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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年2月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回チャンピオンカップ(2/25)

  ばんえいの今年度の重賞戦線もクライマックスが近づいてきました。重賞はあと4つを残すのみ。そして今週から3週続けて重賞、一週おいてばんえい記念という流れになります。まず、今週の重賞は、今シーズンの重賞優勝馬の対決、チャンピオンカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回チャンピオンカップ(BG2)
(2018年2月25日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ニュータカラコマ 牡10 830 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 差
グランプリほか
センゴクエース 牡6 820 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
ドリームエイジC
キサラキク 牝7 800 阿部武 金田勇 芦毛 追
ヒロインズカップ
コウシュハウンカイ 牡8 850 藤本匠 松井浩 栗毛 先
帯広記念ほか
オレノココロ 牡8 820 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
岩見沢記念ほか
取消 ナカゼンガキタ 牝4 760 西将太 西康幸 鹿毛 先
ばんえいオークス
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  出走資格がその年の重賞勝ち馬という特殊な条件。重賞には古馬オープンの重賞、年齢別世代重賞、牝馬重賞があるが、基本的には古馬重賞の勝ち馬が中心となるため、結局はいつもとほぼ同じようなメンバーになる。頭数も揃わないことが多い。時折は4歳、5歳の重賞勝ち馬が挑戦してくることもあり、その場合はなかなかの活躍を見せている。この時期の重賞は、特に古馬戦の場合を中心に負担重賞が重いレースが多いことから、比較的手頃な荷物で走れるこのレースは、むしろここを狙ってきている馬も多い。
  過去10年で1番人気は(4,2,0,4)とそこそこの成績は上げているが、他の優勝馬の顔ぶれをみると6番人気以下の優勝も3度あり、結構高配当の出やすいレースだ。そして1番人気4勝のうち3勝は3連覇したカネサブラック。この馬は重賞勝利数の記録を持つが馬体は1000kg台前半と小柄で、むしろこのレースに適していたといえる。このことからも、相対的な力を見るより、適性や臨戦過程を注視したいところか。勝ってきたレースの傾向もはっきりはしないが、シーズン当初のオッズパーク杯あたりの勝ち馬が善戦していることを特筆したい。ハンデ差が大きいレースで700kg台の軽ハンデの馬は10年前のツジノコウフクが勝っている例があるが、やはり基本は実績馬が優勢か。
  今年は、昨年の覇者フジダイビクトリーが今年の重賞勝ちがないため出走権がない上、回避馬が多く6頭立てとややさみしい。しかし実力上位馬がそろい見応えがありそう。一昨年とその前の年に連覇しているオレノココロに僚馬で勢いのあるセンゴクエースあたりの争いとなるのか。
各馬寸評:
 1 ニュータカラコマ:今年度のグランプリ馬、チャンピオンカップは実に5回目の出走だが昨年の2着が最高。負担重量は手頃だが、本番のばんえい記念に向けた調整段階か。ただこの馬も爆発的な勢いは見られないもののきっちり掲示板には入っており、底力は十分だ。障害は確実に越えてくる安心感もある。
 2 センゴクエース:このレースは初めての出走。ドリームエイジから準重賞の十勝金杯というローテーションで今年はこのレースに最も照準を合わせてきていると見える。近走は高重量でも走れているし、唯一不安だった障害も安定している。一旦障害を降りれば切れ味と最後の粘りで強みを見せるか。
 3 キサラキク:。今年のヒロインズカップをようやく勝って牝馬のトップランナーの座を確固たるものにした。牡馬勢に劣らぬ馬格で力はある馬だが気まぐれな面があるのがこの馬らしさ。逆に勢いがつけば怖い存在。障害をしっかり越えて直線勝負になればこの馬の力を発揮できそう。高重量自体は苦にしない。
 4 コウシュハウンカイ:このレースは4度目の出走、過去2着2回3着1回とこの馬らしい成績を残す。2着が多くシルバーコレクターと言われてきたが、今年度はしっかり勝てるレース運びを見せている。今回は厳しいハンデがあるので、本番のばんえい記念に向けた調整か。しかし崩れることはないだろう。
 5 オレノココロ:実績は圧倒的にナンバー1。今年も重賞2勝しており1年以上掲示板を外していないがそれでもこの馬の華麗な実績からすると物足りないぐらい。本番は連覇を狙うばんえい記念の方だが、チャンピオンカップは過去2勝しておりもちろんここも狙ってきているだろう。馬体重には留意。
 6 ナカゼンガキタ同馬は取消となりました。4歳馬で今年度のばんえいオークス馬。元々力のある馬だが今シーズンは夏ごろからさらに急成長、先行力と粘り強さでG1勝ちを果たした。同世代戦ではトップクラスの力を持っているが、強い古馬オープン相手にどこまでついていけるか。ハンデ差を生かして食らいついて行ければ。

まとめ:
  大一番のばんえい記念など年度末に向けて各馬微妙な時期。回避馬も続出し6頭立て(ナカゼンガキタも取り消し5頭立て)。例年頭数が揃わないことが多く、開催時期の見直し等の必要ではないか。ただ少頭数は荒れるというジンクスもあり、実力どおり決まるか、それとも波乱はあるのか、展開一つで変わってきそう。ハンデ差や負担重量も微妙なところ。しかし案外ばんえい記念に勝つ実力馬が力を発揮していることが多い。調整過程の中でこのレースにも勝ちにきたという陣営も多いようだ。
  今回は、素直にいけば、やはり勢いのあるセンゴクエースということになるだろう、臨戦過程的にもここに照準を合わせてきていると思われる。しかしこういう状況こそ逆にプレッシャーになることも考えられる。障害なども一抹の不安もないわけではない。そこで当欄では、今回はセンゴクの同僚馬で、実績はno.1のオレノココロの方を本命にした。主戦が重なる鈴木恵介騎手がこちらを選択。本番はもちろんばんえい記念だろうが1か月先でもあるし、過去2回優勝しているこのレースもしっかり勝ちに行くとみる。帯広は最近馬場が重めの傾向があり、少頭数でもあるのでペースも落ち着きそうだ。相手には牝馬キサラキクを推してみたい。相変わらず気まぐれで障害に注文はつくが、力が劣る訳ではない。ヒロインズカップにようやく勝利、前走は軽量のスピードスター賞に出走して勢いを付けてきた。障害を早めに越えれてくれば。そして、センゴクエースは単穴扱いとした。流れに乗って障害をうまく越えれば圧勝も考えられるが、ここはトップ馬が並ぶ重賞。800kgを越える荷物もグランプリ以来だがまだ実績がなく不安点は残る。さらに今年のグランプリ馬ニュータカラコマも着実な走りがモットー、今回は適鞍で怖い存在。しかし追い比べになったときに最後の詰めが厳しいときがある。コウシュハウンカイは最も安定した力がありまず崩れることは考えにくいが、今回は大きなハンデでさすがに厳しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今回は少頭数で頭数をいかに絞り込むかがポイント。しかし出走馬は実力馬揃いで甲乙付けがたく意外に難しい。本来ならこのあたりで負け分を少しでも取り戻したいところだがこのレースでは難しいだろう。コウシュハは逆にワイド狙いで。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   5,3,2→5,3,2→5,3,2,1 合計12通り 各300円
  応援馬券(単+複)3 各300円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 4=5,3,2,1 合計4点 各200円
  合計5,000円で勝負! (残高37,210円-5,000円=32,210円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

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