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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年2月14日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第40回黒ユリ賞(2/15)

  2月の地方競馬は全体的にオフシーズン。平地でも地方ダートグレードは佐賀記念だけだし、ばんえいの重賞も今週の黒ユリ賞1本。少し一段落といったところです。しかし春が近づき、3月に入ると徐々に春のG1戦線に向け各馬ウォーミングアップといったところでしょうか。ばんえいの方も3月は重要なレースが目白押し。そろそろ馬券の感覚も養っておきましょう。それでは今週の重賞・明け3歳牝馬のいわゆる乙女たちの戦い・黒ユリ賞の予想です。

はむ!のばんえい重賞予想
2015年2月15日-10R 第40回黒ユリ賞(BG2)(18:10発走)

【出馬表及びはむ!の予想印】
第40回黒ユリ賞(BG2)
(2015年2月15日(日)18:10発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  アアモンドハナビ 牝3 640 阿部武 小林長 青毛 逃
タキニシサンデー 牝3 640 西将太 西康幸 芦毛 先
  アキバビジン 牝3 640 大河和 服部義 鹿毛 差
メムロコマチ 牝3 640 西謙一 西弘美 栗毛 追
シリウス 牝3 640 藤本匠 長部幸 鹿毛 先
  サンノハヤヒメ 牝3 640 浅田達 金田勇 栗毛 差
  アスリート 牝3 640 長澤幸 服部義 鹿毛 差
ホクショウモモ 牝3 640 松田道 松井浩 鹿毛 先
ワタシハサクランボ 牝3 640 鈴木恵 皆川公 青毛 差
  10 キタクリーン 牝3 640 尾瀬馨 尾瀬富 青毛 差
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 馬複 2=8,4,9,5,7,6 8=4,9 8通り
 三連複 2=8,4,9,5=8,4,9,5 6通り
 三連単 2→8,4,9→8,4,9,5 8,4,9→2→8,4,9,5 18通り
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえいの名物重賞の一つ黒ユリ賞。明け3歳牝馬の最強馬決定戦で、JRAで言えば桜花賞とジュベナイルフィリーズを足して2で割ったような位置づけである。過去の勝ち馬にはのちに名牝と言われる名馬たちの名前が並ぶ。
  開催時期が流動的であったため過去の傾向はつかみづらいが、640kgの定量戦なのでやはり実力上位の馬が優位だ。しかし3歳になったばかりの牝馬にとっては初めての重い荷物、各馬成長途上でもあり、現時点で力を推し量るのは容易ではない。
  ただ、昨年のキサラキク、一昨年のナナノチカラという勝ち馬の顔ぶれを見れば、上位で牡馬とも互角に戦えるほどの実績が必要であろう。ただ、混戦になれば3年前のハイカラサンのように展開がはまった馬が抜け出すこともある。こういった傾向を念頭に置いて考えたい。
  今年のメンバーもなかなかのくせ者揃いではあるが、やはりAクラス上位にいる馬は力を持っており信頼できそうだ。その中でも牝馬特別を2勝(白菊賞、いちい賞)しているタキニシサンデーの力が一歩抜けていると見る。それこそ昨年のキサラキクと似たようなタイプで、先行力があって障害もまずまず、最後はどこまで粘り込んでいくかといったところだ。900kg台前半の体重でばん馬としては比較的小柄なので、一気の重量加増には若干の不安がないでもないが、それは他の馬も条件は同じ。問題はないだろう。余談だが、ばんえいの芦毛馬はどれも先行力で勝負する馬が多いように感じる。
  相手探しはかなり難しいが、当欄ではホクショウモモに一発の魅力があると見て対抗扱いとした。デビュー前の第1回の能検ではメンバー中最も速いタイムを出しているように、元々スピードと力は持っている。いったんはまれば牡馬のトップクラスをも抜き去ってしまうほどだ。一時期は障害に戸惑うような場面も見られたが、近走は立て直してきている。障害横一線でそこからヨーイドンというような展開になればこの馬の出番だ。軽馬場が好ましい。
  もう一頭、一発の魅力を秘めている馬がメムロコマチだ。追い込み馬で出足は決して良くないが、末脚は確かなものを持っている。当欄ではヤングチャンピオンシップの時もこの馬を穴狙いしたが不発に終わった。ただこの時の相手は強い牡馬勢で少し控えすぎた感がある。今回は同世代牝馬同士の対戦で、前に行った馬が障害あたりでもたつくシーンがあると、まとめて差しきりという場面もあるだろう。ただアテにはしづらく、あくまで高配当狙いの単穴評価まで。
  ばんえいの初心者の方ならオーソドックスにワタシハサクランボあたりから狙うのが常道だろう。重賞ナナカマド賞で3着に入るなど、大きいレースで特に実績をあげている。今回はトップジョッキーの鈴木恵介騎手を配してきた。1000kg台を越え、メンバー中最も馬格がありパワーを感じる。ただ「おっとりした」性格なのか、やや反応が鈍い面があるように感じる。4着が多いように接戦になると甘さが出てしまうようだ。前走の着外と急激な馬体重増は何か因果関係があるか。ここに照準を合わせて仕上げるための布石かもしれない。当日の馬体重に注目。
  一発という意味ではシリウスも当然注目される一頭だ。一瞬の切れ味が鋭く上位に食い込むこともしばしば。しかし、それほどタイムが出ているわけでもなく、他馬の様子伺いで当てにしづらい部分がある。押さえ程度か。
  その他の馬では、特別戦で2着2回の実績を持つアスリートはペースが遅くなって前の馬に追いつければチャンスはある。サンノハヤヒメは惜しいレースが続いているが上位相手だとどうか。アアモンドハナビは最内からハナを奪いに行きそう。どこまで粘れるか。
  また、前走軽馬場で新境地を見いだしたアキバビジン、サカノメイホウの回避により最後の切符をつかんだキタクリーンが出走するが、上位とは力の差があり今回は厳しいか。

 はむ!の馬券買い目は上表のとおり。3月の重賞戦線に向けて資金を残しておきたいところだが、黒ユリ賞は過去2年馬券が取れているレースなので、なんとか勝負したい。やはりタキニシサンデー中心だが、高配当にも含みを残しておきたい。もっとも2,3番手に押した馬が穴馬なのでそのあたりが上手くはまってくれれば・・

  黒ユリ賞の結果・馬券成績は、2014成績表にアップするとともに、当欄でも回顧したいと思います。

  さて、次回ばんえい重賞はいよいよ年度最後のクライマックス。3月重賞4連発の第一弾は3月1日のチャンピオンカップ(BG2)です。予想のブログは重賞の前日までには更新する予定です。またその間できる限りコラムなども挟んでいきたいと思います。

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