はむ!のばんえい多々雑感
今回は、先日9月15日の第2回ばんえい協賛及び現地応援の様子を書きます。
今回は台風通過と重なり帰れなくなったことなど、いろいろ出来事がありすぎて、それを一つ一つ書き出すと物語になってしまいそうです。
書きたいことはいろいろあったのですが、そうしているといつ記事をアップできるかわからなくなるので、文章などは端折ります。
基本的にはサブブログ(このブログ)ではばんえい協賛及び現地応援の様子を、メインブログでは、今回の旅行にあたってのハプニングについて書きます。双方参照いただけるとお楽しみいただけると思います。
ばんえい観戦及び個人協賛について
帯広競馬場へは昨年以来2度目の観戦となりました。我々的にばんえい競馬がすっかりライフワークの一つになっており、かねがね今年も現地に応援しに行きたいと思っていたところ、自分の本来の仕事の都合などいろいろあって、その期を伺っていたところでした。そして、今回この9月前半の3連休が行けるタイミングになりました。
ばんえい競馬の魅力そのものについては、実際に現地でもTVなどでもいいので見てください。きっとわかると思います。そして、さらに我々を引きつけるものとしては、
・馬や騎手などとファンの間が非常に近いこと。
・競馬というギャンブルというより観光・文化資源としての側面が強いこと。
・個人協賛やネット(馬券購入やコミュニティ作り)などでファンも運営に参加できること。
・レースは馬場状態や馬の調子、展開などによって波乱が起きやすく、馬券的にも楽しめること。
などが挙げられます。
JRAなどのサラブレッド競馬も、スピードや美しさなど、それはそれで魅力はたくさんありますが、特に上に挙げたことはばんえいならではの魅力だと思います。それが我々が万障繰り合わせてわざわざ帯広に向かう理由です。
ま、ウンチクは今後もこのページでいろいろ話していきます。
さて、現地の様子です。
14日午後に帯広入り。宿泊先のホテル(ドーミーイン帯広)にチェックイン後、帯広で隠れた名物となっているカレーの「インデアン」で腹ごしらえ。その後競馬場に向かい、前日の予行演習として数レース観戦と、隣接するとかちむらや、場内のみやげ屋など、競馬場内めぐりで過ごしました。
帯広と言えば豚丼という人は初心者? 玄人ならカレーのインデアンだ。味を一言で言うのは難しいが、一度食べたら癖になるまったりとしたルーと値段の安さ。人気で行列ができ、店がルー不足になるほどだ。
夜は、昨年に引き続き、帯広中心部の屋台村、十勝乃長屋にある山本正彦騎手のご夫人の店「駿香」で焼肉のセットで舌鼓。はじめお客さんで満員でしたが、折角だからということで、他の店を探しつつも席が空くのを待って、駿香に行きました。おかみさんも我々のことを覚えてくださっていました。
上富良野産の美味しい肉を炭焼きでいただける。豚さがり、トントロなどをひととおり食べられる「駿香セット」がおすすめ。
そして翌日15日。本番の日。ナイター開催なので開門は午後からとなることや、台風の影響でかなり強めの雨であまり出歩けないので、午前中はあまり出歩かずホテルにとどまり競馬新聞で馬券の予想などしておりました。
昼になってから出発、まず競馬場となりの観光センターとかちむらで軽くスイーツを食べてから、競馬場に入場。事務所に立ち寄って、協賛競走の記念品などを預けたあと、同時に予約してあったラウンジに向かいました。
とかちむらスイーツのスコーン。
われわれの協賛競走名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」の記述が所々に。
競馬場の様子。やはりばんえいの魅力はライブだ。
【決定的瞬間!!】おまけ的画像。馬場水分の表示を替えているところ。ばんえい通の方には笑える画像かも。
我々の個人協賛競走は7レース(レース名「んみゃーちさん応援はむ&秋恵杯」)。そこまで時間があるので、いわゆる競馬そのものを楽しみました。はじめは大雨が降っていたのでスタンドから、雨が小やみになったときには降りてパドック前やコース前に行って応援していました。
今回は、twitterで現地の状況をつぶやきながら、予想もやって馬券も買うということをやろうとしていましたが、ノートPCを持って行っていたものの、写真をツイートできる環境になかったので、そもそも欲張ってなんでもやろうと思うと大変で、結局当初の企画は中途半端になりました。それでも、いろいろ試みました。今年からJRAのレースを発売するJ-Placeというコーナーを覗き馬券を買ったり(しかし帯広ではJRAはあまりなじみがないせいか人は少なかった。)
別のレースでは、AKIEが前日駿香で焼肉を食べた勢いで、山本正彦騎手の単勝・複勝を購入。それが見事1着に入り、単複ゲットしたりしていました。はむ!の方はまったりと全レース馬券を買い、負けたり勝ったり。そうしているうちに協賛競走の時間が近づいてきました。
AKIEが勝った山本騎手の応援馬券
勝ったキタノサムライ。ちなみに山本騎手は50後半にさしかかる大ベテラン。
周りもすっかり暗くなってきて、ナイターの雰囲気が出てきました。我々の協賛は7レース18:20発走。レース直前に下に降りてスタート地点に。幸いなことに雨はほとんど止みました。個人協賛は昨年に一度やっているので、緊張はそれほどありませんでしたが、誰が勝つんだろう、表彰式ではどのように振る舞おうかとドキドキしていました。
そして発走。馬たちの奮闘を横目に見ながら、我々も一緒に歩き出しました。第2障害までほとんど横一線の激しいレースでしたが、勝ったのは一番人気のヤマノウンカイ。4歳馬の中でも力のある馬の一頭でした。騎手は松田道明騎手。名馬カネサブラックの主戦を務めるなどばんえいではトップクラスの実力で、あこがれの騎手の一人でした。
レース後事務所に行き、説明を聞きつつ待機。その時思わぬハプニングが。事務所になんと今日のレースを終えて普段着に戻った山本正彦騎手(通称マサ兄)が何かの用事でやってきたのです。(はじめ普通のオジサンに見えましたが・・失礼w)自分は思わず「山本騎手だ」と声を上げたら、山本騎手も気がついて、しかも「店に来てた人だよね」と、我々のことを知っていてくださっていました。店ではお会いしたことないんだけどな。そして少し会話後「応援してます。頑張ってください。」と握手。AKIEもベテランながら頑張るマサ兄を若手騎手以上に応援しているだけに特に感激した様子でした。
そうしているうち、時間がきて、ウィナーズサークルに向かい表彰式に望みました。馬主、調教師、騎手、厩務員にそれぞれ些少の協賛金と記念品(置物と奈良みやげ、勝った馬ヤマノウンカイ号にニンジン8本)を贈呈。表彰式には松田騎手と、管理する皆川厩舎の代理人の方が来られました。(手渡しの際には何か口上を述べるつもりでしたが、一言は発したものの、あまり気の利いたことは言えませんでした。)そして、松田騎手のサインをいただいたあと、記念撮影(いわゆる口取り)を行い、無事協賛競走は終了しました。
レースの様子と勝ったヤマノウンカイ号。(本当は口取り写真とかお見せしたいところですが顔映りまくりなのでネット上ではゴメンナサイ)
協賛競走の副賞
松田道明騎手のサイン
協賛競走が終わってほっとしたところで、売店で記念のばんえいグッズなどを買ったりしました。
その後はスタンドに戻って、ゆっくりこの日の特別競走・いちい賞、重賞の銀河賞などを観戦。この日1日の競馬場過ごしを堪能しました。
9R・2歳特別のいちい賞の様子。(勝ったのはミドリサト)
重賞の時先導馬となるミルキー号
4歳オープンの重賞・銀河賞(BG2)、この世代はニシキエーカンが強かったが、ここに来てホクショウユウキが急激に力をつけて上がってきた。銀河賞もホクショウユウキが圧勝。(銀河賞のレース動画をスタンドから撮ってますので、近々アップします。)
最終レースは20時40分と遅くなるので、馬券を買わずに発走地点に降りて観戦。レース終了後、帯広駅行きの送迎バスに乗り込んで、今回のばんえい協賛及び現地応援を終え競馬場を後にしました。
夜はドーミーインの無料夜鳴きそばを食べ、大浴場で汗を流し、翌日朝イチの帰りに備え就寝。
今回はこの後の話が長い(台風による欠航で、家に帰り着くまで30時間遅れ)のですが、これについては、メインブログの方に記事を書いてますのでこちらでどうぞ。
今回の協賛などでなおいっそう、今後もばんえいを応援していきたいという気持ちが強くなりました。今後ともいろいろ書いていきますのでよろしくお願いします。
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