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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年2月19日木曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第40回黒ユリ賞(2015/2/15)

  前回のばんえい重賞黒ユリ賞の回顧です。3番人気シリウスが混戦を制し明け3歳牝馬のチャンピオンに。

ばんえい重賞レース回顧
第40回黒ユリ賞(BG2)-2015年2月15日-10R 200m直 晴 3.3%
  1着注(5)シリウス
  2着▲(4)メムロコマチ
  3着◎(2)タキニシサンデー
単勝 5 540円 三連単 5-4-2 32,370円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  明け3歳牝馬の戦い黒ユリ賞は、シリウス(3番人気)が第二障害2,3番手から抜け出し、最後のゴール前の厳しい我慢比べを制して初の重賞勝ち。2着にはシリウスと追い比べたメムロコマチが粘り、障害を1番手で抜けていた1番人気のタキニシサンデーはゴール前残り5mの所で止まり3着に終わった。
  この日の馬場は、2日前に降った雪がかえって水分を含み粘り気を増し、また地吹雪に近い強風で、水分表示以上に時計がかかる状況。その上初めての640kgという重量ということで、過酷な条件のレースとなった。序盤から各馬様子を見ながらの展開。予想どおり最内からアアモンドハナビが先頭を行き、これをタキニシサンデーがマークしながら追いかける。他の馬は各馬刻みながら出たり入ったりしている。第2障害手前までは1分弱とまずまずのペース。他馬が来る前にとアアモンドハナビが先に障害越えを仕掛けたが中団でストップ。そしてタキニシサンデーがこれを見て障害に挑みなんとかクリア。先頭で直線へ。3番手以降の一団もほぼ一斉に障害に挑戦、そのうちシリウスは障害途中で止まったが、無理に引っ張らず二腰目でクリア、十分溜めて一発で障害をクリアしたメムロコマチとともに、前を行くタキニシサンデーに追いつき、ここからが3頭の我慢比べ。3頭がそれぞれ順位が入れ替わる激しいたたき合い。先にタキニシサンデーが止まり、次にシリウスが止まって、残り10mではメムロコマチが止まる。その間にタキニシサンデーが再び先頭に立ったが、ゴール前5mで詰まりストップ。先に止まって動きだしていたシリウスがそのままゴールまで粘り込み、ほとんど差がなくメムロコマチ、タキニシサンデーの順でゴールに入った。間が開いて障害を遅れて越えてきたサンノハヤヒメと障害で膝を折ったアスリートがその前を行くアアモンドハナビをとらえ相次いでゴールに入りそれぞれ4着、5着となった。2番人気のワタシハサクランボや当欄で対抗としたホクショウモモらは障害でもたつき、最後はスタミナ切れで下位入線となった。
次走へのひとことメモ
  シリウス(1着):鋭い切れ味を持つアキバオウショウを父に持ち、特別戦でも好走していた馬なので、一発の可能性は持っていたが、ここはうまく馬場と展開がはまった感じだ。無理のない位置取りと障害で使うエネルギーを分散できたのも良かった。最後の追い比べでも余裕はあった。このあたりがベテラン藤本ジョッキーの腕というところか。馬体重も丁度1000kgと良い具合に増え体調も上がっていたようだ。今後は賞金が一気に加算されハンデが厳しくなるので使いどころが難しそうだが、ここを勝ちきった経験は大きく、イレネー記念に出てもある程度は戦えそうだ。
  メムロコマチ(2着):この馬らしいレースだった。前半から自分のペースで行きつつもそれほど前から遅れなかったのが好走の要因だろう。課題とされた障害もひと腰でクリアできたのも大きかった。勝ち馬に追い比べで敗れたのは展開のアヤで仕方のないところ。元々はレベルの高い十勝産駒を勝った馬。今後もレースを覚えれば怖い一頭となっていくだろう。
  タキニシサンデー(3着):前半から逃げ馬をマークしての先行、障害も上手く越えておりこの馬の展開としては完璧だったが、最後2度ストップして、結果として差されてしまったのは、力負けということであろう。初めての高重量と力のいる重馬場で、メンバー中最軽量の馬体重がこたえたのではないか。そのような過酷な条件でも好勝負を演じたことがこの馬のセンスの良さを感じる。また適鞍に戻れば強さを見せるだろう。
  サンノハヤヒメ(4着):今回は障害で隣の馬が跪きそのあおりで進路が狭くなった影響で障害をスムーズにクリアできなかったが、障害を降りてからはなかなかの鋭い脚を見せて4着まで突っ込んだ。地味ながら着実に成績を上げている馬で、運悪く勝ちきれないという場面はあるが、今後馬体の成長とともに走りが安定してくればかなりのところまでいきそうだ。
  アスリート(5着):特別戦2着2回の実績でそれなりに注目されたが、今回は障害で膝を折ってしまった。それでも立て直しが早かったので、最後までしっかり走りきり掲示板まで入った。
  その他では、アアモンドハナビ(6着)はこの馬のペースで逃げ見せ場を作れた。人気していたワタシハサクランボ(9着)、ホクショウモモ(10着)といったところは道中の行きぶりが良くなかった上に障害でもダウン。最後はバテバテだった。自己条件に戻って立て直しを図りたいところだろう。

はむ!の予想結果(;´Д`)
  1~3着まで全部印付けているのに、馬券は当たらないという大マヌケ。タキニシサンデーが抜け、メムロコマチが降りた時はこれはやったと思ったのだが、シリウスが頭にまで来るとは・・・。あれ?自分の予想記事見ると3連複は当たってますよね?安めだけど・・。それが・・5番(シリウス)を入れた3連複を買うのを忘れてたんです。しかも3連単を丁寧に5番を外したマルチまで買い足している。タキニシサンデーが3着だから馬複も当たってないし・・・。ネットで買うと横着して、自分で付けた印「◎○▲△」から自動的にマークしてくれる機能を使ってるもんだから、しばしば「注」絡みを手動で入れるのを忘れこういう失敗する。(と機械のせいにする自分)というわけで、当サイトの集計表の方は取りガミ当たりということにしますが、はむ!自身は馬券当たってません。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  さて、次回ばんえい重賞は3月1日チャンピオンカップ(BG2)です。予想記事は前日2月28日までに掲載予定です。また、それまでもコラムなどを書けたら良いと思っています。

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