はむ!のばんえい重賞予想
2015年3月1日-10R 第36回チャンピオンカップ(BG2)(18:10発走)
【出馬表及びはむ!の予想印】
第36回チャンピオンカップ(BG2) (2015年3月1日(日)18:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上重賞競走優勝馬) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 (展開目安) |
◎ | 1 | ホクショウユウキ | 牡6 | 810 | 島津新 | 岡田定 | 鹿毛 先 |
2 | オレノココロ | 牡5 | 820 | 阿部武 | 槻舘重 | 青毛 差 | |
3 | フクドリ | せん9 | 820 | 安部憲 | 皆川公 | 鹿毛 差 | |
4 | インフィニティー | 牡9 | 810 | 鈴木恵 | 金田勇 | 鹿毛 逃 | |
○ | 5 | キタノタイショウ | 牡9 | 820 | 大河和 | 服部義 | 栗毛 差 |
▲ | 6 | コウシュハウンカイ | 牡5 | 800 | 藤本匠 | 大友人 | 栗毛 先 |
注 | 7 | ハクタイホウ | 牡4 | 780 | 赤塚健 | 久田守 | 栗毛 逃 |
8 | フジダイビクトリー | 牡7 | 820 | 松田道 | 皆川公 | 鹿毛 先 | |
△ | 9 | ニュータカラコマ | 牡7 | 810 | 藤野俊 | 村上慎 | 鹿毛 追 |
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ) 馬複 BOX 1,5,6,9 1=7,4 8通り 三連複 1,5=1,5,6,9=6,9,4 9通り 三連単 1,5→1,5,6,9→1,5,6,9,7 18通り 応援(単勝+複勝)1,7 |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
出走資格が当該年度の重賞勝ち馬という特殊条件。基本的には年度末の大一番ばんえい記念に向けたオープンのトップ馬の調整レースの意味合いが強いが、クラシックなどを勝ち上がってきた別路線組が軽ハンデで出走してきたりすると展開に幅が出て興味深いレースになる。
レース傾向としては、スーパーペガサスやカネサブラックが連覇しているようにやはりトップ馬がかなり優勢ではあるが、ばんえい記念を3連覇しているトモエパワーがこのレースでは勝てなかったり、ツジノコウフクなどの軽ハンデの若馬が突っ込んできたりすることもあり、多角的な検討が必要であろう。
今年のメンバーは当初出走権を持っていたナナノチカラとホクショウマサルが回避、ハクタイホウが繰り上げで出走で9頭立てになった。ハンデ差は上下40kgで、4歳のハクタイホウを除けば20kg差とそれほど大きな差ではないという印象だ。あとは、当日の馬場状態がポイント。帯広は金曜日が大雪で馬場に水分は含んでいるものの、気温がプラスと高く、粘り気を増しているのではないか。このような状態のときは水分表示以上に時計がかかることがある。特にこの冬はそのような傾向が強く感じる。当日の他のレースのタイムにも注目だ。
さて当欄では、今回は思い切ってホクショウユウキを本命に持ってきた。9番人気で勝った岩見沢記念と同じ1番枠、しかも今回は(5日目10Rということで)外詰めコースなので1番枠の右側にスペースができる。そしてその時背負った820kgより軽い。ということでこの馬にとって走りやすい条件が揃ったように思う。先行力、障害力もあり、すっと抜け出すことが可能だ。帯広記念では重い荷物がこたえ、そのダメージが何走か続いていたが、前走あたりでは立て直してきている。乗り替わりの島津騎手は時々大駆けがありこのあたりにも期待だ。
対抗は昨年のこのレースの覇者キタノタイショウを推したい。相変わらず障害に難があり期待を裏切ってしまうことが多いが、この馬の強さを知っていればどうしても見限ることはできない。もちろんばんえい記念本番を見据えた調整に入っている時期であろうが、このあたりではきっちり勝っておきたいところだろう。
安定性ならコウシュハウンカイに妙味がある。今回は初の800kgと条件は厳しいが、古馬のトップクラス相手のレースも果敢に挑戦し、ほとんど掲示板を外していない。障害も上手な方で平均ペースで走れる。軸にはなるだろう。今回この馬に付けた▲は、単穴というより差の無い三番手評価というところだ。
ニュータカラコマも、どこかでは走りそうなのだが、それを見極めるのが難しい馬だ。ただ近走は成績も安定してきており、調子も上がってきている感じ。最近は切れ味一辺倒から最後の粘り腰を見せるようなレースも続いている。大外枠は微妙なところだが、そろそろ実力を見せるチャンスではある。
繰り上げ出走とは言え、連闘で果敢に挑んできた4歳馬ハクタイホウは馬券を離れてでも応援したい。ハンデをもらっても780kgという斤量はこの馬にはかなりきつそうだが、持ち味の先行力を生かし前々で競馬をしていけば、最後緩んでもなんとか粘り込むことができないか。
その他ではインフィニティーも勝てる条件は揃ってきているが、連覇がかかる本番(ばんえい記念)の方を意識して調整しているとすれば、今回は様子見で無理しないかも。しかし先行力があるのでそのまま押し切ってしまうことは考えられる。フクドリも一息ついて本番に向けての調整過程といったところ。オレノココロも堂々たる馬体は古馬をも威圧するくらいの風格で、力も全く遜色ないが、今回は初重量820kgでしかもトップハンデということになるとやや苦しい感じはする。フジダイビクトリーもようやくハンデが解消されてきて走れる状況にあるが、こちらも本番狙いの調整か。今回松田騎手を配してきたことに何か狙いがあるかもしれない。
はむ!の馬券買い目は上表のとおり。今年の古馬戦線は勝ち馬がコロコロ変わって本当に難しい。こういう場合は決め打ちして外れたら仕方ないくらいのつもりで行くべきなんだろうけど、どうしてもいろいろ目移りしてしまう。今回はユウキに絞ったホクショウ軍団に賭けてみよう。キタノタイショウもそろそろ本気を出してほしいところだが・・
チャンピオンカップの結果・馬券成績は、2014成績表にアップするとともに、当欄でも回顧したいと思います。
さて、次回ばんえい重賞は3月重賞第2弾は3月8日、いよいよ明け3歳の頂点を決めるイレネー記念(BG1)です。予想のブログは重賞の前日までには更新する予定です。またその間できる限りコラムなども挟んでいきたいと思います。
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