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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年10月11日日曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第38回ナナカマド賞(10/12)

はむ!のばんえい重賞予想
  世界の競馬界では、今年も先日10月4日にフランス・ロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われ、日本でもTV中継などがありました。今年は残念ながら日本馬の出場はありませんでしたが、やはり競馬では世界最高峰のレース、特に今年は史上初の3連覇にトレヴが挑むということで注目され、競馬ファンの中では大変盛り上がりました。(結果は御存知のとおり新鋭のイギリスダービー馬で3歳のゴールデンホーンが優勝。トレヴは4着。)海外のビッグレースは華やかで格調高く、誰もが目指したいというのがわかる気がします。
  ところで今年4月に競馬法が改正されており、来年からは日本でもこういった主要な海外のレースの馬券が買えるようになります。日本からでも世界のトップレースに参加できるということでそれはそれで良いことだとは思います。しかし、まだ詳細が発表されておらずなんとも言えませんが、ブックメーカー方式になりそうで、胴元はJRAなのかどこなのか、誰がどのようにオッズを決めるのか、いろいろ疑問点・不安点があります。あとは、このことで海外偏重主義となり、日本の競馬の売上などには影響が出ないかも心配です。
  海外の馬券を売るのもいいけれど、一方では国内の足下固めもしてもらいたいものです。その中ではIPATで買える地方競馬の拡大。そしてばんえいも地方競馬の一つとしてIPATで買えるようにしてほしい。それが願いです。。。とやはり当欄では強引にこっちの話に持って行っちゃいます。それでは今週のばんえい重賞ナナカマド賞の予想です。月曜日なので注意。(この日は昼間に盛岡でJpn1マイルチャンピオンシップ南部杯もありますので、昼は南部杯、夜はナナカマド賞と地方競馬を楽しみましょう)

【出馬表及びはむ!の予想印】
第38回ナナカマド賞(BG3)
(2015年10月12日(月)20:10発走 帯広10R ダ200m 2歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
キタノリュウキ 牡2 570 藤野俊 村上慎 鹿毛 差
父カネサテンリュウ
  エアーシップ 牡2 570 西謙一 久田守 鹿毛 先
父カネサテンリュウ
  フウジンライデン 牡2 570 安部憲 岩本利 栗毛 追
父カゲシュウホー
サクラダイチ 牡2 570 阿部武 金山明 青毛 先
父ウンカイ
グレースゴールド 牝2 560 藤本匠 長部幸 栗毛 差
父バレットドラゴン
アラワシキング 牡2 570 大口泰 西邑春 鹿毛 逃
父トウリュウ
  ツルイテンリュウ 牡2 570 大河和 山田勇 鹿毛 差
父トウカイカップ
ヒカルナナヒメ 牝2 550 工藤篤 谷あゆ 鹿毛 差
父ナリタビッグマン
  リュウセイイチバン 牡2 570 鈴木恵 村上慎 栗毛 差
父ニシキロード
  10 オトコギ 牡2 570 菊池一 西邑春 鹿毛 差
父トウリュウ
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単(フォーメーション) 1,4→1,4,8→1,4,8,6,5,3 合計16通り
  三連単(追加)1,4→1,4,8,6→1,4,8,6 合計12通り
  三連単(追加)8,6→1,4→1,4,8,6 合計8通り
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 8=4,1,6,5,3 1=4 合計6点
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  各地の競馬場(平地)では「未来優駿」など2歳の重賞がスタートしているが、ばんえいは各馬のデビューから約半年たった10月が最初の2歳重賞ナナカマド賞が行われる。まだ成長途上の各馬、重量、馬場の適性や脚質も未知数で混戦になることが多い。過去の傾向を見ると、昨年こそセンゴクエースという怪物がいたが、全体としては、勝った馬がのちの上位馬とは必ずしもなっていない。また、牝馬の勝利は旭川開催時代の1997年キリツレディまでさかのぼることになり、牡馬が圧倒的に強いレースでもある。負担重量もまだそれほど重くないことを含め、その時点で調子の良い馬が有力といったところか。いずれにせよ今後のばんえいを担う2歳馬の一戦。ぜひ今から注目していきたいものだ。

各馬寸評:
  1 キタノリュウキ:新馬戦を圧勝以来3連勝するなどこの世代のトップを走っていたが、その後若干成績を落とし一息入れていた。既に1000kgを越える大きな馬体で、やや動きが重いイメージもあるが、やはり力は上位だ。
  2 エアーシップ:デビューの頃は目立つ存在ではなく、中堅クラスで勝ち負けの状況であったが、牡馬特別戦の青雲賞では上位馬を追い詰めて行って2着に入り、前走も上位争いに加わった。同厩舎のムサシブラザーが回避し、この馬にかかる期待が大きい。
  3 フウジンライデン:各馬の脚質が定まらない中、この馬は中間控えて行って最後の切れ味で勝負するレースを展開して、接戦に強いところを見せている。馬体も順調に増えてきており調子も良さそうだ。時計のかかる馬場が理想か。
  4 サクラダイチ:前走はA-2に落ちていたが、そこでは貫禄勝ちで出走権を得た。特別戦の青雲賞でも勝ち馬とほとんど差の無いレースをするなど、このメンバーでも互角以上に戦える。実績のあるウンカイ産駒、鞍上は今季好調の阿部武騎手と期待も大きい。
  5 グレースゴールド:白菊賞、いちい賞と牝馬特別を連勝し、現在賞金最上位。A-1戦でも勝利しており、力は上位。全兄にオオゾラシンスケがおりスピードは十分。ただ10kgのハンデがあり、障害も得意とは言えないようだ。
  6 アラワシキング:新種牡馬トウリュウ産駒。父は芦毛だがこの馬は鹿毛に出ている。粘り強く障害を越えるタイプで、接戦にも強く幾度と有力馬を封じ込めている。近走若干成績が上がらないが、軽馬場でペースが速いのはこの馬向きでないのかも。重賞で見直しか。
  7 ツルイテンリュウ:スピードのある馬だが、障害もあまり得意でないため成績にもムラがあり、今回のメンバー相手ではかなり苦しい。しかし展開によっては2走前のように大駈けすることもある。軽馬場なら見せ場まであるか。
  8 ヒカルナナヒメ:このレースの最後の一枚の切符はこの馬がつかんだ。牝馬特別は連続2着でいずれも勝ったグレースゴールドに迫っている。切れ味タイプのようで先行力もある。ニュータカラコマなどを出したナリタビッグマン産駒の力を見せるか。
  9 リュウセイイチバン:まだ荒削りではあるが、上位で好勝負してきている。馬体が十分でないのか使い詰めると力を発揮できないときもあり、時々開催を休みながら使っている。他馬を見ながら行くタイプだが、荷物が重くなった時にどこまで対応できるか。
  10 オトコギ:デビュー直後は上位争いをしていたが、その後は障害などに苦しみ低迷。しかしここにきて連勝、ムサシブラザーの回避もあって切符が回ってきた。端枠に入り厳しい条件となったが、地力は他馬に全く引けを取らない。障害をうまくクリアできれば大駈けも。

はむ!の予想まとめ:
  今年は昨年とは違い、現時点で力の差が顕著でなくかなりの混戦模様だ。枠順などにも大きく左右されそう。その中で当欄では、完成度の高さでキタノリュウキを本命に推したい。デビュー3連勝などメンバーの中でも力は一歩抜けている。短期休養明けでレース勘が戻っているかがポイントで、最内に入ったのも気にはなるが、余程の軽馬場で崩れたレース展開にならない限り問題ないだろう。軸の中心として。
  対抗にはサクラダイチを持ってきた。常に上位の激戦を戦っており成績も安定している。前走A-2組のレースを快勝し、勝つ味を覚えてきたのも強みだ。
  3番手は激戦。牝馬で賞金最上位のグレースゴールドが人気しそうだが、当欄では相対的に注意印までとしたい。もちろん十分その実力・特別戦連勝の実績は認めるところだが、やはりデータ的に不利な牝馬。微妙なハンデもあり相当厳しいレースを強いられるとみている。同じ牝馬なら、ヒカルナナヒメの方に勢いを感じる。前走も同メンバーで切れ味鋭く2着に食い込んできており、一発の魅力がありそうだ。この馬を単穴に。その他では、アラワシキングの巻き返し、あるいは前述のグレースゴールドあたりが上位候補か。切れ味のありそうなフウジンライデン、びっしり追われているエアーシップ、幸運の出走権をつかんだオトコギあたりも気になるところではあるが、手広くなりすぎるのである程度絞りたい。

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  いつも馬券を買う際に思うことは、当たらないのは仕方ないとしても、余分なものを買いすぎてしまう。そして結局当たらない。やはりなんとしても絞りたい。今回は、難しい2歳戦だが、三連単はキタノリュウキとサクラダイチから28点とこれでも相当絞ったつもり。あと、絞り込むためには気になる馬をどこまで割り切るか。でも当たりたいという気持ちもあるし。と揺れる気持ち。

  今回の結果回顧はレース数日以内にアップします。

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