kmで快勝。馬場と展開に恵まれた面はあるとはいえ、最高レベルの力をつけてきたを改めて見せつけた。オレノココロに対しては切れ味でわずかに分が悪いとみて、2番手評価としたが駆け抜ける力は十分にある。あとは迷うところ。その中ではニュータカラコマの先行力と障害力も見落とす訳にはいかない。最後の直線で失速することが多く今回はやや人気を落としそうだが、ばんえい記念では他の馬も苦しくなる。そうすると最後の粘り合いで残ることは十分考えられる。単穴というより3番手評価で。あと、穴狙いとしてホクショウユウキの変わり身はないものか。元々力のある馬が長いスランプを越え調子を上げてきた。攻めていけば、一昨年のばんえい記念5着の経験値が物を言う場面も。入着候補に。その他では、サクラリュウが先行力と最近の善戦ぶりから上位人気しそうだ。確かに帯広記念では900kgを背負いながら障害をひと腰で越えて2着に粘り、この馬が特に力を付けてきたことがうかがえる。ただ展開を味方に付け勝ってきた感があるので、負担重量1000kg、勢いだけでは勝てないばんえい記念でどの程度粘れるか。あと、一昨年の優勝馬フジダイビクトリーを忘れてはならないが、上位の有力馬たちにほとんど死角がない中で、当欄ではこの馬まで印が回らなかった。近走やや障害に時間がかかるなど勢いがそがれているのも気になるところ。もちろん実績も実力も申し分のない馬でスンナリ行ってしまう場面もあり得るが・・。その他、11歳ながら豊かなスピードと粘りのあるトレジャーハンター、初出走ならが地力のあるソウクンボーイと、いずれも魅力のある馬ではあるが、ここではやや力不足か。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年度のこれまでの成績はともかく・・として、とにかく最高峰のばんえい記念。馬券も買いながら心ゆくまで応援したいものだ。とはいうもののやはり、最後は当てて行きたい。それもプラス収支で。上位が強いので馬券的には絞っていかざるを得ないがやはり夢馬券も交えていきたいところ。オレノココロとコウシュハウンカイを厚めにしつつ、着候補は広めに。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 
   6=8→7,5,2,4 合計8通り 各200円
   6→7,5,2,4→8 合計4通り 各200円
   8→7,5,2,4→6 合計4通り 各200円
   6→8→7,5,2,4 合計4通り 各200円
   6→7,2→7,5,2,4 合計6通り 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=6,8,7,4 4=6,8,7 合計7点 各100円
  合計5,900円で勝負! (残高32,590円-5,900円=26,690円)

  当ブログでは、ばんえい記念dayの全レース予想も前日の24日中にアップしますので、そちらもご参考に。

  今回の結果と回顧は、そして来年度の方針は今年度中くらいに報告したいと思います。なお、今年度のばんえいは25日ばんえい記念dayを持って終わり、次年度は4月20日から、そして次回の重賞は4月29日です。

2018年3月14日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回ポプラ賞(3/11)

ばんえい重賞レース回顧
第39回ポプラ賞(BG3)-2018年3月11日-10R 200m直 曇 1.8%
  1着▲(1)マルミゴウカイ(藤本匠)2分08秒9
  2着注(6)タカラシップ
  3着 (8)カネサスペシャル
単勝 1 340円 馬単 1-6 760円 三連単 1-6-8 5,230円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳5歳の世代対抗重賞、第39回ポプラ賞は、2番人気で今年度の4歳(明け5歳)3冠馬マルミゴウカイがトップハンデも克服し、差し切り勝ち。この馬の重賞は6勝目、槻舘調教師はこのレース3連覇。藤本騎手は今季重賞7勝で通算64勝目。
  帯広は例年より多い積雪の上に、前々日の雨で雪解けが進んだ。その影響もあって馬場としては粘り気があり、全体的にかなり時計のかかる重馬場であった。
  レースはスタートから全体的にゆったりした流れ、第1障害を降りて一旦はカネサスペシャルが前に出る場面もあったが、各馬早めに刻む中で、1番人気に推されたタカラシップがすっと前に出て先頭へ、主導権を握る。これを見るように内からトップハンデのマルミゴウカイ、フウジンライデン、外からカネサスペシャルあたりが付いて行くが、タカラシップが2馬身ほど離したまま第2障害へ。ここまで丁度60秒。フウジンライデンがなんとか追いつくが、他の馬はまだ到着せず、タカラシップは十分余裕を持って障害に挑戦。しっかりした脚取りでひと腰でクリアし先頭へ。それを見るようにフウジンライデンが障害に商戦が坂の中腹でストップ。他の各馬も続くがそれぞれ苦戦。タカラシップが残り30mの標識に近づこうとするころに、ようやくマルミゴウカイとカネサスペシャルがふた腰ほどかけてほぼ同時に障害を降りた。その後にはミノルシャープ、フウジンライデンが続いた。先頭のタカラシップは大きくリードするが、残り30mを切ったころから少しずつ脚色が鈍る。そこにじわじわとマルミゴウカイが追ってきて、残り10mの地点で半馬身差まで迫った。タカラシップも粘りを見せて抵抗し、ゴール近くまでもつれたが、ゴール直前でマルミゴウカイが前に出て差し切ってゴール。タカラシップは厳しくなったもののが止まることなく最後まで粘って2着を確保、後続は、差なく前に付いて行っていた4歳馬カネサスペシャルがゴール着前で立ち止まりつつも最後粘り込んで3着に入った。当欄で本命にしたフウジンライデンは障害で手間取った分遅れて4着。対抗にしていた4歳馬のミノルシャープは直線で厳しくなり6着だった。

  マルミゴウカイ(1着):やはり強かった。今回は800kgの重賞とハンデ差が課題とされ2番人気に甘んじたが、最後の直線での力強い走りはその重量を感じさせないものであった。障害もほとんど手間取ることはなかった。ペースが遅くなったのもこの馬に合っていたと思われる。また気性面でも天馬賞の時よりもさらに落ち着いていたように見える。今後だが、厩舎にはトップクラスの馬たちがいるので、レースの選択が難しいところだが、やはり古馬にもしっかり挑戦していってほしいところ。5歳馬の特別戦もあるが、年度明けのオッズパーク杯や旭川記念あたりに出て力試しを期待。
  タカラシップ(2着):今回最も成長を見せたのがこの馬。迷わず他を引き離しての逃げ戦法。障害が特に力強かった。マルミゴウカイにそれ以上のパフォーマンスを見せられたため惜しくも敗れたが、最後の粘りもなかなかのものであった。障害が上手なのは今後も強みになっていくだろう。今後は古馬のA1~A2クラスあたりにランクされそうで荷物の重い特別戦あたりで活躍できそうだが、賞金を加算して重賞に出てくるようになれば怖い存在になりそう。
  カネサスペシャル(3着):4歳馬でただ一頭気を吐いた形となった。ばんえい大賞典で勝った時と同様に、遅めのペースで進み、障害を上手く越えて最後の直線で勝負というこの馬の形に持ち込めた。ハンデ差も生きたようだ。障害が上手なので序盤からある程度思い切って行っても良いかもしれない。今後4歳の三冠路線に向けても目を離せない存在になりそう。
  フウジンライデン(4着):前半無理なく好位置につけていたし、展開としては悪くなかった。障害でもう一歩の力が入らなかったのはやはり780kgの重量がこたえたか。ただ一時期の絶不調からするとよくここまで立て直したというところ。軽馬場にでもなればこの馬の出番が来るだろう。今後さらなる成長が期待される。
  ホクショウディープ(5着):障害での自信のなさが出てしまったか。前半はなんとか付いていったが、障害を意識してか後手に回り、障害も苦しんだ。最後の直線は素晴らしい脚色だっただけにもったいないレースであった。年度が明ければスピードを生かせるレースもあるので、そこで自信を取り戻して、上位を狙っていってほしい。
  その他ではミノルシャープ(6着)は障害は上手く抜け出せたが、最後の直線で思いのほか失速。重馬場で上位馬相手だとやはり力不足感が否めない。伸び悩みに陥る前に立て直したいところ。牝馬勢は離されての下位。いずれも前半からペースに乗れなかったところを見ると、重馬場の力勝負は厳しかった。コウシュハサマー(7着)が牝馬の中ではまずまず動けていたか。

はむ!の予想結果
  今回はひねりすぎた。勝ったマルミゴウカイは本当に強かったし、タカラシップは本物だった。タカラシップ絡みも買ってはいたが手は広げられなかった。一方でカネサスペシャル絡みのワイドが引っかかってくれて、いつもの焼け石に水的なちょい当たり。来年度からは本当に分けて考えていきたい。
  今回収支 -4,600 (配当)1,100 (投入)5,600
  今年度累計 -67,410 (今年度残高32,590) (3/11現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回は2週間後、いよいよ今年度のばんえい競馬の総決算。ばんえい記念です。いつもどおり前日までには予想を書きますが、今回は1週前ぐらいに事前予想なども書ければと思っています(書ければ)。

2018年3月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回ポプラ賞(3/11)

  年度末の重賞シリーズ、今週は明け4歳、5歳の重賞勝ち馬を中心とした選抜による世代対抗重賞、ポプラ賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回ポプラ賞(BG3)
(2018年3月11日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4・5歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
マルミゴウカイ 牡5 800 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
天馬賞ほか
ミノルシャープ 牡4 760 阿部武 大友人 鹿毛 差
はまなす賞
  ブルーオーシャン 牝5 740 藤野俊 松井浩 青毛 追
クインカップ
  ナカゼンガキタ 牝4 740 村上章 西康幸 鹿毛 先
ばんえいオークス
フウジンライデン 牡5 780 島津新 岩本利 栗毛 差
5歳4位
タカラシップ 牡5 760 西将太 岩本利 鹿毛 逃
5歳5位
ホクショウディープ 牡5 770 鈴木恵 岩本利 青毛 先
5歳3位
  カネサスペシャル 牡4 750 工藤篤 村上慎 青毛 追
ばんえい大賞典
  コウシュハサマー 牝4 740 西謙一 岡田定 栗毛 差
ばんえい菊花賞
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  年度末の重賞シリーズ、4歳及び5歳の世代対抗戦。各世代の重賞勝ち馬を中心に出走馬が構成される。本来世代間の力関係を測るレースでもあるが、一方ではハンデ差もあり波乱要素も十分あり得るレースだ。過去10年で1番人気は(3,2,1,4)と微妙なところ。やはり着外に沈む場合はハンデ差が影響しているようだ。2番、3番人気もほぼ同様の成績。上位は拮抗だが人気薄が浮上することはまずない。年齢別では5歳の7勝3敗とやや一日の長があるか。1着2着は同じ年齢で占めることが過去10年で8回と多く、その時の世代の勢いを表しているとも言える。牝馬は過去10年で優勝馬2頭、2着に3頭入っており、善戦傾向。ハンデを生かして大駆けする場合が多い。
  今年は5歳勢は3冠のマルミゴウカイが実績では抜き出ている。一方、4歳勢は全ての重賞の勝ち馬が違うなど接戦。夏のはまなす賞では現4歳のミノルシャープが勝っており層の厚さがありそう。互いの力関係も含め興味深いレースになりそう。

各馬寸評:
 1 マルミゴウカイ:5歳。今シーズン3冠、3歳時も2冠で、同世代戦では圧倒的な力を見せる。厩舎に強い僚馬がいることもあり古馬戦はほとんど使わず、レースを絞っている。今回はむろんトップハンデの800kg。この重量は未経験で対応はどうか。障害など、割引材料は探せば出てくるが。
 2 ミノルシャープ:4歳馬。今シーズン(昨年年齢で)3,4歳混合の重賞はまなす賞では最内枠を上手く抜け出し快勝。しかしその後はハンデ差もあって勝ち星から遠ざかっている。ダービーでは大外枠に入り苦しいレースだった。今回は好枠。素軽く自在の立ち回りと鋭い切れ味がこの馬の持ち味。
 3 ブルーオーシャン:5歳馬で今シーズンのクインカップの勝ち馬。持ち前の素軽い動きで重賞2勝しているが、いずれも牝馬重賞。クインカップ後は元々苦手の障害が上がらず苦戦が続いている。切れ味は抜群で、馬場が軽くなればハンデ差を生かして大駈けの可能性はあるが、やはり力不足感は否めない。
 4 ナカゼンガキタ:4歳馬でオークス馬。古馬重賞にも登録していたが、こちらに絞ってきた。先行して力を発揮するタイプだが、オークスでは一旦かわされるも直線で差し返して勝つという粘りのあるところを見せている。障害は苦にしない。軽馬場で速いペースになればこの馬のスピードが生きる。
 5 フウジンライデン:5歳ランク4位。明け3歳時にイレネー記念を勝つなど元々力のある馬ながら長期のスランプに陥っていた。しかしここにきて調子を上げてきており、前走は古馬上位クラスも入るオープン特別で大外枠ながら終始先手を取り快勝。実戦経験を積んできたのも強み。障害力も持っている。
 6 タカラシップ:5歳ランク5位。4歳時に当時初重賞出走だったこのレースで果敢な逃げで見せ場を作っている。そして今年正月の天馬賞で粘って3着。前走の条件特別でも勝ってここの出走権を自力で確保した。先行力ならこの馬。しかも障害でも崩れず安定した成績を上げている。今回もハナを行くか。
 7 ホクショウディープ:5歳賞金ランク3位。スピード、スタミナ共に兼ね備えるがどうしてもライバルのマルミゴウカイの後塵を拝する。障害に自信がないのも勝ちきれない原因だろう。古馬との実戦経験を十分積んできており、接戦になればその強みを見せるか。高重量は嫌うがハンデは丁度良いか。
 8 カネサスペシャル:4歳馬。今シーズンはばんえい大賞典で8番人気ながら中団から抜け出して快勝。その後も、重賞で掲示板内に入り、世代特別戦でも勝利するなど実績を上げている。いずれも人気薄での好走。後方待機から、障害力と直線のしっかりした走りで攻めて行く。一発の魅力がある。
 9 コウシュハサマー:4歳牝馬で今シーズンのばんえい菊花賞馬。素軽い動きと切れ味で世代戦では牡馬を相手に好勝負。重賞ヒロインズカップでも好走した。障害力もあり流れに乗れれば相当走れる。近走は重い荷物で厳しいレースが続いくが、ウンカイ産駒で素質十分。これからの馬というイメージ。

まとめ:
  一昨年、昨年とセンゴクエースが圧倒的な力を見せたものの、本来はハンデ差もあって混戦模様になることの多いレース。4歳、5歳の両世代の重賞勝ち馬が顔をそろえたのだからそれほど力の差はないはず。今年はどうか。5歳の今年度3冠馬マルミゴウカイはやはり実力的には抜けているが、800kgという荷物と最大60kgのハンデを考えた時、センゴクエースのように他を寄せ付けない強さを出せるのか。もちろんスピード、スタミナ共に申し分なく強い馬であることは間違いないが、今年は他にも骨っぽい馬が多く、それらに逆転の余地はないのかという観点で見ていきたい。まず5歳勢はマルミゴウカイと数多く対決していく中で大きいハンデをもらっても勝ち切れていない場合が多い。今回、展開次第での逆転の余地はないわけではないが、やはり総合的にはマルミゴウカイが上か。一方、4歳勢はどうか。ダービー馬メジロゴーリキがハンデを嫌ってか回避したのは残念だが、重賞ごとに勝ち馬が違う群雄割拠の状態で、それぞれに個性がありおもしろい。あとは世代間の力関係だが、夏の世代対抗重賞はまなす賞では現4歳のミノルシャープが勝っていることを考えると、大きく差はないだろう。
  その中で当欄では、3頭並んだ岩本厩舎の5歳馬からフウジンライデンを本命に推してみたい。スランプを抜け出し近走は安定した成績を上げてきている。相変わらず軽くフワフワした雰囲気があるが、動きは自在で障害はしっかり越えてくる。ハンデ差は楽ではないが、今回のメンバーなら勝負強さを見せるチャンスありと見た。
  対抗にはミノルシャープがハンデ面でチャンスありと見て、思い切ってこの馬を持ってきた。シーズンの当初絶好調の時はどこからでも差してくる切れ味とスピードがあった。有力視されたダービーなどでは枠順に恵まれなかった面が大きい。近走障害などで苦しんでいるが軽馬場のハイペースに巻き込まれていることも原因か。本来の走りができれば。そしてマルミゴウカイは今回は単穴にした。この馬の強さは認めるところだが、今回は800kgで初の高重量とハンデ差は意外と厳しいとみる。1番枠も外詰めではあるがプラス材料ではない。ただしっかりペースを守って障害をうまくさばいてくればあっさり勝つ場面も。入着候補には、ハンデ面で有利なホクショウディープを挙げる。スピードスター賞で好走するなど新たな面を見せ、上位には入る力は十分。ただ善戦タイプで、今シーズン未だに勝ち星が挙げられていないのは何か一歩足りない部分があるのか。その他では天馬賞3着で昨年のこのレースで見せ場を作ったタカラシップも勢いがあり、うまく逃げられれば大駆けもあるだろう。ただ変に人気すると他馬にマークされる可能性も。ナカゼンガキタも前に行けば意外にしぶとそうだがやはり力は一枚不足か。カネサスペシャルも一発の魅力はあるが展開の助けが必要。

はむ!の馬券狙いどころ:
  昨年一昨年とこのレースは軸が堅かったので馬券的には絞り込みやすかったが、今年は混戦模様で、かつ当欄では穴っぽいところから狙っていくので手広く買っていきたいところ。フウジンライデン、ミノルシャープならどちらを頭にしてもそこそこつくだろう。三連単はその2頭で他が来たらあきらめて、馬複などを絡めていきたい。ワイドは全く別観点から4歳馬を狙ってみる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   5,2→5,2,1,7,6→5,2,1,7,6 合計24通り 各100円
  三連複 5=2,1=1,7,6 合計5通り 各300円
  枠複 5=2,1,6 合計3通り 各200円
     2=1,6 合計2通り 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 8=2,1,6,4  4=2,1,6 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負! (残高37,190円-5,600円=31,590円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年3月5日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第49回イレネー記念(3/4)

ばんえい重賞レース回顧
第49回イレネー記念(BG1)-2018年3月4日-10R 200m直 曇 2.0%
  1着▲(4)カネサダイマオー(藤野俊)2分08秒3
  2着◎(6)キタノユウジロウ
  3着○(8)オレワチャンピオン
単勝 4 1,030円 馬単 4-6 2,970円 三連単 4-6-8 7,620円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け3歳チャンピオン決定戦、第49回イレネー記念は、4番人気のカネサダイマオーが障害6番手の後方から追い込みゴール手前で差し切り勝ちで重賞初制覇、父カネサブラックも種牡馬として初めての重賞制覇となった。藤野騎手は重賞は11月のクインカップ以来今年度4勝で通算51勝目。
  帯広は前々日に大雪が降ったものの、その後は晴れて気温も上がり、かなり時計のかかる重馬場となった。
  レースはスタートから各馬勢いよく飛び出し、第1障害はほぼ同時に越えたものの、そこからは各馬小刻みに止まりながら進むゆったりした展開に。一団から徐々に、前に行くと見られていた1番人気オレワチャンピオンが抜け出し、続いてブラックエース、アアモンドグンシンといったところが前を行く形。第2障害手前までにはキンツルモリウチやカネサダイマオーもこれらに近づいてくる。ここまで59秒。ほぼ全馬が揃ったところで、まずオレワチャンピオンが障害を仕掛け、その後数頭がほぼ一斉に障害に挑戦。オレワチャンピオンは力強く腰を入れていったが天板近くで一旦ストップ。それを見るように各馬障害を仕掛けるがそれぞれ苦労しひと腰で越える馬はいなかった。この時点でカネサダイマオーも遅れずに障害に挑戦するがやはり立ち止まる。結局オレワチャンピオンが最初に障害を抜け出し先頭へ、続いて降りたのが一歩遅れて障害に挑戦したキタノユウジロウ。膝を折りかけながらも勢いで越えて2番手に。大外のコウシュハレガシーもグイグイ強引に引っ張るように障害を越え3番手、その後は一歩下げて障害にチャレンジしていたジェイコマンダー、一歩ずつ力を入れて越えたキンツルモリウチと続き、そしてカネサダイマオーがようやく6番手で障害を越えた。その時点で先頭を行くオレワチャンピオンは残り30mの地点へ、半馬身差でキタノユウジロウがじわじわ近づき、コウシュハレガシーがこれを追う展開。しかし残り20mの地点でオレワチャンピオンが失速し立ち止まる。そこをキタノユウジロウがかわし先頭に出た。コウシュハレガシーも近づくが、オレワチャンピオンが再発進。この時点で後ろから一気にカネサダイマオーが近づいてきていた。残り10mで1馬身リードのキタノユウジロウも脚色が鈍くなるが、オレワチャンピオンも厳しくなり追いつけない。その間に内枠のカネサダイマオーがじわじわ追いついて、残り5mでオレワチャンピオンが再び止まったところを逆転、さらに前のキタノユウジロウに近づき、ゴール直前でかわしてそのままゴール。鮮やかな差し切り勝ちとなった。2番人気キタノユウジロウは止まらなかったものの最後の最後で逆転され2着、オレワチャンピオンは最後一杯になりながらも後続のコウシュハレガシーも同じように厳しくなったこともあり、かろうじて3着を確保した。

  カネサダイマオー(1着):見事な末脚を見せての差し切り勝ちだった。障害が課題だったが、今回は重馬場で全体のペースが遅くなったこともあり、慌てずに障害に取り組むことができ、崩れることもなかった。降りてからの脚はさすがで、スピードのみならず力強さもあった。勝ちっぷりからも今回運良く勝てたわけではなく、この馬の持ち味をしっかり出せれば常に勝つだけの力は持っていたといえる。次シーズンはもちろん3歳クラシック路線を狙っていくだろうが、一方、次シーズンでは古馬格付けでおそらくA2~B1あたりにランクされる。初めは厳しいだろうが、ファンとしては是非古馬にも挑戦して実戦で力を付けていってほしいところだ。それだけのセンスは持っている馬とみる。
  キタノユウジロウ(2着):レース運びは完璧であった。しっかり番手につけて障害を上手くさばいて前に取り付いていった。オレワチャンピオンをかわし先頭に立ったときはやったと思わせたが、勝ち馬の追い込みに足元をすくわれた形だ。前を追うレースをしていく以上致し方ない。しかしトップクラスの力は十分持っていることは証明された。今後のクラシック路線でも中心的存在になることは間違いない。まず次のターゲットは最終節の3歳戦若草特別かシーズン明けの3歳戦か。
  オレワチャンピオン(3着):先行して、この馬にはこれしかないというレース運び。ただ障害後後続をあまり引き離せなかったのが最後の接戦で一杯になってしまった一つの原因か。力はあるのだが直線で立ち止まってしまうなどスタミナ面での課題が残る。しっかり足腰の力がつけばさらに強くなれる余地は十分あるだろう。クラシック戦線で巻き返したいところだが、古馬戦に挑戦しても十分戦えそう。馬格があるので決して見劣りはしないだろう。
  コウシュハレガシー(4着):この馬らしく自然体の走りはできていた。障害も他馬よりスムーズで悪くなかったが、やはり大外枠の不利があったかペースをつかむのが難しかったようだ。重馬場というのも厳しく、切れ味を見せる場面もなかった。そんな中上位争いに加わって差の無い4着は立派な走りだったと言える。当面は3歳特別戦などが狙いだろう。兄メジロゴーリキと対照的に小柄なのでもう少し成長を待ちたい。
  バンリュウブラック(5着):8番人気で5着。本来なら先行していく馬ではあるが、その前走のように無理して前に付けると自滅する恐れもあったため、今回は控えて自分の走りに徹したようだ。それが結果として5番手争いで一歩前を行っていたキンツルモリウチを最後でかわして掲示板内に食い込んだ。ただ前とは大きく差があり勝ち馬には30秒以上遅れた形。まだまだこれからの成長に期待。
  その他ではキンツルモリウチ(6着)は先行を意識したが、全体的な流れに巻き込まれてしまい先手を取れなかった。ジェイコマンダー(7着)は課題の障害は上手く抜けたが、スタミナが続かず本来の切れ味も見られなかった。馬体重もさほど増えずまだ完調ではないのかもしれない。今後の巻き返しに期待。

はむ!の予想結果
  なかなか手に汗握るレースで、馬券を離れてもエキサイティングであった。予想の方も順番は入れ替わっても見立ては悪くなくて良かった。しかし馬券のほうだが、1,2番人気を2頭軸マルチというのはやっぱりハナから儲けるのを諦めているような買い方。本当に下手だ。余裕のなさがこうなってしまうのか。▲◎○で人気薄の方が頭に来たので、結果としては配当的にもうまくいった形だが、満足感は少ない。とはいうものの、マイナス、取りガミの連続だったのでようやくプラスというのは良しとしなければ。今シーズン残り2つの重賞を頑張っていこう。
  今回収支 +2,520 (配当)7,620 (投入)5,100
  今年度累計 -62,810 (今年度残高37,190) (3/4現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回、3週続きの重賞ラストは今週末3月11日(日)4歳・5歳の対抗重賞のポプラ賞(BG3)です。そしてその2週間後にはいよいよクライマックスのばんえい記念へとつながります。ポプラ賞はいつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年3月3日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第49回イレネー記念(3/4)

  ばんえい今週の重賞は、いわゆる2歳(明け3歳)三冠の最終戦、イレネー記念です。ばんえいではダービー以上の格式高いレースで、BG1のカテゴリーに位置づけられています。各馬一生に一度のチャンスに挑戦です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第49回イレネー記念(BG1)
(2018年3月4日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  アアモンドグンシン セン3 680 阿部武 小林長 鹿毛 先
父アアモンドヤワラ
  バンリュウブラック 牡3 690 赤塚健 久田守 青毛 差
父ニシキダイジン
  ブラックエース 牡3 690 西謙一 平田義 青毛 逃
父フナノコーネル
カネサダイマオー 牡3 690 藤野俊 松井浩 青毛 追
父カネサブラック
  キンツルモリウチ 牡3 690 村上章 西康幸 芦毛 先
父フナノコーネル
キタノユウジロウ 牡3 690 松田道 村上慎 栗毛 差
父カネサテンリュウ
ジェイコマンダー 牡3 690 西将太 槻舘重 青毛 差
父カネサブラック
オレワチャンピオン 牡3 690 鈴木恵 中島敏 栗毛 逃
父ソウヤセンプー
  ハマノダイマオー 牡3 690 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
父ハマナカキング
10 コウシュハレガシー 牡3 690 菊池一 平田義 栗毛 差
父ニシキダイジン
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえいの中でも特に伝統があり格調高い明け3歳のチャンピオン決定戦、イレネー記念。ただ過去の勝ち馬の名前を見ると、確かに名馬と呼ばれた馬が並んでいるが、意外にも後のばんえい記念に勝った馬は、ニューフロンテヤとキタノタイショウの2頭しかいない。どちらかと言うとスピードがあってその時点で最も完成度の高い馬が強いという印象だ。定量戦なのでその時点での実力どおりの結果になる確率が高い。過去10年で1番人気は(3,3,1,3)でまずまず。それ以上に2番人気が(6,1,2,1)と非常に好成績を挙げており、2番手の馬を探すのが妙味だ。それ以外もほぼ人気どおりの成績になる。唯一、一昨年フウジンライデンが8番人気で勝ったが、この時は実力伯仲だった。堅いレースではあるが、3着あたりに人気薄が飛び込むこともしばしばで馬券的には狙い所が多いか。重賞戦績はナナカマド賞優勝馬が過去10年で(4,1,2,3)、ヤングチャンピオンシップ(YC)優勝馬が(2,1,2,5)と、ナナカマド賞優勝馬の方が優勢。YCで着外だった馬も優勝している例もしばしば見られ、出走条件の特殊なYCの勝ち馬は一考が必要か。牝馬の優勝は18年前の1999年アーティガールまで遡り、さらにその9年前のダイヤコトブキを含め48回の歴史で過去に2頭しかいない。(今回も牝馬の出走はなし)騎手は現役では鈴木恵介騎手が3勝でトップ。
  今年は、牝馬ミスタカシマが、ナナカマド賞を勝ったあと黒ユリ賞に勝ち賞金ランキングトップとなって変則3冠となるか注目されていたが、今回は回避。そうなると、YCを勝ったオレワチャンピオンが中心的存在となる。ただ最近急成長してきた馬もおり、波乱の要素もありそうだ。

各馬寸評:
 1 アアモンドグンシン:3歳ランキングは12番目だったが出走回避が出たため、切符がまわってきた。アアモンドヤワラの初産駒でそのまま受け継いでいればスピードタイプ。YCは先行したが一杯になり10着。障害が苦手なので当初を控える競馬を見せていたが、阿部武臣Jが乗るようになって序盤から積極的に行く競馬を見せている。上手くペースを作ってどこまで粘れるか。
 2 バンリュウブラック:賞金的にギリギリのところだったが、なんとか出走権を得てきた。ナナカマド賞、YCいずれも出走したが8着。本来なら先行して粘り込むタイプだが、上位クラスに入ると同型の強力な相手が揃うため、先手争いで後手にまわってしまうことも。前走あたりは焦って得意なはずの障害でも引っかかった。最後の勝負根性はあるので、自分のペースに持ち込みたい。
 3 ブラックエース:3歳ランキングは11番目であったが、牝馬2頭の回避により出走権獲得。重賞はナナカマド賞9着、特別戦でも振るわなかったが、馬体の成長とともに上位争いできる力をつけてきた。大きい体格ながら素軽い動きができるのが持ち味で、最近はハナを切って行くようなレースもしばしば。障害に若干難があり大崩れもあるが、勢いに乗れば逃げ粘りの一発も。
 4 カネサダイマオー:重賞はナナカマド賞の5着の実績。その前哨戦の青雲賞で鋭い切れ味で快勝しておりその印象が残る。デビュー前能検3番時計が示すように相当のスピードの持ち主だが、障害が苦手。二の足が入らないことが多い。前半の立ち回りもややフワフワした感じ。ただ崩れてしまうことは少ない。障害を降りてくればじわじわ伸びるタイプで最後まで力強く走れる。
 5 キンツルモリウチ:芦毛馬。重賞はヤングチャンピオンシップ4着の実績。先行力と障害の上手さで勝負する。ただハナを切って逃げる方ではなく、じわじわ前に出て行くタイプ。切れる脚は持っていないだけに、早めに第2障害を抜け出して最後どこまで粘れるかといった展開に持ち込むことが必要。障害力があるのでコンスタントに上位には入れるがもう少し爆発力がほしい。
 6 キタノユウジロウ:現在9連対中でまさに絶好調の上がり馬。デビュー初期の頃は非力さもあって、重賞戦線には参加すらできなかったが、その後めきめき力をつけてきた。差し馬タイプで、飛んでいくような切れ味はないが、最後の直線でじわじわ伸びていく。接戦勝ちが多くその勝負強さがこの馬の特徴。重賞初挑戦でこのレースを勝つ例は少ないが、この馬がジンクスを破るか。
 7 ジェイコマンダー:シーズン序盤はランクトップを走るほど勢いがあった。その後は障害などで戸惑うなど調子を崩したが、ナナカマド賞3着、そしてYCは2着と決して悪い成績ではない。鋭い切れ味を持っている。近走は冴えないが、苦手な障害をクリアするため意識的に控えた競馬を進めている感があり、立て直しは可能とみる。ただここに来て馬体重減が続き体調面が心配か。
 8 オレワチャンピオン:デビュー以来常にこの世代リーダーシップを取ってきた。ナナカマド賞はミスタカシマに上手く逃げられたがヤングCSは終始力強い走りで勝利。馬格もあり風格は十分。先行力も障害力もある。ただここ3戦は大きなハンデと速いペースに巻き込まれゴール直前で失速。ただ、定量戦のここは持てる力どおりに走れば少なくとも上位を外すことは考えづらい。
 9 ハマノダイマオー:デビュー当初から上位争い、ナナカマド賞4着などの実績がありながら、なかなか勝ちきれずクラス落ちしていたが、最後のA-2組で接戦をものにして再度昇級して出走権を得てきた。堅実な走りで掲示板外は過去2度のみ、障害も巧者の部類。ただ切れ味のあるタイプではないので善戦どまりが多い。しかし重賞でじっくり構えていけそうなここは力が出せそう。
 10 コウシュハレガシー:ナナカマド賞6着、YC3着の実績。全兄のメジロゴーリキとは全く対照的に小柄な馬だが、親譲りの勝負強さで成績を出している。控えて良し前に行って良しの自在な立ち回りがこの馬の持ち味。馬場の重軽もほとんど影響はない。ただ、荷物が重くなると若干勢いがそがれる点も。まだ成長途上。近走は安定した成績を上げており障害などでも崩れは少ない、

まとめ:
  イレネー記念の行われる時期は明け3歳の3月と、晩成型の多いばんえいにあっては、かなり早い段階での勝負。中には古馬顔負けのどっしりした体で安定した走りを見せる馬もいるものの、多くは、まだ成長途上でフワフワした感じで安定せず、スピード中心の勝負になる。現時点での完成度の高さも勝敗を分けるポイントになりそうだ。
  今回メンバーを見渡すと前に行きたい馬が揃っており、先行争いが激しくなりそう。そんな中ではやはりこれについていけるだけの力を持っている馬が有利か。今回はナナカマド賞馬が牝馬ミスタカシマで、これが回避したため、唯一の重賞勝ち馬はYC勝ちのオレワチャンピオンだけとなった。もちろん実力のある馬だが、ここにきて破竹の勢いで上がって来たのがキタノユウジロウ。デビューがやや遅れて3回目の能検で合格、幼さも残る感じであったが、近走は馬体も成長し力をめきめき付けてきた。直線での勝負強さが印象に残る。今回はいきなり重量が増えるがそれは他馬も条件は同じ。力のない馬ではない。最後の追い比べに持ち込めば勝つチャンスは高いとみて、本欄ではこれを本命とした。序盤から先行争いに加わっておきたい。相手はやはりオレワチャンピオン。やはり力はこの馬が最も上であろう。先行力・障害力も抜群。近走はハンデがあったので最後で厳しくなるレースも増えたが今回は定量戦なので問題ないだろう。ただ、直線で甘くなり立ち止まることがあるのでそのリスクを考慮に入れると、キタノユウジロウの勢いに推される可能性があるとみてこちらを対抗にした。さらに、もう一頭怖い馬がカネサダイマオーだ。ナナカマド賞では差の無い5着。切れ味で勝負する馬で、前がごちゃついた時に中団からすっと抜け出してきそう。流れに乗れないときは厳しいときもあるが、一発の魅力は十分ありそうでこれを単穴とした。他には、全兄の力強さに対し強烈な差し脚を持つコウシュハレガシー。今回大外枠に入ったのは割引材料ではあるが、十勝産駒特別では人気薄ながら大外から強烈な追い込みを見せて2着に食い込んでおり力が出せない状況ではないだろう。あとはナナカマド賞3着、YC2着の実績を持つジェイコマンダー。障害が苦手で厳しいレースが続くが、じっくり走れる今回は立て直し可能。馬体重増なら狙えるか。またハマノダイマオーも上位の力を持っているが勝ちきるにはもう一歩何かがほしい。他にも先行力のある馬が多く展開次第では浮上してくる馬もいるだろう。

はむ!の馬券狙いどころ:
  もうここまで来てしまったら、トータルでの負けは確実なので無理に取り返しに行かず、今までのペースで淡々とやっていくつもりだ。馬券の買い方の見直しなどは次シーズンの課題とする。さて、今回はBG1のイレネー記念。明け3歳戦は前回YCで唯一プラスになっただけに、なんとか取りに行きたいところ。前回取らせてもらったオレワチャンピオンには敬意を表しつつも、予想では対抗にまわしてキタノユウジロウ頭で勝負。久々に流しマルチを使う。ワイドは一発ありそうなブラックエースを狙う。初めからこれぐらい余裕を持って臨めれば。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   軸2頭流しマルチ 6=8=4,10,7 合計18通り 各100円
   フォーメーション 6=8→4,10,7,9 合計8通り 各100円
      〃     6→8,4,10→8,4,10,7,9 合計12通り 各100円
      〃     8→4,10→6,4,10,7 合計6通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 3=6,8,10,7 7=6,8,10 合計7点 100円
  合計5,100円で勝負! (残高34,670円-5,100円=29,570円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。なお、次週も重賞がありますので頑張っていきましょう。

2018年2月27日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回チャンピオンカップ(2/25)

ばんえい重賞レース回顧
第39回チャンピオンカップ(BG2)-2018年2月25日-10R 200m直 晴 1.6%
  1着◎(5)オレノココロ(鈴木恵)1分59秒7
  2着▲(2)センゴクエース
  3着△(1)ニュータカラコマ
単勝 5 220円 馬単 5-2 410円 三連単 5-2-1 820円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  今年度のばんえい重賞優勝馬による一戦、第39回チャンピオンカップは、1番人気のオレノココロが障害2番手から差し切り勝ち。今シーズンは旭川記念・岩見沢記念に続く重賞3勝目、通算16勝目、鈴木恵介騎手はこのレース3度目の優勝。重賞通算66勝。
  この日の帯広は金曜日に少量の降雪があったものの、その後は晴れて乾燥。やや重めながら脚抜きは悪くない馬場となった。
  当初6頭立てのところナカゼンガキタが取消5頭立ての少頭数(外詰め)。レースは古馬重賞にしては序盤からやや早めの展開。第1障害までは横一線。まずはスピードに乗ってキサラキクが前に出て、1,2障害中間あたりから最内のニュータカラコマが先頭に出て各馬を引っ張るような展開。各馬刻みを入れ出たり入ったりしながらも、基本はニュータカラコマ、キサラキク、オレノココロという順番で進み、センゴクエースとコウシュハウンカイはこれらを見るようについていく。そしてそのまま第2障害へ、ここまで58秒。各馬揃ったところで、障害を先に仕掛けたのがニュータカラコマ。そして腰を入れしっかり越えて先頭へ。それを見届けるようにしてオレノココロが仕掛け、天板あたりで立ち止まりそうになりながらも障害クリア。この時点で前とは10m以上の差。オレノココロとほぼ同時に仕掛けたコウシュハウンカイは障害で軽く膝を折りストップ。その間にセンゴクエースとキサラキクが障害にチャレンジし、センゴクエースは坂の頂上手前で一歩止まりながらもふた腰目でクリア。キサラキクは坂の中腹で止まり手間取った。先頭争いはニュータカラコマをオレノココロ、センゴクエースが追うがはじめはなかなか差が縮まらない。しかし残り20mを切ったあたりからニュータカラコマの脚色が鈍り始め、そこにオレノココロが徐々に迫ってくる。そして残り10mを切ったあたりでオレノココロがニュータカラコマをかわし、そのままの勢いでゴールを駆け抜けた。結果的にはゴール通過時点では1馬身以上離す快勝となった。ニュータカラコマはさらに脚色が厳しくなり、そこを同じように追ってきた2番人気のセンゴクエースが残り5mあたりでかわして2着に入った。5番人気ニュータカラコマはゴール線上で立ち止まるほどだったが、後続とは差があり3着を確保。その後は障害最後方となったキサラキクがトップハンデで厳しくなったコウシュハウンカイをかわして4着に入った。

  オレノココロ(1着):やはりここでは負けられなかった。前半無理なく中団に付け、ニュータカラコマが先に行っても慌てることなく障害をひと腰で越えていった。障害をクリアすればこの馬の脚は確か。取消馬が出て左側が開いたのも障害を楽に越えられる要因だったのかもしれない。いずれにせよ完璧なレース運びだった。今回のレースで勝ち味をしっかり覚えたのはさらに強み。次はいよいよ1か月後の本番ばんえい記念。連覇に向けて視界は明るい。その前に特別戦があるが調整で使うかどうか。
  センゴクエース(2着):この馬としては上々の走りだったのではないか。強いていえばやや後ろの位置になったことか。初めての重量と障害のリスクを考えれば致し方ない。しかし障害も越え、最後の直線ではしっかりとした脚取りで前についていった。勝ったオレノココロとは同斤量で一日の長があったということであり、力負けではない。今後も経験を重ねていけば更に強くなるだろう。この後だが、ばんえい記念への挑戦は今後に見送り、新シーズンのオッズパーク杯あたりが目標となるか。
  ニュータカラコマ(3着):この馬のパフォーマンスは十分見せた。果敢に前に行き、得意の障害を越えてからは行けるところまで行くという戦術。最後一杯になってしまったが、もう少し馬場が軽ければ逃げ切れたのかもしれない。次の目標はやはりばんえい記念。序盤落ち着いたペースて走れるし、障害が上手なので、先手を取っていけばチャンスもあるだろう。意地を見せたいところ。
  キサラキク(4着):今回は前半から果敢に攻めていった。かといってそれほど無理はなかったように思われる。ただ障害で二の足が入らなかった。馬体重が増えた分体が重かったこともあったか。障害さえクリアできれば好走できるのだが。今後はどうするか。どこかでは勝てる重賞はあると思われる。年度明けのオッズパーク杯あたりか。力はある馬なのでばんえい記念に挑戦してみても面白いかもしれないが。
  コウシュハウンカイ(5着):今回は前半から脚取りが重くこの馬らしい走りができなかった。やはり厳しいハンデに尽きるだろう。ただ得意の障害で膝を折ったのは今までにあまり見られないことだったので癖にならなければ良いが。本番のばんえい記念に向けてしっかり立て直してほしいところ。
  それにしても、やはり5頭立てはさみしい。経験という意味でも若馬にも挑戦してほしいところだが、2週後にポプラ賞という4,5歳限定の重賞があり条件的にもそちらを重視するのだろう。あまり少頭数が続くようなら開催時期や条件の見直しなどを提案したい。(2010年までのようにポプラ賞を前に持ってくるとか、さらに基礎重量を下げるとか)

はむ!の予想結果
  5頭立てだとやはり余程絞り込まないとプラスは難しい。3連単も3桁配当では・・。特に今回は◎が1着だっただけにもう少し厚めにいけなかったものかと・・ま、絞り込んだとしてもその捨てた分が入ってしまいそうだから難しかった。筆者、馬券は平地も含めるともう数十年買っているけど買い方は全く成長しない。ま、来週も重賞あるし、悔やんでもしょうがないので、次いってみよう。
  今回収支 -2,540 (配当)2,460 (投入)5,000
  今年度累計 -65,330 (今年度残高34,670) (2/25現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  3週続けての重賞、次回の重賞は今週末3月4日(日)、いよいよ明け3歳の頂上決戦イレネー記念(BG1)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年2月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回チャンピオンカップ(2/25)

  ばんえいの今年度の重賞戦線もクライマックスが近づいてきました。重賞はあと4つを残すのみ。そして今週から3週続けて重賞、一週おいてばんえい記念という流れになります。まず、今週の重賞は、今シーズンの重賞優勝馬の対決、チャンピオンカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回チャンピオンカップ(BG2)
(2018年2月25日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ニュータカラコマ 牡10 830 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 差
グランプリほか
センゴクエース 牡6 820 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
ドリームエイジC
キサラキク 牝7 800 阿部武 金田勇 芦毛 追
ヒロインズカップ
コウシュハウンカイ 牡8 850 藤本匠 松井浩 栗毛 先
帯広記念ほか
オレノココロ 牡8 820 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
岩見沢記念ほか
取消 ナカゼンガキタ 牝4 760 西将太 西康幸 鹿毛 先
ばんえいオークス
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  出走資格がその年の重賞勝ち馬という特殊な条件。重賞には古馬オープンの重賞、年齢別世代重賞、牝馬重賞があるが、基本的には古馬重賞の勝ち馬が中心となるため、結局はいつもとほぼ同じようなメンバーになる。頭数も揃わないことが多い。時折は4歳、5歳の重賞勝ち馬が挑戦してくることもあり、その場合はなかなかの活躍を見せている。この時期の重賞は、特に古馬戦の場合を中心に負担重賞が重いレースが多いことから、比較的手頃な荷物で走れるこのレースは、むしろここを狙ってきている馬も多い。
  過去10年で1番人気は(4,2,0,4)とそこそこの成績は上げているが、他の優勝馬の顔ぶれをみると6番人気以下の優勝も3度あり、結構高配当の出やすいレースだ。そして1番人気4勝のうち3勝は3連覇したカネサブラック。この馬は重賞勝利数の記録を持つが馬体は1000kg台前半と小柄で、むしろこのレースに適していたといえる。このことからも、相対的な力を見るより、適性や臨戦過程を注視したいところか。勝ってきたレースの傾向もはっきりはしないが、シーズン当初のオッズパーク杯あたりの勝ち馬が善戦していることを特筆したい。ハンデ差が大きいレースで700kg台の軽ハンデの馬は10年前のツジノコウフクが勝っている例があるが、やはり基本は実績馬が優勢か。
  今年は、昨年の覇者フジダイビクトリーが今年の重賞勝ちがないため出走権がない上、回避馬が多く6頭立てとややさみしい。しかし実力上位馬がそろい見応えがありそう。一昨年とその前の年に連覇しているオレノココロに僚馬で勢いのあるセンゴクエースあたりの争いとなるのか。
各馬寸評:
 1 ニュータカラコマ:今年度のグランプリ馬、チャンピオンカップは実に5回目の出走だが昨年の2着が最高。負担重量は手頃だが、本番のばんえい記念に向けた調整段階か。ただこの馬も爆発的な勢いは見られないもののきっちり掲示板には入っており、底力は十分だ。障害は確実に越えてくる安心感もある。
 2 センゴクエース:このレースは初めての出走。ドリームエイジから準重賞の十勝金杯というローテーションで今年はこのレースに最も照準を合わせてきていると見える。近走は高重量でも走れているし、唯一不安だった障害も安定している。一旦障害を降りれば切れ味と最後の粘りで強みを見せるか。
 3 キサラキク:。今年のヒロインズカップをようやく勝って牝馬のトップランナーの座を確固たるものにした。牡馬勢に劣らぬ馬格で力はある馬だが気まぐれな面があるのがこの馬らしさ。逆に勢いがつけば怖い存在。障害をしっかり越えて直線勝負になればこの馬の力を発揮できそう。高重量自体は苦にしない。
 4 コウシュハウンカイ:このレースは4度目の出走、過去2着2回3着1回とこの馬らしい成績を残す。2着が多くシルバーコレクターと言われてきたが、今年度はしっかり勝てるレース運びを見せている。今回は厳しいハンデがあるので、本番のばんえい記念に向けた調整か。しかし崩れることはないだろう。
 5 オレノココロ:実績は圧倒的にナンバー1。今年も重賞2勝しており1年以上掲示板を外していないがそれでもこの馬の華麗な実績からすると物足りないぐらい。本番は連覇を狙うばんえい記念の方だが、チャンピオンカップは過去2勝しておりもちろんここも狙ってきているだろう。馬体重には留意。
 6 ナカゼンガキタ同馬は取消となりました。4歳馬で今年度のばんえいオークス馬。元々力のある馬だが今シーズンは夏ごろからさらに急成長、先行力と粘り強さでG1勝ちを果たした。同世代戦ではトップクラスの力を持っているが、強い古馬オープン相手にどこまでついていけるか。ハンデ差を生かして食らいついて行ければ。

まとめ:
  大一番のばんえい記念など年度末に向けて各馬微妙な時期。回避馬も続出し6頭立て(ナカゼンガキタも取り消し5頭立て)。例年頭数が揃わないことが多く、開催時期の見直し等の必要ではないか。ただ少頭数は荒れるというジンクスもあり、実力どおり決まるか、それとも波乱はあるのか、展開一つで変わってきそう。ハンデ差や負担重量も微妙なところ。しかし案外ばんえい記念に勝つ実力馬が力を発揮していることが多い。調整過程の中でこのレースにも勝ちにきたという陣営も多いようだ。
  今回は、素直にいけば、やはり勢いのあるセンゴクエースということになるだろう、臨戦過程的にもここに照準を合わせてきていると思われる。しかしこういう状況こそ逆にプレッシャーになることも考えられる。障害なども一抹の不安もないわけではない。そこで当欄では、今回はセンゴクの同僚馬で、実績はno.1のオレノココロの方を本命にした。主戦が重なる鈴木恵介騎手がこちらを選択。本番はもちろんばんえい記念だろうが1か月先でもあるし、過去2回優勝しているこのレースもしっかり勝ちに行くとみる。帯広は最近馬場が重めの傾向があり、少頭数でもあるのでペースも落ち着きそうだ。相手には牝馬キサラキクを推してみたい。相変わらず気まぐれで障害に注文はつくが、力が劣る訳ではない。ヒロインズカップにようやく勝利、前走は軽量のスピードスター賞に出走して勢いを付けてきた。障害を早めに越えれてくれば。そして、センゴクエースは単穴扱いとした。流れに乗って障害をうまく越えれば圧勝も考えられるが、ここはトップ馬が並ぶ重賞。800kgを越える荷物もグランプリ以来だがまだ実績がなく不安点は残る。さらに今年のグランプリ馬ニュータカラコマも着実な走りがモットー、今回は適鞍で怖い存在。しかし追い比べになったときに最後の詰めが厳しいときがある。コウシュハウンカイは最も安定した力がありまず崩れることは考えにくいが、今回は大きなハンデでさすがに厳しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今回は少頭数で頭数をいかに絞り込むかがポイント。しかし出走馬は実力馬揃いで甲乙付けがたく意外に難しい。本来ならこのあたりで負け分を少しでも取り戻したいところだがこのレースでは難しいだろう。コウシュハは逆にワイド狙いで。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   5,3,2→5,3,2→5,3,2,1 合計12通り 各300円
  応援馬券(単+複)3 各300円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 4=5,3,2,1 合計4点 各200円
  合計5,000円で勝負! (残高37,210円-5,000円=32,210円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年2月13日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回黒ユリ賞(2/11)

ばんえい重賞レース回顧
第43回黒ユリ賞(BG2)-2018年2月11日-10R 200m直 晴 2.2%
  1着○(7)ミスタカシマ(鈴木恵)1分58秒9
  2着 (9)アフロディーテ
  3着▲(3)サンシルクラポピー
単勝 7 190円 馬単 7-9 4,610円 三連単 7-9-3 22,890円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け3馬牝馬の重賞、第43回黒ユリ賞は1番人気ミスタカシマが障害を先頭で越えてから他馬の追随を許さず快勝。ナナカマド賞に続く重賞2勝目。鈴木恵介騎手はこのレース4勝で重賞通算65勝。
  帯広は前日、当日と小雪が降ったものの気温がそこそこ高く、ロータリーハローでの整備もされて、全体的に時計のかかる馬場であった。
  レースは序盤ほぼ横一線で、各馬小刻みに息を入れながら進む。そこから意識的に前に行ったのが最内枠のジェイフラワー、先行すると思われたサトクィーンはやや押さえ気味。しかし少しずつ前へ。そして1番人気ミスタカシマも1,2障害中間あたりから前をうかがい、隣のクイーンドリーマーあたりがこれについて行った。そのままの態勢で第2障害手前へ、ここまで丁度60秒くらい。各馬じっくり溜めて全馬が一斉に横一線に揃ったところで、最も先に障害を仕掛けたのがジェイフラワー。一歩一歩踏みしめて障害を止まることなく越える。しかしすぐに続いて障害に挑んだミスタカシマがこれを軽々と越え、勢いに乗って先頭へ、ジェイフラワーも食らいつき2番手、続いて仕掛けたサトクィーンがなんとか障害をクリアし3番手で追う。同時に仕掛けたクイーンドリーマーは障害の天板で止まった。その間にサンシルクラポピー、プランセス、アフロディーテが障害を越えサトクィーンに迫っていく形となった。先頭はミスタカシマがどんどんリードを広げる。追っていたジェイフラワーも残り30mで一杯になって、代わって2番人気のプランセスが追うが伸びない。むしろ並んで追ってきたアフロディーテの脚色が良い。しかしミスタカシマはこれらを尻目に最後までほとんど緩むことなくゴールを駆け抜けていった。そしてしっかり前を追っていた9番人気のアフロディーテが5秒差で2着を確保。3着争いはジェイフラワー、プランセスと苦しくなって、その後ろから付いてきていた3番人気サンシルクラポピーが、直前で立ち止まって後方から一気に追ってきたウィナーサラに迫られながらもなんとか3着に粘った。2番人気プランセスは失速し6着に終わった。

  ミスタカシマ(1着):この馬の持てる最大の力を発揮して、結果的には強さを見せつける形になった。障害も軽やかに越えて完璧なレースであった。ペースが落ち着いたこともこの馬にとってじっくり構えられる態勢ができたということだろう。決して大きくない馬だがレースセンスの良さを感じる。この時点で重賞2勝は牡馬も含めて世代ランクトップに躍り出た。この後だが、常道ならイレネー記念で変則三冠を目指すことになるだろうが、ここは、鈴木恵介騎手がオレワチャンピオンという馬の主戦、槻舘調教師はジェイコマンダーなどの馬も管理しており、このあたりとの兼ね合いを見ながら出否を決めることになるだろう。他のレースはハンデ的に厳しいレースが多く、ぜひイレネーには出てほしいところだが。
  アフロディーテ(2着):ここにきて素質開花。前半は無理せず自分のペースで行ったところあまり力を使わずに障害手前まで取り付けたことが大きかったか。障害を上手く捌き直線でしっかり走りきった。これでもまだ成長途上、今後さらに力を付けてくればかなりのものになる予感だ。これでイレネー記念の出走権をほぼ手中にしたが、果敢にチャレンジしに行くかどうか。もつれる展開になれば見せ場も。
  サンシルクラポピー(3着):直線でじわじわ伸びてくるような走りと粘り、この馬の持てる力は十分出して馬券圏内に食い込んだが、勝ち馬にはやはり力負けのイメージは否めない。しかし重賞レベルでも勝ち負けに持ち込める力のあるところは見せた。この馬もこれからというイメージで伸びしろに期待。次の狙いは年度末の世代牝馬戦の福寿草特別か。
  ウィナーサラ(4着):最後の直線では相当離れたところからの強烈な追い込みで3着までわずかに迫った。それだけにレース全体としては脚を持て余してもったいない印象だ。やはり大外枠で走りにくかったか。ただ今回のような切れ味も見せられたことは収穫。力のいる馬場ならこの馬の出番だ。次はひとまず福寿草特別をめざすか。
  センリョウバコ(5着):前半から無理せず自分の走りに徹したことが最後の追い込みにつながった。崩れが少なくどんな相手でも対応できるのは強み。障害も上手かった。自己条件に戻って勝ち負けの経験を積んでいきたい。
  その他では、2番人気プランセス(6着)は案外であった。前半もあまり行き脚が良くなく、最後の直線も一杯になっていた。若干ソラを使いながら走っている様子もありこの馬の持てる力の半分も出せていない感じであった。実戦を積んで立て直していきたいところ。ジェイフラワー(7着)は序盤から積極的に攻めて行ったが、馬場がこの馬向きではなかったか。サトクィーン(8着)は逆に前に行ききれなかったのが力を出せなかった原因か。敗れたそれぞれの馬は課題を修正すれば立て直しは可能だろう。

はむ!の予想結果
  ミスタカシマかプランセスかというところで、当欄ではプランセスの方を取ったのでそれが来なければ負け、これは仕方ない。ワイドの方がアフロディーテ絡みを入れていたので、久しぶりのヒット。トータルとしては負けだが、ワイドを続けたかいがあったというもの。ただ印を打ってないだけに来ても恥ずかしい。したがって今回は外れ扱いとします。本線とワイドは分けて考えた方がいいのかも。
  今回収支 -2,280 (配当)3,020 (投入)5,300
  今年度累計 -62,790 (今年度残高37,210) (2/11現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後、2月25日(日)、今シーズンの重賞勝ち馬による一戦、チャンピオンカップ(BG2)です。その後3週重賞が続きます。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年2月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2018】第43回黒ユリ賞(2/11)

  今週は3週ぶりの重賞、黒ユリ賞です。明け3歳牝馬の一戦、毎年ここで「JRAで言えば桜花賞と阪神ジュベナイルフィリーズを足して2で割った位置づけ」と紹介しているレースです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回黒ユリ賞(BG2)
(2018年2月11日(日)18:10発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ジェイフラワー 牝3 640 西謙一 平田義 栗毛 差
父ミスタートカチ
  カイセリュウキ 牝3 640 長澤幸 西弘美 鹿毛 追
父ハマナカキング
サンシルクラポピー 牝3 640 村上章 鈴木邦 栗毛 差
父ハマナカキング
サトクィーン 牝3 640 阿部武 大友人 青毛 逃
父ニシキダイジン
  センリョウバコ 牝3 640 菊池一 大橋和 鹿毛 先
父ヤマノミント
  クイーンドリーマー 牝3 640 西将太 今井茂 栗毛 先
父キタノドリーマー
ミスタカシマ 牝3 640 鈴木恵 槻舘重 栗毛 差
父ウンカイ
プランセス 牝3 640 赤塚健 久田守 青毛 先
父キングファラオ
  アフロディーテ 牝3 640 藤本匠 大橋和 栗毛 差
父ニシキダイジン
10 ウィナーサラ 牝3 640 藤野俊 西康幸 栗毛 差
父トカチタカラ
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえい明け3歳牝馬の重賞・黒ユリ賞。数少ない牝馬重賞の一つ、BG2にランクされ、将来性を見据えた重要度の高い一戦。勝ち馬には、ハイトップレディ、サダエリコ、フクイズミそして現役のキサラキクなど蒼々たる馬が並んでおり、まさに名牝への登竜門といえる。この世代のこの時期はまだ各馬の力量差がはっきりしていないため混戦になることが多い。しかし定量戦なのでその時点での実力差がそのまま出るレースと言って良い。過去10年で1番人気は(4,2,2,2)とまずまず好成績で、3番人気以内が8勝している。つまり力上位の馬はそれなりの成績を上げている。一方、このレースはそれまでの出走権争いが熾烈で、そこを勝ち上がってきた馬が好走することも多い。昨年のキタノキセキのように9番人気からでも突っ込んだり、人気薄がしばしば上位に食い込んできて、ヒモ穴で意外に高配当になることがある。また、黒ユリ賞がこの時期に開催されるようになってからの7年で牝馬同士の特別戦「白菊賞」「いちい賞」の勝ち馬はこのレースに1頭も連対していないという不思議なデータもある。その時点で好調な馬を買うというのがセオリーだろう。
  今回はなんといっても、ナナカマド賞を牡馬勢を一蹴して優勝したミスタカシマに注目。一方、ミスタカシマとの対戦を極力避けつつ、最上位クラスで勝ち星を重ねるプランセスが、ガチンコ勝負に挑む。まさに雌雄を決するレース。しかし他にも全体的にこの世代は牝馬のレベルが高く、ランク下位の馬でもまだ潜在能力を秘めている馬が多くおり、今後に向けても注目のレースだ。

各馬寸評:
 1 ジェイフラワー:3歳牝馬ランク4位。早いうちから活躍し、重賞はナナカマド賞に出走(7着)、特別戦でも好走。切れ味の良さがこの馬の長所。特に軽馬場ならスピードに乗って駆け抜ける。但し障害はあまり得意ではない。勝ち負けがはっきりしている。接戦にもつれ込めば勝負強さを発揮。
 2 カイセリュウキ:3歳牝馬ランク8位。激しい出走権争いの中、ひと開催前Bクラスのレースで勝利し最後のチャンスをものにして駒を進めてきた。強い相手との対戦もなく重賞も特別戦も初出走。未知の魅力はある。どちらかというと前半控えて切れ味で勝負するタイプ。障害もまずまずこなせる。
 3 サンシルクラポピー:3歳牝馬ランク5位。デビュー時は華奢だったが、レースを使うたびに成長。特別戦は白菊賞、いちい賞共に出走しているが目立った戦績はない。走りの型が固まっていないのか前に行くときもあれば控える時もある。障害はまずまず。人気薄の時に突っ込んでくることがしばしば。
 4 サトクィーン:3歳牝馬ランク6位。いちい賞で粘りの2着、十勝産駒特別では強力な相手が揃う中、差のない4着に粘っている。この馬は出足が良くハナを切っていくことも多い。あとは最後の直線でどこまで粘れるかというところ。成績だけ見ると目立った印象はないが、必ず見せ場は作っている。
 5 センリョウバコ:3歳牝馬ランク9位。特に目立った成績はないが、4着に入った北央産駒特別ではいずれも実力上位の牡馬勢に互角の戦いを見せている。先行力と障害力で粘り込むタイプで崩れが少なく、掲示板内には入ってくることが多い。いきなりの重量加増でやや自重した前走は度外視できそう。
 6 クイーンドリーマー:3歳牝馬ランク3位。やや遅めのデビューだったが、持ち前のスピードと切れ味で勝ち星を重ねこの位置まで上がってきた。ただ1着か着外かというタイプで、障害でも膝折などのミスがしばしば見られる。若干荒削りで走りもフワフワした感じがあるが、勢いに乗れば。
 7 ミスタカシマ:3歳牝馬ランク1位。世代最初の重賞ナナカマド賞で20年ぶりの牝馬優勝を果たした。その後は十勝産駒特別で障害をミスしてYCへの出走権を取れず、また調子も崩し気味だったが、前走あたりでは馬体重も増え持ち直してきている。脚質は自在。障害も苦手ではない。
 8 プランセス:3歳牝馬ランク2位。ゆったりしたローテーションで大事に使われており、2つの重賞も出走権を持ちながら回避。メンバーとの対戦も少なく特にミスタカシマとは白菊賞の1戦のみ。その時はこの馬が差し切り勝ちしている。スピードは非凡だが弱点を含め未知の面も多い。
 9 アフロディーテ:3歳牝馬ランク10位。遅生まれということもあって、本格的に走れるようになったのは7月ごろになってから、したがって重賞も特別戦も未経験だが、力は急速につけてきている。勝負強さがあり勝った3勝はいずれも接戦をものにしている、障害はしっかり。未完の大器かも。
 10 ウィナーサラ:3歳牝馬ランク7位。能検タイム4位とメンバー中最速。ナナカマド賞10着。白菊賞、いちい賞共に3着と実績はまずまず。大型馬で力強い。その分ややズブい面もあり、力を持て余したままゴールということも多い。時計のかかる馬場でじっくり構えていければ勝機は見つかる。

まとめ:
  今年のこの世代の牝馬勢は強く、重賞ナナカマド賞ではミスタカシマが牡馬勢を一蹴して優勝するなど牡馬勢と互角に渡り合っており、今回出場する全ての馬がAクラスにランクされている。そしてその中でもミスタカシマとプランセスのランク上位2頭の力が抜けており、この2強の一騎打ちムード。この2頭の対決は昨年8月の白菊賞一度のみ。この時はプランセスが勝ったが5kg差のハンデとミスタカシマが再内枠というのがあった。今回は定量戦で重量上での差はなし。力と力の勝負になりそうだ。
  当欄でもやはり7枠に入ったこの2頭が中心となることは認めざるを得ない。そして両馬の比較だが検討材料が少なくかなり悩ましいところ。そして当欄では悩んだあげく、プランセスの方を本命にした。実績的には重賞を勝ったミスタカシマの方が上だが、とにかく対戦が少なくまだ勝負づけはすんでいない。時折出走して破ってきた相手は強く、前走は6着に沈んだもののAクラスの牡馬相手にそれほど離されたわけではなく、展開で敗れた形。非常に大事に使われているローテーション、ここに目標を絞って仕上げてきているのだろう。ただ、定量640kgの重量となり直線勝負になるとスタミナ面でどうか。第2障害の時点で前に位置したいところ。若手の赤塚騎手の思い切った騎乗に期待。
  そして全く差がなくミスタカシマ。実績的にも臨戦過程的も申し分ない。そして鞍上はトップの座に君臨し、今年も激しいリーディング争いをしている鈴木恵介騎手。このレースの過去の優勝騎手の面々を見ると、若手の名は少なく百戦錬磨の騎手が並ぶ。重賞優勝後はハンデ差もあって一息ついた感はあるが、それでも前走あたりは強い牡馬勢相手に好勝負。馬体もしっかり成長してきた。どこからでも勝負できる脚を持っており崩れは考えにくい。ただ馬券的な妙味まで加味して、この馬の方には一歩譲ってもらって対抗に持ってきた。
  さて、この2頭に割って入る馬はいるかということになると、これはかなり困難。全体的にレベルは高いもののやはり差はありそう。但し、競馬なので2頭のいずれかが障害などで大きなミスが出れば当然浮上してくる馬はいるだろう。白菊賞、いちい賞の勝ち馬がここ8年1頭も連対していないというデータもあるし、昨年のキタノキセキのように下位の馬でも潜在能力を発揮する馬もいるかもしれない。2頭に食らいつくか3着を確実に狙うかでも展開は変わってくるだろう。その中で単穴候補としてサンシルクラポピーというのが面白そうだ。鋭い切れ味のある上がり馬。人気薄でも突っ込んでくることがある。障害は若干難があるが、うまく嵌まれば。先行馬でニシキダイジンの産駒サトクィーンの出足にも注目。うまく自分のペースに持ち込めばあとは最後の粘りで前残りも。あとは重馬場のときは大型馬でしっかりした走りができるウィナーサラ、軽馬場なら一発の切れ味あるジェイフラワーあたりが気になるところ。さらに上がり馬勢からはアフロディーテの将来性にも注目したいが、現時点では少なくとも上位2頭を脅かすような存在とは考えにくく、良くて3着づけ狙いまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  自分的には、取りガミながらも的中の回数が少しずつ回復しつつあるので、少し心の余裕ができたところ。今回は2強ということもあって、絞って当てに行くか、それともどちらかがコケることを狙うか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   8→7→3,4 合計2通り 各700円
   8→7→10,1 合計2通り 各300円
   7→8→3,4 合計2通り 各500円
   7→8→10,1 合計2通り 各200円
  三連複 7=8=3,4 合計2通り 各200円
   8,7→3,4→8,7,3,4 合計8通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 9=8,7,3,4 4=8,7,3 合計7点 各100円
  合計5,300円で勝負! (残高39,490円-5,300円=34,190円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年1月23日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第28回ヒロインズカップ(1/20)

ばんえい重賞レース回顧
第28回ヒロインズカップ(BG2)-2018年1月21日-10R 200m直 晴 1.4%
  1着◎(6)キサラキク(阿部武)2分16秒9
  2着▲(1)アアモンドセブン
  3着○(8)セイコークイン
単勝 6 160円 馬単 6-1 560円 三連単 6-1-8 1,630円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬牝馬の女王決定戦、第28回ヒロインズカップは1番人気キサラキクが障害トップ抜けから他馬を引き離して圧勝。名実とともに現役最強牝馬となった。重賞は昨年度のドリームエイジカップ以来5勝。阿部武臣騎手は重賞通算15勝目。
  帯広は前日小雪があったものの基本的には乾燥した冬晴れが続き、ロータリーハローもかけられて馬場はかなり力のいる状態であった。
  レースは、スタート直後にメムロコマチが出遅れて後方から、その他の馬もややばらつき気味。第1障害を越えたあたりから先行馬のファイトガールが、そして有力馬のキサラキク、アアモンドセブン、セイコークインといったところが前に行く展開、各馬小刻みに息を入れながらゆったりしたペースで進む。第2障害手前に先に到着したのはセイコークイン、そしてキサラキク、ファイトガール、アアモンドセブンと続く。ここまで70秒の遅めのペース。各馬じっくり溜めてから、第2障害に最初に仕掛けたのがセイコークイン。しかし2,3歩行って山の中腹でストップ。続いてキサラキクが障害に挑戦。力強く踏み込みひと腰で越え先頭へ。次に内からフェアリードール、アアモンドセブンとキサラキクを重賞で下したことのある2頭が続き障害を越えて前を追うが、今回はキサラキクの勢いが違う。ぐんぐん引き離して差は広がる一方。2番手以降の馬たちの方が厳しくなり後に障害を降りてきたヒカルナナヒメ、コウシュハサマーらと団子状態。キサラキクはトップハンデもなんのその、最後まで勢いが衰えずそのままゴール板を駆け抜けた。圧勝だった。2番手争いは各馬苦しむところ止まらずに歩ききったアアモンドセブンが抜け出し2着入線。連覇は逃したが2番人気に応えた。そして後方で障害に苦しんでいたセイコークインが追い込んで3着に入った。

  キサラキク(1着):序盤から先行して主導権を握り、障害は勢いよくひと腰で越えしかもトップ抜け、最後までスピードが緩まずと、全く非の打ち所がない圧勝。トップハンデも問題なく、力の差を見せつけた。懸念された気難しい部分も全く見られなかった。こんな強い勝ち方ができるのだから、牡馬相手でも十分戦えるはずなのだが・・・。次の狙いは、今回勝って出走権を得たチャンピオンカップあたりか。ファンとしては牡馬勢に一泡吹かせて、そして名牝への道を進んでもらいたいところ。それだけの力はある馬だ。
  アアモンドセブン(2着):この馬のレースはしっかりできていた。序盤出遅れることもなかった。今回は勝った馬に完璧なレースをされたということで、仕方ない。2着争いの接戦もしっかり抜け出して走りきり、むしろこれだけのレースができるということで、今後も特別戦などで力を発揮していけるのではないか。
  セイコークイン(3着):なんとか悲願の重賞制覇をということで積極的に攻めて行ったが、やはり障害で手間取ってしまった。最後に見せた強烈な末脚で3着に食い込んだところを見るともったいない感もある。次の狙いは準重賞のスピードスター賞でスピード王を目指す。
  メムロコマチ(4着):スタートが遅いのはいつものことだが、今回は特にゲートの出が悪かった。それでも後方でじっくり自分のペースで前を追い、障害もひと腰、最後は4着まで食い込んだ。この馬はこれで引退とのこと。個性的でファンの多い馬だった。
  コウシュハサマー(5着):4歳馬で厳しい条件だったが、障害をしっかり越えて見せ場を作ることはできた。重賞を勝ってきただけの力は十分見せられたのではないか。今後さらに力を付けていければ面白い存在になりそう。次の狙いは3月のポプラ賞か。
  その他ではフェアリードール(6着)も実力馬の一頭としてしっかりついて行ったがキレが地味なので伸びきれなかった。ヒカルナナヒメ(7着)も同様なことが言えるがこちらは将来の伸びしろに期待。ファイトガール(8着)は序盤からこの馬らしい積極さが見られなかった。

はむ!の予想結果
  キサラキク見事な勝利だったし、予想的にも◎▲○で見事なクリーンヒットと思いきや配当が安くやっぱり取りガミ。追い込んできたメムロコマチでも3着に入ってくれればワイドも含めてもう少しついたんだけど。きまぐれキサラキクだけに絞り込むのは難しいところだけどやはり強い馬だしもう少し厚めに買っておきたかった。ま、ゼロよりかはまし。しかしもう少しマイナス取り返したいんだけど。
  今回収支 -740 (配当)4,860 (投入)5,600
  今年度累計 -60,510 (今年度残高39,490) (1/21現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は3週間後になります。2月11日(日)明け3歳牝馬の戦い、黒ユリ賞(BG2)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。