ばんえい2017年度新シーズン開始
ばんえいは4月の年度替わりを区切りとして新しい1年が始まります。今年度の開催は既に4月21日から始まっており、今年もエキサイティングなレースを期待したいものです。ここ数年ばんえいの売上や注目度は上向きで、関係者の方々の努力があってこそだと思います。ファンとしても嬉しい限りです。今年度は、公式ホームページのリニューアルされ、更にYoutubeやニコニコ生放送での配信開始、SPAT4でのネット馬券発売の拡大などさらなる盛り上がりが期待されます。一層応援にも力が入ります。
そして当欄のばんえい重賞予想コーナーものらりくらりと続いて、ついに6年目のシーズンに入ります。ただ昨年などは、重賞が続く時など本業との兼ね合いで結構更新がきつくなっています。簡素化を試みつつも、今まで続けてきたことや書きたいことも多くて。でも結局は自分の見解を述べているだけなので、労力の割にはあまり達成感がありません。馬券もあまり当たらないし・・。
今年は、重賞予想と馬券作戦を中心にしたスタイルはこれまでどおり行うものの、全体的に簡略化して、コンセプトも筆者と一緒にばんえいを楽しみましょう。という感じでいきたいと思います。タイトルも少し変えます。今後ともよろしくお願いします。
はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第11回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2) (2017年4月30日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 |
▲ | 1 | キサラキク | 牝6 | 700 | 阿部武 | 金田勇 | 芦毛 差 |
2 | アスリート | 牝5 | 700 | 長澤幸 | 服部義 | 鹿毛 先 | |
3 | バウンティハンター | 牡5 | 710 | 西謙一 | 金田勇 | 栗毛 先 | |
△ | 4 | オレノココロ | 牡7 | 720 | 鈴木恵 | 槻舘重 | 青毛 差 |
○ | 5 | コウシュハウンカイ | 牡7 | 720 | 藤本匠 | 松井浩 | 栗毛 先 |
  | 6 | ソウクンボーイ | 牡7 | 700 | 船山蔵 | 西邑春 | 鹿毛 追 |
◎ | 7 | センゴクエース | 牡5 | 720 | 大河和 | 槻舘重 | 鹿毛 逃 |
8 | アアモンドセブン | 牝6 | 690 | 島津新 | 小林長 | 鹿毛 先 | |
注 | 9 | アサヒリュウセイ | 牡8 | 710 | 工藤篤 | 松井浩 | 栗毛 追 |
10 | ニュータカラコマ | 牡9 | 720 | 藤野俊 | 尾瀬富 | 鹿毛 差 |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
ばんえいシーズン最初の重賞。前年度1年間の賞金上位馬が出走条件となっており、やや特殊な条件で、基本はトップクラスの馬が揃うが、ランク下位の馬も賞金を稼いでいれば出走のチャンスがある。ばんえい記念に出走した上位馬は激走の反動がある一方、下位の馬は勢いや荷物の軽さなどの条件で下克上も大いにあり得るはずだが、過去10年間の傾向を見ると、軽ハンデの馬の優勝は2010年のナカゼンスピードくらいで、やはり実績上位馬の方が強い。また、カネサブラック、キタノタイショウ、オレノココロと連覇する馬が多いのも特徴。ハンデ差は重量格のみで大きくはなく、上位馬が有利な条件になっているということか。
但し、1番人気は(3,3,2,2)と圧倒的というわけでもなく、2番人気の方が4勝している。5番人気以下の優勝は未だなく、下位の馬の台頭は難しそう。また、その年のばんえい記念勝ち馬は1勝のみとなっており、総合すると、ばんえい記念に出走するような上位馬が有利だが、レース適性があり体調面で順調な馬がなお有利ということになりそう。
今回は、今年3月のばんえい記念を勝ち、このレースも3連覇を狙うオレノココロがやはり注目される。そしてコウシュハウンカイやニュータカラコマなどおなじみの実力馬が揃い、これに同厩舎で今年からいよいよ古馬戦線に参戦するセンゴクエースがどう絡んでいくか。他の馬たちは近づけるかが注目。
各馬寸評:
1 キサラキク:昨年度は古馬戦線に挑戦、ドリームエイジカップ勝ちなど実績を積み上げている。年度明けの第1戦青葉特別では障害をうまく抜け出し快勝。目下絶好調の阿部武臣騎手との相性も良さそう。
2 アスリート:5歳牝馬ながら積極的に重賞にチャレンジしている。同世代戦ならなかなかの成績を上げているが、さすがに古馬相手だと力不足で苦戦。それでも自分の走りはできており、体力が付けば粘りが増す。
3 バウンティハンター:昨年のはまなす賞で初重賞制覇以降、5歳世代の一角として古馬戦線にも参戦しまずまずの成績。年度緒戦は早いペースに巻き込まれ下位に沈んだが、展開が嵌まれば上位進出可能。
4 オレノココロ:このレースは一昨年、昨年と連覇。ただ今年異なるのは、ばんえい記念に出走し優勝していること。激走の反動が懸念されるが、年度緒戦を見る限りは体調は維持しているようだ。
5 コウシュハウンカイ:ばんえい記念5着のあと、年度緒戦では馬体重も若干減っていたが、いかにもこの馬らしい安定した走りで2着に粘り込んだ。この馬の課題はやはり決め手。先に抜け出したいところ。
6 ソウクンボーイ:重賞は1年半ぶりの出走。重賞優勝は4年半前の2歳時までさかのぼる。素軽い走りがこの馬の持ち味。左ムチの相性が良い。昨年5連勝があったように勢いに乗れば強さを発揮する。
7 センゴクエース:いよいよ古馬戦線に本格的に殴り込み。一線級相手にどこまで戦えるか注目。シーズン緒戦はスピードに乗れず障害も怪しかった。まだ不安定な面も見られる。2走目で立て直せるか。
8 アアモンドセブン:1月の牝馬重賞ヒロインズカップで快勝。かつては逃げ一辺倒だったが、最近は控える競馬を見せている。障害は確実に越えられるタイプ。各馬が障害に苦しむ展開になれば。
9 アサヒリュウセイ:5年前のダービー馬だが、最近は自己条件戦の出走が多くて、久々の重賞。スピードと力両方を兼ね備えており、抜け出せれば強みを見せるが、障害など気まぐれな面もある。
10 ニュータカラコマ:ばんえい記念では堅実な走りで3着に入った。障害力があり着実に上位に入ってくる、末脚の甘さで勝ちきれないことも多い。9歳となり円熟味を増すか。端枠は苦にしない方。
まとめ:
なじみの実力上位馬もいれば、久々に重賞に挑戦する馬もいる。クラス替えの行われるこの時期の楽しみでもある。オレノココロがやはり実力が抜けており3連覇濃厚だが、過去ばんえい記念優勝馬の成績は芳しくないといデータもあり、当欄では常にこの馬を外してはやられているものの、少し疑ってみたい。そこで当欄ではオレノココロと同厩舎の5歳馬センゴクエースの本領発揮があると見て、この馬を本命とした。前走シーズン緒戦は案外だったが、ハイペースや馬体重減など悪条件が重なったもの。まだ全面信頼は危険だが、いわゆる叩き2走での上積みはありそう。当日の気配にも注目。ここらで並みの馬ではないところを見せたいところ。
相手にはコウシュハウンカイ。同世代ライバルのオレノココロに差を付けられた感はあるが、成績は決して見劣りする訳ではない。このレースも2年連続2着。詰めの甘さを克服したいところ。単穴には当欄推しのキサラキクが快勝した前走のシーズン緒戦のような走りが出ればチャンスも。端枠でなければ更に上位も考えていた。そしてオレノココロは押さえに回す。あとニュータカラコマも外し難いところだがそこまで手が回らないか。それなら久々にこの舞台にやってきたアサヒリュウセイ、一発の魅力があるソウクンボーイらを押さえておきたい。
はむ!の馬券狙いどころ:
昨年度の当欄重賞予想の馬券は55,200円の赤字だった訳だが、今年も懲りずにやりますよ。
今年のルールは年間25本のばんえい重賞に対しあらかじめ10万円を積み立てておいて、そこから取り崩しながら馬券を買っていくということにしたいと思います。従って序盤に賭けすぎて負けが込むと後半馬券が買えなくなるということもあり。最後にどこまで残っているか、それとも増えているか。
さて、今回はシンプルに三連単は3頭をアタマにフォーメーション一本で。絞りながら狙っていきたい。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連単
フォーメーション 7,5,1→7,5,1,4→7,5,1,4,9,10 合計36通り 各100円
三連複 BOX 7,5,1,4 合計4通り 各200円
応援馬券(単+複)1 各200円
(はむ!のワイドで勝負!) ワイド 9=7,5,1,4,6 6=7,5 合計7点 100円
合計5,500円で勝負! (残高100,000円-5,500円=94,500円)
外れが多いのであまり参考にしないでくださいw。
今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。
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