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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年2月27日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回チャンピオンカップ(2/25)

ばんえい重賞レース回顧
第39回チャンピオンカップ(BG2)-2018年2月25日-10R 200m直 晴 1.6%
  1着◎(5)オレノココロ(鈴木恵)1分59秒7
  2着▲(2)センゴクエース
  3着△(1)ニュータカラコマ
単勝 5 220円 馬単 5-2 410円 三連単 5-2-1 820円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  今年度のばんえい重賞優勝馬による一戦、第39回チャンピオンカップは、1番人気のオレノココロが障害2番手から差し切り勝ち。今シーズンは旭川記念・岩見沢記念に続く重賞3勝目、通算16勝目、鈴木恵介騎手はこのレース3度目の優勝。重賞通算66勝。
  この日の帯広は金曜日に少量の降雪があったものの、その後は晴れて乾燥。やや重めながら脚抜きは悪くない馬場となった。
  当初6頭立てのところナカゼンガキタが取消5頭立ての少頭数(外詰め)。レースは古馬重賞にしては序盤からやや早めの展開。第1障害までは横一線。まずはスピードに乗ってキサラキクが前に出て、1,2障害中間あたりから最内のニュータカラコマが先頭に出て各馬を引っ張るような展開。各馬刻みを入れ出たり入ったりしながらも、基本はニュータカラコマ、キサラキク、オレノココロという順番で進み、センゴクエースとコウシュハウンカイはこれらを見るようについていく。そしてそのまま第2障害へ、ここまで58秒。各馬揃ったところで、障害を先に仕掛けたのがニュータカラコマ。そして腰を入れしっかり越えて先頭へ。それを見届けるようにしてオレノココロが仕掛け、天板あたりで立ち止まりそうになりながらも障害クリア。この時点で前とは10m以上の差。オレノココロとほぼ同時に仕掛けたコウシュハウンカイは障害で軽く膝を折りストップ。その間にセンゴクエースとキサラキクが障害にチャレンジし、センゴクエースは坂の頂上手前で一歩止まりながらもふた腰目でクリア。キサラキクは坂の中腹で止まり手間取った。先頭争いはニュータカラコマをオレノココロ、センゴクエースが追うがはじめはなかなか差が縮まらない。しかし残り20mを切ったあたりからニュータカラコマの脚色が鈍り始め、そこにオレノココロが徐々に迫ってくる。そして残り10mを切ったあたりでオレノココロがニュータカラコマをかわし、そのままの勢いでゴールを駆け抜けた。結果的にはゴール通過時点では1馬身以上離す快勝となった。ニュータカラコマはさらに脚色が厳しくなり、そこを同じように追ってきた2番人気のセンゴクエースが残り5mあたりでかわして2着に入った。5番人気ニュータカラコマはゴール線上で立ち止まるほどだったが、後続とは差があり3着を確保。その後は障害最後方となったキサラキクがトップハンデで厳しくなったコウシュハウンカイをかわして4着に入った。

  オレノココロ(1着):やはりここでは負けられなかった。前半無理なく中団に付け、ニュータカラコマが先に行っても慌てることなく障害をひと腰で越えていった。障害をクリアすればこの馬の脚は確か。取消馬が出て左側が開いたのも障害を楽に越えられる要因だったのかもしれない。いずれにせよ完璧なレース運びだった。今回のレースで勝ち味をしっかり覚えたのはさらに強み。次はいよいよ1か月後の本番ばんえい記念。連覇に向けて視界は明るい。その前に特別戦があるが調整で使うかどうか。
  センゴクエース(2着):この馬としては上々の走りだったのではないか。強いていえばやや後ろの位置になったことか。初めての重量と障害のリスクを考えれば致し方ない。しかし障害も越え、最後の直線ではしっかりとした脚取りで前についていった。勝ったオレノココロとは同斤量で一日の長があったということであり、力負けではない。今後も経験を重ねていけば更に強くなるだろう。この後だが、ばんえい記念への挑戦は今後に見送り、新シーズンのオッズパーク杯あたりが目標となるか。
  ニュータカラコマ(3着):この馬のパフォーマンスは十分見せた。果敢に前に行き、得意の障害を越えてからは行けるところまで行くという戦術。最後一杯になってしまったが、もう少し馬場が軽ければ逃げ切れたのかもしれない。次の目標はやはりばんえい記念。序盤落ち着いたペースて走れるし、障害が上手なので、先手を取っていけばチャンスもあるだろう。意地を見せたいところ。
  キサラキク(4着):今回は前半から果敢に攻めていった。かといってそれほど無理はなかったように思われる。ただ障害で二の足が入らなかった。馬体重が増えた分体が重かったこともあったか。障害さえクリアできれば好走できるのだが。今後はどうするか。どこかでは勝てる重賞はあると思われる。年度明けのオッズパーク杯あたりか。力はある馬なのでばんえい記念に挑戦してみても面白いかもしれないが。
  コウシュハウンカイ(5着):今回は前半から脚取りが重くこの馬らしい走りができなかった。やはり厳しいハンデに尽きるだろう。ただ得意の障害で膝を折ったのは今までにあまり見られないことだったので癖にならなければ良いが。本番のばんえい記念に向けてしっかり立て直してほしいところ。
  それにしても、やはり5頭立てはさみしい。経験という意味でも若馬にも挑戦してほしいところだが、2週後にポプラ賞という4,5歳限定の重賞があり条件的にもそちらを重視するのだろう。あまり少頭数が続くようなら開催時期や条件の見直しなどを提案したい。(2010年までのようにポプラ賞を前に持ってくるとか、さらに基礎重量を下げるとか)

はむ!の予想結果
  5頭立てだとやはり余程絞り込まないとプラスは難しい。3連単も3桁配当では・・。特に今回は◎が1着だっただけにもう少し厚めにいけなかったものかと・・ま、絞り込んだとしてもその捨てた分が入ってしまいそうだから難しかった。筆者、馬券は平地も含めるともう数十年買っているけど買い方は全く成長しない。ま、来週も重賞あるし、悔やんでもしょうがないので、次いってみよう。
  今回収支 -2,540 (配当)2,460 (投入)5,000
  今年度累計 -65,330 (今年度残高34,670) (2/25現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  3週続けての重賞、次回の重賞は今週末3月4日(日)、いよいよ明け3歳の頂上決戦イレネー記念(BG1)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

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