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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年9月24日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第55回岩見沢記念(9/22)

ばんえい重賞レース回顧
第55回岩見沢記念(BG2)-2019年9月22日-10R 200m直 晴 0.9%
  1着○(2)コウシュハウンカイ(藤本匠) 2分28秒9
  2着◎(9)メジロゴーリキ
  3着 (7)シンザンボーイ
   単勝 2 190円(1番人気) 馬複 2-9 310円 三連単 2-9-7 2,660円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬優勝で4大記念競走の第2弾・第55回岩見沢記念は、1番人気のコウシュハウンカイが障害を先頭で抜け出しそのまま駆け抜けて最後は2着に10秒以上の差をつける圧勝。ばんえいグランプリに続く重賞制覇で通算12勝目。藤本匠騎手は今期重賞2勝目、岩見沢記念は13年ぶり6度目の優勝で、重賞は通算70勝目。松井調教師はこのレース7年ぶり7度目の制覇。

レース振り返り
  ここ1週間の帯広はわずかな降水があったものの概ね晴れが続き、馬場は乾き気味でやや重め程度の状態であった。
  レースは、スタートからややばらつき気味。予想されたとおり5歳馬勢が前に出てレースを引っ張る展開。メジロゴーリキ、ミノルシャープにゴールデンフウジンが先頭集団へ、これにコウシュハウンカイが続き、センゴクエースらは中団、オレノココロは後方からの競馬となった。各馬早めに刻みを入れ、かなりゆったりしたペースに落ち着いた。第2障害手前にはメジロゴーリキ、ミノルシャープが先着、コウシュハウンカイが続き、中団にいたシンザンボーイ、カンシャノココロあたりもこれに追いついた。ここまで75秒とスローペース。
  障害を先に仕掛けたのはメジロゴーリキとカンシャノココロ。カンシャノココロは坂の中腹で、メジロゴーリキは踏み込んで天板付近まで上がったもののそこでストップ。続いてミノルシャープが挑戦するも、こちらも8分目あたりで止まる。それらを見るようにコウシュハウンカイが障害に挑み、止まらずしっかり越えて先頭へ、もう一度気合いを入れたメジロゴーリキが2番手で続いた。さらにはミノルシャープが3番手で降り、その後の馬は障害でかなり苦しんだ上、ゴールデンフウジン、カンシャノココロ、シンザンボーイの順で続いた。
  先頭集団はコウシュハウンカイが10m近く引き離して大きくリード、メジロゴーリキも追うが差は縮まらない。3番手はスピードの落ちたミノルシャープを切れ味を生かしたゴールデンフウジンがかわして前を追っていた。
  そして、先頭を行くコウシュハウンカイは最後まで緩むことなくゴールを駆け抜け、1番人気に応えた。追っていたメジロゴーリキは残り10mを切ったところで詰まって立ち止まった。これに3番手で追ってきたゴールデンフウジンが近づくがこちらもストップ。さらに後方からシンザンボーイとカンシャノココロが追い込み、ゴールデンフウジンをかわした上でさらに前に差を詰めてくるが、立て直したメジロゴーリキがなんとか粘って2着。勢いのあったシンザンボーイが3着に食い込み、結局1~3着はばんえいグランプリと同じ着順となった。その後ろはカンシャノココロが4着に入り、ゴールデンフウジン、ミノルシャープと続いた。実力馬オレノココロとセンゴクエースは、前半から遅れ障害も上がらず8着(センゴクエース)と9着(オレノココロ)に沈んだ。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):絶好調そのものの走り。5歳馬が前に行っても全く慌てず中段の構え。障害はじっくり溜めていたが、これは最後の詰めを考えてのもので、自信があるからこその作戦であった。直線は他馬の方がついて行けず、着差以上の圧勝であった。次の狙いはもちろん3連覇がかかる北見記念。重量はさらに重くなるが、好調を維持しており、他のライバルたちがもたついている間は天下は続くだろう。
メジロゴーリキ(2着):この馬としては100%の力を出していた。強いて敗因を探すなら、障害の天板でもう一歩が出ず勝ち馬に絡んでいけなかったことぐらいか。障害に挑戦するタイミングも微妙だったかもしれずそこは端枠も多少影響があったか。力負けではないので、今後更に荷物が重くなって未知の領域に入っても対応は十分可能だろう。北見記念も狙えそう。
シンザンボーイ(3着):グランプリに続き3着に食い込んだ。いずれも7番人気の人気薄を克服。ただ最後の直線の走りはしっかりしており、そこは力のあるところを見せた。今回は前半から積極的に行き好位置につけられたことも善戦の要因であるだろう。渡来騎手とのコンビも息が合っているようだ。経験も積んでおり、高重量戦では今後も期待できそう。
カンシャノココロ(4着):繰り上がり出走ながら4着は立派。障害をひと腰で決めようとせず、じっくり一歩ずつ攻めていく姿勢が重賞では好走につながっている。今後の重賞も出走さえできれば期待が持てる。ただA1組の身で出走できるかは運次第のところがあるので、しっかり平場でも勝ち星を重ねたい。今回のような積極的な走りができれば。
ゴールデンフウジン(5着):この馬は障害が苦手で数発かかることは想定内。降りてからの切れ味が勝負で、今回障害を4番手あたりで降りれた時は着内食い込みもあると思われたが、最後で失速するあたりはまだやはり力不足が見える。初めての800kg台の荷物では致し方ない。今後経験を積んでいけば、戦える力をつけていけるだろう。
  その他では、ミノルシャープ(6着)も自分の走りはしていたが、失速具合を見ると、やはりこれぐらいの高重量はまだ厳しそう。センゴクエース(8着)はやはり障害の修正は完全ではなかったが、今回は隣の馬の影響を受けたこともあり見限るのは早いか。一方オレノココロ(9着)はまだ本調子ではなく、今後どのように立て直していけるか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複 2-8(2本) 馬複 2-9 ワイド 7-9 のみ
  当欄で単勝買いを行うようになってからか、本当に本命が1着に来ない。もっとも、外れるように予想しているとしか思えない。あと、過去データは本当にアテにならない。今回もグランプリ馬は勝てないというジンクスもコウシュハウンカイがあっさり打ち破った。というか。やっぱり今回はコウシュハでしょ?という感じ。しかも3着のシンザンボーイも気になってワイドで押さえていながら不十分。本当に馬券はうまくいかないものだ。
  今回収支 -5,800
   (通常分) -3,710  (配当)890 (投入)4,600
   (単複・ワイド) -650  (配当)550 (投入)1,200
  今年度累計 -8,160(9/22・岩見沢記念終了時点)
   (通常分) -4,250 (配当 31,050 - 投入 35,300)
   (単複・ワイド) -3,910 (配当 7,190 - 投入 11,100)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  重賞は2週続き、次回は9月29日、4歳の三冠レース第2弾、銀河賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。

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