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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年7月16日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第26回北斗賞(7/15)

ばんえい重賞レース回顧
第26回北斗賞(BG3)-2018年7月15日-10R 200m直 曇 1.9%
  1着○(8)コウシュハウンカイ(藤本匠) 1分41秒9
  2着▲(5)マルミゴウカイ
  3着 (1)フジダイビクトリー
   単勝 8 210円(1番人気) 馬複 5-8 1,500円 三連単 8-5-1 15,050円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞の一戦、第26回北斗賞は、1番人気のコウシュハウンカイが障害2,3番手から残り10mで逆転し差し切り勝ち。オッズパーク杯に続いて今季重賞2勝目、通算9勝目。藤本匠騎手はこのレースは10年ぶり2勝目、重賞は通算66勝目。

レース振り返り
  この日は朝から雨で、午後は小降りとなったものの、馬場としてはかなりの軽い馬場でこの日の2歳戦Aクラスでは1分10秒を切る速い時計が出ていた。
  レースは序盤から各馬勢いを付けダッシュ。有力馬はほぼ横一戦で進んだものの、第1障害時点で数頭はやや後方に置かれた形となった。第1障害を越えてからは軽馬場を生かしてキサラキクが果敢に先頭を行く。これをマルミゴウカイが追い、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリーがついて行く展開。キサラキクは第1,2障害の8分目まで刻まずに行き、第2障害手前も先頭へ、ここまで46秒。これらについて行った3頭が続く。そして、後続の馬たちが到着するころにはキサラキクから第2障害に挑戦。天板近くまで上げたが9分どころでストップ。ほぼ同時に挑戦していたフジダイビクトリーと一呼吸置いて続いたマルミゴウカイとコウシュハウンカイが続いて障害に挑戦し、これらはひと腰でクリア、その中でマルミゴウカイが一瞬の切れ味で先頭へ、フジダイビクトリーとコウシュハウンカイが並んで追う。後方はキサラキクがなんとか障害を越え、その後にトレジャーハンターそしてオレノココロがやや躓きかけながら障害を越えていった。センゴクエースはさらにその後ろでふた腰かけで障害を越えた。その時点で先頭のマルミゴウカイは残り30m地点で1馬身半くらいのリード。しかしそこからじわじわとコウシュハウンカイが前に迫り、残り20mで半馬身差くらいまで詰め寄り、残り10mでかわし先頭へ、マルミゴウカイも粘るがコウシュハウンカイの勢いが勝り、そのままゴール。最後はソリ一つ分くらいのリード。マルミゴウカイが2着に入り、3着争いは、フジダイビクトリーが一旦前2頭から離されかけ、後方からは激しく追ってきたセンゴクエースやオレノココロが近づいてきたものの、最後までしっかり走って3着を守った。3番人気センゴクエースは4着、2番人気のオレノココロは5着と追いつけなかった。キサラキクが6着だった。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):軽めの馬場は元々得意としていたところ。不安点は全くなかった。序盤は速いペースに惑わされずしっかり前に付き、障害は難なくクリア、最後の直線では勢いのあるマルミゴウカイに先に行かれるもじっくり追いついて最後に逆転と、正に横綱相撲であった。馬体重もマイナス9kgながら絞れており、体調も良かったようだ。次の目標はやはり夏のばんえいグランプリ。今の調子を維持できれば勝利の可能性は極めて高い。
マルミゴウカイ(2着):障害を越え先頭に立ったときは、もしやと思わせた。この馬の持ち味を最大に生かして大善戦と言えよう。最後はコウシュハウンカイに差されたがこれは相手が強かった。軽馬場であったとはいえ力のあるところを見せた。まだ5歳馬なのでさらなる上積みに期待。荷物は重くなるがグランプリでも当然期待される。
フジダイビクトリー(3着):この馬は以前から雨降り馬場は得意にしていたところ、今回も最後までしっかり走りきって3着粘り込み。10歳馬でもまだまだ元気なところを見せた。今後荷物が重くなればさらに本領発揮できそう。優勝経験もあるグランプリでは侮れない存在になりそう。
センゴクエース(4着):軽馬場でチャンス到来かと思われたが、速すぎるペースに戸惑った上に、障害で止まってしまうなどミスが目立った。最後の追い込みは鋭く3着まであとわずかまで迫っただけにもったいない。グランプリで巻き返したい。
オレノココロ(5着):馬体重が減り気味だった上にさらにマイナス14kg。やはり万全な態勢ではなかったと思われる。障害でも躓きそうな場面があったし、最後の直線もこの馬らしい鋭さがみられなかった。それでもグランプリまでには立て直してくるだろう。
  その他では、キサラキク(6着)が序盤果敢に前に行きレースを引っ張った。障害がもう一歩上がっていればさらに見せ場はあったかもしれないが、この馬としてはきっかけがつかめたのではないか。カンシャノココロ(7着)はマイペースに徹していた。経験は積めたようだ。ソウクンボーイ(9着)は今回は序盤から流れに乗れず障害でも苦しんだ。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,400   (配当)0 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -1,160    (配当)440 (投入)1,600
  今年度累計 -12,040 (7/15現在)
    通常  -9,410 (配当 7,590 - 投入 17,000)
   単・ワ  -2,630 (配当 4,070 - 投入 6,700)
  狙ったセンゴクエースが届かず4着、これが全て。3連単中心で狙っている以上、中心馬が来ないのなら仕方ない。ただ1着2着が○▲でわずかなワイドしか取れないというのも情けない。やっぱりなんとかできなかったのかという気持ちだ。もう早くもマイナスが1万円超え。こんなマイナスの報告ばかりでは読者が逃げる一方だろう。なんとかスカッと当てたいのだが。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の7月29日、ばんえい3歳クラシック第1弾・ばんえい大賞典です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

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