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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年6月16日火曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第46回旭川記念(2015/6/14)

  やはりばんえいも重賞の日は盛り上がりますね。珍しく馬券もまずまずうまくいったので筆者もご機嫌で回顧が書けますw
  それにしても、ばんえいの1日の売上も1億円を超えたようで、今年に入って現時点で前年比約20%増と好調をキープしています。今後もこの勢いが続いてほしいものです。それでは14日に行われました旭川記念の回顧をどうぞ

ばんえい重賞レース回顧
第46回旭川記念(BG3)-2015年6月14日-10R 200m直 晴 0.8%
  1着○(5)コウシュハウンカイ 2分12秒0
  2着◎(8)フジダイビクトリー
  3着▲(7)ニュータカラコマ
単勝 5 670円 三連単 5-8-7 9,400円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  1か月半ぶりの重賞・旭川記念は、4番人気の5歳馬コウシュハウンカイが、第2障害を先頭グループで越えて他の追随を受けながらも振り切り勝利、重賞は3勝目で、古馬重賞は念願の初制覇となった。2,3着は接戦で写真判定となったが、昨年の覇者フジダイビクトリーが2着、3着は1番人気のニュータカラコマだった。
  馬場水分は0.8%、直前に弱い夕立があったものの、基本は力のいる乾燥馬場だった。オッズパーク杯同様、レース序盤からほぼ横一線の攻防。インフィニティーらの先行馬勢やオイドン、オレノココロやキタノタイショウら障害を意識する馬らが心持ち前に出ようとするが、第2障害手前では全10頭が一斉に並ぶ接戦。そして障害は先行馬のホリセンショウが最も先に仕掛けたがストップ、その後も相次いでひと腰以上かかった中、インフィニティーが続き最初に降り、外からフジダイビクトリーが行こうとするところを、やや溜めて行ったコウシュハウンカイが勢いをつけながら障害を越えて続き、ニュータカラコマも障害を粘り強く越え切れ味を見せて前に取り付く。あとはホクショウユウキ、ホリセンショウの順で降りて行き、オレノココロらは障害で膝折、端枠の実力馬オイドン、キタノタイショウらも障害に手間取り出遅れた。先頭はインフィニティーが行くところをコウシュハウンカイがかわし、程なくニュータカラコマが切れ味を見せ前をうかがい、勢いでこのまま抜け出すかと思われたが、残り20mぐらいで脚色が同じになり、その間をしっかり歩ききったコウシュハウンカイがそのまま1着でゴール。ニュータカラコマはさらにスピードが鈍り同じペースで歩いてきたフジダイビクトリーが追いついたところでほぼ同時にゴール。写真判定の結果フジダイビクトリーが2着に入った。ニュータカラコマは今回も3着、先行したインフィニティーが4着に残った。2番人気のオレノココロは9着に終わった。

次走へのひとことメモ
  コウシュハウンカイ(1着):安定した力がありながらいつも善戦までが続いていたが、ここでようやく重賞勝利をつかんだ。今回は慌てて前に行こうとせず自分のペースを守って第2障害に取り付き、障害を上手く越えてからは持ち味の粘りで追ってくる馬たちを押さえ込んだ。勝ってみればねじ伏せるような横綱相撲という感じだ。この日の2Rで前人未踏の3700勝を挙げた藤本騎手の絶妙な手綱さばきも勝因であろう。この後は他の古馬と同様、北斗賞を経て夏のばんえいグランプリを目指していくことになろうが、安定性があるので今後も軸として狙えそうだ。
  フジダイビクトリー(2着):かなり調子を取り戻してきていた。馬体重が少し減っていたが、むしろ絞れたということだろう。障害でもう一歩踏み込めれば連覇も可能だったかもしれない。そのあたりが残念だったが、それでも最後は4番手位置から前の馬を差し返し、2着まで粘り込むなどこの馬らしいレースができたと思われる。この馬も古馬ローテーションを守りながらばんえいグランプリ連覇を目指していくこととなるだろう。
  ニュータカラコマ(3着):オッズパーク杯に続きまたもや3着だった。今回は中枠に入りチャンスだったが、勝った馬に上手く走られてしまい、抜ききれなかったのが最後の詰めの甘さにつながったのかもしれない。馬場がもう少し軽ければもう少し粘れたかも。ただ安定度は増しており障害をしっかり越えて抜け出す今のスタイルは守った方が良いと思われる。次の重賞北斗賞はこの馬にとって連覇がかかるので勝ちにいきたいところだろう。
  インフィニティー(4着):この馬もオッズパーク杯と同じ4着。今回は前走で珍しく障害で失敗したため不安があったが、今回はこの馬らしい先行力を生かした走りをした。勢いの差で4着に甘んじたが、これから重量が増えるに従いこの馬の出番も増えてくるであろう。
  オイドン(5着):相変わらずの障害の悪さで遅れたが、最後の脚は鋭く、バテた先行馬をうまく拾って行った。最近までのまるで走らないほどの折り合いの悪さは克服しつつあるように思える。今後に向けきっかけをつかめたか。
  その他では、キタノタイショウ(6着)はよく追い込んできたが着外、大外枠に入った上、馬場も乾いてこの馬向けの条件ではなかった。オレノココロ(9着)は、調子も落とし加減の上ハンデもあってか、障害の膝折の悪い癖も出てしまい、レースとしての見せ場もなかった。

はむ!の予想結果(^v^)
  前回から試しに始めたtwitterへの馬券掲載。外れれば恥さらしこの上ないが、一応予想をやっている以上責任を持つ意味で。今回はフジダイーコウシュハを中心に行ったので○◎▲で上手くいった。特にワイドが3つとも当たったのは、個人的には平地競馬を含めても過去に記憶がない。欲を言うならばもう少し買い目を絞りたいのだが、ま、当たったから良しとしよう。今後の重賞3~4回分くらいは楽しめそうだ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2015データ・馬券成績表)

  さて、次回ばんえいの重賞は、2週後の6月28日柏林賞(BG3)です。次回重賞の前日までにまた重賞予想を書きます。この間もできる限り何らかの記事が書けたらと思います。引き続きご愛顧ください。

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