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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年7月23日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第27回北斗賞(7/21)

ばんえい重賞レース回顧
第27回北斗賞(BG3)-2019年7月21日-10R 200m直 曇 1.7%
  1着▲(4)センゴクエース(菊池一) 2分03秒6
  2着注(9)コウシュハウンカイ
  3着◎(8)メジロゴーリキ
   単勝 4 850円(3番人気) 馬複 4-9 1,540円 三連単 4-9-8 20,730円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞の第27回北斗賞は、3番人気の7歳馬センゴクエースが直線で抜け出して快勝。3月のばんえい記念以来重賞は8勝目、菊池一樹騎手は昨年のヤングチャンピオンシップ(アオノゴッド)以来の重賞勝ちで通算4勝目。

レース振り返り
  帯広は金曜日から土曜日にかけ数ミリ程度の降水があり、馬場としては通常からやや軽めといったところ。
  レースは大外のコウシュハウンカイがやや出遅れ加減であったが、その他はほぼ揃ったスタート。第1障害を越えてからは各馬早めに刻みを入れ、かなりゆったりしたペースに落ち着いた。その中からミノルシャープやメジロゴーリキ、ゴールデンフウジンの5歳馬勢がやや前に出てレースを引っ張る形となった。しかしあまりペースは上がらず、遅れていたコウシュハウンカイやオレノココロら後続も追いついて、第2障害へ、障害手前には全馬がほぼ横一線に揃った。ここまで70秒と旭川記念より10秒以上遅いペース。
  第2障害を先に仕掛けたのは、ミノルシャープとメジロゴーリキ。続いてマルミゴウカイ、コウシュハウンカイ、そしてオレノココロが続々と障害に挑戦。その中ではミノルシャープが坂の天板付近で膝を折る。メジロゴーリキの方は一歩一歩踏みしめて障害を越えた。これに続いたコウシュハウンカイはスムーズに障害をさばき2番手、同時に仕掛けていたマルミゴウカイ、そしてオレノココロらも坂の中腹で立ち止まっている間に、これを見るようにセンゴクエースが障害をスムーズに越え、差の無い3番手から一気に前へ。他の馬たちは離された。先頭争いは、障害を降りてすぐコウシュハウンカイがメジロゴーリキをかわして前に出るが、続いていたセンゴクエースの勢いが良く、直ちにこれらを追い抜き先頭に出た。そしてさらに加速、残り30mあたりからはさらにじわじわ差を広げ、緩むことなくそのままの態勢でゴールまで走り切った。コウシュハウンカイもついて行ったが追い切れず2着まで、当欄で本命としたメジロゴーリキは前の2頭に置いていかれたものの、粘って3着に入った。1番人気オレノココロは障害で出遅れ、後方から来たゴールデンフウジンにも先を譲り、5着に終わった。

次走へのメモ
センゴクエース(1着):3月のばんえい記念勝利後、今シーズンは障害などで苦しんでいたが、ここで見事な復活を果たした。課題の第2障害は他馬をじっくり見ながらひと腰でクリア、障害を上がれさえすれば、直線はこの馬のもの。レース序盤でペースが落ち着き、スムーズに前につけられたのも上手くいった要因であろう。力とスピードは非凡なものを持っており、今後も見限れない存在であることには違いない。次の重賞はばんえいグランプリ、当然狙ってくるだろう。
コウシュハウンカイ(2着):この馬らしい走りでの2着であった。出足で一歩遅れた時は、一瞬ヒヤリとさせられたが、全体的なペースが落ち着いたこともあり、しっかりリカバリーできていた。心配された大外枠も、そのスタート直後など多少は影響はあったものの全体として問題はなかった。敗因はむしろ勝ち馬に上手く走られたということだろう。グランプリでは本気で勝ちに行きたい。
メジロゴーリキ(3着):しっかりこの馬のペースを守って走り切った。しかし障害手前あたりで引き離せなかったことが結果3着どまりの原因か。全体のペースが遅くなったことからみても、もう少し前で引っ張って行けていれば展開も変わっていたかもしれない。しかしながら、古馬戦線で常に互角以上に戦っており、当然グランプリでは有力の一頭となる。
ゴールデンフウジン(4着):障害でミスすることなども想定の上での走りっぷりだったように見える。序盤から積極的に前に行って、十分溜めた上で障害に挑む作戦だった。結果は障害でふた腰かかった分は遅れたが、オレノココロをかわして4着と立派な成績であった。次はグランプリにも出たいところだが、出走権を得るには回避馬待ちといったところ。
オレノココロ(5着):勝てない時のレース展開そのものであった。ペースは落ち着いていたのでこの馬に不利な条件ではなく、普通に走れば障害を早々と抜け出すような気配であったが、最内枠というのもあってか、あまり力が入っていなかったように見える。3度目の制覇を目指すグランプリでは当然巻き返してくるだろう。
  その他では、ミノルシャープ(6着)は、今回は障害で膝折が出てしまった。近走は上手にクリアしていただけに、苦手意識が出なければ良いが。マルミゴウカイ(8着)は、動きは良くなってきたが、障害を始め、まだ全体的に力が入っていないイメージ。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 4-9-8 ワイド 4-8, 8-9
  センゴクエースは見事な復活劇だった。当欄でもなんとか見限らずに予想的には▲注◎というところで、的中というには微妙なところだが、三連単が引っかかってくれたのは良かった。配当も満足。センゴクを見限らなかったこととコウシュハも残していたことが功を奏した。絞らず手を広げたことが今回は良かったというところか。トータルプラスに転じることができたので、この勢いをつなげていきたい。
  今回収支 +16,110
   (通常分) +16,330  (配当)20,730 (投入)4,400
   (単複・ワイド) -220  (配当)980 (投入)1,200
  今年度累計 +8,240(7/21・北斗賞終了時点)
   (通常分) +9,410 (配当 27,010 - 投入 17,600)
   (単複・ワイド) -1,170 (配当 4,230 - 投入 5,400)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後の8月4日、3歳三冠第1戦のばんえい大賞典です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。

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