header2

 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年8月1日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第42回ばんえい大賞典(7/30)

ばんえい重賞レース回顧
第42回ばんえい大賞典(BG3)-2017年7月31日-10R 200m直 曇 0.9%
  1着 (2)カネサスペシャル(大河和)2分05秒2
  2着▲(4)メジロゴーリキ
  3着△(6)コウシュハサマー
単勝 2 5,650円 馬単2-4 24,400円 三連単 2-4-6 102,870円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい重賞、3歳3冠第1弾の第42回ばんえい大賞典は人気薄8番人気の伏兵カネサスペシャルが障害3番手から先行する馬をとらえ差し切り勝ち。重賞初制覇となった。大河原和雄騎手はこのレース3勝目で、重賞勝利は今年2月の黒ユリ賞をキタノミサキで勝って以来通算54度目。
  帯広はここ数日晴れて乾燥した天候、馬場は砂煙が上がるほど、さらにこの週からソリのズリ金を交換したため、力が必要で時計のかかる馬場となっていた。レース序盤はややばらついた展開。メジロゴーリキが想定どおりハナを奪い、やはり先行馬のウンカイタイショウ、そして有力馬のコウシュハサマー、ミノルシャープがそれぞれ出入りしながら先行集団を形成しそのまま第2障害手前へ、ペースはややゆったりでここまで57秒程度。障害を先に仕掛けたのはメジロゴーリキで、力強くひと腰で障害を先頭で越えた。続いてすぐにコウシュハサマー、ミノルシャープが障害に挑戦。コウシュハサマーは一旦膝を折りかけたが、なんとか障害を抜けて前を激しく追う。ミノルシャープは障害天板近くまで来たものの2回ほど両膝をつき立て直しに手間取った。さらにこれに続こうとしたウンカイタイショウは完全に座り込んだ。その間に中間で待機していたカネサスペシャルが一気に障害を越え3番手で追う。先頭争いはメジロゴーリキに一旦コウシュハサマーが並びかけるが残り20mあたりで脚色が鈍くなり、再度メジロゴーリキが先頭を行く。しかしこちらもスピードが緩む。その間に内枠から追ってきたカネサスペシャルがじわじわ近づき、まずコウシュハサマーをかわした後、残り10mで詰まったメジロゴーリキをもかわして一気に先頭へ、そしてそのままゴールに駆け抜けた。立て直したメジロゴーリキが再度追うが届かず2着。コウシュハサマーは最後一杯になりながら3着に粘り込み。1番人気のミノルシャープは最後追ったが障害での遅れを取り返せず4着だった。

  カネサスペシャル(1着):近走の戦績から8番人気まで落ちていたが、近走は速いペースに遅れをとって追いつききれなかったもの。今回のようにじっくり走れて前が止まるような展開はこの馬に向いていた。障害も得意な方で、振り返れってみれば2歳時ヤングチャンピオンシップで人気薄で2着に入った時も同じような展開だった。今後、賞金ハンデが付き厳しいが、荷物の重くなる重賞戦線などでは侮れない存在になるだろう。次ははまなす賞に行くか、2冠目のばんえい菊花賞まで息を入れるか。
  メジロゴーリキ(2着):先行逃げ切りを狙うこの馬らしいレースで持ち味は発揮した。強いていうなら荷物を意識してかやや押さえようとしたような動きに見えたが、ここはさらに思い切って行ってもよかったかもしれない。大型馬で先行力とパワーがあるので、今後も力勝負になればチャンスはあるだろう。
  コウシュハサマー(3着):好調をそのまま持ち込んでレースに臨めた。第2障害では牝馬らしい一瞬の切れ味で見せ場は作った。最後はさすがに一杯になったが、この馬としては力を十分に発揮したのではないか。ただやはり黒ユリ賞時と同様、障害で一歩かかったのが惜しい。ここを克服すればさらに上昇も。
  ミノルシャープ(4着):今回に限って言えば大外枠に入ったのがポイントだったか。序盤から若干ソラを使いながら走っていたような印象で、障害でも一歩力が入らなかったように見えた。やや不完全燃焼気味か。大きく崩れたわけではないので、巻き返しは可能だろう。
  センショウニシキ(5着):前とはかなりの差があり、今回あまり力を発揮できたとは言いがたいが、中団に控えるレースプランは間違っていなかったようだ。障害でも時間はかかったものの崩れてしまわなかったことが次につながりそうだ。
  その他では、2冠馬ホクショウムゲン(6着)はやはり条件が悪すぎたか。障害もなかなか力が入らずかなり手こずった。まずは体調を整えたいところか。ウンカイタイショウ(失格)は先行したものの障害で完全に崩れてしまった。やや焦りがみられたか。

はむ!の予想結果
  完敗。ノーマークのカネサスペシャルが頭ではどうしようもない。脱帽。しかし、馬券を検討する上で重賞好走経験のあるこの馬を本当にノーマークにして良かったのか、当欄の予想の際には一発の魅力のある馬と言っている。そういう馬を押さえるために「ワイドで勝負」をやっていたのではなかったのか、という気持ちがある。本当に資金のあるうちにもっと攻めていかねば。グランプリでの巻き返しを図りたい。
  今回収支 -5,500 (配当)0 (投入)5,500
  今年度累計 -15,890 (今年度残高84,110)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新しい年度に更新しています。)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  さて、次の重賞は2週間後8月13日(日)、いよいよ夏の大一番、ばんえいグランプリ(BG1)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿