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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年11月13日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回クインカップ(11/11)

ばんえい重賞レース回顧
第43回クインカップ(BG3)-2018年11月11日-10R 200m直 曇 1.9%
  1着◎(9)メヂカラ(工藤篤) 1分59秒9
  2着注(4)キタノサカエヒメ
  3着○(2)フェアリースズ
   単勝 9 490円(4番人気) 馬複 4-9 1,020円 三連単 9-4-2 4,450円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳牝馬の重賞、第43回クインカップは、4番人気のメヂカラが、大外枠で障害5番手から差し切って勝ち、重賞初制覇。工藤篤騎手はこのレース初勝利、先週のばんえい菊花賞に続き2週続きの重賞制覇で通算6勝目。父トウリュウの産駒としても初の重賞獲得となった。

レース振り返り
  この日の帯広は金曜日から土曜日にかけて降った雨で湿り気は残っていたものの、ロードヒーティングが使用開始、ロータリーハローもかけられ、フカフカして、やや時計のかかる馬場であった。
  ばんえいオークス馬で今回賞金最上位だったナカゼンガキタが直前で故障し回避し、人気が割れる形になった。レースは、スタートからほぼ平均ペース。まず第1障害からマツノビューティが勢いよく飛び出し、先頭に出てレースを引っ張る展開。その他の各馬はそれぞれがペースを測りながら進み、その中で1番人気フェアリースズが前について行く。1,2障害の中間からはキタノサカエヒメ、イズミクィーンあたりが刻みながら少しずつ前に近づく。一歩遅れて2番人気シンエイボブらが続き、メヂカラはこの時点ではさらにその後方にいた。第2障害手前にはマツノビューティがリードをキープしながら先頭で到着、ここまで63秒とゆったりしたペースに落ち着く。程なくフェアリースズが到着し、一歩遅れてキタノサカエヒメ、イズミクィーンそしてシンエイボブが相次いで到着。各馬じっくり溜めたあと、マツノビューティが先に障害を仕掛け、フェアリースズも続く。さらにキタノサカエヒメとシンエイボブも続いて挑戦。最初に仕掛けたマツノビューティは障害をスムーズに登り、勢いを付けて障害を駆け下り先頭へ、フェアリースズもひと腰でしっかり越え前を追う。続くキタノサカエヒメがひと腰かかる間にシンエイボブがグイッと踏み込み3番手で障害を越え、キタノサカエヒメが4番手で追う。その後、溜めにためていたイズミクィーンが仕掛けるがこちらは坂の中腹でストップ、その間に後ろから来た大外のメヂカラが力を込めて障害をひと腰でクリアし5番手で障害を降りた。先頭争いはマツノビューティにフェアリースズら後続が迫り、残り30m手前あたりではほぼ横一線。そこに後方からものすごい脚色でメヂカラが近づいてくる。先頭集団はまずマツノビューティが詰まり、その間に集団で脚色の良かったキタノサカエヒメが一旦前に出たかと思われたが、まもなく大外からメヂカラが迫り、残り20mで並びかけることなくそのまま抜き去って先頭へ、あとはそのままの勢いでゴールまで駆け抜けた。最後は3馬身ほどの差をつけ快勝だった。キタノサカエヒメがそのままの態勢で2着に入った。3着争いはシンエイボブが一杯になり残り10mでストップ。その間にフェアリースズが抜け出すがこちらも脚色が厳しく、立て直したマツノビューティが再度迫り、ゴール板を並んで通過した。写真判定の結果、フェアリースズがわずかの差で3着に残った。シンエイボブはその後もゴール直前でストップし最後は7着に終わった。
次走へのメモ
メヂカラ(1着):このレースは追い込みが決まることが多いことは当欄でも予想の際に述べていたが、その傾向を裏付ける形になった。鮮やかな差し脚を見せ印象に残る勝ち方であった。有力馬が内枠に集まり、大外枠といえども、外側が開いて、課題のあった障害にも楽に挑めたことが、最後の直線の切れにつながったともいえる。今回賞金クラスがB2からA2に2ランクアップ。相手は強くなるが、実力馬たちにとってもこの馬の切れ味は脅威になるだろう。天馬賞やヒロインズカップなどBG1級の重賞に出走できるチャンスもあり、是非挑戦してもらいたいところ。
キタノサカエヒメ(2着):先行馬をマークしながら前につけ、最後の直線は切れ味で前に出るというこの馬の型どおりのレースで、持てる力は十二分に発揮できたと言える。強いて言えば障害でもう一歩だったことが悔やまれるか。いずれにせよ、今回は勝ったメヂカラの切れ味が嵌まる流れだったということで、2着は力負けではない。クラスはB1に上がるがしっかり流れに乗れれば十分戦えそう。
フェアリースズ(3着):最終的には1番人気に推され期待された。この馬自身の走りはスムーズだったが、今回は差しが決まる馬場状態と展開であったということだろう。先行力と障害力はこの馬の持ち味で、今後の自己条件戦でも十分戦えるだろう。現時点で、ヒロインズカップの出走権のボーダー上にあるので、出走いかんに関わらず勝って賞金を積み上げておきたい。
マツノビューティ(4着):もともと鋭い出足とスピードの持ち主であったところ、ベテラン藤野騎手がこの馬の持ち味を生かし積極果敢に前に行き他馬を引っ張るような展開に持ち込んだ。結果、3着争いの写真判定にまでもつれ込み、最後まで見せ場十分だった。自己条件のB3クラスでは普通に勝てるだろう。更にその上をめざしたい。
ライデンメルテイ(5着):トライアルの時は果敢に先行して障害でミスをしていたが、今回は前半から自重して、障害をしっかり上げることに専念していた。それが最後に掲示板内に粘りこむ結果となった。自分のペースで行ければ十分戦えるだけの力を見せた。自己条件で勝ち星を重ねたい。
  その他では、サカノイサムヒメ(6着)はパワー不足で前半からついて行くのが精一杯。しかし最後は伸びてきており、軽いレースになれば一変も。シンエイボブ(7着)は自分の走りはしていたが、やはり詰めの甘さの上に最後はハンデ差がのしかかった。注目のイズミクィーン(8着)はやはり障害がポイントで、今回は特に反応が悪かった。直線の脚は確かなだけに、出世の上での課題となりそう。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 +50   (配当)4,450 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 +1,050   (配当)2,450 (投入)1,400
  今年度累計 -22,310 (11/11現在)
    通常  -13,690 (配当 41,010 - 投入 54,700)
   単・ワ -8,620 (配当 11,480 - 投入 20,100)
  本命メヂカラが1着に来て今度こそスマッシュヒットと思いきや、2着に薄めにしていたキタノサカエヒメが来て、3連単がなんとか引っかかったものの、あんまり美味しい状況ではなかった。それでも当欄で久しぶりに+(プラス)という記号が書けたことは良かったと思うべきだろう。ドン底からは抜け出しつつあると思う。あとは、暮れに向けてなんとかもう少しマイナスを減らせていけるようにがんばろう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次の重賞は11月25日、馬齢選抜というばんえいならではの重賞・ドリームエイジカップです。各世代が激突、年下の馬の勢いが勝つか年上の馬が貫禄を見せるか、興味深いレースです。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。なお、その次の週にも重賞があります。

2018年11月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第43回クインカップ(11/11・帯広10R)

水を差す出来事
  先週、初めてJRAの京都競馬場で行われたJBC3競走、非常に盛り上がりました。結果に触れ始めると長くなるので省略しますが、スプリントのキタサンミカヅキなど地方馬も健闘。今回の試みは地方競馬の祭典、そして競馬のお祭りの日として普段中央競馬しかやらない人々にも一定のアピールになったのではないでしょうか。(筆者もまずまずのプラス収支で満足です。)来年は地方に戻って、こちらも初めて浦和競馬場で開催されます。今までの勢いを保っていければ良いなと思います。
  と、今回はこの程度の文章で収めようと思ったら、先週から今週にかけ地方競馬を揺るがす大きなニュースがありました。一つは11月1日に門別競馬場で行われたダートグレード競走・北海道2歳優駿で、1着2着を逆に発表し確定した誤審。そして、岩手競馬では競走馬から禁止薬物が検出、それも今年3度目で、当面岩手競馬は開催中止という衝撃的なものでした。それぞれについて、また当欄でも触れたいと思いますが、折角盛り上がってきた地方競馬に水を差す出来事です。まず徹底した真相究明はもちろん、ファンが安心して競馬を楽しめるよう事後の策もしっかりお願いしたいところです。
  それでは本来のばんえい予想の方へ。今週は3週続いた重賞のラストを飾る4歳牝馬の一戦クインカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回クインカップ(BG3)
(2018年11月11日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  サクラニシキヒメ 牝4 680 松田道 金山明 鹿毛 差
フェアリースズ 牝4 690 島津新 岩本利 栗毛 先
シンエイボブ 牝4 700 菊池一 久田守 鹿毛 差
キタノサカエヒメ 牝4 690 鈴木恵 中島敏 芦毛 先
  マツノビューティ 牝4 680 藤野俊 長部幸 鹿毛 逃
イズミクィーン 牝4 680 西謙一 小北栄 芦毛 追
  サカノイサムヒメ 牝4 690 長澤幸 服部義 鹿毛 差
  ライデンメルテイ 牝4 680 村上章 岡田定 黒鹿毛 逃
メヂカラ 牝4 690 工藤篤 西邑春 鹿毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「クインカップ」の概要と傾向
  4歳牝馬限定の重賞。ばんえい独自の出走条件のレースだが、その歴史は意外にも長く今年が43回目。過去の勝ち馬には、かつて名牝と呼ばれた蒼々たるメンバーが名前を連ねる一方、懐かしの個性派の馬の名前もちらほら見え、このレースの興味をかき立てる。過去10年間では1番人気は(6,1,0,3)となかなかのもの。2,3番人気はやや怪しいが、極端に人気薄の馬は厳しい。トライアルと位置づけられる紅バラ賞の勝ち馬がこのレースで4勝するなど成績が比較的連動している。実績よりもその時の勢いや調子がポイント。4歳牝馬は馬にとっても微妙な「年頃」というところか。牝馬重賞完全制覇したナナノチカラ(2014年)のように、牝馬同士のレースになると意地を見せる馬や、そのナナノチカラのほかユーファンタジー(2009年)やマリンチャンス(2012年)のように極端な追い込み馬が差しきり勝ちするなど個性派も多い。

今回のみどころ
  ここに出走してくるメンバーは、重賞で活躍する馬もいるが、それぞれのランクで存在感を示している。賞金ランク的には昨年のばんえい菊花賞を制したコウシュハサマーが最上位だったが登録抹消、昨年のばんえいオークス馬ナカゼンガキタも直前で回避ということで、どの馬が勝っても重賞初制覇になる。メンバーではシンエイボブが最も格上だがトップハンデ。それ以外の馬はランク的には下となっているが、勝ち星を重ねて上がって来たフェアリースズ、トライアルの紅バラ賞を勝利したメヂカラ、そして父母が名馬のイズミクィーンら勢いのある馬も多く、展開によっては下克上もあり得る。馬場の巧拙もあり天気もポイント。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サクラニシキヒメ:2歳時は最高でもCクラス。重賞はばんえいオークスのみ経験しているが最下位の10着。体も小さく力不足が目立つ。直線でも厳しく大敗も多いが、軽馬場になれば一変しスピードのあるところを見せる。成長の兆しはある。
 2 フェアリースズ:重賞はばんえいオークスのみ経験、当時は力不足だったが、その後力を付けて勝ち星を重ねた。この秋も人気薄での3連勝など勢いがある。3歳年上の姉にこのレースを勝ったフェアリードールがいる。先行力と障害力で勝負。
 3 シンエイボブ:重賞は常連で、勝利まではあと一歩だが、ばんえいオークス2着、今年の柏林賞で3着と善戦。直線の切れ味が抜群、最後で追い込むタイプではなく、好位につけて直線で抜け出すスタイル。障害は得意ではないが崩れは少ない。
 4 キタノサカエヒメ:重賞は黒ユリ賞2着、オークス3着の好成績を残している。一瞬の切れ味というより、長くしっかり走りきれる脚を持っており重馬場、高重量も歓迎。障害はあまり得意ではないが、前走で快勝するなど調子は上向いている。
 5 マツノビューティ:前走勝って最後の切符を手にした。重賞はオークスを経験(9着)。この時も最後に出走権を得るなど強運の持ち主。馬格があり、スタートの出足は一流。ハナを奪いに行くか。障害も上手だが一旦遅れるとジリ脚になる。
 6 イズミクィーン:父カネサブラック、母フクイズミというばんえいのスターを両親に持つこの馬、ついに重賞に出走できる位置にやってきた。むろん重賞初出走。前哨戦の紅バラ賞で怒濤の切れ味を見せ大器の片鱗を見せた。障害がポイント。
 7 サカノイサムヒメ:重賞は2歳時にYCと3歳時のオークスに出走。世代の特別戦を含め見せ場は作っている。元々は先行力とスピードを持っている馬だが、体が小さいこともあり揉まれると弱い面もある。障害は上手な方で流れに乗れれば。
 8 ライデンメルテイ:重賞はオークス(6着)のみ経験。出足の良さがこの馬の持ち味、先行してこそ力を発揮する。トライアルの紅バラ賞では果敢に先頭を切り見せ場を作った。障害でミスが出たが元々苦手ではない。自分のペースで行ければ。
 9 メヂカラ:重賞は黒ユリ賞3着、オークスは5着の成績。世代牝馬特別戦では2勝しており、いずれも脅威の切れ味を見せ鋭く差し切り勝ち。しかし障害は気まぐれで動かないことも。重めの馬場でペースが落ち着いた方が持ち味が生きそう。

【はむ!の見解まとめ】
  ナカゼンガキタの回避は拍子抜けだったが、改めて出走表を見ると4歳牝馬世代はこんなにも活躍馬がいたのかという印象。しかも出走馬9頭中7頭が前走勝利、残る2頭も2着と、好調の馬が揃い激しいレースが期待される。出足の素晴らしい馬や鋭い切れ味を持つ馬など、いずれも個性的な馬が並んでおり、どの馬が流れに乗って勝利につかめるのか非常に興味深い。なお、今週からコースのヒーティングのため砂障害が撤去されている上、金曜から土曜にかけてまとまった雨で軽めの馬場が想定される。
  その中で非常に迷った末、当欄では◎(9)メヂカラがトライアルの紅バラ賞で見せた鋭い切れ味が再現されることを期待し本命とした。障害でのリスクはあるものの崩れてしまうタイプではない。それ以上に多少遅れても挽回できるほど切れ味は鋭くしかも長く保てる。平坦となったゴール前にはもってこいだ。外枠に入ったが、ばんえいプリンセス賞では大外から一気に差し切ったレースもあるし、内詰めなので左側のレーンが開いて余裕を持って走れそうだ。
  対抗には○(2)フェアリースズを持ってきた。母ハタノダイヤは次々重賞勝ち馬を産みだしている。もともと先行力と障害力がある馬だが、近走はさらに力をつけ安定性を増してきた。切れ味はあまりないものの、しっかり先頭グループをキープして抜け出すようなレースができれば。メンバー中実績上位の▲(3)シンエイボブもそろそろ重賞タイトルが欲しい一頭だろう。良い面も悪い面も父のナリタボブサップを受け継いでいるイメージ。一旦抜け出せば非常に強い勝ち方をするが、一方では直線でいっぱいになるなど脆い面も。10kgのハンデもポイント。そして注目を浴びそうな△(6)イズミクィーン。まだランクは下だが当欄ではそこそこやれるとみて入着の印を打った。障害がかなり苦手だったが最近は克服しつつある。ペースが落ち着いてしっかり障害を越えられれば、親譲りの最後の追い込みを見せられそう。テン乗りの西謙一騎手がどう乗るかも注目。そして、鈴木恵介騎手がどの馬を取るか注目されたが注(4)キタノサカエヒメに乗ってきた。実績はある馬で大きいレースに強い。ここ2戦の勝ち方は強かったがそれまでは障害で苦戦続きだった。トライアルの紅バラ賞を使っておらず他の馬との力関係の比較が難しいが、評価的には押さえまでというところか。
  他では、(8)ライデンメルテイが紅バラ賞で見せた積極的なレースを再び展開し、障害を上手くクリアすれば前残りも、最後の1枚のチケットを取ってきた(5)マツノビューティの鋭いダッシュも見もの。

はむ!の馬券狙いどころ:
  最近は当たってもマイナス、いわゆる取りガミのことが多く、本気で馬券の買い方を考えなければ。と、いいつつ今のスタイルを変える気持ちも薄い。しっかりやっていればまたいずれ大きなヒットが出るだろうという気持ちだ。今回はまた難解な牝馬重賞。ただ上位馬は絞れそうなので、なんとか収支改善につながる買い方をしていきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 9,2,3,6 BOX 合計24通り 各100円
   9→2,3,6,4=2,3,6,4 合計12通り 各100円
  枠複 8=2,3,6 2=3 合計4通り 各200円
 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 9 500円 6 100円 複勝 5 100円 
  ワイド 6=9,2,3,8 8=9,2,3 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年11月6日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回ばんえい菊花賞(11/4)

ばんえい重賞レース回顧
第43回ばんえい菊花賞(BG2)-2018年11月4日-10R 200m直 晴 1.2%
  1着◎(5)ミスタカシマ(工藤篤) 1分55秒2
  2着○(7)アアモンドグンシン
  3着△(2)コウシュハレガシー
   単勝 5 190円(1番人気) 馬複 5-7 240円 三連単 5-7-2 1,650円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳重賞、3冠レースの第2弾、第43回ばんえい菊花賞は、1番人気の牝馬ミスタカシマが、第2障害を先頭で降り他馬の追随を振り切って快勝。この馬の重賞はナナカマド賞、黒ユリ賞に続き3勝目、工藤篤騎手はこのレース初勝利で、重賞は通算5勝目。このレースは昨年に続き牝馬の優勝となった。
レース振り返り
  この日の帯広は快晴、昼間は気温も上がり乾燥、ただ、馬場のコースの脚抜きは良さそうで時計はそこそこ出ていた。
  レースは前半から4,5頭がダッシュで先手を取りに行き、先頭集団と後方から追う馬がばらける展開となった。特にアアモンドグンシンとコウシュハレガシーの勢いがよく、先頭争い。続いてオレワチャンピオン、ミスタカシマと続く。徐々に各馬刻みを入れ溜めを作っていくものの、速い流れのまま第2障害へ、アアモンドグンシンがやや先行し障害手前に先着、ここまで51秒。続いてオレワチャンピオン、ミスタカシマ、コウシュハレガシーが到着した。4頭が揃ったところで、十分溜めにためた2番人気アアモンドグンシンが、最初に障害にチャレンジ、しかし7分どころでストップし次の一歩が出ない。それを見ながらミスタカシマとコウシュハレガシーが障害に挑戦、ミスタカシマは軽く引っかけながらも勢いよく障害を登りきり先頭で最後の直線へ。コウシュハレガシーも一歩遅れながらもひと腰で障害を越え、ミスタカシマに迫る。続いて障害に挑戦したオレワチャンピオンは天板でストップ、後ろから来てひと腰で障害をさばいたキタノユウジロウやミノルシンザンとほぼ同時に障害を降りた。アアモンドグンシンはさらにそれらに遅れて障害を越え巻き返しを図った。そのころ先頭は残り30mあたりまで進み、ミスタカシマにコウシュハレガシーが激しく迫る展開となっていたが、並びかけるまでが精一杯。残り20mあたりからはミスタカシマが徐々に引き離していく。最後スピードは緩んできたものの後続がついて来れず、最後は2馬身半ほど離して先頭でゴールを駆け抜けた。2番手を走っていたコウシュハレガシーはさらに厳しくなり、後ろから立て直して激しく追ってきたアアモンドグンシンやキタノユウジロウに迫られ、最後はアアモンドグンシンがもうひと伸びして2着、かわされたコウシュハレガシーはキタノユウジロウにも迫られたがなんとか押さえて3着に入った。上位3頭は1,2,3番人気の順で堅い決着となった。

次走へのメモ
ミスタカシマ(1着):障害力はこの馬の武器とも言える。ややオーバーペース気味とも思える速い展開だったが、しっかり障害を越えて、それも余力を残して、最後までしっかり走りきった。強い馬を立て続けに出している槻舘厩舎ということで仕上がりも万全だったのだろう。まだまだ成長の余地もありそうで、今後が楽しみだ。次の狙いは、12月初めに行われるBG1ばんえいオークス。ライバルとなりそうな馬がほとんど見当たらず、余程のことがない限り勝つ可能性が高そうだ。さらにはダービーとのW制覇も視野に入れる。
アアモンドグンシン(2着):良い感じで先行したが障害で力が入らなかった。この馬は障害がポイントと言われていたが、その懸念されたことが出た形。それでも崩れなかったのが最後の鋭い追い込みにつながった。最後の直線の脚色を見ると、かなりの力を感じる。前半若干出遅れても逆転可能で、逃げ一辺倒より脚質に幅をきかせることが可能だろう。次の狙いは当然暮れのばんえいダービー、ハンデ面での有利を生かしたい。
コウシュハレガシー(3着):この馬としては完璧なレースであった。しっかり先行馬について行き、前走で失敗した障害も今回はじっくり対応しひと腰で越え、直線での切れ味も見せて勝ち馬に追いすがった。最後はさすがに一杯になって後続にも追いつかれたが、見せ場を十分出せた走りであった。次の狙いのダービーでも展開が向けばチャンスが巡ってくるだろう。
キタノユウジロウ(4着):レースでは好位につけ、障害もひと腰で越えたが、いかんせん序盤のペースが速く前に行った馬とは離されすぎていた。自慢の切れ味もやや不発気味。逆に後ろの馬に差し返される形になった。しかし障害での対応は収穫。常に上位で戦える力は見せたといえる。
ミノルシンザン(5着):序盤は中団あたりにいて目立たなかったが、障害をひと腰で越えられたのが、最後の粘りにつながった。上位争いに食い込むにはまだ課題はありそうだが、今後も戦っていける自信はついたのではないか。ダービー出走権もほぼ手中にしたか。
  その他では、ジェイコマンダー(6着)は5着にも相当離れての入線。序盤から展開が厳しかったようだ。そして、重賞勝ち経験のあるオレワチャンピオン(9着)は馬体は再上昇傾向だったが、先行馬が障害に手間取っては勝ち目はなかった。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -1,290   (配当)3,110 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -250    (配当)950 (投入)1,200
  今年度累計 -23,410 (11/4現在)
    通常  -13,740 (配当 36,560 - 投入 50,300)
   単・ワ  -9,670 (配当 9,030 - 投入 18,700)
  さすがの女傑ミスタカシマが勝って、当欄も◎にした馬が久しぶりに1着に来たものの単勝1番人気で1倍台、2着、3着も結局人気どおり。◎○△なら三連単もう1枚くらい買っておけなかったものかと後悔しきり。でも、ま、的中したので、なんとか良い方向には行っているのではないかと思おう。それと、同日に行われたJRAのJBC3競走は珍しく3レースとも何らかの形で一応的中、特にスプリントでまずまずの配当の3連単が当たったので、気分的には楽になっている。来週も重賞あるので勢いをつけて行こう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次は、11月11日、3週連続の重賞の3つめ、4歳牝馬の重賞・クインカップです。好調馬が多く激しいレースが期待されます。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年11月4日日曜日

【はむ!と一緒に競馬予想2018】JBC2018・3競走(京都・11/4)

はむ!のJBC2018-JpnIの予想
  ばんえい競馬予想中心の当欄ですが、なんだかんだ言って地方競馬の祭典JBCの予想は2012年からやっており今年で7年目になります。そして今年のJBCの舞台は初めてJRAの京都競馬場で行われます。JRAのレースですから、出走馬もJRAの馬が中心ですが、各レースに地方馬も出走しますので、応援してまいりましょう。馬券は、楽天競馬やオッズパークなどの地方競馬のシステムでは買えませんが、JRAのネット投票で買うことができますし、JRAの競馬場やWINSなどで買えます。普段はJRAしかやらないという人にもJBCを堪能してもらい、そして地方競馬にも目を向けて欲しいです。さらにその日の夜には地方競馬の一員であるばんえい競馬の重賞・ばんえい菊花賞がありますので(別掲で予想を書いています)一緒に楽しんでいければと思います。それでは簡単ですがJBC3レースを予想します。

2018年11月4日-京都10R 第18回 JBCスプリントJpnI(15:00発走・ダ1200m)
【はむ!の予想印】
◎ (6)グレイスフルリープ(J)
○ (5)マテラスカイ(J)
▲ (13)レッツゴードンキ(J)
△ (4)キタサンミカヅキ(船橋)
注 (2)ニシケンモノノフ(J)
注 (14)モーニン(J)
地方応援:(10)ノブワイルド(浦和)、(11)アンサンブルライフ(浦和)、(12)ラブバレット(岩手)
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  3枠2頭を狙う。内枠でより好位置につけられそうな8歳馬(6)グレイスフルリープ、京都の1200も実績はある。
はむ!の馬券狙いどころ:
馬連 6,5,13=6,5,13,4,2,14 12通り
枠連 3=3,3=7,2=3 3通り
3連複 6=5,13,4,2,14 10通り
3連単 6,5→6,5,13→6,5,13,4,2,14 16通り
単+複 4
複 10,11,12

2018年11月4日-京都11R 第18回 JBCクラシックJpnI(15:40発走・ダ1900m)
【はむ!の予想印】
◎ (14)オメガパフューム(J)
○ (12)アポロケンタッキー(J)
▲ (8)ケイティブレイブ(J)
△ (7)サウンドトゥルー(J)
注 (16)クリソライト(J)
注 (9)ノンコノユメ(J)
地方応援:(3)シュテルングランツ(浦和)、(11)カツゲキキトキト(愛知)、(2)タガノゴールド(兵庫)
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  勢いのある3歳馬(14)オメガパフューム底を見せていない強み。この世代は強い。最後の1ハロンでの勝負根性もありそう。
はむ!の馬券狙いどころ:
馬連 14,12,8=14,12,8,7,16,9
14=4,1 14通り
枠連 6=7,4=7,4=6 3通り
3連複 14=12,8,7,16,9 10通り
3連単 14→12,8,7,16→12,8,7,16,9 20通り
複 3,11,2

2018年11月4日-京都12R 第8回 JBCレディスクラシックJpnI(16:25発走・ダ1800m)
【はむ!の予想印】
◎ (10)プリンシアコメータ(J)
○ (4)ラビットラン(J)
▲ (16)アンジュデジール(J)
△ (11)リエノテソーロ(J)
注 (7)カワキタエンカ(J)
注 (12)ブランシェクール(大井)
地方応援:(5)ラインハート(大井)、(6)ジュエルクイーン(大井)、(14)ディアマルコ(高知)
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  舞台は違うものの昨年このレース2着(10)プリンシアコメータ。前走レディースプレリュードで勢いを付け調子は上がってきているようだ。
はむ!の馬券狙いどころ:
馬連 10,4=10,4,16,11,7,12,1,3 12通り
枠連 2=5,5=6,2=6 3通り
3連複 10=4,16,11,7,12 10通り
3連単 10,4→10,4,16,11→10,4,16,11,7,12 24通り
複 5,6,14

  中継はグリーンチャンネルはもちろん。スプリントとクラシックは地上波のフジTV系で競馬中継があれば見ることができます。時間遅れならJRAホームページでも見れます。筆者はグリーンチャンネルで応援します。馬券は
  毎年のことですが、当欄はばんえい中心のブログなので、レース回顧は基本的に行いません。ただ、当日夜はばんえい菊花賞(BG2)がありますので、そちらのレース回顧と共に簡単にJBC3レースの馬券結果などに触れたいと思います。

2018年11月3日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第43回ばんえい菊花賞(11/4・帯広10R)

競馬の祭典(中央、海外そして地方)
  秋競馬が盛り上がってきています。JRAでは先々週が菊花賞、そして先週に天皇賞(秋)が行われ(レイデオロが強い勝ち方でした)、今後も暮れにかけてG1レースが続き、一層盛り上がりそうです。海外では11月2日から3日にかけて2日間にわたりアメリカのブリーダーズカップ(BC)が開かれ、なんとG1が13レースも組まれています。まさにお祭りです。日本での馬券発売はありませんが、BCターフには凱旋門賞連覇のエネイブルが登場注目されます。日本時間では4日の早朝になるので興味のある方には注目です。そして、日本ではそのBCを模して実施されるようになったダートグレード競走の祭典JBC3競走が行われます。今年で18回目ですからそれなりに歴史を積み重ねてきました。そして、地方競馬のお祭りではありますが、今年は京都競馬場においてJRAのレースとして行われます。JRAにとっても1日G1(厳密にはJpn1)が3レースも行われるのは初めてのことです。もちろん地方馬も参戦。当欄では毎年JBCの簡単な予想をやっており、今年もチャレンジしたいと思います。当欄で4日(日)朝までにはアップしたいと思いますので、お楽しみに。
そしてばんえいの方も重賞レースが続いています。今週は3歳クラシック第2弾のばんえい菊花賞です。早速こちらの方の予想にいきたいと思います。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回ばんえい菊花賞(BG2)
(2018年11月4日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  オレワチャンピオン 牡3 710 鈴木恵 中島敏 栗毛 先
コウシュハレガシー 牡3 700 西謙一 平田義 栗毛 先
ミノルシンザン 牡3 690 島津新 大友人 鹿毛 差
  フナノダイヤモンド 牡3 690 藤野俊 松井浩 栗毛 追
ミスタカシマ 牝3 690 工藤篤 槻舘重 栗毛 先
キタノユウジロウ 牡3 700 松田道 村上慎 栗毛 差
アアモンドグンシン セン3 710 阿部武 小林長 鹿毛 逃
  ジェイコマンダー 牡3 700 西将太 槻舘重 青毛 差
  マツノタイガー 牡3 690 村上章 小北栄 鹿毛 差
  10 ハマノダイマオー 牡3 700 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえい菊花賞」の概要と傾向
  ばんえいの3歳重賞、いわゆるクラシック三冠は、夏の「大賞典」、秋の「菊花賞」そして暮れの「ダービー」の順に行われ、ばんえい菊花賞はその第2弾のレースである。別定戦なので賞金ランクが上か、今シーズンに賞金を稼いでいる馬にはハンデが課せられ、これが勝負を左右することもある。第1弾のばんえい大賞典との連覇は17年間遠ざかっており、初重賞がこのレースという馬も多く、3歳のこの時期は早熟型と晩成型が交錯する微妙な時期なのかも知れない。
  過去10年の傾向を見ると1番人気は(5,0,1,4)と、ある一時期4連覇したこともあってまずまずの成績。一方、下位人気の馬でも連には絡んでくることがしばしばある。大賞典との連覇は1頭もないが、約1か月前に前哨戦として行われる秋桜賞に連対した馬が好成績を挙げる傾向にあり、実績はそこそこでもその時点で好調な馬が狙いか。1番人気が厳しい傾向に出ている大賞典に比して、菊花賞は実績や勢いで人気上位となった馬が、期待に応える走りをするといったところか。また、以前から牝馬の活躍が多いレースで、昨年は1着2着と牝馬であった。騎手成績は現役では最高でも2勝と特段このレースに強いという騎手はおらず混戦。阿部武Jはまだこのレース勝っていない。
今回のみどころ
  この世代のこれまでの重賞勝ちを見ると、ナナカマド賞と黒ユリ賞がミスタカシマ、ヤングチャンピオンシップがオレワチャンピオン、イレネー記念がカネサダイマオー、そして今シーズンに入ってばんえい大賞典がアアモンドグンシンと重賞を分け合っている。特にアアモンドグンシンは最も勢いがあり、今シーズンの世代特別戦(とかち皐月賞、とかちダービー、秋桜賞)をいずれも快勝している。今回のばんえい菊花賞では、アアモンドグンシンがその勢いを保ち三冠に向けてのステップを進むか。牝馬ミスタカシマを始め実績馬勢がこれを阻むか、あるいは新興勢力が台頭するのか。力関係に注目。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレワチャンピオン:重賞は2歳時のヤングチャンピオンシップで逃げ切り勝ちの実績がある。先行力は抜群だが、スタミナが課題で最後の直線で失速することもしばしば。馬体重が2歳時からあまり増えておらず成長力もどうか。脚質転換で新たな面を見せつつあるが。
 2 コウシュハレガシー:重賞は3着が2回、ばんえい大賞典では好位につけ、最後の直線でじわじわ伸びた。基本は切れ味で勝負する馬だが、自在の立ち回りがこの馬の持ち味。じっくり走る兄メジロゴーリキとは対照的。障害は得意だが、秋桜賞では崩れるミスがあり心配な面も。
 3 ミノルシンザン:3歳になってから急成長を遂げてきた。どんな流れでも自分のペースで走れる馬で、障害も得意。直線は切れ味よりもじわじわ上がっていくタイプで最後の粘りもある。前哨戦の秋桜賞でも障害をひと腰で越え3着に入った。他馬が厳しくなれば浮上か。
 4 フナノダイヤモンド:今シーズンに入って連勝を重ねるなど力を付けてきた。出足や障害を降りてからの切れ味はなかなかのもの。ただまだ中間などでフワフワ走るようなところがあり、しっかり走ればまだまだ伸びそう。ここ数戦は障害で苦戦しており、立て直したい。
 5 ミスタカシマ:2歳時はナナカマド賞で20年ぶりの牝馬優勝を果たした後、黒ユリ賞でも快勝。そして3歳でもはまなす賞で世代最先着の2着に入るなど、久々に強い牝馬が出てきた印象。障害もしっかりこなし、接戦にも強い。前半良いポジションを取りたいところ。
 6 キタノユウジロウ:イレネー記念2着の実績。最後に一旦先頭に立つ見せ場があった。一時期調子を崩していたが、前哨戦の秋桜賞で勝ち馬にも迫る勢いで人気薄ながら2着に入るなどここにきて巻き返しの兆し。好位置に付けて最後の直線で抜け出す理想の形に持ち込みたい。
 7 アアモンドグンシン:今シーズンに入って破竹の勢いで、三冠第1戦のばんえい大賞典を逃げ切り勝ち。その後転厩の影響もあってか一時期調子を崩したが、その後立て直し馬体も戻して、前哨戦の秋桜賞でも快勝。世代トップを行く。わずかな障害リスクがカギ。
 8 ジェイコマンダー:2歳時は勢いがあり、ナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ2着などの好成績があるが、障害の苦手意識などもあって若干伸び悩み加減。ただ成績自体は悪くなく、切れ味と粘りで掲示板内には顔を出している。軽馬場が得意。きっかけをつかめれば。
 9 マツノタイガー:回避馬が出たための繰り上がり出走。重賞出走は初で、特別戦も2歳時に釧路産駒特別にのみ出走(4着)。平均ペースで最後までコンスタントに走れるタイプで、障害もこなし大崩れは少ない。ただ出足が遅くジリ脚で見せ場のないまま終わることもある。
 10 ハマノダイマオー:世代戦では常に上位争いをしており、重賞にもしばしば顔を出しているが、目立たないまま終わってしまう。切れる脚がないので流れに乗れないとそのままジリ脚になることが多い。障害が上手で大崩れは少ないので、前半からしっかり前に付ければ。

【はむ!の見解まとめ】
  この世代、今年に入ってばんえい大賞典を勝ち、世代特別戦を全て勝っているアアモンドグンシンの勢いが目立つものの、勝った時はいずれも展開がうまくはまっている、それも実力のうちであろうが、全体としてはまだ勝負付けが終わったわけではないイメージ。今回のレースと暮れのダービーでその真価が問われるだろう。
  当欄では勝つのはアアモンドグンシンの勢いとスピードか、重賞2勝の実力牝馬ミスタカシマか、どちらかと見ている。その中でも軸として信頼できる馬として、牝馬の◎(5)ミスタカシマの方を本命にした。実績のあるウンカイ産駒で重賞2勝馬、ばんえい大賞典は回避しているため、他馬との現時点の力の比較が難しいが、常にトップハンデをもろともせずしっかり走りきっている。勝負強さも発揮。戦ってきた相手も古馬の実力馬たちで堂々と渡り合っている。世代戦ならそれ以上の走りができるのではないか。
  ○(7)アアモンドグンシンの方は、ポイントの第2障害までいかに楽に行けるか。単騎逃げに持ち込めれば理想だが。勝つチャンスも大きいが、ミスタカシマとの比較では、安定度でこちらが対抗となった。上位2頭がやや抜けていて、3番手以下が混戦とみる。単穴には▲(6)キタノユウジロウ、当欄では大賞典の時も単穴に推したが、当時は調子を崩していたようだ。今回は臨戦過程も良い。前が止まれば末脚が炸裂しそう。△(2)コウシュハレガシーも安定した走りのできる馬。秋桜賞の障害ミスが気になるが、勝ちに行ってのもの、その後立て直してきており、粘り込みは可能。その他では注(3)ミノルシンザンがランクは下位ながら前哨戦でも切れ味のあるところを見せており、一発を狙うならここか。実績馬(1)オレワチャンピオン(8)ジェイコマンダーあたりも気になるところだが今一つ決め手に欠けるところである。それぞれ秘めた力は持っており一変の可能性はあるが、絞るならこのあたりを外すしかないか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年の収支は昨年ほどではないものの、それでも負けがじわじわボディーブローのように効いてきている。そろそろこのへんで負けを減らしたいところ。
  今回は、ミスタカシマとアアモンドグンシンの2頭を軸としてなるべく絞っていきたい。あとの馬も一発狙いよりかはもともと安定した成績の馬の浮上を狙う。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 5,7→5,7,6,2,3→5,7,6,2,3 合計24通り 各100円
  三連複 5=7,6,2,3 合計6通り 各200円
  枠複 5=7,6,2 6=7 合計4通り 各200円
  合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 5 500円
  ワイド 6=5,7,2,3 3=5,7,2 合計7点 各100円
  合計 1,200円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年10月29日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回北見記念(10/28)

ばんえい重賞レース回顧
第39回北見記念(BG2)-2018年10月28日-10R 200m直 曇 2.1%
  1着○(4)コウシュハウンカイ(藤本匠) 2分08秒2
  2着注(7)オレノココロ
  3着◎(6)センゴクエース
   単勝 2 320円(2番人気) 馬複 4-7 380円 三連単 4-7-5 1,770円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞、四大記念競走第3弾の第39回北見記念は、2番人気のコウシュハウンカイが終始リードを保ち、追う各馬を振り切ってこのレース連覇。重賞は今シーズン3勝で通算10勝目。藤本匠騎手はこのレースは7勝目で通算68勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は概ね晴れたものの、前日のまとまった雨の影響で、時計の出る軽馬場だった。
  レースは、軽馬場といえども850kgを越える荷物を引っ張る高重量戦だけあって初めはゆったりしたペース。フジダイビクトリー、ホクショウディープあたりは第1障害でもやや苦戦。各馬早めの刻みを入れる中で、コウシュハウンカイが少しずつ前に出て先頭へ。オレノココロがこれを追いかけ、1,2障害の中間あたりではフジダイビクトリーも前に追いつく、センゴクエースとソウクンボーイあたりがその後方に続く。第2障害に近づくに従って、前を行くコウシュハウンカイにフジダイビクトリーらが近づき徐々にペースが速まる。障害手前にはコウシュハウンカイが先着し、フジダイビクトリーがすぐ後ろにつく、ここまで65秒。続いてオレノココロ、センゴクエースと続くが、そのころにはコウシュハウンカイが仕掛けはじめており、踏ん張りながら障害をひと腰でクリア、フジダイビクトリーの方は第2障害でストップ、二の腰が入らない。次に仕掛けたオレノココロ、センゴクエースもひと腰めはストップ。その間にコウシュハウンカイはどんどん前を進む。オレノココロがふた腰めに障害を越えて2番手、センゴクエースも一歩遅れて3番手で越えたころにはコウシュハウンカイは残り30m地点へ。10馬身ほど離れていた。フジダイビクトリーは遅れて、後から来たシンザンボーイとほぼ同時に障害を越えて、4~5番手争い。逃げるコウシュハウンカイは残り20mあたりから徐々にスピードが緩み、そこにオレノココロが激しく追って差を詰めていく。センゴクエースも2馬身差ほどで続くが脚色はオレノココロと同じ。残り10mあたりで2~3馬身差、さらにオレノココロが激しく詰めるが、コウシュハウンカイはスピードは落ちても最後までしっかり歩ききってゴールを駆け抜けた。1番人気のオレノココロは最後は1馬身差くらいまで詰めたが届かず2着。結局は強い8歳2強のワンツーで決まる形となった。センゴクエースは前を詰められるような流れにならずそのまま3着に入った。後続は大きく離れてフジダイビクトリーとシンザンボーイが4着争い。最後はフジダイが4着に粘った。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):岩見沢記念で出走取消となり、レース間隔が開いたのでいきなりの高重量戦がどうかと思われたが、心配は全く無用であった。馬体重の変動もなく体調も回復。馬場が軽くなったことに加え、絡む馬もいなくて楽に前に行けたことがこの馬向きの展開になったということだろう。障害も実に上手く、最後ゴール前で緩んでもセーフティリードがあった。次の目標だが、この馬はおそらくドリームエイジカップの出走権がないので、正月の帯広記念に絞って調整していくことになるだろう。体調さえ維持できれば勝つ確率は高い。
オレノココロ(2着):軽馬場で端枠であったが、少頭数のレースで左側が開いており、楽に好位置に付けられた。体調は完璧ではないように見えたが体重が戻ってきており、力は出せる状態であった。今回は勝ち馬の流れだったので、2着に甘んじたが今の状態からは好走と言える。今後、この馬の持ち味を発揮する時が来る。次の大きな目標は帯広記念だが、ドリームエイジカップも取りに行くか。
センゴクエース(3着):軽馬場は苦手ではないはずだし、走れる条件は揃っていたが、どうしても後手に回ってしまう。またもやこの馬が勝ちきれない流れとなった。コウシュハウンカイはともかくオレノココロに先に降りられては勝てない。障害もなんとか越えたというところで力負けのイメージ。次は連覇を狙うドリームエイジカップ。なんとしても勝ちたいところ。
フジダイビクトリー(4着):馬場的には走れる状況であったが、今回は第1障害から引っかかり、第2障害ではさらに苦戦と、障害で良いところがなかった。好調時は踏ん張って力で上がっていく力強さがあっただけに、足腰が厳しくなってきているか。衰えとは思えないが。さしあたり少し軽めのドリームエイジカップで巻き返したい。
シンザンボーイ(5着):勢いでの上位食い込みも期待したが、この馬としてはまずまずといったところだろう。切れ味を見せるにはやや荷物が重かったか。ただ後方ながら障害はしっかり越えてきており、経験値を重ねている部分は見えた。ドリームエイジカップあたりで持ち味を出せるか。
  その他では、ソウクンボーイ(6着)は序盤に前を伺うなど、なんとかしたいという工夫は見られたが流れが速くなり結局は置いて行かれる形となった。ホクショウディープ(7着)はまだこの体が戻りきってなくて、このメンバーではさすがに厳しい。経験を積んでいく段階か。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -3,060   (配当)540 (投入)3,600
  (単複・ワイド)今回 -1,700    (配当)0 (投入)1,700
  今年度累計 -21,870 (10/28現在)
    通常  -12,450 (配当 33,450 - 投入 45,900)
   単・ワ  -9,420 (配当 8,080 - 投入 17,500)
  センゴクを深追いしていることもあるが、単勝狙いをするようになってから本命がどうしても1着に来ず、そこが苦戦の要因の一つとなっている。コウシュハも○にはしていたので、本来ならコウシュハの頭も買っておきたいところだったが。オレノココロまで手は回ってなかったか。配当も安かったので悔しさはそれほどない。重賞が続くし、気持ちは次に行っている。(それが泥沼に進んでいるような・・)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  重賞は今週を含め3週連続。次は11月4日、ばんえい3歳三冠レースの第2弾・ばんえい菊花賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。また、平地競馬ですが、同じ11月4日に地方競馬の祭典、JBC3競走が、今回はJRA京都で行われます。こちらの予想も毎年やってますので、今年も簡単ですが当欄で触れられればと思います。

2018年10月27日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回北見記念(10/28・帯広10R)

名馬
  先日、JRAではアーモンドアイが秋華賞を勝ち、「牝馬三冠」を獲得しました。デビューの頃から注目はされていたものの、父は短距離で慣らしたロードカナロアということで距離などの不安もありましたが、その心配は全く無用、強さを見せつける勝ち方でした。今後は海外に挑戦するのか、国内の古馬戦線で中心的存在となるか、あるいは早めの繁殖牝馬となるか将来が注目されます。
  それにしても、筆者が(平地の)競馬を見始めたころは、過去の三冠馬といえば数えるほどしかおらず、牝馬ではメジロラモーヌ(三冠に加えトライアルも三冠という伝説的な馬)くらいのものでした。現在、歴代牝馬三冠はアーモンドアイを含め5頭(牡馬の三冠は7頭)になったということで、競馬の歴史は記録の積み重ねだということを実感するものでした。今後どんな名馬が現れるでしょうか。
  ばんえいにも、当欄でしばしば紹介しているように、三冠レースがあり、それも2歳、3歳、4歳にそれぞれ設定されています。3歳三冠は過去4頭(ハクリュウ、マルトダンサー、ウンカイ、ヨコハマボーイ)います。あれ?センゴクエースは?と思われるかも知れませんが、センゴクエースは2歳と4歳でそれぞれ三冠馬になっていますが、3歳三冠はばんえい菊花賞が除外になっており、父ウンカイに続く親子三冠は達成されていません。しかし、今後はそんな強い馬も出てくる時もあるかもしれません。またスターホースが出てくることが楽しみです。もちろんばんえいが末永く続いてこそですが、それでは今週の重賞・北見記念の予想いきます。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回北見記念(BG2)
(2018年10月28日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ホクショウディープ 牡5 850 島津新 服部義 青毛 差
  ソウクンボーイ 牡8 850 村上章 西邑春 鹿毛 追
シンザンボーイ 牡7 850 阿部武 坂本東 栗毛 差
コウシュハウンカイ 牡8 870 藤本匠 松井浩 栗毛 先
センゴクエース 牡6 860 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
フジダイビクトリー 牡10 850 西将太 中島敏 栗毛 逃
オレノココロ 牡8 870 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「北見記念」の概要と傾向
  いわゆるばんえい「4大記念競走」の第3弾。かつて存在していた北見競馬場で開催されていたが、同競馬場の廃止に伴い2007年からこれを記念して帯広で行われている。古馬オープンの一戦だが、シーズンが進むにつれ負担重量が重くなってきており、このレースの基礎重量が850kg。これに本年度の賞金加算があるため、かなりの重量を引っ張れる力が要求される。勝ち時計は2分30秒前後。それでいて季節的に馬場が軽くなることが多く、あまり構えすぎると追いつけないことがあり、ある程度ペースを作れることも重要。
   過去10年で1番人気は(1,2,3,4)と1勝のみで、オープン最上位のレースの割には荒れ気味。BG1レースとは前後2か月開いており、トップを目指す馬には調整が難しい時期というのが理由か。その上、前述の微妙な重量とハンデ差もレースを左右しており、トップハンデが6連敗中。夏のグランプリ勝ち馬も過去10年で1勝、岩見沢記念勝ち馬も2勝どまりでこれらともあまり連動していない。最近では2011~13年にギンガリュウセイが3連覇しているように、このレースに照準を合わせてきている馬が好走するようだ。牝馬は帯広開催となって以降は連対すらしておらず、そのあたりが岩見沢記念とは異なる。騎手では藤本匠騎手の6勝を始めベテラン勢が強く、若手騎手が付け入る隙がほとんどない。

今回のみどころ
  今シーズン前半は、オレノココロとコウシュハウンカイの8歳馬2強が抜きんでている状況だったが、夏・秋と時期が進んで、岩見沢記念では5歳馬マルミゴウカイが優勝、そしてかねてから大きく期待されている6歳馬センゴクエースも常に上位争い、他にも新たな若馬が古馬戦線に挑戦して見せ場を作るなどと勢力図が変わる兆しもある。今回はマルミゴウカイが不出走など7頭立てと若干さみしいが、新興勢力が台頭するか、実績馬が意地を見せるか、興味深い一戦でもある。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ホクショウディープ:長期休養から戻って、岩見沢記念にも挑戦したが、馬体重も大幅に減っておりまともには走れる状況ではなかった。かつては同じ5歳のマルミゴウカイとしのぎを削った馬。潜在能力は秘めているので、まずは馬体を回復し走れる状況に戻したい。
 2 ソウクンボーイ:花の8歳世代の一頭。かつてはオレノココロ、コウシュハウンカイよりも強い時期もあった。昨シーズンのばんえい記念で掲示板内に入った走りを見ても重い荷物が不得手ではないはず。障害も苦手だがじっくり取り組めれば、最後の末脚はメンバー随一。
 3 シンザンボーイ:グランプリでは持ち前の障害力を生かし3着に食い込んでアッと言わせた。前走もA1戦だが一頭だけ障害を抜け出し圧勝。勢いに乗っている。しかし馬体重が減り加減で、あまり使い詰めがきかないのか、休み休み使っている。力を出せる状態にはある。
 4 コウシュハウンカイ:今シーズン前半は重賞2勝と絶好調で推移、安定した力で崩れることはなかったが、グランプリでは最後で失速し4着。その後立て直してはいるが、ほぼ休みなく走り詰めで見えない疲れが出ていたか。岩見沢記念を休んで、どこまで回復しているか。
 5 センゴクエース:古馬戦線に本格参戦するようになってからも安定した成績を上げており、20戦以上掲示板を外していない。ただ、勝ちきれない面もあり、古馬重賞勝利は1勝のみで、そろそろ4大競走で勝ちたいところ。障害がポイントの馬だが、最近は崩れは少ない。
 6 フジダイビクトリー:グランプリでは力が入らず大敗し心配されたが、岩見沢記念ではしっかり巻き返し2着。まだまだ衰えたとは言わせない走りを見せている。北見記念は優勝経験もある。高重量も歓迎、前半に他馬のペースに巻き込まれず自分の走りをしていけば。
 7 オレノココロ:グランプリで完璧なレースで快勝した後、岩見沢記念ではその反動もあってかこの馬らしくない走りで障害も引っかかった。それでも4着まで巻き返すあたりはさすがの実力。現時点では暮れの大一番に向けて立て直している段階と思われどこまで力を入れるか。

【はむ!の見解まとめ】
  古馬重賞の中でも荒れる傾向のレース。BG1レースの狭間、それでいて高重量、馬場も微妙と、難しい要素が並んでおり、各陣営も狙いづらい部分があるのだろう。今年も7頭立てながら波乱の匂いもする。各馬がこのレースに対しいかに照準を合わせてきているかも見極めどころ。
  ◎(5)センゴクエースは今度こそ善戦どまりにピリオドを打ちたいところ。高重量は決して歓迎すべき材料ではないが、ペースが落ち着く分、やや苦手の障害にもしっかり対応できそう。上位は堅いところ。1番人気にはなりそうだが、他の各馬にも一長一短あるだけにやはりこの馬を中心視したい。馬場が軽ければなお良い。相手には、やはり実力馬で○(4)コウシュハウンカイを持ってきた。岩見沢記念で取消、いきなり高重量の北見記念と、臨戦過程は気になるところだが、少し休養が取れたとプラスにとらえたい。障害は安定しているので崩れはないだろう。穴的存在として▲(3)シンザンボーイがおもしろそうだ。近走は障害力と切れ味を生かし素軽い走りで上位に食い込んでいる。グランプリで3着に入った実績もあり、今回は目下リーディングの阿部武臣騎手、展開次第では台風の目になり得る。高重量になれば△(6)フジダイビクトリーも全く無視できる存在ではない。障害も勢いはないがしっかり踏みしめて越えてくる。着には入ってきそうだ。注(7)オレノココロは現時点でどこまで力が出せる状態にあるのか。実力ナンバー1の馬なので普段どおり走れれば問題ないが。障害がカギになりそう。馬券的には少し疑っていきたい。(2)ソウクンボーイは切れ味はあるが障害でついていけるか。高重量でも対応はできそうだが。(1)ホクショウディープは体調がどこまで戻っているかだが、力の差はやはりありそう。

はむ!の馬券狙いどころ:
  ナナカマド賞では予想はバッチリ、馬券はがっかりというパターン。思ったより配当が低かった。ということは結局みんなも同じような考えだったということ。あとはどこまで絞って、収支プラスに持って行けるか。
  最近、古馬重賞ではずっとセンゴクから行ってるのだが、どうも勝ちきれずすっきりしない結果になっている。今回もセンゴクから行ってみたいと思うが、7頭立てなのでいかに絞れるかがポイント。変にマルチなど買うと手広くなってしまいそうなので、三連複や馬複を絡めて、当たらなければ仕方ないくらいのつもりでいきたい。あとはワイドで拾う。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 5→4,3,6,7→4,3,6,7 合計12通り 各100円
  三連複 5=4,3,6,7 合計6通り 各200円
  馬複  5=4,3,6,7 合計4通り 各300円 合計3,600円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 5 1,000円
  ワイド 3=5,4,6,7 6=5,4,7 合計7点 各100円
  合計 1,700円で勝負!

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告します。

2018年10月17日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第41回ナナカマド賞(10/14)

ばんえい重賞レース回顧
第41回ナナカマド賞(BG3)-2018年10月14日-10R 200m直 晴 1.7%
  1着▲(2)メムロボブサップ(阿部武) 1分48秒3
  2着◎(6)ギンノダイマオー
  3着○(3)アオノブラック
   単勝 2 250円(2番人気) 馬複 2-6 190円 三連単 2-6-3 3,770円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい2歳重賞、第41回ナナカマド賞は2番人気のメムロボブサップが障害4~5番手から直線鋭い脚で差し切り勝ち。この世代の最初の重賞を制覇した。阿部武臣騎手はこのレース初制覇、重賞は通算18勝目。坂本東一調教師は2014年のばんえいダービー(ホクショウマサル)以来4年ぶりの重賞制覇となった。
レース振り返り
  帯広は土日と概ね晴れだったが、ここ1週間ほどの間に小雨が降って、馬場は適度な湿り気を含み、重すぎくも軽すぎくもなく丁度良い程度。
  レースは2歳戦らしく序盤から各馬ダッシュで第1障害を越える。先行争いは予想どおりインビクタがハナを奪いに行き、1番人気のギンノダイマオーがこれをマーク、内枠からメムロボブサップがアオノブラックとサクラユウシュンを従える形で前に行った。インビクタは積極的に先頭を進み一歩リード。その後各馬2,3度刻みを入れたものの全体的に速いペースで第2障害へ、インビクタが先頭で到着し、ギンノダイマオー、メムロボブサップら先行勢も追いつく。ここまで48秒。
  第2障害を最初に仕掛けたのもインビクタ。一歩一歩踏みしめて越えて行った。しかし程なく隣で続いていたギンノダイマオーはこれを上回る勢いで障害を駆け上がり、山を越えた時点で早くも先頭に立ち、最後の直線まで逃げ切りを図る。インビクタも迫ろうとするが脚色が同じ。後続は1歩遅れてメムロボブサップ、サクラユウシュン、アオノブラックの内枠3頭が肩を並べるように、いずれもひと腰で越え一団で前を追う。特にその中でもメムロボブサップの勢いが良く集団から抜け出そうとする。残り30m地点では先行した馬に後続の馬が追いつき5頭の先頭集団で横一線となった。その中からサクラユウシュンがやや遅れ始め、インビクタもかなり一杯になって遅れ加減。一方、メムロボブサップは加速するようにスピードを上げ、前を行くギンノダイマオーがやや緩んだところを残り10m程度で逆転。そのままゴールを駆け抜けた。ギンノダイマオーがなんとか粘り2着、3着争いは先頭集団の中からアオノブラックが抜け出してゴールした。3番人気インビクタは最後後方から追い込んできたヒメトラクイーンにもかわされ5着だった。

次走へのメモ
メムロボブサップ(1着):トップハンデをもろともせず、切れ味も抜群。最後はバテる心配もあったが、軽めの馬場も味方したのか緩むことなくゴールを駆け抜け快勝だった。勝ってみれば強い勝ち方であったが、ただ、メンバー中でも馬体が小さく、今後荷物が重くなればどうか。もちろんこの馬自身がさらに成長していけば力をつけてくるだろう。今後を見守りたい。次の狙いは当然ヤングチャンピオンシップ(YC)だが、予選の十勝産駒特別で強豪揃いの中ハンデを課せられるという大きなハードルがあり、そこをいかにクリアするか。
ギンノダイマオー(2着):満を持して障害をトップ抜けしたが、勝ち馬の勢いにしてやられた形になった。馬体重の47kg増は、成長分とはいえレース自体が久々ということもありやや動きが重く感じられた。障害自体はスムーズで安定しており、崩れは少ないように見える。今後十分逆転可能。あとは最後にもう一つ粘りが欲しいところ。こちらも十勝産駒。YCに向け予選から全力か。
アオノブラック(3着):上がり馬らしく積極的なレースを展開、見せ場を作った。障害も上手かったが、追い比べになって経験の差が出たか。それでも人気薄で3着は立派。馬体は更に充実してきておりこれからまだまだ伸びしろがありそう。YCが楽しみ。まず予選だが、この馬は釧路産駒。この馬がランクトップではあるが相手も骨っぽいのが揃っており油断はできない。
ヒメトラクイーン(4着):牝馬では最先着。持ち前の直線の切れ味は鋭いものがあっただけに、前半にもう少し詰めておきたかったところ。次の狙いの十勝産駒特別は相手が厳しくYCに向け予選通過するのも大変。ギンノダイマオーとは生産地も馬主も厩舎も同じで、この馬は早めに照準を黒ユリ賞の方に合わせるか。
インビクタ(5着):先行策で果敢にハナを奪いに行った。攻めていって見せ場を作るところはさすが鈴木恵J。しかし出走中この馬だけが馬体が減っており、やや力が入っていなかったように見える。成長途上の中ではあり得る状況だが、今後の経過に注目。YCに向けて北見産駒特別では確実に勝っておきたい。
  その他では穴人気していたサクラユウシュン(6着)は、有力どころにしっかり付いて行ったように見えたが、端枠もあってか最後で厳しくなった。展開に敗れたイメージ、このあたりが牡馬との差なのか。カツヒーロー(7着)も自分の走りは見せたが、周りはさらに速く取り残される形となった。その他も馬も含め馬場状態が変わればまた違った展開になりそう。次のこの世代の重賞は暮れのヤングチャンピオンシップ(YC)。それに向けた各地区の予選でしのぎを削る。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -250   (配当)4,150 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -480    (配当)1,020 (投入)1,500
  今年度累計 -17,110 (10/13現在)
    通常  -9,390 (配当 32,910 - 投入 42,300)
   単・ワ  -7,720 (配当 8,080 - 投入 15,800)
  当欄で対抗に置いた若干人気薄のアオノブラックが3着に粘り込み、三連単が▲◎○とバッチリ当たり、これは会心の一撃と喜んだのもつかの間、配当見れば安いのなんのって。しかも計算すればわずかに取りガミ。これは情けない。結果的にはBOXで買っている分だけ手を広げ過ぎているということなんだろう。あと買った馬複が190円に対して同じ組み合わせの枠複が280円と付いて、あまり変わらないとはいえ、こういうところも注意しておきたいところ。今後重賞が続くので心してかからなければ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の10月28日、古馬の4大記念競走の第3弾・北見記念です。そしてその後重賞が3週続きますので頑張ってまいりましょう。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年10月13日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第41回ナナカマド賞(10/14・帯広10R)

相互盛り上げ
  近頃はばんえい競馬というものがあちこちで紹介されるようになってきて、認知度はかなり上がってきているという実感があります。ここ数年で売上も伸びており、ファンとしては好ましいことです。これは各地でのプロモーションなど関係者の方々の地道のおかげだと思います。今後は外国人客にもどんどん来てもらえると良いと思います。
  一方、ばんえいは馬券で支えられている以上、公営ギャンプルの一つとして認識してもらうことも必要と考えます。先日からJRAジョッキーDayや地方競馬女性騎手によるレディズビクトリーラウンド(LVR)などが行われ、平地競馬のジョッキーがばんえいを盛り上げました。さらに、先週は初めての試みとして、競輪のガールズケイリンの女性選手たちがやってきてエキシビションレースなどが行われました。競輪界は競馬以上に運営面で厳しい環境にあって、ミッドナイト競輪などいろいろな試みがされていてようやくここ2,3年で売上が上向きにはなっているものの、ファン層が高齢化するなど競馬以上に厳しい環境にあります。そんな中、2012年から始まったガールズケイリンは競輪界の救世主的な存在になっています。今回、そういった選手たちが帯広に来場したことは、互いに刺激になったことと思います。しかもさすがアスリート、エキシビションでもなかなかの腕前で大変サマになっていました。今後もこういった異種交流のイベントがあれば良いなと思います。
  それでは、今週のばんえいは3週間ぶりの重賞、この週は帯広競馬場で花火大会があるため、薄暮開催となっており、発走時刻には注意。それでは早速予想です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第41回ナナカマド賞(BG3)
(2018年10月14日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 2歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
サクラユウシュン 牝2 550 菊池一 金山明 栗毛 先
父ウンカイ
メムロボブサップ 牡2 580 阿部武 坂本東 鹿毛 逃
父ナリタボブサップ
アオノブラック 牡2 570 西謙一 金田勇 鹿毛 先
父ケンジュオー
  ヒメトラクイーン 牝2 550 藤本匠 松井浩 鹿毛 追
父ナリタボブサップ
  カツヒーロー 牡2 570 島津新 岩本利 鹿毛 追
父ダイエイヒーロー
ギンノダイマオー 牡2 570 藤野俊 松井浩 芦毛 先
父キタノドリーマー
インビクタ 牡2 570 鈴木恵 松井浩 青毛 逃
父イッスンボウシ
  コウシュハシャトー 牡2 570 西将太 松井浩 栗毛 差
父フナノコーネル
  アアモンドノース 牝2 550 赤塚健 小林長 芦毛 差
父トウリュウ
  10 ホクショウゴールド 牡2 570 松田道 村上慎 鹿毛 差
父ナカゼンスピード
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ナナカマド賞」の概要と傾向
  今年デビューの2歳世代の最初の重賞。この世代はこのあと暮れにヤングチャンピオンシップ(YC)、そして、3月にBG1のイレネー記念があり、この3つの重賞でこの世代の三冠レースとなっている。(牝馬はこの他に黒ユリ賞がある。)
  ばんえいの場合はこの時期の2歳馬はまだまだ成長途上でまだまだ力不足に見える。古馬のように1000kgを越える馬は少ない(それでも大きいが)。荷物も軽めのためスピード中心のレースとなり、1分30秒程度の決着となる。過去10年で1番人気は(5,2,1,2)と好成績、2番人気も2勝しているが、3番人気は(0,0,1,9)と不振。上位人気馬は信頼できるが、穴人気している馬には要注意といったところか。下位人気の馬が連対に絡むこともしばしば見られる。馬体重は小さめの馬でも善戦はしているもののやはり1000kgを越える馬の方が連対率が高く、その時点での成長度合いの高い馬が有利といったところか。牝馬は長く優勝がなかったが、昨年ミスタカシマが20年ぶりの牝馬優勝をもたらした。牝馬の出走自体が少ないということもあり、強い馬が出ればそれなりに勝負はできる。騎手別では特に傾向はなく現役騎手では2勝が最高となっている。調教師は最近の勢いに乗っている槻舘厩舎がここ5年で3勝。(今回は同厩舎からの出走はない)

今回のみどころ
  今年の2歳は上位拮抗。各馬デビュー以来ここまで4勝が最高で、メムロボブサップ、エースモリウチ(今回不出走)とギンノダイマオーが上げている。前哨戦の青雲賞ではメムロボブサップが快勝したが、今回10kgのハンデを背負う。これらに対し、昨年に続き牝馬勢も侮れない。牝馬レースのいちい賞に勝ったサクラユウシュン、白菊賞に勝ったヒメトラクイーンの2頭は、前開催でも牡馬勢を抑えてワンツーに入っており、展開次第では台風の目になりそう。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 サクラユウシュン:デビュー直後は未熟な点が見られ、障害も不安定なところがあったが、徐々に力を付け、いちい賞では大勝ち。その次も最上位のA-1クラス勢を相手に逃げ切り勝ち。先行力がある上に牝馬ならではの切れ味もある。
 2 メムロボブサップ:ここまで前哨戦の青雲賞勝ちなど4勝。現在2歳賞金ランクではトップ。父ナリタボブサップ譲りの力強い先行力に、母父にアキバオーショウの切れ味が加わる。障害はややふらつきもあるが勢いで越えてきている。
 3 アオノブラック:デビューは遅れたがここにきて連勝して一気に出走権を得てきた。馬体も急成長。特に前走A-2組では他を引き離して快勝。障害も上手く降りてからの切れ味もある。オープン相手は未知数だが台風の目になるか。
 4 ヒメトラクイーン:能検4番時計、デビュー時から非凡なところを見せて白菊賞勝ち、いちい賞2着とライバルたちと勝ち負けを演じている。ハナの遅い面があるが障害を降りてからのスピードはかなりのものがある。障害自体も悪くない。
 5 カツヒーロー:前半控えて後半の切れ味で勝負する馬。父ダイエイヒーローは現役時代目立った成績はなかったが、産駒にマルミゴウカイが出てにわかに注目されている。軽馬場の時に時折大駆けすることがあり、障害さえ越えれば見せ場も。
 6 ギンノダイマオー:デビュー4連勝で、8月の2着以降はは同厩舎の有力馬が重なることもあってか休養に入っていた。1分そこそこで走れるスピードを持っているが軽いところしか経験がなく、障害力を含め未知数。先行力はありそう。
 7 インビクタ:能検3番時計、デビュー時からかなりのスピードを見せ6連対していたが、ここに来て成績を落としている。先行力はあるが、スタミナがまだ不足な面もあり、最後の直線で切れ味のある馬たちにかわされる場面が見られている。
 8 コウシュハシャトー:ランキング11番目ながら回避馬が出て出走権が回ってきた。能検時、上位入線しながらも他の進路に入り再検となるなど、やや走りが不安定。しかし流れに乗ったときはかなりのスピードを発揮する。障害は怪しい。軽馬場得意。
 9 アアモンドノース:Aー3組のレースで9番人気ながら障害を先頭で抜け出し快勝、最後の切符をつかんだ。いちい賞でも5着に入っている。まだ華奢でふらつく部分は見られるもの、動きは素軽く、障害をクリアできれば切れ味がある。
 10 ホクショウゴールド:父はダービー馬。第1回能検で障害が越えられずデビューが遅れたが7月緒戦から連勝、A-1戦でも切れ味を生かして上位に食い込んだ。ここに来て壁に当たっている、小柄な馬で、まだこれからの成長に期待か。

【はむ!の見解まとめ】
  今年の2歳は松井浩文厩舎の馬が絶好調で、4頭もの有力馬をこのレースに出走させてきた。もちろん他の厩舎の馬も負けてはおらず、そのあたりの戦いも楽しみだ。予想となると非常に難しい。2歳なのでどの馬もまさに伸び盛り。レースに出るたび成長した姿が見られる。当日の馬体重には十分注目したい。
  当地は木曜から金曜にかけ5mm程度の雨が降っているが、土日の天気は崩れない予報で、馬場は適度に水分を含み比較的重めとなるか。ゴール前までのサバイバルレースが展開されそう。
  当欄では、悩んだあげく、松井厩舎の◎(6)ギンノダイマオーを本命にした。これまで4勝2着1回。青雲賞は回避してここに照準を合わせてきた。レース間隔が開いたのは不安材料ではあるが、その間ここに狙いを定めてしっかり体を作ってきているのではないか。隣のインビクタが先行しそうなのでしっかりマークしていきたいところ。接戦にもつれ込めば強そう。対抗だが、当欄では思い切って○(3)アオノブラックという馬を抜擢する。初勝利が遅れたため上位クラスとの対戦はないが、ここにきて馬体が急成長。格下とはいえ障害力と切れ味を見せつけた前走と前々走のような走りができればチャンスはある。主戦の阿部武Jはメムロボブサップの方に乗るが、乗り替わりの西謙一Jも乗れておりノーマークなら侮れない。
  前哨戦の青雲賞を勝った▲(2)メムロボブサップももちろん強い。3着以下はなく底を見せていない強みがある。ハナから走れるスピードが自慢。ただ、成長してきたとは言え、前走まで800kg台の華奢な体つき、過去敗れた2戦はいずれも重めの馬場。荷物もやや重くなる今回はスタミナ面でどうか。スンナリ先行できれば逃げ切りも考えられるが。ハンデもあり人気になるようなら弱点ありとみて単穴とした。牝馬勢も強く、前走のA-1戦ではサクラユウシュンとヒメトラクイーンがワンツーを決めた。昨年も牝馬が優勝しておりここは無視するわけにはいかない、両者ライバル同士だがタイプは真逆。△(1)サクラユウシュンの方が先行力があって最近の勢いがある。端枠に入ったのが気になるが前走も同じ枠で勝利した。乗り替わりの菊池一Jだがこのレース優勝したこともあり遜色はない。ただ他馬との比較でどうしても4番手評価にせざるを得なくなった。(4)ヒメトラクイーンの方は逆に追い込みタイプ。降りてからの切れ味はメンバー中でも随一だがハナが遅いのが気になる。展開が向けば大駆けもあり得るが。同じ松井厩舎には注(7)インビクタという馬もいる。なかなかの先行力と障害力がある。若干ジリ脚っぽいところが気になるが、今回、鈴木恵Jが乗ってきておりこの馬がハナを切ることも考えられ、粘りの走りができれば上位食い込みも。当欄では印はインビクタの方にした。他では切れ味のある走りを見せる(5)カツヒーロー、走りの軽やかな(10)ホクショウゴールドあたりが気になるところだが、絞り込むとすれば印を打ったあたりまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  またじわじわと負け出してきた。最近は予想そのものが的外れになってきているのも問題。スカッと1回当てれば今後にも余裕が出てくるのだが。しかし今回がまた2歳戦で難解。本命っぽいところ穴っぽいところいろいろ取り混ぜてなんとか引っかからないか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 BOX 6,3,2,1 合計24通り 各100円
   6→3,2→3,2,1,7,4 合計8通り 各100円
  馬複  BOX 6,3,2,1 合計6通り 各200円 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 500円 3 300円
  ワイド 3=6,2,1,4 4=6,2,1 合計7点 各100円
  合計 1,500円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年9月24日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第26回銀河賞(9/23)

ばんえい重賞レース回顧
第26回銀河賞(BG2)-2018年9月23日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着注(9)ミノルシャープ(阿部武) 1分48秒3
  2着△(10)メジロゴーリキ
  3着 (1)カネサスペシャル
   単勝 9 380円(2番人気) 馬複 9-10 480円 三連単 9-10-1 8,610円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳重賞今年の第2弾、第26回銀河賞は、2番人気のミノルシャープが障害を先頭を抜け出した後は粘りの走りで逃げ切って優勝。重賞は昨年のはまなす賞以来2勝目。阿部武臣騎手は銀河賞は2002年にキタノコクホーで当時初めて重賞を制して以来16年ぶり2勝目で重賞は通算17勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は晴れ間が多かったものの前日にしっかり降った雨の影響で水分を含んでおり、時計も出る軽めの軽馬場だった。
  レースは各馬勢いよく飛び出し、第1障害を越えたところまでほぼ横一線、そこからはそれぞれ刻みを入れてペースが落ち着いた。その中で前に出たのは1番人気に推された先行馬メジロゴーリキ、そして重賞初挑戦のノエルブランも息を入れず前に行く。あとは最内枠のカネサスペシャル、ウンカイタイショウあたりが早めに行く。第2障害手前まではメジロゴーリキがややスピードを上げて到着。ここまで43秒の速いペース。先行馬勢とミノルシャープ、ゴールデンフウジンあたりが第2障害手前に到着したころ、最初に障害に挑戦したのはメジロゴーリキ、ややもたれながらも止まることなく越えた。続いて内枠からノエルブランが障害にチャレンジし一歩ずつ踏みしめながら止まらずにクリア。それを見るようにしてミノルシャープが勢いを付けて障害を軽く越え、降りてからすぐに切れ味を生かし、前の馬をかわし先頭に立つ。後はカネサスペシャルが続いたが、その他の後続の馬は離された。
  ミノルシャープが先頭に立ってからはじわじわ後続を引き離しにかかる、メジロゴーリキ、ノエルブラン、カネサスペシャルがほぼ一線となって追うが残り20m付近で2馬身くらいの差。そしてミノルシャープにとって課題の残り10m、スピードが緩みじわじわ3頭が迫ってきたが、ミノルシャープもなんとか粘りを見せて、ゴールを先頭で駆け抜けた。激しい2着争いは3頭の中からノエルブランがやや遅れをとり、メジロゴーリキとカネサスペシャルの内と外の戦いになったが、メジロゴーリキがかろうじて前に出て2着。カネサスペシャルが3着、ノエルブランは4着だった。当欄で狙ったゴールデンフウジンは後方に回った上に障害で時間を要し、最後追い込んだものの離れた5着に終わった。

次走へのメモ
ミノルシャープ(1着):軽馬場を十分に生かし、前半の位置取りから障害の対応、最後の粘りとこの馬の想定どおりの走りができたのではないか。いつも甘くなる残り10mも今回は粘り切れるという自信を持った走りに見えた。障害が上手いのもこの馬の強みだ。これでオープン入り。次の狙いは当然三冠目の天馬賞だが、ドリームエイジカップあたりに出て古馬勢にチャレンジするのも面白い。素軽い走りで他馬を惑わす場面も期待できそう。
メジロゴーリキ(2着):決してこの馬向きの馬場ではなかったし、珍しく障害で引っかかったところを見ても大外枠はやはり厳しかった。そんな不利な条件の中、この馬らしく積極的に前に行き、持ち味を生かせる走りを見せられたのではないか。1番人気になったのはこの馬の安定感か。今後さらに様々な場面で持ち味を生かす場面が出てきそうだ。次の目標はもちろん天馬賞、強さを見せてほしい。
カネサスペシャル(3着):障害は他馬の力を利用して上手く越え、最内からスルッと抜け出して、最後まで押し切って上位入線。時折伏兵的活躍は見せるこの馬、今回は積極的に行って上手く流れをつかんだ形。障害を確実に越えられるのもこの馬にとっては強み。存在感を示していきたい。
ノエルブラン(4着):重賞初出走ではあったが、もともと先行力に自信があった馬、ようやく舞台が用意されこの馬の最大のパフォーマンスを見せられたのではないか。しかし最後は経験の差が出たか。今後自己条件(B-1クラス)でしっかり勝って再チャレンジを期待。
ゴールデンフウジン(5着):当欄では軽馬場でチャンスありかと見ていたが、他馬も速く流れを作れなかった印象。障害もひと腰目で行き脚がつかず、課題が残った。最後の直線の脚どりは確かだっただけに、その持ち味を生かせずもったいない。
  その他では、マツカゼウンカイ(6着)はハンデがすべて。それでも脚取りは確か、定量戦の天馬賞では当然優勝争いの軸に加わるだろう。シンエイボブ(7着)は早めに障害を越えたので見せ場あるかと思われたが、息が続かなかった。やはり牝馬勢にはこのレースは厳しいか。柏林賞馬ジェイワン(10着)は3番人気まで推されたが、障害で大きく遅れ、見せ場を作れなかった。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,200   (配当)0 (投入)4,200
  (単複・ワイド)今回 -640    (配当)1,160 (投入)1,800
  今年度累計 -12,040 (9/16現在)
    通常  -9,140 (配当 28,760 - 投入 37,900)
   単・ワ  -7,240 (配当 7,060 - 投入 14,300)
  今回は本命をゴールデンフウジンという一か八かの馬で狙ったため、これが外れるのは想定内だったが、あとの狙いが中途半端だった。ミノルシャープとかこれまでも狙っておきながらなぜ今見捨てるのかという感じ。またもや焼け石に水のワイドが引っかかり溜飲を下げる。しかし手を広げてこの程度なのでなんとなくモヤモヤ感は残る。次の重賞まで少しあるので、もう少し納得のいく作戦を練りたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週あいて3週間後の10月14日、ばんえい2歳世代の最初の重賞・ナナカマド賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。なお、この日は花火大会のため薄暮開催となりますので主催者が発表する発走時刻に注意する必要があります。

2018年9月22日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第26回銀河賞(9/23)


地震の影響
  人というものは喉元過ぎれば熱さを忘れるもので、北海道の地震の爪痕や影響はまだ大きく残っているにもかかわらず報道でもその扱いは日に日に小さくなり、特に本州にいるとつい2週間前の出来事とは思えないほどになってきています。まだ避難されている方もいるでしょうし、我々が知り得ないところでいろんな困難があると思います。少しでも早く日常が取り戻されることを祈ります。当欄の日常といえばやはり競馬が予定どおり開催されること。平地のホッカイドウ競馬の方がようやく来週25日から再開。待ちに待ったというところです。ただ当面はデイ開催になるということで、筆者のように仕事から帰って楽しむということは難しいようです。一方、ばんえいの方は、今週から通常のナイター開催。1週間の開催中止と先週の時間変更で売上にも影響が出ているところ。馬券などで応援していきたいものです。今週はまたまた重賞・銀河賞がありますので大いに楽しんでまいりましょう。(発走時刻に注意)
  

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第26回銀河賞(BG2)
(2018年9月23日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  カネサスペシャル 牡4 730 島津新 村上慎 青毛 差
ノエルブラン 牡4 710 工藤篤 槻舘重 芦毛 先
  マツカゼウンカイ 牡4 750 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
  ナカゼンガキタ 牝4 700 西将太 西康幸 鹿毛 逃
  シンエイボブ 牝4 690 菊池一 久田守 鹿毛 追
ジェイワン 牡4 730 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 差
ゴールデンフウジン 牡4 730 藤野俊 今井茂 青毛 差
  ウンカイタイショウ 牡4 730 渡来心 久田守 青毛 先
ミノルシャープ 牡4 730 阿部武 大友人 鹿毛 差
10 メジロゴーリキ 牡4 730 長澤幸 岡田定 鹿毛 逃
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「銀河賞」の概要と傾向
  ばんえい独自の4歳三冠レース(柏林賞、銀河賞、天馬賞)の第2戦、銀河賞。かつては北見競馬場で行われていたこともあり、その時代のふるさと銀河線を思い起こすネーミング。この世代も今ごろになると古馬との戦いもこなし、めっきり力を付けている。そして、勢力図も固まってくるころで、過去の勝ち馬を並べると後に一線級で活躍する馬たちが並ぶ。過去10年間では(3,2,2,3)とまずまずだが、実はここ3年で3連勝中であり、それまでは10連敗していた時期もあった。特に一昨年センゴクエース、昨年マルミゴウカイと飛び抜けた馬がいたということもある。また第1戦柏林賞との連覇も上述2頭に2013年のホクショウユウキが加わる3頭のみ。それ以外の年は波乱になることも多かったため、ここ2~3年の傾向の変化により今後のような傾向になるのかは不透明。ただ、重量格(賞金クラス)による別定戦でハンデ差が大きいこともあり、波乱要素は十分ある。牝馬は苦戦しており、真冬に行われた2004年にサダエリコが優勝して以降、秋開催になってからは13年一度も勝っていない。騎手は分散しており現役騎手は最高でも2勝、一方調教師では槻舘厩舎5勝と突出、目下4連覇中である。

今回のみどころ
  柏林賞の時も述べたが、この世代はまさに群雄割拠。レースごとに勝ち馬が変わる。今シーズンでも柏林賞ではジェイワン、はまなす賞ではマツカゼウンカイといずれも初重賞制覇。そして昨年のダービー馬メジロゴーリキを始め、出走10頭のうち7頭までが重賞勝ち馬という豪華メンバーとなっている。このレースはここ2,3年は飛び抜けた馬がいたが、今年は実力伯仲でどの馬にもチャンスがありそう。波乱も大いにあり得る。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 カネサスペシャル:昨年のばんえい大賞典馬。それ以降も重賞優勝こそないが上位にしっかり顔を出している。この馬の型は序盤から中団に控え最後の直線で追い比べに持ち込む典型的な差し馬タイプ。障害力もあるが、さらに鋭い切れ味を持つ馬に差されることがある。
 2 ノエルブラン:回避馬が出てチャンスが巡ってきた。特別戦などでの活躍、掲示板を外さない安定感から存在感はあるが、重賞は不思議にも初出走。先行力と障害力が持ち味。重量は730kgまでなら経験しており問題ない。このメンバーでどこまでやれるのか興味深い。
 3 マツカゼウンカイ:善戦タイプにとどまっていたが、今年のはまなす賞で接戦を制して重賞初勝利。ようやく素質開花。相手なりに自在に走れ、他馬をマークしながら最後の直線の追い比べで抜け出すという器用なレースぶりを見せる。障害も上手。今回はハンデがカギ。
 4 ナカゼンガキタ:昨年のばんえいオークス馬。しかしそれ以降は適鞍が少なかったこともあり勝利できていない。先行力に加え障害力もあり最後までしぶとく粘るタイプだが、重馬場や高重量になると体力不足が見える。牝馬同士なら古馬相手でも堂々渡り合えるのだが。
 5 シンエイボブ:重賞勝ちはないが、オークス2着のほか、柏林賞では9番人気ながら積極的な展開から最後の切れ味を見せ3着に粘り込んだ。障害はやや苦手な方だがスムーズに流れれば好走できる。馬場などの巧拙よりも気分良く行けるどうかがこの馬にとってカギ。
 6 ジェイワン:デビュー時から期待されながら障害で苦手意識を持つなど伸び悩んでいたところ、柏林賞では軽馬場を味方につけ見事な差し切り。地力のあるところを見せた。その後は再び障害で手間取る場面もあったが、馬体も充実してきており力を出せる状況にはある。
 7 ゴールデンフウジン:重賞は2歳時のナナカマド賞のみだが、今シーズンは柏林賞で鋭い切れ味を見せ2着に食い込むなど上位争いに食い込んでいる。スピードはメンバー中随一だが、障害で一旦止まると力が入らないことも多い。好位で降りられれば十分前に追いつく。
 8 ウンカイタイショウ:しばしば重賞にも顔を出すが、この馬の持ち味を十分に発揮できず不完全燃焼のレースが続く。同世代戦を快勝したように先行力を生かせた時には強みを発揮するが、後手に回ると脆い面がある。障害は無難にこなすレベル。積極的に行きたい。
 9 ミノルシャープ:連覇を狙った今年のはまなす賞では、最後の直線を先頭で行ったもののゴール前で失速し4着。先行力があって障害が上手で、降りてからの切れ味もあるのだが、最後残り10mで失速するパターンがしばしば見られる。スタミナと粘りがほしいところ。
 10 メジロゴーリキ:この馬を形容する時は、常にダービー馬の称号と1200kg近くの雄大な馬体が挙げられる。風格のある実力馬だが、今年は9月までまだ1勝もできていない。器用さがないのでどうしても切れ味のある馬に差される。まずはハナを切りたいところ。

【はむ!の見解まとめ】
  先にも述べたが、本当にどの馬が勝っても全くおかしくないほどの実力伯仲。馬場状態により大きく左右されそうなので、予想に当たっては重量適性とともに天気も十分に読んでいきたい。当地は土曜日にまとまった雨がが降り、気温も高くないため日曜日もやや軽めの馬場になるのではと思われる。それを前提に予想していきたい。
  そこで当欄では思い切って◎(7)ゴールデンフウジンを本命に推す。スピード、切れ味は申し分ない。軽量戦の天の川賞ではトップハンデながら怒濤のダッシュで他馬を寄せ付けなかったし、同世代戦の山鳩賞ではデッドヒートを制した。ここ2戦は大敗しているが、これは古馬A1クラスを相手に流れに乗れず障害でミスをしたのが敗因。今回も障害のリスクがあり、同型のライバルも多いが、そこは重賞請負人とも言われるベテラン藤野騎手の手綱がものを言うだろう。重賞2勝目なるか。相手には、本命にゴールデンフウジンを取ると当然同型で切れ味鋭いジェイワンもセットで狙いたくなる。しかしさらに障害リスクがさらに大きい馬なので少しだけ狙いを下げて、そこでさらに思い切って狙ってみたいのがジェイワンと同厩舎で重賞初挑戦の○(2)ノエルブラン。ばんえいでは格下馬はなかなか上位に歯が立たないことが多いが、この馬はもともと先行力、障害力ともあり、古馬の骨っぽい相手とも好勝負をしてきた。今回は相手も強く楽ではないが、決して歯が立たない状況ではない。710kgとハンデも有利でうまく流れに乗ればアッと言わせる場面もあるか。そして柏林賞馬▲(6)ジェイワンは3番手というよりも単穴扱い。障害の出来次第で勝つか負けるかといったところ。槻舘厩舎の5連覇なるか。あとは、ダービー馬△(10)メジロゴーリキはやはり押さえておきたい。重馬場の方が得意だが、斤量も重くなりそうなるとこの馬の出番だ。他の馬もどれも捨てがたいところがある。その中でも注(9)ミノルシャープは負ける時にスタミナ切れが目立つので狙いにくいが、そこを修正してくればスピードなどでは引けを取らない。その他では、直線の粘りが身上の(1)カネサスペシャル、逃げれば滅法強い牝馬(4)ナカゼンガキタあたりも捨てがたいが、際限なく馬券を買うことになるので、絞るなら切れ味で引けを取りそうなこのあたりの馬を外すことになろうか。また、はまなす賞を勝った(3)マツカゼウンカイは実力馬だが、一頭だけ750kgと20kg以上のハンデが気になる。軽馬場も微妙。ただ天気によっては予想を組み直したいところ。

はむ!の馬券狙いどころ:
  先週は1着馬を外し大外れ。またもやマイナス街道に戻っている。取り返しに行きたいところだが、今回は、またまた難解なレース。何か引っかかって欲しい。今回はゴールデンフウジン、ノエルブランという伏兵っぽいところから狙ってみたいと思うが、当たる自信は少ない。ワイドではノエルとミノルシャープから10点と手広く、このあたりが引っかかってくれると面白いのだが。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 7=2=6,10,9(2頭軸マルチ) 合計18通り 各100円
   7,2→6,10,9→6,10,9 合計12通り 各100円
  馬複 7,2,6,10 BOX 合計6通り 各100円
  枠複 7,2,6,8 BOX 合計6通り 各100円 合計 4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 7 500円 2 300円  
  ワイド 2=6,10,9,1,4 9=7,6,10,1,4 合計10点 各100円
  合計 1,800円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年9月17日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第54回岩見沢記念(9/16)

ばんえい重賞レース回顧
第54回岩見沢記念(BG2)-2018年9月16日-10R 200m直 曇 1.1%
  1着 (2)マルミゴウカイ(藤野俊) 2分37秒1
  2着△(5)フジダイビクトリー
  3着◎(6)センゴクエース
   単勝 2 520円(2番人気) 馬複 2-5 1,260円 三連単 2-5-6 7,450円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞、第54回岩見沢記念は、2番人気の5歳馬マルミゴウカイが障害を先頭を抜け出しそのままゴールを駆け抜け優勝。古馬重賞は初勝利で通算7勝目。藤野俊一騎手はこのレースは5年ぶり3勝目で重賞は通算52勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は一日曇りの天気だったが雨は降らずかなり乾いて時計のかかる重馬場だった。
  レースは序盤からかなりゆったりしたペース。ホクショウディープら第1障害から苦戦する馬もいた。1,2障害中間でも各馬早めに刻みを入れながらゆっくり進む。その中ではフジダイビクトリーのほか、マルミゴウカイ、センゴクエースも前に付け、キサラキクあたりがこれに続く展開。スローペースで、やや控えていたオレノココロ、トレジャーハンターあたりも追いつき第2障害手前ではほぼ横一線に。ここまで86秒くらい(実況より)。障害は各馬牽制し合うように溜めにためる。そしてマルミゴウカイ、フジダイビクトリー、センゴクエースがほぼ同時に障害を仕掛けるがいずれも中腹付近でストップ。しかしふた腰目の対応で差が出た。しっかり踏み込んで最も先に障害を越えていったのがマルミゴウカイ。直線では勢いをつけてひたすら前に。続いてフジダイビクトリーが粘って障害を越え3,4馬身ほどの差でマルミゴウカイを追う。センゴクエースは天板近くまで登りながら次の力が入らず大きく遅れた。センゴクエースがその後ろに続いたキサラキクとほぼ同時に障害を越えたころには先頭のマルミゴウカイは残り20m近くまできていた。マルミゴウカイはこのあたりからがスピードが緩み、フジダイビクトリーがじわじわ追ってきて、半馬身差程度まで迫ったが、マルミゴウカイが最後まで粘りゴール。フジダイビクトリーは届かなかったが2着に入った。センゴクエースが障害を降りてからはしっかり歩いて3着。1番人気オレノココロは障害で力が入らず大苦戦、最後の直線まではしっかり走りきり、直線で止まったキサラキクはかわしたものの4着、ゴール後力尽きたのか転倒した。キサラキクが5着。

次走へのメモ
マルミゴウカイ(1着):レース前は重馬場でかつ未知の重量を心配する向きがあったが、全く問題なかった。ペースが落ち着いたことがかえってこの馬の持ち味である障害力を十二分に生かせる形になった。藤野騎手との相性も良いようだ。5歳でこの走りは末恐ろしいところがあるが、今回は相手の失点によるところも大きく、まだ最後のスタミナに課題も見えているところから、この力が本物かどうかは次の重賞北見記念あたりでもう少し見極めたいところ。
フジダイビクトリー(2着):やはりこういう展開になれば台頭してくる。勝ち馬にはうまく走られたものの最後はあとわずかのところまで追い詰めた。まだまだ十分戦えることを証明したともいえる。今後の古馬戦線はさらに荷物が重くなるので持ち味を十分発揮できるチャンスはありそうだ。次はもちろん優勝経験もある北見記念が狙いになるだろう。
センゴクエース(3着):ここ何戦か障害で苦しんでいたことで、今回はかなり展開を意識したレース運びを見せていたが、やはり障害の2歩目で力が入らなかった。苦手意識にならなければ良いが。降りてからの脚はしっかりしているのでなんとか立て直したい。重賞の前にオープン特別などで勝ち味を取り戻すのも方法か。
オレノココロ(4着):時計のかかる展開はこの馬には向いているはずであったが、今回は序盤から行き脚が良くなく、障害も力が入っていなかった。グランプリの後ということもあり、体調も十分ではなかったように見える。この馬の照準はもっと先の帯広記念からばんえい記念。今後調整しながら立て直してくるだろう。
キサラキク(5着):近走は苦手な障害を意識して前半から積極的に行くようにしているが、肝心の障害でなかなか動けない。それでも重点的に稽古してきた跡は感じられ、崩れは少なくなっている。きっかけをつかめば今後チャンスを生かせる場面も。次は軽量戦の疾風賞あたりを使うことが考えられる。
  その他では、ソウクンボーイ(6着)はやはり前半から遅れを取った。決して重いレースは苦手ではないはずで、末脚もしっかりしているだけにもう少し走れそうだが。トレジャーハンター(7着)は前半で前につけられなかった時点で厳しい。ホクショウディープ(8着)は現状やむを得ない。むしろよく出走してきてくれた。まずは体調を戻してほしい。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -3,600   (配当)0 (投入)3,600
  (単複・ワイド)今回 -1,630    (配当)270 (投入)1,900
  今年度累計 -12,040 (9/16現在)
    通常  -4,940 (配当 28,760 - 投入 33,700)
   単・ワ  -6,600 (配当 5,900 - 投入 12,500)
  今回はマルミゴウカイを無印にしていたので予想、馬券とも完敗と言わざるを得ない。この馬、軽視はできないと思いつつもどうしても絞らないといけないので・・そしてセンゴクの方はいつかは来ると思いつつ狙うのだがなかなか来てくれない。焼け石に水にもならないワイドが一つ引っかかったのみ。ま、馬券で北海道応援に貢献したという言い訳をさせてもらいつつ、来週も続く重賞に頭を切り替えていこう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週連続の9月23日、ばんえい4歳三冠レースの第2弾・銀河賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。なお、今週同様、地震の影響により、発走時刻の変更があるかもしれません(ないかもしれません)ので主催者の発走時刻にご注意を。

2018年9月15日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第54回岩見沢記念(9/16)

災害からの出発
  今年は災害の話ばかりと思っていたところに、9月に入って非常に強い台風21号の上陸と列島縦断。そして9月6日未明に最大震度7を記録した北海道胆振東部地震が発生し大きな被害が出てしまいました。改めて犠牲になられた方の冥福をお祈りするとともに被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。特に北海道の地震では、全道的な大規模停電などライフラインの影響が大きく、現在も電力不足などの不便が強いられています。競馬の方も、台風による中止などもありましたが、特に地震の震源に近かった門別競馬場周辺では建物や設備の破損、停電、断水など人馬ともにその影響が大きく、長期の開催中止を余儀なくされました。現在、25日からの再開に向け関係者が懸命の努力をされているところと聞いています。再開を楽しみに待っているところです。一方、ばんえい帯広競馬も先週は3日間中止、しかし今週は薄暮開催ながら再開できることとなりました。今週は重賞・岩見沢記念もあります。(発走時刻に注意。18:00からです。)我々がひとまずできることは、やはり馬券を買うこと。もちろん寄付など直接的な支援もありますが、できるだけ日常の暮らしを回復していけることに対して応援していきたいものです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第54回岩見沢記念(BG2)
(2018年9月16日(日)18:00発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ホクショウディープ 牡5 820 長澤幸 服部義 青毛 差
  マルミゴウカイ 牡5 820 藤野俊 槻舘重 鹿毛 差
キサラキク 牝7 800 阿部武 金田勇 芦毛 先
  トレジャーハンター 牡11 820 西謙一 金田勇 鹿毛 逃
フジダイビクトリー 牡10 820 西将太 中島敏 栗毛 逃
センゴクエース 牡6 830 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
取消 コウシュハウンカイ 牡8 840 藤本匠 松井浩 栗毛 先
オレノココロ 牡8 840 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
ソウクンボーイ 牡8 820 村上章 西邑春 鹿毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「岩見沢記念」の概要と傾向
  旭川記念に続くばんえい「4大記念競走」の第2弾。古馬オープンの一戦。現存するばんえい重賞では最も歴史の古いレースで、かつては岩見沢競馬場で開催されていたが、同競馬場の廃止に伴い2007年から帯広で行われている。一方では、秋シーズン開幕を告げるレースとして、夏のばんえいグランプリ以降次の目標に向かって新たな気持ちでスタートを切るその第1戦でもある。基礎重量が800kgを越えてくるので、よりパワーが求められ、重量に対する適性などもポイントになってくる。過去の傾向は1番人気は(4,3,2,1)と比較的安定している。ただ2、3番人気あたりは必ずしも成績が芳しいとは言えず、その時は下位人気が台頭することもある。いわゆるヒモ穴狙いに妙味がありそう。なお、本レースの優勝馬にはその年のばんえいグランプリの勝ち馬がいない。そもそも出走しない場合も多く、BG1激走のまだ1か月後で今は一休みというところか。さらに、その年の重賞初勝利がこのレースという馬が多く、馬場適性などを踏まえいかに目標をこのレースに定めているかどうかというところだろう。最近は牡馬が6連勝中だが、牝馬もかつてはアンローズ、フクイズミがこのレースを3勝するなど、比較的チャンスが多い。騎手では藤本匠騎手が5勝、松田道明騎手4勝と得意にしている一方、鈴木恵介騎手は昨年初めてこのレースを勝った。

今回のみどころ
  今年の古馬重賞戦線は、オレノココロ2勝、コウシュハウンカイ2勝とまさに2強時代となっている。やはりこの2頭の力は抜きん出ている。一方、若馬のポープ・センゴクエースや新進気鋭のマルミゴウカイらが将来を期待されるが、今のところは上位の壁に当たっている様子。その壁を越えることができるか。ハンデ差もあり、時期的にはチャンスでもある。なお、コウシュハウンカイは出走取消となりました。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ホクショウディープ:半年の休養を経て久々の重賞出走。古馬重賞は昨年のドリームエイジカップ以来。非凡なスピードが持ち味、同じ5歳のマルミゴウカイとはかつてライバル同士で互角に渡り合っており、体調さえ戻ればこのメンバーでも十分戦えるはず。障害がポイント。
 2 マルミゴウカイ:5歳馬になる今年度から古馬トップクラスに本格参戦し、北斗賞では並みいる有力馬を押さえて2着に入った。戦略上レースを選んで使われており、出てくれば当然台風の目になる。どこからでも行ける自在の脚を持つが、なるべく先行したい。重量は未知数。
 3 キサラキク:力は十分に持っているのだが、特に重賞になると障害で苦戦している。近走は思い切って先行して時間をかけて挑もうとするが、どうしてもふた腰めの力が入っていない。岩見沢記念は斤量的にも決して悪い条件ではないと思われるが。馬体重の変動も気になる。
 4 トレジャーハンター:先行して粘り込むのがこの馬のスタイルだが、やや勢いが見られない。特に近走は若馬勢のスピードにも乗れず前半から苦心する場面も見られる。11歳馬ではあるが決して衰えたわけではないはず。特に夏は苦手なようで体調が戻ればもう少しやれるはず。
 5 フジダイビクトリー:百戦錬磨の10歳馬。しかしグランプリでは得意だったはずの障害で大苦戦し最下位。先行力で勝負する馬だが、上位馬の勢いに押されている状況。ややズブくなっただけで衰えはない。負担重量が増えてくれば必ずこの馬の持ち味が生きてくるはず。
 6 センゴクエース:オープンに君臨しており、グランプリは堂々の2着。ここ1年近く20戦以上掲示板を外しておらず実力に加え安定感も出てきているが、どうしても上位2頭の壁を破るところまでいっていない。若干障害の苦手意識が見える。思い切って行ってほしいところ。
 7 コウシュハウンカイ同馬は出走取消となりました。ばんえいトップを争う実力馬。しかしグランプリは勝ちを意識しすぎてか、前半で力を使い最後バテて4着に沈むというこの馬らしくないレースだった。但し、ダメージは少なく1か月後の特別戦ではきっちり立て直している。斤量的に丁度良さそうな条件だが。
 8 オレノココロ:グランプリでは好位から障害をしっかり越え、最後まで力強く走り切り快勝、大一番での強みを見せた。今回、その反動と賞金加増によるハンデがポイントとなるが、タフさも持っており、狭間だからといって決して侮れない。重賞最多勝に迫る20勝目を目指す。
 9 ソウクンボーイ:今年は重賞戦線にはしっかり顔を出している。障害に難があるため、どうしても遅れを取ってしまい成績は上がっていないが、一旦障害を越えられればオープンのメンバー相手でもトップクラスの切れ味で迫ってくる。特に馬場が軽くなれば鬼脚が見られそう。

【はむ!の見解まとめ】
  普通に実力どおりなら、オレノココロ、センゴク、マルミといったところだろうが、この時期のこのレース。やはり一ひねりしたいのが心情。馬場状態や調整状況も読みながらの予想となる。
  その中で特に◎(6)センゴクエースにとっては大きなチャンスであると見る。オレノココロとのハンデ差が20kgあり有利な条件。実力馬をマークできる好枠に入った。直線は最後までしっかり走れる脚を持っており接戦にも強みを発揮する。課題は障害だが、今回はペースも落ち着くことが予想され、慌てずに対応できそうだ。
  そして、ハンデがあってもやはり○(8)オレノココロの力は抜けている。グランプリの反動も心配だが、調子を落としている様子はないようだ。今回はペースも落ち着きそうでこの馬が十分力を出せる条件にある。単穴には思い切って▲(3)キサラキクの一発に期待してみたい。なかなか障害が上がらないので後手に回っているが、元々牝馬が活躍できるレースの一つでありきっかけさえつかめればチャンスは到来。800kgなら守備範囲。高重量になれば△(5)フジダイビクトリーの先行力も無視できない。ややズブい面も見せる時もあるが、今回の流れなら問題ないだろう。穴狙いとして、鋭い末脚を持つ注(9)ソウクンボーイの展開が嵌まれば見せ場まであるとみた。今シーズン重賞でも実績を上げている5歳馬(2)マルミゴウカイは、高重量への不安がありと見て当欄では思い切って無印とした。ただここで好走できるようだと力は本物か。

はむ!の馬券狙いどころ:
  ずっと負け続けていて立て直せないのではと思っていたが、ようやく前回のはまなす賞で、写真判定の結果、買っていた組み合わせが入りなんとか少し取り戻せた。余裕が出たところで、今度はなんとかプラスに持って行きたい。
  今回は、北斗賞のリベンジでもう一度センゴクから厚めに行ってみる。ただアテにならない面もあるので、手広くならない範囲で押さえたい。穴狙いはワイドで、いつものようにキサラキクの応援馬券と、今回はホクショウディープよく出てきたね記念馬券も。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 軸1頭マルチ 6=3,8,5 合計18通り 各100円
      6→3,8,5→3,8,5,9,2 合計12通り 各100円
      8→6,3,5→6,3,5 合計6通り 各100円 合計3,600円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 600円
  応援馬券(単+複)3 各200円 1 各100円
  ワイド 2=6,8,3,9 9=6,8,3 合計7点 各100円
  合計 1,900円で勝負!

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告します。

2018年8月28日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第30回はまなす賞(8/26)

ばんえい重賞レース回顧
第30回はまなす賞(BG3)-2018年8月26日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着○(6)マツカゼウンカイ(藤本匠) 1分46秒5
  2着△(3)ミスタカシマ
  3着注(7)メジロゴーリキ
   単勝 6 420円(3番人気) 馬複 3-6 2,390円 三連単 6-3-7 18,780円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい夏の3歳4歳対抗重賞、第30回はまなす賞は、3番人気の4歳馬マツカゼウンカイが大混戦をわずかに抜け出し勝利。念願の重賞初制覇となった。藤本匠騎手はこのレースは4年ぶり4度目の制覇、重賞は通算67勝目。
レース振り返り
  帯広は前日に台風崩れの低気圧の影響で20mm程度の雨が降ったものの、日曜日には晴れて表面が乾燥。馬場は水分は含んでいるものの、心持ち軽い程度であった。
  レースは、ややばらついたスタートながら各馬勢いよく第1障害を越えていった。特に出足が良かったのがメジロゴーリキ、そして1番人気のアアモンドグンシン、2番人気のミノルシャープなども前に付け、スタートで一歩遅れたミスタカシマも前に追いつく。その後各馬刻みを入れ先頭が何度も入れ替わる。その中ではメジロゴーリキが押っつけるようにハナに立ち、アアモンドグンシンが差なく続き、第2障害へ。ここまで46秒の速めのペース。6~7頭が揃ったところで先行した2頭がほぼ同時に障害に挑戦。メジロゴーリキは力強く越えて行ったが、アアモンドグンシンは障害中団でストップ。それらを見るようにミスタカシマが障害をスムーズに越え、ミノルシャープも引っかかりながらも障害をクリア。障害を先に越えた3頭の中ではミノルシャープの脚色がよく先頭に立ち、ミスタカシマ、メジロゴーリキが続く。その後は前半はやや後方で展開していたカネサスペシャル、マツカゼウンカイがいずれも障害をひと腰で越え、少し置いて前を追う。後の3頭は障害で苦戦した。先頭を行くミノルシャープは残り20mあたりまで軽快に行っていたが、その後脚色が鈍り、再びミスタカシマ、メジロゴーリキが近づいてくる。そして後方からマツカゼウンカイも勢いよく迫っていた。ミノルシャープは残り10mを切って1馬身程度のリードを必死に守ろうとするが更にスピードが落ち、後続の3頭が接近。ゴール直前で4頭が並び、その中で勢いのついていたマツカゼウンカイが抜け出しゴールを駆け抜けた。更にミスタカシマとメジロゴーリキが一進一退を繰り返しながらほぼ同時にゴール。写真判定にもつれ込んだが、わずかにミスタカシマが2着、メジロゴーリキが3着。ミノルシャープはわずかに遅れて4着となった。1番人気のアアモンドグンシンはその後障害で転倒し最下位の8着だった。

マツカゼウンカイ(1着):好走しても勝ちきれないことが多かったが、ようやく花開いた。前半は我慢し後方から行き直線に賭けたベテラン藤本騎手の絶妙な仕掛けが決まった形になった。後方で目立たなかったが障害も上手に越えており、そこで使うエネルギーを最小限にしたのがそれが最後の切れにつながったか。馬場も軽めで丁度良い程度であった。次の狙いは当然銀河賞だろう。4歳世代は曲者が多く厳しいレースは続きそうだが、今回のように自分の走りに徹して行けば勝てるチャンスは大いにある。
ミスタカシマ(2着):さすが重賞2勝馬。3歳牝馬ながら安定した先行力と障害力で強い4歳勢を相手に堂々とした走りだった。7番人気の2着は立派。特にメジロゴーリキとの2着争いの追い比べは見応えがあった。馬場も丁度良かったのだろう。この馬の最大の目標は12月のばんえいオークスだが、まず11月のばんえい菊花賞に照準を合わせるか。
メジロゴーリキ(3着):決してこの馬に向いていた馬場ではなかったが、先行力と障害力でカバーした。切れ味がないのが泣き所で、それが最後の接戦で勝ちきれなかったことにつながったが、この馬としては上出来の走りだったのではないか。次の狙いはもちろん銀河賞だろう。荷物が重くなれば当然中心的存在になる。
ミノルシャープ(4着):最後の直線で先頭に出た時は走りきれるかと思われたが、やはりこの馬の最大の泣き所であるゴール直前でのスタミナ切れが出てしまった。これは降りてからの勢いが良すぎて、脚に乳酸がたまってしまうのだろうか。課題として残りそうだ。力はある馬なので立て直してほしい。
カネサスペシャル(5着):他馬の様子を見ながら直線で勝負を賭けるという狙いどおりの展開ではあった。ただ今回は馬場が軽かったため、切れ味を見せるタイプではないこの馬にとっては、厳しい流れになってしまった。馬場の助けは必要だが、障害力はあるので、他馬が苦しむ展開になれば浮上する。
  その他の馬では、ジェイワン(6着)は大外の不利な枠ということもありやはり障害の課題が残ったものの、崩れなかったので今後の立て直しの目処は立ったか。ハマノダイマオー(7着)はこの馬には流れが厳しかったか。障害でも止まり力を出せなかった。そして障害で崩れ、1番人気に応えられなかったアアモンドグンシン(8着)は転厩の環境替わりもあってか馬体重が大幅に減っており体調が万全でなかったようだ。まだ3歳馬で、これからじっくり立て直したい。

はむ!の予想(馬券)結果
 的中 3連単、馬複各100円分1点、ワイド100円分1点
  (通常分)今回 +15,970   (配当)21,170 (投入)5,200
  (単複・ワイド)今回 -830    (配当)370 (投入)1,200
  今年度累計 -6,310 (7/29現在)
    通常  -1,340 (配当 28,760 - 投入 30,100)
   単・ワ -4,970 (配当 5,630 - 投入 10,600)
  ようやく少し取り返せた。◎にしたミノルシャープが最後で追いつかれたときはダメだと思ったが、○のマツカゼがよく頑張ってくれた。そして2着3着が写真判定にもつれ込み、その結果で大違いだったがうまく当たってくれた。決して買い方は上手くなかったが、広げたところに上手く嵌まってくれたというところか。これがあるからやめられない。次も勝ってなんとかプラスに持って行きたい。(なお、これまでの記事で、前回までの累計額と今回の投入額が多少間違っていましたので、修正しています。今回が正しいです。)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は3週間後の9月16日、古馬の4大記念競走の一つ岩見沢記念です。その次の週の23日には4歳重賞の銀河賞もあり、秋シーズンの本格スタートです。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年8月25日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第30回はまなす賞(8/26)

JRAジョッキーDay
  ばんえいの行われる帯広競馬場では、毎年恒例のイベントとしてJRAの騎手がやってきてばんえいのエキシビションレースなどを行うJRAジョッキーDayが行われます。これまでも武豊騎手やルメール騎手など中央競馬の有名なジョッキーが参加してばんえいを盛り上げていました。そして第12回となる今年も8月20日にJRA唯一の女性ジョッキー藤田菜七子騎手らが登場し盛り上がりました。人気の騎手が来るとスポーツ各紙が取り上げるなどやはり注目度が上がります。ばんえいファンとしては、中央の騎手たちが競馬人の一員として、そして一つの競馬として、自分たちが楽しみつつ盛り上げてもらえることはやはりありがたいことです。このイベントは第1回から12回連続で参加している勝浦正樹騎手、10回参加の松岡正海騎手、エキシビション3回優勝の荻野琢真騎手らの力も大きいですし、そして功労者の一人としてこのイベントのきっかけを作った藤田伸二元騎手らにも敬意を払いたいです。今後も永く続いていくことを願います。
  さて、今週の重賞はばんえいならではの3,4歳対抗戦、はまなす賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第30回はまなす賞(BG3)
(2018年8月26日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3・4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  カネサスペシャル 牡4 700 島津新 村上慎 青毛 差
ミノルシャープ 牡4 700 阿部武 大友人 鹿毛 差
ミスタカシマ 牝3 660 工藤篤 槻舘重 栗毛 先
アアモンドグンシン セン3 670 松田道 槻舘重 鹿毛 逃
  ハマノダイマオー 牡3 670 船山蔵 松井浩 鹿毛 先
マツカゼウンカイ 牡4 700 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
メジロゴーリキ 牡4 700 長澤幸 岡田定 鹿毛 逃
  ジェイワン 牡4 700 藤野俊 槻舘重 鹿毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「はまなす賞」の概要と傾向
  今年もはまなす賞の季節がやってきた。当欄では毎年この不思議な条件(3歳馬、4歳馬のそれぞれの賞金上位)のこのレースの意義は何かを考えているが、答えは出ていない。ばんえいの場合3,4歳の若馬は古馬戦線ではまだまだ歯が立たす、こういう賞があるからチャンスが膨らむのだろう。しかしそれぞれの年代に3冠レースというのあるわけだから、やはりこの時期に対抗戦を設置する意味は見いだしにくい。例えば6月頃行われている特別戦の「天の川賞」のように軽量戦にするとかいう方法もあるとは思うが。いずれにしても見る方からすれば、同じメンバーの組み合わせばかりよりいろいろバラエティがあった方がおもしろいので、こういうレースは歓迎だ。
  このレースの傾向は、ガチガチに堅くはないものの比較的落ち着いた配当で荒れることは少ない。過去10年で1番人気は(2,3,1,4)とまずまず。但し優勝馬は全て5番人気以内で、穴馬の台頭は難しい。3歳対4歳では4歳馬が7勝3敗とリードしているが、3歳馬も健闘。ハンデに恵まれているということもあるだろう。連覇は非常に難しく24年前のコーネルトップまで遡る。牝馬も善戦傾向。騎手では現役では阿部騎手と藤本騎手が3勝ずつでリードしている。
今回のみどころ
  今年は3歳、4歳両世代とも群雄割拠で、並べてみると重賞勝ち馬が揃う。3歳勢では重賞2勝の牝馬ミスタカシマ、そして急激に力を付けてきた今年の大賞典馬アアモンドグンシンら、4歳勢からはダービー馬メジロゴーリキや4歳になり花開いた柏林賞勝ち馬ジェイワン、そして連覇を狙うミノルシャープなどどの馬にもチャンスがありそうなメンバーだ。ハンデ差にも注目。果たしてどの馬がチャンスをつかむか。現状における3歳と4歳の力比べも興味深い。天候による馬場状態にも留意。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 カネサスペシャル:重賞は昨年のばんえい大賞典の勝利がある。後方待機から切れ味で勝負する馬だが、柏林賞の時のように軽すぎると更に速い馬に差される場面があった。重馬場で他馬が苦労するところを抜け出すようなレースが理想。障害は悪くないが前走では苦心した。
 2 ミノルシャープ:昨年3歳時にこのレースに勝っており24年ぶりの連覇馬となれるか。障害も上手で切れ味も抜群。しかし課題はスタミナ。見せ場は作れるのだが、残り10mあたりで急激に失速し他馬に差し返される場面が多く見られる。軽馬場で粘り切れる場面がほしい。
 3 ミスタカシマ:重賞はナナカマド賞、黒ユリ賞と2戦2勝。主戦騎手や賞金の関係もあってか狙うレースを絞っているが出ればしっかり結果を出している。障害もしっかり対応でき、最後まで走りきれる粘りもある。底を見せていない魅力がある。但しいきなりの重量が課題か。
 4 アアモンドグンシン:3歳勢の中でも最も勢いのある馬。今シーズンは大賞典や3歳特別戦を含み7連勝するなどめっきり力をつけてきた。ただ、前走では2ランク上がった古馬相手に厳しいレース。障害でも手間取った。それでも2着に食い込んだのはこの馬の潜在能力か。
 5 ハマノダイマオー:重賞勝ちはないものの、今シーズンに入り好調で常に掲示板内をキープ。大賞典では序盤で先行した馬に置かれてしまい不完全燃焼に終わった。障害は悪くなく相手なりに走れるが、やや決め手に欠ける。上級生の4歳馬のペースについて行けるかもカギ。
 6 マツカゼウンカイ:重賞は未勝利、しかしダービー2着など出走すれば堅実なレースを見せている。相手に合わせる走りができ、後方から行ってもいつの間にか馬群の中に入って好位置につけているような場面がある。しかし勝ちきるには何かがほしい。枠順もポイント。
 7 メジロゴーリキ:昨年のダービー馬。1200kgの馬格が示すようにスケールの大きなレースを見せる。障害もどっしり構えてしっかり越えてくる。ただ器用さはないので柏林賞の時のように全体のペースが速くなると厳しい。馬場状態が常にポイント。とにかく先行したい。
 8 ジェイワン:2歳時は世代上位を走っていたが重賞では勝ちきれず、その後は得意だったはずの障害で苦しむなど伸び悩みの時期があった。しかし柏林賞では軽馬場を生かした抜群の切れ味を見せ接戦を制して優勝。ただその後は再び障害でのミスが出ている。前半楽に行ければ。

【はむ!の見解まとめ】
  出走権のあった3歳馬2頭(オレワチャンピオン、キタノユウジロウ)が回避したが、有力どころはほぼ揃った。馬場状態は、土曜日に台風の影響のまとまった雨が降って基本的には軽いか。但し日曜日の天候回復具合より微妙に変化がありそう。勢いと軽ハンデの3歳馬を取るか実績の4歳馬を取るか。特に3歳勢では今シーズン絶好調のアアモンドグンシンの走りに注目。ただ転厩初戦(とはいっても平地競馬のように大移動するわけではないが)で、重賞に強い槻舘厩舎と松田騎手ではあるが、共に新しい環境でどこまで順調にいっているのか。ペースが速いと障害での引っかかりに心配がある。当欄では、馬場状態や展開を踏まえて4歳馬◎(2)ミノルシャープの連覇ありと見てこの馬を本命に持ってきた。降りてから一瞬の切れ味はあるものの最後の粘りに課題があったが、得意な軽馬場となり最後までしっかり逃げ切れるか。阿部武騎手はグンシンの方にもこれまで主戦で乗ってきており癖もよくわかっているはずだが、その中でこちらを選んできたのもプラス材料とした。相手だが、同じ4歳で地味ながら安定した走りでしっかり上位に来ている○(6)マツカゼウンカイを連軸として加えた。接戦を制して念願の初重賞なるか。そして▲(4)アアモンドグンシンを、先に述べた転厩初戦や速いペースになったときの障害のリスクなどを加味して単穴扱いとした。もちろん軽くこなしてあっさり勝つことも考えられる。3歳牝馬△(3)ミスタカシマも大きいレースには滅法強く、持ち前の先行力と障害力を生かせれば侮れない存在。
  その他では(8)ジェイワンの切れ味が不気味だ。柏林賞でのごぼう抜きの追い込みは圧巻。しかしペースに上手く乗れれば良いが障害でのリスクもあり、この馬を絡めるかは賭けになりそう。それは(1)カネサスペシャルにも言えること。障害力はジェイワンよりあるが、やはり速いペースになると苦しいか。馬場が回復し時計がかかりそうなら、実績のある注(7)メジロゴーリキが浮上してくる。抜群の先行力があり逃げ切る場面も。安定性から印を付けるならこの馬にしたい。(5)ハマノダイマオーは展開的に苦しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  いつもの年もだけど、今年は特に馬券的に辛い状況になっている。いつもなら予想は近いところまできてあとは馬券の買い方というところなんだけど、今年は予想自体があたらない。しかも今回は難しいはまなす賞。
  なんとか馬を絞って、買い目の手を広げる作戦でいってみたい。なんとか当たり味を覚えたいものだ。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 BOX 2,6,4,3 合計24通り 各100円
      BOX 2,6,4 合計6通り 各100円
      2,6→2,6,4,3→3,7,1 合計10通り 各100円
  馬複 BOX 2,6,4,3 合計6通り 各100円 合計 4,600円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 2 500円
  ワイド 7=2,6,4,1 1=2,6,4 合計7点 各100円
  合計 1,200円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

2018年8月16日木曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第30回ばんえいグランプリ(8/12)

ばんえい重賞レース回顧
第30回ばんえいグランプリ(BG1)-2018年8月12日-10R 200m直 晴 1.4%
  1着○(1)オレノココロ(鈴木恵) 2分05秒5
  2着△(6)センゴクエース
  3着 (8)シンザンボーイ
   単勝 1 370円(2番人気) 馬複 1-6 1,240円 三連単 1-6-8 21,950円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの夏の大一番、BG1のばんえいグランプリは、ファン投票1位で当日は2番人気のオレノココロが障害2番手から早めに逆転し最後は突き放して優勝。このレースは一昨年に続き2度目の制覇。通算重賞19勝目。鈴木恵介騎手は今年の柏林賞に続き重賞70勝目となった。

レース振り返り
  帯広はそれまで乾いた重めの馬場が続いていたが、金曜日の夜にまとまった雨が降り、コースの砂が水分を含んで締まり土曜日は軽く時計が出ていた。しかし気温が高く乾きも早かったため日曜日になると、粘り気のある微妙な馬場となった。
  レースはスタートからややばらつき気味、コウシュハウンカイ、キサラキク、ソウクンボーイあたりが出足が良く第1障害の先行グループへ、シンザンボーイら2,3頭が遅れて後方から追う形。第1、2障害の中間では各馬刻みを入れゆったりしたペースに落ち着いた。このあたりでキサラキク、コウシュハウンカイが先行、出足でやや遅れていたトレジャーハンター、フジダイビクトリーら本来先行すると思われていた馬が前に追いつき、出入りの激しい展開。最内のオレノココロも1歩引きつつ前に離されずに付いて行った。第2障害手前へはコウシュハウンカイが先に到着し、先行馬勢がこれに追随。ここまで63秒とまずまず。2,3頭を残して横一線となった。
  第2障害を先に仕掛けたのは1番人気コウシュハウンカイ。止まらずに天板まで登ったものの、いつもよりやや勢いが足りず、つまずき気味で越えるまで時間がかかった。それでも先頭で越え最後の直線へ。続いてキサラキクや後方から来ていたセンゴクエース、フジダイビクトリーらが相次いで障害に挑戦したがいずれも坂の途中でストップ。これらを見るようにオレノココロが頭を上げながらしっかりした脚で障害を2番手でクリア、前のコウシュハウンカイを追いかけた。そして残り30m付近で並びかけ逆転。後は脚色が衰えることなく、後続を離しつつゴールまで一気に駆け抜けて快勝。かわされたコウシュハウンカイは直線の勢いがなく、残り20m地点あたりからは脚色がかなり厳しくなっていた。そこに、後方待機からひと腰で障害を切って3番手に付けていたシンザンボーイと、障害を立て直したセンゴクエースが迫ってきて、残り10m地点で3頭が並んだが。勢いが違う。接戦からセンゴクエースが前に出て2着、シンザンボーイが差の無い3着に入った。コウシュハウンカイは最後ゴール前で止まり、後ろから来たカンシャノココロにも迫られたがなんとか4着に残った。

次走へのメモ
オレノココロ(1着):この馬が勝つときは実に強い走りを見せる。今回も序盤から最後まで全く非の打ち所のない完璧な走りで力の違いを見せつけた。障害も軽々と越え力強かった。横が開いた内枠もこの馬にはプラスに働いたか。馬場がさほど軽くなくペースが落ち着いたので、無理なくライバルをマークしながら進められたのも良かったのではないか。馬体重が減っていたがこれも素軽い動きにつながったといえる。次の目標はかなり先だが帯広記念からばんえい記念ということになるので、それまでは一息いれてじっくり調整か。減った馬体重は少し戻したいところ。レースは調整段階でハンデなどを見ながら選んでいくことになるだろう。
センゴクエース(2着):前半は様子を見ながらの後方待機。障害はやはりひと腰というわけにいかなかったが、崩れなかったので立て直しは早かった。価値ある2着と言ってよい。直線の脚取りはしっかりしているので、あとは障害をいかにスムーズに越えられるかと、それまでの前半でペースを作れるかが課題。今後も重賞戦線に加わっていくが特別戦あたりで勝ち味を覚えたいところ。
シンザンボーイ(3着):障害をひと腰で越えられたことが善戦の要因であったといえる。末脚もしっかりしていた。前半は後方に置かれて、追いつくのに精一杯に見えたが、かえって揉まれずこの馬のペースで走れていたようだ。これまで何度か挑戦してきた古馬重賞でようやく存在感を見せた。今後も台風の目になりそう。
コウシュハウンカイ(4着):この馬にしては障害でやや手間取り、ゴール前での失速につながった。先行した前半の1,2障害中間あたりの馬場がかなり渋く、ここで力を消費したようだ。勝ちに行った結果、展開が合わなかった結果ということであり、決して力負けではない。中心的存在であることに変わりはない。
カンシャノココロ(5着):無理に前に行かず、自分のレースに徹していた。爆発力はないが、障害が上手でしっかり最後まで走れるので、他馬が厳しくなればしっかり着を拾っていける。今後重賞慣れして、さらに積極的に行けば見せ場を作れる存在になるだろう。
  その他の馬は、かなり差が開いた。キサラキク(6着)ソウクンボーイ(7着)はいずれもやはり障害に課題を残した。トレジャーハンター(8着)、そしてフジダイビクトリー(9着)と障害が上手なはずの2頭も障害で相当苦労、見た目より馬場が重かったのだろう。これらも馬場状態によっては全く違った展開になるかもしれず、見限ってしまうのは早計か。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,500  (配当)0 (投入)4,500
  (単複・ワイド)今回 -1,250   (配当)250 (投入)1,500
  今年度累計 -22,300 (8/12現在)
    通常  -17,910 (配当 7,590 - 投入 25,500)
   単・ワ  -4,140 (配当 5,260 - 投入 9,400)
  今回は取りガミ覚悟の堅いところを中心に狙っていたのに、本命が来ないのだからどうしようもない。やはり競馬はこういうことがあるのだという教訓だ。オレノココロの逆転があるかもというところまでは考えていたのだが、それ以上の展開ができていないのが問題。ワイドの1点だけが雀の涙。ここは素直に負けを認めるしかない。しかし、まだまだ先は長いのにすでに泥沼化、なんとか抜け出さなければ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の8月26日、3歳、4歳の世代対抗重賞、はまなす賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年8月11日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第30回ばんえいグランプリ(8/12)

金字塔
  先日、地方競馬のみならず日本の競馬の金字塔として、大井競馬場を中心として活躍する的場文男騎手が(2018年8月11日現在で)日本記録タイに並ぶ通算7,151勝をマークしました。新記録まであと1勝ですがこれもまもなくでしょう。昭和48年にデビューして以来多数の大けがを乗り越え40年以上コツコツ積み重ねた勝ち星、全く頭の上がらない思いです。しかもこの9月には62歳となるにも関わらず馬の上で飛び跳ねるような元気いっぱいの騎乗で、勝っても負けてもファンを魅了します。中央でも地方でも名騎手というのはいるものですが、最高のレジェンドといえばやはり的場騎手を置いてほかないでしょう。こんなベテランでもまだ宿題(37回挑戦して2着10回ながら未だ勝てていない東京ダービー制覇)が残っているようで、まだまだ区切りをつける気配はないようです。今後も地方競馬ファンとして応援していきたいものです。なお、2018年8月現在現役最年長騎手は川崎の森下博騎手(63歳)、ちなみにばんえい騎手の最年長は当欄でも時折話題にしている山本正彦騎手(61歳)です。いずれも騎乗回数は少ないもののしばしば活躍され馬券の友になっています。
  さて、ばんえいは夏シーズン唯一のBG1、ファン投票によるばんえいグランプリです。(いつものナイター重賞より5分早いので注意)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第30回ばんえいグランプリ(BG1)
(2018年8月12日(日)20:05発走 帯広10R ダ200m 3歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
オレノココロ 牡8 810 鈴木恵 槻舘重 青毛 差 1位
キサラキク 牝7 790 阿部武 金田勇 芦毛 差 8位
  トレジャーハンター 牡11 810 長澤幸 金田勇 鹿毛 逃 11位
  カンシャノココロ 牡7 800 松田道 坂本東 鹿毛 先 3位
コウシュハウンカイ 牡8 810 藤本匠 松井浩 栗毛 先 5位
センゴクエース 牡6 810 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差 2位
  ソウクンボーイ 牡8 810 村上章 西邑春 鹿毛 追 6位
  シンザンボーイ 牡7 800 西謙一 坂本東 栗毛 追 4位
フジダイビクトリー 牡10 810 西将太 中島敏 栗毛 逃 7位
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえいグランプリ」の概要と傾向
  ファン投票選抜により出走馬を決定する重賞で平成元年に創設、丁度30年目の年になる。(出走馬をファン投票により選抜する競馬のレースはJRAの有馬記念、宝塚記念、地方競馬ではホッカイドウ競馬の道営記念、岩手競馬の桐花賞、兵庫の園田金盃、佐賀の中島記念などがある)ファン投票なのでいつもの賞金上位以外からも選ばれる可能性はないわけではないが、結局は賞金上位が並ぶためいつもの古馬重賞メンバーということになることが多い。(過去には実績のあったライデンロックや毛色の美しいアオノレクサスなどがランク下位から選ばれたことがあるが成績は今一つ、今年もB1クラスで鹿駁毛のブチオがファン投票13位だったが出走に届かず。)
  ハンデ差も少ないレースなので実績上位馬が実力どおりに走るだろうというのが常識だが、そこは競馬。1番人気は(2,3,0,5)とやや怪しい。過去には重賞21勝の名馬カネサブラックはこのレースに5回出走して優勝がない(2着3回)など、時期的なものもあってか簡単には決まらないのがこのレース。但し、過去6年3着以内が全て5番人気以内に収まっており、大きく荒れることは少ない。(但し、2011年のニシキダイジンは7歳まで重賞は1勝のみでこのレースは8番人気であったが勝利。これきっかけに力を付けていった典型的な晩成型の馬であった。)
  ファン投票1位の馬は(1,1,1,6)と過去10年で勝ったのはフクイズミのみとこれも不思議なデータだ。牝馬は出走自体少ないが勝ち馬にアンローズ、フクイズミなどがおり力がある馬なら勝負になる。騎手では藤野騎手が5勝などベテラン騎手がまんべんなく勝っているが(今年は騎乗予定なし)、重賞通算50勝を挙げ昨年騎手を引退した大河原現調教師が現役時代このレースには勝てなかった。

今回のみどころ
  今や古馬戦線はオレノココロとコウシュハウンカイの8歳馬2頭が2強時代を作っているイメージではあるが、オレノココロがファン投票1位は勝てないというジンクスを破り2年ぶりのグランプリ制覇なるか。それともファン投票5位に甘んじたコウシュハウンカイが真の実力を見せつけるか。あるいはセンゴクエースら新興勢力の台頭はあるのか。はたまたこのレース2度優勝のフジダイビクトリーがもう一花咲かせるか。興味はつきない。出走権のあったマルミゴウカイはこのレースを回避し9頭立てとなった。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:ファン投票は昨年に引き続き堂々の1位。グランプリは4度目の出走で一昨年は優勝しているが、昨年は3着に終わりその屈辱を晴らすことはできるか。夏になると体重を減らすなどこの馬にとっては季節的に苦手な時期のように思われる。しかしやはり実力上位。障害も切れている。ある程度時計がかかる展開なら一昨年のように十分差し切り可能。
 2 キサラキク:重賞戦線ではほとんど紅一点で頑張っている。7歳牝馬となり、毛色からなお一層かつてのフクイズミを彷彿とさせる。しかしまだ重量が厳しいのと、障害での苦戦が続いており結果は出せていない。ただ障害を越えさえすれば降りてからの脚は持っており見せ場を作ることもあり得る。前走の特別戦で久々に勝ち味を覚え一変に期待。軽馬場ならなお良い。
 3 トレジャーハンター:グランプリは4年ぶり3度目の出走。11歳馬になりさすがに勢いには陰りが見られるが、それでも上位をキープできるのは、この馬の粘り強さか。必ず先頭集団につけ見せ場までは作れる。あとはどこまで息が続くかだが、軽馬場にでもなれば粘りが生きて他の馬が追いつけきれない時もある。チャレンジャー精神で思い切ったレースを期待。
 4 カンシャノココロ:今年に入って古馬重賞戦線にしばしば参戦。着順上の結果は出ていないが、経験を積んで徐々に力を付けている印象。先行力、障害力ともある上、粘り強い走りはむしろ重賞向きであろう。今回はファン投票にも押し上げられて堂々の出走。ただここにきて体重が減り続けているのが懸念。前回も取消しており体調面がどうか。当日の馬体重に留意。
 5 コウシュハウンカイ:派手さがないためかファン投票は5位に甘んじたが、それでもばんえいを代表すると言っても過言ではない実力馬。とにかく堅実そのもの、更に今年は凄みも出てきた。これまで唯一の弱点だった詰めの甘さも見られず、むしろ先に他馬を生かせてもじっくり差し返すようなまさに横綱相撲を見せている。4度目の挑戦でグランプリ初制覇なるか。
 6 センゴクエース:古馬重賞もすっかり常連になってきた。人気も上昇で、ファン投票2位と期待も大きい。スピードも力も申し分ないが、ここにきて障害で手間取る場面も見られ、そこが勝ちきれない原因になっている。障害を意識すると前半の行きっぷりにも影響してくる。しかしトップクラスの馬の中で大敗はしていないので、流れをつかめれば抜け出しの場面も。
 7 ソウクンボーイ:素軽い走りと直線でのスピードがこの馬の持ち味であったが、今年出走したばんえい記念の好走あたりから高重量への適応力と新たな面が見え始めにわかに注目されてきている。ファン投票も6位。強い8歳世代の一頭として存在感を示せるか。ただ障害の苦手意識が見え隠れしており、ここをどのように克服していくか。軽馬場になれば大駆けも。
 8 シンザンボーイ:グランプリは昨年に引き続き2回目。今年はファンに推されての出走となり期待がかかる。重賞は未勝利で格的には見劣り感は否めないものの、オープン勝ちの実績もあり決して足りない馬ではない。切れ味で勝負するタイプながらある程度障害もこなせるので序盤から積極的に攻めて行っても面白いのではないか。馬体重の変動が大きく懸念材料。
 9 フジダイビクトリー:グランプリは5度目の出走。このレース連覇の経験もある実績馬。10歳になってもまだまだ元気だ。高重量が得意のように思われているが軽めの馬場もこなせる。障害も力で持って行くタイプでまず崩れることはない。切れ味にはやや欠けるが一旦失速しても差し返す力もある。他馬が苦しむような場面があればスルスルと抜け出してくることも。

【はむ!の見解まとめ】
  夏シーズン唯一のBG1、ソリにファンの夢を乗せてどの馬が先頭でゴールを駆け抜けるか。本州ほどではないとはいえ暑い夏をどのように乗り越えていけているかもカギ。夏バテしている馬がいればたとえ実力はあっても力が出せないのは過去の例をみても明らかだ。その後の秋シーズンに向けての古馬戦線などもにらみつつ、どこまで各馬が持てる力を発揮出来るかを見極めたい。なお、当地は金曜日の夜にまとまった雨が降っており馬場状態もポイントになりそう。
  しかしやはり上位馬の有利は動かないだろう。その中でも◎(5)コウシュハウンカイの最近の充実ぶりは圧巻だ。障害も安定しているし粘りも増している。今ならどのような展開になってもまず崩れることは考えにくい。あとはこれに迫る馬がいるかどうかだが、現状では厳しそう。唯一負かすことのできる馬がいるとすれば、やはり実績no.1でファン投票1位の○(1)オレノココロくらいか。夏は馬体重も減って決して得意な季節ではないようだが、それでも2年前は同じような状況でもしっかりした末脚で差し切り勝ち。伊達に重賞18勝もしている馬ではない。実力は上位。今年も2番手というより逆転候補と考えて良い。最内枠も今年の旭川記念で勝っており全く問題ない。実績馬▲(9)フジダイビクトリーは大きな舞台でこそ活躍する。先行力がありしぶとい粘り腰は侮れない。意外にも雨の降った軽馬場の方が最後まで走れそう。ファン投票2位の△(6)センゴクエースは力はありながら、少し後手に回ったり、障害などで手間取ったりする部分があるのがまだ若いところか。勢いがつけば最も怖い存在だが。他には、きっかけをつかみかけた注(2)キサラキク、鋭い末脚を持つ(7)ソウクンボーイらが展開次第では見せ場までありそう。しかし馬券圏内まではどうか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年は(今年も)馬券的にはかなり出足が良くなく、マイナス街道まっしぐら。今回もまともに買えば安そうな配当が多い。ただ当たることも味わいたいので、取り返しに行くよりいつものペースでやっていこうと思う。
  今回は、3連単は頭はコウシュハとオレノココロに絞って、フジダイ、センゴクを少し絡める。あとはコウシュハからの枠複で。ワイドはフジダイとセンゴク、そしてキサラキクは応援馬券。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 5,1→5,1,9,6→5,1,9,6 合計12通り 各200円
      5→1,9,6→1,9,6,2,7 合計12通り 各100円
  枠複 5=1,8,6 合計3通り 各300円 合計4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 5 600円
  応援馬券(単+複)2 各200円
  ワイド 9=5,1,6 6=5,1 合計5点 各100円
  合計 1,500円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告します。

2018年8月1日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回ばんえい大賞典(7/29)

ばんえい重賞レース回顧
第43回ばんえい大賞典(BG3)-2018年7月29日-10R 200m直 曇 0.9%
  1着注(4)アアモンドグンシン(阿部武) 2分03秒2
  2着○(3)オレワチャンピオン
  3着 (7)コウシュハレガシー
   単勝 4 150円(1番人気) 馬複 3-4 370円 三連単 4-3-7 4,320円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳重賞三冠の第一弾、第43回ばんえい大賞典は、1番人気となった上がり馬アアモンドグンシンが障害を先頭で越え、止まりながらも最後まで粘りきって優勝。重賞初制覇となった。平場戦を含めれば7連勝。阿部武臣騎手は今年1月のヒロインズカップ以来の重賞制覇で通算16勝目。
レース振り返り
  前日に日本列島に上陸した台風12号の遠い影響で、帯広にも朝に雨が降ったものの、雨量は多くなく、それまでに晴天が続いていたこともあって馬場は0.9%と乾燥していた。さらに前週にソリのズリ金交換が行われ摩擦係数が高く、時計のかかるレースが続いていた。
  レースはスタートからほぼ揃って第1障害越えまで進み、第1障害を越えたあたりからアアモンドグンシンとキンツルモリウチが前に出て行った。特にキンツルモリウチが果敢に攻めて、刻みながらも2,3馬身離して先頭をキープ、続いてアアモンドグンシン、そしてコウシュハレガシー、オレワチャンピオンが付いていく。キンツルモリウチが第2障害手前に到着したのが52秒と馬場状況にしてはかなり速い展開となった。そしてキンツルモリウチは3,4頭が第2障害に到達した時点で早くも障害を仕掛けた。力一杯引っ張ったものの坂の7分目あたりでストップ。それを見るようにしてアアモンドグンシンが力強く坂をひと腰で越え先頭へ、キンツルモリウチが立て直して2番手で障害を越えこれを追うが勢いがない。後続もコウシュハレガシーらが障害にチャレンジするがいずれも苦戦。その中ではオレワチャンピオンが障害を十分溜めてひと腰で越えて3番手、続いてジェイコマンダー、コウシュハレガシー、ハマノダイマオーと一頭ずつ降りて行く。その間に先頭のアアモンドグンシンはぐんぐん他を引き離して残り20m地点あたりで6,7馬身差の大きなリード、しかし残り10mあたりで厳しくなり一旦立ち止まる。その間に各馬をかわして2番手に踊り出ていたオレワチャンピオンが一歩一歩踏みしめながら前に迫るが、これも脚色が厳しい。立て直したアアモンドグンシンが再度進み、最後は一杯になりながらも渾身の力でゴールを駆け抜けた。最後で転倒したがゴール線を越えた後で大事には至らなかった。2着争いは追ってきたオレワチャンピオンがゴール手前でもう一度止まったところを外から追ってきたコウシュハレガシーが並びかけるがわずかの差でオレワチャンピオンが2着、コウシュハレガシーが3着、当欄で本命とし、2番人気まで推されていたハマノダイマオーは最後追いかけたが届かず4着に終わった。
次走へのメモ
アアモンドグンシン(1着):負担重量、馬場など条件は厳しかったが、連勝の勢いは止まらなかった。前に行くことは想像されたが、さらにキンツルモリウチが先に行った時にも落ち着いて2番手追走。そして障害を軽々と越えて先頭に立ちセーフティリードまで引き離した。最後は厳しくなったもののそれでも他馬より余裕があった。これでライバルより一歩抜け出た形にはなったが、さらに荷物が重くなってどうか。さらなる成長に期待したい。次の大きな目標は秋のばんえい菊花賞ということになるが、それまでをどのように過ごすか。クラスが上昇しハンデ加算とさらに試練が待っている。はまなす賞の出走権もあるが出走は微妙か。
オレワチャンピオン(2着):本来は先行したいところだったが、展開が速く、序盤は付いていくのがやっとであった。それでも実力馬、障害を楽に越えてからは力強い走りで前に迫った。追いかける展開となったのでこの馬らしい粘りの走りとはいかなかったが、障害力などで存在感は示せたのではないか。荷物が重くなるのは歓迎。秋のクラシック戦線には当然上位争いの期待がかかる。
コウシュハレガシー(3着):やはり大きなレースでこの馬は侮れない存在。兄と同様に重い馬場にも適応力があるのだろう。無理なく3~4番手あたりの好位置につけ、切れ味を見せて最後は2着にわずかのところまで迫るなど見せ場を作った。障害でもうひと足出なかったのが悔やまれるが、当初人気からすれば上出来。次ははまなす賞あたりが面白そうだが出走権が微妙。
ハマノダイマオー(4着):当欄で期待したが、やはり予想より速い展開になり、直ちに対応できなかったことが敗因か。障害力もあるはずだったが前にドッと行かれたこともありもう一歩が出なかった。この馬の不器用さが出てしまったか。直線の確かな走りを見ればやや力を持て余した感も。さらに経験を積み重ねたいところ。
キンツルモリウチ(5着):人気薄であったが、果敢な逃げを打ってペースを作り、他馬の力を封じる作戦で、最後は厳しくなりながらも粘りで掲示板内に残った。こういうタイプの馬はこれしかないという走りで対応し見せ場十分。軽馬場になればさらに持ち味を発揮できるのではないか。
  その他では、ミノルシンザン(6着)は終始自分のペースを守り、最後までしっかり走り切った結果の順位であった。善戦。ジェイコマンダー(7着)は前方で障害をさばくなど悪くはなかったが、馬体重マイナス36kgは減りすぎ、スタミナ面での課題を残した。当欄で単穴に推していたキタノユウジロウ(9着)は、前半から行き脚が良くなく、本来の切れ味が出せず見せ場を作れなかった。体調面でどうなのか。巻き返しを期待。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,000   (配当)0 (投入)4,000
  (単複・ワイド)今回 -260    (配当)940 (投入)1,200
  今年度累計 -16,300 (7/29現在)
    通常  -13,410 (配当 7,590 - 投入 21,000)
   単・ワ  -2,890 (配当 5,010 - 投入 7,900)
  ここに反省の弁しか書けないことが情けないのだが、今回も完敗。勝ったグンシンを軽視したこともそうだし、本命ハマノダイマオーが馬券圏内に届かずダメダメ。馬券以前に予想自体がまるでダメだった。またまたワイドで火消しという情けない状況。ま、今回は難しかったということで。しかしたまにはスカッと気分良く当てたいものだ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の8月12日、夏の大一番・ファン投票などの選抜によるばんえいグランプリBG1です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

2018年7月28日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第43回ばんえい大賞典(7/29)

異常気象2
  前回に引き続き異常気象の話題からしなければなりません。西日本豪雨の傷跡も癒えない中、今度は東日本や西日本を中心に猛暑、観測史上最高気温を更新するなど異常な気象が続いています。この傾向は世界的なものだそうで、世界各地で熱波による被害などが出ているようです。また北極圏の氷も溶け出しているとか。いよいよ地球規模での温暖化は進んでいるのでしょうか。一方、これを書いている間にも台風12号が日本列島を狙っています。これ以上被害のないことを祈りたいものです。
  話は変わって、日本でもモータリゼーション時代の少し前までは、馬が、田畑を耕したり、車を引っ張ったり、あるいは人を運んだりと馬が人間の生活の力になっていました。ことさらばん馬は北海道で荒れた土地を耕し畑にするなど開拓の一翼を担っていました。今やそれらは便利で強力な機械がやってくれていますが、それらは少なからず資源を消費し温暖化ガスをまき散らしています。そのうち限界がくるでしょう。その時もう一度彼ら(馬)の出番が来るかもしれません。というわけで、そういう思いを片隅に競馬を楽しんでいきたいものです。(強引に競馬に持って行く)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回ばんえい大賞典(BG3)
(2018年7月29日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ジェイコマンダー 牡3 670 西将太 槻舘重 青毛 差
キタノユウジロウ 牡3 680 松田道 村上慎 栗毛 差
オレワチャンピオン 牡3 680 鈴木恵 中島敏 栗毛 逃
アアモンドグンシン セン3 670 阿部武 小林長 鹿毛 逃
  ミノルシンザン 牡3 670 藤野俊 大友人 鹿毛 先
  キンツルモリウチ 牡3 670 西謙一 西康幸 芦毛 先
  コウシュハレガシー 牡3 670 菊池一 平田義 栗毛 差
ハマノダイマオー 牡3 670 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
  フナノダイヤモンド 牡3 670 船山蔵 松井浩 栗毛 追
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえい大賞典」の概要と傾向
  競馬では一般的に馬の能力を推し量るのに3歳時が最も適当な時期と言われ、中央でも地方でもあるいは海外でもほとんどに3歳3冠レースいわゆるクラシックが組まれている。ばんえいの場合はまだまだ未熟な年齢である上に、他にも2歳時や4歳になってからでも別に3冠レースがあるため、若干要素は違うものの、やはり3歳時の活躍が後に実績になって残ることもあり、各馬しのぎを削っていく。
  過去10年の傾向を見ると1番人気は(1,1,1,7)、目下9連敗中と非常に厳しい。一方で2番人気は(4,0,3,3)と一応4勝している。下位人気も昨年のカネサスペシャルが8番人気で勝ったようにチャンスはある。3連単導入後の7年で6回が万馬券とかなりの波乱傾向。イレネー記念馬の優勝はゼロ。一方、前月に行われる前哨戦の特別戦とかちダービーの勝ち馬が4勝しており、実績より勢いか。もしかしてこのあたりが3歳世代の節目となっているのかもしれない。
今回のみどころ
  今年のこの世代はまさに大混戦模様。レースごとに勝ち馬が変わる。2歳時の実績馬に対して、最近著しく伸びてきた馬が入り交じる。実績面ではヤングチャンピオンシップを勝ったオレワチャンピオンが上位。(イレネー記念馬のカネサダイマオー、重賞2勝の牝馬ミスタカシマは出走していない。)これに対し、目下6連勝のアアモンドグンシンら上がり馬が絡みどのような展開になるのか。なお、先週からソリのズリ金の取り替えなどが行われたことにより非常に時計がかかっていることにも留意。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ジェイコマンダー:2歳時はトップを行っていた時期もあったが、荷物が重くなるにつれ障害に課題が出た。しかしナナカマド賞3着、YC2着の実績。障害さえ切ってくれば持ち前のスピードと切れ味で前に接近することは十分可能。
 2 キタノユウジロウ:唯一出走した重賞イレネー記念では直線で一旦先頭に立つ見せ場を作っての2着。勢いがあったが、ここにきてやや置かれている傾向。切れ味のある脚と自在の立ち回りが持ち前で、荷物が重くなれば巻き返しも。
 3 オレワチャンピオン:2歳時は世代トップを走っていた。暮れのヤングCでは持ち前の先行力と粘りで重賞制覇。しかしイレネー記念ではリードを守り切れず、その後もスタミナ面で苦しんでいる。馬体が戻っていることがカギ。
 4 アアモンドグンシン:今シーズンに入って素質開花。前哨戦の世代特別戦を破竹の勢いで連勝、自己条件でも強い古馬勢と渡り合っている。元は障害が得意でなかったが、積極的に攻めて行くようになり、本領を発揮。荷物は未知数。
 5 ミノルシンザン:2歳時は馬自体が未完成で特別戦にも出走できなかったが、今シーズンに入り急成長。勝ち星を重ね、初の重賞出走にこぎつけた。先行力と障害力があり父親譲りの最後の粘りもある。重い荷物への対応は未知数。
 6 キンツルモリウチ:激しい出走権争いの末、回避馬もいたこともあり最後の切符を手にしてきた。YC4着、イレネー記念6着と重賞経験あり。先行力がモットーで障害も得意。しかし切れ味が今一つ、接戦に持ち込まれると甘い面も。
 7 コウシュハレガシー:1歳上のダービー馬メジロゴーリキの弟ということで対比されるが、こちらは華奢なタイプ。しかしレースセンスは良く自在に相手に合わせた走りができ切れ味もある。YC3着など重賞でも好走。障害もこなせる。
 8 ハマノダイマオー:デビュー当初から上位を争っていたが、イレネー記念で大敗するなど力を発揮できない時も多かった。しかしそれ以降は立て直し好走している。相手なりに走れて障害もまず良い方だが鋭さはなく勝ちきれない面がある。
 9 フナノダイヤモンド:最後の出走権争いを勝ち抜いてきた。デビュー当初は力不足でレースにならないほどだったが、徐々に力を付けてきた。スタートダッシュがこの馬の特徴。障害を降りてからの切れ味も鋭い。中間しっかり走れれば。

【はむ!の見解まとめ】
  クラシック第1弾と言いながら前述のように荒れる傾向のレース。特に1番人気の信頼度が低い。その1番人気にどの馬がなるか、今年は蓋を開けてみないとわからないものの、トライアルを連勝するなど勢いがあるアアモンドグンシンが人気しそうな気配。確かに特別戦3勝(うちトライアル2勝)を含む破竹の6連勝で、いずれも他馬を引き離す非常に強い勝ち方で勝利しており、馬体も成長して力を付けていることは間違いない。しかし、連勝は軽馬場によるものでハンデももらっている。先週からソリのズリ金交換でレース傾向がガラリと変わっており、時計のかかるレースでどこまでやれるのか、そして1番人気が不利というこのレースのジンクスにも留意したい。そこで当欄では、この馬をあえて危険な人気馬ととらえ、他にこのレースの条件に適していると思われる馬を探してみたい。そこで重賞2勝の牝馬ミスタカシマに注目していたが、主戦騎手が騎乗できないこともあってか回避、しかし他にも力のありそうな馬はいる。その中で◎(8)ハマノダイマオーは、目立たないがトライアルでハンデを課されながらいずれも2着、勝ち味に遅い部分はあったが、障害力と先行力で確実に上位争いに食い込んでくる。接戦にも強く、勝ちきれるかどうかはともかく軸としては十分柱になりうるのではないか。ということでこの馬を本命に持ってきた。対抗にはやはり出走メンバー中唯一の重賞勝ち馬○(3)オレワチャンピオン。今シーズンは未勝利だが戦ってきた相手やハンデが違う。地力があり、鈴木騎手のしっかりした手綱捌きで先行逃げ切りの場面も想像される。重馬場なら▲(2)キタノユウジロウが面白い。イレネー記念2着の実績馬。今シーズンはハンデ差が重く成績は上がっていないものの、末の切れ味は確かなものがある。10kgのハンデ差がポイントだが時計がかかれば浮上も。さらには、障害さえ切れれば鋭い追い込みの脚を持つ△(1)ジェイコマンダーもそろそろ大駆けのチャンス。有力馬を挙げていくと注(4)アアモンドグンシンも簡単にはいかないことが考えられ、印を軽くした。他には、兄メジロゴーリキのように大レースに強そうな(7)コウシュハレガシー、ダッシュが決まった時の(9)フナノダイヤモンドあたりが気になるところだが、どのあたりまで絞っていけるかもカギ。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年も既にマイナス街道に入りかけてはいるものの、まだまだシーズン序盤。ここで攻めていかなきゃ、無難にいってもハズレるときはハズレるし、当たっても取りガミというのが続く。ということで少なくとも予想では攻めているつもり、あとはいかにうまく馬券を買うかだ。
  今回は非常に難しいので枠複などを多めに。トライアルを含め連勝中のグンシンをどう見るかがポイント、当欄では少し疑っていきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8,3,2BOX 合計6通り 各100円
      8→3,2,1,4→3,2,1,4,7 合計16通り 各100円
  枠複 8,3,2,1BOX 合計6通り 各300円
  合計 4,000円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 500円
  ワイド 1=8,3,2,7 7=8,2,2 合計7点 各100円
  合計 1,200円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。