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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2014年11月22日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2014】第5回ドリームエイジカップ(11/23)

はむ!のばんえい多々雑感
  最近のニュースで、大量の弱った犬が河川敷に捨てられていたというのがありました。そして各地で不法遺棄された犬猫が見つかっているというニュースが相次いでいます。こういうことは、今になって始まったことではないが、最近特に増えているそう。その理由はいろいろありますが、ブリーダーを名乗る業者が、チワワやプードルなど流行で売り物になる子犬を出せなくなった繁殖犬の処分に困り捨てたというケースなどが多いようです。つまり産業廃棄物の不法投棄の問題になっています。
  一般的にこういうニュースが出ると、「ひどい」「かわいそう」だとかそういう感情が行き交います。一方では「犬をモノ扱いしてけしからん」とか「人間のエゴで・・」とかいう言葉で、飼い主まで含めて犬猫に関わる人々が責められるような風潮もあります。行き場を失ったワンニャンたちは保健所行きになってさらに悲惨な結末が・・・これがさらに非難の対象になったりします、
  しかしこれが犬ではなく馬だったら?競走馬の世界もブリーディングが基本で、血統中心主義。レースに使えず又は生産ラインにも必要のない馬は残念ながら(人間の手によって)処分されるのが当たり前です。馬の場合は保健所ではなくて解体業者などの手によって処理されます。市場にすら出ずにいっさい日の目を見ないまま星となっていく馬も相当います。ましてやまるまる太ったばん馬などは初めからレースに出ること自体考えられていない馬も多く、そういう馬は一定の時期が過ぎると、それなりの所に連れて行かれます。
  何が言いたいか?こういう馬の処理システムをそれなりに理解している者からすると、犬猫の問題がことさら社会問題のようにニュースになることには若干の違和感を感じます。(犬と馬は生きる目的が違うから一緒にするなという意見もありますが、「人間のエゴ」という観点からすれば変わりはないでしょう。)
  動物に対する感情というのは、人それぞれで、立場が変われば考え方もいろいろ。国や宗教などグローバルな問題にも絡むテーマです。ただ犬猫にしても馬にしても、人間のそばで産まれた彼らの幸せは、きっと人間とともに生き、そして人間の役に立つということだと思います。そんな中では短い一生を終えてしまう場面もある程度は受け入れないといけないのかもしれません。そういうことを想いながら、今日も競馬をやります。

はむ!のばんえい予想前回の結果
  さて、前回のばんえい重賞・クインカップ(11/9)の結果を振り返ります。
  重賞になると滅法強いナナノチカラが持ち前の末脚を爆発させ馬快勝。黒ユリ賞、オークスそして今回のクインカップとこれまでの同世代牝馬重賞を総ナメという結果になりました。馬場水分1.5%と重めで時計のかかる馬場、レースは大方の予想通り、軽量のキタノシャネルが出足よくハナを切り、やはり先行馬のフジノルビーがこれを追う展開。有力馬勢はあまり無理せず先行馬を見ながら好位置につけるという作戦。キタノシャネルが果敢に逃げて第2障害も先頭でクリア。フジノルビーの方は膝を折りストップ。これを横目に有力馬クインフェスタが早めに仕掛け、障害を軽くクリア、そうなると失速してきたキタノシャネルをかわし先頭へ、内からセイコークインらも越えてくるが、4,5番手でナナノチカラが障害をうまくクリア、こうなるとこの馬はものすごい鬼脚を持っており、キャンターで一気に前を追い、すぐに先頭を行くクインフェスタまで追いつき一騎打ちに。そしてその勢いでナナノチカラが前に出てそのままゴールしました。クインフェスタも強いレース運びでしたが切れ味勝負で惜しくも2着に。その後は、少し離れて最内からセイコークイン、外からコウシュハクィーンとこれも有力馬が端枠の不利を感じながらも、スピードの落ちてきたキタノシャネルをかわし、3着争いまで。最後はセイコークインが粘りこみ、結局1,2,3番人気の堅い決着となり、4着のコウシュハクィーンまで入れると結局上位4頭が強いレースを見せたというレースでした。逃げたキタノシャネルが5着、穴人気したフジノルビーは膝折がたたり9着でした。
  はむ!の馬券は、見事三連複特券でゲット!と喜んだのもつかの間、払戻金は三連複320円という超ガチガチ。しかも三連複は4頭BOXで買うと3点ではなく4点だったというミス。他にもクインフェスタ頭の3連単などヒモ穴狙いの馬券もちまちま買っていたため、取りガミなんて言葉を使うのもはばかるほど情けない結果になりました。次がんばろ。

   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  さて、先週までナイター開催だったばんえい。今週から暮れまでは準ナイターということで、全体的に1時間繰り上がり開催されます。コースもロードヒーティングが入れられ冬仕様。しかし益々熱いレースが期待されます。今週は各世代代表選抜のドリームエイジカップ。いつものメンバーではありますが、荒れる要素もあり?早速予想いきたいと思います。

はむ!のばんえい重賞予想
2014年11月23日-10R 第5回ドリームエイジカップ(BG3)(19:05発走)
【出馬表及びはむ!の予想印】
第5回ドリームエイジカップ(BG3)
(2014年11月23日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上馬齢選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  ニュータカラコマ 牡6 780 藤野俊 村上慎 鹿毛 追
オレノココロ 牡4 770 鈴木恵 槻舘重 青毛 先
  キタノタイショウ 牡8 780 大河和 服部義 栗毛 差
  ホクショウユウキ 牡5 770 松田道 岡田定 鹿毛 先
  ホクショウバトル 牡7 750 島津新 岩本利 鹿毛 先
  インフィニティー 牡8 760 尾瀬馨 金田勇 鹿毛 先
○  トレジャーハンター 牡7 760 浅田達 金田勇 鹿毛 逃
コウシュハウンカイ 牡4 760 藤本匠 大友人 栗毛 先
ニシキエーカン 牡5 770 工藤篤 村上慎 栗毛 差
10 オイドン 牡6 770 安部憲 鈴木邦 栗毛 追
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 単勝 8,10  応援馬券(単+複)9
 馬複 8,7=8,7,9,10,1 合計7通り
 三連単(BOX) 8,7,2,9 合計24通り
 三連単(フォーメーション) 8→7,2→9,10,1,3,4 合計10通り
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  馬齢対抗戦と他の競馬にはない条件の重賞ドリームエイジカップ。4歳から7歳及び8歳以上からそれぞれ2頭ずつ。しかし賞金上位から選ばれるので結局はいつもの古馬重賞と似たようなメンバーになる。ただこの時期とメンバーにしてはやや荷物が軽いレース、また層が薄めの年齢から出てきた馬はハンデに恵まれ、一昨年のテンマデトドケ、昨年のトレジャーハンターと人気薄が大駆けすることもしばしばだ。
  馬場状態も、今週からゴール前の砂障害が取り除かれ、力よりスピードや位置取りがポイントとなってきそうだ。
  今回の出走馬を眺めて見ると、各世代の代表がバランス良く登場しているように感じる。そんな中最も若い4歳世代だが、これまでの成績をみても今年はかなりレベルが高いように感じる。そして本欄では4歳2頭のうち、コウシュハウンカイの方を本命にした。この馬は派手さはないが安定性は抜群だ。障害も上手く、他馬に影響されず最後までしっかり走りきれる脚を持っている。他の切れ味のある馬に差されることは多々あるが、それでも成績が大崩れすることはない。今回の相手は古馬のトップがそろい手強いがこのメンバーでも互角の戦いをしてきており、足りない馬ではない。軸として考えてよさそうだ。
  同じ4歳馬からオレノココロが出ており、こちらも有力だ。重賞実績ではコウシュハウンカイよりこちらの方が上。その分10kgハンデ加増というのがどう影響するか。あと、この馬は先行力もあるものの、障害で焦って失敗することが時々ある。スピードレースになるとその心配は増す。そのためこの馬一本に絞って狙うには無理がある。したがって単穴評価とした。
  そこで、対抗となりうる馬として、昨年の覇者で7歳のトレジャーハンターを選んだ。今回レース展開としては、どの馬も前には取り付いていきたいものの、積極的にハナを奪いに行きたいというような馬はいない。するとスピードのあるこの馬あたりがすっと前に出てレースを引っ張るような展開が考えられる。障害は上手なので、平坦となったゴール前まで一気に駆け抜けるシーンが見えてくる。
  あとの馬は、いずれの馬も強い面ともろい面があって予想するには印が足りないぐらいだ。そうであれば本欄として追い続けている5歳のニシキエーカンから印を外すわけにいかない。他の馬に押されているが、足りない馬ではない。かなりの切れ味を持っており、同じようなタイプが内と外にいるので、ただ、前走出走取消の影響などがどの程度あるのか、当日のパドック気配などにも注目したい。
  一時期最強と言われた現6歳世代、その代表格になっているオイドンだが近頃重量への対応が難しく、伸び悩みの傾向だ。しかしそこはやはり実力馬、軽くなってスピード競馬になればこの馬は力を発揮する。近2走で大敗している後というのが気になるが、それで人気を落としているようなら狙いたい。注意扱い。
  他では6歳ニュータカラコマ、8歳キタノタイショウの2頭は、前哨戦のオータムカップで久々に強さを見せ、今回も適度な重量で勝てる条件は揃ったが、やはり展開に注文が付く馬なので中心としては考えにくい。当欄の予想としては無印とするか、良くても3頭目の押さえ程度だ。ただ、両馬とも障害をうまく越えてくれば勢いがあって圧勝も考えられるので、そうなった時は素直に負けを認めるしかない。
  その他では、5歳馬ホクショウユウキ、重賞に強く軽視は禁物だが、この馬はスピードよりも力勝負が得意なタイプだろう。それは8歳馬インフィニティーにも同じことが言える。一方ホクショウバトルはスピードは抜群の馬だが、近走は全般に振るわない。このあたりは見送りの一手。
  はむ!の馬券買い目は上表のとおり。どれが来てもおかしくないので、◎コウシュハウンカイ○トレジャーハンターを中心になるべく絞り込みたい。

  今回の結果は終了後2,3日以内に2014成績表に書くとともに、次回記事で寸評します。

  次回ばんえい重賞は翌週11/30。いよいよ久々のG1、ばんえいオークス(BG1)です。ブログは重賞の前日までには更新する予定です。
その間も突然記事を書くことがあるかもしれませんが、その節にはよろしくお願いします。

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