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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年3月13日月曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第38回ポプラ賞(2017/3/12)

ばんえい重賞レース回顧
第38回ポプラ賞(BG3)-2017年3月12日-10R 200m直 晴 1.3%
  1着◎(1)センゴクエース(鈴木恵)1分53秒4
  2着△(5)アスリート
  3着▲(4)キンメダル
単勝 1 190円 馬単1-5 3,470円 三連単 1-5-4 10,710円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい明け4歳、5歳の世代対抗戦、第38回ポプラ賞は、1番人気のセンゴクエースがトップハンデを克服し最内から抜け出して快勝。重賞は早くも10勝目となった。またこのレース史上初の連覇となった。
  昼間はプラス気温となる日が続き、1.4%で馬場状態も砂ぼこりが上がるほど乾き気味でやや時計のかかる馬場。レースは前半はほぼ横一線でスタート。始めはゆったりした展開だったが、軽ハンデのタカラシップがやや前に出て、両端のセンゴクエース、ホクショウディープがこれについていき、徐々にスピードが上がっていった。先にタカラシップが第2障害手前に到着し、各馬が揃うや否やすぐに障害を仕掛けた。ぐいぐい押して天板近くまでは来たものの、もう一踏ん張りが効かずストップ、続いてホクショウディープも仕掛けたが膝を折り、この間に障害をひと腰で抜けたのはバウンティハンター。次にアスリートが続く。これらを見るようにセンゴクエースが軽くよれながらも障害をクリア、前はバウンティハンターが前に出るところをアスリートが迫る。しかし最内から1番人気センゴクエースがトップハンデ800kgを引っ張りながらも一歩一歩前に迫り、残り20mで並んでからはその勢いのまま伸びて、そのままゴール。2着にはアスリートが粘り、バウンティハンターも3着は確保できそうだったが、ゴール直線でストップ。障害5番手あたりから前を追っていた2番人気キンメダルが逆転して3着に入った。バウンティハンターが4着で1着から4着までは5歳馬が占めた。3番人気で当欄では対抗に推したホクショウディープは最後失速して7着だった。

次走へのひとことメモ
  センゴクエース(1着):トップハンデ、最内枠、この馬にとって決して良い条件ではなかった。しかも馬体重減、レース前もイレ込む様子を見せるなど調子も万全でないように見えたが、それ以上にこの馬の強さは並みではなかった。速くなるペースにも落ち着いて対応。障害もしっかりさばいて差し切り勝ち。正に横綱相撲であった。さて、今後は古馬戦線だがどういうローテーションで使っていくのか。さしあたっては年度明けのオッズパーク杯か一息入れて旭川記念あたりが狙い目か。同厩舎のオレノココロとの兼ね合いもありそう。
  アスリート(2着):障害をしっかり越えて最後まで緩むことなく走りきった。今回の好走は、近走不利な条件で勝てないまでもしっかり出走して自分の走りに徹してきたことが、こういうレースで力を発揮できた要因であるといえる。来シーズンも自己条件や牝馬レースで中心的存在になっていくだろう。
  キンメダル(3着):これまでの実績や安定した走りなどから2番人気まで押し上げられていた。最後は力で3着まで来たが、やや淡泊な走りで、アスリートあたりからも後手に回り見せ場を作れなかった。今シーズンは一般レースの1勝のみ、今後自クラスでもう少し勝てるレースを身につけたい。
  バウンティハンター(4着):今回は以前の重賞勝ちの時と同様、積極的な走りで障害もしっかり越えて一旦は先頭に立つなど見せ場を作った。この馬も古馬上位陣との実戦で揉まれ力を付けたように見える。他馬に動じずペースを作れる馬で、今後も古馬戦で好勝負が期待できそう。
  ツルイテンリュウ(5着):4歳馬最上位。本来の自分からレースを作りに行くような走りをさせてもらえず、障害でも苦しんだ。それでも最後諦めず粘り強く掲示板に食い込んでくるあたりは、さすが重賞ばんえい菊花賞を勝っただけのことはある。次の狙いは他の4歳勢同様6月の柏林賞か。
  その他では、タカラシップ(6着)は軽ハンデを生かし積極的なレースで展開を作った。さすがに障害で力尽きたが、挑戦者として十分見せ場を作った。ホクショウディープ(7着)は障害での崩れが全て、あとはやはり若馬の大外枠の厳しさが感じられた。全体として5歳馬の力が上回り一日の長を見せた。4歳馬勢は次シーズンも世代重賞があるのでそこで切磋琢磨しての巻き返しに期待。

はむ!の予想結果
  ◎△▲で特に2着に若干人気薄のアスリートが来てくれたので良かった。しかし馬複は確かに6枚押さえていたのでそこそこついてくれて良かったのだが、三連単もやったと思ったところ、あれ?買ってなかった。確かに10番のホクショウを外すパターンを買っていなかったのだった。よく馬複を厚めに買えてたものだ。しかし一気に取り返すチャンスを逃すあたり重ね重ね馬券下手な自分にあきれているところ。最後のばんえい記念でなんとか頑張ろう。
  今回収支 +9,200 (配当)14,700 (投入)5,500
  (今年度累計)-49,010

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)

  そして次週はいよいよ今シーズンのクライマックス。1トンレースのばんえい記念(BG1)です。3月20日(月)と今年は祝日月曜日の第9レースなので注意しましょう。前日発売もありますので、当欄ではできる限り土曜日のうちに、遅くても前日までには見解を書きたいと思います。

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