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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2013年3月9日土曜日

【はむ!のばんえい重賞大作戦】3/10イレネー記念(3/3チャンピオンカップ結果含む)

はむ!のばんえい多々雑感
  年度末で急激に忙しくなってきましたので。当面多々雑感は簡略版にします。(また落ち着いたら書きます。)

  さて、4週連続重賞第2弾は、明け3歳最強馬決定戦、G1イレネー記念です。ばんえい競馬の祖ともいえるイレネーをたたえた(帯広競馬場に銅像があります。)ばんえいでも最も格調高いレースで、サラブレッドがダービーを目指すように、ばんえいの馬なら「イレネーを勝つ」ことが最大の夢なのです。
  レース傾向は、JRAの日本ダービーと同じように、強運の馬が勝つといってもおかしくありません。このレースにぴったり照準を合わせて調子のピークを持ってこれて、変わりやすい春先の馬場状態を味方につけた馬が勝つといってもいいでしょう。特にここ数年はライバル対決の構図が多くなっており(ニュータカラコマ(オイドン)、ニシキエーカン(ブラックボス)など)それまで惜しくも負けていた馬が逆転勝ちといった結果になっています。
  今年はどの馬が運をつかむでしょうか。

はむ!の重賞予想大作戦(予想)
2013/03/10-10R 第44回イレネー記念(BG1)
(はむ!の予想印)
◎ (7)ソウクンボーイ
○ (5)ショウチシマシタ
▲ (6)ダイコクパワー
△ (10)コウシュハウンカイ
注 (2)マツリダワッショイ

(はむ!の見解)
  今年の明け3歳は飛び抜けた馬がいなくて、群雄割拠の様相。ショウチシマシタ、ソウクンボーイの重賞勝ち馬か、無冠の帝王ダイコクパワーや上位常連のコウシュハウンカイらの巻き返しか。それとも回避馬が出たことにより出走権が回ってきたオホーツクノタカラあたりが強運を生かして上位に潜り込むのか。いずれにせよ激しい戦いが広げられそうでこれを予想するのは困難だ。
  本来なら黒ユリ賞の勝ち方が強烈だったナナノチカラがここにも出ていればいい勝負になりそうな気配だったが、ここはさすがに回避。
  そうなると、670kgという重量からしてもやはり実績のある馬から狙うのが定石であろう。
  力量的にはヤングチャンピオン勝ち馬で現在3歳ランキング1位のソウクンボーイがやはり上位。今までスピードで押してきた馬だけに、重量が増えた時に力をどれだけ出せるかは未知数だが、そこは勢いで押していくだろう。雪の予報が出ているのもこの馬には追い風だ。1200勝を達成したばかりの大口ジョッキーもこのあたりで大きな所を狙っているのではないか。
  相手にはナナカマド賞で優勝したショウチシマシタを推したい。繰り上がり優勝であってもその後のレースぶりを見てみれば、フロックではないことは証明されている。凄みは感じないのだが、その場に合わせた自在な走りで一度も掲示板を外したことがない。今回はベテラン大河原騎手に乗り替わりさらに期待はふくらむ。課題はやはり初経験の重量がどうなるかということだけだ。
  そのナナカマドでショウチシマシタに先着したダイコクパワー。力はあるだけになんとか重賞タイトルを手にしたいところ。ここ何戦かは体重があまり増えておらず少し小ぶりな印象があるのが心配だが、前走も体重が減りながらも根性のあるところを見せており、しっかり走りきれば一気に抜け出すことも考えられる。
  コウシュハウンカイも常にトップクラスで勝負してきた実力馬、力も上位馬と互角以上だ。今回は大きなチャンスではあるが、大外の10番枠に入ったのが気になる。落ち着いたレースができれば問題ないが、内側の有力馬が競り合って上位争いをしている時などは、見えないマイナス要因になり得る。しかしその条件を克服してこそ、イレネー記念馬にふさわしい馬になれるだろう。
  以上の馬が上位と見ているが、穴を狙うなら前走勝ってこのレースの出走権を得た上がり馬マツリダワッショイに注目してみたい。1000kgを大きく上回る堂々とした馬格は器用さはないものの高重量戦にはめっぽう強そうだ。成績にムラがあるので信頼はできないが、他の馬が苦戦していれば、大駆けはあり得る。
  他では実績馬オホーツクノタカラや、牝馬でも実力は劣らないコウシュハクィーンなども侮れないが、馬券としては3連単の押さえくらいまでだろう。
  どの馬も一生に一度しかないチャンス、各馬最高のパフォーマンスを見せてもらいたいものだ。

(馬券)
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,10 18通り各200円
三連単 7,5,6→7,5,6,10→7,5,6,2 21通り各100円
三連単 7,5→7,5→3 2通り各100円
複勝 2 100円
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合計 6000円

頭が決まらないのでソウクン、ショウチシマシタ、ダイコクの3頭を中心に、コウシュハウンカイは2着以下で頑張ってもらおう。マツリダワッショイも絡めたかったが点数増えるので3着までにした。こういう時に限って2着に買ってないのが来るんだよな。


  続きまして、遅くなりましたが前回の重賞の結果と、前回までの収支決算です。

はむ!の重賞予想大作戦
2013/03/03-10R 第34回チャンピオンカップ(BG2)・・・結果
1着 4 ホッカイヒカル
2着 5 ブラックパール
3着 8 フジダイビクトリー
単勝 4 320円
馬単 4-5 1,960円
三連単 4-5-8 18,360円
でした。(動画) 

(感想)
  ばんえいのレースならではの力の入った好勝負だった。レース展開は、大方の予想通りフジダイビクトリーが先手を取っていったほか、キタノタイショウがスタートから積極的に出て前に、その他カネサブラックを初め有力どころもほとんど差がなくついていく。しかしかなり力のいる馬場だったようで、各馬刻みながら中段へ。いつものように最後方からレースをするホッカイヒカルは、他の馬が遅いのを見てか、中盤から早めに前方に取りつき、第2障害では全馬ほぼ横一線。そしてフジダイビクトリーから先に仕掛け、他の馬も続く。しかし全馬障害で立ち止まる。
  先に仕掛けたフジダイビクトリーが先に障害を越えリード。2番手は最内からギンガリュウセイが行くが脚色は良くない。その後はキタノタイショウが障害で軽く膝を折ってややもたつきながらも、なんとか障害を越え一気に前を追う。真ん中からはブラックパールがこれも膝をつき、横のカネサブラックの方によれながらも立て直し4番手。カネサブラックはブラックパールがよれてきた影響もあってか、5番手あたりで追う展開となった。
  終盤はフジダイビクトリーが逃げるところをキタノタイショウがこれをかわす。ブラックパールもこれを追うという展開。カネサブラックはここでハンデが効いたか失速。そこをホッカイヒカルがじっくりためて障害5,6番手あたりから前の馬を見るようにじわじわ追って先団に取り付く。ゴール前のデットヒートはキタノタイショウが抜け出したかと思いきや、ゴール直前でストップ。そこをホッカイヒカルがまとめて差しきった。2着は軽量を生かして付いていったブラックパール。そして3着は逃げたフジダイビクトリーが粘り込んだ。キタノタイショウは結局4着だった。
  勝ったホッカイヒカルは今年度春のオッズパーク杯以来の重賞勝ち。好調をキープしていた上に展開がうまくいった。相変わらず読みにくい馬であることには変わりないが、力はあるのでばんえい記念本番も侮れない存在ではある。
  2,3着の若馬2頭は軽量が生きた感じだが、古馬相手に堂々のレースをしたので今後が楽しみだ。キタノタイショウはやはり障害が課題かな。
  カネサブラックはきついハンデ差でさすがに追いつかなかったが、特に悪いレースをしたわけではないので、ばんえい記念本番でを見据えた良いたたき台になったというところだろう。

(馬券結果)
三連単 3,4,8,1BOX 24通り各200円
三連単 3,4,8,1→3,4,8,1→6(3着固定)12通り各100円
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合計 6000円 的中なし

  う~ん。狙いどころは悪くないと思うんだけど馬券の買い方がまずいよな。ブラックパールは好きな方の馬なんだけど、馬券の相性は悪く、買えば来ない、買わなければ来る。の繰り返しだ。やはり完全に外してしまうのは失敗だった。


はむ!の2012年度ばんえい重賞大作戦収支決算(3/3チャンピオンカップまで)
月日 レース名
勝馬 投入 的中 収支 今年度収支
4/29 第6回ばんえい十勝オッズパーク杯  BG2 ホッカイヒカル 6000 7950 +1950 +1950
6/17 第43回旭川記念 BG3 カネサブラック 6000 1290 -4710 -2760
6/24 第6回柏林賞 BG3 フジダイビクトリー 6000 0 -6000 -8760
7/15 第20回北斗賞 BG3 キタノタイショウ 6000 0 -6000 -14760
7/29 第24回はまなす賞 BG3 オイドン 6000 0 -6000 -20760
8/12 第24回ばんえいグランプリ BG1 ギンカリュウセイ 6000 3800 -2200 -22960
8/26 第37回ばんえい大賞典 BG3 ブラックボス 6000 640 -5460 -28420
9/16 第20回銀河賞 BG2 ニュータカラコマ 6000 0 -6000 -34420
9/30 第48回岩見沢記念 BG2 カネサブラック 6000 0 -6000 -40420
10/14 第35回ナナカマド賞 BG3 ショウチシマシタ 6000 3700 -2300 -42720
10/28 第33回北見記念 BG2 ギンガリュウセイ 6000 2100 -3900 -46620
11/4 第37回ばんえい菊花賞 BG2 ニシキウンカイ 6000 27360 +21360 -25260
11/11 第37回クインカップ BG3 マリンチャンス 6000 0 -6000 -31260
12/2 第37回ばんえいオークス BG1 タカラハヤヒメ 6000 0 -6000 -37260
12/16 第3回ドリームエイジカップ BG3 テンマデトドケ 6000 0 -6000 -43260
12/23 第41回ばんえいダービー BG1 アサヒリュウセイ 6000 0 -6000 -49260
12/30 第14回ヤングチャンピオンシップ BG2 ソウクンボーイ 6000 1670 -4330 -53590
1/2 第35回帯広記念 BG1 カネサブラック 6000 0 -6000 -59590
1/3 第6回天馬賞 BG1 オイドン 6000 4150 -1850 -61440
1/27 第23回ヒロインズカップ BG2 ブラックパール 6000 0 -6000 -67440
2/17 第38回黒ユリ賞 BG2 ナナノチカラ 6000 23700 +17700 -49740
3/3 第34回チャンピオンカップ BG2 ホッカイヒカル 6000 0 -6000 -55740
3/10 第44回イレネー記念 BG1 6000
3/17 第34回ポプラ賞 BG3 6000
3/24 第45回ばんえい記念 BG1 6000

  もう大詰め。あと3つでなんとか少しでも取り返せないものか。

  次の記事は3月17日のポプラ賞前日までには書きます。

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