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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年7月14日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第26回北斗賞(7/15)

異常気象
  西日本では先週大雨による甚大な災害が発生。今更ながらですが被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。もともと災害の多い日本ですが、近頃はその度合いが多く、そして激しくなっているように思います。温暖化の影響もあるのでしょうか。心配な状況です。
  異常気象といえば、ばんえいが行われる北海道も本来梅雨がないはずなのに、まるで梅雨のような天候のすぐれない日々が続いているようです。そんな中ですがもちろん競馬は開催されております。予報では帯広は日曜日は雨予報。そうなると波乱も予想されます。災害に遭われた方のことを考えると、なかなかそういう気分にもなれない状況かもしれませんが、競馬を楽しめる人は楽しんでいけること、つまり普段どおりに過ごすことも大事なことではないでしょうか。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第26回北斗賞(BG3)
(2018年7月15日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  フジダイビクトリー 牡10 790 西将太 中島敏 栗毛 逃
  キサラキク 牝7 770 阿部武 金田勇 芦毛 差
  カンシャノココロ 牡7 790 赤塚健 坂本東 鹿毛 先
ソウクンボーイ 牡8 790 村上章 西邑春 鹿毛 追
マルミゴウカイ 牡5 790 藤野俊 槻舘重 鹿毛 追
  トレジャーハンター 牡11 790 西謙一 金田勇 鹿毛 逃
オレノココロ 牡8 800 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
コウシュハウンカイ 牡8 800 藤本匠 松井浩 栗毛 先
センゴクエース 牡6 790 工藤篤 槻舘重 鹿毛 先
  10 ホクショウユウキ 牡9 790 松田道 村上慎 鹿毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「北斗賞」の概要と傾向
  古馬の一戦。かつて行われていた「地方競馬全国協会会長賞」を引き継いだ伝統ある重賞で、「北斗賞」としては26回目の開催。1か月前の旭川記念と出走条件が変わらず、負担重量が基礎重量が20kg増加するのみ。出走メンバーもほとんど変わりなく「旭川記念」「北斗賞」は双子関係のレースといえる。しかしながら、旭川記念と北斗賞を連覇した馬は2008年のナリタボブサップ以来9年間出ていない。不思議なデータとして、過去10年旭川記念2着、4着の馬がそれぞれ4度優勝している。昨年は3着の馬が優勝。 過去10年1番人気は(5,1,1,3)だがここ6年では1勝にとどまる。1か月後にばんえいグランプリ(BG1)という大一番があることもあり、この時期に開かれる北斗賞は、そのトライアルととらえるのか、あくまでこのレースを狙ってくるのか。陣営により調教の度合いも変わってくるだろう。牝馬の優勝は過去25回で2度のみ。帯広開催になってからは未勝利。なお、北斗賞は、今年のばんえい記念でレース中の事故で帰らぬ馬となったニュータカラコマが非常に得意としていたレースで過去3回優勝している。

今回のみどころ
  今年度に入っての古馬重賞戦線は、オッズパーク杯がコウシュハウンカイ、旭川記念がオレノココロと、8歳馬の両雄2頭が優勝を分け合っている。現時点において2強の状況。但し、重量加増もある中、夏のグランプリを控え、このレースにはどのように臨んでくるのか。これに続くセンゴクエースあたりは2頭にどこまで迫っていけるか。天候不安定な季節に入り、日曜日も雨予報。どこで降り出すのか。馬場状態も考慮に入れつつ、そしてどのような展開になるのかが注目。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 フジダイビクトリー:10歳になり同世代のライバルもいなくなり、この馬も衰えが指摘される場面があったが、前走の特別戦あたりは全くそれを感じさせない快走。先行力と粘りは健在。軽馬場も対応可能。
 2 キサラキク:力のある牝馬で本来なら重賞オープンでも十分戦えるはずだが、近走は特に障害が厳しい。道中も追走一杯。これが軽馬場なら前走のように一変できるのだが。とにかくきっかけをつかみたい。
 3 カンシャノココロ:旭川記念に引き続き繰り上げ出走。前回は持ち前の先行力で前を目指したが、オープンの力上位の馬たちに付いていくのがやっと。障害はしっかりしているので重賞レースに慣れれば好走も。
 4 ソウクンボーイ:重賞も常連になってきた。旭川記念では自分のペースを守って、直線で切れ味を見せ掲示板内に食い込んだ。今回は繰り上げ出走の身ではあるが、前走も快勝するなど調子は上がってきている。
 5 マルミゴウカイ:槻舘厩舎3頭の若頭。今シーズンから古馬戦線に参戦、オッズパーク杯では見せ場を作って3着に粘り込んだ。前半でスムーズに行ければ、障害や最後の脚は確かなものがあり、見せ場も。
 6 トレジャーハンター:長く重賞戦線から離れていたが11歳になって舞い戻ってきた。北斗賞は5年ぶりの出走。先行力と粘り腰は健在だが、最上位クラスだとさすがに追走で一杯。軽馬場になれば大逃げも。
 7 オレノココロ:トップの座に君臨するこの馬がここにきて絶好調。速いペースでも旭川記念あたりでは積極的に前に行くなどレース運びに幅が出てきた。障害も課題ではない。次の大一番に向け調整度合いがカギ。
 8 コウシュハウンカイ:実力があり安定度抜群、今シーズンはオッズパーク杯の快勝などさらに充実。旭川記念ではライバル・オレノココロにハンデの分だけ差されたが、今回は同斤量で引き離しにかかる。
 9 センゴクエース:充実の6歳。古馬2強がいるので目立たないがここ16戦連続で3着以内と成績は極めて安定。障害は得意ではないが崩れることはない。障害越えでなんとか上位2頭より前でさばければ。
 10 ホクショウユウキ:4歳時三冠馬ながらその後長く低迷、昨シーズン後半ごろから調子を取り戻してきていた。ばんえい記念後は体調を崩したようだが、どこまで戻せているか。好位抜け出しがこの馬の型。

【はむ!の見解まとめ】
  上述のように、1か月後に夏の大一番、ばんえいグランプリを控えていることもあり、それに向けた各馬の調整度合いが、展開を読む上でのポイントと考えられる。しかしばんえいトップの実力馬たち、多少の不利は問題ではない。むしろこのレースの負担重量や馬場状態などが適している馬が好走の条件だろう。その中で今回こそは◎(9)センゴクエースの走りに期待したい。もちろん現在の実績は2強(オレノココロ、コウシュハウンカイ)が抜けているが、この2頭はいずれもこのレースを勝っていない。あくまでグランプリを本番と見据えたるなら、この時期は目一杯の仕上げではないとも考えられる。馬場状態もポイント。ハンデもポイント。そんな中、2強に迫れるとすればやはりセンゴクが筆頭だろう。障害も安定してきており切れ味もある。あとは展開次第、障害を降りた時点で2頭より前に行けていれば勝機は十分。最近は馬券圏内を外しておらず軸としても信頼できそう。そしてやはり2強は外せない。そのうち○(8)コウシュハウンカイは安心感がある。特に今シーズンは充実しており、そのまま逃げ切る可能性も。対抗でも十分過ぎる。高配狙いならオッズパーク杯3着の▲(5)マルミゴウカイを再度注目したい。だいぶクラス慣れしてきている上、出るレースを絞り込んで狙いを定めている。今後のことも考えると、斤量的にもこのあたりで一発のチャンス。他馬がもたつけば浮上も。単穴に。そして△(7)オレノココロ。少し間隔が空いたこともあり、雨で軽馬場となり時計が速くなることを考慮すれば、相対的な評価で入着までとしたが、決して勝つ可能性が低くなったわけではない。どこからでも下ろして最後までしっかり走りきれるだけの脚を持っている。
  適度な湿り気なら繰り上がってきた注(4)ソウクンボーイがおもしろそうだ。上がりの脚はメンバー中最上位クラス。序盤で上手く前につければ。さらには(1)フジダイビクトリーもまだまだやれそう。雨降りは意外に好成績。ただ端枠はどうか。牝馬(2)キサラキクは障害さえ越えられれば戦えるのだが、その障害で苦戦中。ただ軽馬場になれば一変も。
はむ!の馬券狙いどころ:
  また早くもマイナス街道中。傷口が広がらないうちにスパッと取りたいのだが。
  今回はやはり馬場状態がポイント。一応晴雨兼用の予想をしたが。センゴクあたりはここで勝たなければどこで勝つ?というところでセンゴクを中心に少し広く構える。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 軸1頭マルチ 9=8,5,7 合計18通り 各100円
      9→8,5,7→8,5,7,4,1 合計12通り 各100円
      8→9,5→9,5,7,4 合計6通り 各100円
  馬複  9=8,5,7,4 合計4通り 各200円
 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 9 500円
  応援馬券(単+複)2 各200円
  ワイド 4=9,8,5,7 5=9,8,7 合計7点 各100円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

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