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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年3月11日水曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第46回イレネー記念(2015/3/8)

  前回のばんえい重賞イレネー記念の回顧です。センゴクエースが圧倒的1番人気に応え優勝。史上初の明け3歳三冠をデビュー以来無敗で制するという歴史的なレースでした。

ばんえい重賞レース回顧
第46回イレネー記念(BG1)-2015年3月8日-10R 200m直 曇 3.1%
  1着◎(2)センゴクエース
  2着 (5)キンメダル
  3着▲(6)コウシュハスパーク
単勝 2 120円 三連単 2-5-6 4,950円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  明け3歳最強決定戦BG1イレネー記念は、無敗三冠なるかが注目されたセンゴクエースが前評判どおりの強さを見せ、追いすがるキンメダル以下を突き放し快勝。これでデビュー以来9戦9勝、史上初の三冠馬となった。
  第二障害を越えてすぐセンゴクエースと併走したキンメダルが最後脚が上がりながらも粘り2着、3着は中団から追い込んできたコウシュハスパークだった。2番人気のホクショウキズナは先行したものの第二障害で止まってしまい6着となった。単勝はむろん1番人気の1.2倍。三連単は49.5倍だった。
  この日は各レース時計のかかる馬場。レース序盤はほぼ横一線だったが、第一障害を越えてセンゴクエースが軽々と前に出つつも刻みながらマイペースで進み、その間先行馬テンカトウイツ、タキニシサンデーといったところが前の方へ、その後中間からキンメダルが先団に取り付き第二障害へ、ホクショウキズナも遅れをとるまいとこれらに追いつく。第二障害は最初にキンメダルとホクショウキズナが同時にチャレンジしたが、ホクショウキズナは障害途中で立ち止まる。キンメダルの方はなんとか腰を入れてクリア。しかしこの様子を見ていたセンゴクエースが弾みをつけて障害を越え、キンメダルと2頭のマッチレースとなった。途中までは接戦だったが、残り20mぐらいからセンゴクエースが引き離しにかかったところ、キンメダルの方が一杯になり、そのままセンゴクエースがゴールまで駆け抜けた。キンメダルは2回止まったが、その後の馬たちを引き離していたので2着でゴール。十分溜めて障害を3番手でクリアしたコウシュハスパークがタキニシサンデー、テンカトウイツとの接戦を制し3着に入った。
次走へのひとことメモ
  センゴクエース(1着):堂々の三冠。終わってみれば圧勝だった。ゴール前の突き放すような伸びはただものではない。障害でふらついたり、道中いわゆるソラを使うように見えるのは若さなのかもしれず、成長によりさらに強くなる余地がありそうだ。父(ウンカイ)も成し遂げられなかった明け3歳三冠を達成したと同時に、母(サダエリコ)の忘れ形見を披露した形になった。来年の目標はおそらく父と同じ3歳クラシック三冠ということになるであろう。しかし来年度はいきなり古馬のA1クラスあたりにランクされそうで、条件は相当厳しくなる。今後はどこに使ってくるかが注目される。
  キンメダル(2着):前走の敗戦も踏まえてか積極的なレースで果敢に攻めていったのが結果として2着に粘り込めたということであろう。馬体も仕上がっていたようだ。勝った馬とは力の差がありさすがに最後はバテたが他の馬には離して勝っており、力のあるところは見せている。先行力・障害力とも十分持ち合わせており、センゴクエースがいないレースではやはり中心となっていくであろう。次走は年度末の特別戦か。
  コウシュハスパーク(3着):先行馬を深追いせず、あくまで自分のペースでレースをした結果3着まで来たというところではないか。障害もスムーズにクリアした上、末脚のしっかりしたところを見せており、今後適鞍に戻ればさらに活躍できそうだ。ただこの日のようにやや時計がかかるレースを望みたいところだろう。
  タキニシサンデー(4着):メンバー中最も軽量の牝馬で力不足の懸念はあったが、先行力を生かし前々で競馬をし、障害を越えてからも最後までしっかり走りきった。これぐらいの重量は問題ないところを証明し、収穫があったと言える。次走は年度末の牝馬特別戦で受けて立つ側に回る。
  テンカトウイツ(5着):この馬も先行力が身上であったが無理せず自己のペースで走りきった。障害の膝折がなければ3着まではあったか。今回プラス20kgときっちり体を作ってきた成果も見られた感じだ。馬体が成長すればさらに力が出せそうだ。
  その他では、6着に沈んだホクショウキズナは、障害がひと腰で越えられなかったことが悔やまれる。しかし前半から無理して前に行こうとしていた感もあり、やや体が重かったのかもしれない。巻き返しに期待。メムロコマチ(7着)はやはり上位馬たちのペースについて行くのがやっとという印象。それでも最後はよく追い込んでいた。ホクセイボス(8着)、サカノメイホウ(9着)、エーチャン(10着)は力負けというところか。

はむ!の予想結果(;´Д`)
  まずセンゴクエースに拍手。これから本当にばんえい界を盛り上げるスターとして期待したい。と人ごとのように言っているが、馬券の方はキンメダルを軽視したために、全く当たらず・・・。センゴクエース頭にした三連単で4,950円もついたことを考えると、コウシュハを▲にしていただけに、もう少し手を回せなったかと悔やまれる。ホクショウキズナの方を結構買ってしまっていたので負けは大きい。いっそのこと1.2倍付くならセンゴクエース単勝1万円とかそんな買い方ができればいいのだけど、そこまで勇気はなかった。折角スターの誕生で喜ぶべきところなのに、馬券が取れないとなんかその気持ちが半減するというところが、偉そうにばんえいを語っていても、やっぱりギャンブル遊びの種にしている自分なのであった。さあ、次いってみよう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  さて、次回ばんえい重賞は3月15日ポプラ賞(BG3)です。予想記事は前日3月14日までに掲載予定です。また、それまでもコラムなどを書けたらと思っています(といつも言ってますが最近書けていません。)

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