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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年7月2日木曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第9回柏林賞(2015/6/28)

  先週の競馬界で、JRAでは大きなニュースが2つありました。今年上半期のグランプリ宝塚記念で圧倒的1番人気のゴールドシップが大きく出遅れて大敗。二冠馬デュラメンテが骨折で戦線離脱。競馬は本当に何が起こるかわかりません。ばんえいの方も競馬ですから、やはりアクシデントはつきもの。今週もスタートで出遅れた馬、障害を越えられなくて大敗した馬などいろいろです。絶対がないからまた楽しめるのだと思いますが、出来ればすべての馬がベストの条件で出走してもらいたいものです。それでは28日に行われました柏林賞の回顧をどうぞ

ばんえい重賞レース回顧
第9回柏林賞(BG3)-2015年6月28日-10R 200m直 曇 1.8%
  1着 (6)カゲホウトウ 1分47秒0
  2着▲(5)アアモンドセブン
  3着△(9)カイシンゲキ
単勝 6 1,380円 三連単 6-5-9 110,440円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  4歳三冠の第1戦は、6番人気のカゲホウトウが障害をひと腰でまとめ一気に走りきり重賞初制覇。2着は先行馬の牝馬アアモンドセブン、3着は2番人気のカイシンゲキ、1番人気で当欄も◎としたカンシャノココロは5着に終わった。
  馬場水分は1.8%、平地競馬で言えば稍重程度の丁度良い馬場だった。レース前半からカゲホウトウの勢いが良く前方へ、そしてアアモンドセブンが第1障害を越えてハナを奪い、カンシャノココロあたりが続く展開。先行馬ハクタイホウはこの時点で中団グループで追走にやっとという状況。第2障害は前述の3頭が並び、他の馬たちが到着する前に、アアモンドセブンとカンシャノココロがほぼ同時に障害越えに挑むが、ややもたつく。その間を障害を十分溜めたカゲホウトウが一気に障害をクリアし先頭へ、アアモンドセブンが2番手で降り、その後内からホクショウメジャーが3番手、カンシャノココロ、ホクショウマサルが相次いで降りて続いた。カゲホウトウは障害を越えてからは楽な手応えでほとんど追わずにそのままゴール。最後は10馬身程度つける圧勝。これに続き、2番手で降りたアアモンドセブン、ホクショウメジャーとほぼ等間隔でも粘り込みを図ろうとしたが、障害で手間取っていたカイシンゲキが外から早足で追い込み、微妙な2着争いまでもつれ込んだが、アアモンドセブンがわずかの差で残って2着。カイシンゲキが3着。やや先に行ったホクショウメジャーが4着に入った。

次走へのひとことメモ
  カゲホウトウ(1着):鮮やかな勝ち方だった。前半から積極的に前に行きつつも、第2障害では焦らず十分な溜めを作って、先行馬勢を横目にひと腰で抜け出すという理想の展開を作れたのが勝因であろう。大河原騎手の仕掛けタイミングも絶妙だったと言える。この後は重賞は一息つき、古馬勢との対戦を重ねることとなる。クラスが上がって相手も強くなるが、今回のような展開を刻めればどのような相手でも戦えそう。これまでの体質の弱さも改善して体もできあがってきた感じで、今後さらに強くなっていきそうな気配だ。
  アアモンドセブン(2着):馬体もやや絞れて相当狙ってきていた様子。第2障害までは先頭を進み最後まで粘り込むというこの馬らしいレースは十分できた。勝った馬にはうまく走られたが、それでもしっかりついて行っており、最後は急激に追い込んできた馬をしのいで粘り込んだ。今後は次走の軽量戦を使った後、自己条件のB1で走ることになり相手も強化されるが、この馬の持ち味どおり先行力を生かして走れば互角かそれ以上の勝負はできるだろう。
  カイシンゲキ(3着):十分復調していた。先行馬を見ながらのレースのためやや出遅れ感はあったが、障害をなんとかまとめて、降りてからの脚はしっかりしていた。前の馬には届かなかったが、昨年の勢いを取り戻した3着だった。今後はクラスが据え置きなので、自己条件戦を戦いつつ、次の世代重賞銀河賞を狙っていくか。
  ホクショウメジャー(4着):3番手で障害を降り、ほぼこの馬の走りはできており見せ場は作ったが、持ち前の切れ味を十分発揮できず、最後かわされて馬券圏外の4着に沈んだ。もう少し軽馬場なら接戦に持ち込めていたかも知れない。調子は落としてない様子なので、今後はまた自己条件戦を戦いながら、銀河賞を狙うプランか。
  カンシャノココロ(5着):ここ3走の成績からか結局最後は1番人気に推されていた。前半は順調だったが、障害では崩れはしなかったものの手間取ってしまった。鋭い脚も見せたが、いかんせん後ろ過ぎた。次走は軽量戦の天の川賞で立て直しを図る。
  その他では、ホクショウマサル(6着)は不調続きでかつトップハンデと不利な条件ながら障害を上手くこえて、見せ場は作った。さらなる復調期待。ハクタイホウ(8着)は始めから行き脚が悪く、勝負にならなかった。キサラキク(10着)も珍しく障害転倒してしまった。このあたりは同世代戦になるとハンデが重く、一方、自己条件の古馬戦に戻ると相手が一気に強化されるなどの苦しみがある。当面は調整しつつ、かなり先になるが次の年明けの天馬賞を最終目標に、レースをこなしながら立て直しを図るという形になるだろう。

はむ!の予想結果(;;)
  ・全部外れ   ここで印を付けた馬が2着から5着に入るという残念な結果。カゲホウトウまで手が回らなかった。ワイド狙いの方もカンシャノココロが沈んでしまった。外す方の馬は狙いどおりだっただけに、それが馬券につながらないところが苦しい。旭川記念の貯金が少しあるし、次頑張ります。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2015データ・馬券成績表)

  さて、次回ばんえいの重賞は、2週後の7月12日北斗賞(BG3)です。次回重賞の前日までにまた重賞予想を書きます。この間もできる限り何らかの記事が書けたらと思います。引き続きご愛顧ください。

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