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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年10月21日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第42回ナナカマド賞(10/20)

ばんえい重賞レース回顧
第42回ナナカマド賞(BG3)-2019年10月20日-10R 200m直 晴 1.9%
  1着◎(6)キョウエイリュウ(松田道) 1分22秒6
  2着○(1)ゴールデンペガサス
  3着 (10)コマサンダイヤ
   単勝 6 130円(1番人気) 馬複 1-6 1,290円 三連単 6-1-10 5,300円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい2歳最初の重賞・第42回ナナカマド賞は、1番人気のキョウエイリュウが障害4番手から直線で一気に抜き去り最後は突き放して快勝。デビュー以来無敗の8連勝で重賞制覇となった。松田道明騎手、村上慎一調教師ともに銀河賞に続き連続重賞勝ち。松田騎手は2013年ホクショウメジャー以来3度目のナナカマド賞優勝で重賞は通算52勝目。村上厩舎はナナカマド賞初制覇。

レース振り返り
  帯広は前日に冷たい雨が降り、当日は天気が回復したものの馬場は水分を十分含んでおり基本は軽馬場。ただ昼間は晴れて風もあったため障害周辺では乾いているという難しい状況であった。
  レースは、スタートから各馬一斉にダッシュ。特にキョウエイリュウのスタートが良く第1障害を先頭で越えた。キョウエイリュウが早めに刻みを入れている間に、先行することが予想されたアヴエクトワとゴールデンペガサスの内枠の2頭が追いつき、1,2障害の中間では大外のコマサンダイヤも前に取り付いた。その後はエンゼルフクヒメ、トワトラナノココロあたりが続いた。この中からアヴエクトワとゴールデンペガサスが抜け出し、1,2回刻んだ程度で一気に第2障害手前に到着、ここまで39秒のハイペース。
  2頭に続いてコマサンダイヤそしてキョウエイリュウが第2障害に到着するやいなや、まず障害を仕掛けたのがアヴエクトワ。ほどなくゴールデンペガサス、そしてコマサンダイヤが相次いで障害にチャレンジ。いずれも一歩一歩踏みしめて障害を越え、この3頭がほぼ並んで先頭争いを展開。1番人気のキョウエイリュウの方はこれらを見るようにじっくり溜めてから障害越えに挑み、スムーズに障害を越えた。それからはキャンターで一気に前の3頭に迫り、早くも残り30m手前の時点で一気に抜き去った。先に行っていた3頭も粘ろうとするがスピードが全く違った、キョウエイリュウはさらに突き放し、最後は5馬身ほど差をつけ余裕のゴールとなった。2番手争いからアヴエクトワが徐々に後退、2着をめぐってはゴールデンペガサスとコマサンダイヤの争いとなり、残り20mあたりからコマサンダイヤの方がやや緩んで、ゴールデンペガサスがそのままのペースを保ち2着に入った。2番人気コマサンダイヤは、後続のキタノボブサップとトワトラナノココロが少しずつ迫ってきたものの、序盤のリードを守り3着。4連勝で3番人気に推されていた牝馬エンゼルフクヒメは障害で立ち止まり、9着に終わった。

次走へのメモ
キョウエイリュウ(1着):やはりモノが違った。久々やトップハンデなどいろいろ不安点はささやかれたもののこれらは杞憂に終わった。今回は逃げ一辺倒のこれまでと違い他馬を見ながらじっくり攻めて行く作戦。最後で差し切れる自信があってのものだろう。障害もスムーズで全く問題なかった。今後、多少斤量が増になっても対応できそうで、センゴクエース以来の2歳三冠を達成できる可能性はかなり大きくなってきた。まずは次の重賞ヤングチャンピオンシップに向け予選の十勝産駒特別をしっかり勝ちたいところ。
ゴールデンペガサス(2着):持ち味の先行力とスピードを生かし好走。30kgの馬体重増と調子の良さを示していた。今回は勝ち馬に差をつけられた格好だが、直線での粘りも見せており、大敗感はない。既に1050kgを越えるスケールの大きな馬であり、これからさらに成長して力をつけてくれば面白い存在になる。次はまずライバルの多い十勝産駒特別でしっかり2着以内をめざす。
コマサンダイヤ(3着):青雲賞の勢いをそのままに、積極的なレース展開で3着に粘り込んだ。大外枠で周りのペースも速く、障害への対応も心配されたがほとんど影響はなかった。安定した力を出せるようになってきており、むしろ今後の伸びしろの方が大きいか。斤量増も歓迎材料だろう。当面の重賞もあるが、長い目で見ていきたい。
キタノボブサップ(4着):好位につけ最後の直線でじわじわ伸びていくという、この馬の走りはしていた。しかし今回は速いペースについて行くのがやっとという印象。ペースが落ち着けば本来の持ち味が発揮できるようになるだろう。馬体重は17kg増であったがまだ小柄でもう少し成長を待ちたい。
トワトラナノココロ(5着):上位馬のスピードには遅れを取ったものの、好位につけ最後まで伸びており、この馬自身の走りはできていた。一時期は伸び悩んでいたように見えたが、安定した走りは維持しており、今後力をつけていけば上位での活躍が期待できる。
  その他では、結局牡馬に力の差を見せられた形になった牝馬勢だが、その中ではニセコヒカル(6着)は追加出走ながら、後方待機から最後詰めていくこの馬の形を見せ牝馬最先着。当欄で単穴として狙ったアヴエクトワ(7着)は最後一杯になったものの、第2障害を越えたあたりまで先頭に立つなど見せ場は十分であった。また4連勝で3番人気に支持され期待されたエンゼルフクヒメ(9着)は速いペースに巻き込まれ、障害でも止まってしまい、持ち前の切れ味を発揮できなかった。ただ牝馬勢も流れが変われば上位進出の可能性はあり、次の重賞に向けた立て直しを期待する。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 6 7枚 枠複 1-6 1枚 馬複 1-6 1枚 三連単6-1-10 1枚
  キョウエイリュウはやはり強かった。そして久々に当欄での◎が1着。単勝は思い切り安かったけど、まず本命を当てることは大事。2着も○で馬複、枠複は結構配当付いたしこれは満足だ。3着は無印だったが3連単もよく押さえていた。これも1着を当てたからできたようなものだ。プラスはわずかだったが、それでもマイナス街道も深いところに向かいかけていただけに、まずは歯止めをかけられたことは収穫だ。1週おいて3週連続重賞が待っているので、ここでなんとかまた落ちていかないように頑張らなければ。
  今回収支 +2,840
   (通常分) +3,730  (配当)7,930 (投入)4,200
   (単複・ワイド) -890  (配当)910 (投入)1,800
  今年度累計 -11,120(10/20・ナナカマド賞終了時点)
   (通常分) -4,620 (配当 38,980 - 投入 43,600)
   (単複・ワイド) -6,500 (配当 8,100 - 投入 14,600)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後の11月3日、古馬重賞で4大記念競走の第3弾、北見記念です。そして北見記念を含め3週間連続で重賞があります。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。また、11月5日には平地競走ですが、地方競馬の祭典JBC3レースが開催されます。今年は初めて浦和で開催されるということでこちらも楽しみです。こちらの方も例年馬券は買っており、こちらでも公開しておりますので、今回も簡単な予想をしてみたいと思います。

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