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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2013年12月29日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ヤングチャンピオンシップ(BG2)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  2013年も振り返ればいろいろありました。個人的にも書き出せばキリがないくらいでとにかく今年は忙しかった。来年はもう少し仕事や趣味などにメリハリをつけ、ネットにも書いていきたい思います。(いつも意気込みだけ)
  さて、競馬ファンにとって年末年始は、JRAだけやる人ならお休み期間ですが、ばんえいを含む地方競馬ファンにはいちばんのお楽しみ時(稼ぎ時?)です。
  平場では、29日の東京大賞典(G1)があり、地方競馬をやらない人も、有馬記念で勝った勢い(又は負けた取り返し)でもう一丁挑戦する人も多いのではないでしょうか。(はむ!はホッコータルマエの巻き返しに期待したいと思います。)
  そして、ばんえい。年内は28~30日、そして年明けは元旦1日から6日まで連続開催となっています。出走間隔が短くなり馬も大変だし、ファンも軍資金が続くかどうか。この間に重賞が3つあり、年末は2歳のヤングチャンピオンシップ(BG2)、そして年明け2日には古馬オープンの帯広記念(BG1)、3日は明け5歳馬の天馬賞(BG1)があります。どのレースもここが目標で来ている馬が多く、見応えたっぷりのレースが期待されます。特に2日の帯広記念は全国発売。関西地区でも(ネット以外で)ばんえいの馬券が買える唯一のレースです。(園田・姫路競馬場、WINS難波、神戸など)時間でもあって気が向いたら初売りがてら難波でも行こうかな。
  それではまずは30日のヤングチャンピオンシップの予想から。

はむ!のばんえい予想
2013/12/30-10R 第15回 ヤングチャンピオンシップ(BG2)(19:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (3)コウシュハドン
○ (4)ハクタイホウ
▲ (9)ブラックニセイ
△ (10)ホクショウマサル
注 (2)メモリアルサマー

(はむ!の見解)
  このレースは昨年もこの欄で説明したように、「ばんえい甲子園」と言われ、ほぼ道内にあるばんえい馬産地を5地区(十勝、北見、釧路、北央、南北海道)に分けて予選を行い、各レースの2着までに入った馬が出走できる。結果として概ね上位馬が揃うが、地区ごとにややレベルの違いがあることもあり、トップ馬でもここに出られなかった馬も多い。今回も重賞ナナカマド賞の1,2着馬(ホクショウメジャー、ゴールデンフジ)が予選で敗れたため出走権がなかった。
  ばんえいの場合(ばんえいに限らず、競馬一般に言えることだが)この時期の2歳馬は、素質馬は見いだせるのの、成長度合いなどによってまだまだ甲乙つけられる感じではない。しかもこのレースは微妙にハンデ差もあるため、非常に予想が難しくなっている。
  実績では今期8勝で、それ以外もすべて3着以内に入っているハクタイホウ(南北海道産駒1着)が断トツのno.1だろう。力強さがあり障害も上手で走りも安定している。トップクラスであることは間違いない。しかし、時々最後で詰めの甘さを見せるところがあるのが心配だ。今回610kgの初斤量とトップハンデで、接戦にもつれ込めば、切れ味のある馬に差されることも考えられる。もちろん馬券の軸としては外せないが、どうしても死角探しをしてしまうタイプで本命からは外したくなる。対抗まで。
  そこではむ!の本命はコウシュハドン(釧路産駒1着)の方にした。青雲賞やナナカマド賞に出走していないなど、ライバル馬との特別戦での対決がなく未知数だが、一般戦では2走前にハクタイホウを封じて完勝するなど、常に上位のレースをしている。どちらかというと第二障害までは中団につけ切れ味で勝負するタイプなので、一歩遅れると取り残される懸念はあるが、今回は高重量でタイムが落ち着けば取り付くことは可能だろう。勢いを買いたい。
  5地区でもっともレベルが上と言われているのが十勝産駒。ここでの1着はホクショウマサル、2着はブラックニセイとなっている。ホクショウマサルは青雲賞で勝つなど、力のある馬ではあるが大外10番枠に入ったのはどうか。思い切った先行策をとることも考えられるが少なくとも有利な状況ではない。それなら、先行力のあるブラックニセイの方にチャンスがあるのでは。目立った成績はないが、大きく崩れることはない。
  唯一の牝馬メモリアルサマー(北見産駒2着)も注目の一頭ではある。牝馬の一発は怖くかなりの人気になる可能性もある。とにかくハクタイホウと40kgのハンデ差があるのが大きい。しかし、やはり重賞出走馬としては馬格がなく、成績にもムラのあるので、穴馬としてはおもしろいが、押さえまでだろう。
  あとはデビュー時1番時計で、最近ようやく調子を取り戻しつつあるマツノテンリュウ、トップJの鈴木騎手が乗り、一発の魅力もあるオオゾラシンスケなどが気になるところだが、資金に余裕があるときの三連単3着付け狙いぐらいか。
  いずれにしても将来性豊かな馬たちが集まっているレースなので、馬券を離れても応援したいところだ。

(はむ!の馬券)
  力の差があるように見えて、ハンデがあるので意外に難しい。当てに行くならかなり手を広げる必要がありそう。もう少し絞りたいのだが・・
 三連単 3,4→3,4,9,10→3,4,9,10,2,8

  年明けの帯広記念と天馬賞の予想は1月1日に書き込む予定にしています。

2013年12月22日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ばんえいダービー(BG1)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  今週のばんえいはいよいよばんえいダービー、JRAでは1年納めの有馬記念ですが(やっぱりオルフェーブルかな)、時間がなく簡単な予想だけですみません。早速22日のばんえいダービーの予想をどうぞ

はむ!のばんえい予想
2013/12/22-10R 第42回 ばんえいダービー(BG1)(19:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (1)コウシュハウンカイ
○ (3)オレノココロ
▲ (8)ショウチシマシタ
△ (6)セイコークイン
注 (2)ソウクンボーイ

(はむ!の見解)
  ばんえい菊花賞馬で、古馬トップ勢とも互角の戦いをしているコウシュハウンカイがやはり中心となりそう。展開によっては何かに差される可能性はあるが、それでも大きく崩れることはないだろう。馬券の中心に。
  相手は、ここにきて充実してきているオレノココロ。1100kgと馬格のあり力強い走りができるタイプだ。先行力もあるただ決め手勝負になったときにどうか。
  イレネー記念以来、9か月ぶり出走のショウチシマシタをどう見るかが、このレースの予想のカギになりそうだ。久々というのはどうしても気になるところだが、能検などでもいいタイムを出している様子で問題ないだろう。接戦にもつれ込めば抜け出す力はある。
  あとは惜しいレースが続いているくセイコークインの地力も侮れない。穴狙いならスピードのあるソウクンボーイが障害をうまく越えてくれば。
  当日の馬体重やパドックの様子なども注目したい。

(はむ!の馬券)
  ここは少頭数なのでなるべく絞って、年末年始の重賞シリーズに備えたい。
 三連単(マルチ) 1→3→8,6,2

  次の重賞は年末年始。まず12/30。2歳のヤングチャンピオンシップ(BG2)。そして、年明け1/2には全国発売の帯広記念(BG1)、1/3には天馬賞(BG1)があります。12/29には地方競馬のG1東京大賞典がありますので、その前ぐらいに書き込みします。(次はもう少ししっかり書きます。)

2013年11月30日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ばんえいオークス(BG1)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  もう今年も12月、世間は非常に慌ただしい時期になってきました。しかし一方、競馬界は平地もばんえいもビッグレースが目白押し。忙しいところではありますが、7億円の年末ジャンボなどともあわせて、夢を追う気持ちの余裕も大事なのではないでしょうか?
  今週はJRAでは地方競馬の重賞でもおなじみのダート馬が阪神競馬場に一斉に集う「ジャパンカップダート」があります。JBCなど地方重賞総ナメの強さを誇るホッコータルマエがその実力を見せつけるか、ベルシャザールなどの中央でしっかり勝ち上がってきた馬が意地を見せるか、あるいは外国馬代表としてアメリカから参戦のパンツオンファイアが正に黒船のようにおそってくるか。地方競馬ファンとしても注目のレースです。はむ!の予想としてはタルマエには頑張って欲しいが、2連覇を狙うニホンピロアワーズ、JBCで好走したワンダーアキュート、そしてスプリントで勝ち今年で引退が予定されるエスポワールシチーあたりが狙い目かなと考えています。それから世界のトップジョッキーが集まるワールドスーパージョッキーズシリーズもありこちらも注目です。

  ばんえいの方は薄暮開催2週目、今週はいよいよBG1・ばんえいオークスがあります。その前に、前回のドリームエイジカップについてですが、人気薄の6歳馬トレジャーハンターが先頭に立った勢いで、後続の追い込みを断ち切ってそのままゴールしました。この馬、大勝負に強いタイプなのか時々やってくれます。これからさらに力をつけてくれば重賞戦線の脅威になりそうです。優勝した浅田騎手もその前のばんえい菊花賞のクインフェスタでの敗戦の悔しさを晴らしたことでしょう。
  馬券としてはトレジャーを穴として押さえておきたいということろまで読みましたが、馬券に絡めるところまではできなかった感じです。気を取り直して今週のG1レースでがんばりましょう。
  それでは12月1日(日)のばんえいオークス(BG1)の予想です。(薄暮開催で発走時刻が変わっているので注意)

はむ!のばんえい予想
2013/12/01-10R 第38回 ばんえいオークス(BG1)(19:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (9)セイコークイン
○ (5)アグリナデシコ
▲ (10)コウシュハクィーン
△ (3)クインフェスタ
注 (6)ナナノチカラ

(はむ!の見解)
  3歳牝馬の最高峰といえばオークスだが、ばんえいの場合はJRAのように桜花賞や秋華賞にあたるレースがないため、オークスが3歳牝馬にとって唯一の大舞台となっている。G1の定量戦であり、過去をみてもやはり名牝と言われる馬たちが優勝馬に名を連ねている。
  今回の出走馬は上位5頭は重賞競走などで牡馬や古馬とも互角の戦いをしているほどの実力馬が揃っているが、下位5頭はCクラスで重賞どころか特別競走も未経験の馬が多く、力の差が歴然としている。やはり優勝争いは上位の馬からということになるだろう。
  その中で特に充実しているのがセイコークイン。重賞・特別戦を含むここ12戦ですべて3着以内と安定度抜群だ。自在のレースができるのも強みだ。ばんえい菊花賞では惜しいゴール前でのストップがあったが、今回の相手だとしっかり走りきれるのではないか。この馬は軸から外せないだろう。
  対抗にはばんえい大賞典の時当欄でも狙ったアグリナデシコをもう一度狙ってみたい。現在3連勝中だが勝ってきた相手が1組の好調馬。前走ではライバルのクインフェスタをシャットアウトしている。重賞でもヤングチャンピオンシップ2着など実績があり、この季節の軽馬場なら一気に抜け出すことも考えられる。
  ばんえい大賞典馬コウシュハクィーンも力上位であることは間違いない。この馬も長くいい脚が使える馬で、前の方に行ければ、混戦にもつれても勝負強さを見せるだろう。ただ今回は大外枠に入ったことが気になる。負けるときは見せ場無く負けることもあり、馬券の軸にはしづらいかもしれない。
  今回特に注目される馬は、菊花賞で目前で勝利を逃したクインフェスタ。主戦の浅田騎手とともに悔しい思いをしたことであろうが、その浅田騎手は前回の重賞で人気薄をきっちり勝っており、今回も今度こその意気込みで臨むことだろう。切れ味鋭いので追い込み馬のようなイメージがあるが、実は中盤前につけてレースをするタイプ。それが最後のところで詰めの甘さが出てしまうところがある。それが決め手勝負必至のこのレースの場合どう出るか。
  そしてさらに注目は、黒ユリ賞馬ナナノチカラが満を持して登場してきたことだ。実績はNo.1。出走したレースでは圧巻のスピードを見せており、この馬が順調に来ていれば大本命間違いなしだろう。もちろん今回もかなりの人気は集めそうだ。しかしその順調とはいえない臨戦過程が気になるところ。ばんえいの場合はそれでも実力があればカバーできる部分はあるが、いきなりの660kgでやや苦手の障害をクリアして最後の鬼脚を見せられるのか。スンナリ行けば圧勝もあり得るがそのあたりは賭けでもある。
  あとの馬たちもG1に出てくるぐらいであるので相応の力はある馬ばかりだが、いかにも上位5頭とは差がありすぎる。近走好走が続いているセンショウパワー、前について行けそうなキューチャンあたりが見せ場までは作れるかもしれないが、やはり善戦までというのが妥当な評価だろう。もちろん競馬だから何が起こるかわからない。

(はむ!の馬券)
  上位5頭はそれぞれ個性派でそれぞれが持ち味を発揮すればいいレースが期待できそうだ。ただ5頭の中でも絞らないと配当的にはあまりつかないので、そこは賭けということで、絞っていきたい。
 馬単・三連単 BOX 9,5,10  三連単(マルチ) 9,5,10=9,5,10=3,6

  次の重賞は3週間先の12/22。ばんえいダービー(BG1)です。そして年末年始の重賞シリーズも始まります。次の書き込みはその前ぐらいに。

2013年11月23日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ドリームエイジカップ(BG3)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  先週の月曜日、帯広競馬場には「JRAジョッキーDAY」として内田博幸騎手や戸崎圭太騎手ら関東のJRAジョッキーがやってきて、ばんえいのエキシビションレースや協賛レースなどが行われました。このイベントは既に第7回目となるわけですが、今年は例年とは違い、晩秋の月曜日に行われたことから来場者は少なかったものの、スタジオでのインタビューもあり、また、メインとメイン前の2レースではグリーンチャンネルなどでおなじみの古谷剛彦氏による久々のパドック解説やスタジオでのレース予想などもあって、非常に盛り上がった様子でした。(筆者は後日ビデオで番組を軽く確認する程度のつもりが結構じっくり見ていました。)
  景気がちょっぴり回復しているからか、JRAも地方競馬も収支が少し持ち直しているという話も聞かれます。今後さらに発展するためには、馬券を買えることはもちろんのこと、楽しいイベントなどで、少しでも多くの客を集めるということも積極的にやって欲しいものです。

  ばんえい重賞予想の方に戻って、まず前回のクインカップはカネサマドカが楽勝で重賞初制覇という結果でした。軽馬場で全体にペースが速くなり、自分のペースに持ち込めた馬が上位に入った感じです。狙ったマゴコロはそのペースに置いて行かれた感じであまりいいところはありませんでした。馬券的にも(いつものように)ダウン。
  さて、重賞戦線は今週がドリームエイジカップ。そして来週がいよいよG1のばんえいオークスと2週連続です。最近は楽しみつつも、馬券的にはパッとしない感じなので、ここいらでビシッと予想も当てていきたいものです。年末には重賞目白押しなので勢いをつけていきたいものです。
  それでは11月24日(日)のドリームエイジカップ(BG3)の予想です。(薄暮開催で発走時刻が変わっているので注意)

はむ!のばんえい予想
2013/11/24-10R 第4回 ドリームエイジカップ(BG3)(19:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (5)オイドン
○ (7)ニュータカラコマ
▲ (3)ニシキエーカン
△ (6)トレジャーハンター
注 (10)ギンガリュウセイ

(はむ!の見解)
  4歳から7歳までと8歳以上の各世代の賞金上位馬2頭ずつが出走する企画レースだが、例年だと結局はいつものオープン馬のレースになる。今年も似たような感じではあるが、今年は特に若い世代にイキのいい上がり馬が多く、世代交代も見据えた興味あるレースになりそうだ。昨年はそれまで振るわなかったテンマデトドケがするっと内から抜け出して接戦勝ち。その後不幸に見舞われ残念なことにはなったが、このレースの意義を証明するレースとなった感じだ。
  今回はやはり若馬たちに勢いを感じる。夏の間休養していた5歳馬オイドン。まだ復活途上ではあるが、それでもここ2戦はこの馬の持っている素質で勝ちきった。重賞でやや荷物は重くなるが、まだ対応できる範囲内だろう。それ以上に上昇度が期待できる。将来が期待されてきた馬だけに、この辺ではしっかり勝って存在感をアピールしておきたいところ。障害を無難にさばけば。
  オイドンはデビュー時からライバルのニュータカラコマも岩見沢記念を圧勝するなど4連勝で本格化してきている。スピードは非凡なものがあり、最近は障害のもたつきも少なくなってきた。ただ、今回は相手もスピードがある馬が多く、中間でじっくり構えらなかった時には、焦りが出る可能性もあるかもしれない。
  4歳勢はおそらく重賞3連勝中のホクショウユウキが注目されるところだが、今回はさすがにハンデが重い。このあたりでも好走すれば先々楽しみであるが。それなら同じ4歳のニシキエーカンに期待したい。勝利からは1年以上遠ざかっているが、安定した走りは見せている。今回は出場馬の中でも最軽量で出場でき、しっかり障害がクリアできればチャンスは十分にありそうだ。
  6歳馬のトレジャーハンターも一発の魅力がある馬だ。もともとスピードのある馬だが、ここにきてしっかり走りきれるようになってきており、前走は粘り強さも見せている。今回も接戦になれば食い込みがあるか。
  年上の実績馬たちももちろん黙ってはいない。北見記念を3連覇したギンガリュウセイは出走馬の中でも最も格上の馬。力勝負になれば若馬たちもかなわないだろうが、今回は激しいレースになりそうで、しかも大外枠となると置かれてしまう可能性がある。押さえまでか。
  あとの馬、特にキタノタイショウあたりも無視はできないが、今回はこのレースの趣旨に沿って次の世代の勢いにかけてみたい。

(はむ!の馬券)
  5歳馬2頭は甲乙つけがたい。これに期待をこめて4歳馬エーカンを入れて、基本はこの3頭のBOX。あとは数頭を混ぜて三連単というところか。当てに行くなら5歳馬2頭を固定して総流しなんて方法もあるかな。一応は次のとおりの馬券を基本に、あとは財布と相談して買い足すかどうか。
 三連単マルチ 5,7,3=5,7,3→5,7,3,6,10

  次の重賞は翌週12/1。いよいよBG1のばんえいオークスです。次の書き込みはその前ぐらいに。

2013年11月9日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】クインカップ(BG3)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  前回の書き込みはばんえいから離れてJBC特集でした。予想は本命に考えた馬がことごとく負けたりして、馬券的にはトータルでマイナスでしたが、JBCは地方競馬のお祭り、3つのG1レースはやはりエキサイティングで印象的で存分に楽しめました。金沢競馬場も相当の盛り上がりを見せた様子です。こんな感じで地方競馬が盛り上がっていくといいですね。
  さて、ばんえいに戻って、今年のナイター開催は来週まで、次の週からは今年いっぱいは薄暮開催となります。とはいうものの最終レースが1時間繰り上がるだけなので、夕暮れが早い今の季節ならナイターとほとんど変わりない感じです。これから帯広方面から雪の便りも聞かれ、周りが白い中でのナイターレースはクリスマスにピッタリかも。これからは大きなレースも多く、ばんえいを見るのが楽しい季節がやってきた感じです。
  それでは3週連続の重賞の3つめ。11月10日(日)のクインカップ(BG3)の予想です。

はむ!のばんえい予想
2013/11/3-10R 第38回 クインカップ(BG3)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (8)マゴコロ
○ (10)キュートエンジェル
▲ (5)カネサマドカ
△ (6)フレグランス
注 (9)ヒノデイチゴヒメ

(はむ!の見解)
  4歳牝馬の重賞と平地レースにはない形態。牝馬の4歳というと、ひととおり走り、平場ならそろそろ繁殖への道も視野に置くような年ごろであるが、ばんえいの場合は、ここからがむしろ体重も増えてさらに力をつけていく時期だ。ここをステップに大成する馬も多い。
  過去の傾向を見ると、実力・実績のある馬がその力を出せず、一昨年のキタノサクラヒメ、昨年のマリンチャンスのように人気薄の馬が勝つことが多い。実力・実績よりもその時点で好調な馬の方が良い成績をあげているようだ。
これは、ハンデということもあるが、体調の変化が激しい牝馬のレースならではの特徴であろう。
  今年も大混戦で超難解なレースになっている。人気も相当割れそうで一番人気になる馬を予想することも難しいくらいだ。単勝オッズも10倍以下がずらりと並ぶような状況になるのではないか。実績で挙げるなら重賞を勝っているニシキウンカイやタカラハヤヒメというところだろうが、近走の成績が振るわない。
  この中を予想するのは非常に困難ではあるが、ここは何が勝つかをそれぞれの解釈でもって好き勝手に予想すればいいので、通向きのレースといえる。そんな中展開面からの予想を考えてみると、今回は7,8頭が先行したいタイプ。先行争いをしのぎつつも第2障害までどれだけエネルギーを残せるかがポイントとなるだろう。
  一応の本命に持ってきたのは、切れ味はないがしっかり走り切れそうなマゴコロにした。重賞や特別レースでは常に好走しており障害も問題ない。勝ち味に遅い感じなのが気になるところだが大崩れはないだろう。
  キュートエンジェルのスピードも侮れない。ゴール前まで一団の大接戦も予想されるので、この場合はこの馬が外から一歩抜け出すような勝負強さも持っている。あとは未経験の荷物だ。
  カネサマドカも好調な馬の一頭だ。もしかして1番人気になるかもしれない勢いだ。近走は特別レースで同世代をさばいて勝ったレースなどもあるし、重賞を戦った経験もあるので実績で見劣りすることはない。ただ華奢な感じはあるので、斤量が増えるとどうか。
  今回は出走権争いも激しかった。フレグランス、ヒノデイチゴヒメがそれぞれの条件戦で勝って最後のチャンスを生かした一方、前哨戦の紅バラ賞で2着に入ったセタナセンプーが涙をのんだ。その中でフレグランスは、常にその素質が期待されながら実力を発揮しきれないでいた感があったが、ここにきてようやくチャンスが巡ってきた感じだ。自分のレースができれば逆転までありうる。ヒノデイチゴヒメも同世代の特別戦(ばんえいプリンセス賞)で見事な抜け出し勝ちを果たしたようなレースができれば一発ある。幸運を生かすチャンスか。
  あとの馬たちもほとんど差はない。ベニコマは差し脚の鋭さでは一番であろう。あとは位置取りが重要か。
  実績馬たちの方もだまってはいない。昨年の菊花賞馬ニシキウンカイはハンデ差とやや苦手な障害を克服したいところ。昨年のオークス馬タカラハヤヒメもここにきて調子が回復してきた。重賞の常連で善戦続きのカツダイヤや、黒ユリ賞馬で末脚にかけるハイカラサンも勝つ可能性はゼロではない。ただ、やはり勢いがあるのはB2クラスでしのぎを削っている前の方に書いた馬たちの方か。
  実力が拮抗して予想が実に難しいレースだが、それだけどんなレースになるのか楽しみだ。馬券は当日の馬体重やパドックなどにも注目しながら買っていきたいものだ。
(はむ!の馬券)
  人気が割れそうなレースで、こういう場合、思わず点数を多く買ってしまう割には配当が低いというようなパターンに陥ることが多々ある。今回も同じで、なんとか絞り込みたい。そのためには思い切って外す馬をどれぐらい作るかが勝負だ。一応マゴコロを軸に。
 三連複(または三連単マルチ)8=10,5,6,9=10,5,6,9,2

  次の重賞は2週間後、11/24ドリームエイジカップです。次の書き込みはその前ぐらいに。

2013年11月3日日曜日

はむ!のJBC2013予想など

はむ!のJBC多々雑感
  ここはほとんどばんえい専門のブログになっていますが、ここを始めた時はもっと幅広に、競馬全般のみならずスポーツ一般について記事を書くつもりでした。その気持ちは変わっていませんが、今はあまり行動範囲を広げられないので結果としてばんえいぐらいしか書けていないという状況です。
  そこで今日はばんえいを少し離れて、11月4日(月・休)に開かれる地方競馬の祭典JBCの予想をしたいと思います。(JBC予想は昨年もやっているし、地方競馬には変わりないのでほとんど変わってない感じですが・・)
  JBCとは「Japan Breeding farms Cup」の略で、アメリカのブリーダーズカップを模した生産者サイドのお祭りで、1日にたくさんの重賞(Jpn1)レースが行われ、競走馬のチャンピオンを距離別・性別・年齢別に決め、競走馬や血統などの価値を測るというものです。
  しかしながら、日本の競馬はJRAの芝のスピードレースが主流であるため、実際はそちらのG1レースを勝った馬が最強に位置づけられます。一方、本当に強い馬というのは、どんな場所でも砂を巻き上げながら走りきる馬という考え方もできます。
  JBCは後者の考え方にたって、地方競馬持ち回りで開催してその年の競走馬の王者を決めるというものになっています。しかし実際には能力の高いJRAのダート適性のある馬が強く、そういった馬にはジャパンカップダートなどの舞台も用意されており、輸送などを嫌って登場しない馬もいるので本来の意図する目的にかなっているかは何とも言えない部分もあります。
  いずれにせよ、地方競馬の祭典であることには間違いありません。今年2013年は初めて金沢競馬場で開催されることやJpn1(ジーワン≠G1)が3レースも組まれているなど、話題も豊富です。
  ばんえいファンとしても、同じ地方競馬ファンの一員として、このお祭りに馬券などで参加したいものです。(実際、帯広競馬場を含む全国各地でJBC関連イベントが開かれます。)
  それでは11月4日(月)のJBCの3つのレースの簡単な見解です。

はむ!のJBC予想
2013/11/4-金沢8R 第3回 JBCレディスクラシック(Jpn1)(14:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (10)サマリーズ
○ (2)メーデイア
▲ (11)アクティビューティ
△ (6)クラーベセクレタ
注 (8)ハードデーズナイト

(はむ!の見解)
  過去このレースはJRAミラクルレジェンドが連覇しているが、昨年は2,3着に地方馬が入り善戦している。しかし、今年からJpn1に昇格し地方馬には厳しい条件になってきている。金沢は地方競馬の中では広い方で、JRAの馬も走りやすいと思われる。
  大方の予想としてはメーデイアが実績no.1で1番人気しそうだが、3歳馬サマリーズの逃げ粘りの方に期待したい。前走の負けが気になるところだが、前走は重め残り。スタートからの直線を利用してスムーズに前に行って自分のペースに持ち込めば、巻き返しはあると見た。メーデイアの死角はほとんど見つからないが、競馬なので何が起こるかわからないという期待と、金沢というコース、そして1500mの距離が未知数な点に逆期待を込めて。
  アクティビューティは末脚にかける。キモンレッドは距離がやや長いか。トシキャンディは近走の成績がよくない。 地方馬ではやはり昨年2着の船橋のクラーベセクレタや勝負強い愛知のピッチシフターに期待したいが、今回の相手は強い。しかし、なんとか食い込んでほしい。
(はむ!の馬券)
  上位2頭は堅いだろう。ただ頭は変わるかもしれない。点数を絞って。
 三連単 10=2→11,6,8

2013/11/4-金沢9R 13回 JBCスプリント(Jpn1)(14:55発走)
(はむ!の予想印)
◎ (1)タイセイレジェンド
○ (10)テスタマッタ
▲ (6)セイクリムズン
△ (3)セイントメモリー
注 (7)ドリームバレンチノ

(はむ!の見解)
  ここのレースを繁殖入りへの花道にする予定だった地方競馬の星ラブミーチャンが直前で骨折・そのまま引退となり寂しい限りだ。地方競馬ファンとしては大井のセイントメモリーあたりにはなんとか地方馬代表としてJRAに食い込んでもらいたところ。しかしJRA勢もダート短距離のスペシャリストが揃った。
  ここでは南部杯に勝った後短距離のこちらに回ってきたエスポワールシチーをどう見るかがポイントだ。実力・実績ともにno.1であることには間違いないが、大外の分だけ脚を使えば最後伸び悩むことも考えられる。もちろん自信があるからこそここに出てくるのだろうが、悪い言い方をするとこの馬に負けてもらった方が馬券的には美味しい。
  エスポワールを外したとしても、地方場所で強いところを見せるJRA勢がやはり中心となるか。その中でも最内に入ったタイセイレジェンドがスムーズに前に行けると考え本命にした。テスタマッタは末脚にかける。コースの広い金沢ならなんとかなるのでは。セイクリムズンも調子が上がってきたがややムラ駆け傾向にあるか。
  さらに注目は高松宮記念でロードカナロアの2着に入るなど芝で好走してきたドリームバレンチノがここに挑戦してきたことだ。初ダートでその適性が未知数ではあるが、勝てなくても上位に食い込むことがあれば路線の切り替えも考えられる。
  地方馬は前述のセイントメモリーが前走オーバルスプリントでタイセイレジェンドを封じたようなレースができれば馬券圏内への食い込みも。あとは勝負を度外視して、文字通り百戦錬磨の笠松のトウホクビジンが無事に走ってくれるところを見守りたい。
(はむ!の馬券)
  馬券よりも、個性を持った馬たちがそれぞれどんな走りをするのかが注目されるレースだ。馬券を取りに行くなら、エスポワールは外せないが、そこそこの配当を望んで思い切って外して買ってみて、走りを見守るというのも競馬の楽しみ方だと思う。
 三連単BOX 1.10.6,3

2013/11/4-金沢10R 第13回 JBCクラシック(15:40発走)
(はむ!の予想印)
◎ (12)ワンダーアキュート
○ (1)ホッコータルマエ
▲ (11)クリソライト
△ (2)ソリタリーキング
注 (10)グランシュバリエ

(はむ!の見解)
  力はJRA勢が大きく抜けており、地方馬は南関東あたりの有力馬があまり出てこず小粒感が否めない。
  強いJRAの中でも、帝王賞まで重賞5連勝のホッコータルマエの実力が圧倒的であることは間違いのないところ。前走の南部杯は久々だったことと、距離適性でエスポワールシチーに合っていたことが2着に甘んじた理由であり、今回は万全の態勢である。軸は不動だ。
  ただ唯一タルマエが負けるとすれば、それはJBC、そして競馬に住む魔物であろう。その魔物を呼び起こしそうなのが、ワンダーアキュートと武豊だ。JBCは持ち回りで毎年開催される競馬場が変わるにもかかわらず、このクラシックの勝ち馬はなぜかすべてが連覇するというジンクスがある。昨年の勝ち馬ワンダーアキュートは馬体重減ながら最後の直線で鋭く伸びて勝っており、このジンクスを引き継ごうと狙っている。あとは名手武豊のマジックが見られるか。
  ホッコータルマエは最内枠に入ったが、ハナには行きたくないタイプ。その外のソリタリーキングなどに前をかぶせられるような展開になると、脚を持て余したまま、最後の直線でワンダーアキュートに追いつかないというようなことが考えられる。ごくレアなパターンであろうが。
  ジャパンダートダービーを圧勝した3歳馬クリソライトも可能性を秘めた一頭だ。斤量も恵まれている。コーナーを上手くさばいて、最後の追い比べになれば接戦に持ち込まれることも考えられる。
  安定性と地方コースの適性ではソリタリーキングそしてハタノヴァンクールも全く引けを取らないが、逆に言うとパフォーマンスに欠ける部分があり、押さえに回したい。
  地方馬は大きく離されているが、GDRの常連・高知のグランシュバリエ、愛知のサイモンロードあたりの走りに注目したい。
(はむ!の馬券)
  いくら死角を見つけたとしても、ホッコータルマエが馬券圏外に沈むようなことはよほどのアクシデントがない限り考えづらい。あとは魔物を信じて、逆張りを狙っていくぐらいが楽しみか。取りガミは覚悟で。いずれにせよJBCというお祭りを満喫したいところ。
 三連単マルチ 1→12,11→12,11,2,9,10

はむ!のばんえい多々雑感
  さて、いつものばんえいの方に戻って、先ほど行われたばんえい菊花賞の結果です。
  ばんえいの歴史でもまれに見るであろうゴール前のどんでん返しでした。第2障害を最初に越えたのはなんとクインフェスタ。軽いばんえい重量でしかも切れ味鋭い差し脚を持つこの馬が最初に降りてくるとなると、最高の展開。そして残り10mを過ぎてもリード、9分9厘この馬で決まりと思われました。しかし、ゴール線の実に微妙な所でストップ。アナウンサーも絶句。しかもそのすぐ後ろまで追いかけてきていたセイコークインもまた同じようなところで止まりました。結局わずかの差でゴールに到達しておらず、さらにその横につけていた1番人気コウシュハウンカイがすり抜け1着、2着には内からオレノココロが流れ込んでいて、わずかに立て直しが早かったセイコークインが3着。クインフェスタは4着でした。
言葉なんかよりVTRを見ていただいた方がいいと思います。
  ばんえいシアター・ばんえい菊花賞のVTRをクリック(期間限定かも)
  結果としては堅くおさまり、馬券的には取りガミとなってしまいましたが、それ以上に手に汗握るばんえいの醍醐味を味わえるレースでした。

  次の書き込みは1週間後、11/10クインカップの前日を予定しています。

2013年11月2日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ばんえい菊花賞(BG2)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  さて、今週は、JRAはG1がないものの、4日月曜日には地方競馬最大の祭典JBC(G1が3レース)が金沢で開かれます。当サイトでも当日、簡単な予想をしたいと思います。
  ばんえいの方は、3週連続重賞の2週目、日曜日に3歳クラシック第2弾の「ばんえい菊花賞」があります。やはり重賞があると盛り上がりますね。
  その前に先週の北見記念についてですが、ギンガリュウセイが本命で3連覇。2着には重量戦の適性を見せたシベチャタイガーが粘り込み、3着には夏好調だったインフィニティーが前残りで3着に入りました。馬券としては、後で三連単を厚めにつぎ込んだため、収支はダウン。やっぱり初志貫徹が大事ですね。
  その他の注目はアオノレクサスが5着に入り重量戦でもやっていけるめどがついたということでしょうか。芦毛が映える馬だけに今後も活躍して重賞戦線を賑わしてほしいものです。
  それでは11月3日(日)のばんえい菊花賞(BG2)の予想です。

はむ!のばんえい予想
2013/11/3-10R 第38回 ばんえい菊花賞(BG2)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (5)コウシュハウンカイ
○ (2)オレノココロ
▲ (6)コウシュハクィーン
△ (7)セイコークイン
注 (4)ダイコクパワー

(はむ!の見解)
  このレースの傾向は、実力馬が人気どおり勝つときもあれば、牝馬がスピードを見せることもある。やはり未経験の重量になってくると、馬場状態によっても成績はからり変わってくるようだ。
  今回も天候は微妙ではあるが極端な軽馬場にはならないと見て実力馬の方を取ってみた。その中で一番手はやはりコウシュハウンカイだろう、実力がありながら未だ重賞を勝ったことがないのが不思議なくらいだ。切れ味というより粘りタイプ。もちろん足元をすくわれることもあるが、大崩れすることもないだろう。馬券としてはやはり外せない。
  オレノココロも力のある馬の一頭だ。特に今年度に入って馬体重の増とともに力をつけてきており、1着8回、着外は2回という安定ぶりだ。あとは接戦になったときの勝負強さが欲しいところだが、上位争いにいる可能性はかなり高い。
  ばんえい大賞典に勝ったコウシュハクィーンも侮れない。その成績からもしかして1番人気になることも考えられる。牝馬でありながら切れ味よりも力で勝負するタイプだ。
  牝馬を狙っていくなら当然セイコークインも忘れてはいけない。特別勝ちもしていながら格付けはまだ他の有力馬より低いB3にいるため、軽いばんえい重量で走れるのも魅力だ。長く脚が使えるタイプで前の方で競馬できればチャンスは十分にある。
  穴を狙うならダイコクパワー。この馬が穴馬になるのは今年前半までの活躍を見れば信じられない感じもする。障害や走りに不安定なところがあるのがこの馬の力をそいでいる感がするのだが、逆に言うとスムーズに行けば力は非凡なものを持っている。
  あとは、セイコークインのライバルクインフェスタも怖いが、荷物が重くなった場合その切れ味が生かせるのか。オホーツクノタカラなども常連だが、やはり脇役感がぬぐえない。
(はむ!の馬券)
  上位を占めだろう馬は絞っていきたいが、1着にきそうな馬が絞れない。したがって今回は久々にBOXを狙ってみようかと思う。馬単ならそれほどつかないかもしれないが。
 馬単BOX 5,2,6,7
 三連複 5,2,6=5,2,6=7,4

  次の重賞は1週間後、11/10クインカップですが、その前に11/4JBCの予想を当日朝までに当欄で書き込みたいと思っています。(時間があれば)

2013年10月26日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】北見記念(BG2)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  ここのところちょっと忙しいので、やや短めに。

  2週前の2歳馬重賞・ナナカマド賞は、7番人気の伏兵ホクショウメジャーが一気に差しきって優勝しました。伏兵とは言っても、強いホクショウ軍団の一角でこれまでも勝ってきている馬なので、優勝しても不思議はないところですが、他にも有力馬がいて馬券としては難しいなと言ったところでしょうか。2歳馬戦線はこの後、産まれた地区ごとに「産駒特別」が開かれ、上位2着までが暮れのヤングチャンピオンシップの出走権を得るといういわゆる「ばんえい甲子園」が始まります。この世代はまだまだ勝負付けがすんでいない感があり、今後どのような展開になるか楽しみです。
  さて、ばんえいは今週から3週連続重賞です。気合い入れて参りましょう。
  まずは今週10月27日(日)の古馬重賞・北見記念(BG2)から。

はむ!のばんえい予想
2013/10/27-10R 第34回 北見記念(BG2)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (3)ギンガリュウセイ
○ (6)ホッカイヒカル
▲ (7)ホリセンショウ
△ (8)シベチャタイガー
注 (4)トレジャーハンター

(はむ!の見解)
  1か月前の岩見沢記念に続く、古馬四大大会の一つ「北見記念」。岩見沢記念とはメンバーはほぼ同じでもなぜか勝ち馬の傾向が変わるのが不思議だ。岩見沢記念より30~40kg重い荷物、そして秋が深まり天候も微妙に影響しているのだろう。北見競馬場で行われていた時代の伝統を引き継いでいる感じかもしれない。
  その北見記念を現在2連覇中、その前も2着と非常に得意としているのが、今年も出走するギンガリュウセイだ。しかも昨年まではカネサブラックなど強い馬がいてもそれを退けてきた。今年は相手関係にも恵まれており、調子も上がって来ている。ここで勝たなければいつ勝つのかという感じだ。今回は本命でしょうがないだろう。展開としてはやはり先手を取って障害を1番手で越えたいところだろう。
  しかし相手が難しい。ニュータカラコマが出ていれば最有力になるだろうが、今回は回避。やはり実績馬ということになるだろう。そうするとやはり一番にはホッカイヒカルの名前があがる。この馬は勝ち味に遅く、今回は荷物も重くなるので馬券的に嫌う人も出てくるだろう。しかし障害はきちんと越えて最後まで崩れることもなく走りきれる馬なので、常に頭にはおいて置きたい。馬場が軽くなっているのも有利な点だ。
  あとは、重量戦に強そうなホリセンショウシベチャタイガーを馬連の相手に狙いたい。両馬とも自分のペースで走れるタイプだが、勝負強さとスピードならホリセンショウ。粘りならシベチャか。
  勝負はともかく、今回注目したいのがトレジャーハンター。前走は500kgの軽量戦・疾風賞で1分を切るタイムでライバルのホクショウバトルに勝ってきた馬だ。スピードタイプなので、いきなりこの重量戦はどうかと思われるが、特別戦では上位馬相手に大駆けすることもあり、軽馬場も生かせそうだ。勢いのある今ならチャンスがあるかもしれない。
  あとはキタノタイショウの復活がいつも期待されるところだが、近走の成績から見ると今のところ狙いづらいか。

(はむ!の馬券)
  いつも八百屋買いでかえって損をするパターンなので、今回は点数を少なめにして今後の重賞に資金を残しておきたいところ。頭をギンガリュウセイに絞っていきたい。
 三連単フォーメーション 3→6=7,8,4(2,3着を裏表に)
 馬単 3→6,7,8,4

  次の重賞は1週間後、11/3ばんえい菊花賞です。この週は平場でJBCもあるのでそちらの方もやりたいところ。それではまた来週!

2013年10月12日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ナナカマド賞(BG3)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  前回のばんえい協賛と現地応援の様子の記事など、多くの方にご覧いただきありがとうございます。今後も遠くに住みながらも、当サイトなどを通じ微力ながらばんえいを応援していきたいと思います。

  さて、世間は秋晴れの3連休ですが、それぞれいかがお過ごしでしょうか。
  競馬界の方も段々盛り上がってきました。先日のフランス凱旋門賞ではオルフェーブルとキズナが日本馬として大きな期待がかけられました。結果は惜しくも2着と4着でしたが、それぞれが最高の走りを見せて、たいへん感動的なレースだったと思います。一つ言えることは、日本馬は他の外国馬と全く力の差はないということ。それ以上に日本は生産、育成から調教、騎乗などすべてにおいて世界のトップレベルにあるということだと思います。凱旋門賞だけが世界最高のレースではありませんが、近い将来この格式高いレースに日本馬が必ず優勝するだろうと思います。今後も期待しましょう。
  その日本の競馬界ですが、JRAでは2週前のスプリンターズSを皮切りに今週の秋華賞、菊花賞、天皇賞やジャパンカップなどから暮れの有馬記念に至るまで秋のG1シリーズが始まりました。どれを取っても目の離せないレースばかりです。
  一方、これを下支えする地方競馬も秋が最も盛り上がる季節です。今週はJpn1マイルチャンピオンシップ南部杯がありますし、そして来月は今年初めて金沢で開催されるJBC。暮れの東京大賞典まで競馬ファンにはこたえられない季節です。
  (ちなみに、今週のG1戦線のはむ!の注目馬は、秋華賞はデニムアンドルビーが強いと思いつつも、伏兵でティアーモあたりを狙ってみたい。南部杯の方はやっぱりホッコータルマエかな。ここで負けて欲しくない。)

  そして、地方競馬の一員である、ばんえいの方も重賞戦線はこれからです。
  2週前の古馬重賞・岩見沢記念では、大方の予想をひっくり返し、ニュータカラコマが障害を軽々越えて圧勝。これまで力不足に思われてきましたが、いよいよ本格化かと思わせる存在感を見せました。同じ世代ではオイドンもそろそろ復帰の構えをみせており、レースが益々楽しみになってきました。
  今週は、新しい世代2歳馬最初の重賞「ナナカマド賞」があります。昨年はダイコクパワーが1位入線しながら、進路妨害で降着。勝ったのはショウチシマシタで人馬とも重賞初制覇でした。さて今年はどうなるでしょう。
  それでは10月13日(日)の重賞・ナナカマド賞の予想です。

はむ!のばんえい予想
2013/10/13-10R 第36回 ナナカマド賞(BG3)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (8)ホクショウマサル
○ (7)ハクタイホウ
▲ (2)ゴールデンフジ
△ (5)ヒカルセンショウ
注 (6)オオゾラシンスケ

(はむ!の見解)
  2歳馬にとって初めての重賞、ナナカマド賞。3月の最高峰レース・イレネー記念に向けたスタートでもある。過去の勝ち馬を見てみると、特にここ4年間は、テンマデトドケ、オイドン、ブラックボス、ショウチシマシタ(1位入線はダイコクパワー)と、その時点で最強と言われて期待されたが、その後調子を崩したりしてあまり活躍できていない馬が並んでしまっている。これはばんえいでは2歳のこの時期はまだまだ成長途上で、人間で言えば中学生ぐらい。そういう点からみて、成長が早く完成度の高い馬がナナカマド賞では上位争いに加われる要素であるだろう。
  さて、今年のメンバーは、牝馬勢が回避して、現時点でトップの8頭の牡馬が集まった。この中ではハクタイホウが既に6勝しているので1番人気になるだろう。しかしこれまでのレースは組み合わせや馬場状態も微妙に違うため、まだ現時点では勝負付けはすんでいないと見ている。そう考えるとどの馬にも勝つチャンスがある大混戦模様だ。
  素直にいけばやはりハクタイホウということになるだろう。前走は障害で2腰かかってしまい、最後まで息が続かずゴール線上で止まってしまうなど敗因ははっきりしている。今回はそのあたりは修正しているだろう。ただ、過去6勝も圧勝は少なく、障害ミスなどがあれば流れに乗れない可能性も考えておかねばならない。いきなり他馬と10kg差のハンデを背負うのも不安材料だ。それでも着を外すほどの大負けは考えにくいが。
  そこでハクタイホウを対抗評価にした上で、本命を探すという狙いにしてみた。そうなるといろいろ目移りはするが、勝つ馬ということで、前哨戦の青雲賞で勝ったホクショウマサルを本命に持ってきた。いわゆるホクショウ軍団の一頭であるが、最後まで走りきれる脚を持っているのがこの馬だ。オイドン、ブラックボスと同じエビスカチドキ産駒というのもレースとの相性という点で期待が持てる。大外枠だが外側にスペースが残るコースとなるので思い切ったレースができそうだ。
  ゴールデンフジも侮れない一頭だ。当初は障害など心許ないレースもあったが、前々走の青雲賞では接戦に持ち込み差の無い2着、前走は今回出走のA1のメンバーを振り切って勝利するなど力をつけてきた。今回良いレースをすれば今後特に有望な一頭だと思われる。
  最近の成績など意外に穴人気しそうなのがヒカルセンショウ。前走は一つ下のA2クラスだったが快勝で走破タイムが良かった。それまでも上位に入り大崩れはしていない。馬券の押さえには。
  穴党にはオオゾラシンスケがおもしろい。既に馬体重は1000kgの大台で完成度は高い。障害さえ克服すれば粘り込みが考えられる。今回リーディングJの鈴木恵介騎手に乗り替わり、混戦の時は騎手で買うというのは鉄則だ。
  その他、ホクショウメジャーブラックニセイコウシュハゴールドらはいずれも最上位のA1クラスで勝っているなど力のある馬ばかりで見限るわけにはいかないが、絞り込まないと全通り買わなければならなくなるので、近走調子があがっていない馬を見送るしかない。しかし流れによっては当然上位に入ってくることもあり得る。それくらい混戦だ。むしろ、今後の2歳路線を占う一戦として観戦していくのがいいだろう。

・(はむ!の馬券)
  混戦なので、何かに決め打ちして負けたらしょうがないぐらいのつもりで臨むのが良いのだろう。やはり崩れの少ない馬を軸に持ってきたい。
 三連単フォーメーション 8,7→8,7,2→8,7,2,5,6
 馬単 8,7→8,7,2,5,6

  次の重賞は、10/27北見記念です。その後は重賞が続く時もあるので気合いをいれていきたいと思います。

2013年10月6日日曜日

【2013/9/15】はむ!とAKIEの第2回ばんえい協賛と現地応援の様子

はむ!のばんえい多々雑感

  今回は、先日9月15日の第2回ばんえい協賛及び現地応援の様子を書きます。
  今回は台風通過と重なり帰れなくなったことなど、いろいろ出来事がありすぎて、それを一つ一つ書き出すと物語になってしまいそうです。
  書きたいことはいろいろあったのですが、そうしているといつ記事をアップできるかわからなくなるので、文章などは端折ります。
  基本的にはサブブログ(このブログ)ではばんえい協賛及び現地応援の様子を、メインブログでは、今回の旅行にあたってのハプニングについて書きます。双方参照いただけるとお楽しみいただけると思います。

ばんえい観戦及び個人協賛について

  帯広競馬場へは昨年以来2度目の観戦となりました。我々的にばんえい競馬がすっかりライフワークの一つになっており、かねがね今年も現地に応援しに行きたいと思っていたところ、自分の本来の仕事の都合などいろいろあって、その期を伺っていたところでした。そして、今回この9月前半の3連休が行けるタイミングになりました。
  ばんえい競馬の魅力そのものについては、実際に現地でもTVなどでもいいので見てください。きっとわかると思います。そして、さらに我々を引きつけるものとしては、
  ・馬や騎手などとファンの間が非常に近いこと。
  ・競馬というギャンブルというより観光・文化資源としての側面が強いこと。
  ・個人協賛やネット(馬券購入やコミュニティ作り)などでファンも運営に参加できること。   ・レースは馬場状態や馬の調子、展開などによって波乱が起きやすく、馬券的にも楽しめること。
などが挙げられます。
  JRAなどのサラブレッド競馬も、スピードや美しさなど、それはそれで魅力はたくさんありますが、特に上に挙げたことはばんえいならではの魅力だと思います。それが我々が万障繰り合わせてわざわざ帯広に向かう理由です。
  ま、ウンチクは今後もこのページでいろいろ話していきます。

  さて、現地の様子です。
  14日午後に帯広入り。宿泊先のホテル(ドーミーイン帯広)にチェックイン後、帯広で隠れた名物となっているカレーの「インデアン」で腹ごしらえ。その後競馬場に向かい、前日の予行演習として数レース観戦と、隣接するとかちむらや、場内のみやげ屋など、競馬場内めぐりで過ごしました。

帯広と言えば豚丼という人は初心者? 玄人ならカレーのインデアンだ。味を一言で言うのは難しいが、一度食べたら癖になるまったりとしたルーと値段の安さ。人気で行列ができ、店がルー不足になるほどだ。

  夜は、昨年に引き続き、帯広中心部の屋台村、十勝乃長屋にある山本正彦騎手のご夫人の店「駿香」で焼肉のセットで舌鼓。はじめお客さんで満員でしたが、折角だからということで、他の店を探しつつも席が空くのを待って、駿香に行きました。おかみさんも我々のことを覚えてくださっていました。

  上富良野産の美味しい肉を炭焼きでいただける。豚さがり、トントロなどをひととおり食べられる「駿香セット」がおすすめ。

  そして翌日15日。本番の日。ナイター開催なので開門は午後からとなることや、台風の影響でかなり強めの雨であまり出歩けないので、午前中はあまり出歩かずホテルにとどまり競馬新聞で馬券の予想などしておりました。
  昼になってから出発、まず競馬場となりの観光センターとかちむらで軽くスイーツを食べてから、競馬場に入場。事務所に立ち寄って、協賛競走の記念品などを預けたあと、同時に予約してあったラウンジに向かいました。

とかちむらスイーツのスコーン。


われわれの協賛競走名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」の記述が所々に。


競馬場の様子。やはりばんえいの魅力はライブだ。


【決定的瞬間!!】おまけ的画像。馬場水分の表示を替えているところ。ばんえい通の方には笑える画像かも。

  我々の個人協賛競走は7レース(レース名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」)。そこまで時間があるので、いわゆる競馬そのものを楽しみました。はじめは大雨が降っていたのでスタンドから、雨が小やみになったときには降りてパドック前やコース前に行って応援していました。
  今回は、twitterで現地の状況をつぶやきながら、予想もやって馬券も買うということをやろうとしていましたが、ノートPCを持って行っていたものの、写真をツイートできる環境になかったので、そもそも欲張ってなんでもやろうと思うと大変で、結局当初の企画は中途半端になりました。それでも、いろいろ試みました。今年からJRAのレースを発売するJ-Placeというコーナーを覗き馬券を買ったり(しかし帯広ではJRAはあまりなじみがないせいか人は少なかった。)
  別のレースでは、AKIEが前日駿香で焼肉を食べた勢いで、山本正彦騎手の単勝・複勝を購入。それが見事1着に入り、単複ゲットしたりしていました。はむ!の方はまったりと全レース馬券を買い、負けたり勝ったり。そうしているうちに協賛競走の時間が近づいてきました。

AKIEが勝った山本騎手の応援馬券


勝ったキタノサムライ。ちなみに山本騎手は50後半にさしかかる大ベテラン。

  周りもすっかり暗くなってきて、ナイターの雰囲気が出てきました。我々の協賛は7レース18:20発走。レース直前に下に降りてスタート地点に。幸いなことに雨はほとんど止みました。個人協賛は昨年に一度やっているので、緊張はそれほどありませんでしたが、誰が勝つんだろう、表彰式ではどのように振る舞おうかとドキドキしていました。
  そして発走。馬たちの奮闘を横目に見ながら、我々も一緒に歩き出しました。第2障害までほとんど横一線の激しいレースでしたが、勝ったのは一番人気のヤマノウンカイ。4歳馬の中でも力のある馬の一頭でした。騎手は松田道明騎手。名馬カネサブラックの主戦を務めるなどばんえいではトップクラスの実力で、あこがれの騎手の一人でした。
  レース後事務所に行き、説明を聞きつつ待機。その時思わぬハプニングが。事務所になんと今日のレースを終えて普段着に戻った山本正彦騎手(通称マサ兄)が何かの用事でやってきたのです。(はじめ普通のオジサンに見えましたが・・失礼w)自分は思わず「山本騎手だ」と声を上げたら、山本騎手も気がついて、しかも「店に来てた人だよね」と、我々のことを知っていてくださっていました。店ではお会いしたことないんだけどな。そして少し会話後「応援してます。頑張ってください。」と握手。AKIEもベテランながら頑張るマサ兄を若手騎手以上に応援しているだけに特に感激した様子でした。
  そうしているうち、時間がきて、ウィナーズサークルに向かい表彰式に望みました。馬主、調教師、騎手、厩務員にそれぞれ些少の協賛金と記念品(置物と奈良みやげ、勝った馬ヤマノウンカイ号にニンジン8本)を贈呈。表彰式には松田騎手と、管理する皆川厩舎の代理人の方が来られました。(手渡しの際には何か口上を述べるつもりでしたが、一言は発したものの、あまり気の利いたことは言えませんでした。)そして、松田騎手のサインをいただいたあと、記念撮影(いわゆる口取り)を行い、無事協賛競走は終了しました。

レースの様子と勝ったヤマノウンカイ号。(本当は口取り写真とかお見せしたいところですが顔映りまくりなのでネット上ではゴメンナサイ)


協賛競走の副賞


松田道明騎手のサイン

  協賛競走が終わってほっとしたところで、売店で記念のばんえいグッズなどを買ったりしました。
  その後はスタンドに戻って、ゆっくりこの日の特別競走・いちい賞、重賞の銀河賞などを観戦。この日1日の競馬場過ごしを堪能しました。

9R・2歳特別のいちい賞の様子。(勝ったのはミドリサト)


重賞の時先導馬となるミルキー号


4歳オープンの重賞・銀河賞(BG2)、この世代はニシキエーカンが強かったが、ここに来てホクショウユウキが急激に力をつけて上がってきた。銀河賞もホクショウユウキが圧勝。(銀河賞のレース動画をスタンドから撮ってますので、近々アップします。)

  最終レースは20時40分と遅くなるので、馬券を買わずに発走地点に降りて観戦。レース終了後、帯広駅行きの送迎バスに乗り込んで、今回のばんえい協賛及び現地応援を終え競馬場を後にしました。
  夜はドーミーインの無料夜鳴きそばを食べ、大浴場で汗を流し、翌日朝イチの帰りに備え就寝。

  今回はこの後の話が長い(台風による欠航で、家に帰り着くまで30時間遅れ)のですが、これについては、メインブログの方に記事を書いてますのでこちらでどうぞ。
  今回の協賛などでなおいっそう、今後もばんえいを応援していきたいという気持ちが強くなりました。今後ともいろいろ書いていきますのでよろしくお願いします。

2013年9月28日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】岩見沢記念(BG2)予想など

はむ!のばんえい多々雑感
  先日の現地応援と個人協賛に関する記事を書いている途中ですが、旅行中にいろんな出来事があって書くことが多いことと、最近また忙しくなってきているので話をまとめるのにもう少し時間がかかりそうです。先に今週の岩見沢記念の予想を含む重賞の話をします。
  まず、実際に観戦した前回の重賞・銀河賞についてですが、早々と障害を抜け出したホクショウユウキの圧勝でした。ゴールよりかなり手前から見ていたので接戦だと角度的に何が勝ったかわからないところでしたが、今回の銀河賞は遠くから見てもはっきり勝負のわかるレースでした。遅いデビューで2~3歳のころは心許ない走りの馬だったのですが、本当に強くなったなあという感じです。狙ったニシキエーカンはやはり重量が応え伸びず。この馬券はハズレでした。2着はいつも善戦のテンカムソウ、3着はニシキウンカイが久々に突っ込んで来ました。やはり台風の雨で馬場が軽くなったというのも、今回の結果に影響したのでしょう。
  銀河賞の状況を含む現地応援の様子は、さらに追って書きますのでしばらくお待ちください。
  それでは次の重賞9月29日日曜日の岩見沢記念の予想です。

はむ!のばんえい予想
2013/09/29-10R 第49回 岩見沢記念(BG2)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (4)ホッカイヒカル
○ (1)ギンガリュウセイ
▲ (2)インフィニティー
△ (6)シベチャタイガー
注 (7)キタノタイショウ

(はむ!の見解)
  伝統ある古馬の重賞、いわゆる「四大大会」の一つが岩見沢記念だ。過去の歴史を見ても、伝説の名馬キンタロー、スーパーペガサスから、アンローズ、フクイズミや昨年のカネサブラックまで、トップネームでなければ勝つのは難しいレースとなっている。理由としては、秋シーズンになって実力馬たちが始動してくる時期であること、この時期としては重い820kg以上のばんえい重量を引っ張ることなどが考えられるが、1か月後の北見記念の勝ち馬がアラカルトに富んでいるだけに、勝てる馬が限られているのが不思議である。
  そんな中、今年の古馬戦では何度も述べているが、新しいスターを待ち望んでいる時。現時点ではまだこれぞトップランナーという馬が出ていない状況。ここで勝つことによってその名を上げていくことになるであろう。
  本来ならその1番手になるのはキタノタイショウということになるのだが、近走は振るわないレースが続いている。重量のハンデもあるが、やはり夏負けで体調が十分でないと見るべきだろう。涼しくなってこのあたりで立て直しのきっかけがつかめればいいが。
  そうなるとやはり、ギンガリュウセイ、ホクショウダイヤ、ホッカイヒカルあたりが現時点では上位争いということなるだろう。あとはハンデ差と展開によって順位は微妙だ。
  総合的に判断して、今回はホッカイヒカルを本命としたい。いつもながら展開に注文のつく馬に見られているが、最近は第1障害で最後方にいても第2障害手前に来ることにはきっちり前の方につけている。そこからゴールまでは接戦になれば詰めの甘さも出ることがあるが、バタッと止まることもないので、下位に沈むことは少ない。820kgと他よりハンデにも恵まれているし今回はチャンス到来か。
  差の無い2番手にはギンガリュウセイ。実力という意味ではこの馬が一番だろう。安定度もあるし、展開に左右されない走りができる。元々夏から秋にかけてがこの馬の最も活躍する季節でもある。ただこの馬は来月の北見記念の方を得意なレースとしており、そちらに照準を合わせているのではないか。今回ももちろんそこそこ走るとは思うが、もし死角があるとすれば、最内枠ということと、今回は展開によってはあまり無理して行かないのではというところだ。
  単穴には上がり馬インフィニティーを推してみたい。ここ2,3戦はそれまで激走が続きそろそろ少し夏の疲れが出てきたような感もあるが、この馬と浅田騎手の先行力は見過ごせない。重量がこなせることはここ数戦の重賞でも実証ずみで、他の有力馬を惑わすような展開になると一発逃げ粘りということもあり得る。
  他には、高重量戦が得意なシベチャタイガーの粘り込みにも留意しておきたい。特に今回は馬場状態的にも時計がかかりそうで、そうなると前の馬に取り付きそのまま走り抜ける展開も考えられる。
  今年のグランプリ馬ホクショウダイヤも実力的に当然無視するわけにいかないが、今回は馬場的に足抜きが悪いようだと障害でもたつくなどこの馬には向かない展開になる可能性がある。馬券の絞り込みを考えたとき、何かを外さないといけないので、前回この馬で少しだけ儲けさせていただいたが、今回は裏切ってみようと思う。
  むしろ馬券的な押さえをするなら先に述べたキタノタイショウの方を入れておいた方がいいだろう。パドックなどで調子が戻っている様子なら。
  その他、やはり高重量戦で粘りを見せるクロフネオーザンや、最近調子が上がってきていて切れ味鋭い脚を持つ5歳馬ニュータカラコマ、先行力があり最近の重賞で3着2回のホリセンショウ、グランプリに続き果敢に挑戦してきた芦毛のアオノレクサスなども応援したいが、やはり重賞では力不足の感は否めず馬券圏内は難しいだろう。

・(はむ!の馬券)
  馬券を勝つには馬複、馬単ぐらいが手頃なのだろうが、やはり三連単でそこそこの配当を夢みたいところ。今回も軸2頭で。
 三連単マルチ 軸2頭 4=1=2,6,7,10 

  次の重賞は、10/13ナナカマド賞ですが、なんとかその間にも何か書きたいと思います。

2013年9月14日土曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】銀河賞(BG2)予想

はむ!のばんえい多々雑感
  昨日に引き続きの書き込みです。定番のはむ!の重賞予想ももちろんやります。今週は銀河賞(BG2)。今回は現地応援なので、馬券的にはパドックの状況も見ながら買いたいところ。当日の状況はツイッター(@hamuwin)でつぶやきたいと思いますが、とりあえず現時点での予想をいつものペースで書きます。

はむ!のばんえい予想
2013/09/15-10R 第21回 銀河賞(BG2)(20:10発走)
(はむ!の予想印)
◎ (1)ニシキエーカン
○ (10)ホクショウユウキ
▲ (3)テンカムソウ
△ (7)フクトク
注 (9)エビスダイチ

(はむ!の見解)
  ばんえいでは、平場にはない「4歳重賞路線」というのが確立している。6月の柏林賞、9月の銀河賞、そして年明けの天馬賞が最終目標だ。今回はそのうちの第2弾・銀河賞。グレードはいわゆるG2に格付けされている。このころになると、賞金ランキングも落ち着いてきて同年代のおなじみのメンバーが揃うが、やはり微妙なハンデ差があって、波乱の要素となっている。
  過去の勝ち馬を見ると、昨年のオイドンのようにやはり最上位の馬がハンデに泣かされている場合がしばしば見られる。一方キタノタイショウのように力の差を見せつけて勝つ場合もある。あと各馬前年度以来の700kg台を引っ張ることとなり、スピードとパワーのバランスが要求される。このため、直近のレースのみならずダービーなど前年の成績も留意しておきたいところ。
  予想だが、これまでの4歳戦とほぼ同じメンバーが揃っており、力関係の比較はしやすい。あとはハンデ差と馬場状態をどうみるかだ。天気は雨の可能性が強く軽めの馬場が予想されるが、どの程度降るかというのもポイントだ。
  そんな中、ニシキエーカンは、最近の勝ち星はないものの、そこはやはり実力馬。安定度は抜群であり外すことはできない。弱みは障害の取り付きのわずかな立ち後れにより、先行馬や軽量馬に逃げ切られてしまうところだ。今回も740kgと最重量でありそこのところは心配ではある。しかし、馬場状態をにらんで早めに仕掛けることも考えられ、他馬と差の無いところで抜け出せれば一気に追いつき引き離すようなレースが想像される。いずれにせよ馬券に絡む確率は高い。
  相手はやはり、重賞連勝中で、今年最も勢いのあるホクショウユウキになるだろう。馬体も完成して、本当に強くなったという印象だ。おそらくこちらが1番人気になるのではないか。自分のペースで走れればスピードだけでなくパワーも見せて相当な強さがある。しかし、前走初めてA1クラスと対戦したレースでは、1番人気に推されながら古馬の実績馬たちのスピードに惑わされ自分のペースを作れず、障害でももたついた。今後この馬が負ける時のパターンを見た感じがする。730kgという重量も未知数だ。高配当を狙うには、こういったチェックポイントを見つけるのも必要か。
  3番手はやはり手堅いところでテンカムソウか。実戦で力をつけるタイプ。4歳戦では必ず上位に来ており、重量戦も滅法強い。長く使える脚も持っており、逆転まであり得る。しかし、やはり障害でやや手間取るタイプでもあり、後手を踏んで焦るような展開になると、厳しいか。
  本欄では必ず一頭はおもしろい狙い目を入れるタイプだが、今回はフクトクの勢いに注目してみたい。デビュー時はこの馬が2歳の盟主になっていた時期もあるほど、スピードがある。ここにきてパワーもつけてきた。前走で最後の出走権を取ったほどハードなスケジュールをこなしており、疲れが心配ではあるが、勢いで一気にという場面も想定しておきたい。
  あとは、4歳戦(ライラック賞)で勝利したこともあるエビスダイチが不気味な存在である。
  その他では、牝馬勢からタカラハヤヒメニシキウンカイ。これらは、夏が過ぎて調子は戻りつつあるが、やはり少し力不足か。一時期勢いがあったワールドピサは最近、上位人気に推されるもののすっかり勝てなくなった。体調もあまり良くないのでは。
  アサヒリュウセイブラックボスもそれぞれ栄光の時期があるだけに、ここのところの絶不調は心配だ。金に余裕があれば応援馬券を買えば意外な一発はあるかもしれないが。

・(はむ!の馬券)
  上位馬は強いと思うので素直に絞り込んで。
 三連単マルチ 軸2頭 1=10=3,7,9 

  次の書き込みは、15日の回顧を1週間以内を目標に。

【はむ!ばんえい予想プラス】9月15日(協賛&現地応援)みどころ

はむ!のばんえい多々雑感
  9月15日協賛&現地応援まであと2日。出発を前に、自己満足ではありますが、我々の協賛レースを含む当日の主要レースの見所についてまとめたいと思います。なお、重賞「銀河賞」についての見解は、14日現地からアップします。

はむ!のばんえい・みどころ
2013/09/15-7R B2-3「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」(18:20発走)
(出走馬)
 1○カツダイヤ(牝4)赤塚健
 2 ハイセイウン(牡7)尾瀬馨
 3△ギャンブラーキング(牡7)鈴木恵
 4◎ヤマノウンカイ(牡4)松田道
 5 ムテキダイチ(牡10)大口泰
 6注メンコイワタシ(牝6)菊池一
 7 スーパーハヤト(牡7)藤野俊
 8▲マタキタヨ(牡6)島津新
 9 カントリートレイン(牡7)大河和
 10 サカノキヨヒメ(牝8)工藤篤
印は、一応はむ!の予想として打ってみました。
(はむ!の見解)
  本サイトからの個人協賛競走。実際は全馬の単勝馬券を買って、どの馬も応援します。
  レースの見所としては、イキがよく重賞でも好走経験のある4歳勢(ヤマノウンカイ、カツダイヤ)に中堅の古馬勢がどのように絡むかといったところか。どの馬にもチャンスはあるが、軽馬場で走りそうなのはマタキタヨあたりか。馬場が乾けばギャンブラーキングは力が出る。一息ついたメンコイワタシも調子さえ戻っていればこのクラスでは上位の力がある。
  果たしてどの馬が勝ちますか。表彰式も楽しみ&ドキドキです。あとは、天気がどうか。

  その他のレースも少し触れておきましょう。
2013/09/15-9R 報知新聞社杯第26回いちい賞(19:30発走)
  この日の9Rは2歳の牝馬特別戦。2歳戦も来月はナナカマド賞があるなど、そろそろ本格的な勝負に入ってきました。
  今年は実力接近で、なかなかおもしろいレースになりそうです。8月の白菊賞で非常に強い勝ち方をしたアサヒメイゲツに対し、掲示板を外したことのない堅実なレースをしているメモリアルサマー、上位との対戦で力をつけているミドリサトあたりが絡む展開になりそうですが、上昇中でスピードのあるセンゴクイチやアアモンドセブンなどにもチャンスがありそうです。

  ほかにもこの日はいろいろな個人協賛競走など11レース組まれています。
  天気が心配ではありますが1日じっくり観戦して、ばんえい競馬を応援してきたいと思います。
また、JRAのJ-PLACEでは8R以降が発売されるので、少し覗いてきて、阪神のローズS(秋華賞トライアル)や中山のラジオ日本賞(ダートオープン)なども注目できればと思っています。   現地の様子などはツイッター(@hamuwin)でつぶやきたいと思いますので、お暇ならおつきあいください。

2013年9月6日金曜日

【告知!】今年も行きます。はむ!とAKIEのばんえい協賛と現地応援!!(9/15)

★告知!9.15ばんえい帯広競馬レース協賛及び現地応援!
  前回、「スペシャル企画やるよ。」と言っておきながらなかなか発表できておりませんでしたが、ここに発表します。(メインブログとサブブログのサイマル記事です。)

  本サイト管理人はむ!とAKIEは、来る9月15日(日)に、帯広競馬場において、ばんえい競馬の協賛及び現地応援を行います。
  ばんえいの協賛は昨年4月に続き2回目になります。(前回の様子
  これに合わせ、本サイトでは関連特別企画として、ブログやtwitter(ツイッター)などを利用して、現地リポートや予想などをやりたいと思います。お楽しみに?

★概要
ばんえい個人協賛競走
  実施日:2013年9月15日(日)
  レース(時間):帯広競馬第7レース(18:20ごろ発走)
  レース名:「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯
  ※レース終了後(18:30ごろ)、現地において、勝利した馬の馬主、調教師、騎手、厩務員には、些少の協賛金及び記念品を贈呈します。(はむ!とAKIEがプレゼンターをやります。)
  レース名の由来:函館在住で転勤族仲間の「んみゃーち」さんに、ばんえい競馬を通じてエールを送る。

本サイト(Hamu's Sidewalk Cafe)における関連特別企画
  はむ!とAKIEは、当日(9月15日)13:00~21:00ごろまでの間、帯広競馬場に滞在し、ばんえい競馬を観戦・応援します。
  この日は我々の協賛競走のほか、重賞「銀河賞(BG2)」や特別戦「いちい賞」などがあります。
  メインブログにおいて関連記事を更新したり、サブブログ(このブログ)において主要なレースの予想などをおこなったり、twitter等で現地の様子をリアルタイムにつぶやきたいと思います。

  さらなる追加事項は、ブログやtwitterで逐次告知しますので、時々ご覧ください。

関連リンク
  サブブログ Hamu's Sidewalk Cafe Blog2 (Excite)
     ばんえいレース関係の記事(はむ!の予想など)
  メインブログ Hamu's Sidewalk Cafe Blog
     レース以外の記事と事後報告(ツイッター最新ログも表示します。)
  トップページ(hamuwin.net):ポータルとして利用してください。

  twitter(@hamuwin):当日は現地の様子を時々つぶやきます。
  Twilog(@hamuwin):ツイッターの過去ログです。
  Facebook個人ページ:(閲覧はログインが必要)ツイッターと同期します。

  ばんえい十勝公式ホームページ:ばんえい競馬の情報・ネット中継など
  地方競馬情報サイト:出馬表・オッズなど

  レースの模様は、スカパー645ch(ミュージック・グラフィティTV)及びインターネット中継で見ることができます。
  ばんえいの馬券は、楽天競馬オッズパークで買えます。


はむ!のばんえい重賞回顧
  重賞ごとに書いている予想及び回顧記事、今のうちに8/25のばんえい大賞典の感想を書いておきます。
  当初予想で人気どおりいかないことと、牝馬の一発があると読んだところまではよかった。ダイコクパワーは懸念された2障害でのもたつきが響いて掲示板まで。狙ったアグリナデシコは、いい位置につけて、障害ももう一息だったが、隣のダイコクパワーがよれて来た影響もあってか、残念ながら失速。
  終始いいレースをしたのが、勝ったもう一頭の牝馬コウシュハクィーンだった。ベテラン大河原騎手が積極的に前につけ、障害をうまく越えたあとは軽馬場を生かし逃げ切り態勢。ゴール前10mで一旦止まったものの、セーフティーリードで快勝だった。2着争いは勢いのあるオレノココロと実力馬コウシュハウンカイが連れて競り合ったが、最後はオレノココロがわずかに先着した。
  馬券的には1着の馬は、連の一角にしていたが、2着のオレノココロ絡みを買っていないため、結局ハズレ。2着に買ってないのが来るという、最も下手な買い方のパターンだ。ま、予想はプロでもなかなか当たらないからね。次回がんばりましょう。

【はむ!のばんえい重賞予想】予告
  次回重賞は9/15銀河賞ですが、告知したとおり、同日の個人協賛を兼ね現地応援に行きます。もちろん重賞予想もやりたいと思います。枠順発表後の前日(14日)夜、現地からの書き込みになると思いますのでお楽しみに。


ちなみにばんえいグランプリのファン投票の賞品(E賞)、今年も当たりました。
(こんなところで運を使ってしまいました。)

2013年8月25日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】ばんえい大賞典(BG3)予想 と特別企画予告

はむ!のばんえい多々雑感
  まず遅くなりましたが2週間前のばんえいグランプリの感想です。
  すごく見応えのあるレースでした。レースは、シベチャタイガーとインフィニティーが先行、そしていつもより前の方でレースを進めたホッカイヒカル、そしてギンガリュウセイらが続く。障害は各馬苦心していたが、好調のインフィニティーが先に降りて、シベチャを振り切って抜け出し態勢。また勝ってしまうのか?と思わせたが、実力馬ギンガリュウセイがじわじわやってきて、どうなるか?思いきや、残り10mで外から一気にホクショウダイヤの鋭い追い込み。ホッカイヒカルも来て、最後は5頭のマッチレースのまま5頭が差が無くゴールイン。何が勝ったかわからないぐらいだったが、ホクショウダイヤが久々のスピードを見せて差しきり勝ちでした。2着はギンガリュウセイ、3着にはインフィニティーが残り、中穴での決着でした。
  1番人気になったキタノタイショウは、やはり死角があった。懸念された障害でのもたつきが出てしまった感じ。
  馬券の方は、一応△→◎で、裏も買っていたので、久々にうまくはまりました。しかも人気薄の方が頭に来てくれたから、少し配当もついた。もっとも今までの負けを少しだけ取り返した程度ですけどね。この勢いでがんばりましょう。

はむ!のばんえい予想
2013/08/25-10R 第38回 ばんえい大賞典(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (3)アグリナデシコ
○ (6)コウシュハウンカイ
▲ (1)ソウクンボーイ
△ (4)コウシュハクィーン
注 (2)ダイコクパワー

(はむ!の見解)
  3歳重賞第1弾・ばんえい大賞典。このあと、11月の菊花賞、12月のばんえいダービー(又はオークス)と続くのが、いわゆるばんえいのクラシック路線。
  しかし、残念ながら7頭立てと寂しい限り、2歳チャンピオンながら今年度未出走の牡・牝2頭(ショウチシマシタとナナノチカラ)の登録があり、出てくるかと期待されたが、結局回避となったのが残念だ。現在どういう状況なのか知りたいところであるが・・。
  過去の勝ち馬を見ると、スーパーペガサスやカネサブラックなど名馬の名前もあるものの、特に最近はその後苦戦している馬も多く、荒れたレースも多い。時期的なものとハンデなどが微妙に影響しているのだろうか?
  少頭数は荒れるというジンクスもあるし、筆者は前回ちょっぴり勝てたこともあり、今回は大胆にいってみようかな。ということで、アグリナデシコという馬を狙ってみることとした。
  アグリナデシコは、おそらく7頭立ての6番人気か7番人気になるだろう。しかし、軽馬場のヤングチャンピオンシップで勝った馬と差がない2着に入るなど、大レースで一発がある。前走でも同世代のライバル対決を制しており、勝負強さがある。牝馬ならではの切れ味ももっている。華奢だった馬が最近は馬体重も増えてきて大きく成長してきた。他の馬には引けを取らない。
  こういう少頭数のレースは、堅いところを絞り込んで厚めに買うか、人気薄から手広く狙うかのどちらかだが、意外に上位は拮抗しているため、絞り込みは難しい。レースを楽しむためにも後者でいきたい。
  対抗はコウシュハウンカイ。めきめき力をつけてきた1頭だ。特に前走古馬のジャングルソングを振り切ったレースは圧巻であった。詰めの甘さが若干あるが、安定度は抜群であり、当然、連には押さえておくべきであろう。
  馬場が軽くなればという注文が必要だが、復活の兆しの見えてきたソウクンボーイにも注目してみたい。シーズン当初は絶不調であったが、はまなす賞あたりから少しずつ復活の見通しがついてきた。690kgという重さもむしろ歓迎する材料だろう。出遅れないようついていきたい。
  コウシュハクィーンも同世代戦の常連であるが目下好調だ。大崩れもしておらず、無視は出来ない一頭だ。
  一方、一番人気になりそうなのはダイコクパワー。未だに重賞未制覇なのが不思議なぐらい、実力とスピードを兼ね備えている。今シーズンはめっきり力をつけており馬体の成長も著しい。本命にするのが基本だろう。ただ、前走のように力みがあると思わぬ落とし穴があるかもしれない。
  他ではオレノココロは、はまなす賞で善戦するなど穴人気しそうだが、ダイコクパワーあたりとの勝負付けがついている感がある。大外もイヤな要素だ。鈴木騎手の手綱でどう巻き返すか。オホーツクノタカラも常連だが、やや力不足か。

・(はむ!の馬券)
 馬複 3,6,1,4 BOX
 三連複 3,6=3,6,1,4=3,6,1,4,2

予告
  次回重賞は9/15銀河賞ですが、この日に向けて本サイトでスペシャル企画を考えています。近々発表しますので、お楽しみに!

2013年8月11日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】柳月杯 ばんえいグランプリ(BG1)

はむ!のばんえい多々雑感
  まず2週間前のはまなす賞の感想です。
  やはりホクショウユウキが強かった。圧勝で重賞連勝と勢いは本物。2着には力をつけてきた3歳馬ダイコクパワーが入り、3着に粘り込んだのはなんと追加参戦の3歳馬オレノココロでした。2着から6着までは全部3歳勢という結果になり、今年の3歳馬は結構強いのかな。一方ホクショウユウキ以外の4歳馬がふがいない結果に終わり残念でした。体調が万全でないのか、ハンデがきつかったのか。
  馬券の方は、オレノココロも想定して3着総流しまで狙ってたんだけど、ニシキエーカンが来なかったのでハズレ。やっぱり当たらないなあ。

はむ!のばんえい予想
2013/08/11-10R 第25回ばんえいグランプリ(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (8)ギンカリュウセイ
○ (4)ホッカイヒカル
▲ (2)キタノタイショウ
△ (9)ホクショウダイヤ
注 (1)クロフネオーザン

(はむ!の見解)
  いよいよ夏の大一番のG1レース、ファン投票選抜によるばんえいグランプリの季節がやってきた。
  何度も同じことが言われるが、カネサブラックらのスターホースたちが抜けて、世代交代の時期。新たなスターホースとそのライバルたちを期待する時期でもある。
  ファン投票1位はやはり今年度に入って重賞2勝のキタノタイショウ。7歳となり、ばんえいの場合は最も充実する年頃。期待のニューリーダーであることは間違いない。対するライバルは、今のところ、ギンガリュウセイ、ホクショウダイヤ、ホッカイヒカルらの年上馬たちということになるが、やっぱり若い馬ももっとどんどん出てきてほしい。そういう意味で前回北斗賞で勝ったインフィニティーあたりはキタノタイショウと同じ7歳だし、今後楽しみにしたいところ。
  さて、予想の方だが、どうしてもキタノタイショウの絡みが難しい。強いときは本当に強いが、近走はハンデ差があるにしても、3連続5着と馬券圏外となると、今度はどうなんだ?ということになってしまう。
  さらに、天気と馬場状態が微妙だ。今週は雨が降った時期もあったようで、馬場水分によって展開が変わってくる。
  そういうこともあり、今回はとりあえずキタノタイショウに単穴の▲をつけておいて、その前後を予想するという荒技を考えてみた。
  そうなるとやはり、◎は安定度no.1のギンガリュウセイということになるだろう。力は十分だが、どうしても勝ちきれないのは、展開のあやで相手に合わせてしまうところがあるからだろうか。逆に言うと大崩れはしないということだろう。斤量差が少ないG1レース。グランプリは昨年優勝している。体調も維持しているようで軸は外せない。
  逆にどんな展開でもマイペースを貫き通すホッカイヒカル。今回の馬場・条件はこの馬にとっては丁度良い感じで、昨年の取消の無念を晴らすチャンスではある。問題は体調で、馬体重が減り続けていることが、最後の詰めの甘さにつながっているふしもある。当日の馬体重に注目だ。相対的な実力は上位なので、一応対抗の○印はつけておきたい。
  そしてキタノタイショウであるが、今回は上位馬の間でハンデ差もなく、力は出し切れる状況にあり、◎をつけて問題はない。ただ頭で買えるかというと、それは難しい。この馬が負けるパターンは、障害のかかりで若干手間取り、追いかける展開になったとき、そのタイミングが遅れると前に届かないことがある。今回、若干展開が早くなりそうで、いやな展開にならないとも限らない。
  ホクショウダイヤも実績・実力では全く引けをとらない。ただ、この馬はやはりスピードに乗れないときは凡走することがある。馬体重が近年になく落ちてきているのも、800kg台のばんえい重量を引っ張るには気になるところではある。
  北斗賞であっと言わせたインフィニティーの充実ぶりには目を見張るものがあり、今回も好調をキープ。そこそこ人気もしそうだ。ただ800kg台は未知の重量で、どこまで力を出せるかはわからない。持ち前の先行力が生かせるかどうか。
  それなら帯広記念3着の実績のあるクロフネオーザンの大舞台の強さに注目してみたい。近走はやや成績が崩れているが、帯広記念時も前2走が着外であり、高重量戦になると化ける可能性は十分ある。藤島騎手のお手馬で息もピッタリ合っている感じだ。一発あるとすればこの馬か。
  シベチャタイガーも同様に怖い存在だが、こちらは天気を味方につけないと難しいか。
  個人的には、芦毛の人気馬で繰り上がり出場の運をつかんだアオノレクサスや、4歳ながら果敢にグランプリに挑戦してきたブラックボス、スピードno.1でばんえい界のロードカナロアとも言えるホクショウバトルなども応援したいところだが、このあたりは、やはり力不足は否めないところで、単複応援馬券ぐらいにとどめておきたい。

・(はむ!の馬券)
 馬単 8=4,2,9,1,6
 三連単 8=4,2,9→4,2,9,1,6
 応援馬券(単勝+複勝)3,7,10
  (注:"="は裏表、"→"は片方のみ。)
  次回重賞は8/25ばんえい大賞典ですが、それ以前にもなんとか記事を書きたいと思います。

2013年7月28日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】はまなす賞(BG3)

はむ!のばんえい多々雑感
  まず、2週間前の北斗賞の回顧です。
  展開は、第2障害を先に越えたホリセンショウが逃げるところを、インフィニティーが追い、差し馬ホッカイヒカルもしっかりつけていき、この3頭がリードするところに、外から実力馬ギンガリュウセイが追い込み、そして内からはキタノタイショウがものすごい脚でやってくる。特に後から来た2頭の脚色が良く、やっぱり上位馬が強いなと思ったところ、キタノタイショウは斤量がたたってか残り20mで急にスピードダウン。ゴール寸前まで5頭ほぼ一線の大混戦となりました。
  最後はホッカイヒカルとインフィニティーがわずかの差で前に出てゴール。この2頭は掲示板が上がるまでどちらが1着かわかりませんでしたが、わずかの差でインフィニティーが先着。浅田騎手とともに記念すべき重賞初制覇となりました。
  馬券的にはやはりキタノタイショウを買ったときには来ないという法則により、またまた大ハズレ。困ったもんですね。

はむ!のばんえい予想
2013/07/28-10R 第25回 はまなす賞(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (10)ホクショウユウキ
○ (6)ニシキエーカン
▲ (1)ダイコクパワー
△ (7)ニシキウンカイ
注 (9)コウシュハクィーン

(はむ!の見解)
  珍しい3・4歳混合の重賞、はまなす賞。この時期にこのようなレースを行う意味を考えてみたが、なかなかこれというのが見つからない。
  3歳馬がクラシック戦線に入るが、ばんえいの場合出走間隔が狭いこともあり、同世代戦ばかりだと番組的にマンネリ化するからというのが理由と一つと思われるが、自己条件のレースなら3歳馬も既に4月から古馬との対戦を行っているので、あえてこのレースがなければならないということはない。もちろん違う世代同士の力比べは楽しく興味のあるものではあるが、ポプラ賞のように、年度総決算の位置づけにあるレースならともかく、今、シーズン途中に3歳と4歳が勝負付けするようなことはなくても良いと思う。そんなこともあり、一時期重賞ではなかった時期もあるようだが、特殊な条件が故に意外に人気のあるレースで、重賞に復活している。
  過去の傾向は4歳馬に一日の長があり、上位を占めることが多いが、時々軽量の3歳馬が勝つこともあり、勝った馬は先々大成している馬が多い。
  さて、今回もやはり4歳が強いのではと感じている。というか、今年の4歳世代は全体から見てもかなりレベルが高く、むしろ今回出ていないBクラスの馬に古馬をしのぐ強さを見せている馬が多い(ワールドピサ、テンカムソウなど)。
  その中で上がり馬ホクショウユウキは柏林賞を勝つなど目下絶好調だ。今回ハンデも柏林賞時と据え置きで、非常に恵まれた。先行力も障害力も持ち合わせており、展開的にも問題はない。大外10番枠ということだけが唯一の不安材料だが、そこはトップジョッキー鈴木恵介騎手の手綱に任せれば大丈夫であろう。
  その強い4歳馬のトップを走ってきたのはニシキエーカンであるが、ここ1年ほど常にハンデで苦しんできた。抜群の切れ味とスピードを持っており、もう勝利は間違いないというところまでいきながら、ゴール直前で斤量がこたえあと一歩届かないレースが続いている。今回も一番軽い馬との斤量差が70kgと過酷ではあるが、厳しいレース経験を重ねながら力をつけていることは間違いない。それが近いうちに開花するであろうとして、少なくとも大崩れはあるまい。
  上位2頭が抜けている。もちろん他の4歳勢もそれほど劣る訳ではなく、本当は大賞典馬ブラックボスやダービー馬アサヒリュウセイも実力は上位だが、体調が十分ではないのが気になる。特にブラックボスは長期休養前後の調子の落ち込みが激しかった。ただ3週間あいてどこまで回復してきているか。
  3歳馬もだまってはいない。まだ力の相対的な位置づけが不明だが、その中でダイコクパワーが力をつけてきた。元々スピードは持っている上、以前のようなふらつきも少なくなってきた。まだ無冠なのが不思議なくらいな馬なので、怪我から帰ってきた松田騎手とともに一発あるかもしれない。
  ごちゃついたレースになった場合は、切れ味のある牝馬勢も入着候補には押さえておきたい。4歳牝馬で菊花賞馬ニシキウンカイの調子が戻る兆しがみえてきた。障害でやや苦戦しているため結果には結びついていないが、スピードと粘りはあるので、全く無視はできない。同じ意味で3歳牝馬のコウシュハクィーンも鋭い突っ込みで穴を開けるタイプだ。連下には。

・(はむ!の馬券)
 三連単 10→6→総流し

  次回はいよいよG1ファン投票選抜のばんえいグランプリ(8/11)
もちろん予想書きますよ。

2013年7月14日日曜日

【はむ!のばんえい重賞予想】北斗賞(BG3)

はむ!のばんえい多々雑感
  また今回も世間話抜きでいきます。
  前回の柏林賞の予想書き込みで、3着に入ったテンカムソウの馬番を2としていましたが、9の間違いでした。
  したがってはむ!の馬券(三連複・三連単マルチ 8=5→1,10,2)も本当は8=5→1,10,9のはずで、これなら当たっているはずなのに、ブログに書いた数字とおりに買ったらハズレ。世の中そんなもんだ。
  (あくまで一ファンの予想ですので、責任の追及は御容赦ください/(-_-)\ )

はむ!のばんえい予想
2013/07/14-10R 第21回 北斗賞(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (2)キタノタイショウ
○ (1)ホクショウダイヤ
▲ (8)ホリセンショウ
△ (10)ギンガリュウセイ
注 (3)インフィニティー

(はむ!の見解)
  今年度の古馬重賞戦線はキタノタイショウがオッズパーク杯、旭川記念と連覇し、今の世代のリーダーとなりつつある。
  そして今月は北斗賞。8月のG1レースばんえいグランプリに向けた前哨戦でもある。少しずつ負担重量が重くなって、800kg前後のレース。なおいっそう力が必要になってくる。
  さて、今回もキタノタイショウをどう見るかが、予想の分かれ目になる。1頭のみ他馬より20kg重いハンデ。切れ味勝負の馬だけにかなり厳しいレースを強いられそうだ。本番をグランプリの方において、目一杯の仕上がりになっていない可能性もある。そうなると、はむ!の性格からして、この馬はどうしても馬券から外したくなってくるところ。しかしながら、これまでこの馬を外した自分の予想はことごく当たらない。それならば、今回はこの馬の力を素直に信じて◎にすることにした。天候による馬場状態の変化もほとんどなさそうなので、展開もあまり乱れないだろう。
  相手もやや固いところでホクショウダイヤ。元々の実力馬で調子も上がって来た。本来ならもう少し軽い馬場の方がいいかもしれないが、土曜日のレースを見ると、乾いてかえって脚抜きがよくなっている様子だし、他馬に関係なく自在のペースで走れそうなので、大崩れはないだろう。
  下のクラスではホリセンショウが充実している。前回重賞の旭川記念では3着と善戦。安定性も抜群で上位食いの可能性は十分ある。
  同じ意味でインフィニティーの勢いも侮れないが、さすがに高重量になると、展開も厳しく粘り込みは難しいか。但し、三連単の3着押さえには使いたいところ。それなら実績馬ギンガリュウセイを素直に押さえておいたほうがいいだろう。決め手には欠けるところがあるが、スタミナ、パワーは十分でしっかり走れる。大外枠も苦にしない。
  あとは、鬼の差し馬ホッカイヒカルや軽馬場巧者のフクドリなどの常連も差はないが馬券的にはあまり手を広げすぎないようにしたいので見送りか

・(はむ!の馬券)三連複・三連単マルチ 2→1→8,10,3
  次回は、はまなす賞(7/28)までには何か書きます。

2013年6月23日日曜日

【重賞】はむ!の柏林賞予想

はむ!のばんえい多々雑感
  あ~ん。もう忙しいので柏林賞の予想のみです。

はむ!のばんえい予想
2013/06/16-10R 第7回 柏林賞(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (8)ニシキエーカン
○ (5)ホクショウユウキ
▲ (1)ブラックボス
△ (10)ニシキトモエ
注 (2)テンカムソウ

(はむ!の見解)
  4歳重賞第1弾。4歳路線は、ここをスタートとして、1ヶ月後のはまなす賞(3,4歳混合)、秋の銀河賞を経て、正月の天馬賞がゴールだ。個人的にはかなりレベルの高い世代だという印象を受けている。特に今回は上位の実績馬に加え、下のクラスながら好調馬が多く、何が優勝してもおかしくない感じだ。したがって予想は非常に難しい。難しいからこそおもしろいのではあるが・・・
  本命は非常に迷ったが、やはり実力No.1のニシキエーカンにした。力は十分で古馬とも互角に渡り合うレースを常に見せていながら、同年輩の対戦ではハンデなどもあってどうしても勝ちきれず、昨年度からずっと無冠が続いていた。しかし力は安定しており、大崩れはしていない。調子も上向きで、今度こそ重賞を取りたいと思っているのではないか。
  対抗には重賞初挑戦の昇り馬ホクショウユウキを推したい。2歳時のデビューが遅れたため、下積みのレースが続いていたが、ようやく重賞に出られるところまで上がってきた。3月の4歳オープン特別では勝っており、同年代の上位にも力は劣らないことは証明された。若干決め手に欠けるところは見られるが早めに障害を越えて他の馬を引きつけながら抜け出していくような展開に持ち込めれば大駆けはあり得る。
  どうしても気になるのがブラックボス。前走休養明け緒戦で体重は39kg減ながらB1クラスの古馬相手にあまり差のない4着に粘り込んでいる。もともと重賞3勝の実力馬。昨年のばんえい大賞典でも休養明け2戦目で勝っており、スピードもある馬なので当然注意しておかなければならない。本当は◎を打ちたいところだったが、どこまで体調が戻っているのか不明なため、とりあえず▲にした。パドックの様子なども参考にしたいところ。
あとは、重賞戦線には顔を出し続け、特に近走好調のニシキトモエ。障害を越えれば粘り強さは十分のテンカムソウなども気になる。あとは前哨戦のライラック賞を勝ったエビスダイチが人気しそうだが、重賞の重量を加味するとその他の馬の方に目がいくので外してみたい。
(先週は勝ったキタノタイショウを完全に外しており、外したら来るの法則からすると、勝ってしまうかも?)

・(はむ!の馬券)三連複・三連単マルチ 8=5→1,10,2
  次の書き込みは未定ですが、次の重賞・北斗賞(7/14)までには何か書きます。

2013年6月16日日曜日

【2ヶ月ぶり・重賞】はむ!の旭川記念予想など

はむ!のばんえい多々雑感
     年度当初の意気込みはどこへやら。ばんえいの重賞がないことをいいことに当欄も2ヶ月サボっていました。書きたいことはたくさんあるんですけどね(J-PLACEでのJRA発売の話とか、ツイッターで触れているターフィーの話とか、競馬の税金問題の話題とかも)。まだ趣味にはあれこれ手は広げられない状況なので、事情お察しの上、気長におつきあいください。
  しかし、ばんえい重賞の予想はなんとか頑張って続けていきたいと思います。
  さて、6月16日は帯広ばんえい競馬は久々の重賞「旭川記念(BG3)」。オープンの重賞です。

はむ!のばんえい予想
2013/06/16-10R 第44回 旭川記念(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (8)ギンガリュウセイ
○ (5)ホクショウダイヤ
▲ (3)インフィニティー
△ (7)ホリセンショウ
注 (10)シベチャタイガー

(はむ!の見解)
  前回(オッズパーク杯)のはむ!の予想で◎(マルモスペシャル)が最下位、○(オイドン)がから2番目という散々な成績だったので、(1着キタノタイショウ、2着ギンガリュウセイ、3着インフィニティー)今回は少し守りに入りたいと思います。
  やはりここではギンガリュウセイが格的に上だろう。スピード勝負に持ち込まれると厳しい展開になるかもしれないが、今のメンバーならそれほど心配はいらないだろう。三連単マルチか三連複の軸にはなるだろう。
  ここのところ好調なのがホクショウダイヤ。10歳馬で長い間上位争いをしながら、重賞は昨年の1勝のみというのが不思議なくらいの馬だが、ようやく本格化してきた。ひと雨降ってちょうどいい馬場になりそうで、相手関係からしても上位、今回は勝ちに来ている。しかし、ばんえい重量がギンガリュウセイより10kg重く、それが最後の詰めで影響が出る可能性も。
  あとは、オイドンら5歳馬勢の回避により、出走権が回ってきたA1クラスの馬たちに好調馬が揃っている。特にインフィニティーは、前回重賞初挑戦のオッズパーク杯で3着に入るなど、力の片鱗をみせている。先行できる上に、障害も得意、降りてからの持続的なスピードもある。浅田騎手もそろそろ重賞初制覇を狙っていると思われ、侮れない。あとはオープン馬との相手関係だけだろう。
  ホリセンショウもA1にはいるが、常に上位で戦ってきた馬。スピード戦になれば、十分勝負できるだろう。シベチャタイガーの方は昨年の重賞で大活躍したように、格負けはしない。負担重量が増えるのもこの馬にとっては歓迎だ。力勝負に持ち込めれば。
  今回の有力どころではホッカイヒカルキタノタイショウフクドリといったところを外してみた。特にキタノタイショウは、前回の重賞でも来ないと予想したら本来の力を発揮して勝ってしまった。その後の特別レースでの負け方が良くなく、勝ち味が遅いところがあるので、どうしても軸としては推しづらい。ま、馬券を買うときは、外れることの方が多いので、決め打ちした方がいいだろう。
久々の重賞なので気楽にやりたい。
・(はむ!の馬券)三連複・三連単マルチ 8=5→3,7,10

  次は翌週23日の重賞・柏林賞に向けて書きたいと思います。

2013年4月27日土曜日

2013年度の本サイトの方針

あいさつとお知らせ
  いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。個人的に転勤・引越があって、非常にバタバタしていたことや、ネット環境があまり整っていないことから、ほとんど自分のホームページに手をつけられずにいました。
  今年度も当欄はばんえい競馬を中心にいろいろ書いていきたいと思っているのですが、そもそも、昨年度1年間は重賞予想や馬券作戦を書き続け、結構多くの方に読んでいただいて自分自身もかなり楽しんでましたが、本業は全く別のことをやっているだけに、趣味でやるにしては正直オーバーワークになっていました。
  このことから、今年度は馬券大作戦は見送り、当欄ではもう少し一ファンの立場でばんえいを初めとする地方競馬や競馬一般の話題をしていきたいと思います。馬券作戦を楽しみにしていた方にはごめんなさい。しかし、地方競馬やばんえいを応援したい気持ちは変わりませんので、当欄と本HPのメインブログ、ツイッターやフェイスブックなども絡めて、思いを書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

はむ!のばんえい多々雑感
     平成25年度のシーズンも開幕し、ばんえいでは2歳馬がデビュー。引退したカネサブラックらに代わる新たなスターの誕生に期待したいところです。
  一方、今年最初の重賞「ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)」の時がやってきました。
  昨年の今ごろ、我々は、帯広競馬場に初見参し、個人協賛したり、この目で重賞「オッズパーク杯」を見てきたりしました。あれからちょうど1年たつわけです。
  また行ける日を模索しているのですが、何せ遠い北海道、しかも道東の帯広、行くには相当まとまった時間と金が必要です。でも必ず行きます。それまでさらにばんえいが盛り上がっていますように。

  馬券作戦はやりませんが、一応オッズパーク杯のはむ!の予想印だけ書きますね。

はむ!のばんえい予想
2013/04/28-10R 第7回 ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
(はむ!の予想印)
◎ (4)マルモスペシャル
○ (8)オイドン
▲ (5)ホッカイヒカル
△ (7)インフィニティー
注 (6)ギンガリュウセイ

(はむ!の見解)
  どうかしちゃったのか?と言われそうな予想印にしてみた。
  カネサブラックがいないとやっぱりなんとなく小粒な感じがする。その中で人気しそうなのは、昨年このレースで勝ったホッカイヒカルや実力馬ギンガリュウセイ、そして次世代の大将として期待を背負うキタノタイショウといったところだろうが、砂が入れ替えられ、ゴール前50センチの坂(いわゆる砂障害)ができ、昨年度暮れあたりと馬場状態が極端に違う。そして一息ついて各馬仕上げに差があるように感じる。その中では、好調な馬から狙うのが定石かなと考えた。マルモスペシャルは、若馬の頃はもともとクラシック戦線で活躍していた馬、重賞に出てくるのは3年ぶりのことだが、高重量の特別戦でも常に上位争いをしてきており、実力では見劣りはしない。前走も雪が降る馬場ながらしっかりした走りを見せており、好調を維持している様子で、ここは絶好のチャンスと見た。
  人気を落として狙いたいのはオイドン。いよいよ古馬の仲間入りで期待されるところだが、古馬との混合戦はまだ成績が残せていないし、前走の走りにはがっかりした人も多いはず。しかし、前走は最内枠だったし、様子見の雰囲気があった。今回はそろそろ本気を出してもおかしくないころ。
  ホッカイヒカルは、崩れることはないと思うが、相手なりのレースをしてしまうことがあり、そういう時は切れ味が不発になることもある。最近は比較的前に行けているので、スンナリ勝つことも予想されるので、もちろん馬券的には外せないが、勢いという意味ではどうか。
  全くの人気薄では、インフィニティーなんてのもおもしろそう。7歳にして初の重賞挑戦という遅咲きだが、力でここまで上がって来た。前に行って自分で展開が作れる馬だけに、積極的なレースで他の馬を置いていくような展開になると一発あるかも。
  ギンガリュウセイは実力馬の敬意を表して、押さえまで。ばんえい記念の反動からかやや精彩に欠ける気がするキタノタイショウは思い切って無印にした。軽量のニシキエースは障害を越えれば見せ場はあるだろうが、相手が強いので難しいか。

馬券は4,8,5を軸に7,6あたりに流すような感じか。

  始めに言った理由により、具体的な馬券収支は御容赦ください。一応昨年のばんえい記念の馬券結果と昨年一年間の重賞の収支決算だけ書いておきます。

2013/03/17-10R 農林水産大臣賞典第45回ばんえい記念(BG1)・・・結果
1着 1 カネサブラック
2着 5 ギンガリュウセイ
3着 6 キタノタイショウ
単勝 1 100円
馬単 1-5 280円
三連単 1-5-6 1,250円
でした。(動画) 

(馬券)
三連単 1→6,9,5,2→6,9,5,2,7 16通り各200円
三連単 1→6,9,5→6,9,5,7,4 12通り各100円
 1→5→6 計300円×12.5倍 的中
三連単 6,9,5→1→6,9,5,2,7 12通り各100円
三連単 5,6→5,6,9→1 4通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 3,750円 的中

  馬券は取りガミではあるけど、レースが感動的だったからよしとしよう。カネサブラックの有終の美、そしてボブサップもお疲れさんということで、今後もばんえいを応援したいと思わせるレースだった。
はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(最終)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 ショウチシマシタ 6000 8020 +2020 -53720
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -59720
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 カネサブラック 6000 3750 -2250 -61970

  1年間ありがとうございました。6万ちょいのマイナスでした。

  次の書き込みは未定ですが、必ず近いうちにまた書きますので、今後も時々本サイトをチェックしてくださいね。

2013年3月23日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/24ばんえい記念(今年度最終)(3/17ポプラ賞結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  いよいよ今年度も大詰めになり公私ともにバタバタし始めています。今年度はばんえいの話題におつきあいいただきありがとうございました。来年度はどこまでできるかわかりませんがこのブログは続けていきたいと思っていますよ。ばんえいなどの話題で、いちファンとして地方競馬を盛り上げていきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。
  ところで、地方競馬全国協会(NAR)の公式サイト「地方競馬情報サイト」から毎週配信されていた動画コンテンツ「クリック!地方ケイバ」が4年間の配信を終えて中止となるとのこと。ばんえいを含む地方競馬の重賞の最新情報を初め、競馬場案内(ビュースポットやグルメガイドなど)や、馬券作戦、ジョッキー等のインタビュー、その他地方競馬に関する有効なコンテンツがコンパクトにまとめてあってわかりやすく、自分も毎週の更新を楽しみにしていました。浅野靖典、秋田奈津子の両キャスターの親しみの持てる語り口にも好感が持て、このサイトによって地方競馬を身近に感じるようになった人も少なからずいるはず。(少なくとも自分はそう。)事情はわかりませんがとても残念なことです。休止は「しばらくの間」とは言ってましたが、待っていたら復活するのでしょうか。地方競馬発展のためにもその日がすぐに来ることを祈っています。
  さて、この24日は今年度納めの大一番、ばんえい記念(BG1)の季節がやってきました。ばんえいでは最大格のレースで、ばんえいでは唯一の農林水産大臣賞典であり、大臣賞とも言われています。帯広競馬場ではこの日は1日お祭りのようになります。(自分は子に日に行ったことがないのでその雰囲気は想像でしかありませんが。)
  負担重量は最高重量、牡馬1000kg、牝馬980kgと1トンを引っ張るまさに最も力持ちの馬を決定するレースです。勝ちタイムも軽馬場だった去年の2分台を除けば、4分以上かかります。このレースを勝てるのは特別に強い馬のみです。過去を見ても同じ馬が連勝することが多くなっています。また若馬は全く歯が立たず、過去45年間で5歳以下の優勝は一度もありません。6歳馬が勝ったのも3頭のみでここ20年間では1頭もなし、あとは7歳以上です。展開のあやなどは関係なく、本当に力勝負で、最後まで持ちこたえた馬が勝ちというタフなレースで、それだけに見応えは十分です。
  今年はスター馬のカネサブラックやナリタボブサップの引退レースということもあって、有終の美を飾るのか、それとも世代交代があるのかという点も注目です。
  それではばんえい記念の予想です。(3月24日17:15発走。第11レースですので注意しましょう。)

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/24-11R 農林水産大臣賞典第45回ばんえい記念(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (1)カネサブラック
○ (6)キタノタイショウ
▲ (9)シベチャタイガー
△ (5)ギンガリュウセイ
注 (2)アアモンドヤワラ

(はむ!の見解)
  まずはここに出てくることだけでも大変なこと。10頭すべてに拍手を送りたいと思う。各馬持てる力をすべて出して、勝っても負けても悔いのないレースを期待したい。馬券も全部買いたいところだが、そういうわけにもいかないので、一応絞り込み予想しよう。
  本命はやっぱりカネサブラックしかいないだろう。このレースは過去の結果からみても、ちょいと出て勝てるものではない。これまでの実績からしても他の馬とは格が違う。障害力、スタミナ、スピードそれぞれの力のバランスがよく、ばん馬のお手本のような馬だ。近走負けているのは大きなハンデ差があったからで、掛け値なしのばんえい記念では実力どおりの力を発揮すれば勝つ可能性は高い。最内枠でも過去何度も勝っているし、馬場状態もオールマイティ。有終の美を飾れるか。
  一方、カネサブラックが敗れることがあるとすれば、勢いでポンと飛び出た馬が行ってしまった時だけだと思われる。
  その可能性があるのは新鋭キタノタイショウと見る。今年の重賞成績は1着1回、2着1回と4着が7回、最近では6連続4着と、いかにも馬券泣かせな成績となっている。これは勝ちきれないということもあるが、逆に言えばほとんど崩れず好走しているとも取れる。7歳馬で、ばんえい記念としては若く、初の1000kgの重量でどこまでやれるかは全く未知数であるが、正月の帯広記念では910kgで4着に入っているので重量は克服しつつあるのではないか。障害をなんとかうまくクリアして、あとはこの馬ならではの切れ味をゴール前まで持続させることができれば、勝つチャンスがないわけではないと思われる。新しい世代のリーダーの誕生を願って対抗評価にした。
  単穴の3番手評価には、今年度の岩見沢記念3着、北見記念2着と格上挑戦の重賞でいつも好走しているシベチャタイガーを推してみたい。いつも果敢な挑戦ながら、見せ場のあるレースを展開しており、高重量戦が得意であることを伺わせる。900kgを引っ張った正月の帯広記念では9着に敗れたが、このときは障害越えあと少しのところで膝を折ったのが敗因。そこを立て直して、他の馬より先手を取れれば、一気にゴールまで流れ込むこともあり得る。馬主はJRAで昨年度の有馬記念を勝ったゴールドシップと同じ。力は未知数ではあるが夢を買うには十分な馬の1頭である。
  今年度の重賞戦線で特に好成績を上げてきたのがギンガリュウセイ。今年度は1番人気には全くならなかったが重賞2勝。常に人気よりも上位の走りを見せる。帯広記念でも910kgでカネサブラックに迫る好走を見せている。今回は引退予定馬2頭に次いで3番人気くらいになりそうか。この馬の展開はなかなか読めず、どうしても予想の中心に置くのは難しい。ここ何走かは凡走しており、気分が乗らないと力が出ないところがある。逆に言えば自在の脚質で相手なりに走れるということだろうが、この馬も1000kgのばんえい記念は初めて。どこまで自分のペースで行けるかだろう。中枠に入ったのは好材料か。馬券的には押さえで。
  大穴狙いなら、2階級下のクラスながら、昨年に引き続き挑戦してきたアアモンドヤワラを3連複か3連単の連下あたりに置いてみるのも妙味か。この馬は時々とんでもない大穴を演出することがある。接戦になればなるほど底力を発揮できるタイプだ。前回のばんえい記念は6着。しかしそうそうたるメンバーを相手に好走したと言える。乾いた馬場で時計のかかるレースになった時、前でもたつく馬を拾いながら最後まで歩ききれば高配当を演出するかも。
  その他では、穴人気になりそうなのはホッカイヒカル。昨年は4着と好走している。典型的な差し馬もばんえい記念ほどゆっくりしたペースになれば、前を行く馬とは差はなく第2障害までは取り付けるだろう。ただ帯広記念で失速したように、中間で足を使いすぎると最後までもたないこともある。人気するようなら切ってみるのも一つの作戦か。
  それなら、逆にフクドリの方が気になる。軽重量、軽馬場得意のスピード系の馬のイメージがあるが、今年度の岩見沢記念2着、北見記念3着など高重量戦でも粘っている。ここに果敢に挑戦してきたのも自信あってのことだろう。持ち前の勝負強さが出れば。
  カネサブラックとともにもう一頭ラストランとなるナリタボブサップを忘れているのではと言われそうだ。もちろん、人気、実力両面で活躍し一時代を築いたボブサップには敬意を表する。本レースも応援したい。障害のうまさには定評があり、他の馬を引き離してセーフティリードにまで持って行ければ勝つチャンスはあるが、他の馬も黙ってはいないだろうし、接戦になれば最後の脚がないだけに、最近の調子からしても逃げ切りは難しいのではと見ている。
  ホクショウダイヤも切れ味は持っているだけに大駆けの可能性はあり、気になる馬ではあるが、今回は馬場も渋めが予想され、近走の内容からしてもついていくのがやっとではないか。障害を先に越えられるような状況になれば善戦もあり得るが。
  テンマデトドケは近走いいところがなく、いかにも出ることに意義があるという感じではある。昨年12月のドリームエイジカップの内から一気のレースの印象がずっと残るが、今回のような重量を背負ってはそれも困難ではないか。若手長澤騎手のお手馬で思い切った騎乗を期待したいところ。まだ今後の成長の余地はあるのでここで経験値を上げておきたいところだろう。
  ばんえいの最大の祭典、ばんえい記念なので、一応すべての馬にコメントしてみた。本来なら全馬の単勝でも買って現場観戦して、ばんえいの醍醐味を味わいたいところだ。歴史に残るレースが展開されることを期待する。

(馬券)
三連単 1→6,9,5,2→6,9,5,2,7 16通り各200円
三連単 1→6,9,5→6,9,5,7,4 12通り各100円
三連単 6,9,5→1→6,9,5,2,7 12通り各100円
三連単 5,6→5,6,9→1 4通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

  応援馬券で全部の組み合わせを買いたいところだが、そこは競馬。やはり勝負が必要である。今回はカネサブラック1着固定で相手は絞りこんで厚めに、押さえでカネサの2着又は3着固定。しかしその場合は1着の馬を絞り込む。という作戦でいこう。今までの赤字を取り戻すような配当は望めないが(そもそも外れる確率も大きいが)、馬券面においても今年度の締めくくりにふさわしくやっていきたいと思います。あとはレースそのものを楽しみましょう。


  続きまして、前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/17-10R 第34回ポプラ賞(BG3)・・・結果
1着 10 ニュータカラコマ
2着 9 フジダイビクトリー
3着 6 テンカムソウ
単勝 10 1,360円
馬単 10-9 10,850円
三連単 10-9-6 306,750円
でした。(動画) 

(感想)
  今年度9月に銀河賞(BG2)で優勝した伏兵ニュータカラコマが大外枠から差しを決め、ポプラ賞を制した。3連単30万馬券の大荒れだった。
  1番人気はなんと4歳の上がり馬ワールドピサ。トップハンデのオイドンは3番人気と、当初から波乱を予感させるようなスタートであった。レース展開は人気薄のテンカムソウが出足よくダッシュ。第1障害を越えてからは予想通りフジダイビクトリーが前に行く展開。人気のワールドピサもこれについていく。そして内枠からオイドンも早めに前に出ようとする。そして各馬第2障害へ。
  フジダイビクトリーがまず先頭で第2障害をほぼひと腰でクリア。逃げ切り態勢へ。ワールドピサもこれに続く。テンカムソウもやや苦手の障害ながら出足がよかった余裕をもって越えることができ、前2頭を追う。そしてこの3頭のマッチレースの様相となった。しかし、大外10番枠でこちらも近走障害を越えるのに苦労していたニュータカラコマがふらつきながらも障害を4番手あたりでクリア。降りてしまえばスピードは一流のものを持っている馬であり、770kgのばんえい重量もなんのその。前3頭を一気の捲りで追い抜き、そのままの脚でゴールイン。2年前のイレネー記念馬の実力をここで見せつけた。
  2着にはフジダイビクトリーが粘って入った。この馬が負けるとしたら後ろから一気に来る馬と思われ、それはオイドンではないかと予想されたが、逆方向から同じ5歳馬のライバル・ニュータカラコマにやられた。しかし、自分の競馬はできたのではないか。
  結局3着に粘り込んだのは4歳馬からテンカムソウ。この馬も障害が課題で、特に今回のレースは厳しいのではと思われたが、調子もあがってきていたのだろう。外枠2頭の力を上手く利用しながら、障害を上手く越えていった。乾き始めた馬場も味方したかもしれない。時々馬券圏内に入ってきて一発のある馬であるが、ここでその力を発揮した形だ。
  1番人気のワールドピサもさすがに最後は伸びず4着に終わったが、ここでこの走りができたことは、決して力の差はないことを証明した。。
  注目のオイドンは5番手追走が精一杯で、最後はいっぱいになりストップ。そこを後ろからきたブラックパール、ニシキエーカンにかわされ7着。やはりハンデがこたえたか。ただ、10kg少ないだけのニュータカラコマが素晴らしい走りを見せただけにやや残念な結果だ。
  2番人気のブラックパールは展開が向かなかったか。この欄で注目したニシキエーカンも前半から置いて行かれた感じ。しかしこの両頭は最後は鋭い追い込みの脚を見せており、今後さらに力をつけていけば将来が楽しみになりそうだ。
  4歳馬対5歳馬は結局これまでの傾向と同様に5歳馬が勝利。貫禄を見せた。やはりばんえいの場合は齢を重ねる方が力を出せるということだろうか。5歳馬にとっては世代重賞はこれが最後。後は古馬たちとの勝負が待っている。一方4歳馬たちも同世代戦のほか古馬との対戦も増えてくるだろう。今後の各馬の成長に注目したい。

(馬券)
三連単 9=1,8,4,2(軸1頭マルチ) 36通り各100円
三連単 9,1→9,1,8,4→9,1,8,4,2,5 24通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 的中なし

  30万馬券?無理無理。テンカムソウが第2障害を降りた時点で、これは今回あきらめだなと思ったところに、買ってないニュータカラコマまでがやってきて、惜しいどころかかすりもしない馬券になってしまった。ニュータカラコマは力のある馬だと思うし、いつかは来るとは思っていたが、ここで来るか?という感じだ。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/10イレネー記念まで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 ショウチシマシタ 6000 8020 +2020 -53720
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -59720
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  ばんえい記念の前にもう少し戻しておきたかったけど・・・しょうがないね。ばんえい記念頑張りましょう。

  ばんえい記念の結果や今年度の最終結果など次回の記事については、ちょっとバタバタしていますので、少し遅れるかもしれません。次年度開催がは4月14日からですからそれまでには書きたいと思います。

2013年3月16日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/17ポプラ賞(3/10イレネー記念結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  地方競馬発展のためには、かねてからJRAとの相互馬券発売が有効だと思ってきたところですが、この3月23日からホッカイドウ競馬(平場)の場外AibaのほとんどでJRAの全レースの馬券が買えることになりました。 トータリゼーションシステムが整備されて、馬券上での交流が増えることは喜ばしいことなんでしょうけど、今回の正直な感想は、「いきなり全レースですか・・」。今回のことはJRAファンにとっては素晴らしいことですが、JRAと日程が重複するばんえいにとっては、Aibaでの売り上げに少なからず影響が出る恐れがあり、トータルの売り上げ減につながるのではと心配します。
  片方だけじゃダメなんです。その逆(JRAで地方競馬の馬券が買える)も実現できてこそ、真の意味での交流じゃないでしょうか。確かにJRAのインターネット投票システムIPATでは地方競馬の一部レースが買えるようになってきていますが、まだダートグレード競走など一部のレースのみ、ばんえいに至ってはまだ見通しがたっていないようです。
  交流拡大の一里塚になるのならば大いに歓迎したいと思いますが、現状での今回のホッカイドウ競馬でのJRA全レース発売は、何か不安の方が先立つ取り組みに感じます。

  さて、3月第3弾の重賞は、4歳、5歳馬の世代交流重賞・ポプラ賞(BG3)です。ばんえいではこの世代は若馬の部類。ばんえいダービーなどクラシックを戦ってきた4歳馬勢と天馬賞などを戦ってきた5歳馬勢が将来のばんえいの主導権をめぐって相まみえるという平場のレースにはないばんえいならではの特殊なレースです。それだけに興味深いものがあります。
  過去の傾向は、やはり一日の長なのか、5歳馬勢の方がリード。しかしハンデもあるので波乱要素はたっぷりです。
  それではポプラ賞の予想です。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/17-10R 第34回ポプラ賞(BG3)
(はむ!の予想印)
◎ (9)フジダイビクトリー
○ (1)ブラックパール
▲ (8)ワールドピサ
△ (4)ニシキエーカン
注 (2)オイドン

(はむ!の見解)
  このレースはまずオイドンをどう見るかによって予想の傾向が大きく違ってくるだろう。780kgのばんえい重賞はこの4,5歳世代をリードするオイドンであっても初めての重量。しかも最も少ないニシキウンカイ、マリンチャンスとは70kg差。いかにもハンデがきつい。しかしこれぐらいの差でも克服できるくらいの力とスピードは十分持っている。オイドンが来ると予想するか来ないと予想するかで両極端になりそうだ。
  自分は性格上、やはりオイドンは来ない方に賭けたいというのが、正直なところ。しかしそれはオイドンがダメなのではなく、他の馬たちも頑張って大接戦の好レースを期待したいということだ。
  現在の4歳世代と5歳世代を比べると、Bクラスなど下の組ではそれほど力の差はないと思うが、上位クラスになると、重賞やその他の古馬との対戦でも上位に食い込むなど、パフォーマンス的に5歳馬の方が派手な感じがする。
  というわけで、本命には5歳馬からフジダイビクトリーを推してみたい。前走チャンピオンカップでは古馬相手に一瞬勝ったかと思わせるレースぶりを見せた。今回はこの時より30kg減で走れるのは大きい。前にも書いたがこの馬は軽馬場向きという定評だが渋い馬場でも結構走れるタイプ。そうなるとこのメンバーでは力は上。あとは前半から積極的に前の方で競馬ができて、後ろから来る差し馬をシャットアウトするような展開になれば勝利は近いだろう。
  相手はやはり5歳で、ヒロインズカップで強い勝ち方を見せ、チャンピオンカップでも2着に入ったブラックパールか。この馬も力は十分持っているが、他の馬がドドっと前に行くようなレースになるなど展開によっては力を出し切れないところがあるので、どうしてもこの馬一本での馬券は買いづらい。しかし、最近は好調なので相手関係からしてもやはり軸にはなるだろう。最内の1番枠というのもこの馬はかえって得意とするところだ。
  4歳馬からは、目下7連勝中のワールドピサの勢いに注目したい。デビュー時から華奢な馬で、それまで好走はするもののどうしても勝ちきれず、同期の馬たちに遅れをとっていたが、ここに来て馬体も成長してきて一気に追い上げてきた。前々走の4歳戦白雪賞でも堂々の圧勝。今回もスピードで押し切るシーンが考えられる。あとは一線級の相手との対戦でどこまで力を出せるかということと、ハンデをもらっているとはいえ730kgの初重量。雰囲気に飲まれると力を出し切れないこともあるかも。
  昨年のイレネー記念馬で4歳世代のトップを走るニシキエーカンの存在を忘れがちだ。確かに近走あまり結果は出ていないが、これはハンデがあってのもの。古馬一線級のレースに果敢に挑んで力をつけている。あまり早いレースは望まないだろうが、力勝負ならこのメンバーの中でも上位だ。人気薄になるようならぜひ押さえておきたい。
  他ではダービーを制したアサヒリュウセイが、本来の西将太騎手に戻って機を伺っているだろうし、穴では追い込みのすごい脚を持っているマリンチャンスが最軽量を生かして一発狙っていると思われ、このあたりも気になるところだが、馬券的にどこまで絞り込むか。
  様々なファクターがあって、ばんえいファンの推理を競い合うには絶好のレース。楽しいレースを期待したい。

(馬券)
三連単 9=1,8,4,2(軸1頭マルチ) 36通り各100円
三連単 9,1→9,1,8,4→9,1,8,4,2,5 24通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円

  競馬というのはやりこめばやりこむほど、気になる馬が増えすぎて、手広くあれやこれや買いすぎて(これを八百屋買いという)結局損をする買い方しかできない。今回もそういうにおいがプンプンする。ま、馬で儲かるとは思ってないから、お楽しみ料ということで。
  今回はフジダイビクトリーに信頼を置いてみたけど、どうなるでしょうか。


  続きまして、前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/10-10R 第44回イレネー記念(BG1)・・・結果
1着 5 ショウチシマシタ
2着 7 ソウクンボーイ
3着 10 コウシュハウンカイ
単勝 5 490円
馬単 5-7 930円
三連単 5-7-10 4,010円
でした。(動画) 

(感想)
  雪の影響もあって、初めての670kgもなんのその、各馬スピードあふれるレースを展開し、勝ちタイムが1分17秒台という高速レースとなった。そこでスピード力を出し切ったのがショウチシマシタだった。ナナカマド賞では勝ったものの1着馬の降着という曰く付きだったが、今回は正真正銘実力で勝ったレースであった。
  この日の当初は雪が降って軽馬場であったが、午後から晴れて馬場が乾き、後半のレースは時計がかかり始めていたので、そこそこ時計がかかるかと思われたが、スタートから非常に速いペースでレースが展開した。
  ショウチシマシタ、ソウクンボーイの有力2頭が前半から飛ばしていく。大外のコウシュハウンカイも積極的なレースで差のない位置、人気薄のセイコークインやフクミツらもついていく。そして第2障害まで35秒程度というハイペース。一息入れてすぐに障害越えへ、ショウチシマシタが先に仕掛け、難なく障害をクリアし一気にゴールを目指す。ソウクンボーイもこれに続き、じわじわ差を詰める。3番手はセイコークインが躓きながらも抜け出すところ、すぐに大外のコウシュハウンカイが障害でやや腰が入りつつもなんとか越えて、3番手に出て前2頭を追う。しかし3頭の位置関係は変わらない。
  最後はショウチシマシタが歩ききって1着でゴール。そして2着はそのままソウクンボーイが流れ込み、3着はコウシュハウンカイが大外の不利があっても実力を感じさせる走りだった。あとは、少し離れて後ろから追ってきたコウシュハクイーンがセイコークインやその前を行ったフクミツ、連れて上がって来たマツリダワッショイらを交わし4着に入った。もう一頭人気のダイコクパワーは速いペースに前半から後手を踏んでしまい、最後まで追いつかなかった。
  結局はスピードに乗った馬が上位を占めた形だが、それでもショウチシマシタもソウクンボーイもバテないタフさも感じさせたほか、各馬、力のあるところを見せており、来年度のクラシック戦線や、古馬との混合レースなどでの3歳馬の活躍が益々楽しみになってくるレースであった。

(馬券)
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,10 18通り各200円
 5→7→10 200円×40.1倍 的中
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,2 21通り各100円
三連単 7,5→7,5→3 2通り各100円
複勝 2 100円
----------------------------------------------
合計 6000円 8,020円 的中

  堅めのレースにしては、少し配当ついてくれたのでなんとかプラスにできた。○と◎は逆だったけど上手く入ってくれた。コウシュハウンカイも強いので怖かったけど大外不利を信じて2着以下と予想できたのもよかった。
  自分で言っておくけど、今年度の2歳(明け3歳)の重賞は、一応全勝。デビューから追っかけてたからね。但し取りガミなどもあって儲けはほとんどありません。もっと馬券の点数絞るべきなんだろうけど、そこができないのが馬券下手の小市民。ま、大負けしなければ御の字ということで。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/10イレネー記念まで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 ショウチシマシタ 6000 8020 +2020 -53720
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 6000
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  泣いても笑ってもあと2つ。なんとか今の負けぐらいで収まれば。

  次の記事は3月24日のばんえい記念前日までには書きます。

2013年3月9日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/10イレネー記念(3/3チャンピオンカップ結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  年度末で急激に忙しくなってきましたので。当面多々雑感は簡略版にします。(また落ち着いたら書きます。)

  さて、4週連続重賞第2弾は、明け3歳最強馬決定戦、G1イレネー記念です。ばんえい競馬の祖ともいえるイレネーをたたえた(帯広競馬場に銅像があります。)ばんえいでも最も格調高いレースで、サラブレッドがダービーを目指すように、ばんえいの馬なら「イレネーを勝つ」ことが最大の夢なのです。
  レース傾向は、JRAの日本ダービーと同じように、強運の馬が勝つといってもおかしくありません。このレースにぴったり照準を合わせて調子のピークを持ってこれて、変わりやすい春先の馬場状態を味方につけた馬が勝つといってもいいでしょう。特にここ数年はライバル対決の構図が多くなっており(ニュータカラコマ(オイドン)、ニシキエーカン(ブラックボス)など)それまで惜しくも負けていた馬が逆転勝ちといった結果になっています。
  今年はどの馬が運をつかむでしょうか。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/10-10R 第44回イレネー記念(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (7)ソウクンボーイ
○ (5)ショウチシマシタ
▲ (6)ダイコクパワー
△ (10)コウシュハウンカイ
注 (2)マツリダワッショイ

(はむ!の見解)
  今年の明け3歳は飛び抜けた馬がいなくて、群雄割拠の様相。ショウチシマシタ、ソウクンボーイの重賞勝ち馬か、無冠の帝王ダイコクパワーや上位常連のコウシュハウンカイらの巻き返しか。それとも回避馬が出たことにより出走権が回ってきたオホーツクノタカラあたりが強運を生かして上位に潜り込むのか。いずれにせよ激しい戦いが広げられそうでこれを予想するのは困難だ。
  本来なら黒ユリ賞の勝ち方が強烈だったナナノチカラがここにも出ていればいい勝負になりそうな気配だったが、ここはさすがに回避。
  そうなると、670kgという重量からしてもやはり実績のある馬から狙うのが定石であろう。
  力量的にはヤングチャンピオン勝ち馬で現在3歳ランキング1位のソウクンボーイがやはり上位。今までスピードで押してきた馬だけに、重量が増えた時に力をどれだけ出せるかは未知数だが、そこは勢いで押していくだろう。雪の予報が出ているのもこの馬には追い風だ。1200勝を達成したばかりの大口ジョッキーもこのあたりで大きな所を狙っているのではないか。
  相手にはナナカマド賞で優勝したショウチシマシタを推したい。繰り上がり優勝であってもその後のレースぶりを見てみれば、フロックではないことは証明されている。凄みは感じないのだが、その場に合わせた自在な走りで一度も掲示板を外したことがない。今回はベテラン大河原騎手に乗り替わりさらに期待はふくらむ。課題はやはり初経験の重量がどうなるかということだけだ。
  そのナナカマドでショウチシマシタに先着したダイコクパワー。力はあるだけになんとか重賞タイトルを手にしたいところ。ここ何戦かは体重があまり増えておらず少し小ぶりな印象があるのが心配だが、前走も体重が減りながらも根性のあるところを見せており、しっかり走りきれば一気に抜け出すことも考えられる。
  コウシュハウンカイも常にトップクラスで勝負してきた実力馬、力も上位馬と互角以上だ。今回は大きなチャンスではあるが、大外の10番枠に入ったのが気になる。落ち着いたレースができれば問題ないが、内側の有力馬が競り合って上位争いをしている時などは、見えないマイナス要因になり得る。しかしその条件を克服してこそ、イレネー記念馬にふさわしい馬になれるだろう。
  以上の馬が上位と見ているが、穴を狙うなら前走勝ってこのレースの出走権を得た上がり馬マツリダワッショイに注目してみたい。1000kgを大きく上回る堂々とした馬格は器用さはないものの高重量戦にはめっぽう強そうだ。成績にムラがあるので信頼はできないが、他の馬が苦戦していれば、大駆けはあり得る。
  他では実績馬オホーツクノタカラや、牝馬でも実力は劣らないコウシュハクィーンなども侮れないが、馬券としては3連単の押さえくらいまでだろう。
  どの馬も一生に一度しかないチャンス、各馬最高のパフォーマンスを見せてもらいたいものだ。

(馬券)
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,10 18通り各200円
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,2 21通り各100円
三連単 7,5→7,5→3 2通り各100円
複勝 2 100円
----------------------------------------------
合計 6000円

頭が決まらないのでソウクン、ショウチシマシタ、ダイコクの3頭を中心に、コウシュハウンカイは2着以下で頑張ってもらおう。マツリダワッショイも絡めたかったが点数増えるので3着までにした。こういう時に限って2着に買ってないのが来るんだよな。


  続きまして、遅くなりましたが前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/03-10R 第34回チャンピオンカップ(BG2)・・・結果
1着 4 ホッカイヒカル
2着 5 ブラックパール
3着 8 フジダイビクトリー
単勝 4 320円
馬単 4-5 1,960円
三連単 4-5-8 18,360円
でした。(動画) 

(感想)
  ばんえいのレースならではの力の入った好勝負だった。レース展開は、大方の予想通りフジダイビクトリーが先手を取っていったほか、キタノタイショウがスタートから積極的に出て前に、その他カネサブラックを初め有力どころもほとんど差がなくついていく。しかしかなり力のいる馬場だったようで、各馬刻みながら中段へ。いつものように最後方からレースをするホッカイヒカルは、他の馬が遅いのを見てか、中盤から早めに前方に取りつき、第2障害では全馬ほぼ横一線。そしてフジダイビクトリーから先に仕掛け、他の馬も続く。しかし全馬障害で立ち止まる。
  先に仕掛けたフジダイビクトリーが先に障害を越えリード。2番手は最内からギンガリュウセイが行くが脚色は良くない。その後はキタノタイショウが障害で軽く膝を折ってややもたつきながらも、なんとか障害を越え一気に前を追う。真ん中からはブラックパールがこれも膝をつき、横のカネサブラックの方によれながらも立て直し4番手。カネサブラックはブラックパールがよれてきた影響もあってか、5番手あたりで追う展開となった。
  終盤はフジダイビクトリーが逃げるところをキタノタイショウがこれをかわす。ブラックパールもこれを追うという展開。カネサブラックはここでハンデが効いたか失速。そこをホッカイヒカルがじっくりためて障害5,6番手あたりから前の馬を見るようにじわじわ追って先団に取り付く。ゴール前のデットヒートはキタノタイショウが抜け出したかと思いきや、ゴール直前でストップ。そこをホッカイヒカルがまとめて差しきった。2着は軽量を生かして付いていったブラックパール。そして3着は逃げたフジダイビクトリーが粘り込んだ。キタノタイショウは結局4着だった。
  勝ったホッカイヒカルは今年度春のオッズパーク杯以来の重賞勝ち。好調をキープしていた上に展開がうまくいった。相変わらず読みにくい馬であることには変わりないが、力はあるのでばんえい記念本番も侮れない存在ではある。
  2,3着の若馬2頭は軽量が生きた感じだが、古馬相手に堂々のレースをしたので今後が楽しみだ。キタノタイショウはやはり障害が課題かな。
  カネサブラックはきついハンデ差でさすがに追いつかなかったが、特に悪いレースをしたわけではないので、ばんえい記念本番でを見据えた良いたたき台になったというところだろう。

(馬券結果)
三連単 3,4,8,1BOX 24通り各200円
三連単 3,4,8,1→3,4,8,1→6(3着固定)12通り各100円
----------------------------------------------
合計 6000円 的中なし

  う~ん。狙いどころは悪くないと思うんだけど馬券の買い方がまずいよな。ブラックパールは好きな方の馬なんだけど、馬券の相性は悪く、買えば来ない、買わなければ来る。の繰り返しだ。やはり完全に外してしまうのは失敗だった。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/3チャンピオンカップまで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 6000
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 6000
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  もう大詰め。あと3つでなんとか少しでも取り返せないものか。

  次の記事は3月17日のポプラ賞前日までには書きます。