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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年11月18日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第44回クインカップ(11/17)

ばんえい重賞レース回顧
第44回クインカップ(BG3)-2019年11月17日-10R 200m直 晴 1.8%
  1着◎(8)ミスタカシマ(鈴木恵) 2分05秒0
  2着○(6)アフロディーテ
  3着▲(1)サンシルクラポピー
   単勝 8 150円(1番人気) 馬複 6-8 160円 三連単 8-6-1 760円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳牝馬重賞の第44回クインカップは、1番人気のミスタカシマが第2障害を先頭で越え、追いすがる後続を振り切って勝利。重賞は柏林賞に続き6勝目。この世代の牝馬重賞を全て勝利した。鈴木恵介騎手はクインカップは2014年ナナノチカラ以来5年ぶり4度目、今シーズンは柏林賞以来で4勝目通算78勝目。槻舘調教師はこのレース初制覇。

レース振り返り
  この週から帯広競馬場のコースはロードヒーティングが稼働、ゴール前の砂障害が撤去され、冬仕様に変更になった。この週の帯広は金曜日に雪が降り馬場はある程度水分を含んだ状況。ただロータリーハローもかけられており、ややハードな馬場状態であった。
  レースは、揃ったスタートから大外のカイセリュウキ以外ほぼ横一線で第1障害へ。第1障害を越えたあたりから、先行すると予想されたサトクィーンが前に出て、アフロディーテ、ジャスミンガールあたりが先頭集団へ、これにプランセス、最内からサンシルクラポピーと続き、ミスタカシマはこれらを見るようについて行く。各馬小刻みに息を入れながら、同じような態勢で第2障害手前へ。このころにはミスタカシマも追いつき、4,5頭が一線に並び第2障害に到達。ここまで59秒とほぼ平均ペース。
  各馬じっくり溜めたあと、第2障害はまずサトクィーンが仕掛けるが坂の中腹で力が入らずストップ。これを待つように、アフロディーテとミスタカシマがほぼ同時に障害に挑戦、いずれも一歩ずつ力強く障害を越え、2頭ほぼ同時に障害を降りた。後続はかなり離れて、障害をふた腰ほどでまとめたジャスミンガールが3番手、一旦膝を折って立て直したたサンシルクラポピーが4番手、その他は更に障害で苦しんだ。
  先頭争いはアフロディーテとミスタカシマの2頭の完全なマッチレースとなり、全く並んでデッドヒート。しかし残り30mを切ったあたりから徐々にミスタカシマが前に出る。アフロディーテも懸命に追うがじわじわ差が広がっていく。残り10mあたりでは1馬身半差まで広がった。ゴール前ではミスタカシマも緩みかけアフロディーテも食らいつくが、その差は縮まらず、そのままの態勢でゴール。ミスタカシマがトップハンデをものともせず1番人気に応えた。アフロディーテが2着に入り、3着争いは直線でジャスミンガールが粘るところをサンシルクラポピーがかわして3着、ジャスミンガールは後続にも迫られたが4着に入った。4番人気となっていたプランセスは障害が上がらず最下位の10着に終わった。

次走へのメモ
ミスタカシマ(1着):順当勝ちであった。特に今回は遅れを取らないよう前半から先頭集団をぴったりマークするなどかなり攻めていた。それが結果的に逃げ切りという流れになったということであろう。着差は大きくつかなかったように見えるが、逆転の余地もなく、トップハンデなどを考慮すればやはり快勝であった。むしろ併走したアフロディーテがこれ以上ない力を出しても届かないほど強かったと言える。次の狙いは当然BG1の天馬賞だろう。牡馬も含めた世代最強の座をしっかり手にしたいところ。その後は同じくBG1のヒロインズカップで全世代女王をめざすか。
アフロディーテ(2着):先行して障害はひと腰、最後まで粘ってミスタカシマを追い続け差のない2着。この馬としては最高のレースができていたのではと思われる。これで世代重賞はいずれもミスタカシマの2着と結果を見れば残念だが、十分力を付けてきたように感じられる。今後古馬戦線の中に入って特別戦などで活躍しそうだ。賞金を加算したので天馬賞に出走するチャンスも広がり、出られれば面白い存在になりそう。
サンシルクラポピー(3着):心配された障害での崩れが出たが、すぐに立て直せたことで直線の切れ味で3着まで食い込んだ。ペースが落ち着いたことも功を奏したのであろう。このあたりは兄のオイドンを思い出させる力強い動きであった。アフロディーテ同様に天馬賞の出走権が微妙だがやはり出たいところだろう。自己条件でしっかり賞金加算したい。そのためにも障害の克服が課題。
ジャスミンガール(4着):この馬の持ち味である先行力と障害力で果敢に攻めていった。最後は一杯になって、なんとか4着に残った形にはなったが、初めての重賞としては好走といえる。経験値を加えたことで、更に自信を付けたのではないか。自己条件で勝って、また上位で戦えることが期待される。
ウィナーキララ(5着):自分のレースをすることに徹して後方待機、障害も崩れず、最後は掲示板内に入り4着にもあとわずかのところまで迫った。最下位人気であったことを考慮すると好走といえよう。やはりオークスなどを経験していることも作戦上有利になったか。今後にも生かせそう。
  その他では、最後の切符を得て出走してきたカイセリュウキ(6着)は先行することも想定されたが、作戦だったのか出遅れたのか後方からの競馬であった。最後は押し上げての6着だが前に行っていれば展開は違ったかも。テツアズマ(7着)も前回ほどではなかったが障害で苦しんだ。今後のこの馬の課題となりそう。穴人気になっていたプランセス(10着)は障害で崩れた。やはりこの馬は軽い方が力を出せるタイプか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 8-6-1 5枚 単勝 8 9枚
  これは安い。◎○▲で当たってプラスにならないなんて。1,2,3番人気だからしょうがないけど。当欄では完全本命できてしまうとプラスにならない仕組みなんだ。でも1点買いとかできないしね。当たったから良しということで。それにしてもミスタカシマはやはり強かった。でもアフロディーテもよく頑張ってた。しかし4歳牝馬世代は結構存在感あるね。またそれぞれのレースでこの世代の馬が出れば狙わせてもらう。
  今回収支 -850
   (通常分) -600  (配当)3,800 (投入)4,400
   (単複・ワイド) -250  (配当)1,350 (投入)1,600
  今年度累計 -11,630(11/17・クインカップ終了時点)
   (通常分) -4,120 (配当 52,380 - 投入 56,500)
   (単複・ワイド) -7,510 (配当 12,090 - 投入 19,600)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後の12月1日、4歳~8歳以上の馬齢別選抜重賞、ドリームエイジカップカップです。予想はいつもどおり前日までには書く予定です。

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