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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年9月23日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第25回銀河賞(9/24)

  ばんえい今週の重賞は4歳3冠路線の第2弾・銀河賞。早速予想してみます。なお、昼間開催につき発走時刻ががいつもよりかなり早いので注意です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第25回銀河賞(BG2)
(2017年9月24日(日)17:35発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
フナノクン 牡4 710 船山蔵 松井浩 栗毛 差
マルミゴウカイ 牡4 750 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
  アラワシキング 牡4 710 村上章 西邑春 鹿毛 差
コウシュハローヤル 牝4 690 松田道 松井浩 鹿毛 先
  ツルイテンリュウ 牡4 720 大河和 山田勇 鹿毛 追
  プレザントウェー 牡4 710 赤塚健 久田守 鹿毛 追
フウジンライデン 牡4 720 島津新 岩本利 栗毛 先
  ホクトノホシ 牝4 690 工藤篤 村上慎 鹿毛 先
ホクショウディープ 牡4 730 鈴木恵 松井浩 青毛 逃
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  銀河賞はかつては北見競馬場で秋から冬にかけて行われていたが、帯広単独開催以前の1999年から初秋に行われ、4歳重賞路線の第2弾として定着している。過去のデータを見ると、1番人気は過去10年で(2,3,2,3)。ここ2年は連勝中だがその前の年まで10連敗していた。2番、3番人気もあまり成績が良くなく、一方8番人気の馬が2勝するなどかなり荒れ気味のレースである。ハンデ差はその原因の一つではあるがそれでも3勝している。また、4歳緒戦の柏林賞の勝ち馬の成績は(2,1,0,6)と厳しい。(最も柏林賞自身が荒れるレースであるが)牝馬は賞金ランク的に頭数自体は毎年数頭出走しているが成績はあまり振るわず、優勝は13年前の2004年のサダエリコまで遡る。成績が安定しないことはすなわち4歳世代がまだ成長途上であるという証なのかもしれない。
  今回は昨年あたりから一気に力を付けて柏林賞では圧勝劇をみせたマルミゴウカイがやはりこの世代の第一人者として注目されるところ。そして、かつてライバルと言われたホクショウディープや2歳時に活躍したフウジンライデンあたりが巻き返しを図る。
各馬寸評:
 1 フナノクン:タカラシップやタフガイらとの激しい出走権争いを制して重賞初出走。700kg台は特別戦で経験しており、決して見劣りはしない。ただ馬体重を含めもう少し力強さは欲しいところ。差し馬タイプだがしっかり前につけたい。
 2 マルミゴウカイ:世代トップの座をひた走る。馬体もさらに成長しレースごとに強みを増してきた。はまなす賞では3着に甘んじたもののハンデ差が厳しい中でも自分の走りをした。差し馬だけに超ハイペースにでもなれば違ってくるが。
 3 アラワシキング:デビュー以来ほぼ休むことなく出走。イレネー記念2着など力はある馬だがややムラのあるタイプ。以前は後方から差していくレースであったが、近走は先行して粘り込むレースも見せておりその時は好走している。
 4 コウシュハローヤル:重賞は昨年のばんえいオークス以来。先行力と粘りの走りで勝ち星を重ね出走権を得てきた。父親のニシキダイジンを彷彿とさせ大レースには滅法強そうだ。ここ2戦の負けは展開もあった。巻き返しは可能。
 5 ツルイテンリュウ:昨年のばんえい菊花賞勝利以降、今シーズンに入り全くの絶不調でほとんど競馬ができていない。元々は自在の立ち回りで粘り強い走りが身上の馬。夏に大きく減っていた馬体重が戻りつつあり、一変に期待。
 6 プレザントウェー:柏林賞3着だったが前とはかなり離されていた。その後は軽量戦を使ったりしたが今一つ。本来は自分でペースを作って他馬を振り切っていくタイプ。障害は悪くないだけに積極的な走りをすれば道は開けるだろう。
 7 フウジンライデン:イレネー記念勝ち以降は長期休養もあり1年半ほど勝ち星から遠ざかっている。近走は馬体も回復し、持ち前の勝負強さで上位に食い込んでくるようになってきた。重賞で勝ちきるにはさらに馬力が欲しいところ。
 8 ホクトノホシ:昨年のオークス勝利以降はクラスの壁に当たり大敗続き。元々先行して粘り込むタイプだけに、強い相手に速いペースで走られるとついて行くのに精一杯。ただ徐々に馬体重も回復しつつあり調子が上がれば展開次第では。
 9 ホクショウディープ:ライバル関係にあったマルミゴウカイには近走引き離されつつある。力の差というより、障害での苦手意識が出てきているのと最後のスタミナにも課題を残す。非凡なスピードを持つだけに自分の走りを取り戻したい。

まとめ:
  トップハンデそして1番人気は厳しいというデータはあるものの、この世代はマルミゴウカイがやはり一歩二歩抜けている。レースに出るたび目に見えて強くなっている様子が見える。昨年のセンゴクエース同様堅いところ。あえて弱点を探すなら、テンがやや遅く序盤は後ろからの競馬になるので、軽馬場でハイペースになれば、はまなす賞の時のように前に行った馬に逃げ切られる可能性があること。当日の天気が気になるところ。それでも同世代のメンバーとはかなり差があり、やはり当欄ではこの馬を本命としたい。
  そしてマルミゴウカイに迫れる馬は、やはりかつてのライバルホクショウディープくらいだろう。近走は障害で苦しみ、成績が落ち気味だが、これは古馬A1のかなり強い相手との対戦によるものであり、障害さえなんとかクリアできれば勝負に持ち込めるだろう。軽馬場ならさらに差が縮まる。障害のデキ如何なので信頼の○というわけにはいかないが、思い切って行ければ。3番手評価には牝馬ながら勢いのあるコウシュハローヤルに注目したい。軽量戦の天の川賞を勝つなどスピードは豊富で、また大レースに強いニシキダイジンの産駒というのも期待させる。上位食い込み可能。本来の調子が戻ってきた実績馬フウジンライデンもそろそろ本領発揮なるか。他では初重賞挑戦ながら秘めた力と勝負強さのありそうなフナノクンがどのような走りをするか注目。他では軽ハンデになったプレザントウェーが積極的に攻めてくれば展開次第で。

はむ!の馬券狙いどころ:
  実は密かに狙っていたサクラダイチが回避したので、そうなるとハンデ差は気になるところではあるが、負け続けの身としてはやはり信頼度の高いマルミゴウカイを中心に置いて堅く攻めて行きたい。もちろん三連単はやめられないが、馬複なども混ぜてなんとか当てに行きたいところ。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   フォーメーション 2→9,4,7→9,4,7,1,6 合計12通り 各100円
   フォーメーション 2→9,4,7,1→9,4,7,1 合計12通り 各100円
      〃     9,4,7→2→9,4,7,1 合計9通り 各100円
      〃     9,4,7→9,4,7,1→2 合計9通り 各100円
  馬複 2=9,4,7,1 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 1=2,9,4,7 7=2,9,4 合計7点 100円
  合計5,700円で勝負! (残高70.530円-5,800円=64,730円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。

2017年9月18日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第53回岩見沢記念(9/17)

ばんえい重賞レース回顧
第53回岩見沢記念(BG2)-2017年9月17日-10R 200m直 曇 1.5%
  1着▲(3)オレノココロ(鈴木恵)2分00秒5
  2着△(5)サクラリュウ
  3着○(6)コウシュハウンカイ
単勝 3 220円 馬単3-5 1,680円 三連単 3-5-6 4,350円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞、4大記念競走第2弾のBG2第53回岩見沢記念は、1番人気のオレノココロが最後の直線で持ち味の脚を生かし差し切り勝ち、今シーズンは旭川記念以来の重賞2勝目、通算15勝目、鈴木恵介騎手はこのレース初優勝。通算は重賞62勝。
  この日の帯広は2日前に降った雨で多少の水分が残るものの乾き加減で、やや軽めながらほぼ中間的な馬場。レースは序盤はほぼ横一戦から先行するとみられたフジダイビクトリー、サクラリュウが予想どおり前へ、続いてオレノココロがこの日は比較的早く前に付け、外からキサラキクもついていき、トップハンデのコウシュハウンカイはやや後方から追いかける展開。各馬刻みを入れながらほぼ同じようなペースで第2障害へ、ここまで64秒。
  そして、フジダイビクトリーとサクラリュウが全く同時に障害を仕掛け、程なくコウシュハウンカイも続く。フジダイが腰が入る間にサクラリュウとコウシュハウンカイがひと腰を障害をクリア。一瞬の切れ味でコウシュハが前に出るがサクラリュウも続く。そしてこれらを見ていたオレノココロがこちらも障害をスムーズに越え前を追う。フジダイはやや遅れて4番手で、上位人気4頭のマッチレースとなった。残り20mあたりまではコウシュハウンカイがリードするがオレノココロが徐々に前を詰め、そして残り10mあたりで逆転。そのままゴールインした。
  コウシュハウンカイは最後緩み、これをしっかり追っていたサクラリュウが最後かわして2着、コウシュハウンカイは3着。終わってみれば7歳馬が上位3着を占めた。フジダイビクトリーは差を詰められず4着だった。

  オレノココロ(1着):夏の間は若干調子を崩していたが、プラス19kgと馬体重が増加し力を十分出せる状況にあった。多少ペースが速くなることも見越して前半から早めに前に取り付いていき障害を余裕を持って臨めた。その障害が非常にスムーズ。この馬はあの位置で降りたら勝てるという確信がもてる。この勢いで次の重賞の北見記念にも挑んでくるか。もちろん目標はその先だが。
  サクラリュウ(2着):決して善戦ではなく、この馬が実際に力をつけてきたことを証明するレースだったのではないか。先行力があり障害が上手なので今回のように積極的なレース運びをすれば勝負になる。今後も重賞戦線で台風の目になるだろう。
  コウシュハウンカイ(3着):今回もこの馬としてはミスはなく完璧なレース運びであった。障害を降りてからの切れ味で見せ場もあった。ハンデ差が微妙に影響したというところであろう。馬体重も少々減っていて見えない疲れがあるかもしれない。
  フジダイビクトリー(4着):自分の走りはしていたが、7歳馬勢に上手く走られたというところだろう。障害の捌きで勢いの差が出てしまった。特にサクラリュウは同型なので今後ライバルになっていくだろう。崩れはなく巻き返しは十分可能。
  キサラキク(5着):上位4頭とは大きく差の離れた5着。ただ今回は前半は良い動きを見せており、障害がもう少し修正されれば上位勢に詰めていくことは可能だろう。
  カイシンゲキ(6着)セイコークイン(7着)は現状やはり力の差があったか。

はむ!の予想結果
  フジダイが遅れをとった時点でもうダメだ~と思った。オレノココロをもう少し信じても良かったか。サクラリュウのワイドが入り焼け石に水だが、このあたりも買い方が下手。最近マイナス続きで勝てる気がしない。次いってみよう。
  今回収支 -5,040 (配当)560 (投入)5,600
  今年度累計 -29,470 (今年度残高70.530)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新しい年度に更新しています。)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週続きの9月24日(日)、4歳重賞路線第2弾の銀河賞(BG2)です。なお、この日はデイ開催で発走時刻が17:35となっていますので注意が必要です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2017年9月16日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第53回岩見沢記念(9/17)

  今週の重賞は、古馬オープンの一戦、4大記念レースの第2弾岩見沢記念です。早速予想いきます。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第53回岩見沢記念(BG2)
(2017年9月17日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  セイコークイン 牝7 800 西将太 岡田定 鹿毛 追
  カイシンゲキ 牡6 820 工藤篤 槻舘重 鹿毛 先
オレノココロ 牡7 830 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
フジダイビクトリー 牡9 820 松田道 中島敏 栗毛 逃
サクラリュウ 牡7 820 菊池一 金山明 鹿毛 逃
コウシュハウンカイ 牡7 840 藤本匠 松井浩 栗毛 先
キサラキク 牝6 800 阿部武 金田勇 芦毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
岩見沢記念・傾向と対策?:
  4大記念大会の第2弾、古馬オープンの一戦。現存するばんえい重賞では最も歴史の古いレースで、かつては岩見沢競馬場で開催されていたが、同競馬場の廃止に伴い2007年から帯広で行われているもの。最近確立された古馬ローテーションとしては、夏にBG1のばんえいグランプリがあり、その後の大目標の正月の帯広記念に向けてはしばらく間があく。その中でこの岩見沢記念と1か月後の北見記念とBG2のレースがちりばめてある。荷物の基礎重量が800kg台と重くなり、オープン級の各馬にとっては調整段階の中で今回あたりのレースをどう位置づけていくかがポイント。過去の傾向をみると、1番人気は(3,3,3,1)とそれほど悪くないが、特筆すべきことは、本レースの優勝馬にばんえいグランプリの勝ち馬がいないこと。グランプリで激走した馬はこの時期はハンデ差などもあり一息ついていると言える。トップハンデの馬は過去10年で2勝はしているがやや厳しい状況。6番人気以下の人気薄の馬は厳しいが2014年は9番人気のホクショウユウキが勝っており全く無視はできないか。牝馬は出走自体が少ないものの、過去にはこのレースを得意としていたフクイズミが3勝、さらにその前にはアンローズが3連覇しており、強い馬がいれば勝負になる。騎手では鈴木恵介騎手がまだ優勝していないレースの一つ。
  今回グランプリ馬のニュータカラコマらが休養で不出走。少数精鋭になった。グランプリ2着の好調のコウシュハウンカイ、重賞勝利数が最も多く今年も旭川記念を勝ったオレノココロらの7歳勢に対し連覇を狙うフジダイビクトリーが絡む展開か。

各馬寸評:
 1 セイコークイン:スピードが自慢の馬だが、オープン入りしてからは牡馬勢などにかなり力の差を見せつけられている。最近は障害も厳しい様子。馬場が軽くなればガラッと変わってくるはずだが。
 2 カイシンゲキ:相手関係もあって成績は勝ち馬から10秒以上離され厳しい状況が続いているが、休むことなくレースを使い続けていることは立派。いつかは一発があるのではという期待を持たせる。
 3 オレノココロ:現役最強のこの馬も夏の間は少し一段落。しかし秋に入りそろそろエンジン始動といったところか。やはり時計のかかる重馬場で荷物も重い方がよさそう。最近は障害もさばけるようになってきた。
 4 サクラリュウ:最近はすっかり古馬重賞の常連になってきた。ただ持ち味の先行力は相手が強いと十分発揮できていない部分もある。荷物が重くなってくればこの馬のしぶとさが生きてくるだろう。
 5 コウシュハウンカイ:生涯1着29回に対し2着は40回を越える。周りに動じない安定した走りと障害力で常に上位には入るが、決め手がないのが唯一の弱点。ニュータカラコマがいない今回はチャンスか。
 6 フジダイビクトリー:昨年のこのレースの覇者。切れ味はないが障害を力強く越えてくる姿は最もばんえいらしい馬。粘り強さも身上。前走転厩後初勝利を挙げ調子も上向き。先行したいところ。
 7 キサラキク:常連の一頭。力はありながら適鞍が少ないためどうしても相手関係で厳しいレースが続いている。近走は障害手前で手間取っている場面が多い。ここを上手く越えられれば十分勝負になるのだが。

まとめ:
  ニュータカラコマが休養、その他出走権のあった馬が複数回避し7頭立てとややさみしい感じではあるが、上位の馬は顔をそろえしのぎを削る。
  その中で当欄では今回このレース連覇がかかるフジダイビクトリーを本命に置いた丁度良い斤量である上に今回はハンデももらっている。前走の特別戦で逃げ切るなど調子が上がってきており、ニュータカラコマがいないためこの馬が先頭で障害を降りてくることがイメージされる。あとはどこまで粘れるか。対抗にはやっぱりコウシュハウンカイ。今回もペースを崩されるような要素は見当たらずこの馬が普通に持っている力どおり走れば上位は間違いないだろう。トップハンデがどの程度影響するか。そしてオレノココロ、近走勝ち切れていないがそれほどデキ落ちしているわけではなく引き続き好調キープか。逆転まであり得るとみる。いずれにせよ上位3頭は拮抗している。しかしこの3頭と他馬とは大きく差がある。ただ競馬なので展開しだいで割って入ってくる馬はいるだろう。サクラリュウは重賞慣れしてきて、そろそろ持てる力を発揮したいところ。意外にしぶとく粘れそうだが相手は手強い。一発の魅力という意味では当欄で追い続けているキサラキクがそろそろなんとかならないか。障害さえ切れれば見せ場はあると思われるのだが。
  他ではカイシンゲキセイコークイン、いずれもも決して見劣りする馬ではないが、軽馬場にでもならない限り難しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  少頭数となって、特に上位3頭で決まれば激安配当間違いなし。従って上位馬から狙うならより狙いを絞っていかなければ取りガミ確実。一方では少頭数は荒れるというジンクスもあり、そこは夢を追いたいところ。というわけで、今回は◎にしたフジダイ頭の馬券を厚めに行きたい。あとは3頭を絡めつつどう流していくか。資金を持たせたい気持ちもあるが、守りに入っても楽しくないのでそこは遊び心もいれていきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   BOX 4,6,3 6通り 各500円
   4→6→3 500円 3→6→4 200円
   6→4=3 2通り 各200円
   4→6,3→5,7 4通り 各100円
  応援馬券(単+複)7 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 5=4,6,3,7 7=4,6,3 合計7点 各100円
  合計5,600円で勝負! (残高75,570円-5,600円=69,970円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。

2017年9月2日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第29回はまなす賞(8/27)

ばんえい重賞レース回顧
第29回はまなす賞(BG3)-2017年8月27日-10R 200m直 曇 1.2%
  1着△(1)ミノルシャープ(阿部武)1分50秒4
  2着注(7)コウシュハサマー
  3着◎(6)マルミゴウカイ
単勝 1 520円 馬単1-7 3,240円 三連単 1-7-6 6,990円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの3,4歳対抗重賞、第29回はまなす賞、2番人気の3歳馬ミノルシャープが最内枠から抜け出しそのまま追ってくる他馬を振り切って優勝。重賞は初制覇。阿部武臣騎手ははなます賞連覇で重賞通算14勝目。
  馬場状態は数日前に降った雨の水分がわずかに残っているものの基本的には乾き気味の重い馬場。レース前にフウジンライデンの落鉄があり10分程度遅れての発走だったが大勢に影響はなかった。レースは全体的にはゆったりしたペース。序盤はコウシュハサマー、ホクトノホシの牝馬2頭のスタートが良く前に出るが、その後は各馬が出たり入ったりで2,3頭を除き有力馬はほぼ横一線のまま第2障害手前へ。ここまで60秒ちょうど。障害を最も先に仕掛けたのはフウジンライデン、程なくジェイワンが続くがいずれも障害頂上近くで手間取る。その間をミノルシャープ、コウシュハサマーが障害をスムーズにクリア。降りてからもこの2頭の勢いが良い。すぐ後ろに1番人気のマルミゴウカイが続くが荷物が重い分だけ2頭からやや遅れを取った。先頭争いは障害を降りた直後からミノルシャープが一歩抜け出し、コウシュハサマーもほぼ1馬身程度の差で追うが脚色が同じになり、最後は詰めていったもののミノルシャープがリードを保ったままゴールを駆け抜けた。コウシュハサマーも最後まで緩むことなく2着に入り、マルミゴウカイも必死に追っていたが差は詰まらず3着止まりだった。全体として3歳馬が善戦したレースであった。

  ミノルシャープ(1着):ばんえい大賞典時は大外枠で力を出せなかったが、今回は最内枠に入ってもしっかり前を向いて走れた。やはりまともに走ったら滅法強く、スピードと切れ味を備えている上に障害も悪くはない。ただハンデに恵まれた面もあるので、今後クラスが上がって荷物が重くなったときにどのような走りができるか。ただまだまだ成長の余地はありそう。次の照準は当然ばんえい菊花賞。それまでにさらに力を付けていきたいところ。
  コウシュハサマー(2着):こちらも勢いとハンデ差を生かして、この馬らしいキレのある走りで好位抜け出し2着に食い込んだ。最後のスタミナが心配されたが、今回はむしろ最後に前に迫るほどの力強い走りが見られた。馬格もあるので力は出せるだろう。最大の目標は暮れのばんえいオークスだが、ばんえい菊花賞も視野に入れる。クラスが据え置きになっているので当面は古馬相手でも活躍できそう。
  マルミゴウカイ(3着):4歳馬で圧倒的1番人気の重責があったか、発走時刻が延びたこともあってか、ややレースでは動きが固かったイメージ。さすがにハンデ差がきつく先着の軽量2頭には切れ味の差で遅れを取った。しかしこの馬としては崩れることなくしっかり自分の走りは出来たのではないか。ここは気持ちを切り替えて銀河賞で4歳2冠を狙う。
  ジェイワン(4着):今年度に入り調子を崩していたが、この日は減らしていた馬体重も回復し、完調とまではいかないまでもかなり上昇傾向。障害では止まったものの本来のこの馬の力の片鱗は見せた。もともと能力の高い馬で、今後さらに調子が戻れば台風の目になりそう。
  フウジンライデン(5着):調子そのものは悪くなかった。今回は思い切った先行策で勝負に出て、障害もひと腰はかかったもののなんとかさばけた。ただ先行した分後半のお釣りがなくなったようなイメージ。馬体重も含めてもう少しパワーを付けたいところか。
  その他では、前走で大穴を開けたカネサスペシャル(6着)は今回も意欲的な走りで見せ場は作ったが上位馬の勢いが上回った形。ホクショウディープ(7着)は障害で苦手意識を持ち出したのが気になるところ。軽めのレースを使って立て直したい。

はむ!の予想結果
  一瞬取れたかと思ったが、今回大本命マルミゴウカイは2着付けまでで3着付けは買ってなかった。予想や見立ては自分的にもまずまずなのだが馬券の買い方がダメだ。ま、これでも6千円そこそこしかつかないのならしょうがないやってまたまた負け惜しみ。しかしそろそろなんとかしていかねば資金を取り崩す一方。3連単中心はやめられないしなぁ。あとは最近ワイドが当たってないのが若干気になるところ。
  今回収支 -5,300 (配当)0 (投入)5,300
  今年度累計 -24,430 (今年度残高75,570)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞はは3週間後の9月17日(日)、古馬重賞の岩見沢記念(BG2)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。