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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年10月27日火曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第36回北見記念(2015/10/12)

  ばんえい重賞が続く中、筆者多忙なので今回は取り急ぎ回顧のみで御容赦ください。

ばんえい重賞レース回顧
第36回北見記念(BG2)-2015年10月25日-10R 200m直 晴 1.2%
  1着○(3)キタノタイショウ 2分36秒7
  2着▲(9)コウシュハウンカイ
  3着注(2)インフィニティー
単勝 7 920円 三連単 3-9-2 30,240円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい4大記念競走の第3弾・北見記念は、今回7番人気となっていたキタノタイショウが高重量戦の我慢比べを制して、今年3月のばんえい記念以来久々の重賞制覇となった。同馬の重賞タイトルは12勝目。2着はわずかの差でコウシュハウンカイ、そしてインフィニティーがまたしても3着に入った。
  現地は10月ながら小雪の舞う寒さ。馬場水分は1.2%と乾いていたが、脚抜きの良い感じで全体的に時計が出る馬場。レース序盤は各馬やや牽制気味であったが、1,2障害の中間あたりから先行馬のインフィニティーがいつものように前に出て、これにキタノタイショウ、ホクショウユウキ、フジダイビクトリーあたりが刻みながら交互に前に出る。中間ペースで第2障害に先行馬勢がたどりついた後、先に仕掛けたのはインフィニティ、ホクショウユウキと外からホリセンショウ。しかしいずれもひと腰で越えられない。オレノココロもこれに続くが、膝を折り崩れた。各馬苦戦する中で、インフィニティーが粘って障害をクリアし先行。そして後ろから様子を見ながらレースを進めていたコウシュハウンカイが、一旦膝を折りかけるもすぐに立て直して障害をふた腰でクリア、ほぼ同時にキタノタイショウが苦手の障害を越えた。最後の直線はこの3頭の激しいデッドヒート。まず残り30mでインフィニティーが立ち止まり、そこをキタノタイショウが一旦抜くがこちらも残り25mほどでストップ。この2頭は残り15mあたりでも立ち止まった。その間を外からコウシュハウンカイが抜いていき、そのままゴールかと思われたが、手前でスピードが緩み、そこを2頭が迫る。最後は3頭わずかの差となったが、キタノタイショウがわずかに逆転した。コウシュハウンカイが惜しい2着、インフィニティーも差の無い3着に入った。その後は、高重量ながらしっかり3頭を追っていたフジダイビクトリーが4着に、1番人気のオレノココロは立て直したものの、最後は6着に終わった。

次走へのひとことメモ
  キタノタイショウ(1着):待ちに待った最強馬の復活。最後のところで接戦をものにするあたり、ばんえい記念の勝利を彷彿とさせた。今回は他馬がもたついてくれていて障害にじっくり臨めたことや、揉まれない枠順に入れたのも良かったのでは。ハンデ差も恵まれた。これでこの馬のばんえい年度代表馬も確実か。次の目標は当然正月の帯広記念に向けて調整ということになるだろう。
  コウシュハウンカイ(2着):ほとんど勝ったと思ったが、最後どんでん返し。この馬のベストの走りはしていたので、最後の詰めのところは相手が一枚上だったということか。この馬にとっては珍しい膝折があったので、癖にならなければ良いが。この後はもちろん帯広記念が目標だが、ドリームエイジあたりをハンデがあってもチャレンジしてくるか。
  インフィニティー(3着):またもや3着、これで重賞は4戦連続3着だ。しかし着実に上位に入ってこられる安定性の方をたたえたい。ただ、さすがに最後は息が上がり加減で、勝ちきるためにはさらにスタミナもつけたいところだろう。この後は負担重量が増えるレースが多くなり、この馬にとっては本領発揮か。
  フジダイビクトリー(4着):前の3頭の勢いに押されて目立たなかったが、トップハンデを背負いながらしっかりと走っていて順位を確保した。この馬も通常のレースに出るとハンデがきついので、一息入れて様子を見ながら調整していくことになるだろう。
  ホクショウユウキ(5着):5着は果敢に先行して勝負に出た結果であり、決して悪くないレースだった。徐々に持ち味が出てきているように感じる。この後は、大きいところも狙いたいが、当面は11月のドリームエイジカップがこの馬にとって重量的に適鞍のように感じられ、勝ちに行くのではないか。

  その他では、1番人気で当欄でも推したオレノココロ(6着)が障害で繰り返しの膝折で崩れてしまい悔しい結果になった。馬体重が増えたのも立て直しに手間取った原因か。もちろんこのままで終わる馬ではない。またフジダイ以外の7歳馬勢は振るわず、ニュータカラコマ(7着)オイドン(10着)ともに、前半から置かれ気味で、障害も厳しかった。重量がきつかったか。ただ全く対応できていないというわけではなく、条件によって巻き返しは十分可能だ

はむ!の予想結果d(-_^)
  久々三連単が引っかかってくれた。本命にしていたオレノココロはコケたけれど、2番手に、もうそろそろということでキタノタイショウを持ってきていて、あとはコウシュハ、インフィニティーと印を入れていた馬が残ったので、助かった。しかも3万円ついてくれたのでこれまでの負けは取り返せたと思う。それからワイドも1本引っかかったので、当たり感が増した。やっぱりオーソドックスに自分らしく狙うのが一番かな。今後もこの調子でいきたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2015データ・馬券成績表)

  さて、ばんえい重賞は3週連続、2週目は11月1日ばんえい菊花賞(BG2)です。前日までにはまた重賞予想を書きます。引き続きよろしくお願いします。

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