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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年11月4日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第40回北見記念(11/3)

ばんえい重賞レース回顧
第40回北見記念(BG2)-2019年11月3日-10R 200m直 晴 1.2%
  1着△(9)シンザンボーイ(阿部武) 2分36秒1
  2着 (3)ミノルシャープ
  3着○(5)メジロゴーリキ
   単勝 9 660円(3番人気) 馬複 3-9 3,530円 三連単 9-3-5 35,880円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞で4大記念競走の第3弾・第40回北見記念は、3番人気の8歳馬シンザンボーイが積極的なレース展開から障害を一腰で越えて先頭に立ち後続を振り切って快勝。8歳にして重賞は18度目の挑戦で初制覇となった。阿部武騎手は北見記念のみならず4大記念競走初制覇。今季重賞2勝目で通算は22勝目。坂本調教師もこのレース初制覇。

レース振り返り
  この週の帯広は週半ばほどにわずかな降水があったものの概ね晴れ。ただ、寒さもなく馬場は丁度良い乾きというイメージで重くもなく軽くもなくといった状態であった。
  レースは、スタートからややばらけた展開。第1障害は5歳馬のメジロゴーリキが最も早く越え、差なくゴールデンフウジンが続き、4歳馬のアアモンドグンシンも果敢に前に食らいついた。ミノルシャープは流れにまかせ好位につけた。圧倒的1番人気のコウシュハウンカイは行き脚がつかずやや後方となった。1,2障害中間までには各馬早めに刻みを入れ始めゆったりした流れに。その間にコウシュハウンカイは隣のシンザンボーイとともに徐々に前に上がっていった。各馬止まったり動いたりを繰り返しながらも全体としてはメジロゴーリキがハナを行った。これにアアモンドグンシンも付いて行く。そして第2障害手前にはアアモンドグンシンの方が先着。ここまで76秒と高重量戦ならではのゆったりしたペース。メジロゴーリキも到着、続いてミノルシャープ、ゴールデンフウジン。外からシンザンボーイ、そして一歩遅れてコウシュハウンカイが第2障害手前に到着した。
  各馬じっくり溜めて、最内のカンシャノココロあたりが到着したところで、各馬ほぼ一斉に障害を仕掛ける。アアモンドグンシン、ミノルシャープ、メジロゴーリキいずれも坂の中腹で一旦ストップ。次にゴールデンフウジン、カンシャノココロらが仕掛けるがこれも同じようなところでストップ。そして、これを見るように、外からコウシュハウンカイとシンザンボーイが仕掛ける。そしてその中で大外のシンザンボーイはひと腰で障害をクリア。コウシュハウンカイの方は障害中腹で立ち止まった。
  最後の直線に入り、先頭はシンザンボーイ、それにふた腰目で天板まで上がっていたミノルシャープが障害を越え2番手、一瞬の切れ味で前を追う。少し開いてゴールデンフウジン、カンシャノココロ、そしてメジロゴーリキと続き、その後にようやくコウシュハウンカイが降りたころには前は残り30mのところに達していた。先頭争いはシンザンボーイにミノルシャープが1馬身差あたりまで近づくが残り20mを切ったところで逆にシンザンボーイが突き放しにかかりそのままのスピードを保ったままゴールを駆け抜けた。終わってみれば10秒差以上をつける快勝。ミノルシャープも最後はゴール線上で詰まるなど厳しくなったが後続との差が大きく2着に粘り込んだ。3着争いは、ゴールデンフウジンがリードしていたが残り20mあたりで厳しくなり立ち止まる、これを巻き返しを図って追ってきたコウシュハウンカイが一旦かわしたが、こちらもゴール前で厳しくなり、一度抜かれて再度巻き返してきたメジロゴーリキに並ばれたところでゴール。写真判定の結果、メジロゴーリキが3着。コウシュハウンカイは4着だった。実績馬のセンゴクエースは大きく遅れて8着に終わった。

次走へのメモ
シンザンボーイ(1着):見事な重賞初制覇だった。思い起こせば今年正月の帯広記念でも障害をひと腰で越えて見せ場を作っていたが、今回はそれ以上に楽々越えて行ったイメージだ。帯広記念の時も阿部騎手であったが合っているのであろう。隣のコウシュハウンカイがやや出足が遅れたのをみて、うまくマークしながら前半楽なペースで行けていた。そこは30kgのハンデ差が生きたか。障害を降りてからもしっかり走れる馬なので、直線は安心感がある。今後帯広記念そしてばんえい記念と高重量戦でも大いに期待できそうだ。
ミノルシャープ(2着):6番人気で5歳馬で860kgも引っ張りながらこの成績は立派。主戦の阿部騎手に代わって乗った形になっていた島津騎手だが、この馬の特性を知り最大に力を発揮させていたように見えた。障害はある程度読めるのでハナにはこだわらず自分のペースを作っていた。最近は最後まで走れるスタミナもつけてきたように感じられる。次の狙いはまずドリームエイジカップがあるが、帯広記念も狙えそう。
メジロゴーリキ(3着):地味な結果となってしまったがそれでも3着。決して恥ずかしい結果ではなく、むしろ5歳馬としてさすがと言える。ハナは切っていったし、障害もひと腰ではなかったものの崩れたわけではない。ただ爆発力が上位馬より足りなかったというところか。このあたりはコウシュハウンカイとともに厩舎の課題かもしれない。次の狙いのドリームエイジカップは勝ちに行けるレースと言える。
コウシュハウンカイ(4着):ハンデ差、馬場状況、馬体重減など敗因を見つけようとするといろいろあるだろうが、今回は前半から行き脚も悪く、障害ももたつくなどこの馬らしくない走りに感じられた。今回のような負け方をすると、今後さらに高重量戦がある中でどうしても心配になってくるが、そこは実力馬。陣営も立て直してくるだろう。
アアモンドグンシン(5着):18年ぶりの4歳馬出走で5着は立派だ。前半から攻めていったことや、苦手な障害でも崩れずに我慢したことが最後の末脚につながった。この馬の当面の目標は正月の天馬賞。ハンデは多少もらったとはいえ、840kgで古馬と渡り合ったことはこの馬にとって大きな経験上のアドバンテージを得た。
  その他では、カンシャノココロ(6着)は好位置につけ障害もしっかり越えるなど、この馬らしい走りはしていたが、やはり同じ年齢のシンザンボーイに比して決め手に欠ける部分がある。流れに乗れれば良いが。ゴールデンフウジン(7着)は一瞬の切れ味で好位置につけたが最後で失速、最近は障害よりも最後の詰めの方に課題があるイメージだ。まだ成長の余地はある。センゴクエース(8着)は今回も厳しかった。前半の行き脚も良くないし、障害でも崩れかけるところを必死で押さえているという状況。立て直しまでもう少し時間がかかるのか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 5-9 のみ
  また単勝がやられた。しかも今回は1.4倍の大本命が裏切られた形。こんなことならやはり本来の穴狙いで行ったほうが良いのかもしれないと思わされる。シンザンボーイはある程度納得できるが、頭の方に来ちゃうか~という感じ。そしてミノルシャープも完全に見限ってしまっていた。今回は馬券もさることながら予想自体がハズレとしかいいようがない。流れを断ち切らなければ。
  今回収支 -5,350
   (通常分) -4,100  (配当)0 (投入)4,100
   (単複・ワイド) -1,250  (配当)350 (投入)1,600
  今年度累計 -16,470(11/3・北見記念終了時点)
   (通常分) -8,720 (配当 38,980 - 投入 47,700)
   (単複・ワイド) -7,750 (配当 8,450 - 投入 16,200)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  重賞は3週連続、次回は11月10日、3歳の三冠レース第2弾、ばんえい菊花賞です。予想はいつもどおり前日までには書くつもりですが、筆者多忙・体調不良につき簡単に済ませるかもしれません。

2019年11月2日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第40回北見記念(11/3)

  今週のばんえいは古馬重賞、4大記念競走の第3弾、北見記念です。早速予想いってみましょう。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第40回北見記念(BG2)
(2019年11月3日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  カンシャノココロ 牡8 850 松田道 坂本東 鹿毛 差
  アアモンドグンシン セン4 840 長澤幸 小林長 鹿毛 先
  ミノルシャープ 牡5 860 島津新 大友人 鹿毛 逃
  ゴールデンフウジン 牡5 850 藤野俊 今井茂 青毛 追
メジロゴーリキ 牡5 860 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
センゴクエース 牡7 860 菊池一 槻舘重 鹿毛 差
ソウクンボーイ 牡9 850 村上章 西邑春 鹿毛 追
コウシュハウンカイ 牡9 880 藤本匠 松井浩 栗毛 先
シンザンボーイ 牡8 850 阿部武 坂本東 栗毛 差
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「北見記念」の概要と傾向
  古馬重賞の、いわゆるばんえい4大記念競走の第3戦。かつては北見競馬場で開催されていたが、同競馬場の廃止に伴い2007年からこれを記念して帯広で行われている。出走条件は9月の岩見沢記念と同じであるため、「岩見沢記念」と「北見記念」はセットで考えられそうだが、北見記念は基礎重量850kgと荷物が更に重くなり、別定によるハンデもあることから、あまり連動せず、それぞれタイプの違うレースとなっている。
  過去10年で1番人気は(1,2,3,4)で1勝のみと苦戦。下位人気でも勝つチャンスはある。頭数が少ないことが多く大荒れとまではいかないが、波乱含みのレースであると言える。BG1レースの狭間の時期であること、そして秋が深まり馬場的にも微妙な時期であることなどが波乱の要素になっているようだ。かつて2011~13年に、他では重賞勝ち実績の少ないギンガリュウセイがこのレースでは3連覇しているように、レース適性のようなものもありそうだ。古馬が強く、5歳馬の優勝は12年前のナリタボブサップに遡る。この時は馬場水分5.4%と超軽馬場であった。牝馬も、出走自体少ないが、帯広開催以降連対無しと苦戦で、このデータからみても力勝負のレースであると言える。騎手では藤本匠騎手が実に7勝しており、今のところ若手騎手に付け入る余地はない状況である。

今回のみどころ
  今シーズンの古馬戦線は、オッズパーク杯、旭川記念はオレノココロ、北斗賞はセンゴクエースと、過去にばんえい記念を勝った実績馬がリードしていたが、夏シーズンに調子を崩し障害で苦労した。その間に台頭したのがもう一頭の有力馬のコウシュハウンカイ、グランプリと岩見沢記念を優勝。また、今シーズン台風の目となっているのがメジロゴーリキやミノルシャープら5歳勢。最初は勢いだけだったが、徐々に力をつけ、近走は全く引けを取らず、好勝負になっている。さらにはシンザンボーイらの中堅どころも重量適性を生かし好走している。北見記念では荷物がさらに重くなる中、実績馬が実力を見せるか、新興勢力が台頭するか、それとも別タイプの馬が出てくるか、見ものである。なお、オレノココロは今回は回避して今後に向け立て直すことになった。また、アアモンドグンシンは4歳馬として2001年のシンエイキンカイ(2着)以来18年ぶりの出走。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 カンシャノココロ:準オープンのクラスだが、チャンスがあるごとに重賞に顔を出している。着順こそ目立った成績は上がっていないものの、人気以上には走っており存在感を見せている。障害は踏みしめながら登るので時間は多少かかるものの確実に越えてくる。最後までしっかり歩ける脚も持っている。
 2 アアモンドグンシン:4歳馬ではあるが、世代重賞のほか古馬重賞にも果敢にチャレンジし経験値を積み上げている。スピードはあるが障害が苦手。二の足が出ないことが多い。今回はいかにも荷物が重いが、他馬よりかはハンデをもらっているので、前半食らいついて、障害をを上手くさばければ見せ場も。
 3 ミノルシャープ:勢いのある5歳馬の1頭、古馬重賞戦線でも持ち前の先行力と障害力を生かして活躍しており、旭川記念では2着に食い込んでいる。最後の詰めはこの馬の課題であるが、最近は力をつけ粘りが増し、ズルズルと下がることは少なくなっている。初めての高重量は厳しいが経験を積みたい。
 4 ゴールデンフウジン:5歳馬の一角として、今シーズンから重賞戦線に参加。成績はオッズパーク杯、北斗賞の4着が最高だが、見せ場は作っている。障害を降りてからのスピードは抜群。障害自体は課題だが克服しつつある。先行力もある。ただ高重量への対応はもう少し力と経験と積んでからか。
 5 メジロゴーリキ:まだ5歳馬であることが不思議なほど存在感を見せている。グランプリと岩見沢記念でいずれも2着、今シーズンは特別戦を含めてもすべて4着以上に入っており、安定性は抜群。先行力と障害力に自信をもっており、まず崩れることはない。未知の高重量だがこの馬ならこなせるだろう。
 6 センゴクエース:今シーズンはばんえい記念勝利の反動か、思うように動けていない。7月の北斗賞で勝利し復活の兆しが見えたが、その後体調を崩したこともあってかさらに苦しいレースが続いている。障害が上がらず膝折癖も気になるところ。しかしじっくり構えられる重量戦なら一変も十分あり得る。
 7 ソウクンボーイ:9歳馬にはオレノココロ、コウシュハウンカイの双璧がいるが、この馬も9歳として重賞勝ちの経験もあり負けていない。特に近走は特別戦で直線の切れ味を見せ好走している。一昨年のばんえい記念で勝ち馬の7秒差に迫った馬。高重量ならチャンスもある。障害をうまく切りたい。
 8 コウシュハウンカイ:今シーズンは前半は勝ちきれないレースもあったが、大崩れはしていなかった。そして夏以降はさらに充実、ばんえいグランプリ、岩見沢記念と強さを見せた。さらに北見記念は連覇中と相性の良いレース。斤量は増えるもののこの馬としては守備範囲。障害も安心して見られる。
 9 シンザンボーイ:円熟の8歳馬。今シーズン前半は軽いレースが多く、流れに乗れないことが多かったが、ばんえいグランプリや岩見沢記念では、持ち前のじわじわ伸びる切れ味を見せ、いずれも人気薄ながら3着に食い込んだ。その後も好調が続いている。高重量は大歓迎。攻めて行ければさらに上位も。

【はむ!の見解まとめ】
  有力どころからは、オレノココロが回避、センゴクエースもまだ立て直せていない。その間に5歳馬勢が活躍するなど勢力図が変わってきている。今回も若馬勢は台風の目となりそうだが、高重量の荷物にどこまで対応できるのか。
  展開だが、最近の古馬レースはほぼ似たような態勢になっている。やはり5歳馬勢がペースを引っ張る形か。特にメジロゴーリキとミノルシャープは争いながら前に行くだろう。ゴールデンフウジンあたりも障害を考えて早めに動くか。コウシュハウンカイは先頭集団の一歩後ろぐらいにつけそう。ここで無駄な力を使わない限りは、障害も直線も全く問題にしないだろう。あとの馬も好位にはつけておきたいところ。
  予想だが、当欄では今の勢いや力関係を勘案してもやはり◎(8)コウシュハウンカイの軸は不動とみて本命とした。負担重量的にも許容範囲。他の馬が荷物に苦しむことが予想され、その分だけこの馬に有利に働くだろう。8分のデキであっても他とは開きがある。
  相手はやはり5歳馬の勢いが気になるが、初めての斤量にどう対応できるか。しかし、その中でも○(5)メジロゴーリキは、これまで800kgを越えてもしっかり最後まで走っており、重い荷物でも対応できそう。馬体重増ならさらに期待ができそう。先行力と障害力でレースを自分で組み立てていけるのも強み。
  単穴として、ばんえい記念馬▲(6)センゴクエースを今一度狙ってみたい。近走は障害が全く上がらず良いところがないが、そこは実力馬。高重量となりペースが落ち着けば、障害もじっくり攻められるのではないか。今回同厩舎のオレノココロが回避し鈴木騎手に代わるかと思われたが、最近の主戦となっている菊池騎手が引き続き乗ることになり意地を見せたいところ。障害を越えられればメンバー随一の脚が生きる。
 8歳馬△(9)シンザンボーイもここにきて重賞で連続3着と好調。自分の走りに徹し、最後の粘りで落ちてくる馬を拾いながら着を上げていくレースを展開している。今回は阿部騎手となりその力は十分に発揮できるだろう。その他では、こここに来て勢いが出てきた9歳馬注(7)ソウクンボーイなども好位置で障害を降りられれば面白い存在になりそう。5歳馬(3)ミノルシャープも粘りは出てきているがさすがに今回の斤量では余程の軽馬場にでもならない限りは難しいか。(4)ゴールデンフウジンも勢いは出てきているが、ここでは荷が重そう。それなら(1)カンシャノココロの方が確実に上がってこれるが先頭グループまで届くのは難しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  前回ようやく少し取り返したもののまだマイナスは続いている。今週から3週続く重賞で取り戻せるのか、それともまた傷口が広がるのか。
  本当は一発大きなところも狙ってみたいのだが、やっぱりここは着実にコウシュハウンカイから。そうすると絞るしかない。一発あるとすればセンゴクくらい。近走をみるとかなりアテにならないがそろそろ。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8→5,6,9→5,6,9,7 合計9通り 各200円
      8→5,6→5,6,9,7,1 合計8通り 各100円
      5,6→8→5,6,9,7 合計6通り 各100円
  枠複 8=5,6,8 合計3通り 各300円 合計 4,100円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 800円
  ワイド 5=6,9,7,1 9=8,6,7,1 合計8点 各100円
  合計 1,600円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】BFG(ばんえいフルゲート)その1
  (時々同じことを言うのですが)当ブログは、本来はもう少し競馬全般について語ろうとしていました。しかし、競馬というのは非常に奥深いもので、素人で、趣味で馬券を楽しむ一ファンである筆者にとっては限界があります。本業もあるので、競馬自体を見ることも難しいこともあります。それでもばんえい重賞予想はもう7年も続けているので、これはなかなかやめられません。時折キツいので縮小を試みるのですが(今回も筆者風邪引きで中止することも考えた)、結局長々と書いているのもなんか自分らしいです。このコラム欄もそうです。本当はいろいろおしゃべりしたいのだけど、文章で書くのでうまくまとめなければならぬ。それでも楽しみでもあるのでなんとなく続けています。
  ところでここ数回当コラム欄ではたわいもなくサラブレッド系の話が多かったので、本来のばんえいの話に戻します。ばんえいファンでここ数年の流行言葉に「ばんえいフルゲート」というのがあります。略して「BFG」とも言っています。全てのゲートに馬が入るいわゆる「フルゲート」は、普通の平地競馬ではコースや距離によって違いますが、JRAで最高18頭(昔は30頭立て以上の時代もあった。)、地方競馬では大井や門別など広い競馬場では16頭、その他は12~14頭ですが、ばんえい競馬はソリを引っ張るレースということもあり、コースが決められているセパレートコースとなっているため、最高10頭となっています。しかし、レースによって10頭揃わないことが多くなっています。やはりゲートが全て埋まるレースの方が賑やかで良いことです。そこで数年前から10頭揃うレースを「ばんえいフルゲート」と呼ぶようになりました。(この話もまた今後続けます。)

2019年10月21日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第42回ナナカマド賞(10/20)

ばんえい重賞レース回顧
第42回ナナカマド賞(BG3)-2019年10月20日-10R 200m直 晴 1.9%
  1着◎(6)キョウエイリュウ(松田道) 1分22秒6
  2着○(1)ゴールデンペガサス
  3着 (10)コマサンダイヤ
   単勝 6 130円(1番人気) 馬複 1-6 1,290円 三連単 6-1-10 5,300円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい2歳最初の重賞・第42回ナナカマド賞は、1番人気のキョウエイリュウが障害4番手から直線で一気に抜き去り最後は突き放して快勝。デビュー以来無敗の8連勝で重賞制覇となった。松田道明騎手、村上慎一調教師ともに銀河賞に続き連続重賞勝ち。松田騎手は2013年ホクショウメジャー以来3度目のナナカマド賞優勝で重賞は通算52勝目。村上厩舎はナナカマド賞初制覇。

レース振り返り
  帯広は前日に冷たい雨が降り、当日は天気が回復したものの馬場は水分を十分含んでおり基本は軽馬場。ただ昼間は晴れて風もあったため障害周辺では乾いているという難しい状況であった。
  レースは、スタートから各馬一斉にダッシュ。特にキョウエイリュウのスタートが良く第1障害を先頭で越えた。キョウエイリュウが早めに刻みを入れている間に、先行することが予想されたアヴエクトワとゴールデンペガサスの内枠の2頭が追いつき、1,2障害の中間では大外のコマサンダイヤも前に取り付いた。その後はエンゼルフクヒメ、トワトラナノココロあたりが続いた。この中からアヴエクトワとゴールデンペガサスが抜け出し、1,2回刻んだ程度で一気に第2障害手前に到着、ここまで39秒のハイペース。
  2頭に続いてコマサンダイヤそしてキョウエイリュウが第2障害に到着するやいなや、まず障害を仕掛けたのがアヴエクトワ。ほどなくゴールデンペガサス、そしてコマサンダイヤが相次いで障害にチャレンジ。いずれも一歩一歩踏みしめて障害を越え、この3頭がほぼ並んで先頭争いを展開。1番人気のキョウエイリュウの方はこれらを見るようにじっくり溜めてから障害越えに挑み、スムーズに障害を越えた。それからはキャンターで一気に前の3頭に迫り、早くも残り30m手前の時点で一気に抜き去った。先に行っていた3頭も粘ろうとするがスピードが全く違った、キョウエイリュウはさらに突き放し、最後は5馬身ほど差をつけ余裕のゴールとなった。2番手争いからアヴエクトワが徐々に後退、2着をめぐってはゴールデンペガサスとコマサンダイヤの争いとなり、残り20mあたりからコマサンダイヤの方がやや緩んで、ゴールデンペガサスがそのままのペースを保ち2着に入った。2番人気コマサンダイヤは、後続のキタノボブサップとトワトラナノココロが少しずつ迫ってきたものの、序盤のリードを守り3着。4連勝で3番人気に推されていた牝馬エンゼルフクヒメは障害で立ち止まり、9着に終わった。

次走へのメモ
キョウエイリュウ(1着):やはりモノが違った。久々やトップハンデなどいろいろ不安点はささやかれたもののこれらは杞憂に終わった。今回は逃げ一辺倒のこれまでと違い他馬を見ながらじっくり攻めて行く作戦。最後で差し切れる自信があってのものだろう。障害もスムーズで全く問題なかった。今後、多少斤量が増になっても対応できそうで、センゴクエース以来の2歳三冠を達成できる可能性はかなり大きくなってきた。まずは次の重賞ヤングチャンピオンシップに向け予選の十勝産駒特別をしっかり勝ちたいところ。
ゴールデンペガサス(2着):持ち味の先行力とスピードを生かし好走。30kgの馬体重増と調子の良さを示していた。今回は勝ち馬に差をつけられた格好だが、直線での粘りも見せており、大敗感はない。既に1050kgを越えるスケールの大きな馬であり、これからさらに成長して力をつけてくれば面白い存在になる。次はまずライバルの多い十勝産駒特別でしっかり2着以内をめざす。
コマサンダイヤ(3着):青雲賞の勢いをそのままに、積極的なレース展開で3着に粘り込んだ。大外枠で周りのペースも速く、障害への対応も心配されたがほとんど影響はなかった。安定した力を出せるようになってきており、むしろ今後の伸びしろの方が大きいか。斤量増も歓迎材料だろう。当面の重賞もあるが、長い目で見ていきたい。
キタノボブサップ(4着):好位につけ最後の直線でじわじわ伸びていくという、この馬の走りはしていた。しかし今回は速いペースについて行くのがやっとという印象。ペースが落ち着けば本来の持ち味が発揮できるようになるだろう。馬体重は17kg増であったがまだ小柄でもう少し成長を待ちたい。
トワトラナノココロ(5着):上位馬のスピードには遅れを取ったものの、好位につけ最後まで伸びており、この馬自身の走りはできていた。一時期は伸び悩んでいたように見えたが、安定した走りは維持しており、今後力をつけていけば上位での活躍が期待できる。
  その他では、結局牡馬に力の差を見せられた形になった牝馬勢だが、その中ではニセコヒカル(6着)は追加出走ながら、後方待機から最後詰めていくこの馬の形を見せ牝馬最先着。当欄で単穴として狙ったアヴエクトワ(7着)は最後一杯になったものの、第2障害を越えたあたりまで先頭に立つなど見せ場は十分であった。また4連勝で3番人気に支持され期待されたエンゼルフクヒメ(9着)は速いペースに巻き込まれ、障害でも止まってしまい、持ち前の切れ味を発揮できなかった。ただ牝馬勢も流れが変われば上位進出の可能性はあり、次の重賞に向けた立て直しを期待する。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 6 7枚 枠複 1-6 1枚 馬複 1-6 1枚 三連単6-1-10 1枚
  キョウエイリュウはやはり強かった。そして久々に当欄での◎が1着。単勝は思い切り安かったけど、まず本命を当てることは大事。2着も○で馬複、枠複は結構配当付いたしこれは満足だ。3着は無印だったが3連単もよく押さえていた。これも1着を当てたからできたようなものだ。プラスはわずかだったが、それでもマイナス街道も深いところに向かいかけていただけに、まずは歯止めをかけられたことは収穫だ。1週おいて3週連続重賞が待っているので、ここでなんとかまた落ちていかないように頑張らなければ。
  今回収支 +2,840
   (通常分) +3,730  (配当)7,930 (投入)4,200
   (単複・ワイド) -890  (配当)910 (投入)1,800
  今年度累計 -11,120(10/20・ナナカマド賞終了時点)
   (通常分) -4,620 (配当 38,980 - 投入 43,600)
   (単複・ワイド) -6,500 (配当 8,100 - 投入 14,600)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後の11月3日、古馬重賞で4大記念競走の第3弾、北見記念です。そして北見記念を含め3週間連続で重賞があります。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。また、11月5日には平地競走ですが、地方競馬の祭典JBC3レースが開催されます。今年は初めて浦和で開催されるということでこちらも楽しみです。こちらの方も例年馬券は買っており、こちらでも公開しておりますので、今回も簡単な予想をしてみたいと思います。

2019年10月19日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第42回ナナカマド賞(10/20)

  今週のばんえい重賞は2歳馬が初めて挑戦する重賞。ナナカマド賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第42回ナナカマド賞(BG3)
(2019年10月20日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 2歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ゴールデンペガサス 牡2 570 菊池一 大友人 栗毛 逃
父インフィニティー
アヴエクトワ 牝2 550 渡来心 久田守 鹿毛 逃
父コトノカツマ
  アサヒユウシン 牡2 570 西謙一 久田守 栗毛 先
父シウン
エンゼルフクヒメ 牝2 560 中山直 小林長 栗毛 追
父コマローレンス
キタノボブサップ 牡2 570 鈴木恵 服部義 鹿毛 差
父ナリタボブサップ
キョウエイリュウ 牡2 580 松田道 村上慎 鹿毛 逃
父カネサテンリュウ
  トワトラナノココロ 牡2 570 阿部武 坂本東 鹿毛 先
父ナリタボブサップ
  ニセコヒカル 牝2 550 赤塚健 平田義 栗毛 追
父ホッカイヒカル
  ヒラリ 牝2 550 藤本匠 今井茂 青毛 差
父カネサブラック
  10 コマサンダイヤ 牡2 570 藤野俊 金田勇 青毛 先
父ウンカイ
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ナナカマド賞」の概要と傾向
  ばんえいにおいては平地競馬に比べて成長のピーク年齢が高く、トップクラスなら6~7歳以降に活躍する場合が多い。一方、春にデビューしたての2歳馬は、古馬に比べまだ馬体重も軽く体自体が未完成である。しかしながら、平地競馬同様、2歳重賞路線が整えられており、最初に行われるナナカマド賞、年末のヤングチャンピオンシップ、年があけて年度末の3月に行われるイレネー記念まで、各馬は重賞を目指してしのぎを削る。成長の早い遅いもあって、まだ互いの力関係も十分わかってないこの時期。未来への扉を開く馬を探すレースとなっている。
  ナナカマド賞の過去の勝ち馬を眺めると、名馬と呼ばれる馬もいる一方、その後伸び悩んだ馬もおり、馬の完成度合いを見極めることがこのレースを攻略するポイントとなりそうか。傾向だが、過去10年で1番人気は(4,3,1,2)と比較的安定、2番人気も3勝している一方、3番人気になると(0,0,1,9)と大不振。上位人気馬は信頼できるが、穴人気程度の馬には要注意といえる。さらに、5番人気以下の下位人気でも勝つこともあり、また連に絡むこともしばしば。馬体重は大きい方が有利で、特に1000kgを越える馬の連対率は高い。軽めの馬も善戦しており、昨年のメムロボブサップの(当時)馬体重901kgが最近の勝ち馬では最も軽量であった。やはり現時点での完成度の高さがポイントか。牝馬は一昨年にミスタカシマが勝ったのが20年ぶりだったということで、ある程度の力を持つ馬なら対応できそう。騎手は現役ではこのレース2勝が最高で分散している。
今回のみどころ
  能検1番時計、そしてデビュー以来7勝無敗でこのレースに臨んできたキョウエイリュウに注目が集まる。無敗のナナカマド賞馬と言えば最近ではセンゴクエース、ホクショウムゲンがいるが、センゴクはナナカマド賞に勝ってその後も連勝を続けた一方、ムゲンの方はナナカマド賞で大敗、その後イレネー記念で勝ったものの伸び悩んでいる。これまでのキョウエイリュウの勝ち方は圧倒的ではあったが、前走取り消したのもムゲンと同じパターン、そういった不安を払拭できるかが見もの。これに対して、常に上位で好走してきたトワトラナノココロや、ここに来て抜群の切れ味で連勝してきた牝馬エンゼルフクヒメ、牡馬の前哨戦・青雲賞を勝ってきたコマサンダイヤらが実績のあるところだが、どこまで戦えるか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 ゴールデンペガサス:能検は総合6位。父インフィニティー譲りの先行力、特にゲートからの出足が非常に良く、前半はキャンターでダイナミックに前に出て行く。それでいて障害力もある。スピードはあるがスタミナに課題があり最後の直線で詰まることも多い。
 2 アヴエクトワ:能検は2度目で合格、デビューが遅れたがその後頭角を現し連勝。白菊賞、いちい賞の両牝馬特別ではいずれも2着に入り力を見せている。父コトノカツマ。先行力が持ち味で、序盤から先頭争いができ障害もこなす。決め手勝負になると課題も。
 3 アサヒユウシン:回避馬が出たためA-2組ながら出走。前哨戦の青雲賞では障害から直線に出るところで失速。前走も障害で立ち止まるなど伸び悩み最下位となった。能検は第1回で7番時計でパスしており潜在能力はあるはず。持ち前の先行力でどこまで粘れるか。
 4 エンゼルフクヒメ:デビュー時は非力さが目立ちレースにならなかった時期もあったが、ここに来て牝馬特別のいちい賞で鋭い差し脚が決まり勝利、前走A-1戦でも混戦を抜け出し勝利と連勝しブレイク。父コマローレンスはブチオなどを輩出、勝負強さと粘りが身上。
 5 キタノボブサップ:能検3番時計。牡馬特別の白菊賞では2着と好走。1歳年上の全姉に重賞でも活躍しているヒメトラクイーンがおり、崩れず安定した走りを見せる。障害もこなし、降りてからの切れ味と長く使える脚もこの馬らしさか。時計はかかった方がよさそう。
 6 キョウエイリュウ:能検1番時計。そしてデビュー以来7戦無敗。青雲賞や前走のA-1戦を回避して臨んできた。非凡なスピードはあるが、ここまで勢いで来た感はある。障害力は未知数だが粘りはありそう。父カネサテンリュウは軽い方が良いタイプだった。
 7 トワトラナノココロ:能検2番時計。デビュー時から安定した力を発揮、常にトップクラスにおり完成度が高い馬だった。青雲賞では1番人気に推されたが追い比べで失速、先行力はあるが切れ味は課題になるか。父はナリタボブサップで大レースには強そうだが。
 8 ニセコヒカル:アバシリルビーなどが回避したため、2歳賞金ランク21位ながら出走機会を得てきた。父ホッカイヒカルは最後方からじわじわ伸びて行くタイプであったが、この馬も後方待機から直線で勝負する。いちい賞では追い込んで4着に食い込んでいる。
 9 ヒラリ:能検は総合9位で合格。デビュー2,3戦後に本領を発揮。牝馬特別の白菊賞では好位から抜け出し有力馬を押さえて快勝。その後はやや勢いがそがれているが、父カネサブラックで勝負根性はありそうで、接戦に持ちこめれば持ち味を発揮できそう。
 10 コマサンダイヤ:父は名種牡馬ウンカイ、そして母は現役時代オープンで活躍し人気のあったコマクイン。デビュー時は後方で追いかけるのが精一杯だったが、青雲賞では9番人気ながら積極的なレースで障害も軽くさばいて接戦を制して勝利。前走でも勢いを維持。

【はむ!の見解まとめ】
  2歳馬の最初のレースということで、まだ各馬の力関係がはっきりせず、難解なレースである。先にも述べたとおり、7戦無敗のキョウエイリュウをどう見るかが予想のポイントとなりそう。また、今回4頭出走する牝馬も今年はかなりのメンバーが揃っており展開的にも注目である。土曜日にまとまった雨が降っており軽めの馬場になりそうで、スピードに対する適性にも留意。
  展開としては、斤量面・馬場状態から見てもかなり速くなりそうで、キョウエイリュウに、ハナの速いゴールデンペガサス、牝馬のアヴエクトワあたりが先行争いを、キタノボブサップ、トワトラナノココロあたりがこれに続くという展開か。エンゼルフクヒメらは中団から後方あたりに位置取り、終盤の追い込みにかける。
  そして当欄の予想だが、やはり◎(6)キョウエイリュウを本命におきたい。久々であることや10kgのハンデを含む斤量増など不安点はあるものの、これまでの勝ちっぷりを見るとやはり他の馬より力は抜けており、軸は不動であると見る。前走休養前のレースでアバシリルビー(今回不出場)に迫られたものの余裕のある走りで最後は差し返す強さがあった。父も軽馬場得意の馬。唯一の気がかりは前走取消で体調面がどうか。
  相手だか、こちらはかなり難解である。いろいろ気になる馬はいるが、当欄では○(1)ゴールデンペガサスという馬に注目したい。とにかく出足の速い馬。父インフィニティーは重馬場得意のイメージだが先行力がありこれを受け継いでいる様子。最後の詰めは課題だが軽馬場なら逃げ粘りも。変にキョウエイリュウを負かせに行かず自分のペースで走れればチャンスはある。
  牝馬勢では、特に4連勝中のエンゼルフクヒメが注目されるところだが、後方から行く馬なので、軽馬場の中一歩遅れると追いつけるかどうか。10kg加増も気になる。それなら出足のスピードがある▲(2)アヴエクトワの方を狙ってみたい。成績的には目立たないが、障害も上手く有力馬とも差のないレースを展開している。穴で一考。
  入着候補として△(5)キタノボブサップも安定した力の出せる馬。成績だけみると平凡に見えるが常にA-1クラスで好走しており、一発はないがじわじわて伸びて食い込んできそう。そして前述の注(4)エンゼルフクヒメは注意マークにとどめた。
  その他でも気になる馬は多い。春から夏にかけて活躍した(7)トワトラナノココロは軽馬場で一変の可能性がある。青雲賞に勝ち勢いがある(10)コマサンダイヤも障害を降りてからの脚が速いが全体のペースが速くなるとどうか。追加出走の(8)ニセコヒカルも切れ味があり前が崩れた時は食い込んでくる可能性がある。ただ、馬券となるとどこまで絞れるかもポイント。

はむ!の馬券狙いどころ:
  前回の銀河賞で完全外れとなり、マイナスが膨らんできているところ。ここらで歯止めをかけたいがここで難解な2歳戦。少しでも当たる確率の高いところを狙いたい。ということで1番人気になりそうなキョウエイリュウを軸に手広く流す。21年目で初重賞制覇を目指す中山直樹騎手のエンゼルフクヒメと、同じく初重賞を狙う渡来心路騎手のアヴエクトワについては、収支とは別に応援馬券でいきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 6→1,2,5→1,2,5,4,7,10 合計15通り 各100円
      6→1,2,5,4→1,2,5,4 合計12通り 各100円
      1→6=2,5 合計4通り 各100円
  馬複 6=1,2,5,4 1=2,5 2=5 合計7通り 各100円
  枠複 6=1,2,5,4 合計4通り 各100円 合計 4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 700円
  応援馬券(単+複)4,2 計400円
  ワイド 2=6,1,5,8 8=6,1,5 合計7点 各100円
  合計 1,800円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】災害お見舞い
  次から次に自然災害がやってくるため、当欄でも時折災害の話をしていますが、先週もまた台風19号により各地に大きな被害が出てしまいました。まずは被災された方にお見舞い申し上げます(当事者の方が当欄に目を通すような状況にはならないとは思いますが・・・気持ちだけでも)。今回の台風は当初「猛烈な」などという形容詞がついていたため、暴風の方に注目されましたが、「大型」であったことから特に大雨の範囲が非常に広く、それが洪水などの被害につながったということなのでしょう。とにかく少しでも早い回復を願うばかりです。
  そして、今回の災害で改めて認識させられたのは、災害はどこでも起きる、そして想定以上のことが起きるということです。たまたま筆者の在住地の南九州では今回はほとんど影響はありませんでしたが、これまで当地も同様の災害は何度も遭ってきています。今回改めて、災害に遭う前、あるいは遭ってしまってから、各自がそれぞれどのように行動するべきか考える機会になったと思います。互いに気をつけていきましょう。
  さて、こんな時に競馬などやっているのは不謹慎だという考え方もありますが、全てが自粛していると経済活動は滞ることになります。公営ギャンブルは公共事業にもつながるわけですし、楽しむことは楽しんで、それぞれが自分の生活をしっかり送っていくことが我々のできることの一つではないでしょうか。(といいながら競馬をやる口実を作っている。)

2019年9月30日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第27回銀河賞(9/29)

ばんえい重賞レース回顧
第27回銀河賞(BG2)-2019年9月29日-10R 200m直 晴 1.0%
  1着 (1)キタノユウジロウ(松田道) 1分58秒6
  2着◎(2)アアモンドグンシン
  3着○(5)コウシュハレガシー
   単勝 1 450円(2番人気) 馬複 1-2 380円 三連単 1-2-5 4,430円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳世代重賞三冠の第2弾・第27回銀河賞は、2番人気のキタノユウジロウが、最内枠から第2障害を先頭で抜け出し、後続を振り切って快勝。はまなす賞に続く重賞連覇となった。松田道明騎手もはまなす賞以来の重賞制覇、銀河賞は2013年ホクショウユウキで優勝して以来6年ぶり3度目、重賞通算51勝目。村上慎一調教師はこのレース初制覇となった。

レース振り返り
  帯広は1週間前に大雨が降ったが、それ以降は概ね晴れが続き、馬場は表面が乾燥していたため当日ABC散水が行われた。その影響で基本は力のいる馬場ではあったものの、夜になってやや水分が浮き走りやすい状況になっていた。
  揃ったスタートから各馬第1障害を横一線で越え、まず1番人気のアアモンドグンシンがやはり前のポジションを取りに一旦先頭へ、コウシュハレガシー、オレワチャンピオンもこれに続く。そして各馬が一旦刻みを入れ始めたところで、今度はトップハンデのキタノユウジロウが最内枠からスルスルと中間付近まで止まらずに行きレースの主導権を握ろうとする。その後はペースが落ち着き、キタノユウジロウがややリードしつつも、アアモンドグンシン、コウシュハレガシー、オレワチャンピオンが出入りを繰り返しながら先頭争いに加わろうとする。これにミノルシンザンやマツノタイガーあたりが差なく続く。第2障害手前にはオレワチャンピオンとコウシュハレガシーがほぼ並んで先着、わずかの差でキタノユウジロウ、アアモンドグンシン、マツノタイガーがこれに追いつく。ここまで60秒のほぼ平均ペース。
  各馬じっくり溜めて障害の仕掛けのタイミングを伺う。そしてオレワチャンピオン、マツノタイガーがほぼ同時に障害に挑戦。ごくわずかの差でコウシュハレガシーそしてキタノユウジロウが続き。ワンテンポ遅れてアアモンドグンシンそして外から追ってきたハマノダイマオーあたりが障害にチャレンジ。各馬グイグイと力を入れ登り始め、まずオレワチャンピオンが止まらずに障害を降り始め、キタノユウジロウ、コウシュハレガシー、一歩遅れてマツノタイガー、さらに一歩遅れてアアモンドグンシンが障害を降りた。
  先頭争いはわずかに先に降りたオレワチャンピオンを、キタノユウジロウ、コウシュハレガシーがすぐに追い抜いた。残り30m地点ではその2頭が並んで先頭争い、半馬身差でオレワチャンピオン、そして1歩遅れたアアモンドグンシンが前をじわじわと追い、1~2馬身差に近づいた。マツノタイガーは遅れはじめた。アアモンドグンシンはさらに前に詰めてくるが、前もしぶとく差の縮まり方はわずか。残り20m地点ごろからコウシュハレガシーがやや緩み始め、キタノユウジロウが前に出た。そしてアアモンドグンシンもコウシュハレガシーに並びかけるが、その前には届かない。キタノユウジロウはそのままのスピードで進み最後は突き放す形でゴールを先頭で駆け抜けた。アアモンドグンシンも迫ったが先頭と脚色が同じになり届かず半馬身差で2着。コウシュハレガシーも粘ったが最後は1馬身差で3着。4番手で粘っていたオレワチャンピオンを後方から来たオレノタイショウがかわし4着に入った。

次走へのメモ
キタノユウジロウ(1着):トップハンデの上、勝ち星のなかった最内枠に入り、かなり不利な状況であったが、積極的なレース展開で主導権を握り、障害もしっかりさばき、そして最後の直線も脚色が衰えることなく力強く走りきった。終わってみれば予想以上の強さであった。勝ちきれなかった時期を乗り越えて正に本格化してきたと言える。更に強くなる余地もあり、今後が楽しみな存在になってきた。次の目標は当然正月の天馬賞であるがまだ少し時間があるので、特別戦などで古馬オープン級に挑んで更に力をつけていくのも手か。
アアモンドグンシン(2着):序盤から積極的に攻める姿勢を見せた上に、障害も一腰で越えており、レースプランは全く問題がなかった。しかし最後の直線で追いつききれなかった。結果的に切れ味が不発に終わったのは、勝ち馬に前半からペースを握られ、見た目より消耗していたか。あるいは馬体が大きくなりズブさが出てきたようにも見える。いずれにせよ不完全燃焼感は残る。今後も重賞にチャレンジし巻き返しを期待。
コウシュハレガシー(3着):今回はいつも以上に積極的に攻めていたように見えるが、またしても3着。やはり決め手に欠けるのがこの馬の泣き所か。ただはまなす賞の不可解な敗戦のショックからは十分立ち直れたように見えた。安定感は抜群なものを持っており、今後も重賞での着争いには確実に入ってきそう。最近は馬体重も増やしてきており力強さが出てきた。
オレノタイショウ(4着):柏林賞で3着に入った実績から今回も最後の末脚で突っ込んでくることは期待された。馬券圏内には届かなかったが8番人気であったので善戦と言えよう。この馬にとってはもう少し流れが落ち着いてほしかったことであろう。ただ切れ味はさすがで、まだこれから伸びる余地はありそう。
オレワチャンピオン(5着):序盤からしっかり走り先行力のあるところは見せていたが、有力馬に早めに並びかけられ、この馬の持ち味を生かし切れなかった。ただ最後の直線もズルズル下がったわけではないので、今後も流れ次第では粘り込み可能。
  その他では、当欄で単穴に狙ったミノルシンザン(6着)は、位置取りは悪くなかったが、両隣に有力な先行馬が並びそのペースに巻き込まれたイメージか。障害でもやや戸惑っていた。3連勝で臨み3番人気に推されたハマノダイマオー(10着)は、やはり重賞では荷が重かったか。もう少し実戦を積むことが必要か。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 なし
  ワイドなどを含め完全外れ。ユウジロウを全く無印にしたのでしょうがないといえばしょうがないのだが、◎○が見事に2着3着と、やっぱり馬券の買い方はなんとかならなかったものかと反省。マイナスがさらにふくらんでさすがに滅入りそうだが、長くやっていればまたヒットも打てることと信じてやっていきたい。
  今回収支 -5,800
   (通常分) -4,100  (配当)0 (投入)4,100
   (単複・ワイド) -1,700  (配当)0 (投入)1,700
  今年度累計 -13,960(9/29・銀河賞終了時点)
   (通常分) -8,350 (配当 31,050 - 投入 39,400)
   (単複・ワイド) -5,610 (配当 7,190 - 投入 12,800)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  次回の重賞は3週間後の10月22日、2歳最初の重賞、ナナカマド賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。

2019年9月28日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第27回銀河賞(9/29)

  ばんえいの重賞は2週続き、今週は4歳世代の三冠第2戦、銀河賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第27回銀河賞(BG2)
(2019年9月29日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  キタノユウジロウ 牡4 750 松田道 村上慎 栗毛 差
アアモンドグンシン セン4 740 長澤幸 小林長 鹿毛 逃
ミノルシンザン 牡4 710 阿部武 大友人 鹿毛 差
オレワチャンピオン 牡4 730 菊池一 中島敏 栗毛 逃
コウシュハレガシー 牡4 730 西謙一 平田義 栗毛 先
  マツノタイガー 牡4 720 鈴木恵 小北栄 鹿毛 追
  ジェイコマンダー 牡4 730 西将太 金山明 青毛 差
  オレノタイショウ 牡4 720 渡来心 久田守 鹿毛 差
ハマノダイマオー 牡4 720 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
  10 オールラウンダー 牡4 710 赤塚健 西弘美 鹿毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「銀河賞」の概要と傾向
  ばんえいの場合、4歳世代にも三冠レース(柏林賞、銀河賞、天馬賞)があることはこれまでも述べたところであるが、銀河賞はその第2弾である。創設当初は北見競馬場で開催されており、当時北見市と十勝を結んで走っていた鉄道「ふるさと銀河線」を想起させるネーミングとなっている。
  各馬4歳にもなると体も完成し、また古馬との対戦も経験して、どんどん力が付いてくるころである。世代の中での勢力図も固まるころで、勝ち馬は後にばんえいを代表するトップ馬となっていく場合が多い。傾向としては、過去10年間で1番人気は(3,3,1,3)と絶対的な強さがあるわけではなく波乱含みのレースとなっている。これは、元々の実績馬と、4歳になって力をつけてきた上がり馬が入り乱れ、ハンデもあるので、人気面で割れることが多いからと考えられる。但し、ここ数年は飛び抜けた存在の馬がいて実力どおりの走りを見せて、堅く収まっている。牝馬は苦戦しており、この時期の開催になってからは未勝利である。特にこのレースに強い騎手はおらず、現役騎手は最高でも2勝と分散している。一方、調教師では槻舘厩舎が5勝と、近年実力馬を連続して出していることもあり、一歩抜けている。(今回は槻舘厩舎からは不出走)

今回のみどころ
  今年の4歳世代はのランキングトップは牝馬のミスタカシマであり、今シーズンも柏林賞牝馬初優勝を上げていたが、銀河賞を回避した。今後を考えての選択か。そうなるとこの世代を代表する存在としては、まずダービー馬アアモンドグンシンの名前が挙がる。自慢の切れ味が炸裂するか。そしてはまなす賞で2着止まりにようやくピリオドを打ったキタノユウジロウも当然黙っていないだろう。一方下位からでも調子の上がってきている馬もおり、展開を含め見どころいっぱいのレースとなりそう。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 キタノユウジロウ:重賞はダービーなど2着が多く善戦どまりが続いたが、はまなす賞では追い比べを制してようやく花開いた。堅実な走りがモットーで確実に上位に食い込んでくる。障害力には自信を持っている。最後の直線もしっかり歩ききれる。一方、切れ味鋭いタイプではないので勝ちきれないことも多い。
 2 アアモンドグンシン:昨年のダービー馬で世代の1,2を争う実力馬。今シーズンは重賞未勝利だが古馬重賞にも果敢に挑戦し勝負勘を養っている。直線の切れ味は抜群で障害を降りれば速いが、障害自体は苦手で、なるべく余裕を持って挑みたい。そのためには前半で好位置につけられるかがポイントとなりそう。
 3 ミノルシンザン:8月の特別戦で勝って出走権を得てきた。重賞は3歳時の三冠レースにいずれも出走。最高は菊花賞の5着だが、この時は一瞬の切れ味で前に迫るなど見せ場を作った。基本的には前半控えて各馬の様子を見ながら、最後の直線で勝負をかけるタイプ。障害は得意ではないがある程度はこなす。
 4 オレワチャンピオン:デビュー時から期待され、2歳時にヤングCSを優勝して以降、成績が上がらなかった時期が長かったが、今シーズンに入って徐々に調子を取り戻し、8月には特別戦でようやく1年半以上ぶりの勝利を挙げた。この馬の持ち味は先行力と粘り。特に軽馬場ならフットワークが生きてくる。
 5 コウシュハレガシー:重賞は2着1回3着4回と優勝はないが善戦タイプ。脚質は自在で走りは安定しており障害も上手い。柏林賞では積極的に攻めて見せ場を作り2着に粘り込んだが、はまなす賞では流れに乗れず最下位に沈んだ。前走ではホクショウマサルら古馬勢相手に善戦しており巻き返しは十分可能。
 6 マツノタイガー:重賞は昨年のダービー、菊花賞、今年の柏林賞と出走しているが、いずれも大敗している。平場のレースなら素軽い立ち回りで強さを見せるが、荷物が重くなり相手が強くなると動きが悪くなり序盤から遅れる傾向にある。障害はこなせるのでしっかり追えば好走できそう。鈴木騎手の手腕に期待。
 7 ジェイコマンダー:2歳時はヤングCS2着など活躍したものの3歳時は苦しいレースが続いた。今シーズンに入り特に前半が好調で素軽い動きで勝ち星を重ねてきた。ただ重賞になると動きが重く成績が上がっていない。重い荷物が苦手か。父はカネサブラックで力を出せる素地はあるはず。転厩で気分一新か。
 8 オレノタイショウ:重賞初挑戦だった柏林賞では人気薄ながら、障害をしっかり越えて直線で見事な追い込みを見せ3着。その後も特別戦でAクラスの古馬相手に快勝し、賞金を加算してここに駒を進めてきた。切れ味の鋭さがこの馬の持ち味、障害も苦手にしていた時期もあったが、今は確実に上げてくる。
 9 ハマノダイマオー:デビュー当初から期待されていたが、障害で苦しむなど思うように成績は上がっていなかった。平場の軽めのレースになると動きが良くなり切れ味が生きる一方、重賞などでは重い荷物に対応できず着外に沈むことが多い。ここ数戦は調子が上がってきて連勝しており、勢いで攻めていきたい。
 10 オールラウンダー:世代ランクは16番目だが、ミスタカシマの回避による追加出走枠に手を挙げ出走。重賞は初出走で特別戦も今シーズンに入ってから本格参戦。障害の上手さがこの馬の売りで、ほとんど確実にひと腰で越えてくる。安定感はあるが、切れる脚はないようだ。高重量は未知数だが魅力はある。

【はむ!の見解まとめ】
  ミスタカシマが出ないことで、想定される流れも大きく変わってきそう。ライバルが減って喜んでいる馬はいるのか。それとも目標となる馬がいなくなりさらに難しいレースになるのか。帯広は一週間前に大雨が降っているが、その後は降水はなく乾燥して渋めの馬場になりそう。
  レース展開予想だが、前に行きたい馬が少なく、どの馬も他馬の様子をうかがいつつ牽制しあいながら進む形になるか。そうなるとペースは落ち着きそう。一応オレワチャンピオンがレースを引っ張る形になるか。あるいはアアモンドグンシンが苦手な障害を意識して押し出されるように前に行くことも考えられる。後の馬も好位にはつけたいが、ハナには立ちたくないというところ。直線勝負にもつれ込むことが考えられ、最後までしっかり走れるタイプが有利か。
  ハンデ差もあり予想は極めて難しいところだが、当欄では◎(5)アアモンドグンシンが、不安点は多少あるものの、やはり力やスピードはメンバー中では飛び抜けているとみて本命とした。おそらく前半から飛ばして障害はじっくり溜めるという作戦に出るのではないか。コンビを組む長澤騎手との息も合ってきたように見える。
  相手として、当欄ではまなす賞の際に狙った○(5)コウシュハレガシーに今一度期待したい。最下位となったはまなす賞の走りは不可解であったが、その時は流れに乗れなかったということで、その後の特別戦では巻き返しており、前半差なくついて行ければ勝ち負けにつながる走りができるだろう。面白い存在が▲(3)ミノルシンザン。重賞では目立った実績はないが、特別戦では有力な古馬を交えて善戦しており、同世代ライバルにも勝ち負けを繰り広げている。今回上位と40kgのハンデをもらっており、接戦が必至の中、切れ味のあるこの馬がチャンスを生かす場面も。
  入着候補としては、先行力のある△(4)オレワチャンピオン。スタミナが課題であるが切れる脚がないだけで、ポテンシャル自体は高い馬なので、思い切って行ければ粘り込みも。そして、更に穴として注目したいのが注(9)ハマノダイマオー。かつての実力馬が帰ってきたというイメージ。レース展開が落ち着いて障害を切れれば抜け出し可能。
  一方、はまなす賞を勝って勢いに乗る(1)キタノユウジロウも有力馬として支持されそうだが、今回はトップハンデ、端枠と悪い条件が重なっている。それを乗り越えるだけの力は十分持っている馬だが、やはり予想としては軽くしたい。他では、切れ味がある上に今回鈴木騎手が乗ってきた(6)マツノタイガー、柏林賞で3着に突っ込んできた(8)オレノタイショウあたりの動きが注目されるが、馬券的にはここまで手を広げられるかどうか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  徐々にマイナスがふくらんできたのでここらで歯止めをかけたいところ。特にそろそろ単勝を当てたい。今回はグンシンを中心に、前回狙ったコウシュハレガシーなど、なんだか買うと来ないというパターンに陥る懸念もあるが、そこは信じていくしかないだろう。ワイドも手広く。。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 2,5,3→2,5,3,4→2,5,3,4,9 合計27通り 各100円
  馬複 2=5,3,4,9 5=3,4 合計6通り 各100円
  枠複 2=5,3,4,8 合計4通り 各200円 合計 4,100円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 2 800円
  ワイド 3=2,5,4,8,9 8=2,5,4,9 合計9点 各100円
  合計 1,700円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】ディープとキンカメ
  ちょっと前の話ですが、前々回の当欄でディープインパクトのことについて長々と述べたところですが、もう一頭、同じ時期で出てきてディープと並ぶ名馬・名種牡馬であったキングカメハメハ(以下「キンカメ」と略します)も先日ディープの後を追うように永い眠りにつきました。筆者はディープは好きではありませんが、キンカメはどちらかというと好きな方の馬です。
  ディープとキンカメは同じ馬主の馬です。ですから前回述べたディープが好きでない理由はキンカメにも当てはまるはずです。強い馬を育てるという考え方は同じです。しかしこの2頭タイプが全然違います。そして、筆者はディープよりキンカメの方に断然軍配を上げたいと思います。それは筆者が判官贔屓ということもありますが、最大の理由はキンカメの方が奥深いからです。
  ディープは主流の父サンデーサイレンスでサラブレッドのサラブレッド(後者は例えの意味での)。ただただ整った日本の中央競馬の芝で最高のスピードで走る馬。一方、キンカメは父キングマンボで外国からも持ち込み馬。血統は良いのですが日本では主流ではありません。そのせいか、競走馬時代8戦7勝の素晴らしい成績は上げたものの、日本の高速馬場がこたえたのか脚元不安で早々と引退。華々しく脚光を浴びたディープに対して、強い割には地味に競馬ファンの間だけでたたえられた、それがキンカメです。ただNHKマイルカップと日本ダービー両方を勝つなどどんな状況でもどんな馬場でも走れるというオールマイティの力。それがその産駒に引き継がれました。世界で活躍したロードカナロアを出したかと思えば、ホッコータルマエなど地方のダートで大活躍する馬を多数出しました。芝とダート両方を走れるレッツゴードンキという馬などもいます(今週のGIスプリンターズステークスにも出走予定)。このようにキンカメ産駒は、地方競馬の盛り上げにも多大な貢献をした馬でもあることから、筆者的には断然キンカメの方が好きだったということです。

2019年9月24日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第55回岩見沢記念(9/22)

ばんえい重賞レース回顧
第55回岩見沢記念(BG2)-2019年9月22日-10R 200m直 晴 0.9%
  1着○(2)コウシュハウンカイ(藤本匠) 2分28秒9
  2着◎(9)メジロゴーリキ
  3着 (7)シンザンボーイ
   単勝 2 190円(1番人気) 馬複 2-9 310円 三連単 2-9-7 2,660円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬優勝で4大記念競走の第2弾・第55回岩見沢記念は、1番人気のコウシュハウンカイが障害を先頭で抜け出しそのまま駆け抜けて最後は2着に10秒以上の差をつける圧勝。ばんえいグランプリに続く重賞制覇で通算12勝目。藤本匠騎手は今期重賞2勝目、岩見沢記念は13年ぶり6度目の優勝で、重賞は通算70勝目。松井調教師はこのレース7年ぶり7度目の制覇。

レース振り返り
  ここ1週間の帯広はわずかな降水があったものの概ね晴れが続き、馬場は乾き気味でやや重め程度の状態であった。
  レースは、スタートからややばらつき気味。予想されたとおり5歳馬勢が前に出てレースを引っ張る展開。メジロゴーリキ、ミノルシャープにゴールデンフウジンが先頭集団へ、これにコウシュハウンカイが続き、センゴクエースらは中団、オレノココロは後方からの競馬となった。各馬早めに刻みを入れ、かなりゆったりしたペースに落ち着いた。第2障害手前にはメジロゴーリキ、ミノルシャープが先着、コウシュハウンカイが続き、中団にいたシンザンボーイ、カンシャノココロあたりもこれに追いついた。ここまで75秒とスローペース。
  障害を先に仕掛けたのはメジロゴーリキとカンシャノココロ。カンシャノココロは坂の中腹で、メジロゴーリキは踏み込んで天板付近まで上がったもののそこでストップ。続いてミノルシャープが挑戦するも、こちらも8分目あたりで止まる。それらを見るようにコウシュハウンカイが障害に挑み、止まらずしっかり越えて先頭へ、もう一度気合いを入れたメジロゴーリキが2番手で続いた。さらにはミノルシャープが3番手で降り、その後の馬は障害でかなり苦しんだ上、ゴールデンフウジン、カンシャノココロ、シンザンボーイの順で続いた。
  先頭集団はコウシュハウンカイが10m近く引き離して大きくリード、メジロゴーリキも追うが差は縮まらない。3番手はスピードの落ちたミノルシャープを切れ味を生かしたゴールデンフウジンがかわして前を追っていた。
  そして、先頭を行くコウシュハウンカイは最後まで緩むことなくゴールを駆け抜け、1番人気に応えた。追っていたメジロゴーリキは残り10mを切ったところで詰まって立ち止まった。これに3番手で追ってきたゴールデンフウジンが近づくがこちらもストップ。さらに後方からシンザンボーイとカンシャノココロが追い込み、ゴールデンフウジンをかわした上でさらに前に差を詰めてくるが、立て直したメジロゴーリキがなんとか粘って2着。勢いのあったシンザンボーイが3着に食い込み、結局1~3着はばんえいグランプリと同じ着順となった。その後ろはカンシャノココロが4着に入り、ゴールデンフウジン、ミノルシャープと続いた。実力馬オレノココロとセンゴクエースは、前半から遅れ障害も上がらず8着(センゴクエース)と9着(オレノココロ)に沈んだ。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):絶好調そのものの走り。5歳馬が前に行っても全く慌てず中段の構え。障害はじっくり溜めていたが、これは最後の詰めを考えてのもので、自信があるからこその作戦であった。直線は他馬の方がついて行けず、着差以上の圧勝であった。次の狙いはもちろん3連覇がかかる北見記念。重量はさらに重くなるが、好調を維持しており、他のライバルたちがもたついている間は天下は続くだろう。
メジロゴーリキ(2着):この馬としては100%の力を出していた。強いて敗因を探すなら、障害の天板でもう一歩が出ず勝ち馬に絡んでいけなかったことぐらいか。障害に挑戦するタイミングも微妙だったかもしれずそこは端枠も多少影響があったか。力負けではないので、今後更に荷物が重くなって未知の領域に入っても対応は十分可能だろう。北見記念も狙えそう。
シンザンボーイ(3着):グランプリに続き3着に食い込んだ。いずれも7番人気の人気薄を克服。ただ最後の直線の走りはしっかりしており、そこは力のあるところを見せた。今回は前半から積極的に行き好位置につけられたことも善戦の要因であるだろう。渡来騎手とのコンビも息が合っているようだ。経験も積んでおり、高重量戦では今後も期待できそう。
カンシャノココロ(4着):繰り上がり出走ながら4着は立派。障害をひと腰で決めようとせず、じっくり一歩ずつ攻めていく姿勢が重賞では好走につながっている。今後の重賞も出走さえできれば期待が持てる。ただA1組の身で出走できるかは運次第のところがあるので、しっかり平場でも勝ち星を重ねたい。今回のような積極的な走りができれば。
ゴールデンフウジン(5着):この馬は障害が苦手で数発かかることは想定内。降りてからの切れ味が勝負で、今回障害を4番手あたりで降りれた時は着内食い込みもあると思われたが、最後で失速するあたりはまだやはり力不足が見える。初めての800kg台の荷物では致し方ない。今後経験を積んでいけば、戦える力をつけていけるだろう。
  その他では、ミノルシャープ(6着)も自分の走りはしていたが、失速具合を見ると、やはりこれぐらいの高重量はまだ厳しそう。センゴクエース(8着)はやはり障害の修正は完全ではなかったが、今回は隣の馬の影響を受けたこともあり見限るのは早いか。一方オレノココロ(9着)はまだ本調子ではなく、今後どのように立て直していけるか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 枠複 2-8(2本) 馬複 2-9 ワイド 7-9 のみ
  当欄で単勝買いを行うようになってからか、本当に本命が1着に来ない。もっとも、外れるように予想しているとしか思えない。あと、過去データは本当にアテにならない。今回もグランプリ馬は勝てないというジンクスもコウシュハウンカイがあっさり打ち破った。というか。やっぱり今回はコウシュハでしょ?という感じ。しかも3着のシンザンボーイも気になってワイドで押さえていながら不十分。本当に馬券はうまくいかないものだ。
  今回収支 -5,800
   (通常分) -3,710  (配当)890 (投入)4,600
   (単複・ワイド) -650  (配当)550 (投入)1,200
  今年度累計 -8,160(9/22・岩見沢記念終了時点)
   (通常分) -4,250 (配当 31,050 - 投入 35,300)
   (単複・ワイド) -3,910 (配当 7,190 - 投入 11,100)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2019データ・馬券成績表)

  重賞は2週続き、次回は9月29日、4歳の三冠レース第2弾、銀河賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思っています。