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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年7月4日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】重賞予想・第14回柏林賞(7/5)

  今週の重賞は4歳三冠路線の第一弾、柏林賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第14回柏林賞(BG3)
(2020年7月5日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
アオノブラック 牡4 720 西謙一 金田勇 鹿毛 差
ダイリンファイター 牡4 690 赤塚健 小林長 青毛 逃
アオノゴッド 牡4 690 村上章 金田勇 栗毛 差
メムロボブサップ 牡4 720 阿部武 坂本東 鹿毛 差
  ジェイカトレア 牝4 670 菊池一 平田義 青毛 先
  コマサンブラック 牡4 690 鈴木恵 金田勇 青毛 差
  サクラドリーマー 牡4 690 藤本匠 今井茂 鹿毛 追
インビクタ 牡4 700 藤野俊 松井浩 青毛 逃
  アポロン 牡4 690 長澤幸 服部義 芦毛 差
  10 ギンノダイマオー 牡4 700 西将太 松井浩 芦毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「柏林賞」の概要と傾向
  ばんえい独自の4歳世代重賞の三冠(柏林賞、銀河賞、天馬賞)の第一弾。「柏林」は、ばんえいの帯広競馬場の近くの「柏林台」の地名から取ったもので、十勝の防風林を形成する木の一つとして柏の木があることからこの名がついたといわれる。
  傾向は、過去10年で1番人気は(2,2,0,6)とかなり苦戦。2,3番人気もそれぞれわずか1勝と芳しくない。一方4番人気が5勝もしているのが特筆もの。三連単が発売されて以降の8年間で6回までが万馬券となっており、全体として波乱傾向のレースと言って良い。これはクラスによるハンデ差が大きいのが波乱要因の一つであると思われる。実績馬が重いハンデを課せられている一方、この時期になってから力を付けてくる上がり馬が軽ハンデを生かして大駈けしてくるといった、複雑な要素が絡んでいるからであろう。騎手別では鈴木恵介騎手が過去4勝と大きくリード。また、槻舘重人厩舎が4連覇中であったが今回は同厩舎からの出走馬はいない。

今回のみどころ
  この世代は、メムロボブサップが3歳シーズンで三冠を獲得し一歩リードしていたが、今年に入って他の各馬もそれぞれ急成長を示している。その第1人者がアオノブラック。ポプラ賞など重賞2勝を挙げているほか、メムロボブサップとも互角の戦いをしている。2強の様相だが、もちろんハンデ差などを生かせば他の馬にもチャンスはある。トライアルのライラック賞を勝ったサクラドリーマーや同2着のインビクタ、特別戦を勝ち上がってきたダイリンファイターらが注目されるところ。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 アオノブラック:重賞では2勝の実績もあるが、2着3回、3着3回と、確実に上位に入り安定感があるのがこの馬。障害もしっかり対応でき、直線では切れ味もある上最後まで粘れる。相手に合わせる傾向にあり後手に回ると追いつけないことも。最内枠は勝った経験ある。
 2 ダイリンファイター:母はオークスなどを勝ったダイリンビューティ。障害が上手で、先行して力強く走りきる馬だった。その仔のこの馬も当初は力不足であったものの、ここにきて特別戦を勝つなど素質の片鱗が見えてきた。母譲りの障害力と先行力で粘りの走りが見られるか。
 3 アオノゴッド:アオノブラックと同一馬主の馬ながら、こちらは目立たぬ存在。しかし重賞などでは人気薄ながら上位に食い込んで高配当を演じることがしばしば。後方待機から、障害を越えればいつの間にかこの馬がいるということがある。切れ味と粘りもある。
 4 メムロボブサップ:昨年度の三冠を含めここまで重賞5勝と、実績は世代no.1。昨年末のダービー勝利以降はハンデ差もあって思うような走りが出来ていない様子だが、一方、古馬一線級相手に互角のレースをしている。障害で若干もたつく傾向があり立て直したい。
 5 ジェイカトレア:昨年度のオークス馬。同世代牝馬では一歩抜けた存在だが、牡馬勢の中に入ると動きの面でやや見劣り感がある。ただ最後まで粘り強く走れるタイプで、障害もある程度こなせるので。好位置につけ前が崩れる展開になれば食い込んでいくことも可能。
 6 コマサンブラック:回避馬が出たため出走権が巡ってきた。重賞出走は昨年末のダービー(7着)が唯一でそれ以来の出走となる。父ウンカイ、母コマクインと活躍馬を両親に持ち素質は十分で、障害力はあるが、直線での切れ味はいま一つ。ただ最後まで粘り強く走れる。
 7 サクラドリーマー:抜群の切れ味を持っていながら、障害で苦戦するなどなかなか生かせないでいる。ただトライアルのライラック賞では目の覚めるような追い込みで他馬をまとめてかわして勝利した。一旦障害を越えられれば、メンバー中随一のスピードが生きる。
 8 インビクタ:逃げてこそ持ち味が発揮できる最近では珍しい個性派。とにかくハナを切って、先に障害を抜けて後はどこまで粘れるか。後続が苦戦すればまんまと逃げ切ることも。ただ障害は得意というわけでなく重賞など重い荷物のときは焦って行くと自滅することも。
 9 アポロン:これまで通算16勝で2着、3着は2回ずつ、着外が24回と極端な成績。流れに乗れればスピードと勝負強さを見せるが、一旦遅れを取ると全く走らない。好不調の波が大きい。ただ馬体は充実してきており、走りの安定度は増している。前に行ければ一発も。
 10 ギンノダイマオー:2歳から3歳にかけて4度の重賞2着に入ったころは、スピードがあり安定した走りを見せていたが、近走は流れに乗れず障害でも力が入らないなど、全体的に伸び悩んでいる印象。トライアルでも見せ場を作れなかった。きっかけをつかみたい。

展開予想
  そこそこの降水があったため馬場状態は軽めに推移か。重量格によるハンデ差があり、特にトップハンデの有力2頭(メムロボブサップ、アオノブラック)がどのような位置取りで行けるかがポイント。何が何でも先行したいのがインビクタ、それにダイリンファイターも前に付けるだろう。あとは好位置狙い。有力2頭もある程度は早めに動くか。インビクタはとにかく先頭で障害を降りて大きく離したい。アオノブラックはどの位置で障害を越えてくるか。メムロボブサップの方は焦ると障害のミスが出ないか。上位がもたつくようだと、サクラドリーマーやアオノゴッドあたりが後方から一気に追い込んでくることも。

【はむ!の見解まとめ】
  3歳三冠馬のメムロボブサップが実績では抜けており注目されるところだが、トライアルでは障害で苦しむなど不安点もある。一方、アオノブラックが力をつけてきておりその差はほとんどない。あとはハンデ差を生かして浮上する馬にも目をやりたい。
  そこで当欄では◎(1)アオノブラックの方を本命にした。安定度で一枚上、障害もしっかりこなせている。最内枠に入ったが特に不利はなさそう。少なくとも連は外さないだろう。
  対抗には、先行逃げ切りを図る○(8)インビクタを持ってきた。最後の粘りも出てきており、斤量的にも前残りの可能性は十分ある。もう一頭狙ってみたいのが▲(2)ダイリンファイター。こちらも先行力があり最近メキメキ力をつけている。前半で力を少しでも温存出来れば先に抜け出すことも可能。
  そして△(4)メムロボブサップだが、最近の調子や障害ミスのリスクを見て入着にとどめた。もちろん力は認めるところ。あとは、大きいレースに強く直線でじわじわ伸びてくる注(3)アオノゴッドも押さえておきたい。切れ味鋭い(7)サクラドリーマーは一発があるが、障害次第ということもあり全面的には狙いづらい。繰り上がってきた(6)コマサンブラックも先に重賞制覇した弟に続けと思い切って攻めてくるか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今シーズンの重賞4本目。ここまでのところはまずまずの収支で推移しているが、なんとかこの調子をキープ、あわよくば増やしていきたい。
  一応アオノブラックから入るが、インビクタとダイリンファイターの荷物の軽い2頭がどこまで先行していくかに注目したい。そしてボブサップが来たらごめんなさいというところか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1→8,2,4→8,2,4,3,7 合計12通り 各100円
      8,2→1→8,2,4,3 合計6通り 各100円
      8,2→8,2,4,3→1 合計6通り 各100円
  枠複 1=7,2 2=7 合計3通り 各500円
     4=7,2 合計2通り 各300円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 700円
  ワイド 8=1,2,7,6 2=1,7,6 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。その際には次年度の方針なども示していければと思います。(コラム欄は休みます)

【コラム】ようやく
   長い長い新型コロナウイルスの影響、この欄もこんなことばかり書かなければならないのが残念です。世の中は少しずつ通常に戻りつつあるものの、東京では連日100人以上の感染者が判明するなど肝心の感染拡大が収まらない状況です。しかしもう4月ごろのように完全な行動自粛というわけにはいかないでしょう。一人一人が新しい生活様式でソーシャルディスタンスを保って感染防止をしながら過ごしていくしかないのかな。というところです。
  スポーツではプロ野球やサッカーなどもようやく開幕、ただ観客が入れるようになるまではもう少しの辛抱、たとえ入れるようになっても当分は入場人数を減らして間を開けながらということになりそうです。そして競馬に関しても、場外での馬券発売は再開しつつあるものの、本場に観客を入れての開催はここまで見合わせ。やはり人が集まると密になりますからね。かといってやはり観客がいてこその競馬。ばんえいは7月6日まで無観客、その後は未発表ですがなんとか観客を入れられないか模索中だと思われます。今後を見守るしかありません。

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