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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年8月27日日曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第29回はまなす賞(8/27)

  ばんえい今週の重賞は3歳・4歳の対抗戦・はまなす賞。3歳馬の勢いか、4歳馬の意地か。早速予想します。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第29回はまなす賞(BG3)
(2017年8月27日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3・4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ミノルシャープ 牡3 670 阿部武 大友人 鹿毛 差
  ホクトノホシ 牝4 660 村上章 村上慎 鹿毛 先
ホクショウディープ 牡4 700 鈴木恵 松井浩 青毛 逃
  ジェイワン 牡3 670 松田道 尾瀬富 鹿毛 差
  フウジンライデン 牡4 690 島津新 岩本利 栗毛 追
マルミゴウカイ 牡4 710 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
コウシュハサマー 牝3 650 西謙一 岡田定 栗毛 差
カネサスペシャル 牡3 670 大河和 村上慎 青毛 追
  ツルイテンリュウ 牡4 690 船山蔵 山田勇 鹿毛 先
  10 ホクショウムゲン 牡3 690 長澤幸 服部義 鹿毛 先
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
はまなす賞・傾向と対策?:
  当欄では毎年のようにこの時期に行われる3,4歳対抗戦のこのレースの意味を問うているが、やはりもう一つよくわからないままだ。もちろんファンから見ると、現時点での3歳馬と4歳馬の力関係を推し量れるという点で興味があり、予想を立てる楽しみもあるわけだが、競馬番組的には、3歳、4歳それぞれに三冠レースがある最中にあえてこのような対抗戦重賞があるというのは、各馬が目標を定めてローテーションを組んでいく上でどうなのか?という疑問がある。例えば、昨年、一昨年と世代トップのセンゴクエースがハンデ差や調整上このレースを回避している。とはいうものの29回も行われている重賞。それなりに意義あるレースなのだろう。
  このレースの傾向だが全体的には小波乱といったところ。過去10年の成績を見ると、1番人気は(2,3,1,4)と微妙。但し優勝馬は全て5番人気以内で、下位の馬の台頭は難しい。3歳対4歳では4歳馬が7勝3敗とやはり一日の長はあるものの、ハンデ差もあってか3歳馬も善戦はしている。3歳馬が優勝した3回がいずれもタイムが2分以上かかっており、ペースが速くなれば4歳馬が強く、時計がかかれば3歳馬が追いつけるというイメージか。牝馬も時折軽ハンデを生かして大駆けすることがある。
  今回は、柏林賞を快勝して4歳世代では一歩抜けているとみられるマルミゴウカイが昨年2着の雪辱を期すか、ばんえい大賞典を8番人気ながら怒濤の追い込みで勝った3歳馬カネサスペシャルが勢いに乗るか。それとも4歳馬ホクショウディープや3歳馬ホクショウムゲンなどそのまでの実績馬が巻き返してくるのかといったところが見物。

各馬寸評:
 1 ミノルシャープ:今季に入り既に8勝、先行して良し控えて良しの競馬で目下絶好調。しかしばんえい大賞典では障害の手間取りで4着、大外枠が影響したか。重い荷物は若干苦手かも。前走では巻き返している。
 2 ホクトノホシ:昨年のオークス優勝以来、一気にクラスが上がって苦戦が続いている。長期休養をはさみ立て直しを図るが、今のところはついて行けていない感じだ。体調が回復しペースが嵌まれば見せ場までは。
 3 ホクショウディープ:ライバル・マルミゴウカイとしのぎを削りつつもここ1年以上無冠。そろそろ勝ちたいところではないか。障害の不安よりも最後のスタミナの課題が見えてきた。軽馬場ならスピードは上位。
 4 ジェイワン:2歳時は重賞で2着2回3着1回とあと一歩だったが成績は常に上位で障害力と安定性が売りであった。今季は調子を崩し一冠目の大賞典も回避。ただ大崩れはしていない。馬体回復がポイント。
 5 フウジンライデン:2歳時のイレネー記念優勝以来、勝ち星自体から1年半も遠ざかっている。ただ少しづつ調子は取り戻しつつあり、あと一歩のところまで来ている。鋭い切れ味と勝負強さが持ち味。接戦なら。
 6 マルミゴウカイ:昨年度は3冠中2冠、今シーズンは柏林賞を勝ち、更に前哨戦の特別戦・山鳩賞もトップハンデながら快勝。4歳世代トップの座を行く馬として負けられないところ。ペースが速くならなければ。
 7 コウシュハサマー:2歳時から注目されていたが、今季に入り素質開花。牝馬らしいスピードとウンカイの仔らしい安定性が絶妙にマッチ。大賞典でも3着ながら見せ場十分だった。走り切れるスタミナがほしい。
 8 カネサスペシャル:大賞典では8番人気で勝利しファンを驚かせたが、この馬の持ち味を発揮したレースだった。後方から行く馬だが時計がかかるレースになれば追いつける。障害も上手。もう一丁十分あり得る。
 9 ツルイテンリュウ:本来は持ち前の自在の脚を操り、昨年ばんえい菊花賞を勝つなど実力馬であるが、しばらくは馬体重が極端に減るなど不調が続いており結果も出ていない。馬体重が戻って来たので一変を期待。
 10 ホクショウムゲン:イレネー記念など2冠を獲得した2歳時のスピードと強さは全く影を潜めてしまった。ここ数戦は馬体重を大きく減らし力を出せる状況ではなかった。まずは体調がどこまで回復できるか。

まとめ:
  3歳、4歳の各世代のそれぞれの傾向を見ると、3歳馬は現時点ではまだどの馬が強いのかはっきりしておらず悪く言えばどんぐりの背比べ状態、4歳馬は各馬が力は付けてきたもののその中でも昨年から頭角を現した一頭が抜け出した格好。その一頭というのがマルミゴウカイ。障害が上手でかつスタミナがある。今シーズンは世代戦に的を絞って出走しその持ち味を存分に発揮。今回のメンバー相手には大きく水をあけている。あえて不安点を探すならば、時計が速くなったときへの対応がどうかというところだが、重賞で荷物もそれなりに重ければ軽馬場になってもこの馬が困るほど極端に速くなることは考えにくい。通算4000勝を達成した藤本Jの手綱も冴えわたる。絶対的本命と言っていいだろう。
  ただもちろん競馬なので何があるかわからない。わずかに逆転の可能性があるのはやはり4歳馬ホクショウディープということになるだろう。マルミゴウカイとはライバル関係であったが最近は連敗しておりやや勝負づけがされつつある。スピード戦に持ち込み障害をうまく切れれば好勝負になりそうだが、あとは最後のひと踏ん張りが課題。ただ一線級とも好勝負してきており見限る馬ではない。あとは実績馬フウジンライデンがようやく調子を取り戻しつつあるが、やはりまだ完調までは時間がかかるか。一方、3歳馬で一発ある馬ならミノルシャープ。ばんえい大賞典では力を余しているイメージもありしっかり走れれば食い込みも、最内は若干気になるが・・。そして大穴馬券を演出したカネサスペシャルも時計がかかるようなレースになれば見せ場まではありそう。当欄ではこれを単穴に持ってきた。あとは好調の牝馬コウシュハサマーが軽量を生かして迫れるか、あるいは4歳馬ツルイテンリュウは着外続きながら一発の魅力はあり穴で一考か。
はむ!の馬券狙いどころ:
  今回のようなレースは本当に馬券をどのように上手く買うかだろう。マルミゴウカイの力が抜けていることは確か。あとはそれを信頼して流していくか、それとも何らかの要素での逆転高配当を狙うか。いつもどっちつかずだから当たらないか当たっても取りガミとかになる。今回はなんとか軸を固めていきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   6→3,8,1→3,8,1,7 合計9通り 各300円
   6→3,8,1→5,9 合計6通り 各100円
   6→7→3,8,1,5 合計4通り 各100円
   3,8,1→6→3,8,1,7 合計9通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 8=6,3,1,5 5=6,3,1 合計7点 100円
  合計5,300円で勝負! (残高80,870円-5,300円=75,570円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。

はむ!のばんえいコラム
(しばらくコラム休憩します。)
  当ブログは、ばんえい競馬を中心とした話題で、予想もやっていて、あたかも専門家気取りで記事を書いてきたわけですが、自分以上によく知っている人も多いし、筆者はどうしても本業とかがあって競馬は趣味でやっている以上、話題作りにも限界があります。特にこのコラム欄の内容を考えるのが厳しくなってきています。というわけでしばらくコラム欄の連載は休憩、気が向いた時にだけ書くこととしたいと思います。(それが次回になるかもしれませんが・・)なお、重賞予想の方はある程度自分なりに蓄積したデータなどを元に続けられる限り続けていきます。

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