まずはトピックから。本ブログ筆者を含め、関西地区在住のばんえいファン(どれくらいいるかわかりませんが)に朗報!?DASH心斎橋、よかわ、和歌山など、園田競馬関係の場外で10月以降の一部の月曜日にばんえい帯広競馬の全レースの馬券が発売されるようです。関西地区では正月の帯広記念以外はほとんどばんえいは買えなかったので、これは良い知らせです。平日なので自分が行くことは困難ですが、とにかくそういう機会が与えられるだけでも大きい。もちろん今でもネットで全国で馬券は買えるけど、やっぱり現物で買えるというのは違います。今週のばんえい重賞・銀河賞を優勝した浅田達矢騎手も関西(奈良県明日香村)出身ですし、関西にもばんえいファンは多くいます。今後さらに発売が拡大されることを望みます。というわけで、銀河賞の回顧です。
ばんえい重賞レース回顧
第23回銀河賞(BG2)-2015年9月20日-10R 200m直 晴 2.4%
1着○(9)カイシンゲキ 1分50秒7
2着◎(10)カンシャノココロ
3着 (6)センゴクイチ
単勝 9 250円 三連単 9-10-6 3,790円
※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)
  シルバーウィークのまっただ中、ばんえいの4歳重賞第2弾・銀河賞は、1番人気カイシンゲキが激しい混戦を抜け出して快勝。3歳時のばんえい大賞典以来2回目の重賞制覇となった。2着は差の無い2番人気に推されていたカンシャノココロが入り本命サイドの決着となった。3着には軽量牝馬のセンゴクイチが入った。
  馬場状態は、前日の雨で軽めというところか。序盤はややばらけて出入りの激しい展開となったが、カゲホウトウやホクショウメジャー、ゴールデンフジあたりが徐々に前を伺いながら先に第2障害へ。第2障害はカゲホウトウとホクショウメジャーがまず仕掛け、大外からカンシャノココロも続き、カゲホウトウが先に障害を越え、他もほぼひと腰でクリアし追いかけた。その後少し溜めていたカイシンゲキとセンゴクイチが障害をうまくクリアし、切れ味を見せて前の3頭を追い、内からゴールデンフジも続き、残り30mあたりでは5~6頭がほぼ横一線に並ぶ大接戦となった。その中でもカイシンゲキが降りた勢いしっかり保ち徐々に突き放し、差を広げてそのままゴール。終わってみれば3馬身以上離しての快勝だった。その後はカンシャノココロが粘り強く走りきり最後抜け出して2着、3着争いはカゲホウトウとセンゴクイチの追い比べになったが、センゴクイチが軽量を生かしてゴール前わずかに前に出て先着した。
次走へのひとことメモ
  カイシンゲキ(1着):十分な実力がありながら重賞になると今一つ足りないところがあったが、今回はこの馬の持ち味を十分見せて快勝、浅田騎手とともにこれまでの鬱憤を晴らした感じだ。両隣の先行馬が先に行くところを見ながら一歩下がった位置から勢いを付けて上手く障害を越えたのが大きかった。これでオープン入り。大きな目標は正月の天馬賞だが、その前の古馬一線級との対決も楽しみにしたい。
  カンシャノココロ(2着):最後まで崩れないこの馬らしい走りで2着を確保した。ただ大外枠が影響したか、ややスタートで出遅れたことが惜しまれる。ただ確実に障害は越えてきており、今回のようなレースをしていればいつかはチャンスが回ってきそうだ。今後はクラスが一つ上がって準オープンに入り、相手も強くなるが経験を積むには絶好の機会だ。
  センゴクイチ(3着):繰り上がり出走と軽ハンデという強運を生かし、3着に粘りこんだ。今年春には同世代の特別戦でも勝利しており、スピードも持っていることから牝馬といえども軽視するべきではなかった。接戦にもつれ込んだ時の勝負強さも見せた。この後は11月のクインカップを目標に調整していくことになろう。
  カゲホウトウ(4着):この馬としてはミスもなく力どおりに走れていた。意識して前に行き早めの仕掛け、障害も難なく越えたが最後競り負けた。やはりハンデが応えたか。当面は厳しい条件のレースが続きそうだが、次の大きな目標の天馬賞に向け、じっくり体力をつけておきたい。
  アサヒメイゲツ(5着):先行争いが激しかったので、最後この馬が来くまでは気づかない感じであった。それほど最後は抜群の切れ味を見せたということだ。障害も崩れなかったようだ。ただ、軽馬場で前までは届かなかった。クインカップで雪辱を果たすか。
  その他では、先行したホクショウメジャー(6着)が見せ場までは作ったが、最後まで息が続かなかった。もう少し体調が良ければ上位争いができたのではないか。ゴールデンフジ(7着)も障害を上手く越え好走したが力の差があったか。ダービー馬ホクショウマサル(10着)は最初から取り残され全く動けなかった。立て直しが必要か。
はむ!の予想結果(-.-)
  もう自分の馬券下手さ加減には自分に腹が立ってくるほどだ。3着に買っていなかったセンゴクイチが来てしまったから三連単外れというのはしょうがないが、それにしても幅広げすぎ、点数買いすぎ。1,2着が本命サイドなので枠複当たっても激安で焼け石に水にもならない。もう少し買い方見直さないと。
今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
・はむ!のばんえい競馬ファイル(2015データ・馬券成績表)
さて、次のばんえい重賞は3週間ほど開いて10月12日ナナカマド賞(BG3)です。次は月曜日。10月の3連休の最終日です。前日までにはまた重賞予想を書きます。それまでにもコラムくらい書ければいいのですが・・いずれにしても引き続きよろしくお願いします。
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