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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年8月3日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第45回ばんえい大賞典(8/2)

ばんえい重賞レース回顧
第45回ばんえい大賞典(BG3)-2020年8月2日-10R 200m直 曇 0.4%
  1着◎(7)コマサンダイヤ(島津新) 2分03秒9
  2着▲(10)カイセドクター
  3着 (9)ブラックサファイア
   単勝 7 260円(2番人気) 馬複 7-10 950円 三連単 7-10-9 7,400円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  3歳の重賞で三冠の第一弾第45回ばんえい大賞典は、イレネー記念馬で2番人気となっていたコマサンダイヤが障害2,3番手からゴール前で前の馬が止まったところを差し切り勝ち。イレネー記念に続いて重賞2勝目となった。島津新騎手はこのレース初制覇、重賞は旭川記念に続く連勝で今季3勝、通算5勝目。金田勇調教師もこのレース初制覇で重賞通算18勝目。

レース振り返り
  帯広はここ1週間は降水がほとんどなく、かなり乾燥し、散水はされたものの時計のかかる馬場であった。
  レースは、スタートからほぼ横一線で第1障害を越えた。1番人気キョウエイリュウが一旦前に出たが、後続も差がなく続く。そして各馬が刻みを入れ始めたところで、コウテイとトワトラナノココロの先行馬がすっと前に出て、この2頭がレースを引っ張る形、キョウエイリュウとコマサンダイヤが続き、ブラックサファイア、カイセドクターも前を見ながらこれらについて行く展開。1,2障害中間から第2障害手前までもほぼ同じような態勢で続き、コウテイとトワトラナノココロが並ぶように先頭で第2障害の手前に、すぐにコマサンダイヤとブラックサファイアが詰めて、キョウエイリュウ、カイセドクターも追いついた。ここまで62秒と馬場状態にしてはまずまずの中間ペース。
  最も先に障害を仕掛けたのはコマサンダイヤ、程なくコウテイ、トワトラナノココロが続き、ブラックサファイアも早めに仕掛けた。コマサンダイヤは天板で立ち止まりそうになりながらも一歩ずつ踏みしめていく。その間にコウテイとブラックサファイアが障害をひと腰で越え、この2頭が先頭へ。コマサンダイヤもなんとか越えて前に差がなく続く。その後は少し遅れてトワトラナノココロ、カイセドクターと続き、さらに一歩遅れてじっくり溜めていたキョウエイリュウも障害を越えた。
  先頭争いは降りてからの切れ味でブラックサファイアが前に出て、1馬身差でコマサンダイヤが追う態勢、コウテイがやや遅れて、外枠のトワトラナノココロとカイセドクターがじわじわ追う。キョウエイリュウも後ろから追うが差は縮まらず苦戦。先頭を行くブラックサファイアはキャンター気味に走り、差を離しにかかる。残り20mでコマサンダイヤに2~3馬身のリードをつけ、ゴールを目指す。しかし残り10mあたりでブラックサファイアが立ち止まった。コマサンダイヤが近づくがこれもスピードが緩み加減、そこに外からカイセドクターが伸びてきた。それでもブラックサファイアが立て直し1馬身のリードを保ってゴール直前まで来たがそこで再びストップ、そこをコマサンダイヤと追ってきたカイセドクターがほぼ同時に並びかけ、そして、わずかに数十センチほどの差でコマサンダイヤが前に出て優勝。カイセドクターが2着に流れ込み、ブラックサファイアは更にもう一度ゴール前で止まったがなんとか3着に残った。1番人気のキョウエイリュウは伸びずに6着に終わった。

次走へのメモ
コマサンダイヤ(1着):終始安定した走りで、障害の天板で止まりかけたが力で持って行った。最後も慌てずに前が止まったところをゴール前で差し切った。好調の島津騎手の勢いがそのまま馬にも乗り移ったイメージだ。父母の力強さも受け継いでおり、走りも安定しているのでこれからも益々強くなりそうな気配がある。次は狙いは当然2冠目のばんえい菊花賞だが、ハンデ加算覚悟ではまなす賞も狙いに行くか。強豪の4歳に胸を借りてもおもしろい。
カイセドクター(2着):大外など不利な条件もあって前に行けなかったが、最後はあと一歩のところまで迫っていた。好調をキープしているようだ。着実に伸びてくる脚があり今後も上位を賑わすことは違いない。はまなす賞ではこの馬にも十分チャンスはありそう。
ブラックサファイア(3着):課題の障害も越えてきて、キャンターで逃げ切り態勢に入ったときはこの馬で決まりかと思わせたが最後に落とし穴があった。やはりやや荷が重かったか。大いに見せ場は作った。先行力があるのも強みで今後も侮れない。
トワトラナノココロ(4着):馬体重のは心配されたが、前に行ってこの馬らしい走りはしており、最後の失速も最小限で、粘りの走りを見せた。ただ、できれば先頭で障害を越えたかった。更に力をつけて軽馬場にでもなればチャンスはありそう。
コウテイ(5着):繰り上がり出走ながら、積極的なレース運びで一旦は先頭に立つなど見せ場は作った。やはりこの馬は力勝負になると十分上位でも戦えそう。自己条件でしっかり勝ち星を重ねたい。
  その他では、やはりキョウエイリュウ(6着)。力負けというより流れに乗れなかったイメージ。慎重になりすぎたか。むしろ古馬レースあたりの方がこの馬本来のペースで走れそう。エンゼルフクヒメ(7着)は好位置で走っていたが、障害でストップして勢いをそがれた。ゴールドハンター(8着)は前半から遅れをとり、この馬らしい走りは見られなかった。自己条件で立て直したい。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複7-8 5枚 単勝 7 7枚 ワイド 7-10 1枚
  ブラックサファイアに逃げられたと思ったがゴール前にドラマがあったね。やはりコマサンダイヤの粘りの走りが一歩抜けていた。ブラックサファイアを完全に無印にしていて3着に残られたので、三連単は逃したが、あとは概ね良かった。それでもプラスにならないところは反省点だが・・。ま、なんとか持ちこたえているというところか。
  今回収支 -860
   (通常分) -1,650  (配当)2,650 (投入)4,300
   (単複・ワイド) +790  (配当)2,190 (投入)1,400
  今年度累計 +10,020(8/2・ばんえい大賞典終了時点)
   (通常分) +9,960 (配当 35,860 - 投入 25,900)
   (単複・ワイド) +60 (配当 8,560 - 投入 8,500)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は2週間後の8月16日(日)、ファン投票による夏の大一番、ばんえいグランプリ(BG2)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

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