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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2016年1月23日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2016】第26回ヒロインズカップ(1/24)

はむ!のばんえいコラム
  以前にも書いたことがあったかもしれませんが、最近の筆者(はむ!)のばんえい競馬の楽しみ方について改めて話してみたいと思います。(箇条書きです。)
  ・スカパーの地方競馬ナインとグリーンチャンネル(とその他プレミアムパックに入っているチャンネル)を契約している。(南関は高いし見る暇がないので入っていない。)
  ・土日、家にいる時は基本的にスカパーの地方競馬ナインのばんえい中継にチャンネルを合わせている。
  ・JRAのG1のある時などはグリチャか関テレの競馬中継にすることがある。(その他の地上波は最近ほとんど見ない。)
  ・スカパー中継はまるまるビデオに録っていて、月曜日のレースや土日外出などでして見れなかった時に見る。しかしすぐハードディスクが一杯になってしまうので必要な所だけBDに落として他は見ないで削除することも多い。
  ・地方競馬全体の競走成績はほぼ毎日NAR(keiba.go.jp)のページでチェックしている。
  ・ばんえいの成績などはexcelに切り貼りで落として自分だけ用に賞金ランクやクラス分け、最近の成績などを整理している。(開催替わりの時は結構大変な作業)しかし活用はしていない。
  ・重賞のある週は当サイトで予想と結果を書く。(だんだん凝ってしまい、一つの記事に何時間かかかる。本当はもっと広げたいが時間がない。)
  ・馬券はネット(楽天かオッズパーク)で買う。しかし、最近当たらないし金もないので、重賞以外はあまり買っていない。
  ・本当は、場外馬券売り場などで馬券を買いたいが、奈良には馬券売り場はない。ましてやばんえいの馬券は関西で買うのは難しい。(ようやく最近園田場外などで売り始めたが月曜日だけとか限定的)
  ・本場にも行きたいが北海道・帯広はとても遠いのでなかなか行けない。(当サイトでも紹介したとおり2度ほどは行っている。)
  以上のようなところです。それでもネットの発達で最近はどこでも(無料で)ばんえいのレースを見れるし、馬券も買えるようになって、本当に便利な世の中になったものです。
  今回は、筆者はこうやってばんえいを楽しんでますという話でした。それでは重賞予想にいきます。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第26回ヒロインズカップ(BG2)
(2016年1月24日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  キュートエンジェル 牝7 760 大口泰 岩本利 鹿毛 先
  フェアリードール 牝5 760 工藤篤 岩本利 栗毛 逃
キサラキク 牝5 780 鈴木恵 金田勇 芦毛 差
センゴクイチ 牝5 750 藤野俊 平田義 青毛 差
セイコークイン 牝6 780 松田道 岡田定 鹿毛 差
  アアモンドセブン 牝5 760 島津新 小林長 青毛 逃
ナナノチカラ 牝6 780 安部憲 小北栄 栗毛 追
アアモンドマツカゼ 牝8 770 阿部武 金田勇 鹿毛 先
  コウシュハクィーン 牝6 770 大河和 金山明 栗毛 先
  10 マゴコロ 牝7 760 藤本匠 谷あゆ 青鹿毛 差
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 3→5,7,8,4→5,7,8,4,9,10 合計20通り
  三連単 3,7→3,5,7→3,5,7,8,4 合計12通り
  三連複 3=5,7=5,7,8,4 合計5通り
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 4=3,5,7,2 2=3,5,7 合計7点
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  ばんえいの牝馬重賞は4つのみであることはオークスの時に紹介したが、その4つのうち3つは年代限定戦で、全世代横断のレースはこのヒロインズカップのみだ。つまりこのレースは名実ともに女王決定戦といえる。
  牝馬戦にしては高重量だが、この時期は真冬で馬場が軽いことが多く、2分前後のそこそこ速いタイムでの決着が多い。過去にはフクイズミ、トカチプリティー、エンジュオウカンなど2,3度優勝する馬も多く、馬場や重量適性が重要ポイントといえるが、ここ3年ほどは勝ち馬が変わっており、勢いのある馬が絡むことも多い。
  今回はどの馬が勝っても初優勝というフレッシュなメンバー。現在牝馬ランキングの1位は先日天馬賞でG1を勝った明け5歳のキサラキク。2位は重賞4勝の実績があり最近復活してきたナナノチカラ。3位はセイコークイン、4位はコウシュハクィーンと6歳馬が並び、5位は8歳馬のアアモンドマツカゼ。ランキング上位勢の争いか、それとも下位から飛び込んでくる馬はいるか。また、勢いのある若馬か百戦錬磨の古馬か。興味は尽きない。

各馬寸評:
  1 キュートエンジェル:明け7歳。A2からB1クラスに位置し特別戦でも常連で、力のある古馬相手に勝ち負けするなど存在感がある。一方、重賞は過去に2回走ったのみで目立った成績は上げていない。先行してこそ力を出せるタイプだが近走は思いどおりに前に行けず凡走が続いている。重量や馬場状態に対する巧拙はほとんどない。サウスポーの大口騎手との初コンビにも注目。
  2 フェアリードール:中堅クラスで目立たない存在であったが、クインカップでキサラキクらを押さえて逃げ切り勝ち、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。その後はA1クラスに上がって強い相手にさすがに手こずっているが、牝馬同士なら力の差はないだろう。持ち前の先行力と障害力で前に行き他の馬に慌てさせるような展開に持ち込めばあっと言わせるシーンも。
  3 キサラキク:G1の天馬賞は牡馬勢相手に快勝、そしてここに照準を合わせてきた。昨年暮れに行われたトライアルレディースカップでは体重も減って万全ではない中でも今回のメンバーを相手に粘り勝ちしており、充実している今は当然最有力になるだろう。初めての重量、明け5歳の若さ、ハンデ差など不安要素はないではないが、大崩れはなさそうだ。
  4 センゴクイチ:シリウスの回避により、この馬に出走権が回ってきた。昨秋の銀河賞で同様に繰り上がり出走ながら3着に突っ込んでくるなど、重賞実績もあり、人気薄での一発がある馬だ。切れ味の鋭さにも定評がある一方で障害でも大崩れしない安定性もある。無視は禁物だ。高重量は未知数だがそれほどプラス材料とは言いがたい。どこまでチャンスを生かすか。
  5 セイコークイン:存在感はある馬だが不思議なことに重賞未勝利。あと一歩のところでライバルに苦杯をなめさせられてきた。今シーズンはオープン馬相手に奮闘し力をつけてきており悲願の優勝を目指す。スピードタイプでやはり重量は軽い方が良いが、相手なりに走れる馬なので問題はないだろう。あとは最後までの粘りと、勝負根性を出せるか。
  6 アアモンドセブン:明け5歳ながら完成度の高い逃げ馬。重賞も勝ちこそないものの2着2回を始め好成績を挙げている。前半からとにかくハナに行ってこそ勝負になるタイプ。他馬に絡まれたりして遅れを取ると得意なはずの障害まで崩れることがある。特に時計のかかるような力のいる馬場は苦手だ。自分のペースに持ち込むためにも軽馬場が望み。
  7 ナナノチカラ:この馬の勝ちぶりを見たことがある人ならその強さを認めるところであろう。切れ味というより加速していくような走りを見せる。どの位置で障害を降りられるかが勝負の分かれ目だ。休養後復帰してからは、スピードレースや特別戦で勝ち星を挙げているが、まだ本調子でない感はある。ただ狙ったレースには強さを見せる。小柄だが高重量は苦にしないようだ。
  8 アアモンドマツカゼ:ヒロインズカップは3回目の出走。明けて8歳になり円熟味を増してきた。重賞は勝っていないが常に上位で戦っており、実力、実績ともに全く引けを取らない。切れ味も健在で、接戦にもつれ込めば好勝負となるだろう。3年前にこのレースで勝ちながら現役で他界したブラックパールと同世代の馬、意地を見せたいところ。
  9 コウシュハクィーン:6歳勢の一角。重賞タイトルは3歳時にばんえい大賞典を勝っている。最近は苦戦が続き勝ち星から1年以上遠ざかっている。ただ一発のある馬で人気薄の時に上位に食い込むことがしばしばある。基本は先行タイプだが、うまく前に行けないとジリ脚になることもある。転厩のゴタゴタの影響も成績が上がっていない一因か。
  10 マゴコロ:明け7歳世代は抜けた存在がいなくて特に牝馬戦はレースのたびに優勝馬が変わるほど混戦であった。その中でもこの馬は常に上位争いをしている。一方善戦止まりで勝ちきれないのも事実で、特別戦も過去に1勝のみだ。パドックではいつも騎手を背中に乗せないほどの神経質さが災いしている感はある。差し脚勝負の馬だが障害が苦手というわけではない。

はむ!の予想まとめ:
  この週は月から火曜日にまとまった雪が降ったもののその後は乾燥している。1日目のレースを見ると各レースかなり時計がかかっており力のいるレースになりそうだ。当初にわか雪の予報もあったが、ほとんど影響はないと見られる。ただ前に行きたい馬も多く、前半は展開は早くなるかもしれない。そうなると障害での駆け引きも一層重要だ。
  最も注目されるのは、やはり牝馬ランキングのナンバー1でG1天馬賞に勝ったキサラキクだろう。将来的な名牝の仲間入りをするためにも、牝馬チャンピオンを決めるこのレースは取っておきたいタイトルだ。トップハンデにはなるが、やはり力は上位と見る。自在に走れるので展開にも大きく左右されることはないだろう。当欄では本命に。
  対抗には、セイコークインを持ってきた。善戦止まりの感があるがスピードは抜群で前走の睦月特別で古馬オープン相手に勝利した勝ち方が印象に残る。軽馬場ならなお一層チャンスは広がる。ただキサラキクを逆転する候補となると、一発のあるナナノチカラの方だろう。キサラキクとは1度対戦して(昨年のポプラ賞)大勝している。全く走れない時もありアテにはしづらいが、体調が戻っていれば脅威だ。単穴扱いとする。8歳馬アアモンドマツカゼも元気だ。豊富な経験を生かしこの馬らしい走りを見せれば。
  3着あたりに飛び込んでくる可能性はどの馬も持っている。その中では繰り上がり出走の幸運をつかんだセンゴクイチに一発の魅力を感じる。また、コウシュハクィーンの存在は忘れてはならない。元々は重賞戦線で勝ち負けしていた馬。調子は上がっていないが牝馬同士の条件なら足りなくはない。あとは重賞実績があり先行力のあるフェアリードール、展開がはまった時のマゴコロあたりが気になるが、このあたりを含めどこまで絞り込めるか。

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  当欄で追い続けているキサラキク。前回重賞の天馬賞では対抗としたらあっさり勝ってしまった。それでも馬券が取れたから良かったけど。今回はしっかり本命に置きたい(そうすると外れるかも?)。ワイドの方は全く別の観点でフェアリードールとセンゴクイチから狙ってみる。いずれにしても牝馬チャンピオン決定戦を楽しみたい。

  今回の結果回顧はレース数日以内にアップします。

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