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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年1月29日木曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第25回ヒロインズカップ(2015/1/25)

  少し遅れましたが、前回のばんえい重賞ヒロインズカップの回顧です。クインフェスタ感動の有終の美。

ばんえい重賞レース回顧
第25回ヒロインズカップ(BG2)-2015年1月25日-10R 200m直 晴 2.7%
  1着▲(6)クインフェスタ
  2着◎(7)ダイリンビューティ
  3着 (3)ナナノチカラ
単勝 6 510円 三連単 6-7-3 7,980円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  最強牝馬決定戦は5歳馬勢対古馬勢の対決となったが、これまで重賞は2着3回と善戦はするもののタイトルまではあと一歩届いていなかった5歳馬クインフェスタ(3番人気)が鮮やかに差しきって受賞初勝利。2着は前々で自分の競馬を見せた8歳馬ダイリンビューティが粘り、1番人気となった5歳馬ナナノチカラは、障害をうまくさばき抜け出したが最後の直線で止まり3着となった。
  この冬は開催中の降水が少なく馬場水分以上に時計がかかる渋い馬場となっている。レースは序盤、時計がかかると見て各馬牽制し合う中、どちらかというと追い込みに賭けたいナナノチカラが思い切ってハナを切って行く作戦に出た。1,2障害の中間にさしかかるとほぼ横一線に並び、先行すると見られていたダイリンビューティと大外のキュートエンジェルがが少しずつ前に出て、第2障害手前に先着。この2頭は障害もうまくさばいて先頭争い。しかし程なく、前半に先行したナナノチカラが障害で十分ためて勢いをつけて障害をクリア。抜群の脚色を見せ、すぐに先頭に躍り出てそのままゴールまで流れ込む勢いだった。しかしゴール手前で少しずつ脚色が鈍ってきた。一方、後ろでじっくり溜めて4,5番手で障害を越えてきたクインフェスタがじわじわ前に迫ってダイリンビューティあたりに並びかけていた。それでもナナノチカラは残り10mで2,3馬身リードしていたのでなんとか粘りきれそうであったが、ゴール3m手前あたりでストップ。その間隙を勢いのついたクインフェスタが抜き逆転。懸念された最後の詰めも問題なく抜けて先頭でゴールした。浅田騎手が右手を挙げて何度もガッツポーズを見せた。結局ナナノチカラはダイリンビューティにもかわされ3着。4着にはさらに後ろから自分のペースで走っていたセイコークインが入り、6着に入ったコウシュハクィーンとともに5歳馬のレベルの高さを見せたレースであった。
次走へのひとことメモ
  クインフェスタ(1着):あと一歩のところでどうしても取れなかった重賞タイトルをここで獲得できた。同馬は早めの繁殖に供するためこのレースをもって引退と決めており、有終の美を飾った。障害手前でじっくり溜めて直線も慌てずにじわじわ前を追うという作戦。浅田騎手がこれまでの失敗(ゴール前で止まったばんえい菊花賞など)を教訓に、稽古を重ねた上で、今回の馬場状態や展開を読み切って勝ったという印象だ。この馬の集大成のレースとなった。
  ダイリンビューティ(2着):連覇はならなかったが、この馬の力は十二分に発揮した。馬体重が落ち、若馬たちに差されつつも自分のペースを守り通して、2着に粘り込んだ感じだ。8歳なのでこれ以上の上積みは難しいが、逆に落ち着きが出てきて、元々先行力があるので、今後も若馬らの目標となっていくであろう。
  ナナノチカラ(3着):この馬にとって、3着という結果を善戦とみるか負けとみるかは評価の分かれるところであるが、10kgハンデがあった上に、ゴール前の詰まりは馬場状態を見据えて果敢に先行していった結果であり致し方ないところ。障害は上手くクリアしており、この馬なりのパフォーマンスは見せたように思われる。ただ以前のような最後の直線での鬼脚は影を潜めてきている。やはりある程度速い時計の出る条件の方がこの馬には向いているようだ。
  セイコークイン(4着):今回は勝負よりも自分のレースをすることに重点を置いていた感じだ。無理して前に行かなかったことが結果として4着に粘りこめたというところで善戦の部類であろう。ライバルのクインフェスタが重賞一抜けという形になり、今度はこの馬に期待がかかる。
  アアモンドマツカゼ(5着):実績のある古馬として期待されたが、障害も立ち後れるなど全体的に精彩を欠いた感じだ。ハンデも10kgとはいえやや重かった。それでも掲示板に粘るあたり地力はある。調子と展開次第で十分巻き返し可能だ。
  その他では、コウシュハクィーン(6着)はさすがに条件が厳しく障害でも時間がかかったが粘り込んでまずまず善戦。キュートエンジェル(7着)は先行力で第2障害以降は見せ場までは作ったが大外枠がこたえた。適鞍に戻ればチャンスは大きい。

はむ!の予想結果(-_-)
  クインフェスタが引退レースであることを知らなかった。(競馬ブックには記述してあったようだ)知っていればクインフェスタを頭でもう少し買ってたのに。・・というのは負け惜しみ。でももう少し事前の情報は欲しかったかな。
  馬券の方は1,2着は▲◎なので馬単の方はなんとか取れたが、3着のナナノチカラを薄めにしたため、こちらは取れず。馬単がそこそこ配当がついたので取り戻せてはいるが全体としてはやはり取りガミだった。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  さて、次回ばんえい重賞は2月15日黒ユリ賞(BG2)です。予想記事は前日14日までに掲載予定です。また、それまでもコラムなどを書けたら良いと思っています。

2015年1月25日日曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第25回ヒロインズカップ(1/25)

【出馬表及びはむ!の予想印】
第25回ヒロインズカップ(BG2)
(2015年1月25日(日)18:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  タケノビジン 牝8 760 安部憲 今井茂 鹿毛 差
アアモンドマツカゼ 牝7 770 尾瀬馨 金田勇 鹿毛 先
  ナナノチカラ 牝5 770 鈴木恵 小北栄 栗毛 追
タカラハヤヒメ 牝6 760 阿部武 小林長 栃栗毛 差
  セイコークイン 牝5 760 松田道 岡田定 鹿毛 先
クインフェスタ 牝5 760 浅田達 金田勇 鹿毛 差
ダイリンビューティ 牝8 760 藤本匠 小林長 黒鹿毛 逃
ニシキエース 牝10 770 工藤篤 村上慎 栗毛 追
  コウシュハクィーン 牝5 760 大河和 皆川公 栗毛 差
  10 キュートエンジェル 牝6 760 島津新 岩本利 鹿毛 先
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 馬単(BOX) 7,2,6 3点
 三連複 7=2→6,4,8 7→6,4,8→6,4,8 6点
 三連単(2頭軸準マルチ) 7=2→6,4,8 7,2→6,4,8→7,2 合計12通り
 三連単(追加)7→6,4,8→6,4,8 7=2→6,4,8,(3,5) 6通り+10通り
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  今年も最強古馬牝馬決定戦ヒロインズカップの時期がやってきた。このレースは毎年「JRAで言えばエリザベス女王杯」のようなレースと紹介しているが、今年も10頭中6頭が重賞勝ち馬、その他も重賞戦線を賑わしており、まさにばんえいのヒロインたちが集まるレースとなっている。
  このレースのはっきりした傾向はないが、過去にはトカチプリティーやエンジュオウカンなど同じ馬が何度も優勝している例が多い。これらの馬が決してトップの馬ではないということから、実力よりも馬場や重量に対する適性によるところが大きいように感じる。現地の天候は金曜日に5cm程度の雪が降っているものの、気温も高めで時計はかかりそう。
  今年は昨年のオークス馬キサラキクが4歳で挑戦してくるかが注目であったが結局回避。一気に斤量が重くなることもあり、将来が期待される馬なのでここは無理しなかったのだろう。致し方ないか。キサラキクが回避した結果、構図的には、おなじみの5歳牝馬4頭のスピードか、実績のある古馬勢のパワーかという感じとなった。当欄では先に述べた理由により、時計がかかる力勝負になるのではないかとみて、古馬勢の方を優勢と見た。
  昨年に続く連覇を狙うダイリンビューティが安定している。8歳になるが、これまで常に一線で戦ってきて実績・レース経験は十分だ。先行力が武器で障害もほとんど苦にしない。第2障害を越えてもマイペースで走るため、鋭い切れ味の馬に差されることはあるが、大きく崩れることはなく軸として信頼できる。
  昨年のこのレースで当欄が本命にしたアアモンドマツカゼも力のある一頭だ。昨年は結局4着に終わったが、展開と相手関係で届かなかった。反応が一テンポ遅い面があり、鋭い切れ味があるわけでもないので、そのまま前の馬に追いつかないという場面が見られるが、高重量戦になるとこの馬のペースで走れるのではないか。再度押さえておきたい。
  5歳勢からはクインフェスタがそれなりに戦えそうか。近走はあまり目立った成績は上がっていないので人気も一段落しそうだが、重量にある程度対応できそうでて、かつ切れ味を出せると言えばこの馬か。ただ最後で詰めの甘いところが出ることがあるので、なるべく前半で力をためておきたいところ。
  キサラキクの回避により3年前のオークス馬タカラハヤヒメに出走権が回ってきた。この馬も1年半以上勝ちから遠ざかっているが、ここにきてようやく調子が上がってきた。もともとは自在に走れる馬で、時計のかかるレースだと台頭してくることが考えられる。障害で他の馬について行けば上位食い込みもあり得る。
  10歳馬ニシキエースが元気だ。昨年暮れの前哨戦レディースカップでは鮮やかな好位抜け出し勝ちを見せた。この馬は障害が苦手なので、その出来次第で順位が変わるが、時計がかかれば上位食い込みがある。
  その他ではやはり5歳勢が気になるところ。特に注目されるのがナナノチカラだろう。レースをしっかり選んで出てきており、今回ここに照準を合わせてきた感じだ。ただ華麗なほどの抜群の追い込みの切れ味ははまれば怖いが、今回770kgの荷物でどこまで持ち味を生かせるのか。最近は追いつけ切れない場面も見られるのも心配だ。信頼するか、思い切って外すかは賭けだ。またセイコークインも侮れない馬ではあるがこの馬もスピードタイプ。少し一息ついた感もあり、今回はどうか。コウシュハクィーンも一発はあるが、無理はしないのではないか。
  古馬勢ではキュートエンジェルが先行力を生かしてそこそこ走れそうだが、高重量と枠順もあり馬券圏内まではどうか。タケノビジンは実績はあるが、近走は着外が多く一変は難しそう。

 はむ!の馬券買い目は上表のとおり。最近全体的に外れが多く、たまに当たれば配当は少なくなっているのでもう少し買い方を見直さなければ。今回は古馬2頭に期待。5歳馬勢は特にナナノチカラがきたらゴメンナサイという感じ。改めて今回5歳勢のレベルを測るレースでもある感じだ。

  ヒロインズカップの結果・馬券成績は、2014成績表にアップするとともに、当欄でも回顧したいと思います。

なお、次回ばんえい重賞はまた少し間があいて2月15日の黒ユリ賞(BG2)になります。予想のブログは重賞の前日までには更新する予定です。またその間できる限りコラムなども挟んでいきたいと思います。

2015年1月24日土曜日

【はむ!と一緒にばんえい予想2015】1/24全レース軸馬予想

不定期のこのコーナーですが、
今回はオッズパークの7重勝1000万円以上のキャリーオーバーが来ているので
緊急に予想してみました。
(参考にされる方:管理人はむ!は前開催の予想で外れまくりであることを踏まえご参考いただくようお願いしますw)

軸馬予想
帯広ばんえい2015年1月24日 
1R(惑星注意)
◎7メトーイチバン 7=2,1,4→3
2R(展開次第)
◎4ミッチャン 4=6,1,2,5→(7)
3R(一騎打ち)
◎5カワセミ 5=8=4,3,1
4R(昇級でも)
◎7ヒラニワ 7→5,2,9→1
5R(波乱も)・・・ここから7重勝
◎3プリンセスローズ 3=4,6,2→(5),8
6R(上位絞れる)
◎4スーパーハヤト 4=6,1,8→7
7R(逃げ切りか)
◎9サカエキング 9=5,3,7→1
8R エゾリス賞(世代対決)
◎3シンザンボーイ 3=6,5=8,9,(4)
9R(大乱戦)
◎6ミヤビクィーン 6=7,8,1→(10),9
10R 吹雪特別(逆らえない)
◎8テルシゲ 8→3,2,1→(7),6
11R(昇級でも)
◎2サイレントカイザー 2=6,4,1→(10),5


重勝買い目
5R 3,4,(☆5)
6R 4,(6)
7R 9,5
8R 3,6,(☆4)
9R 6,7,(☆10)
10R 8,(3)
11R 2,6,(☆10)
(5重勝:16通り、7重勝:32通り)
(カッコ内は買い足し候補、☆は高配当狙い)

25日重賞ヒロインズカップの予想は今晩(24日夜)いたします。

2015年1月20日火曜日

【はむ!の競馬つれづれ】競馬実況アナウンサーの話など(2)

  長い間コラム欄は書けずにいましたが、ようやくこの話題の続きをやります。

はむ!の競馬ベタ長談義
  前回(とはいっても1か月以上前だが)、佐賀、高知、兵庫の競馬実況アナウンサーの話をしたので、次は東海、金沢、南関東の各地区のアナウンサーの話ということになるのですが、筆者はこれらの地区のことはダートグレード程度しか見ていないので実はよく知らないのです。名古屋競馬でよく聞くこもったマイクロフォンの声の主は畑野謙二アナ、大井など南関東の重賞でよく聞く声は大川充夫アナという方だそうです。いずれも味のあるアナウンスなので、また他の人を含めて注目しながら聞いてみたいと思います。
  岩手(盛岡、水沢)は昔は淡々とした語り口のアナウンサーがいたようですが、最近はあまり定まっていないようで、今年度はそれまで門別で実況していた古川浩アナが担当していました。はっきり聞きやすい実況で2014年のJBCも盛り上がりました。
  ホッカイドウ競馬(門別)の方は、夏季開催ということもあり、その年によって変わるようですが、東京から来る場合と北海道にいる人が実況する場合があります。東京からの場合は坂田博昭アナや伊藤政昭アナなどグリーンチャンネルでもおなじみの人が担当しています。これらの人は競艇の実況などもしているようで、まさにプロのアナウンサーという感じで、素人にもわかりやすくスタジオ中継ではジョークを交えながら話することもあります。また、北海道にいる人としては、ばんえいでもおなじみの太田裕士アナらが実況することもあります。門別競馬は場外やネットで馬券を買う人がほとんどなので、TVで楽しめるということに重点を置いていて、アナウンサーもそれを意識している感じがします。

はむ!のばんえい多々雑感
  そしてようやくばんえいの実況の話です。
  ばんえいの実況は、展開の特殊性から平地とは様子が少し違います。平地の場合は、向正面ですべての馬を紹介して各馬の位置取りを伝えた上で、最後の直線の攻防を伝えるという感じですが、ばんえいの場合は道中で息を入れたり、突然立ち止まったりするので、スピードは遅くても、全馬を紹介するのは非常に困難です。従って、前半はペースや流れなどを伝え、第2障害を越えてから平地と同様に馬の攻防を伝えるといった感じです。ただソリがゴールを越えるまでは勝負はわかりませんので、最後まで気の抜けない実況になります。
  かつてはこの実況を井馬博アナウンサーが30年以上ほぼ休まずに担当してきました。ばんえいの力強い雰囲気を出すような粘りのある語り、そして一頭一頭の紹介に感情がこもった実況で、数多くの名文句が生まれています。この人の実況自体がばんえいの名物になっていました。
  井馬アナは2012年に完全引退し、その後継として、前述の太田裕士アナがレースの大半を実況しています。語りに特段特徴がある感じではないのですが、井馬アナの表現を受け継ぎつつ、競馬アナウンサーとして安定した実況をする印象です。ただ、前述のように夏場はホッカイドウ競馬の方に行ったり、ラジオ局でJRAのレースの実況も担当することがあり、ばんえいでもスタジオのキャスターもやったりと大変忙しい様子。いつ休んでいるのだろうという感じです。他にも担当できるアナウンサーが複数いればいいのだけど。
  他にばんえいの実況を担当するアナウンサーとしては、2013年ごろは女性の小枝佳代アナ(2014年は登場していない)、最近ではかつて名古屋競馬などを中心に実況していた蘇武直人アナが時々帯広に来て実況します。また、スポーツアナでばんえいにも造詣の深い矢野吉彦アナが来ることもあります。これらの人々はそれぞれベテランのアナウンサーで、さすがプロの実況という感じで楽しめるのですが、やはり常に帯広にいる人ではないので、下位のレースなどでは馬の紹介に戸惑っているような場面も時々見られます。2014年の正月にはやはり前述の坂田博昭アナがやってきて結構楽しい実況やスタジオトークをやっていました。これからもいろんな人のばんえい実況を聞いてみたいです。

  というわけで、今日のコラムはこれくらいで。シリーズにすると大変なので、次はできる限り単発ネタでいきたいと思います。
  さて、1月19日の月曜日開催を終えたところで、オッズパークの7重勝のキャリーオーバーが一千万円を超えてきました。次の開催は24日土曜日。チャレンジしますか。(はむ!は7重勝で外れが1Rだけと非常に惜しかったことがありました。リベンジだ。)
  25日には久々の重賞ヒロインズカップもありますので、筆者多忙ではありますが、頑張って予想したいと思います。

2015年1月11日日曜日

【はむ!と一緒にばんえい予想2015】1/12全レース軸馬予想

連休なので月曜日分も予想します。(次回は未定)
日曜日は一つだけ中穴が当たり単勝かろうじてプラス。7重勝で勝ちたい。

帯広ばんえい2015年1月12日 
1R(一騎打ち)
◎3ホクショウブラック
3=6→→7,1,4,8
2R(難解)
◎6ヤマノホシ
6=5,(7)→2,3
3R(上位安定)
◎7ヒラニワ
7→1→6,2,3
4R(昇級でも)
◎4トライチ
4→7,6→5,3,2
5R(上位拮抗)
◎5モコトコマ
5=8,1,3→4,2
6R(軸安定)
◎4スズキンショウ
4→7,3→5,(2,1)
7R(上位拮抗)
◎7サイレントカイザー
7=6,(4),1→3,8
8R(超難解)
◎2シンドラー
2=7,5,3→8,10
9R(軽量注意)
◎9アグリナデシコ
9=5,10→3,7,4
10R ばんえいプリンセス賞(ハンデあっても)
◎8キサラキク
8=4,1,5→2,7
11R(上位4頭)
◎6タカラハヤヒメ
6=4,5,2

重勝(カッコ内は5重勝のみ)
5R 5,8
6R 4
7R 7,6,(4)
8R 2,7,5
9R 9,5
10R 8
11R 6,4
(5重勝 24通り、7重勝 48通り)

2015年1月10日土曜日

【はむ!と一緒にばんえい予想2015】1/11全レース軸馬予想

重賞の狭間なので、つなぎで軸馬予想します。
目標は単勝でトータルプラス。7重勝のキャリーオーバーも積み上がってきてるし。

帯広ばんえい2015年1月11日 
1R(波乱含み)
◎3プリンセスサラ
3=6,7→2,1,8
2R(上位安定)
◎1キクノカンターレ
1→7,9→4,3,2
3R(混戦模様)
◎5タケツル
5=9,(7),4→2
4R(大混戦)
◎4キンメダル
4=3,8→6,1,(5)
5R(三つ巴)
◎8スターオブドリーム
8=2,3→7,1
6R(伏兵多し)
◎7ゴールデンフジ
7=6,2,1→5,8
7R(頭堅い)
◎5スマイルダンス
5→→3,2,4→1
8R(軸不動)
◎3ホクショウバンク
3→1,4→8,2,5
9R(展開次第)
◎2レインボーライデン
2=3,5→9,1,6
10R 山羊座特別(軽量注意)
◎2アアモンドヤマト
2=1,4,10→5,8
11R(惑星注意)
◎4ニシキエーカン
4=8,5,1→2

重勝
5R 8,2,3
6R 7,6
7R 5
8R 3
9R 2,3
10R 2,1
11R 4,8,(5,1)=5重勝のみ
(5重勝 16通り、7重勝 48通り)

2015年1月5日月曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第37回帯広記念,第8回天馬賞(2015/1/2,3)

  ばんえい重賞2連発を含む正月開催、結構盛り上がりましたが改めてばんえいの予想の難しさを感じたレースが多かったように思います。それでは重賞レース回顧をお送りします。

ばんえい重賞レース回顧
第37回帯広記念(BG1)-2015年1月2日-9R 200m直 晴 2.3%
  1着注(3)フクドリ
  2着 (5)ホッカイヒカル
  3着 (7)フジダイビクトリー
単勝 3 880円 三連単 3-5-7 344,340円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  前哨戦の北見記念で重賞初勝利を挙げていたフクドリが4~5番手の好位で第2障害を越え、先行した各馬を一気かわしてそのまま抜け出し優勝。重賞2勝目、9歳にして初のG1制覇となった。2着には早めに抜け出したホッカイヒカル、3着にはトップハンデのフジダイビクトリーが突っ込んできて、三連単は30万円台の大穴となった。
  気温は氷点下を大きく下回っていたが、乾燥しており渋めの馬場、この日のそれまでのレースでもかなり時計がかかっていた。展開は序盤からスローペース。各馬牽制しあっている。そんな中、ニュータカラコマやキタノタイショウなど末脚にかける馬たちがむしろ前に出る。中間から徐々にホリセンショウら先行馬とスピードのあるトレジャーハンターらが前につけた。第2障害手前の時点で1分30秒かかり、これならいつものように最後方から行くホッカイヒカルが前に追いつくペース。障害も各馬苦戦。ホリセンショウがまず仕掛けてひと腰かかりながらも障害を越えるが、降りてからの勢いがない。そこをホッカイヒカルが楽に抜け出し、そのまま行くかと思われたが、その後からフクドリと差がなくニュータカラコマが降りて前を追う。しかしフクドリの脚色がいい。残り30mでホッカイヒカルが止まったところをかわしてそのまま止まることなく力強くゴールインした。ホッカイヒカルは止まりながらも先に降りたお釣りがあって2着に粘り込み、その後は差が開いたが、フジダイビクトリーが後方2番手から前を追いかけ、他馬が詰まる中いつの間にか3着まで押し上げていた。障害で溜めに溜めて最後の直線にかけたキタノタイショウが追い込んだが4着だった。
次走へのひとことメモ
  フクドリ(1着):これまで目立たなかったし、どちらかというと軽馬場のスピード馬と思われたが、昨年ばんえい記念2着以降実力開花。高重量を引っ張っても走りが安定しており、障害が上手なので大崩れすることがない。結果としてみれば納得の走りだ。今後は今年のばんえい記念に向けての調整になるが、かなりの有力になることは間違いない。
  ホッカイヒカル(2着):今回はスローペースになったため、この馬が追いつく展開になったのが好走の理由だろう。かなり調子を落としていたが、ここ何走かで復調してきていた。たださすがに最後は一杯になっていたように、重量はこのぐらいがベストと思われ、今後はばんえい記念をまっすぐ目指すか、オープン特別でさらに勝ちを拾って行くか。
  フジダイビクトリー(3着):トップハンデを背負っていただけにこれは大善戦と言える。元々は先行馬で前に行きたい馬だったが、今回は無理に勝ちに行かず、この馬のペースで行けたのが良かった。前が止まったところを拾っていき最後は3着まで押し上げた。明け7歳世代の中では最も重量戦に対応できそう。ばんえい記念も台風の目になるかもしれない。
  キタノタイショウ(4着):近走障害に手間取っていたため、今回は序盤先行しつつも、第2障害手前で先に他馬を行かせて、かなり時間をかけて力を溜める作戦に出た。それでも障害にひと腰かかったため、前には追いつかなかったが、4着までは突っ込んできた。今回の作戦は今後のレースにつながったのではないか。
  インフィニティー(5着):今回は人気を背負い、ホリセンショウとともにかなり位置取りを意識したレースとなった。無理に前に行こうとしなかったのは良かったが、障害でやや膝を折ったのが最後の失速につながった。ただ崩れてはいないのでばんえい記念での巻き返しは可能だ。
  その他では、先行したホリセンショウ(6着)は障害の膝折が痛かったのと、隣のホッカイヒカルに早めに取り付かれてしまい動きがとれなくなったのが敗因。ニュータカラコマ(7着)はいい位置で障害は降りたが伸び切れなかった。この馬もあまり高重量は得意でないのかもしれない。ホクショウユウキ(10着)は若馬でまだ荷が重かったかバテバテになってしまった。

第8回天馬賞(BG1)-2015年1月3日-10R 200m直 晴 2.2%
  1着○(10)オレノココロ
  2着◎(5)コウシュハウンカイ
  3着注(6)セイコークイン
単勝 10 220円 三連単 10-5-6 3,550円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  昨年度のダービー、今年度の銀河賞などを勝って1番人気だったオレノココロが第2障害を先頭で抜けてからぐーんと伸びて他馬の追随を許さず完勝。4度目の重賞勝利となった。2着にはオレノココロと人気を分け合っていたコウシュハウンカイが入り、牝馬のセイコークインが最後に伸びて3着に入った。馬複、馬単は1番人気、3着がややヒモ穴で三連単は3千円台となった。
  この時期としては水分が低く時計がかかる馬場が続く。レースは序盤から横一線。先行すると思われたイッキフジもそれほど抜け出す感じではなく、1,2障害中間は各馬刻みながら前に行ったり後ろに行ったりとめまぐるしく変わり、結局第2障害手前の時点では有力馬のコウシュハウンカイ、オレノココロ、イッキフジが先に到着し、これにショウチシマシタが取り付いて4頭がほぼ同時に障害を越える。特に人気のオレノココロは大外枠で障害が心配されたがふらつきながらも勢いでクリア、降りてしまえばやはりこの馬は強い。ぐんぐん他馬を離して、あとは止まることなくゴール。中枠で2番手から追ったコウシュハウンカイが歩ききって2着。先行したイッキフジがバテるところを、障害5~6番手から一団で追ってきた牝馬勢がゴール手前でかわした。先に抜け出したセイコークインが3着に入り、コウシュハクィーン、クインフェスタと牝馬勢が続いて4,5着に入った。イッキフジは6着だった。

次走へのひとことメモ
  オレノココロ(1着):やはり同世代戦でしかも定量ならば力は一枚上で、枠順や障害の心配は無用だった。障害は引っかかっても立て直しが早く大事には至らない。このあたりもよく鍛えられている。これまでも古馬オープンなど実力馬との対戦で力をつけてきており、今後重賞などでもかなりの好勝負ができそう。自分で展開を作るような流れにもっていきたい。
  コウシュハウンカイ(2着):この馬の力は十二分に出せたと思われる。ただ勝った馬とは決め手の差かもしれない。とにかく障害を含め安定性があり大崩れはしないので、しっかりと自分のペースでレースをしていればそのうち勝てるだろう。オレノココロと切磋琢磨しながらオープン馬としての活躍が期待される。
  セイコークイン(3着):定量戦となり牡馬との力関係からどのような走りをするか注目されたが、無理に勝ちに行かなかったことが結果的に3着まで突っ込んで来れた要因だろう。前走の地吹雪賞での激走は最後のスピード勝負で生きてきた感じだ。目先の目標は今月末のヒロインズカップ。今回3,4,5着に入ったいわゆる3人娘はそのまま有力となるだろう。
  コウシュハクィーン(4着):障害で立ち止まり少し遅れをとったが末脚はしっかりしていた。3人娘の中では唯一重賞勝ちがあるが、この馬の勝負強さが現れている。今回は前が強く4着まで届くのがやっとではあったが、今後も十分力を発揮できる機会は多いだろう。ただ勝ち切るには障害をもう少し強化したいところか。やはり次のヒロインズCが正念場だ。
  クインフェスタ(5着):牝馬3頭の中ではあわよくば上位食い込みを狙った走りに感じた。障害は上手な方なばずなのだが、隣の障害が大の苦手なホクショウサスケにつきあってしまった感じだ。一瞬の切れ味はあるものの詰めの甘さが時々見られ、そこが今回セイコークインらにわずかな遅れを取った原因ではないか。ヒロインズCまでには十分作戦を練ってくるだろう。
  最後いっぱいになったイッキフジ(6着)は自分のペースに持ち込めなかった。やはり重量が応えたか。ショウチシマシタ(7着)は前につけ見せ場までは作ったが臨戦過程的に完調ではなかったのだろう。ただ今後につながりそうな展開だった。それ以外の各馬は本来の力を発揮できなかった。自己条件に戻れば一変するかも。

はむ!の予想結果(;´Д`)
  帯広記念:最近古馬重賞は特に荒れているが、この三連単も正直無理。フクドリはともかく、ホッカイヒカルやフジダイビクトリーは何かインスピレーションみたいなので決め打ちでもしないとまず取れないと思う。そういう勝負ができればいいのだけど。
  天馬賞:上位2頭はやはり強かった。この2頭軸にしていたのでなんとか入ってくれた。3着はイッキフジを▲としていたが、配当的にはセイコークインの方がつくので、最後はそちらが来ることを祈ったものだ。安めだが三連複と三連単が2枚で3翻ついたので、帯広記念の負け分くらいを取り返したというところか。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  正月競馬お疲れ様でした。ばんえいの売上もまずまずのようで良かったです。(本音では帯広記念の売上はもう少し伸びてほしかった。)皆さんは良い年を迎えられましたでしょうか。はむ!の馬券の方は、2日惨敗(帯広記念のみならず当欄でやった2日の全レース予想もほとんど外れ。)、3日はやや回復という感じで、こんなもんでしょう。改めて地道にやっていくべきですね。今後も頑張りたいところです。
  さて、次回ばんえい重賞は1月25日ヒロインズカップ(BG2)です。予想記事は前日24日までに掲載予定です。また、それまでもコラムなどを書けたら良いと思っています。

2015年1月2日金曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第8回天馬賞(1/3)

  皆様良い年をお過ごしでしょうか。帯広記念はいかがでしたか。三連単30万円台の大荒れでしたね。2日は100万馬券も出るなど荒れまくってました。折角の全国発売でしたが、初心者には(初心者でなくても)難しかったかな。筆者はむ!ももちろん大ハズレ。ま、競馬ってこんなもんです。そんな中をいかに楽しむかですよね。(と自己弁護しつつ)
  さて3日は、前日に引き続きばんえい重賞・天馬賞があります。帯広記念当たった人も当たらなかった人も、そしてやらなかった人も、天馬賞で良い正月を迎えましょう。それでは天馬賞予想です。

はむ!のばんえい重賞予想
2015年1月3日-10R 第8回天馬賞(BG1)(16:45発走)

【出馬表及びはむ!の予想印】
第8回天馬賞(BG1)
(2015年1月3日(土)16:45発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  クインフェスタ 牝5 740 浅田達 金田勇 鹿毛 差
  ソウクンボーイ 牡5 760 安部憲 西邑春 鹿毛 差
  ホクショウサスケ 牡5 760 阿部武 岡田定 鹿毛 追
  コウシュハクィーン 牝5 740 大河和 皆川公 栗毛 差
コウシュハウンカイ 牡5 760 藤本匠 大友人 栗毛 先
セイコークイン 牝5 740 松田道 岡田定 鹿毛 先
ダイコクパワー 牡5 760 大口泰 松井浩 鹿毛 差
  ショウチシマシタ 牡5 760 赤塚健 久田守 青毛 先
イッキフジ 牡5 760 西謙一 西弘美 栗毛 逃
10 オレノココロ 牡5 760 鈴木恵 槻舘重 青毛 先
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 馬単 5,10→5,10,9,7 計6通り、三連複(BOX) 5,10,9,6 4点
 三連単(2頭軸マルチ) 5=10→9,7,6 合計18通り
 三連単(追加) 5=10→9,7,6,8,1 合計10通り 5→9,6,7=9,7,6 合計6通り 
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  4歳(明け5歳)三冠の第3戦。6月の柏林賞はダイコクパワー、9月の銀河賞はオレノココロが勝ち、同世代対決は事実上最終決戦ということになる。今回は定量戦なので真の実力勝負。このことから過去はすべて牡馬が勝っており、時々穴馬が一気に勝ちきることはあるものの、重賞勝ちなど実績のある馬が有利だ。
  メンバー中実力No.1はやはり昨年度のダービー馬オレノココロだろう。1150kgにも及ぶ馬格でどっしり力強い走り。オープン古馬相手の特別戦を中心に使って互角の勝負をしており、中心になるのは間違いのないところ。臨戦過程も前走は一息入れた後なので問題ない。ただ全く死角がないわけではない。まれに障害で焦って膝折することがあり、早い展開になった時にその心配がある。今回はあまり実績のない大外枠に入った上に隣にイッキフジという先行馬がおり、スムーズに障害をクリアできるかがポイントだ。これまではたとえ膝折してもすぐに立て直していたが、馬体も増え荷物も重くなるのでうまく立て直しできるか。
  そこで、やはり古馬と互角の勝負をしているコウシュハウンカイの方を主軸に取った。この馬を紹介するとき必ず安定という言葉が出てくる。その成績が示しているように、大きく崩れることはまずない。障害も上手で最後の直線もペースが落ちない。やや切れ味に欠けるので後ろから来る伏兵に差される心配はあるが、軸としては信頼できそうだ。
  単穴には、銀河賞の時も注目したイッキフジを今一度狙ってみたい。当時は重賞慣れしておらず力を発揮できなかったが、それ以降は特別戦で古馬相手に3勝するなど力をめきめきつけた上での重賞再挑戦だ。前走のライデンロックとの僅差勝負は見応えがあった。抜群の先行力でその名のとおり一気に走りきるスピードを持っている。今回の相手で物怖じせず前に行ければ風穴が開くかも。
  ダイコクパワーがここにきて調子を立て直してきた。走りが不安定なので展開は読めないが、一度はまるとかなりのスピードを持っている。高重量もさほど気にしないようだ。大駆けがあるとすればこの馬だろう。
  牝馬勢は今回ナナノチカラが回避し、いわゆるおなじみの三人娘(クインフェスタコウシュハクィーンセイコークイン)が登場するが、銀河賞で牡馬勢に敗れやや力不足を呈し、今回はさらに定量戦となるので、かなりの苦戦が想定される。どの馬も切れ味は抜群だが、一定の重量を引っ張る場合はどうか。上位の一角崩しをするなら前走地吹雪賞を高速戦のスペシャリストを相手に勝利し、スピードのあるところを見せたセイコークインが前走の感覚のままで臨んでいくか。
  その他では久々に重賞に登場してきたショウチシマシタが、休養以降徐々に体調が回復してきて上位に入ってきており、元々の実績から不気味な存在である。
  スピードのあるソウクンボーイ、追い込みの鋭い脚を持っているホクショウサスケも決して見限れる馬ではないが、点数を絞るためにはこのあたりの馬を思い切って外す勇気も必要であろう。

 はむ!の馬券買い目は上表のとおり。今回は一般的にはコウシュハウンカイとオレノココロが抜けているといわれており、なんとかこの2頭を軸で当てに行きたい。しかし三人娘はどの馬も切れ味があるだけに怖いな。と、また買い足ししてしまいそう。

  今回の結果回顧は、帯広記念の回顧と併せて(2,3日以内を目標)、2014成績表にアップするとともに、当欄でも回顧したいと思います。

なお、次回ばんえい重賞は少しおいて1月25日のヒロインズカップ(BG2)です。予想のブログは重賞の前日までには更新する予定です。またその間できる限りコラムなども挟んでいきたいと思います。

2015年1月1日木曜日

【はむ!と一緒にばんえい予想2015】1/2全レース展望(広域発売向け特設コーナー)

  さて、何度も当欄で申しておりますように、1月2日は全国発売・帯広記念がありますが、その周辺のレースもばんえいになじみのない地方向けに広域発売されるレースがあります。全国各地の地方競馬場外BAOOと北海道、川崎、高知の各地区では1月2日の全レース(BAOO荒尾は帯広記念のみ)が発売されますし、関東地区と関連の場外では10Rのオッズパーク杯が、また園田競馬場やDASHなど関西方面の場外向けには第8Rの初春賞のレースが発売されます。(もちろんインターネット(楽天、オッズパークのほかSPAT4)でも全レース発売。)
  ここでは、全国のファン向けに、1月2日の予想をお送りします。但し、はむ!の独偏見解ですので、馬券購入はそれぞれのお考えでどうぞ。それではまず広域発売の初春賞とオッズパーク杯の簡単な予想から。(個人的な思いです。)

2015年1月2日-8R 初春賞(B2-4)(15:20発走)広域発売(関西地区ほか)
【はむ!の予想印】
◎ (1)カネサエイショー
○ (3)コウコサンネンセイ
▲ (2)プロンガー
△ (6)ドオーダッシュ
注 (8)キタノオーラ
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  古馬の中堅どころの争い。ばんえいファンの中ではおなじみの馬が多い。ただレースはほぼ同レベルの組み合わせで難解。こういう時は好調馬から取るのが鉄則。カネサエイショーは騎手がめまぐるしく変わるが、前回からはトップJの鈴木恵介騎手を配し、勝負をかけてきている。前走は最内枠で2着。今回も同じ枠で抜け出しを見せられるか。対抗は近走上位人気で好走を続けているコウコサンネンセイ。先行力はあるが詰めの甘いところがあり勝ち切れてはいない。芦毛のプロンガーは時々一発がある。前半で遅れをとらなければ。ドオーダッシュは後ろから行くタイプ。終いのスピードはあり時計がかかれば捲りが決まる場面も。穴狙いなら、障害は苦手だが、一旦越えてからのスピードは抜群のキタノオーラの追い込みに期待か。キタノギンガも切れ味があり連下には。
買い目:1=3,2→6,8

2015年1月2日-10R オッズパーク杯(B2-1)(16:45発走)広域発売(関東地区ほか)
【はむ!の予想印】
◎ (7)アサヒメイゲツ
○ (5)ユウトウセイ
▲ (10)サクラリュウ
△ (1)チヨノタカラ
注 (8)カンシャノココロ
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  8Rと同じB2クラスだが、1組は今シーズン最も調子の良い組。明け4歳馬と5歳馬の好調どころが揃った。先行力があるのはチヨノタカラとサクラリュウだが、それぞれ端枠に入った。ばんえいでは一般的に序盤は中枠の方がスムーズに行けるため有利と言われている。アサヒメイゲツは前走ダービー5着に入るなど同世代同士では強さを発揮するが、自己条件ではあまり芳しくない。追い込み馬なので前は早くなった際に遅れを取っているが、いったんはまればスピードは抜群だ。有力馬が端枠に入った分、この馬を狙っていきたい。ユウトウセイもスピードで押していくタイプ。調子も上々だ。サクラリュウは近走の成績が安定しており1番人気になる可能性が大きいが大外枠がどうか。穴狙いなら、障害が上手なカンシャノココロが復調していれば。近走の成績が良いスーパータイトルは昇級戦で一気に重量加増が正念場。エーマンも切れ味はあるが斤量加増がどうか。
買い目:7=5,10,1→8

なお、9R帯広記念の予想は別掲(こちら

その他1月2日の全レースの軸馬予想をお送りします。
1R(軸2頭)
◎ミッチャン
4=5→7,6,3
2R(上位拮抗)
◎バウンティハンター
5=4,8,(1)=3,2
3R(頭有力)
◎セナカ
4→1,6,5→(8)
4R(上位絞れる)
◎ヒメマルクィーン
2=6,3→5
5R(頭有力)
◎オレハチップシャー
4→5,1→8,3
6R(上位2頭)
◎ヨシノエイスケ
8=2→5,4,(1)
7R(接戦)
◎ライデンティダ
2=8,10→4,7
8R初春賞
(上記)
9R帯広記念
別掲
10Rオッズパーク賞
(上記)
11R(惑星台頭)
◎レインボーライデン
3=6,1→10,8

帯広記念共々楽しんでまいりましょう。

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第37回帯広記念(1/2)

それではコメントもそこそこに帯広記念の予想を。

はむ!のばんえい重賞予想
2015年1月2日-9R 第37回帯広記念(BG1)(16:10発走)全国発売
【出馬表及びはむ!の予想印】
第37回帯広記念(BG1)
(2015年1月2日(金)16:10発走 帯広9R ダ200m 4歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
ホクショウユウキ 牡6 900 松田道 岡田定 鹿毛 先
ニュータカラコマ 牡7 910 藤野俊 村上慎 鹿毛 追
フクドリ せん10 900 安部憲 皆川公 鹿毛 先
インフィニティー 牡9 900 鈴木恵 金田勇 鹿毛 逃
  ホッカイヒカル 牡11 890 阿部武 坂本東 鹿毛 差
ホリセンショウ 牡10 890 藤本匠 岩本利 栗毛 逃
  フジダイビクトリー 牡7 920 西謙一 皆川公 栗毛 先
  シベチャタイガー 牡11 890 島津新 坂本東 鹿毛 差
  トレジャーハンター 牡8 890 尾瀬馨 金田勇 鹿毛 先
  10 キタノタイショウ 牡9 910 大河和 服部義 栗毛 差
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 馬複 4=6 1点
 三連複(BOX) 4,6,1,2 4点
 三連単(2頭軸マルチ) 4=6→1,2,3 合計18通り
 三連単(追加1)4,6→4,6→1,2,9,10 4,6→1,2,9,10→4,6 合計16通り
三連単(追加2)4→1,2→1,2,3,9 6→1,2→1,2,3,9 1→4,6→2,3,9 合計18通り
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  帯広記念は、ばんえい競馬では3月のばんえい記念に次いで2番目に重い荷物を引っ張る重量戦であり、過去は実績馬、そして重量適性のある馬が勝利しており、馬券も堅く収まることが多い。そういう意味ではばんえい初心者にも予想がしやすいレースのはずである。しかし昨年このレースで当時人気薄のホリセンショウが勝って以降、この1年の古馬の重賞戦線はめまぐるしく勝者が変わっており、今回の帯広記念もどの馬にもチャンスがあるほど大混戦となっている。今回は全国発売ということで一頭ずつコメントします。
  1 ホクショウユウキ:2歳時はデビューが遅れ、本格化したのが一昨年。そして昨年は古馬一線級相手で壁にぶつかったかと思いきや、秋の岩見沢記念を勝ち、北見記念も2着と重量戦で好成績を挙げた。明け6歳でメンバーの中では若馬ではあるが力は十分持っている。先行力があり障害も苦にしない。馬場も重軽どちらでもいける。今回1枠と最内に入ったが岩見沢記念で勝っている枠であり不利はない。あとは相手関係だけだ。流れに乗れれば勝ち負けまで。
  2 ニュータカラコマ:オイドンとフジダイビクトリーと3羽ガラスといわれたこの馬ももう7歳。昨年は7月の北斗賞で重賞を勝っているが、その他では勝ちきれないでいる。抜群の切れ味とスピードは持っているのだが、やはりこの馬は前半が課題。最近は障害は克服しつつあるが、その分切れ味が落ちてきている感じもある。この馬の型に嵌れば侮れない存在ではあるが、910kgという重量もあるし過信はできない。但し、雨か雪が降って軽馬場になればスピードが生きる。
  3 フクドリ:昨年のばんえい記念で2着に入って以降は全くの不調だったが、秋に入り北見記念で5着に入ってからは調子を取り戻し、北見記念で8歳で重賞初制覇。元々軽馬場のスピード競馬が得意と思われたが最近は時計のかかるレースの方が対応できている感じだ。重量にも対応できている。ややスブい面はあるが、障害力が抜群なので、うまく抜け出せば後ろから来る馬を封じ込めることができそうだ。
  4 インフィニティー:昨年ばんえい記念で壮絶なレースを制して以降、常にマークされ続け厳しいレースが続いていたが、11月のドリームエイジカップで久々にこの馬らしい走りを見せ優勝した。勝ち星が上がらなかった時も調子自体は崩しておらず自分のペースを守っている感じだ。この馬の持ち味はやはり先行力。しっかり自分の展開に持ち込めればチャンスは大きい。今回トップジョッキーの鈴木恵介騎手が騎乗し、逃げ切りを図る。馬場は乾いた方が得意のようだ。
  5 ホッカイヒカル:歴戦の強者であるこの馬も最近は全くついていけず大敗が続いていたため、もはやこれまでかと思われたが、12月に入りターコイズ特別で間から突然スルスルと抜け出す勝利で、単勝8千円台の大穴を演出。第1障害の時点で大きく後方から前を追いかけるという独特のレーススタイルは健在だ。今回もレース展開が落ち着くと予想されるので、前には追いつけそうだ。ただ今回のオープンの先行馬勢の力は相当なものであり、その先は追走で精一杯か。
  6 ホリセンショウ:昨年のこのレースの勝ち馬で連覇を目指す。ばんえい記念でも3着に粘り先行力と重量への対応力を見せている。近走は成績が上がっていなかったが、前走オリオン特別で逃げ切り勝ち。調子の良さをキープしている。展開は逃げの一手だが、今回はインフィニティーとハナを争うだろう。この馬の方が10kgハンデが軽い分、最後で効いてくるかもしれない。馬場状態は問わないが、軽馬場の方が走りやすそうだ。
  7 フジダイビクトリー:この馬も7歳。昨年前半は旭川記念に勝ったあと、8月のばんえいグランプリを制し、強いところを見せていたが、後半はG1勝ちの賞金が加算され、どのレースでも重いハンデを背負わされている。今回も920kgとトップハンデ。帯広記念初出場で未知の魅力はあるもののやはり荷が重いか。元々先行力のあるタイプではあるが、隣のホリセンショウが30kgも軽い上に先行すると思われるので、かなり苦しい展開は強いられそう。
  8 シベチャタイガー:11歳となり、ホッカイヒカルとともに廃止となった旭川、岩見沢、北見の各競馬場での出走を経験している数少なくなった馬。デビュー以来290戦をこなしている。昨年のばんえい記念では息が上がりながらも8分かけてゴールまで走りきった感動のシーンが思い出される。時計のかかるレース向きで、一昨年の北見記念2着などの実績はあるが、最近は調子が上がっておらずかなり厳しそう。少しでも前に行ければ。
  9 トレジャーハンター:スピード系の馬で、前走も500kgの軽量戦・地吹雪賞を走ったばかり。それが今回一気に890kgを引っ張るのはかなり厳しそう。しかし人気薄の時にしばしば大穴をあけることがある。その時はたいてい先行逃げ切りのパターンだ。一方、最後の直線で力なく差されることも多い。障害自体は上手なので、前半いかに力をためていけるかがカギ。前走のスピード感覚が残っていれば。軽馬場なら一発ある。
  10 キタノタイショウ:ばんえい界のニューリーダーとして期待されてきたこの馬ももう9歳になる。最も充実する時期のはずだが、今一つ伸び悩んでおり、昨年は4月のオッズパーク杯以降勝ち星から遠ざかっている。ネックはやはり障害。苦手意識を馬自体が持っているようだ。それでも勢いで乗り越えてきたが、最近はさらに切れ味のある若馬らにも遅れを取っている。今回は枠順も厳しい。しかし実力はある馬なので、一旦立て直せば強さが戻ってくるかも。

  まとめ:昨年のばんえい記念馬インフィニティーと、昨年のこのレース覇者ホリセンショウが序盤から一騎打ちか。鈴木騎手に乗り変わったインフィニティーが前半から勝負をかけ、ホリセンショウもハンデ有利で好勝負になりそう。一応重賞勝ちの流れを重視しインフィニティーを◎、ホリセンショウを○としたが差はない。この2頭に明け6歳馬ホクショウユウキ、同じく先行力のあるフクドリあたりが絡む展開と見る。ただ、前がもたついた場合、切れ味のあるニュータカラコマはやはり押さえておきたい。大穴で馬場が軽くなった時のトレジャーハンター

  はむ!の馬券買い目は上表のとおり。新年一発目でなんとか当てたいところだが、今回ほど人気が割れるとなかなか絞れない。。全国発売なので少しばんえいをかじっている者として手本を見せたいところなんだがw。とりあえずインフィニティーとホリセンショウの先行馬を2頭軸としてホクショウユウキとニュータカラコマを絡める感じで狙ってみたが、自信はない。

  今回の結果回顧は1月3日の天馬賞が終わった後、全体の回顧として速やかに(2,3日以内を目標)にアップしたいと思います。また、2日のその他の全レースに関して次の記事にアップしていますのでご参照ください。

【はむ!の正月ばんえいお楽しみ企画2015】今年もよろしくお願いします。

新年にあたって
  新年あけましておめでとうございます。皆さんにとってウマ年の昨年はどんな年だったでしょうか。はむ!は競馬以外の方ではいろいろ忙しく、ある意味では充実した一年でしたが、こと競馬に関してはほとんど当たらない一年でした。今年は少しでも儲かるように、そして当欄の予想ももう少し当てていけるように頑張ります。
  さて、今年新年のばんえい競馬は元旦から5日までの5日連続開催から始まります。1月2日は注目の帯広記念。そしてこのレースは毎年この時期は同じことを言ってますが「全国発売」です。今時中央も地方も馬券はネットで全国で買えますから全国発売であるからといって大きな違いはないのですが、やはり全国のスポーツ紙に馬柱が載ることもあり、普段とは違いばんえいに接することのない人々にもばんえい競馬を知っていただく機会にもなると考えています。
  そこで、1月1日~3日は当欄で新年スペシャル企画を行います。

新年お楽しみ企画
  ・元旦午前中:2日の帯広記念の予想をアップします。
  ・元旦午後:2日の帯広8R,10R(広域発売)のミニ予想をアップします。
  ・2日:15:00~16:30まではむ!がtwitterに頻繁登場(予定)。帯広記念を含む8R、9Rを一緒に楽しみましょう。(@hamuwin)
  ・2日夜:3日の天馬賞予想をアップします。
  ・3日中か4日:帯広記念と天馬賞の結果(結末)などをアップします。