header2

 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2014年11月30日日曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2014】第39回ばんえいオークス(11/30)

はむ!のばんえい多々雑感
  2週続けて重賞、しかも今週はG1のばんえいオークスがあり、予想やコラムに頑張りたいところですが、本業など公私に忙しくてネタを考える時間がありません。というわけで、今週はこの欄はお休みにします。と、いうか、今後もこんなことが多くなりそうなので、次回から「予想」「結果」「コラム」に分けてそれぞろ別々の日に書いていきたいと思います。(もちろん続けてはいきます!)

はむ!のばんえい予想前回の結果
  さて、前回のばんえい重賞・ドリームエイジカップ(11/23)の振り返りです。
  まずは結果から。勝ったのは今年のばんえい記念馬ながら、今回は9番人気に甘んじていた8歳馬インフィニティーが先行力を上手く生かし逃げ切り勝ちで今期重賞初制覇で通算3勝目。尾ヶ瀬馨騎手はフクイズミで勝って以来3年ぶりの重賞勝ちとなりました。2着は大外から鋭く追い込んだ6歳馬オイドン、3着は前に差がなく取り付いた4歳馬オレノココロが入りました。単勝は2,160円、三連単242,500円と波乱の結果となりました。
  晴、馬場水分2.3%と乾き気味のせいか、全般的にやや時計のかかる馬場状態。前半は先行馬のトレジャーハンター、インフィニティー、オレノココロが積極的に前に行き、第2障害ではトレジャーが先に仕掛けるも、少し天板で引っかかったところを隣の同厩舎インフィニティーが軽く抜けて先頭に立ちました。トレジャーが差の無い2番手に付け、若干遅れてオレノココロが障害を降り、これに続いてコウシュハウンカイと若馬が行き、両端からオイドンとニュータカラコマが障害をためてひと腰で抜けこれらを追いかけ、前に追いつくような勢い。しかし前に行けば粘り腰のあるインフィニティーが、後続を引き離しそのままゴールで快勝。トレジャーハンターは接戦で息が上がってしまい失速。そこを外からきたオイドンが久々の切れ味を見せ2着、障害をクリアしてから最後までしっかり走り切ったオレノココロが、最内から追ってきたニュータカラコマを押さえ3着に粘り込みました。
  インフィニティーは、あの死闘を演じたばんえい記念以来近走は成績が振るわず、時計のかかる重量戦向けの馬と思われ、今回は若干軽視いましたが、今回は馬場が乾いたということもあってやや時計がかかり、その分積極的に前に行けたのが勝因というところでしょうか。今後、この馬に適した条件の大きなレースも控えておりさらに注目されるところです。
  はむ!の馬券の方ですが、インフィニティーは全く考えていなかったので完敗。ニュータカラコマやキタノタイショウなど実力馬を完全に外して買っていたのでドキドキしながら見ていて結局2頭は来なかったのですが、違うのが来ちゃったというところ。密かにオイドンとオレノココロの馬複なども押さえていただけに、少し惜しい感じがします。(ワイドがあったらなぁ)コウシュハもエーカンも来てないし、負けは負けなんですけどね。

   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  さて、今週はいよいよG1ばんえいオークスです。早速予想まいりましょう。

はむ!のばんえい重賞予想
2014年11月30日-10R 第39回ばんえいオークス(BG1)(19:05発走)
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回ばんえいオークス(BG1)
(2014年11月30日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  センゴクイチ 牝3 660 藤本匠 久田守 青毛 先
キサラキク 牝3 660 鈴木恵 金田勇 芦毛 差
  フェアリードール 牝3 660 安部憲 岩本利 栗毛 差
マルタウンカイ 牝3 660 藤野俊 村上慎 青毛 差
アサヒメイゲツ 牝3 660 西将太 松井浩 栗毛 追
  ツルマキイチバン 牝3 660 工藤篤 村上慎 鹿毛 先
  キクノカチドキ 牝3 660 尾瀬馨 金田勇 栗毛 差
メモリアルサマー 牝3 660 西謙一 岡田定 青毛 先
  ソラチキクヒメ 牝3 660 村上章 村上慎 栗毛 先
10 アアモンドセブン 牝3 660 舘澤直 小林長 青毛 逃
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 複勝 8,5  馬複(BOX) 2,5,6 合計3通り
 三連単(フォーメーション) 2→5,8,10→5,8,10,4,1,3 合計15通り
 三連単(フォーメーション) 2=5→8,10,4,1,3 合計10通り
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  牝馬最高峰、それも一生に一度しかないレース。それがオークス。ばんえいオークスも開催時期は違うもののその栄誉は同じだ。牝馬なら各馬ここを目標に満を持して挑戦してくるだろう。
  負担重量は定量戦でクラスに関わりなく660kgで固定。そうなると上位馬が断然有利だ。しかしながら過去の傾向は1番人気の勝率は高くない。(帯広固定開催の2005年以降は2008年のニシキエースと2009年ワタシハスゴイの2回のみ)かといって超人気薄が来ることも少ない(例外は2006年のキキリンドウ(10番人気))。概ね2~4番人気程度の馬が来ている。
  こういった傾向を踏まえても、今回はキサラキクの力が抜けている。黒ユリ賞は快勝。イレネー記念でも勝利寸前までいった。今シーズンに入って、格付けとハンデで厳しいレースが続いていたが近走はすっかり調子が戻り、ばんえい菊花賞でも2着に入っている。先行力がある上に、第2障害を越えてからもしっかり走り切る力を持っている。死角を探すとすれば、他にマークされる立場になるので、例えばペースをかき回された場合に追走に手間取り障害で引っかかるような可能性があることや、切れ味のある追い込み馬に差される可能性がわずかながらあることか。それでも本命は揺るぎない。
  そのキサラキクを負かす可能性がある馬とすれば、アサヒメイゲツくらいだろう。大型の馬体で力強い末脚には定評がある。重賞ではあと一歩のところで届かない感じだが、大崩れもしていない。あまり先行馬に遅れてしまうと、昨年のナナノチカラのような鬼脚という感じではないので、やはり追いつききれないこともあり得る。第2障害までにどこまで力を温存できるかもカギ。ただ枠順は真ん中の丁度いいところを取れた。
  上位馬ということでは、アアモンドセブンが3番手に入ってくる。スピードと先行力がある。今回は大外に入ったこともあり、良い位置取りをキープする意味でもハナを切って行くだろう。ただ最後まで息が続くかどうか。軽馬場なら逃げ切るチャンスもありそうだがどうか。若手の舘澤騎手の手綱で積極的なレースが期待されるところ。
  以上が上位3頭で、上位馬は多くの重賞経験つまり重量経験があり抜けているが、そこは展開次第で下位馬が食い込んでくる余地はないでもないだろう。その中では高い連対率を誇るセンゴクイチあたりがおそらく注目されるところであろう。先行力があって台風の目になりそうだが、最内枠に入り動きはどうか。隣にキサラキクがおり、これを負かせに無理に行こうとすると息が続かないかも。
  本欄では、メモリアルサマーという馬に注目した。今シーズンはC1~B4クラスで障害に苦労するなどあまりパッとしないレースを続けているが、もともとは黒ユリ賞4着など重賞で善戦してきた馬。この馬はそこそこ重量を背負って行ったほうが力を発揮できるのではないか。一発あるとすればこの馬と見て、単穴扱いとした。
  もう一頭おもしろそうなのがマルタウンカイ。実績としては黒ユリ賞6着が目立つ程度だが、まだこの馬の力が十分発揮されていない。これまでは速い展開に戸惑っている感じ。じっくり歩ける今回は大化けがあるかもしれない。注意マークで。
  あとは、勝負強さを持っているフェアリードール、好調をキープし、自己条件で勝ち込んでいるツルマキイチバンあたりが少しでも見せ場を作れるか注目。キクノカチドキソラチキクヒメも自己条件では先行力を生かしいいレースをしているが、まだCクラス。重量戦も未経験でさすがにここに入ると力の差がありそう。

  はむ!の馬券買い目は上表のとおり。キサラキクを頭にするならやはりどこまで絞れるかがポイント。人気サイドで決まれば配当的妙味はないだけに、伏兵が突っ込んでくると楽しいが、手広くならないよう馬券にうまく起こせるかが問題だ。

  今回の結果は終了後速やかに報告します。初めにも書いたように、次回から記事はコラム、結果、予想を分けることを考えているので、逐次時間があるときに更新していくつまりです。
  なお、次回ばんえい重賞は少し開いて12/21。ばんえいダービー(BG1)です。予想のブログは重賞の前日までには更新する予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿