はむ!のばんえい多々雑感
正月の天馬賞以来重賞がなく本業の方も忙しかったので、ばんえい自体から少し離れていましたが、やはりばんえいがライフワークの一部になっている以上次の重賞には戻ってくる自分がいました。
もう忘却の彼方になりつつありますが、天馬賞は自分にしては非常に珍しく三連単が◎○▲で的中!本命サイドなのでほとんどゼロに近い収支だったけど・・・。ホクショウユウキはやはり強かった。自分はニシキエーカンの方に注目していて、最後の見せ場では声まで出たけど、惜しくも追いつかなかった。でも、贔屓の馬や騎手がいると応援にも力が入りますね。だから競馬はやめられない。なお、その後の先週のレースでエーカンはついに復活の勝利を遂げたようでよかったです。
ところで話はそれますが、1月に入ったばかりのころ、2013年のJRA賞の発表があり各部門の年度最優秀馬も決まりました。その顔ぶれはなるほどとは思うのだけど、地方競馬ファンとして個人的に一つだけ残念だったのは「最優秀ダートホース」に、地方G1を1年で4勝もしているのにホッコータルマエが選ばれなかったことです。選ばれたのはJCダートに勝ったベルシャザールで、この馬に不満があるわけではないけれど、勝った重賞はそれだけ。一方タルマエの方はかしわ記念、帝王賞、JBC、東京大賞典と地方最高峰の重賞をほとんど勝っている。それでも選ばれないとは、やはり地方重賞は格下なのか?と残念な思いでした。「JRAの賞」だから仕方ないけど、タルマエだってJRAの馬でしょう?それなら年度代表馬はロードカナロアではなくてオルフェーブルであるべき。海外は上なんだ。。新春のグリーンチャンネルでやってた社台の人の話を聞いていても思うんだが、やはり向いてる方向が違うんだなと感じました。何千万あるいは何億円単位で馬の取引しているんだからなぁ。(ちなみにばんえいの馬は200万円前後、それも競走馬としてじゃなく・・・)
ま、野球やサッカーでも海外(マーくんや本田など)>日本(セ・パやJ)>地方(独立リーグとかJFLとか)という構図だし、スポーツの世界はそういうものですけどね。だから腑に落ちないというよりも、がっかりというのが正直なところです。
愚痴はこれぐらいにして、今年はハッピースプリントやプレイアンドリアルあたりに地方の意地を見せてもらい、JRAオンリーの人々に少しでも地方に目を向けてもらうのが願いです。ついでにばんえいにも!
さて、ばんえいの話に戻って、1月26日はヒロインズカップ(BG2)です。古馬の牝馬戦では最も格上のレース。JRAで言えばエリザベス女王杯のような位置づけのレースです。雪の予報も相まって大混戦が予想されますがどうでしょうか。(なお、最近は重賞の発走時刻がコロコロ変わっていますので注意です。)
はむ!のばんえい予想
2014/01/26-10R 第24回 ヒロインズカップ(BG2)(18:05発走)
(はむ!の予想印)
◎ (7)アアモンドマツカゼ
○ (5)ダイリンビューティ
▲ (8)ユーファンタジー
△ (9)ニシキウンカイ
注 (4)タケノビジン
(はむ!の見解)
ばんえいの古馬牝馬の現状は、先日までは昨年のこのレースを勝ったブラックパールがオープンクラスでリーダー(AKB風に言えばセンター)的存在だったが、昨年末に急死。現在の賞金トップは同じ年齢のアアモンドマツカゼとなっている。しかしこの馬は重賞を勝ったことがない。その他現在のトップ10は個性派揃いではあるが、抜けた存在はいない。それだけにどの馬が女王になるか、このレースの興味は高まる。
その中で、昨年のオークスを勝って今回出走すれば中心視された4歳馬ナナノチカラだが、登録がありながら回避。この馬は時々こういうことがある。スピードは抜群だが、あまり丈夫な馬ではないのだろう。しかし上から11番目、12番目にはアグリローズ、カネサマドカと出てくればおもしろそうな馬がいただけに、回避するのなら早めに表明してほしかった気がする。その辺の事情はよくわからないので、一ファンとしての感想にとどめておくが、もう少し情報がほしいところ。
さて予想だが、雪がどの程度降るのかで変わってくるが、降水確率は12時からと18時からいずれも50%ということで軽くはなるが障害直行する馬が出るような馬場にまではならないとして、やはり中心は6歳馬アアモンドマツカゼか。重賞は過去4着が最高と、大きいレースになると若干弱い面があるが、古馬のトップクラスに揉まれてレースをしてきており、実力は十分だ。先行力がある上に持続的に力を出せるため大きく崩れることもないだろう。(4着ぐらいにとどまる可能性は大いにあるのだが・・)今回は勝ちに来ているのではないか。
相手は、3年前のオークス馬ダイリンビューティを押さえておきたい。こちらも最近の成績こそ上がっていないが、常に上位で戦ってきた馬である。やはりスピード優先の先行タイプだが、粘り強さも出てきた。障害も得意な方の部類に入る。今回トップハンデよりも10kg軽く出られるのも大きい。軽馬場になればなお有利だ。ただ、切れ味はないだけに同タイプの馬に競られると厳しいか。
忘れた頃にやってくるのが、ユーファンタジーだ。障害は本当に苦手であり全くアテにはできないが、一旦障害を越えられれば追い込みの脚は一流だ。もう9歳となり上積みはあまり望めないが、それでもスピードに衰えはない。他の馬がもたつけばもたつくほどチャンスは大きくなるので重量戦はむしろ歓迎だ。「賭け」ならこの馬に。
5歳馬勢も力がないとは思えないが、苦戦が続いている。その中でもう一度ニシキウンカイには期待したい。こちらも障害が苦手な上に、中間置いていかれる傾向にある。まだまだ力の差があるようにも思えるが今回は最も軽いハンデ、そしてこの馬は重賞になると人気薄でも好走することがあり大舞台に強いタイプだ。1着は難しいかもしれないが、三連単、三連複の相手には押さえておきたい。
力関係が不明な馬が一頭。昨年6月以来7か月ぶりに登場してきたタケノビジンだ。ここに出てくるくらいだから十分調整はされているのだろうが、久々の実戦では狙いにくいところ。しかし実績はある馬で、牝馬ランキングでは2番目。力強く牡馬を封じ込めたレースが印象に残るだけに、復帰してきた安部騎手の手綱が冴えればあっと言わせる場面があるかもしれない。やはり押さえに一考だ。
他では、百戦錬磨の9歳馬で末脚鋭いニシキエースもはまれば怖いし、障害巧者コマクインが軽馬場で逃げ粘りということも考えられるが、馬券となると際限なく手を広げすぎるので絞りこむためにはよくて3着狙いまでにしておきたい。
あと、この欄で割とひいきにしてきたアグリコトブキだが、さすがに近走パッとしない感じであり、今回は見送りたい。(そういう時に限って突っ込んできたりするかもしれないが)あと一頭5歳馬タカラハヤヒメも一発の魅力はあるが、さすがにここではどうか。
(はむ!の馬券)
個人的にはユーファンタジーやニシキウンカイの方に思い入れがあるが、やはり馬券となるとアアモンドマツカゼは絡んでくると見ている。ただ1着絶対ではないので、3連単マルチかな。もう一頭軸を絞りたいけど、それは難しい。タケノビジンは当日の馬体重やパドックの様子を見て入れるか外すか決めます。外した場合は代わりに3着付けオンリーで印を打たなかった馬を入れて総流しかな。
三連単(マルチ) 7→5,8,9,(4)→5,8,9,(4) 又は7=5,8,9→総流し
次の重賞は2月16日黒ユリ賞です。おそらく当欄の書き込みはその直前になると思います。(本当はそれまでに書きたいのですが、きっと忙しいと思うので・・・)よろしくお願いします。
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