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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年7月1日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第11回柏林賞(7/2)

  ばんえい今週の重賞は4歳3冠路線の第1弾・柏林賞。これまでも重賞で勝ってきた実績馬か、それとも新興勢力の台頭か。早速予想してみます。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第11回柏林賞(BG3)
(2017年7月2日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ツルイテンリュウ 牡4 700 大河和 山田勇 鹿毛 先
ホクショウディープ 牡4 710 鈴木恵 松井浩 青毛 先
タフガイ 牡4 690 長澤幸 服部義 鹿毛 差
  ホクトノホシ 牝4 670 村上章 村上慎 鹿毛 先
  アラワシキング 牡4 690 船山蔵 西邑春 鹿毛 追
マルミゴウカイ 牡4 720 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
プレザントウェー 牡4 690 渡来心 久田守 鹿毛 逃
  アアモンドヒューマ せん4 690 西将太 中島敏 鹿毛 追
フウジンライデン 牡4 700 島津新 岩本利 栗毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  柏林賞はかなり荒れる傾向の強いレースで、一昨年から6年間1番人気が敗れ万馬券続出。昨年こそ圧倒的に強いセンゴクエースが1番人気で勝利したが、この時は3着に10番人気のイノリノチカラが入り3連単で万馬券。1番人気は過去10年で(3,1,0,6)と着外6回というのが目立つ。優勝も3度あるがセンゴクエースのように一本かぶりであったり、かなり特殊な条件下のもの。疑ってみる余地はあるだろう。トップハンデの馬も同様に苦戦している。一方、2番人気が(1,5,2,2)とまずまず。下位人気でも2008年は10番人気のホッカイヒカルが勝利するなど時々一発ある。時期的に馬場状態、負担重量いずれも微妙であるというところが荒れる原因か。騎手では藤本匠、藤野俊一の両ベテラン騎手がこのレースの優勝がないというのも不思議。
  今回は、ダービー馬で近走も好調のマルミゴウカイ、ライバルで常に上位で戦っているホクショウディープが2強の存在。2強対決となるか、これに割って入る馬はいるか、その馬はどれなのか、あるいは新興勢力の台頭があるのかが注目。
各馬寸評:
 1 ツルイテンリュウ:ばんえい菊花賞馬。自分のペースに持ち込めば粘りと強みを遺憾なく発揮して強みを見せるが、一旦歯車が狂うと全く走らない。前走時大きく馬体重を減らしており体調の変動も心配材料。
 2 ホクショウディープ:マルミゴウカイの最大のライバル。タイトルは2歳時のYCのみでここらでもう一発ほしい。スピードと力は十分。障害のカカリや最後の詰めなど、この馬自身の課題をどこまで克服するか。
 3 タフガイ:重賞初出走。2,3歳時は非力なこともあり下位クラスで低迷していたが、最近はめきめき力を付けてきた上がり馬。今シーズンも世代別の特別戦すずらん賞で最内から抜け出し勝利。自在に動けそう。
 4 ホクトノホシ:昨年のオークスの9番人気での勝利は鮮烈だった。その後クラスが上がりすぎたこともあり大敗続きのあと長期休養。久々でどこまで体が戻っているか。ぶっつけは厳しいが決して力のない馬ではない。
 5 アラワシキング:デビュー以来ほぼ休むことなく走り続けている。前半から後方待機でじわじわ前に追いついていく典型的な差し馬タイプ。障害自体は決して悪くないが、ある程度前が止まってくれる展開が必要。
 6 マルミゴウカイ:昨年のダービー馬。3歳になってから台頭し世代トップへ、さらにレースごとに力を付けている印象。レースをじっくり選びながら調整。障害力があり最後までしっかり走れるのが強み。
 7 プレザントウェー:重賞はダービー5着など。先行力・障害力共に持ち合わせており、自分のペースで行ければなかなかしぶとい。ただ大レースでは善戦止まりの印象。思い切ったレース展開が望まれる。
 8 アアモンドヒューマ:極端な後方待機から最後の末脚で勝負するのがこの馬の特色。ただ好不調の波が大きく連勝と連敗を繰り返す。今シーズンは転厩して心機一転。結果は出ていないが大化けの予感はある。
 9 フウジンライデン:イレネー記念勝ちなど2歳時は勝負強さを見せていたが、その後長期休養に入り3歳はほぼ棒に振った。徐々にではあるが回復してきて勝負可能な状況にはなってきた。接戦になれば台頭も。

まとめ:
  基本的には2強の様相だが、このレースは荒れる傾向ということを頭に入れておきたい。しかしやみくもに伏兵を狙っていくのではなく、軸を決めた上で好調馬をしっかり見極めていきたい。そういう意味で2強のうちやはり安定して力を出せるマルミゴウカイを本命としたい。トップハンデながら障害が上手く、どんな展開でも対応できそうで崩れは少ないだろう。4000勝目前の藤本騎手の手綱捌きにも注目だ。そうすると馬券的な妙味を狙う時、2強のもう一方ホクショウディープをどう見るかがポイント。スピードは抜群で古馬一線級とも対等以上に戦えており、マルミゴウカイを負かせることのできる馬ならやはりこの馬だろう。ハンデ差は10kg、まさにガチンコ勝負。しかしあえて不安要素を探したとき、障害で若干カカリの悪いところを見せることがあるホクショウディープの方がややリスクがある。そこでこの馬を単穴評価に落とし、変わって対抗に重賞出走経験が豊富で自分でペースを作れそうなプレザントウェーを持ってきた。ハナに立って障害を一抜け出来ればチャンスも。若手の渡来騎手もここらで初重賞を狙いたい。そしてホクショウディープは単穴。あとは波乱を呼ぶ可能性のある馬をピックアップ。重賞勝ち馬フウジンライデンがそろそろ調子を戻してきていないか。切れ味のある馬だけに一発も。あとは昇り馬タフガイあたりがどこまでやれるか。実績馬ツルイテンリュウも一発があり怖い存在だが、近走の成績からみると狙いづらい。
はむ!の馬券狙いどころ:
  2強の様相で本来なら堅いところだが、このレースが「荒れる傾向」であるところを意識するかどうか。やはりスケベ根性が出てしまい高配当の含みも狙いたいところ。しかし勇気はないので大きくは出られない。マルミゴウカイは過去のこのレースの傾向からすると不安もあるが、やはり信頼したい。今回は少し三連単を薄めにして、枠複と当欄では珍しい馬単を絡めていきたい。それにしても、本当に最後まで資金が続くのだろうか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   フォーメーション 6→7,2→7,2,9,3,8,5,1 合計12通り 各100円
      〃     6→7,2→7,2,9,3 合計6通り 各100円
      〃     2→6=7,9,3,8 合計8通り 各100円
  枠複 6=7,2,8 各500円
  馬単 6→2,8,9,3,5 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 9=7,6,2,5 5=7,6,2 合計7点 100円
  合計5,800円で勝負! (残高96,440円-5,800円=90,640円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。

はむ!のばんえいコラム
最近のばんえいの売上増の要因
  この欄であまり個人的な話題ばかりしていても何なのでたまにはばんえいそのものの話を。ばんえい競馬の売上は帯広単独開催後も減り続け、2012年ごろには1日の売上が5000万円を割る日があったりして厳しい状況が続いていました。しかし、ここ5年に売上がV字回復、年間で1割ずつ増加。昨年は1日売上が1億を超える日が半数を占めるほどになりました。そして今年度は3か月ほど過ぎたばかりですが、急激な売上増加で昨年比3割増のペース。ほとんどの日で1億円越えとなっています。この売上増の要因はもちろんばんえいの知名度アップということもありますが、最も貢献しているのがネット投票の普及です。始めのころはオッズパーク、最近では楽天競馬が特にキャンペーンに力を入れて売上を伸ばしてきました。そして今年度SPAT4という南関東競馬中心のネット投票によりほぼ毎日ばんえい馬券が買えるようになり、これが売上を押し上げているのです。
  これらの要素について次回以降もう少し掘り下げてみたいと思います。

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