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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年8月28日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第30回はまなす賞(8/26)

ばんえい重賞レース回顧
第30回はまなす賞(BG3)-2018年8月26日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着○(6)マツカゼウンカイ(藤本匠) 1分46秒5
  2着△(3)ミスタカシマ
  3着注(7)メジロゴーリキ
   単勝 6 420円(3番人気) 馬複 3-6 2,390円 三連単 6-3-7 18,780円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい夏の3歳4歳対抗重賞、第30回はまなす賞は、3番人気の4歳馬マツカゼウンカイが大混戦をわずかに抜け出し勝利。念願の重賞初制覇となった。藤本匠騎手はこのレースは4年ぶり4度目の制覇、重賞は通算67勝目。
レース振り返り
  帯広は前日に台風崩れの低気圧の影響で20mm程度の雨が降ったものの、日曜日には晴れて表面が乾燥。馬場は水分は含んでいるものの、心持ち軽い程度であった。
  レースは、ややばらついたスタートながら各馬勢いよく第1障害を越えていった。特に出足が良かったのがメジロゴーリキ、そして1番人気のアアモンドグンシン、2番人気のミノルシャープなども前に付け、スタートで一歩遅れたミスタカシマも前に追いつく。その後各馬刻みを入れ先頭が何度も入れ替わる。その中ではメジロゴーリキが押っつけるようにハナに立ち、アアモンドグンシンが差なく続き、第2障害へ。ここまで46秒の速めのペース。6~7頭が揃ったところで先行した2頭がほぼ同時に障害に挑戦。メジロゴーリキは力強く越えて行ったが、アアモンドグンシンは障害中団でストップ。それらを見るようにミスタカシマが障害をスムーズに越え、ミノルシャープも引っかかりながらも障害をクリア。障害を先に越えた3頭の中ではミノルシャープの脚色がよく先頭に立ち、ミスタカシマ、メジロゴーリキが続く。その後は前半はやや後方で展開していたカネサスペシャル、マツカゼウンカイがいずれも障害をひと腰で越え、少し置いて前を追う。後の3頭は障害で苦戦した。先頭を行くミノルシャープは残り20mあたりまで軽快に行っていたが、その後脚色が鈍り、再びミスタカシマ、メジロゴーリキが近づいてくる。そして後方からマツカゼウンカイも勢いよく迫っていた。ミノルシャープは残り10mを切って1馬身程度のリードを必死に守ろうとするが更にスピードが落ち、後続の3頭が接近。ゴール直前で4頭が並び、その中で勢いのついていたマツカゼウンカイが抜け出しゴールを駆け抜けた。更にミスタカシマとメジロゴーリキが一進一退を繰り返しながらほぼ同時にゴール。写真判定にもつれ込んだが、わずかにミスタカシマが2着、メジロゴーリキが3着。ミノルシャープはわずかに遅れて4着となった。1番人気のアアモンドグンシンはその後障害で転倒し最下位の8着だった。

マツカゼウンカイ(1着):好走しても勝ちきれないことが多かったが、ようやく花開いた。前半は我慢し後方から行き直線に賭けたベテラン藤本騎手の絶妙な仕掛けが決まった形になった。後方で目立たなかったが障害も上手に越えており、そこで使うエネルギーを最小限にしたのがそれが最後の切れにつながったか。馬場も軽めで丁度良い程度であった。次の狙いは当然銀河賞だろう。4歳世代は曲者が多く厳しいレースは続きそうだが、今回のように自分の走りに徹して行けば勝てるチャンスは大いにある。
ミスタカシマ(2着):さすが重賞2勝馬。3歳牝馬ながら安定した先行力と障害力で強い4歳勢を相手に堂々とした走りだった。7番人気の2着は立派。特にメジロゴーリキとの2着争いの追い比べは見応えがあった。馬場も丁度良かったのだろう。この馬の最大の目標は12月のばんえいオークスだが、まず11月のばんえい菊花賞に照準を合わせるか。
メジロゴーリキ(3着):決してこの馬に向いていた馬場ではなかったが、先行力と障害力でカバーした。切れ味がないのが泣き所で、それが最後の接戦で勝ちきれなかったことにつながったが、この馬としては上出来の走りだったのではないか。次の狙いはもちろん銀河賞だろう。荷物が重くなれば当然中心的存在になる。
ミノルシャープ(4着):最後の直線で先頭に出た時は走りきれるかと思われたが、やはりこの馬の最大の泣き所であるゴール直前でのスタミナ切れが出てしまった。これは降りてからの勢いが良すぎて、脚に乳酸がたまってしまうのだろうか。課題として残りそうだ。力はある馬なので立て直してほしい。
カネサスペシャル(5着):他馬の様子を見ながら直線で勝負を賭けるという狙いどおりの展開ではあった。ただ今回は馬場が軽かったため、切れ味を見せるタイプではないこの馬にとっては、厳しい流れになってしまった。馬場の助けは必要だが、障害力はあるので、他馬が苦しむ展開になれば浮上する。
  その他の馬では、ジェイワン(6着)は大外の不利な枠ということもありやはり障害の課題が残ったものの、崩れなかったので今後の立て直しの目処は立ったか。ハマノダイマオー(7着)はこの馬には流れが厳しかったか。障害でも止まり力を出せなかった。そして障害で崩れ、1番人気に応えられなかったアアモンドグンシン(8着)は転厩の環境替わりもあってか馬体重が大幅に減っており体調が万全でなかったようだ。まだ3歳馬で、これからじっくり立て直したい。

はむ!の予想(馬券)結果
 的中 3連単、馬複各100円分1点、ワイド100円分1点
  (通常分)今回 +15,970   (配当)21,170 (投入)5,200
  (単複・ワイド)今回 -830    (配当)370 (投入)1,200
  今年度累計 -6,310 (7/29現在)
    通常  -1,340 (配当 28,760 - 投入 30,100)
   単・ワ -4,970 (配当 5,630 - 投入 10,600)
  ようやく少し取り返せた。◎にしたミノルシャープが最後で追いつかれたときはダメだと思ったが、○のマツカゼがよく頑張ってくれた。そして2着3着が写真判定にもつれ込み、その結果で大違いだったがうまく当たってくれた。決して買い方は上手くなかったが、広げたところに上手く嵌まってくれたというところか。これがあるからやめられない。次も勝ってなんとかプラスに持って行きたい。(なお、これまでの記事で、前回までの累計額と今回の投入額が多少間違っていましたので、修正しています。今回が正しいです。)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は3週間後の9月16日、古馬の4大記念競走の一つ岩見沢記念です。その次の週の23日には4歳重賞の銀河賞もあり、秋シーズンの本格スタートです。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

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